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:2006年にTVアニメ『Fate/stay night』が放送(内容はFateルート) ※初の全年齢向け及び声付き作品。以降は全て全年齢向け。
 
:2006年にTVアニメ『Fate/stay night』が放送(内容はFateルート) ※初の全年齢向け及び声付き作品。以降は全て全年齢向け。
 
:2006年から2012年までコミック『Fate/stay night』が連載(内容はfateルート)。
 
:2006年から2012年までコミック『Fate/stay night』が連載(内容はfateルート)。
:2007年に『Fate/stay night [Realta Nua]』が発売。『Fate/stay night』のPS2移植版。
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:2007年に『Fate/stay night [Réalta Nua]』が発売。『Fate/stay night』のPS2移植版。
:2010年に劇場版アニメ『Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』上映(内容はUnlimited Blade Worksルート)。
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:2010年に劇場版アニメ『Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS - 』上映(内容はUnlimited Blade Worksルート)。
:2012年に『Fate/stay night [Realta Nua]』がPSvitaへ移植。※15才以上対象(15禁ではない)。
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:2012年に『Fate/stay night [Réalta Nua]』がPSvitaへ移植。※CERO:C(15禁ではない)。
 
:2014年にTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』が放送(内容はUnlimited Blade Worksルート)。
 
:2014年にTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』が放送(内容はUnlimited Blade Worksルート)。
 
:2015年からコミック『Fate/stay night [Heaven's Feel]』が連載(内容はHeaven's Feelルート)。
 
:2015年からコミック『Fate/stay night [Heaven's Feel]』が連載(内容はHeaven's Feelルート)。
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;[[モードレッド]]
 
;[[モードレッド]]
 
:セイバーの息子。本作では男性として言及されている。
 
:セイバーの息子。本作では男性として言及されている。
:アニメ『Fate/staynight』用にビジュアルと詳細設定が作られ、正式にキャラクター化した。後に女性に設定改変され現在に至る。
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:アニメ『Fate/stay night』用にビジュアルと詳細設定が作られ、正式にキャラクター化した。後に女性に設定改変され現在に至る。
    
;[[ケイ]]
 
;[[ケイ]]
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* Fateシリーズ初のメディアミックス、かつ全年齢向けとして作られた作品。
 
* Fateシリーズ初のメディアミックス、かつ全年齢向けとして作られた作品。
 
* 主な製作はジェネオン・エンタテインメント(現在はNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)。アニメーション制作会社はスタジオディーン、販売会社はジェネオン・エンタテインメント。ジェネオン・エンタテインメントはアニメ化以前から販売会社として型月と関わりを持っている会社で、『[[月姫]]』や原作ゲームである『Fate/stay night』、コンシューマー版となる『Fate/stay night[Réalta Nua]』のサントラなどを販売している。
 
* 主な製作はジェネオン・エンタテインメント(現在はNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)。アニメーション制作会社はスタジオディーン、販売会社はジェネオン・エンタテインメント。ジェネオン・エンタテインメントはアニメ化以前から販売会社として型月と関わりを持っている会社で、『[[月姫]]』や原作ゲームである『Fate/stay night』、コンシューマー版となる『Fate/stay night[Réalta Nua]』のサントラなどを販売している。
* 声優による声が初めてついたのもこの作品であり、本作の音響監督である辻谷耕史、原作サイドの奈須きのこと武内崇による本作でのキャスティングが現在に至るまで影響を及ぼしている。
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* 声優による声が初めてついたのもこの作品であり、本作の音響監督である辻谷耕史氏、原作サイドの奈須きのこ氏と武内崇氏による本作でのキャスティングが現在に至るまで影響を及ぼしている。
* 奈須きのこが全24話の初稿プロットと脚本監修を担当、武内崇がキャラクターデザイン監修、オリジナル衣装制作、1期OP絵コンテを担当。奈須は初稿プロットを担当した為、実質的には正規の脚本家扱いとなっている。その為、脚本家座談会にも普通に登場していた。脚本には岡田麿里や花田十輝など、後にヒット作を多数輩出する脚本家が参加している。
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* 奈須きのこ氏が全24話の初稿プロットと脚本監修を担当、武内崇氏がキャラクターデザイン監修、オリジナル衣装制作、1期OP絵コンテを担当。奈須は初稿プロットを担当した為、実質的には正規の脚本家扱いとなっている。その為、脚本家座談会にも普通に登場していた。脚本には岡田麿里や花田十輝など、後にヒット作を多数輩出する脚本家が参加している。
* ストーリーはFateルート。ただし、初稿プロット担当の奈須が他のルートの展開をつまんだ他、アニメオリジナルに積極的な姿勢を示したため、UBWルートとHFルートに加え奈須によるアニメオリジナルが含まれる。終盤には完全なFateルートに帰結する。
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* ストーリーはFateルート。ただし、初稿プロット担当の奈須氏が他のルートの展開をつまんだ他、アニメオリジナルに積極的な姿勢を示したため、UBWルートとHFルートに加え奈須氏によるアニメオリジナルが含まれる。終盤には完全なFateルートに帰結する。
 
* 本編では原作の立ち絵が忠実に再現されており、DVDのホーム画面が原作全ルート制覇後を模した物であるなど、原作プレイヤー向けの細かいファンサービスが豊富。
 
* 本編では原作の立ち絵が忠実に再現されており、DVDのホーム画面が原作全ルート制覇後を模した物であるなど、原作プレイヤー向けの細かいファンサービスが豊富。
 
* 累計ソフト売り上げは101万枚(1,013,369枚)以上。2010年3月時点で100万枚を超えるミリオンヒットが報道され、同年8月に発売されたDVD-SETがオリコンで13,369枚が記録されている。
 
* 累計ソフト売り上げは101万枚(1,013,369枚)以上。2010年3月時点で100万枚を超えるミリオンヒットが報道され、同年8月に発売されたDVD-SETがオリコンで13,369枚が記録されている。
 
* 「FateProject」内で今作は紹介されていない。これはTYPE-MOONとアニプレックスの共同企画の名称である為、版権元が別である本作が紹介されない事は版権の都合上の事で、特別な措置ではない。TYPE-MOON主催のイベントではこの限りではなく、15周年に際しては型月がスタジオディーンからの祝辞を掲載したり、「TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡」(2019年12月20日~2020年4月5日)では本作の映像も利用されている。
 
* 「FateProject」内で今作は紹介されていない。これはTYPE-MOONとアニプレックスの共同企画の名称である為、版権元が別である本作が紹介されない事は版権の都合上の事で、特別な措置ではない。TYPE-MOON主催のイベントではこの限りではなく、15周年に際しては型月がスタジオディーンからの祝辞を掲載したり、「TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡」(2019年12月20日~2020年4月5日)では本作の映像も利用されている。
* 本作が後続作品に与えた影響は大きく、声優はほとんどが続投している他、モードレッドやマシュといった本作の初期プロットから誕生にこぎついたキャラも少なくない。また、FGOに関わっているイラストレーターの中には奈須が本作を縁に知り合ったと明言している人物もいる。
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* 本作が後続作品に与えた影響は大きく、声優はほとんどが続投している他、モードレッドやマシュといった本作の初期プロットから誕生にこぎついたキャラも少なくない。また、FGOに関わっているイラストレーターの中には奈須氏が本作を縁に知り合ったと明言している人物もいる。
 
* 原作サイドのコメント
 
* 原作サイドのコメント
 
::奈須きのこ『アニメ完結おめでとう&おつかれさまでした。準備期間から数えて約一年、これだけ長くアニメ製作に関われたのは初めての事でした。毎回高いクオリティを維持してくださったスタッフの皆さん、原作の無茶なところ、矛盾したところを上手くまとめてくださった山口監督、素晴らしい音楽を提供してくださった川井憲次氏、丁寧な音作りをしてくれた辻谷音響監督、その他たくさんの縁の下の力持ちたちに感謝と拍手を。アニメ版Fate最大の魅力はエンディングです。一つの物語が終わって、誰もいなくなった部屋に残された「ここにいた証」を見た時「ああ、良かった」と心の底から思いました。放映が終わった七月の寂しさに耐える奈須でした。』
 
::奈須きのこ『アニメ完結おめでとう&おつかれさまでした。準備期間から数えて約一年、これだけ長くアニメ製作に関われたのは初めての事でした。毎回高いクオリティを維持してくださったスタッフの皆さん、原作の無茶なところ、矛盾したところを上手くまとめてくださった山口監督、素晴らしい音楽を提供してくださった川井憲次氏、丁寧な音作りをしてくれた辻谷音響監督、その他たくさんの縁の下の力持ちたちに感謝と拍手を。アニメ版Fate最大の魅力はエンディングです。一つの物語が終わって、誰もいなくなった部屋に残された「ここにいた証」を見た時「ああ、良かった」と心の底から思いました。放映が終わった七月の寂しさに耐える奈須でした。』
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| 第24話 || 全て遠き理想郷 || 岡田麿里 || 藤原良二、山口祐司 || 山口祐司 || - || 石原恵、徳田夢之介  
 
| 第24話 || 全て遠き理想郷 || 岡田麿里 || 藤原良二、山口祐司 || 山口祐司 || - || 石原恵、徳田夢之介  
 
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===『劇場版 Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』===
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===『劇場版 Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS - 』===
* 2010年に上映された劇場用アニメ。PG-12指定。
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* 2010年に上映された劇場用アニメ。PG12指定。
 
* TVアニメ版に引き続き、主な製作はジェネオン・エンタテインメント。アニメーション制作会社はスタジオディーン。
 
* TVアニメ版に引き続き、主な製作はジェネオン・エンタテインメント。アニメーション制作会社はスタジオディーン。
 
* 全国13劇場という超小規模上映としては異例の好成績を叩きだしFate人気を見せつけた。
 
* 全国13劇場という超小規模上映としては異例の好成績を叩きだしFate人気を見せつけた。
 
* 元々はテレビアニメ制作時より制作陣の中で話題に上っており、キャストにも劇場版の予定がある事だけは知らされていた。
 
* 元々はテレビアニメ制作時より制作陣の中で話題に上っており、キャストにも劇場版の予定がある事だけは知らされていた。
* ストーリーは純正のUBWルート。ただし、映画一本という尺の都合上恋愛描写はほぼ省略されており、バトルに重点が置かれている。山口は製作委員会に『映画は分割作品にしたい』と訴えていたが、最終的には1部作の映画作品として制作されることになる。
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* ストーリーは純正のUBWルート。ただし、映画一本という尺の都合上恋愛描写はほぼ省略されており、バトルに重点が置かれている。山口監督は製作委員会に『映画は分割作品にしたい』と訴えていたが、最終的には1部作の映画作品として制作されることになる。
* 本作はあえて奈須が関わらなかった作品である。アニメシリーズの監督だった山口に対し「Fate/stay nightを任せられる」「思いっきりやって欲しい」と制作が決定したとの事。実は武内は本名名義で参加しており、キャラデザ担当の石原に個人的にデザイン監修を行っていた事も明らかになっている。
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* 本作はあえて奈須氏が関わらなかった作品である。アニメシリーズの監督だった山口氏に対し「Fate/stay nightを任せられる」「思いっきりやって欲しい」と制作が決定したとの事。実は武内氏も本名として参加しており、キャラデザ担当の石原氏に個人的にデザイン監修を行っていた事も明らかになっている。
 
* ガイドブックやビジュアルガイドなどでたびたび関係者内では非常に好評だったと記録されており、本作に対し奈須らは「アニメーションの最高峰」「原作としてこれ以上嬉しい事はない」と賛辞を送っている。
 
* ガイドブックやビジュアルガイドなどでたびたび関係者内では非常に好評だったと記録されており、本作に対し奈須らは「アニメーションの最高峰」「原作としてこれ以上嬉しい事はない」と賛辞を送っている。
* 本作のメインビジュアルを描いた山中虎鉄氏は、2016年に『Fate/Grand Ordar』のラスボスのビジュアルも担当している。理由は本作のメインビジュアルを描いてくれた縁によるもので、奈須が頼み込んだとの事。
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* 本作のメインビジュアルを描いた山中虎鉄氏は、2016年に『Fate/Grand Ordar』でラスボスのビジュアルも担当している。理由は本作のメインビジュアルを描いてくれた縁によるもので、奈須氏が頼み込んだとの事。
 
*UBWという長い物語を僅か100分に収めるのは製作側としても苦労したようで、監督の山口祐司は映画のパンフレットにて「まずは脚本・構成。PS2版で30時間あるUBWをどう作れば良いんだ、三部構成にしてくれ!って小倉さん(プロデューサー)に何度も言ったくらい(笑)。脚本を削っていく作業がとにかく苦しかった」と語っている。
 
*UBWという長い物語を僅か100分に収めるのは製作側としても苦労したようで、監督の山口祐司は映画のパンフレットにて「まずは脚本・構成。PS2版で30時間あるUBWをどう作れば良いんだ、三部構成にしてくれ!って小倉さん(プロデューサー)に何度も言ったくらい(笑)。脚本を削っていく作業がとにかく苦しかった」と語っている。
 
===『TVアニメ Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』===
 
===『TVアニメ Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』===
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**結末は原作のトゥルーエンドだが、BD-BOX特典映像として、グッドエンドを描いた約10分の短編『sunny day』が収録されている。
 
**結末は原作のトゥルーエンドだが、BD-BOX特典映像として、グッドエンドを描いた約10分の短編『sunny day』が収録されている。
 
* 主な製作はアニプレックス。アニプレックスは『空の境界』『Fate/Zero』のプロデュース・宣伝・販売のほか『Fate/Grand Order』の企画・宣伝を担当しており、直系傘下のアニメーションスタジオ「A-1 Pictures」が『Grand Order』のアニメーションを担当している。本作以降、『stay night』関連商品はアニプレックスや親会社のソニーから主に販売されている。
 
* 主な製作はアニプレックス。アニプレックスは『空の境界』『Fate/Zero』のプロデュース・宣伝・販売のほか『Fate/Grand Order』の企画・宣伝を担当しており、直系傘下のアニメーションスタジオ「A-1 Pictures」が『Grand Order』のアニメーションを担当している。本作以降、『stay night』関連商品はアニプレックスや親会社のソニーから主に販売されている。
* アニメーション制作は『空の境界』『Fate/Zero』アニメーション制作、『[Realta Nua]』OPアニメーション制作を担当したufotable。映像は全話数をufotable社内でほぼ制作しており、監督、主要スタッフ、各話演出陣、各話脚本家も一部を除き社内スタッフを主に起用している。
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* アニメーション制作は『空の境界』『Fate/Zero』アニメーション制作、『[Réalta Nua]』OPアニメーション制作を担当したufotable。映像は全話数をufotable社内でほぼ制作しており、監督、主要スタッフ、各話演出陣、各話脚本家も一部を除き社内スタッフを主に起用している。
*奈須きのこが全26話の脚本監修を担当したほか、オリジナル展開の原案・設定制作も担当し、オリジナルシーンや数話分の脚本の執筆も修正という形で自ら担当している。
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*奈須きのこ氏が全26話の脚本監修を担当したほか、オリジナル展開の原案・設定制作も担当し、オリジナルシーンや数話分の脚本の執筆も修正という形で自ら担当している。
* 武内崇はプロデューサー、オリジナル衣装制作を担当している。本作は武内の要望もあり、絵柄を原作では無く、2014年の武内の絵柄に合わせて制作されている。また、衣装も現代に合わせたものになり、特に藤村大河の私服に関しては武内の「大人としての立場を強調したい」という要望により大幅な変更が加えられた。
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* 武内崇氏はプロデューサー、オリジナル衣装制作を担当している。本作は武内氏の要望もあり、絵柄を原作では無く、2014年時点での氏の絵柄に合わせて制作されている。また、衣装も現代に合わせたものになり、特に藤村大河の私服に関しては武内氏の「大人としての立場を強調したい」という要望により大幅な変更が加えられた。
* 当初はFateルートをアニメ化する予定だったが、スタッフ内では、どのルートにするか意見が割れていた(全ルート派「奈須・武内」、UBW派「アニプレックス岩上P」、HF派「キャラクターデザイン須藤、三浦監督」)。奈須はFateルートをただ映像化するだけなら既に展開されている作品と変わらないため、現代向けに相当なアレンジを加える必要があると考えていた。その後、協議の結果「衛宮士郎の物語」としてよりアニメ向きな「UBW」がアニメスタッフ側より提案される。奈須は、UBWならば2クールでリメイクする事に意義を見出せると判断し、正式にUBWルートに変更となった。
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* 当初はFateルートをアニメ化する予定だったが、スタッフ内では、どのルートにするか意見が割れていた(全ルート派「奈須・武内」、UBW派「アニプレックス岩上P」、HF派「キャラクターデザイン須藤、三浦監督」)。奈須氏はFateルートをただ映像化するだけなら既に展開されている作品と変わらないため、現代向けに相当なアレンジを加える必要があると考えていた。その後、協議の結果「衛宮士郎の物語」としてよりアニメ向きな「UBW」がアニメスタッフ側より提案される。奈須氏は、UBWならば2クールでリメイクする事に意義を見出せると判断し、正式にUBWルートに変更となった。
* 本作は、「主人公である士郎を客観的視点でどれだけ視聴者の胸に届けられるか」「2014年の新たなUBWを制作する」という奈須の方針を軸に制作されている。そのため客観的に伝わりやすくするため、後述のアーチャー戦など士郎に関する描写が原作より変更されている部分もある。
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* 本作は、「主人公である士郎を客観的視点でどれだけ視聴者の胸に届けられるか」「2014年の新たなUBWを制作する」という奈須氏の方針を軸に制作されている。そのため客観的に伝わりやすくするため、後述のアーチャー戦など士郎に関する描写が原作より変更されている部分もある。
* アニメオリジナル展開は奈須自らの手で制作・執筆されている。また、当時企画中であった『月姫(リメイク版)』『Grand Order』とシナリオをリンクさせる試みが行われるも、両作品の販売・配信延期により放送時期内の実現は叶わなかった。しかしアニメ第2期や『Grand Order』第1部にその名残が残っている。
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* アニメオリジナル展開は奈須氏自らの手で制作・執筆されている。また、当時企画中であった『月姫(リメイク版)』『Grand Order』とシナリオをリンクさせる試みが行われるも、両作品の販売・配信延期により放送時期内の実現は叶わなかった。しかしアニメ第2期や『Grand Order』第1部にその名残が残っている。
 
* 前述のように奈須はアニメオリジナル展開に積極的であり、バーサーカーの生命ストックやギルガメッシュ関連については奈須自らが大胆な改変を加えている。また、士郎とアーチャーの戦いは、ufotableが用意した原作通りの流れの脚本に待ったをかけ、アニメという媒体向けに自ら脚本を執筆している。これは前述の通り「衛宮士郎という人物の思いを客観的に伝えるため」の改変である。奈須は自らが手掛けたオリジナル展開に対し、「アニメは原作と別物であり、違うジャンルの娯楽です。だから同じ読後感、同じ高ぶりを求めるのは前提が間違いです。アニメ版UBWはゲームでしか表現できない言葉の積み重ねを廃したかわりに、映像と演出、時間のコントロールで物語の裏側を表現しています」と語っている。
 
* 前述のように奈須はアニメオリジナル展開に積極的であり、バーサーカーの生命ストックやギルガメッシュ関連については奈須自らが大胆な改変を加えている。また、士郎とアーチャーの戦いは、ufotableが用意した原作通りの流れの脚本に待ったをかけ、アニメという媒体向けに自ら脚本を執筆している。これは前述の通り「衛宮士郎という人物の思いを客観的に伝えるため」の改変である。奈須は自らが手掛けたオリジナル展開に対し、「アニメは原作と別物であり、違うジャンルの娯楽です。だから同じ読後感、同じ高ぶりを求めるのは前提が間違いです。アニメ版UBWはゲームでしか表現できない言葉の積み重ねを廃したかわりに、映像と演出、時間のコントロールで物語の裏側を表現しています」と語っている。
* 回想シーンではアニメ『Fate/Zero』を意識した演出も描かれており、これらの場面ではゲストコンポ―サーである梶浦が手掛けた音楽が使用されている。ただし、後述の理由もあるため『Zero』を視聴していない視聴者でも本作のみで話が分かる程度に演出は抑えられている。
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* 回想シーンではアニメ『Fate/Zero』を意識した演出も描かれており、これらの場面ではゲストコンポ―サーである梶浦氏が手掛けた音楽が使用されている。ただし、後述の理由もあるため『Zero』を視聴していない視聴者でも本作のみで話が分かる程度に演出は抑えられている。
* セイバールート前提で語られる部分も奈須を中心に制作されており、奈須自身が『stay night』としては初めて小説として手掛けたセイバーの過去を描く小説『Garden of Avalon』がBD BOXⅠの特典として執筆されている。また、この特典小説は後に配信された『Grand Order』の伏線として執筆された面もある。
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* セイバールート前提で語られる部分も奈須氏を中心に制作されており、奈須氏自身が『stay night』としては初めて小説として手掛けたセイバーの過去を描く小説『Garden of Avalon』がBD BOXⅠの特典として執筆されている。また、この特典小説は後に配信された『Grand Order』の伏線として執筆された面もある。
* 最終話でサプライズ的に展開された「ロンドン編」は、「原作通りのEDでは衛宮士郎の物語として話を終わらせるには少し弱いのではないか」というufotable代表の近藤の提案により制作が決定した。奈須はロンドン編に合わせ今まで未発表であった魔術協会の設定を提供し、ufotableが脚本を制作、奈須が監修と追加執筆を担当している。
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* 最終話でサプライズ的に展開された「ロンドン編」は、「原作通りのEDでは衛宮士郎の物語として話を終わらせるには少し弱いのではないか」というufotable代表の近藤氏の提案により制作が決定した。奈須氏はロンドン編に合わせ今まで未発表であった魔術協会の設定を提供し、ufotableが脚本を制作、奈須氏が監修と追加執筆を担当している。
 
* 本作で新たに設定されたアニメオリジナル設定・展開・登場キャラクターは同時期に企画が進行され、後に発表される関連作品『strange Fake』『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』などでも使用されている。
 
* 本作で新たに設定されたアニメオリジナル設定・展開・登場キャラクターは同時期に企画が進行され、後に発表される関連作品『strange Fake』『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』などでも使用されている。
 
* 企画発表当時、別の作者が書いた『Zero』が『stay night』と直接繋ぎあわせると辻褄が合わない設定・矛盾した発言など多くの問題が発生してしまい、更にTVアニメ『[[Fate/Zero]]』の収益が良かっただけに「ufotableは『Zero』の内容と矛盾が起きないよう、無理矢理『stay night』の設定を変更してくるのではないか?」という不安の声がファンの間で囁かれていた。<br>奈須氏もこの問題には気づいており竹箒日記で言及している<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201401.html 竹箒日記2014/1/31]</ref>。
 
* 企画発表当時、別の作者が書いた『Zero』が『stay night』と直接繋ぎあわせると辻褄が合わない設定・矛盾した発言など多くの問題が発生してしまい、更にTVアニメ『[[Fate/Zero]]』の収益が良かっただけに「ufotableは『Zero』の内容と矛盾が起きないよう、無理矢理『stay night』の設定を変更してくるのではないか?」という不安の声がファンの間で囁かれていた。<br>奈須氏もこの問題には気づいており竹箒日記で言及している<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201401.html 竹箒日記2014/1/31]</ref>。
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* 前作に引き続き製作をアニプレックス、アニメーション制作をufotableが担当する。
 
* 前作に引き続き製作をアニプレックス、アニメーション制作をufotableが担当する。
 
* 監督は『劇場版 空の境界』以降、ufotable制作のTYPE-MOONアニメーション化作品のキャラクターデザイン・総作画監督を10年以上務めてきた須藤友徳。月姫時代からのファンとして知られており、奈須から『桜研究家』『ここまで細かく考察してくれる方は僕の知る限りそういない』と評されるほどのファンであり、本作の監督にも自ら立候補。須藤は監督・キャラクターデザインのほか全カットの総作画監督、一部アクションシーンを除く全ての絵コンテ(アクションの一部は『UBW』監督の三浦氏が担当)を担当している。
 
* 監督は『劇場版 空の境界』以降、ufotable制作のTYPE-MOONアニメーション化作品のキャラクターデザイン・総作画監督を10年以上務めてきた須藤友徳。月姫時代からのファンとして知られており、奈須から『桜研究家』『ここまで細かく考察してくれる方は僕の知る限りそういない』と評されるほどのファンであり、本作の監督にも自ら立候補。須藤は監督・キャラクターデザインのほか全カットの総作画監督、一部アクションシーンを除く全ての絵コンテ(アクションの一部は『UBW』監督の三浦氏が担当)を担当している。
* 奈須は各章のタイトル決め・脚本監修・アフレコ監修を務めているが、本作のシナリオ構成は須藤にほぼ一任しており、制作に深く関わりすぎないスタンスをとっている。
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* 奈須氏は各章のタイトル決め・脚本監修・アフレコ監修を務めているが、本作のシナリオ構成は須藤氏にほぼ一任しており、制作に深く関わりすぎないスタンスをとっている。
* 武内もキャラクター原案・プロデューサーを務めるが奈須と同様に一視聴者という立場をとっている。
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* 武内氏もキャラクター原案・プロデューサーを務めるが奈須氏と同様に一視聴者という立場をとっている。
 
* 『士郎と桜』を中心とした物語に再構成されており、オリジナル展開として第一章序盤では二人の出会いの物語が長い尺で展開されている。また、本作では間桐慎二について視聴者が彼の行動の意味を理解できるようにシナリオが構成されており、エンディングクレジットで慎二は士郎、桜に次いで3番目に表記されている。
 
* 『士郎と桜』を中心とした物語に再構成されており、オリジナル展開として第一章序盤では二人の出会いの物語が長い尺で展開されている。また、本作では間桐慎二について視聴者が彼の行動の意味を理解できるようにシナリオが構成されており、エンディングクレジットで慎二は士郎、桜に次いで3番目に表記されている。
* 須藤の要望により内容はPC版の要素が強く取り入れられている。そのため第二章はPG-12指定となる。
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* 須藤の要望により内容はPC版の要素が強く取り入れられており、そのため第二章はPG12指定となっている。
 
* 第一章は累計動員数約98万人、累計興行収入約15億円を記録。Blu-ray・DVDの累計出荷本数は2019年1月17日時点で10万枚を突破している。
 
* 第一章は累計動員数約98万人、累計興行収入約15億円を記録。Blu-ray・DVDの累計出荷本数は2019年1月17日時点で10万枚を突破している。
 
* 第二章は第一章の初週週末動員・興行収入を上回り、日本テレビ系の番組「ZIP!」でも週間映画ランキング1位として取り上げられた<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/1085353625218560000 Fate/stay nightTwitter2019年1月16日10:50]</ref>。公開6週目の時点で累計動員数約100万人、累計興行収入約15億円を記録し、第一章を上回る形となった。
 
* 第二章は第一章の初週週末動員・興行収入を上回り、日本テレビ系の番組「ZIP!」でも週間映画ランキング1位として取り上げられた<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/1085353625218560000 Fate/stay nightTwitter2019年1月16日10:50]</ref>。公開6週目の時点で累計動員数約100万人、累計興行収入約15億円を記録し、第一章を上回る形となった。
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