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− など、やはり様々なパターンがある。それら後天的に得られた宝具でも所有者にとっては自身の分身ともいえるものであり、生前の能力と一切無縁でも、死因パターンのように本来の所有者は別であっても、何の問題も無く自身の手足の様に操れる。+
− 多くの宝具は真名を詠唱する「真名解放」によりその能力を発揮し、伝説における力を再現するが、これに関しては、様々なパターンが存在する。まず宝具そのものの種類として+
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→概要
パターンとしてはいくつか上げられ
パターンとしてはいくつか上げられ
*英霊の伝説に登場するとりわけ有名なアイテム。宝具の最も基本的な形<ref group = "注">[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」など。</ref>
*英霊の伝説に登場するとりわけ有名なアイテム。宝具の最も基本的な形<ref group = "注">[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」など。</ref>
*英霊が有する、伝説上の特殊能力や技<ref group = "注">[[ヘラクレス]]の「十二の試練」や「射殺す百頭」など。</ref>
*英霊が有する、伝説上の特殊能力や技<ref group = "注">[[ヘラクレス]]の「十二の試練」、李書文の「无二打」など。</ref>
*生前は所有しておらず、死後サーヴァントとなってから後天的に得られた宝具
*生前は所有しておらず、死後サーヴァントとなってから後天的に得られた宝具
などがある。さらに、後天的な獲得に関してはその獲得理由も様々であり、
などがある。さらに、後天的な獲得に関してはその獲得理由も様々であり、
*自身の有名な伝説を再現するもの。特に具体的なエピソードがあるタイプ<ref group = "注">[[ランスロット]]の「騎士は徒手にて死せず」、[[ヴラド三世 (Apocrypha)]]の「極刑王」など</ref>
*自身の有名な伝説を再現するもの。特に具体的なエピソードがあるタイプ<ref group = "注">[[ランスロット]]の「騎士は徒手にて死せず」、[[ヴラド三世 (Apocrypha)]]の「極刑王」など</ref>
*自身の生き方を再現するもの。具体的なエピソードではなく、その生涯を通したイメージから与えられる<ref group = "注">[[メディア]]の「破戒すべき全ての符」、[[イスカンダル]]の「王の軍勢」など。</ref>
*自身の生き方を再現するもの。具体的なエピソードではなく、その生涯を通したイメージから与えられる<ref group = "注">[[メディア]]の「破戒すべき全ての符」、[[ロビンフッド]]の「顔のない王」など。</ref>
*自身の作風や代表作をイメージさせるもの。生前戦闘力を持たなかった作家や芸術家などの文化系サーヴァントの宝具は、ほぼ全てがこのパターンである
*自身の作風や代表作をイメージさせるもの。生前戦闘力を持たなかった作家や芸術家などの文化系サーヴァントの宝具は、ほぼ全てがこのパターンである
*自身の死因に関連するもの。「サーヴァントの死の傍らにはこの宝具がなくてはならない」と言う理由で与えられる<ref group = "注">[[酒呑童子]]の「千紫万紅・神便鬼毒」、[[メドゥーサ〔シャドウランサー〕]]のハルペーなど</ref>
*自身の死因に関連するもの。「サーヴァントの死の傍らにはこの宝具がなくてはならない」と言う理由で与えられる<ref group = "注">[[酒呑童子]]の「千紫万紅・神便鬼毒」、[[メドゥーサ〔シャドウランサー〕]]のハルペーなど</ref>
などのパターンがある。それら後天的に得られた宝具でも所有者にとっては自身の分身ともいえるものであり、生前の能力と一切無縁でも、死因パターンのように本来の所有者は別であっても、何の問題も無く自身の手足の様に操れる。
多くの宝具は真名を詠唱する「真名解放」によりその能力を発揮し、伝説における力を再現するが、これに関しても様々なパターンが存在する。まず宝具そのものの種類として
*平時からアイテムなどとして使用可能だが、真名解放によって最大の力を発揮する<ref group = "注">[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」などをはじめとする大多数の宝具。</ref>
*平時からアイテムなどとして使用可能だが、真名解放によって最大の力を発揮する<ref group = "注">[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」などをはじめとする大多数の宝具。</ref>
*魔術や技などが宝具になっており、真名を解放する事で発生する。未開放時は存在すらしない<ref group = "注">[[ネロ・クラウディウス]]の「招き蕩う黄金劇場」、李書文の「无二打」など</ref>
*魔術や技などが宝具になっており、真名を解放する事で発生する。未開放時は存在すらしない<ref group = "注">[[ネロ・クラウディウス]]の「招き蕩う黄金劇場」、[[李書文]]の「无二打」など</ref>
*真名解放を行わなくとも、武器や英霊自身の属性や特殊能力が宝具としての力を帯びている。特に「常時発動型」と分類されるタイプ<ref group = "注">[[ヘラクレス]]の「十二の試練」、[[ディルムッド・オディナ]]の「破魔の紅薔薇」など。</ref>
*真名解放を行わなくとも、武器や英霊自身の属性や特殊能力が宝具としての力を帯びている。特に「常時発動型」と分類されるタイプ<ref group = "注">[[ヘラクレス]]の「十二の試練」、[[ディルムッド・オディナ]]の「破魔の紅薔薇」など。</ref>
*英霊自身が宝具である<ref group = "注">[[ナーサリー・ライム]]の「誰かの為の物語」</ref>
*英霊自身が宝具である<ref group = "注">[[ナーサリー・ライム]]の「誰かの為の物語」</ref>
この辺りの設定変更は、「必殺技は数が少ない方が、イメージとしては切り札感が強い」「だが、実際に物語を書いた所、見せ場のバリエーションは多い方が良かった」と言うメタ的事情によるものだろうか。
この辺りの設定変更は、「必殺技は数が少ない方が、イメージとしては切り札感が強い」「だが、実際に物語を書いた所、見せ場のバリエーションは多い方が良かった」と言うメタ的事情によるものだろうか。
なお、『Grand Order』ではゲームシステムの都合で、「設定上いくつ宝具を持っていても、ゲームシステムで宝具として扱われるのは1つ」「それ以外の宝具はゲームとしてのバトル以外で使用されるか、スキル・フレーバーなどとして表現される」と言う扱いになっている。<br>一部のサーヴァントは霊基再臨段階に応じてシステム上で使用可能な宝具が変更されるが、それに伴ってゲーム的な効果に変更があるのはその中でもごく一部のみ<ref group="注">2024年1月現在、[[妖精騎士ランスロット]]、[[プトレマイオス]]の2名のみ該当。</ref>である。
なお、『Grand Order』ではゲームシステムの都合で、「設定上いくつ宝具を持っていても、ゲームシステムで宝具として扱われるのは1つ」「それ以外の宝具はゲームとしてのバトル以外で使用されるか、スキル・フレーバーなどとして表現される」と言う扱いになっている。これに関して分かりやすい例として、[[アストルフォ]]は「この世ならざる幻馬」がシステム上の宝具で、「触れれば転倒!」はスキルになっており、「魔術万能攻略書」はクラススキル:対魔力Aと言う形で表現されており、そして「恐慌呼び起こせし魔笛」は使用しない。<br>なお、一部のサーヴァントは霊基再臨段階に応じてシステム上で使用可能な宝具が変更されるが、それに伴ってゲーム的な効果に変更があるのはその中でもごく一部のみ<ref group="注">2024年1月現在、[[妖精騎士ランスロット]]、[[プトレマイオス]]の2名のみ該当。</ref>である。
*ランク:威力・効果・能力の目安となる。EからAまでの五段階とこの尺度では数値化不能のEXがある。<br>
*ランク:威力・効果・能力の目安となる。EからAまでの五段階とこの尺度では数値化不能のEXがある。<br>