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;略歴
 
;略歴
:真名は、英雄叙事詩『イーリアス』で「駿足のアキレウス」と呼ばれる大英雄アキレウス。ギリシャ神話において[[バーサーカー|ヘラクレス]]に次ぐ大英雄であり、英雄ペレウスと女神テティスを両親に持つ、世界的規模の知名度を誇るトロイア戦争最強の戦士である。
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:真名は、英雄叙事詩『イーリアス』で「駿足のアキレウス」と呼ばれる大英雄アキレウス。ギリシャ神話において[[バーサーカー|ヘラクレス]]と比肩し得る大英雄であり、英雄ペレウスと女神テティスを両親に持つ、世界的規模の知名度を誇るトロイア戦争最強の戦士である。
 
:聖杯大戦には赤のサーヴァントとして現界した。彼のマスターは[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達によって召喚される前から傀儡と化しており、以後、マスターとの「仲介人」を名乗るシロウの思惑で行動することになってしまった。
 
:聖杯大戦には赤のサーヴァントとして現界した。彼のマスターは[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達によって召喚される前から傀儡と化しており、以後、マスターとの「仲介人」を名乗るシロウの思惑で行動することになってしまった。
 
:[[アーチャー (Apocrypha・赤)|アーチャー]]の援護に向かった際、迎撃に現れた[[セイバー (Apocrypha・黒) |黒のセイバー]]と[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|バーサーカー]]と戦闘を行う。そこで自分の身体に傷をつけられる謎の弓兵による狙撃を受け、彼を最大の好敵手と見定め、一時撤退する。
 
:[[アーチャー (Apocrypha・赤)|アーチャー]]の援護に向かった際、迎撃に現れた[[セイバー (Apocrypha・黒) |黒のセイバー]]と[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|バーサーカー]]と戦闘を行う。そこで自分の身体に傷をつけられる謎の弓兵による狙撃を受け、彼を最大の好敵手と見定め、一時撤退する。
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;能力
 
;能力
: 伝承通りヘラクレスに次ぐ実力者で、オリンポスの神々の加護によって、彼の身体は『神性』を持たない者の攻撃では疵の一つも付けられず、例えA+ランクの対軍宝具の直撃ですら、余裕で耐えることが出来ると推測されている。また高ランクの『勇猛』[[スキル (サーヴァント)|スキル]]を持ち、精神干渉は一切通じない。<br>「騎兵」クラスにも関わらず、その戦士としての技量は数多の英雄の中でも最高峰に位置し、白兵戦においては「英雄殺しの槍」を主武装に、神速・神域の槍捌きと体術をもって敵を圧倒する。それ以外に、腰に差した剣を槍と併用することもある。騎馬を召喚していない状態でも、黒のセイバーとバーサーカーを同時に相手取る程の実力を持つ。また、伝承の通りに圧倒的な敏捷性を誇り、ギリシャ屈指の俊敏さを誇る[[アーチャー (Apocrypha・赤)|赤のアーチャー]]をも上回る、全英霊最速の駿足を有する。その速度は瞬間移動にも等しいレベルであり、有史以来の全人類、その頂点に位置するとされている。その凄まじい駿足ゆえに、視界に入る全ての光景は彼の間合いであり、距離など関係なく一瞬で間合いを詰め攻撃を繰り出せるとされる。攻撃速度や体捌きも最速であり、その攻撃はケイローンをしてすら捕捉不可能で、師としての経験や未来予知レベルの心眼を合わせた推測によりようやく渡り合えているほど。<br>優秀な師に師事し、幾多の戦場を駆け抜けたギリシャ神話でも一、二を争う戦士たる彼は、戦力の重点を宝具に置く他のライダーと異なり、『[[クラス (ランサー)|槍兵]]』として召喚されてもなんらおかしくない技量を誇る。<br>事実上、一定以上の『神性』を持たない者はほぼ勝ち目がなく、もし黒の陣営に『神性』を有する[[アーチャー (Apocrypha・黒)|ケイローン]]がいなければ、その時点で赤の陣営の勝利が確定していたとされている。また『神性』により不死を無効化したとしても、アキレウス自身が超一級の戦闘力を有する英霊である事は何も変わらないため、無論のこと打倒は極めて困難である。<br>上記の不死性とその圧倒的な力量から、[[ランサー (Apocrypha・赤) |ランサー]]に匹敵する赤の陣営最強の大英雄と評されている。
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: 伝承通りヘラクレスと遜色ない実力者で、オリンポスの神々の加護によって、彼の身体は『神性』を持たない者の攻撃では疵の一つも付けられず、例えA+ランクの対軍宝具の直撃ですら、余裕で耐えることが出来る。また高ランクの『勇猛』[[スキル (サーヴァント)|スキル]]を持ち、精神干渉は一切通じない。<br>「騎兵」クラスにも関わらず、その戦士としての技量は数多の英雄の中でも最高峰に位置し、白兵戦においては「英雄殺しの槍」を主武装に、神速・神域の槍捌きと体術をもって敵を圧倒する。それ以外に、腰に差した剣を槍と併用することもある。騎馬を召喚していない状態でも、黒のセイバーとバーサーカーを同時に相手取る程の実力を持つ。また、伝承の通りに圧倒的な敏捷性を誇り、最速のサーヴァントとされるランサーやギリシャ屈指の俊敏さを誇る[[アーチャー (Apocrypha・赤)|赤のアーチャー]]をも上回る、全英霊最速の駿足を有する。その速度は瞬間移動にも等しいレベルであり、有史以来の全人類、その頂点に位置するとされている。その凄まじい駿足ゆえに、視界に入る全ての光景は彼の間合いであり、距離など関係なく一瞬で間合いを詰め攻撃を繰り出せるとされる。攻撃速度や体捌きも最速であり、その攻撃はケイローンをしてすら捕捉不可能で、師としての経験や未来予知レベルの心眼を合わせた推測によりようやく渡り合えているほど。<br>優秀な師に師事し、幾多の戦場を駆け抜けたギリシャ神話でも一、二を争う戦士たる彼は、戦力の重点を宝具に置く他のライダーと異なり、『[[クラス (ランサー)|槍兵]]』として召喚されてもなんらおかしくない技量を誇る。<br>事実上、一定以上の『神性』を持たない者はほぼ勝ち目がなく、もし黒の陣営に『神性』を有する[[アーチャー (Apocrypha・黒)|ケイローン]]がいなければ、その時点で赤の陣営の勝利が確定していたとされている。また『神性』により不死を無効化したとしても、アキレウス自身が超一級の戦闘力を有する英霊である事は何も変わらないため、無論のこと打倒は極めて困難である。<br>上記の不死性とその圧倒的な力量から、[[ランサー (Apocrypha・赤) |ランサー]]に匹敵する赤の陣営最強の大英雄と評されている。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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;疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)
 
;疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)
 
:ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:2~60<br>最大捕捉:50人<br>由来:アキレウスが戦場で駆ったと言われる三頭立ての戦車。
 
:ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:2~60<br>最大捕捉:50人<br>由来:アキレウスが戦場で駆ったと言われる三頭立ての戦車。
:海神ポセイドンから賜った不死の二頭の神馬「クサントス」と「バリオス」、エーエティオーンの都市を襲撃した際に奪った名馬「ペーダソス」からなる戦車。<br>ただ疾駆するだけで戦場を蹂躙し、芝刈り機の如き勢いで敵陣を粉砕し、天を翔ける。
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:海神ポセイドンから賜った不死の二頭の神馬「クサントス」と「バリオス」、エーエティオーンの都市を襲撃した際に奪った名馬「ペーダソス」からなる戦車。<br>ただ疾駆するだけで戦場を蹂躙し、削岩機の如き勢いで敵陣を粉砕し、天を翔ける。
 
:速度の向上に比例して相手に追加ダメージを与える。最高速度となると、大型ジャンボ機ですら瞬時に解体する。
 
:速度の向上に比例して相手に追加ダメージを与える。最高速度となると、大型ジャンボ機ですら瞬時に解体する。
 
;;クサントス
 
;;クサントス
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;勇者の不凋花(アンドレアス・アマラントス)
 
;勇者の不凋花(アンドレアス・アマラントス)
 
:ランク:B<br>種別:対人(自身)宝具<br>レンジ:0<br>最大捕捉:1人<br>由来:アキレウスの母である女神テティスが彼に与えた不死の肉体。
 
:ランク:B<br>種別:対人(自身)宝具<br>レンジ:0<br>最大捕捉:1人<br>由来:アキレウスの母である女神テティスが彼に与えた不死の肉体。
:踵を除く全身に不死の祝福がかかっており、如何なる攻撃を受けても無効化する。だが一定ランク以上の『神性』を持つ相手には、この効果が無効化されてしまう。どの程度の『神性』を持っていれば打ち消せるのかは不明だが、少なくともCランク以上あれば突破することが可能。<br>また伝承に伝わる通り、急所である「踵」には効果がなく、踵を攻撃を当てられると不死自体が消失し、敏捷が7割低下するとされている。さらに悪意や敵意を含む攻撃には有効だが、吸血行為のような、攻撃ではなく『友愛』を示す行動には作用しないという弱点も存在する。
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:踵を除く全身に不死の祝福がかかっており、如何なる攻撃を受けても無効化する。だが一定ランク以上の『神性』を持つ相手には、この効果が無効化されてしまう。どの程度の『神性』を持っていれば打ち消せるのかは不明だが、少なくともCランク以上あれば突破することが可能。<br>また伝承に伝わる通り、急所である「踵」には効果がなく、踵を破壊されると不死自体が消失する。さらに悪意や敵意を含む攻撃には有効だが、吸血行為のような、攻撃ではなく『友愛』を示す行動には作用しないという弱点も存在する。
    
;宙駆ける星の穂先(ディアトレコーン・アステール・ロンケーイ)
 
;宙駆ける星の穂先(ディアトレコーン・アステール・ロンケーイ)
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:ケイローンが作った青銅とトネリコの槍。だが、アキレウスはこの槍を用いてケイローンすらも知らない独自の能力を編み出した。その能力は「闘技場」。突き立てた槍を基点として空間そのものを切り取る形で、闇の壁に包まれた特殊な空間を作り出す、固有結界と似て非なる大魔術である。
 
:ケイローンが作った青銅とトネリコの槍。だが、アキレウスはこの槍を用いてケイローンすらも知らない独自の能力を編み出した。その能力は「闘技場」。突き立てた槍を基点として空間そのものを切り取る形で、闇の壁に包まれた特殊な空間を作り出す、固有結界と似て非なる大魔術である。
 
:この空間の効果は「一対一で敵と公平に戦うこと」、ただそれだけ。この空間内では神の加護は働かず、第三者は無論、幸運すらも介入させず、時間も静止している。また、この闘技場を塗り潰せるようなものでなければ武具や宝具の使用も制約される模様。空間内では通常と異なり負傷は治らず、蘇生系のスキルや宝具も効果を発揮せず、敗者は現実に戻っても死亡する。
 
:この空間の効果は「一対一で敵と公平に戦うこと」、ただそれだけ。この空間内では神の加護は働かず、第三者は無論、幸運すらも介入させず、時間も静止している。また、この闘技場を塗り潰せるようなものでなければ武具や宝具の使用も制約される模様。空間内では通常と異なり負傷は治らず、蘇生系のスキルや宝具も効果を発揮せず、敗者は現実に戻っても死亡する。
:この効果はアキレウス自身にも適用され、ここでは『勇者の不凋花』『女神の寵愛』は働かなくなる。あくまで相手と「公平」に戦うための領域であり、必ずしもアキレウスにとって有利になるとは限らない。
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:この効果はアキレウス自身にも適用され、ここでは『勇者の不凋花』の不死は働かなくなる。あくまで相手と「公平」に戦うための領域であり、必ずしもアキレウスにとって有利になるとは限らない。
 
:つまるところ、この闘技場の効果とは、ただ己の拳足のみで相手を打ち斃す「公平無私の一騎打ち」の強制である。
 
:つまるところ、この闘技場の効果とは、ただ己の拳足のみで相手を打ち斃す「公平無私の一騎打ち」の強制である。
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:極めて単純でそれゆえに堅牢な空間であり、アキレウスはこの空間が破られないことに絶対の自信を持っている。
 
:元々はトロイア戦争の宿敵・大英雄ヘクトールが、女神の加護を受けたアキレウスと戦うことを避けて逃げ回っていたため、彼と公平に決着をつけるために作り出したものである。ここでの決闘によって、ヘクトールを打ち破っている。
 
:元々はトロイア戦争の宿敵・大英雄ヘクトールが、女神の加護を受けたアキレウスと戦うことを避けて逃げ回っていたため、彼と公平に決着をつけるために作り出したものである。ここでの決闘によって、ヘクトールを打ち破っている。
 
:また、上記の特殊能力の他に、攻撃用の投擲武器としての使用も可能。
 
:また、上記の特殊能力の他に、攻撃用の投擲武器としての使用も可能。
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:アキレウスが生きた世界の全てを表した大盾。全面に渡って凄まじいまでの精緻な意匠が施されている。
 
:アキレウスが生きた世界の全てを表した大盾。全面に渡って凄まじいまでの精緻な意匠が施されている。
 
:真名開放することで盾に刻み込まれた極小の世界が展開され、一つの“世界そのもの”で攻撃を防ぐ防御宝具。
 
:真名開放することで盾に刻み込まれた極小の世界が展開され、一つの“世界そのもの”で攻撃を防ぐ防御宝具。
:双方の同意と契約の上でアキレウスから[[ライダー (Apocrypha・黒)|黒のライダー]]へと託され、彼の手によって[[ランサー (Apocrypha・赤)|赤のランサー]]が放った『日輪よ、死に随え』を防ぐために使用された。神すら滅ぼす赤のランサーの槍も、“世界”そのものは殺すことができず、バルムンクをの衝突で威力が減退していたとはいえ槍を完全に阻んで防ぎ切り、アストルフォとジークを守り抜いた。その後の決着の際には既に砕け、消えていた。
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:双方の同意と契約の上でアキレウスから[[ライダー (Apocrypha・黒)|黒のライダー]]へと託され、彼の手によって[[ランサー (Apocrypha・赤)|赤のランサー]]が放った『日輪よ、死に随え』を防ぐために使用された。神すら滅ぼす赤のランサーの槍も、“世界”そのものは殺すことができず、槍を完全に阻んで防ぎ切り、アストルフォとジークを守り抜いた。その後の決着の際には既に砕け、消えていた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==

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