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| 発売日 = 2015年7月30日(Android)<br>2015年8月12日(iOS)
 
| 発売日 = 2015年7月30日(Android)<br>2015年8月12日(iOS)
 
| 機種 = Android 4.1以降かつメモリ(RAM)2GB以上<br>iOS 10以降
 
| 機種 = Android 4.1以降かつメモリ(RAM)2GB以上<br>iOS 10以降
| 開発元 = DELiGHTWORKS
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| 開発元 = LASENGLE(2022年以前はDELiGHTWORKS)
 
| 発売元 = TYPE-MOON、アニプレックス
 
| 発売元 = TYPE-MOON、アニプレックス
 
| 定価 = 基本プレイ無料(ゲーム内課金あり)
 
| 定価 = 基本プレイ無料(ゲーム内課金あり)
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; [[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]
 
; [[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]
 
: 技術開発部部長。カルデアによる英霊召喚成功例第三号。カルデアに常駐するサーヴァントの1騎。
 
: 技術開発部部長。カルデアによる英霊召喚成功例第三号。カルデアに常駐するサーヴァントの1騎。
:クラスはキャスター。自称「ダ・ヴィンチちゃん」。
+
: クラスはキャスター。自称「ダ・ヴィンチちゃん」。
 
: 史実ではもちろん男性なのだが、彼の場合は[[フランシス・ドレイク|ドレイク]]や[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]といった面々とは異なり、ちゃんとした”女性の姿である理由”が用意されている。
 
: 史実ではもちろん男性なのだが、彼の場合は[[フランシス・ドレイク|ドレイク]]や[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]といった面々とは異なり、ちゃんとした”女性の姿である理由”が用意されている。
 +
; [[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]]
 +
: フィニス・カルデア襲撃後に目覚めた、レオナルド・ダ・ヴィンチのスペアボディ。
 +
: [[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]]のナビを担当し、生体ユニットとして<ruby><rb>中央電算機</rb><rt>メインフレーム</rt></ruby>となりシステム管理を行う。
 +
: ノウム・カルデアでは技術顧問を担当。
 
; [[ジングル・アベル・ムニエル]]
 
; [[ジングル・アベル・ムニエル]]
:コフィン担当官のスタッフ。[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]では運転とモニタリングを担当している。
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:コフィン担当官のスタッフ。シャドウ・ボーダーでは運転とモニタリングを担当している。
 
; [[シャーロック・ホームズ]]
 
; [[シャーロック・ホームズ]]
 
: カルデアに常駐するサーヴァントの1騎。
 
: カルデアに常駐するサーヴァントの1騎。
 
: 神聖円卓領域のアトラス院にて主人公をサポートし、亜種特異点の新宿でカルデアと合流した。
 
: 神聖円卓領域のアトラス院にて主人公をサポートし、亜種特異点の新宿でカルデアと合流した。
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: ノウム・カルデアでは経営顧問を担当。
 
; [[ゴルドルフ・ムジーク]]
 
; [[ゴルドルフ・ムジーク]]
 
: オルガマリーの後任としてカルデアに赴任してきた新所長。
 
: オルガマリーの後任としてカルデアに赴任してきた新所長。
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;[[蘆屋道満]]
 
;[[蘆屋道満]]
 
:キャスター・リンボと名乗るサーヴァント。
 
:キャスター・リンボと名乗るサーヴァント。
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:後にアルターエゴ・リンボと名乗りを改め、異星の神に使役されていることを明かした。
 
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]
 
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]
 
:異星の神に使役されているサーヴァント。
 
:異星の神に使役されているサーヴァント。
 
;[[グレゴリー・ラスプーチン]]
 
;[[グレゴリー・ラスプーチン]]
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:異星の神に使役されているサーヴァント。
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;[[千子村正|千子村正〔アルターエゴ〕]]
 +
:異星の神に使役されているサーヴァント。
 +
;[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕]]
 +
異星の神に使役されているサーヴァント。
 +
;伯爵
 
:異星の神に使役されているサーヴァント。
 
:異星の神に使役されているサーヴァント。
 
; [[ヴィクター・フランケンシュタイン]]
 
; [[ヴィクター・フランケンシュタイン]]
 
: [[フランケンシュタイン]]の製作者。彼女の幕間の物語に「もしも生きていたら」という仮定上の存在として、彼女の後継機とともに登場。
 
: [[フランケンシュタイン]]の製作者。彼女の幕間の物語に「もしも生きていたら」という仮定上の存在として、彼女の後継機とともに登場。
;[[マクシミリアン・ロベスピエール‎‎]]
+
;[[マクシミリアン・ロベスピエール]]
 
:フランス革命の扇動者。[[聖杯]]に召喚された亡霊として登場。
 
:フランス革命の扇動者。[[聖杯]]に召喚された亡霊として登場。
 
;[[織田信勝]]
 
;[[織田信勝]]
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;[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|人理継続保障機関・カルデア]]
 
;[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|人理継続保障機関・カルデア]]
 
:魔術師の貴族であるアニムスフィア家が管理する機関。正式名称は人理継続保障機関フィニス・カルデア。
 
:魔術師の貴族であるアニムスフィア家が管理する機関。正式名称は人理継続保障機関フィニス・カルデア。
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;[[ノウム・カルデア]]
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:第2部3章で[[彷徨海]]のエントランスに作られた、新たなカルデアの本拠。
    
;[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]]
 
;[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]]
 
:第2部「Cosmos in the Lostbelt」での拠点となる大型特殊車両。ゼロセイルを可能とする船。
 
:第2部「Cosmos in the Lostbelt」での拠点となる大型特殊車両。ゼロセイルを可能とする船。
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;[[次元境界穿孔艦ストーム・ボーダー]]
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:『ツングースカ・サンクチュアリ』以降ノウム・カルデアの拠点となる巨大船舶。
    
;マスター候補
 
;マスター候補
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;[[シャドウサーヴァント]]
 
;[[シャドウサーヴァント]]
 
:[[サーヴァント]]の残留霊基。見た目は名前の通り、黒いシルエット。
 
:[[サーヴァント]]の残留霊基。見た目は名前の通り、黒いシルエット。
:ゲーム的には宝具の代わりにエクストラアタックを使用する。(稀に宝具を使う個体もいる)
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:ゲーム的にはチャージ攻撃時に宝具の代わりにエクストラアタックを使用する。(稀に宝具を使う個体もいる)
    
;[[特異点]]
 
;[[特異点]]
:本来の歴史から外れ捻じ曲がったポイント。歴史が曲げられている原因を排除しない場合、人理崩壊の原因となる。
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:本来の歴史から外れ捻じ曲がったポイント。歴史が曲げられている原因(主に聖杯)を排除しない場合、人理崩壊の原因となる。
 
:その多くは魔術王ソロモンが人理定礎を掻き乱すことで誕生したものだが、そうでないものもある。
 
:その多くは魔術王ソロモンが人理定礎を掻き乱すことで誕生したものだが、そうでないものもある。
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;[[異聞帯]]
 
;[[異聞帯]]
 
:ロストベルト。「帯」の名の通り、特異点が「今まさに捻じ曲がろうとしているターニングポイント」であるのに対し、異聞帯は「捻じ曲がったまま紡がれてしまった歴史」であり、ある程度の長さを持つ。
 
:ロストベルト。「帯」の名の通り、特異点が「今まさに捻じ曲がろうとしているターニングポイント」であるのに対し、異聞帯は「捻じ曲がったまま紡がれてしまった歴史」であり、ある程度の長さを持つ。
:基本的に基準となる世界とあまりにかけ離れてしまって「行き止まり」になった世界は剪定され消滅しているが、クリプターの手によって掘り起こされこの世界に上書きされる。
+
:基本的に基準となる世界とあまりにかけ離れてしまって「行き止まり」になった世界は剪定され消滅しているが、空想樹によって掘り起こされこの世界に上書きされる。
    
;[[セイントグラフ]]
 
;[[セイントグラフ]]
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:上記の「霊基再臨」を全て済ませ上限レベルに達したサーヴァントに聖杯を使い、レベルの限界をさらに突破する事。
 
:上記の「霊基再臨」を全て済ませ上限レベルに達したサーヴァントに聖杯を使い、レベルの限界をさらに突破する事。
 
:これによりどのサーヴァントもレベル100まで到達することができるが、聖杯を使わない状態での限界レベルはサーヴァントのレアリティによって違うため、レベル100に至るまでに必要な聖杯の個数も異なる。
 
:これによりどのサーヴァントもレベル100まで到達することができるが、聖杯を使わない状態での限界レベルはサーヴァントのレアリティによって違うため、レベル100に至るまでに必要な聖杯の個数も異なる。
 +
:FGO6周年からは聖杯転臨の上限がレベル120までとなったが、100以降に転臨する際は追加で対象サーヴァントのサーヴァントコインも30枚必要となる。
 
:霊基再臨と異なり純粋にレベルとそれに伴いステータスが上がるだけで、これによって新たなスキルを習得したりすることは無い。
 
:霊基再臨と異なり純粋にレベルとそれに伴いステータスが上がるだけで、これによって新たなスキルを習得したりすることは無い。
 
:上限レベル60の状態では聖杯1個につき+10、上限レベル65~85の状態では聖杯1個につき+5の上限突破ができるため、☆4以下の実用的なサーヴァントの能力底上げとして有用だが、上限レベル90以上の状態では聖杯1個につき+2しかされない。また、上位レアリティと同じレベルに達しても、本来のレアリティにより生じるステータス差を埋め合わせるには至らず、ある程度の差は残る。
 
:上限レベル60の状態では聖杯1個につき+10、上限レベル65~85の状態では聖杯1個につき+5の上限突破ができるため、☆4以下の実用的なサーヴァントの能力底上げとして有用だが、上限レベル90以上の状態では聖杯1個につき+2しかされない。また、上位レアリティと同じレベルに達しても、本来のレアリティにより生じるステータス差を埋め合わせるには至らず、ある程度の差は残る。
 
:そして何より聖杯は各種ストーリーや期間限定イベントで一度きりの「クリア報酬」としてしか手に入る事がなく最も数が限られているため、おいそれとできることではない。また、上記の通りレベル90以降の強化は効率が良くないため、レベル100を達成したサーヴァントを見かけた場合、それはそのプレイヤー最大の「お気に入り」であることを示すと言える。
 
:そして何より聖杯は各種ストーリーや期間限定イベントで一度きりの「クリア報酬」としてしか手に入る事がなく最も数が限られているため、おいそれとできることではない。また、上記の通りレベル90以降の強化は効率が良くないため、レベル100を達成したサーヴァントを見かけた場合、それはそのプレイヤー最大の「お気に入り」であることを示すと言える。
 
:セイントグラフのカードの枠の色はレアリティによって決まっている(☆1~2:茶色、☆3:銀色、☆4~5:金色)が、聖杯転臨によって「上限レベルが70~75」の状態になると☆2以下のサーヴァントでも枠が銀色になる。さらに聖杯を使って「上限レベルが80~85」の状態になると金色になる。本来のレアリティの枠色は、セイントグラフ上に追加される聖杯アイコンに反映される。
 
:セイントグラフのカードの枠の色はレアリティによって決まっている(☆1~2:茶色、☆3:銀色、☆4~5:金色)が、聖杯転臨によって「上限レベルが70~75」の状態になると☆2以下のサーヴァントでも枠が銀色になる。さらに聖杯を使って「上限レベルが80~85」の状態になると金色になる。本来のレアリティの枠色は、セイントグラフ上に追加される聖杯アイコンに反映される。
 +
:またレベルが100の状態で転臨すると、セイントグラフの聖杯の周囲に黄色いマークが表示され、クラスアイコンと聖杯の周囲が水色になる。
    
;霊衣開放
 
;霊衣開放
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:開放権の獲得はマナプリズム交換で販売されているサーヴァントもいれば、期間限定イベント内の特定クエストクリアなどの報酬で手に入るものもある。開放権の獲得だけならサーヴァント未召喚状態でも可能で、先に開放権だけ獲得しておく事もできる。
 
:開放権の獲得はマナプリズム交換で販売されているサーヴァントもいれば、期間限定イベント内の特定クエストクリアなどの報酬で手に入るものもある。開放権の獲得だけならサーヴァント未召喚状態でも可能で、先に開放権だけ獲得しておく事もできる。
 
:そして開放権を獲得した上で、「サーヴァント強化」の項目からサーヴァント自身の育成段階と素材・QPを揃えた上で開放を実行すると、サーヴァントステータス画面で切り替えができるようになる。
 
:そして開放権を獲得した上で、「サーヴァント強化」の項目からサーヴァント自身の育成段階と素材・QPを揃えた上で開放を実行すると、サーヴァントステータス画面で切り替えができるようになる。
:2021年9月時点で霊衣開放が実装されているサーヴァントは48騎<ref group = "注">[[ネロ・クラウディウス]]、[[アーサー・ペンドラゴン]]、[[ロビンフッド]]、[[パールヴァティー]]、[[アストルフォ]]、[[女王メイヴ]]、[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]、[[ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕]]、[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]、[[BB (水着)]]、[[マシュ・キリエライト]]、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)]]、[[ジェームズ・モリアーティ]]、[[李書文〔アサシン〕]]、[[カルナ]]、[[長尾景虎]]、[[マーリン (Grand Order)]]、[[ジークフリート]]、[[風魔小太郎]]、[[両儀式〔セイバー〕]]、[[謎のアルターエゴ・Λ]]、[[宮本武蔵〔バーサーカー〕]]、[[スペース・イシュタル]]、[[謎のヒロインX]]、[[ペンテシレイア]]、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]、[[モードレッド]]、[[アルトリア・ペンドラゴン]]、[[アルジュナ]]、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]]、[[岡田以蔵]]、[[ポール・バニヤン]]、[[シグルド]]、[[蘭陵王]]、[[エミヤ]]、[[スカサハ]]、[[沖田総司]]、[[坂田金時]]、[[伊吹童子]]、[[ベディヴィエール (Grand Order)]]、[[カレン・C・オルテンシア]]、[[天草四郎時貞]]、[[アルテラ]]、[[エウリュアレ (Grand Order)]]、[[牛若丸]]、[[エレナ・ブラヴァツキー]]、[[ニトクリス]]、[[酒呑童子]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕]]、[[タマモキャット]]、[[アキレウス]]、[[マンドリカルド]]、[[エドワード・ティーチ]]の51人。このうちケツァル・コアトル、BB、マシュ、ネロ、メイヴ、ジャンヌの6人は複数の霊衣がある。</ref>。
   
:なおマシュの「オルテナウス」霊衣だけ例外で、こちらはストーリー進行に伴って自動で追加されるもので開放権の獲得などをする必要はない(開放権獲得画面には表示される)し、唯一霊衣を変えるとサーヴァントの性能が変化する。
 
:なおマシュの「オルテナウス」霊衣だけ例外で、こちらはストーリー進行に伴って自動で追加されるもので開放権の獲得などをする必要はない(開放権獲得画面には表示される)し、唯一霊衣を変えるとサーヴァントの性能が変化する。
 
:また、[[ミス・クレーン]]は「霊衣が実装されているサーヴァント」に対して特別な効果があるスキルを所有している。これは実際に開放されていなくても対象に含まれる。
 
:また、[[ミス・クレーン]]は「霊衣が実装されているサーヴァント」に対して特別な効果があるスキルを所有している。これは実際に開放されていなくても対象に含まれる。
409行目: 428行目:  
;コマンドオーダーバトル
 
;コマンドオーダーバトル
 
:『Fate/Grand Order』で、[[サーヴァント]]に命ずるコマンドをカードで表現した、ターン制コマンドバトルの名称。
 
:『Fate/Grand Order』で、[[サーヴァント]]に命ずるコマンドをカードで表現した、ターン制コマンドバトルの名称。
:バトルは、タクティカルフェイズとコマンドフェイズから成り、マスターが選択した結果に応じて、サーヴァントが攻撃を行い、その後、敵側のリアクションがあり、1ターンが終了となる。
+
:バトルはタクティカルフェイズとコマンドフェイズの二つから成るもので、マスターが選択したカードに応じてサーヴァントが攻撃を行い、その後敵側が行動をして1ターンが終了となる。
    
;タクティカルフェイズ
 
;タクティカルフェイズ
415行目: 434行目:     
;コマンドフェイズ
 
;コマンドフェイズ
:[[サーヴァント]]たちにどんな攻撃をさせるのかを、5枚の手札の中から3枚の「コマンドカード」を選択することで攻撃を指示するフェイズ。
+
:[[サーヴァント]]たちにどんな攻撃をさせるのかを、5枚の手札の中から3枚の「コマンドカード」を選択することで攻撃を指示するフェイズ。
 
:コマンドフェイズに移行した時点でクリティカルスターの配分が行われるため、タクティカルフェイズに戻ることはできなかったが、2018/4/4のアップデートによって戻れるようになった。これに伴い、クリティカルスターの配分はタクティカルフェイズのうちに行われ、何らかの理由でスターが消費される場合、配分済みのスターが配分されたのと逆順で消費されていくようになった。
 
:コマンドフェイズに移行した時点でクリティカルスターの配分が行われるため、タクティカルフェイズに戻ることはできなかったが、2018/4/4のアップデートによって戻れるようになった。これに伴い、クリティカルスターの配分はタクティカルフェイズのうちに行われ、何らかの理由でスターが消費される場合、配分済みのスターが配分されたのと逆順で消費されていくようになった。
:サーヴァント3体の合計15枚のコマンドカードで構成されるデッキから5枚をドローし、その5枚の中からそのターンで使用する3枚を選ぶ。選ばれたコマンドカードに応じて、対応する[[サーヴァント]]が対応する「クイック」「アーツ」「バスター」の攻撃を行う。
+
:サーヴァント3体の合計15枚のコマンドカードで構成されるデッキから5枚をドローし、その5枚の中からそのターンで使用する3枚を選ぶ。選ばれたコマンドカードに応じて、対応する[[サーヴァント]]が対応する「Quick」「Arts」「Buster」の攻撃を行う。
 
:カードの選び方によって、様々な効果が発動することがあるが、ドローされる5枚はランダムなので、毎回狙って発生させられるとは限らない。ただし、デッキと比喩するように完全なランダムではなく「3ターンで15枚全てを引き切る」という形なので、3ターンに1回は「次のターンでどのカードを引くか逆算できる」状況が発生する。
 
:カードの選び方によって、様々な効果が発動することがあるが、ドローされる5枚はランダムなので、毎回狙って発生させられるとは限らない。ただし、デッキと比喩するように完全なランダムではなく「3ターンで15枚全てを引き切る」という形なので、3ターンに1回は「次のターンでどのカードを引くか逆算できる」状況が発生する。
:1枚目に選んだカードによって全てのカードに特定の効果が強まるボーナスがかかるが、一方で後に置かれたカードほど全体的なカード性能が高くなる。
+
:1枚目に選んだカードによって全てのカードに特定の効果が強まる「1stボーナス」がかかるが、一方で後に置かれたカードほど全体的なカード性能が高くなる。
   −
;バスター(Buster)
+
;Buster
:通常攻撃のうち、赤いカードによって出る攻撃。アーツに対する威力および1枚目への威力ボーナスが1.5倍となり目に見えてダメージを奪える。少しだけクリティカルスターも発生するが、NPゲージは全く増加しない。
+
:通常攻撃のうち、赤いカードによって出る攻撃。Artsに対する威力および1枚目への威力ボーナスが1.5倍となり目に見えてダメージを奪える。少しだけクリティカルスターも発生するが、NPゲージは全く増加しない。
 +
:最初に選ぶことにより、後のカードの攻撃威力が上昇する(宝具は除く)。
   −
;アーツ(Arts)
+
;Arts
:通常攻撃のうち、青いカードによって出る攻撃。NPゲージの増加効果がもっとも高く、威力もそこそこあるが、クリティカルスターは全く発生しない。
+
:通常攻撃のうち、青いカードによって出る攻撃。NPゲージの増加効果がもっとも高く、威力もそこそこある。
 +
:最初に選ぶことにより、後のカードのNP獲得量が増える(宝具は除く)。NPが貯まらないBusterにもこの効果は適用され、NPが貯まるようになる。
   −
;クイック(Quick)
+
;Quick
:通常攻撃のうち、緑のカードによって出る攻撃。クリティカルスターの発生率が高く、NPゲージも少し溜まるが、威力がアーツの0.8倍と最も低い。
+
:通常攻撃のうち、緑のカードによって出る攻撃。クリティカルスターの発生率が高く、NPゲージも少し溜まるが、威力がArtsの0.8倍と最も低い。
 
:他のカードに比べて「手順の順番」およびサーヴァントごとに設定されている「攻撃のヒット数」に左右される要素が非常に大きく、基本的に選ぶだけ損と言われるサーヴァントが現状多いが、高レアリティの一部サーヴァントの通常Quickは戦術を大きく左右する程の実性能を持つ。
 
:他のカードに比べて「手順の順番」およびサーヴァントごとに設定されている「攻撃のヒット数」に左右される要素が非常に大きく、基本的に選ぶだけ損と言われるサーヴァントが現状多いが、高レアリティの一部サーヴァントの通常Quickは戦術を大きく左右する程の実性能を持つ。
 +
:最初に選ぶことにより、後のカードのスター発生率が上昇する(宝具は除く)。
 +
:またFGO6周年からは最初に選んだ際、選んだ3枚全てのカードのクリティカル発生率を20%アップすることができるようになった(宝具は除く)。
    
;ブレイブチェイン
 
;ブレイブチェイン
:3枚を同一サーヴァントのカードで揃える事で、エクストラアタックが発生し、追加の一撃を加えることができるチェイン。
+
:3枚を同一サーヴァントのカードで揃える事で、Extra Attackが発生し、追加の一撃を加えることができるチェイン。
 
:また「同一種類」のカード3枚ならば下記のチェインと複合し「バスターブレイブチェイン」等になり、エクストラアタックの威力が大幅に跳ね上がる。
 
:また「同一種類」のカード3枚ならば下記のチェインと複合し「バスターブレイブチェイン」等になり、エクストラアタックの威力が大幅に跳ね上がる。
 
: コマンドカードのみで同一種類のカードを3枚持つサーヴァントは限られるため、下記の宝具カードを絡めた場合にしかできないケースが多いが、ほぼ全てのサーヴァントは宝具を含めた6枚のカード構成においていずれかの同一種類のカードによるブレイブチェインが可能なように設定されている<ref group = "注">例外として宝具に自爆効果を含む[[アーラシュ]]はガッツ等で生き残らないと不可能。また、[[アンリマユ]]は宝具に「待機状態になる」効果が含まれるため、宝具より後ろの攻撃が出なくなる。こちらは現状回避方法が無く、アンリマユはどうやっても同一種類ブレイブチェインができない。</ref>。
 
: コマンドカードのみで同一種類のカードを3枚持つサーヴァントは限られるため、下記の宝具カードを絡めた場合にしかできないケースが多いが、ほぼ全てのサーヴァントは宝具を含めた6枚のカード構成においていずれかの同一種類のカードによるブレイブチェインが可能なように設定されている<ref group = "注">例外として宝具に自爆効果を含む[[アーラシュ]]はガッツ等で生き残らないと不可能。また、[[アンリマユ]]は宝具に「待機状態になる」効果が含まれるため、宝具より後ろの攻撃が出なくなる。こちらは現状回避方法が無く、アンリマユはどうやっても同一種類ブレイブチェインができない。</ref>。
 +
:ただしマイティブレイブチェインに関しては、どのサーヴァントでもカード3種を持っているため誰でも発動することができる。
    
;バスターチェイン
 
;バスターチェイン
:3枚のカードをすべて「バスター」でそろえることで、攻撃ダメージにさらに「サーヴァントのATKの20%分の固定値」が追加されるチェイン。
+
:3枚のカードをすべて「Buster」でそろえることで、攻撃ダメージにさらに「サーヴァントのATKの20%分の固定値」が追加されるチェイン。
    
;アーツチェイン
 
;アーツチェイン
:3枚のカードをすべて「アーツ」でそろえることで、その攻撃に参加したサーヴァント全てのNPゲージが20%たまるチェイン。
+
:3枚のカードをすべて「Arts」でそろえることで、その攻撃に参加したサーヴァント全てのNPゲージが20%たまるチェイン。
    
;クイックチェイン
 
;クイックチェイン
:3枚のカードをすべて「クイック」でそろえることで、次ターンへのクリティカルスターを10個手に入れることができるチェイン。
+
:3枚のカードをすべて「Quick」でそろえることで、次ターンへのクリティカルスターを20個手に入れることができるチェイン。
 +
 
 +
;マイティチェイン
 +
:3枚のカードが「Buster」「Arts」「Quick」と全て異なるカードだった場合に発動するチェイン。
 +
:選んだ3枚全てのカードの攻撃ダメージとNPの貯まりやすさの上昇、加えてクリティカル発生率が20%アップする。
    
;クリティカル / クリティカルスター
 
;クリティカル / クリティカルスター
:攻撃やスキルによって蓄積された「スター」は、コマンドフェイズ開始ごとにカード5枚へランダムに配分され、その数に応じた確率でクリティカル(威力とNPゲージ獲得量が2倍になるボーナス)が発生する。
+
:攻撃やスキルによって蓄積された「スター」は、コマンドフェイズ開始ごとにカード5枚へランダムに配分され、その数に応じた確率でクリティカル(威力とNPゲージ獲得量が2倍になるボーナス)が発生する。
: スター1個で+10%、カードごとのクリティカル率が100%を超えることはないため、スターが50になれば全てのカードでクリティカルが確定する。
+
: スター1個で+10%、カードごとのクリティカル率が100%を超えることはないため、スターが50個になれば全てのカードでクリティカルが確定する。
 +
:一部のスキルによって任意でスターを出すことも可能。
    
;NP(ノーブルファンタズム) / NPゲージ
 
;NP(ノーブルファンタズム) / NPゲージ
 
:[[宝具]]カードを使用するために必要な、各サーヴァントごとに管理されるゲージ。100%以上になることで宝具カードが解禁され、使用すると0%になる(100%を上回る端数がいくら存在しても0%になる)。
 
:[[宝具]]カードを使用するために必要な、各サーヴァントごとに管理されるゲージ。100%以上になることで宝具カードが解禁され、使用すると0%になる(100%を上回る端数がいくら存在しても0%になる)。
:なお、敵には存在せず、代わりにターン経過ごとに1増えて規定数になると宝具やチャージ攻撃が可能になるチャージゲージが存在する。
+
:宝具レベルによってチャージ上限が上昇していき、宝具レベル1で100%、宝具2~4で200%、宝具5で300%となる。
 +
:一部のスキルによって任意でNPをチャージすることも可能。
 +
:なおNPは敵には存在せず、代わりにターン経過ごとに1増えて上限まで貯まると宝具やチャージ攻撃を放ってくるチャージゲージが存在する(チャージゲージのチャージ上限はクラスにより異なる)。
    
;宝具カード
 
;宝具カード
 
:NPゲージが100%以上溜まっているサーヴァントがいる場合、通常攻撃の出現に関わらず常に選択可能になるカード。
 
:NPゲージが100%以上溜まっているサーヴァントがいる場合、通常攻撃の出現に関わらず常に選択可能になるカード。
:通常攻撃のコマンドカード同様に「バスター」「アーツ」「クイック」の属性を持ち、先頭に置いた場合の2枚目以降へのボーナスもあり、各種チェインやブレイブチェインの判定にも組み込める。
+
:通常攻撃のコマンドカード同様に「Buster」「Arts」「Quick」のタイプを持ち、先頭に置いた場合の2枚目以降へのボーナスもあり、各種チェインやブレイブチェインの判定にも組み込める。
:ただし宝具カード自体はバスターチェインによる威力増加補正は受けられず、2枚目以降に置いても効果が高まったりすることは無い。アーツチェインに組み込んだ場合のNP+20%、クイックチェインに組み込んだ場合のスター+10個は宝具カードにかかる効果ではないので通常通り発生する。
+
:ただし宝具カード自体はバスターチェインによる威力増加補正は受けられず、2枚目以降に置いても効果が高まったりすることは無い。アーツチェインに組み込んだ場合のNP+20%、クイックチェインに組み込んだ場合のスター+20個は宝具カードにかかる効果ではないので通常通り発生する。
 +
:また、マイティチェインや1stボーナスの効果も受けることはできない。
    
;オーバーチャージ
 
;オーバーチャージ
 
:NPゲージを200%以上、あるいは300%以上溜めて宝具を使う事で、通常よりも高い効果を発揮すること。オーバーチャージに対応している部分の宝具効果が上昇する(威力は上昇しない。ただし、対応する効果が威力に影響するものであれば結果的に上昇する)。
 
:NPゲージを200%以上、あるいは300%以上溜めて宝具を使う事で、通常よりも高い効果を発揮すること。オーバーチャージに対応している部分の宝具効果が上昇する(威力は上昇しない。ただし、対応する効果が威力に影響するものであれば結果的に上昇する)。
:オーバーチャージの方法は大きく分けて2つあり、1つは単純に複数ゲージ分のNPを溜める事。ただし200%まで溜めるには宝具レベルが2以上必要となり、300%まで溜める事ができるのは宝具レベルが最大の5となったサーヴァントのみである。
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:オーバーチャージの方法は大きく分けて3つあり、1つは単純に複数ゲージ分のNPを溜める事。ただし200%まで溜めるには宝具レベルが2以上必要となり、300%まで溜める事ができるのは宝具レベルが最大の5となったサーヴァントのみである。
:もう1つは別のサーヴァントの宝具の直後に宝具を連続して使う「宝具チェイン」を行う事。宝具チェインを行うとチェインの2番目のサーヴァントの宝具は+100%され、3人でチェインした3番目は+200%される。
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:2つ目は別のサーヴァントの宝具の直後に宝具を連続して使う「宝具チェイン」を行う事。宝具チェインを行うとチェインの2番目のサーヴァントの宝具は+100%され、3人でチェインした3番目は+200%される。
:400%以上のチャージを行うにはこの2種類の方法を併用する必要がある。例外として、宝具を使用するときに規定量だけオーバーチャージした状態で宝具を使えるようにする概念礼装およびスキルも存在する。
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:最後はオーバーチャージを引き上げる状態を付与する事。この状態は一部の概念礼装の装備やサーヴァントのスキルや宝具で付与する事ができ、1~2段階オーバーチャージを上昇させることができる。
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:400%以上のチャージを行うにはこの3種類の方法を併用する必要がある。
 
:あくまで一部の効果が上乗せされるだけであるため、基本的には200%で1回宝具を使うより100%ごとに2回使った方が有利であり、宝具チェインも「宝具カードを絡めた各種チェイン」の機会を減らすことと引き換えなので、オーバーチャージが有効な性質を持つ宝具でのみ狙うべき要素となっている。
 
:あくまで一部の効果が上乗せされるだけであるため、基本的には200%で1回宝具を使うより100%ごとに2回使った方が有利であり、宝具チェインも「宝具カードを絡めた各種チェイン」の機会を減らすことと引き換えなので、オーバーチャージが有効な性質を持つ宝具でのみ狙うべき要素となっている。
    
;属性
 
;属性
:各サーヴァントに設定されているパラメータ。「重んじる方針」「性格」「隠し属性」の3つがある。このうち性格と方針については、殆どがプロフィールのうち絆Lv1で読めるようになる部分に書かれている。
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:各サーヴァントに設定されているパラメータ。「重んじる方針」「性格」「副属性」の3つがある。このうち性格と方針については、殆どがプロフィールのうち絆Lv1で読めるようになる部分に書かれている。
:「重んじる方針」は秩序・中立・混沌の3種類、「性格」は善・中庸・悪の3種類、「隠し属性」は天・地・人の3種類。ただし「性格」と「隠し属性」については例外がいくつか存在する。
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:「重んじる方針」は秩序・中立・混沌の3種類、「性格」は善・中庸・悪の3種類、「副属性」は天・地・人の3種類。ただし「性格」と「副属性」については例外がいくつか存在する。
 
:「属性」と「性格」に関しては、多くの場合キャラの性格付けのフレーバーに過ぎないが、一部のイベントやクエストではここを参照する制限がある場合がある。隠し属性は有利不利の関係を持ち、有利な相手への攻撃はダメージ1.1倍、不利な相手にはダメージ0.9倍の補正がかかる。
 
:「属性」と「性格」に関しては、多くの場合キャラの性格付けのフレーバーに過ぎないが、一部のイベントやクエストではここを参照する制限がある場合がある。隠し属性は有利不利の関係を持ち、有利な相手への攻撃はダメージ1.1倍、不利な相手にはダメージ0.9倍の補正がかかる。
 
:;重んじる方針
 
:;重んじる方針
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::「悪」は自分さえ良ければそれでいい、と言う思考の人物が真っ先に当てはまるが、他人の事も考えて和を目指すが手段を選ばないという人物も当てはまる事がある(そのため「秩序」の方針と相反しない)。
 
::「悪」は自分さえ良ければそれでいい、と言う思考の人物が真っ先に当てはまるが、他人の事も考えて和を目指すが手段を選ばないという人物も当てはまる事がある(そのため「秩序」の方針と相反しない)。
 
::「中庸」は善悪のバランスを理解し重視する人物の他、善悪の感情そのものに乏しい人物や、状況や相手によって善と悪の側面のどちらが出る場合もある人物もこちらになる。
 
::「中庸」は善悪のバランスを理解し重視する人物の他、善悪の感情そのものに乏しい人物や、状況や相手によって善と悪の側面のどちらが出る場合もある人物もこちらになる。
::「狂」例外その1。後天的に狂化を付与されたバーサーカーが該当する。[[ランスロット]]と[[ヘラクレス]]の2人。
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::「狂」例外その1。後天的に狂化を付与されたバーサーカーが該当する。
 
::「夏」例外その2。夏の海辺ではっちゃけているサーヴァントが該当する。多くの水着サーヴァントが該当。
 
::「夏」例外その2。夏の海辺ではっちゃけているサーヴァントが該当する。多くの水着サーヴァントが該当。
 
::「花嫁」例外その3。文字通り。[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]のみが該当。
 
::「花嫁」例外その3。文字通り。[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]のみが該当。
:;隠し属性
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:;副属性
 
::「天」は神霊そのものの他、天より来る超常的な存在およびそれに連なる力を持つ存在。神は人々の信仰が無ければ存在できないため、「人」属性に弱い。
 
::「天」は神霊そのものの他、天より来る超常的な存在およびそれに連なる力を持つ存在。神は人々の信仰が無ければ存在できないため、「人」属性に弱い。
 
::「地」は土着の信仰や伝承より形作られた存在。大自然に生きる存在の他、人々の間で創作された逸話の中の存在もここに該当する。本来「天」や「人」に該当しそうな人物でも、地に関する何かに強い繋がりのある逸話を持つ場合は「地」になる場合がある。大自然を創造した神に逆らう事はできないため、「天」属性に弱い。
 
::「地」は土着の信仰や伝承より形作られた存在。大自然に生きる存在の他、人々の間で創作された逸話の中の存在もここに該当する。本来「天」や「人」に該当しそうな人物でも、地に関する何かに強い繋がりのある逸話を持つ場合は「地」になる場合がある。大自然を創造した神に逆らう事はできないため、「天」属性に弱い。
 
::「人」は実在の人物が英霊になったもの。神々の信仰は否定できても大自然を否定する事はできないため、「地」属性に弱い。
 
::「人」は実在の人物が英霊になったもの。神々の信仰は否定できても大自然を否定する事はできないため、「地」属性に弱い。
::「星」例外その1。人類史に大きな希望を残した人物が該当するとされる。「星の開拓者」スキルを持つ3人の他、合計10人弱が該当。その中でも半数が[[ギルガメッシュ]]の宝具によるサーヴァント特攻を受けない。
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::「星」例外その1。人類史に大きな希望を残した人物が該当するとされる。該当するサーヴァントの中でも半数が[[ギルガメッシュ]]の宝具によるサーヴァント特攻を受けない。
::「獣」例外その2。詳細不明。入手可能な限りでは[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕]]のみが該当。「星」属性を相反していることと、NPCでの該当者の性質から、[[ビースト]]に関係があると目される。
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::「獣」例外その2。詳細不明。「星」属性を相反していることと、NPCでの該当者の性質から、[[ビースト]]に関係があると目される。
    
==開発スタッフ==
 
==開発スタッフ==
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;『輝け!グレイルライブ‼ ~鶴のアイドル恩返し~』シナリオ
 
;『輝け!グレイルライブ‼ ~鶴のアイドル恩返し~』シナリオ
 
:田中天
 
:田中天
;『螺旋証明世界 リリムハーロット 〜喝采なき薔薇〜』シナリオ
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;『螺旋証明世界 リリムハーロット 〜喝采なき薔薇〜』、『盈月剣風帖』シナリオ
 
:鋼屋ジン
 
:鋼屋ジン
 
;土佐弁監修
 
;土佐弁監修
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そして2015年11月下旬にて「Fateぐだぐだ本能寺」が開催されると同時に本作も期間限定で復活となった。
 
そして2015年11月下旬にて「Fateぐだぐだ本能寺」が開催されると同時に本作も期間限定で復活となった。
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その後は、いわゆるぐだぐだイベントが開催されるたびに復活して数話が更新されている。
    
;[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
;[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
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*既存の英霊の中で、クー・フーリンやジキル/ハイドのように複数のクラス適性がある者の中には既存のものとは別のクラスで登場する者もいる。武内氏曰く、<br>「''そんなにたくさんはいませんが、皆さんが『この人の別クラスが見たい!』という英霊については、たぶん実現されてるんじゃないかな''」との事。
 
*既存の英霊の中で、クー・フーリンやジキル/ハイドのように複数のクラス適性がある者の中には既存のものとは別のクラスで登場する者もいる。武内氏曰く、<br>「''そんなにたくさんはいませんが、皆さんが『この人の別クラスが見たい!』という英霊については、たぶん実現されてるんじゃないかな''」との事。
**なお、同一キャラを二人チームに入れることはできないが(フレンドを除く)、クラスが違ったり、アルトリアでもオルタ、リリィだったりすると、別キャラ扱いとされ、同じチームに入れることができる。頑張れば青セイバー、セイバーオルタ、セイバーリリィ、サンタオルタ、ランサーオルタ、ヒロインXと、パーティーの6枠すべてをアルトリアで埋め尽くすアルトリアパーティーも可能である。
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**なお、同一キャラを二人チームに入れることはできないが(フレンドを除く)、クラスが違ったり、アルトリアでもオルタ、リリィだったりすると、別キャラ扱いとされ、同じチームに入れることができる。頑張れば青セイバー、セイバーオルタ、セイバーリリィ、サンタオルタ、ランサーオルタ、ヒロインXと、パーティーの6枠すべてをアルトリアで埋め尽くすアルトリアパーティーも可能である。
    
*全部で何人くらいのサーヴァントが登場するのかという質問に対し、武内氏曰く、<br>「''具体的な数はまだ言えませんが、サーヴァントデザインとして参加された作家さんたちをご覧になって、そこからご想像いただければと''」との事。<br>作家一人辺りに何人描くのか(あるいは描いたのか)知る由もないので想像しろという方が無理な話なのだが…。
 
*全部で何人くらいのサーヴァントが登場するのかという質問に対し、武内氏曰く、<br>「''具体的な数はまだ言えませんが、サーヴァントデザインとして参加された作家さんたちをご覧になって、そこからご想像いただければと''」との事。<br>作家一人辺りに何人描くのか(あるいは描いたのか)知る由もないので想像しろという方が無理な話なのだが…。
 
**もっともソシャゲ自体、いつサービスが終わるかなど最初から不明なので、サービス中に本来予定された人数から更に追加するという事もあり得る以上、<br>全部で何人を予定しているかと言われてもそもそも無茶な点もあるので、ある程度ぼやかした上での発言ではないかと思われる。
 
**もっともソシャゲ自体、いつサービスが終わるかなど最初から不明なので、サービス中に本来予定された人数から更に追加するという事もあり得る以上、<br>全部で何人を予定しているかと言われてもそもそも無茶な点もあるので、ある程度ぼやかした上での発言ではないかと思われる。
**一応本作は「過去のシリーズ作品に登場したサーヴァントはすべて出す」を公約として掲げているが、[[遠坂凛|事例が特殊過ぎて]][[バゼット・フラガ・マクレミッツ|サーヴァントにカウントしていいか]][[アルクェイド・ブリュンスタッド|怪しい連中もちらほらおり]]、どこまで信用していいかは怪しい所。
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**一応本作は「過去のシリーズ作品に登場したサーヴァントはすべて出す」を公約として掲げているが、[[遠坂凛|事例が特殊過ぎて]][[バゼット・フラガ・マクレミッツ|サーヴァントにカウントしていいか]]怪しい連中もちらほらおり、どこまで信用していいかは怪しい所。
    
*『stay night』等に登場する人間のキャラは、(一部を除き)本編にこそ出演はしないものの、[[概念礼装]](サーヴァントに装備させるアイテム)のイラストという形で登場している。
 
*『stay night』等に登場する人間のキャラは、(一部を除き)本編にこそ出演はしないものの、[[概念礼装]](サーヴァントに装備させるアイテム)のイラストという形で登場している。
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*毎年恒例の夏に実装される水着サーヴァントは「シナリオに初めて登場してから1年が経ったら水着になってもオーケー」というルールのもと選別されている。<ref group = "出" name="『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p123"/>
 
*毎年恒例の夏に実装される水着サーヴァントは「シナリオに初めて登場してから1年が経ったら水着になってもオーケー」というルールのもと選別されている。<ref group = "出" name="『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p123"/>
 
**ちなみにメインシナリオで印象に残ったサーヴァントやいいことをしたサーヴァントを水着にするのではなく、最近スポットライトが当たっていなかったり、オルタを作りづらいサーヴァントを優先している。<ref group = "出" name="『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p123"/>
 
**ちなみにメインシナリオで印象に残ったサーヴァントやいいことをしたサーヴァントを水着にするのではなく、最近スポットライトが当たっていなかったり、オルタを作りづらいサーヴァントを優先している。<ref group = "出" name="『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p123"/>
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***なお、期間限定イベント『サバ・フェス2023』では2部6章サーヴァントの水着が目白押しであった(これについては、元々水着イベントで2部6章アフターをやるという予定だったので仕方がない部分もある)。
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*FGOでは[[源頼光]]や[[宮本武蔵]]など史実では男性だった人物がTYPE-MOON世界では女性として登場していることが多いが、英霊には女性が少ないため男女の割合バランスを取るために女性として設定できそうな英霊は率先して女性にしているとのこと<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p125</ref>。結果として実装済みの女性サーヴァントが数で男性を圧倒しているのは本末転倒と言うかやりすぎ感が否めないが……。
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*FGOでは[[源頼光]]や[[宮本武蔵]]など史実では男性だった人物がTYPE-MOON世界では女性として登場していることが多いが、英霊には女性が少ないため男女の割合バランスを取るために女性として設定できそうな英霊は率先して女性にしているとのこと<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p125</ref>。その結果として、実装済みの女性サーヴァント数は実装済みの男性サーヴァント数を圧倒している。
      762行目: 798行目:  
*サーヴァントは☆0~☆5(☆0は現在[[アンリマユ]]専用で、実質的には☆1が最低)までの六段階のレア度に振り分けられており、☆0~☆3はゲーム内で完結したリソースを使って回す「フレンドポイント召喚」、☆3~☆5は主に課金して入手する"聖晶石"を消費して回す「聖晶石召喚」から入手することになる。
 
*サーヴァントは☆0~☆5(☆0は現在[[アンリマユ]]専用で、実質的には☆1が最低)までの六段階のレア度に振り分けられており、☆0~☆3はゲーム内で完結したリソースを使って回す「フレンドポイント召喚」、☆3~☆5は主に課金して入手する"聖晶石"を消費して回す「聖晶石召喚」から入手することになる。
 
**基本的に高レアサーヴァントの方がステータスも高く強力。だが、低レアサーヴァントが弱いのかと言うと決してそんなことはなく、多少のステータスの不利は後述する相性次第でひっくり返せる上、強力なスキルや宝具等、高レアというだけでは代替できない独特の強みを持っている場合もある。きちんと育成し、活躍の場を見極めれば、低レアサーヴァントでも高レアサーヴァントに匹敵、ないし凌駕するだけの活躍が望める。
 
**基本的に高レアサーヴァントの方がステータスも高く強力。だが、低レアサーヴァントが弱いのかと言うと決してそんなことはなく、多少のステータスの不利は後述する相性次第でひっくり返せる上、強力なスキルや宝具等、高レアというだけでは代替できない独特の強みを持っている場合もある。きちんと育成し、活躍の場を見極めれば、低レアサーヴァントでも高レアサーヴァントに匹敵、ないし凌駕するだけの活躍が望める。
**強弱がレアリティに比例しないという性質上、敢えてレア度の低いサーヴァントのみでパーティーを組んで戦うプレイヤーも多数存在しており、''理論上は☆1のサーヴァントのみでも現在までの全てのストーリー及びイベントクエストをクリアできることが実証されている。''
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**強弱がレアリティに比例しないという性質上、敢えてレア度の低いサーヴァントのみでパーティーを組んで戦うプレイヤーも多数存在しており、''星3以下のサーヴァントのみで現在までの全てのストーリー及びイベントクエストをクリアしている猛者もいる。''
    
*ソーシャルゲームでは頻繁にみられる属性などによる相性要素が本作にも採用されている。サーヴァントのクラス間の強弱の相性関係がそれであり、その影響はやり取りするダメージの倍増/半減という大きな形で現れる。例えば、手強いランサークラスがボスに控えているクエストには、ランサーに有利なセイバークラスのサーヴァントを擁したチームで挑むといった作戦が必要となる。
 
*ソーシャルゲームでは頻繁にみられる属性などによる相性要素が本作にも採用されている。サーヴァントのクラス間の強弱の相性関係がそれであり、その影響はやり取りするダメージの倍増/半減という大きな形で現れる。例えば、手強いランサークラスがボスに控えているクエストには、ランサーに有利なセイバークラスのサーヴァントを擁したチームで挑むといった作戦が必要となる。
 
**この都合上、サーヴァントに限らず敵として登場するモンスターやモブ兵士などにもクラスが設定されている。剣を持っていればセイバー、槍を持っていればランサー、弓や銃を扱えばアーチャー、ワイバーンはライダー、魔術が普及した新宿のチンピラはキャスターなど様々である。
 
**この都合上、サーヴァントに限らず敵として登場するモンスターやモブ兵士などにもクラスが設定されている。剣を持っていればセイバー、槍を持っていればランサー、弓や銃を扱えばアーチャー、ワイバーンはライダー、魔術が普及した新宿のチンピラはキャスターなど様々である。
**クラスの概念自体がゲームシステムとバランスに大きく関わっているためか、エクストラクラスのサーヴァントは少数に限られ、☆5ないし期間限定が大半を占める。とはいえ通常の7クラスにおいてもレアリティなどの明らかな偏りが見られ、サービス開始時点で全てのクラスに相性有利で殴れるバーサーカークラスのサーヴァントは総数がかなり多く、逆にアーチャーとセイバーの2種は少数かつ一騎を除いて高レアリティのみ、という状況だった。
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**クラスの概念自体がゲームシステムとバランスに大きく関わっているためか、エクストラクラスのサーヴァントは少数に限られ、☆5ないし期間限定が大半を占める。とはいえ通常の7クラスにおいてもレアリティなどの明らかな偏りが見られ、サービス開始時点で全てのクラスに相性有利で殴れるバーサーカークラスのサーヴァントは総数がかなり多く、逆にアーチャーとセイバーの2種は少数かつ一騎を除いて高レアリティのみ、という状況だった。
    
*2016年7月末に1周年を記念して、聖晶石4個で一回召喚できるところを、3個で一回召喚可能に変更された。従来の価格設定が異常に高かったというわけでもないため、異例の措置として話題になったが、もちろん割引されたくらいでは出ない時は出ないのは言うまでもない。
 
*2016年7月末に1周年を記念して、聖晶石4個で一回召喚できるところを、3個で一回召喚可能に変更された。従来の価格設定が異常に高かったというわけでもないため、異例の措置として話題になったが、もちろん割引されたくらいでは出ない時は出ないのは言うまでもない。
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**2019年のFGO4周年からは10連召喚が11連召喚となり、単発で1連ずつ召喚した場合も10連目に2回召喚ができるようになった。
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**2022年の正月からは、期間限定召喚において329連でピックアップ星5サーヴァントが排出されなかった場合、330連目に確定でピックアップ星5サーヴァントが排出されるようになった。
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***なお1体でもピックアップ星5サーヴァントが排出された場合、330連目の確定排出は消滅する。また、フレンドポイント召喚やピックアップの無いストーリー召喚では確定排出は存在しない。
    
*6章実装と同時に☆5の同じサーヴァントを6騎以上召喚した場合に入手でき、10個集めることで特定の(全てではない)☆5サーヴァントと交換できる「無記名霊基」が導入された(実際に実装されたのは10月である)。5騎までならば宝具強化のために無駄にならないが、6騎以上が無駄になるという意見を受けての救済のためのシステムだが、対象が「1騎出すだけでも容易ではない☆5サーヴァント」だけという前提ゆえに並大抵ではない課金があって初めて利用できる代物となっているため、他のゲームで時折見られる「サーヴァントを選んで手に入れられるシステム」ないし、いわゆる「天井」を期待したプレイヤーからは批判が集まった。
 
*6章実装と同時に☆5の同じサーヴァントを6騎以上召喚した場合に入手でき、10個集めることで特定の(全てではない)☆5サーヴァントと交換できる「無記名霊基」が導入された(実際に実装されたのは10月である)。5騎までならば宝具強化のために無駄にならないが、6騎以上が無駄になるという意見を受けての救済のためのシステムだが、対象が「1騎出すだけでも容易ではない☆5サーヴァント」だけという前提ゆえに並大抵ではない課金があって初めて利用できる代物となっているため、他のゲームで時折見られる「サーヴァントを選んで手に入れられるシステム」ないし、いわゆる「天井」を期待したプレイヤーからは批判が集まった。
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***サーヴァントのモーション改修はユーザーが期待して盛り上がるタイミングを狙ってリニューアルしているが、TYPE-MOONからDELiGHTWORKSの女性スタッフに「女性から見て、男性サーヴァントをリニューアルするならどちらが喜ばれそう?」という質問があり、その返答が反映されるということもあった。<ref group = "出">コンプティーク 2019年12月号 p011 『「Fate/Grand Order」第2部開発ディレクター カノウヨシキ インタビュー』</ref>
 
***サーヴァントのモーション改修はユーザーが期待して盛り上がるタイミングを狙ってリニューアルしているが、TYPE-MOONからDELiGHTWORKSの女性スタッフに「女性から見て、男性サーヴァントをリニューアルするならどちらが喜ばれそう?」という質問があり、その返答が反映されるということもあった。<ref group = "出">コンプティーク 2019年12月号 p011 『「Fate/Grand Order」第2部開発ディレクター カノウヨシキ インタビュー』</ref>
 
****なお、サーヴァント一騎のモーション改修には約4ヶ月もかかり、新規サーヴァント作成には一騎で5~6ヶ月程かかる。<ref group = "出">冬祭り宮城会場クリエイターズトークイベントより。</ref>また霊基再臨の段階に応じてモーションや宝具演出も変わるサーヴァントの場合は、もう一騎作るくらいの手間と時間がかかる。<ref group = "出">コンプティーク 2019年12月号 p014 『「Fate/Grand Order」グラフィックディレクター 安生真×辻畑孝信 インタビュー』</ref>
 
****なお、サーヴァント一騎のモーション改修には約4ヶ月もかかり、新規サーヴァント作成には一騎で5~6ヶ月程かかる。<ref group = "出">冬祭り宮城会場クリエイターズトークイベントより。</ref>また霊基再臨の段階に応じてモーションや宝具演出も変わるサーヴァントの場合は、もう一騎作るくらいの手間と時間がかかる。<ref group = "出">コンプティーク 2019年12月号 p014 『「Fate/Grand Order」グラフィックディレクター 安生真×辻畑孝信 インタビュー』</ref>
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****しかし汎用モーションのサーヴァントがまだ残っているにも関わらず、2023年以降はモーション改修が一切行われていない。
    
*メインストーリーやイベントなどで敵のHPをブレイクするたびに台詞を表示しながら特殊なバフなどが付与されるが、これは敵がだんだん本気を出していくという演出。
 
*メインストーリーやイベントなどで敵のHPをブレイクするたびに台詞を表示しながら特殊なバフなどが付与されるが、これは敵がだんだん本気を出していくという演出。
792行目: 832行目:  
;ゲーム外について
 
;ゲーム外について
 
*開始当初は下記のサーバー障害やガチャの排出率に関するもの等様々な要因の問題が発生し、炎上騒動が巻き起こってしまった。この事は多くのニュースサイトでも取り上げられたが、改善されたこともあってか現在は落ち着いている。
 
*開始当初は下記のサーバー障害やガチャの排出率に関するもの等様々な要因の問題が発生し、炎上騒動が巻き起こってしまった。この事は多くのニュースサイトでも取り上げられたが、改善されたこともあってか現在は落ち着いている。
**しかしSNSでは一部のユーザーによる運営や本作に関わるシナリオライター、声優、イラストレーターに対する誹謗中傷が後を絶たず、結果イラストレーターの一人がpixivとtwitterのアカウントが削除されるという騒動もあった。
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**しかしSNSでは一部のユーザーによる運営や本作に関わるシナリオライター、声優、イラストレーターに対する誹謗中傷が後を絶たず、結果イラストレーターの一人がpixivとtwitterのアカウントを削除されてしまうという騒動もあった。
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*アニメ版のシナリオ制作を開始したのは四章が配信された頃で、ゲームのシナリオをベースに主人公とマシュの物語を軸に、まだ公開してないゲーム設定も盛り込んでゲームの七章を踏まえた作品になっている。
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*『First Order』のシナリオ制作を開始したのは四章が配信された頃で、ゲームのシナリオをベースに主人公とマシュの物語を軸に、まだ公開してないゲーム設定も盛り込んでゲームの七章を踏まえた作品になっている。
    
*定期的にリアルイベントが開催されており、1周年記念に秋葉原にてイベントが開催されて以降、周年ごとに幕張メッセにて『FGOフェス』が開催されており、それに併せてゲームに関する大々的な発表が行われている。また、冬季には『冬まつり』と称して、全国各地でのイベントが開催されており、こちらにおいても開催に併せてゲームの最新情報等が発表されている。
 
*定期的にリアルイベントが開催されており、1周年記念に秋葉原にてイベントが開催されて以降、周年ごとに幕張メッセにて『FGOフェス』が開催されており、それに併せてゲームに関する大々的な発表が行われている。また、冬季には『冬まつり』と称して、全国各地でのイベントが開催されており、こちらにおいても開催に併せてゲームの最新情報等が発表されている。
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****運営も流石にマズイと思ったのか、クエストをクリアすることで無料ガチャから排出される低レアサーヴァントを入手可能なイベントの開催、高レアサーヴァント一体の無料配布キャンペーンの実施、年末年始及びアニバーサリー(要するに約半年周期)で最高レアリティサーヴァントを一体確定入手可能な'''有料'''ガチャの開催などの催し物でテコ入れが行われた。
 
****運営も流石にマズイと思ったのか、クエストをクリアすることで無料ガチャから排出される低レアサーヴァントを入手可能なイベントの開催、高レアサーヴァント一体の無料配布キャンペーンの実施、年末年始及びアニバーサリー(要するに約半年周期)で最高レアリティサーヴァントを一体確定入手可能な'''有料'''ガチャの開催などの催し物でテコ入れが行われた。
 
****各種イベントの報酬として入手可能だった所謂「[[エリザベート=バートリー〔ハロウィン〕|配布]][[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サーヴァント]]」[[織田信長|たち]]は、他の多くの類似ゲームの同種キャラクターと異なり有料ガチャのみから入手できるキャラクターと比較しても決して見劣りしないスペックを持つことも当然あるが、それ以上に自軍の戦力拡充が困難に過ぎたこの黎明期にあって特にありがたがられた。
 
****各種イベントの報酬として入手可能だった所謂「[[エリザベート=バートリー〔ハロウィン〕|配布]][[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サーヴァント]]」[[織田信長|たち]]は、他の多くの類似ゲームの同種キャラクターと異なり有料ガチャのみから入手できるキャラクターと比較しても決して見劣りしないスペックを持つことも当然あるが、それ以上に自軍の戦力拡充が困難に過ぎたこの黎明期にあって特にありがたがられた。
****現在はどのガチャでも十連を行えばレアリティ問わず確定でサーヴァント1騎が排出される設定が加えられ、なおかつレア度☆3のみ排出比率が礼装、サーヴァント共に30%へ変更された(あくまで☆3だけの話なので、高レアサーヴァントの入手には一切影響はないのだが)。
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****現在はどのガチャでも十連を行えばレアリティ問わず確定でサーヴァント1騎が排出される設定が加えられ、なおかつレア度☆3のみ排出比率が礼装、サーヴァント共に30%へ変更された(あくまで☆3だけの話なので、高レアサーヴァントの入手には一切影響はないのだが)。また、星4以上(概念礼装かサーヴァント)が確定で排出もされる。
****もっとも、攻略的観点に限って言えば概念礼装が一概に「ハズレ」というわけではなく、物によっては高レアサーヴァント1騎よりよっぽど戦力の向上に貢献する場合もある。ただしこれは(レアリティは問わず)サーヴァントの頭数がある程度揃った上での話でもあるので、サービス初期に強く問題視されたのも宜なるかな。
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****もっとも、攻略的観点に限って言えば概念礼装が一概に「ハズレ」というわけではなく、物によっては高レアサーヴァント1騎よりよっぽど戦力の向上に貢献する場合もある。ただしこれは(レアリティは問わず)サーヴァントの頭数がある程度揃った上での話でもあるので、サービス初期に強く問題視されたのも宜なる。
 
**;サーヴァントのクラス毎の入手難度<br/>:メモの項にて先述しているが本作は所謂相性ゲーであり、各基本クラスのサーヴァントの頭数を揃えてからが本番と言って良いゲームバランスである。が、当初はサーヴァントのクラス毎に明らかな入手難度の格差が存在しており、上記サーヴァントそのものの入手難度と相まって戦力拡充に喘ぐユーザーが続出した。特に酷かったのはアーチャークラスとセイバークラスである。
 
**;サーヴァントのクラス毎の入手難度<br/>:メモの項にて先述しているが本作は所謂相性ゲーであり、各基本クラスのサーヴァントの頭数を揃えてからが本番と言って良いゲームバランスである。が、当初はサーヴァントのクラス毎に明らかな入手難度の格差が存在しており、上記サーヴァントそのものの入手難度と相まって戦力拡充に喘ぐユーザーが続出した。特に酷かったのはアーチャークラスとセイバークラスである。
 
***アーチャークラスとしてサービス開始時点で実装されていたのは'''全3騎'''(次いで少ないランサーが5騎)。しかも内2騎はそれぞれ☆3(R)と☆4(SR)とレア度が高い故ガチャの渋さと相まって入手が非常に難しく、トドメに残る1騎の☆1(C)はサーヴァントの入手も育成も困難なサービス開始初期の環境では真価をまるで活かせない'''自爆宝具持ち'''と非常に始末が悪かった。
 
***アーチャークラスとしてサービス開始時点で実装されていたのは'''全3騎'''(次いで少ないランサーが5騎)。しかも内2騎はそれぞれ☆3(R)と☆4(SR)とレア度が高い故ガチャの渋さと相まって入手が非常に難しく、トドメに残る1騎の☆1(C)はサーヴァントの入手も育成も困難なサービス開始初期の環境では真価をまるで活かせない'''自爆宝具持ち'''と非常に始末が悪かった。
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***セイバークラスは数こそかなり多いもののそのすべてが☆3以上。その内で一番入手しやすい☆3はサービス開始時点では2騎のみ。最優のサーヴァントという設定を反映した結果だと思われるが、おかげで入手に難航するユーザーが続出した。
 
***セイバークラスは数こそかなり多いもののそのすべてが☆3以上。その内で一番入手しやすい☆3はサービス開始時点では2騎のみ。最優のサーヴァントという設定を反映した結果だと思われるが、おかげで入手に難航するユーザーが続出した。
 
****後に[[ベディヴィエール|ストーリーでの確定入手枠]]が実装されたが、タイミングが6章クリア時と非常に遅く、☆3以下の低レアリティで恒常入手可能なセイバーの実装には実にサービス開始から4年の時を要すなど他のクラスに比べてフットワークが重い。
 
****後に[[ベディヴィエール|ストーリーでの確定入手枠]]が実装されたが、タイミングが6章クリア時と非常に遅く、☆3以下の低レアリティで恒常入手可能なセイバーの実装には実にサービス開始から4年の時を要すなど他のクラスに比べてフットワークが重い。
***加えてサービス開始当初は、ランサー、ライダー、アサシンクラスは☆5のサーヴァントが実装されておらず、それぞれの☆5が実装された後も、ランサークラスに関しては恒常的に召喚可能なものが5章実装と同時とかなり遅かった。アサシンクラスにおいても恒常召喚☆5サーヴァントは4章実装前に登場したが、それからは期間限定キャラばかりで2体目の登場はそれからおよそ二年近くの間隔を経ているなど、クラス間の純粋な格差は否めないものがある。
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***加えてサービス開始当初は、ランサー、ライダー、アサシンクラスは☆5のサーヴァントが実装されておらず、それぞれの☆5が実装された後も、ランサークラスに関しては恒常的に召喚可能なものが5章実装と同時とかなり遅かった。アサシンクラスにおいても恒常召喚☆5サーヴァントは4章実装前に登場したが、それからは期間限定キャラばかりで2体目の登場はそれからおよそ二年近くの間隔を経ているなど、クラス間の純粋な格差は否めないものがある。
    
;他作品とのコラボ
 
;他作品とのコラボ
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*「TYPE-MOON内他作品とのコラボ」などについては通例通り行われ、第一弾として2016年2月下旬に『[[劇場版 空の境界]]』。名目上はスペシャルイベントだが、第二弾として同年4月末より『[[Fate/Zero]]』。第三弾として同年9月中旬に行われた『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』。第四弾として2017年5月初旬に『[[Fate/EXTRA CCC]]』。第五弾として2018年4月下旬に『[[Fate/Apocrypha]]』が行われた。『[[Fate/Zero]]』とのコラボではイベント本編のシナリオは原作者の虚淵玄氏の書き下ろしとなっており、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』とは同時期に放映されていた『ドライ!!』のアニメと連動する形となっている。
 
*「TYPE-MOON内他作品とのコラボ」などについては通例通り行われ、第一弾として2016年2月下旬に『[[劇場版 空の境界]]』。名目上はスペシャルイベントだが、第二弾として同年4月末より『[[Fate/Zero]]』。第三弾として同年9月中旬に行われた『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』。第四弾として2017年5月初旬に『[[Fate/EXTRA CCC]]』。第五弾として2018年4月下旬に『[[Fate/Apocrypha]]』が行われた。『[[Fate/Zero]]』とのコラボではイベント本編のシナリオは原作者の虚淵玄氏の書き下ろしとなっており、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』とは同時期に放映されていた『ドライ!!』のアニメと連動する形となっている。
 
*一方の「社外作品とのコラボ」については具体的な動きが見られないものの、2018年10月下旬の『[[Fate/Grand Orderイベント一覧 (2018)#神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~|神秘の国のONILAND!!]]』では『プリキュア』、同年12月中旬の『[[Fate/Grand Orderイベント一覧 (2018)#クリスマス2018 ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~|ホーリー・サンバ・ナイト]]』では『キン肉マン』をそれぞれ意識したネタが満載されており、当面はこのような「'''勝手コラボ'''」とも形容できる路線でのイベントを開催しつつ方向性を探っていくのだろうか。
 
*一方の「社外作品とのコラボ」については具体的な動きが見られないものの、2018年10月下旬の『[[Fate/Grand Orderイベント一覧 (2018)#神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~|神秘の国のONILAND!!]]』では『プリキュア』、同年12月中旬の『[[Fate/Grand Orderイベント一覧 (2018)#クリスマス2018 ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~|ホーリー・サンバ・ナイト]]』では『キン肉マン』をそれぞれ意識したネタが満載されており、当面はこのような「'''勝手コラボ'''」とも形容できる路線でのイベントを開催しつつ方向性を探っていくのだろうか。
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**なお『ホーリー・サンバ・ナイト』は『キン肉マン』の作者であるゆでたまご氏からパロディについて苦言を呈されたためか、2023年現在は一切復刻されていない。
 
*奈須氏曰く、FGOのストーリーが強くなっているため、1回でも特例を許すと'''「ほかの作品から来られちゃう世界なんだ」'''と思われてしまうためTYPE-MOON以外の他作品とのコラボは難しいと考えている。ただし、第2部完結後に新しい世界が広がるなら世界観を緩めてもいいかなと考えている。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p123</ref>
 
*奈須氏曰く、FGOのストーリーが強くなっているため、1回でも特例を許すと'''「ほかの作品から来られちゃう世界なんだ」'''と思われてしまうためTYPE-MOON以外の他作品とのコラボは難しいと考えている。ただし、第2部完結後に新しい世界が広がるなら世界観を緩めてもいいかなと考えている。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p123</ref>
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:利用規約の禁止事項にも触れられているものの、それでもサービス開始から早くも一部情報が解析されてしまい、'''今後登場するであろうサーヴァントの情報・画像の流出、一部分ながらも今後のストーリーのネタバレ'''などが発生している。
 
:利用規約の禁止事項にも触れられているものの、それでもサービス開始から早くも一部情報が解析されてしまい、'''今後登場するであろうサーヴァントの情報・画像の流出、一部分ながらも今後のストーリーのネタバレ'''などが発生している。
 
:ネタバレが嫌な方はその手のサイトに近づかなければ特に問題こそないのだが、画像検索の場合'''まだ登場前のサーヴァント画像が見えてしまう'''事態が高確率で発生するため、ネタバレ拒否勢は使用の際、十分気を付ける様に。
 
:ネタバレが嫌な方はその手のサイトに近づかなければ特に問題こそないのだが、画像検索の場合'''まだ登場前のサーヴァント画像が見えてしまう'''事態が高確率で発生するため、ネタバレ拒否勢は使用の際、十分気を付ける様に。
:なお、当時にも無かった情報が現状の場で新しく追加され続けることもままあり、ネタバレであれどあくまでヒントにも近しい為、当然だが'''流出されている情報がFGOの全てではない'''点には注意。
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:2021年に実装された2部6章に関してもデータが流出していたためか、これ以降『Grand Order』運営は情報流出の防止に力を入れている。このためか、2021年9月以降は目立った情報の流出は見られない。
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:なお、当時にも無かった情報が現状の場で新しく追加され続けることもままあり、ネタバレであれどあくまでヒントにも近しい為、当然だが'''流出している情報がFGOの全てではない'''点には注意。
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;現行の諸問題
 
;現行の諸問題
 
:2021年でサービス開始から6年目に突入し、多くの問題点は改善されてきたが、それでも改善点があると指摘されている。大半はアンチによる一方的な不満点だが、メインストーリーの更新速度が遅い事や、強力なサーヴァントを実装しても扱いを台無しにしかねない難度調整などは古参勢の離反を招いているとされている。
 
:2021年でサービス開始から6年目に突入し、多くの問題点は改善されてきたが、それでも改善点があると指摘されている。大半はアンチによる一方的な不満点だが、メインストーリーの更新速度が遅い事や、強力なサーヴァントを実装しても扱いを台無しにしかねない難度調整などは古参勢の離反を招いているとされている。
:特にメインストーリーの更新速度については、サービスを提供しているディライトワークスへの不満は大きく、将来的にはサービスが先細りになっていくと指摘されている。余談だが、ディライトワークスが提供してきたソーシャルゲームはFGO以外は軒並み全滅しており、'''「FGOが無くなったら、確実に潰れる」'''と言われている。<ref group = "注">しかも、2021年2月に「ウマ娘」という超強力なライバルがサービス開始して以降は、FGOの売り上げもがた落ちになっている。</ref>
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:特にメインストーリーの更新速度については、サービスを提供しているディライトワークスへの不満は大きく、将来的にはサービスが先細りになっていくと指摘されている。余談だが、ディライトワークスが提供してきたソーシャルゲームはFGO以外は軒並み全滅しており、'''「FGOが無くなったら、確実に潰れる」'''とまで言われている。
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:2022年からは運営会社がディライトワークスから独立してLASENGLEとなったが、メインストーリーの更新頻度は変わらずに、期間限定イベントの開催期間が3週間となってスケジュールが圧迫された結果、復刻イベントの開催頻度が極端に少なくなっている。
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:また、期間限定イベントの開催期間が3週間となったことで後半はユーザーのやることが無くなり、いわゆる「虚無期間」が発生しやすくなっている(一応イベント開始後2週間のタイミングではキャンペーンなどが実施されているが、やることは少なめ)。
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:加えて、2023年以降はモーション改修や幕間の物語が一切実装されていないことも不満点の一つとして数えられることが多い。
    
==スペック・公開情報==
 
==スペック・公開情報==
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