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237 バイト追加 、 2015年8月28日 (金) 18:15
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*身長2mを超える彼だが、ウェイバーからは「歴史だとすっげぇチビだったってことになってるぞ!」とつっこまれる。<br>書店でウェイバーが読んだ伝記に、ダレイオス三世の玉座に座ろうとした際、足が届かず踏み台代わりにテーブルを使ったという逸話が記されていたことが根拠だが、それに対し彼は「あの偉丈夫と比べられたんでは是非もない」と、まるで3mはあろうかという巨人を見上げるような仕草をした。
 
*身長2mを超える彼だが、ウェイバーからは「歴史だとすっげぇチビだったってことになってるぞ!」とつっこまれる。<br>書店でウェイバーが読んだ伝記に、ダレイオス三世の玉座に座ろうとした際、足が届かず踏み台代わりにテーブルを使ったという逸話が記されていたことが根拠だが、それに対し彼は「あの偉丈夫と比べられたんでは是非もない」と、まるで3mはあろうかという巨人を見上げるような仕草をした。
 
**このダレイオス三世というのは、史実によると、アケメネス朝ペルシャ帝国最後の王。イッソスの戦いなど、兵の数では常にマケドニア軍を圧倒していたはずが敗北を重ね、最期は従兄弟の裏切りにより無念の死を遂げる。<br>なお、この従兄弟の不忠にイスカンダルは激怒し、捕縛すると直ちに八つ裂きの刑に処した。その後、ダレイオス三世を勇者として葬ったという。
 
**このダレイオス三世というのは、史実によると、アケメネス朝ペルシャ帝国最後の王。イッソスの戦いなど、兵の数では常にマケドニア軍を圧倒していたはずが敗北を重ね、最期は従兄弟の裏切りにより無念の死を遂げる。<br>なお、この従兄弟の不忠にイスカンダルは激怒し、捕縛すると直ちに八つ裂きの刑に処した。その後、ダレイオス三世を勇者として葬ったという。
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**後にFate/Grand Orderにてダレイオス三世がバーサーカーとして登場したが、PVや事前映像で確認されるそのサイズは………確かにあんなモンと比べられれば誰だって小柄だろう。
 
*イッソスの戦いでペルシャ軍を打ち破り敗走させた際、戦場に取り残された敵軍の物資や財宝と共にダレイオス三世の王妃と母后、二人の王女を捕虜としたが行軍の間も彼女たちには一切手を触れず、他の臣下にも姿を見ることすら許さずにダレイオスのもとへ送り返したという(王妃は帰りつく前に病死したとされる)。<br>このエピソードは後のヨーロッパ世界で広く人気を博し、貴婦人に対する騎士の模範として件の場面を描いた絵が数多くの城や館に飾られることとなった。いわば「人妻に手を出さない男」という評判が騎士道の界隈で一人歩きしている状態。
 
*イッソスの戦いでペルシャ軍を打ち破り敗走させた際、戦場に取り残された敵軍の物資や財宝と共にダレイオス三世の王妃と母后、二人の王女を捕虜としたが行軍の間も彼女たちには一切手を触れず、他の臣下にも姿を見ることすら許さずにダレイオスのもとへ送り返したという(王妃は帰りつく前に病死したとされる)。<br>このエピソードは後のヨーロッパ世界で広く人気を博し、貴婦人に対する騎士の模範として件の場面を描いた絵が数多くの城や館に飾られることとなった。いわば「人妻に手を出さない男」という評判が騎士道の界隈で一人歩きしている状態。
 
*「聖杯問答」では'''樽ごと'''ワインを持参し、アーチャーとの最終決戦でも「王の酒」を飲み干してから戦おうとするなど、無類の酒好きに描かれている。<br>実際、酒に酔ってペルシアの宮殿ペルセポリスを焼き払う(考古学調査によれば宮殿への放火は入念な準備の上で計画的に行われており、酒の勢いでやった説は後世の脚色と目されている)、宴席で口論をこじらせた古くからの朋友を衝動的に殺害してしまうなど結構酒に祟られるエピソードがある。<br>『Zero/material』でも「聖杯問答」でのセイバーを「酔っぱらいに説教された」と表現している。
 
*「聖杯問答」では'''樽ごと'''ワインを持参し、アーチャーとの最終決戦でも「王の酒」を飲み干してから戦おうとするなど、無類の酒好きに描かれている。<br>実際、酒に酔ってペルシアの宮殿ペルセポリスを焼き払う(考古学調査によれば宮殿への放火は入念な準備の上で計画的に行われており、酒の勢いでやった説は後世の脚色と目されている)、宴席で口論をこじらせた古くからの朋友を衝動的に殺害してしまうなど結構酒に祟られるエピソードがある。<br>『Zero/material』でも「聖杯問答」でのセイバーを「酔っぱらいに説教された」と表現している。
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