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*全体を守る技術に特化しているのは、ダビデが巨人を倒す者で、大きい奴は全体攻撃をしてくるからだ、などと幕間の物語「ダビデとゴリアテ」でされている。羊を守るための技でもあるらしく、どっちもうまく誘導するらしい。
 
*全体を守る技術に特化しているのは、ダビデが巨人を倒す者で、大きい奴は全体攻撃をしてくるからだ、などと幕間の物語「ダビデとゴリアテ」でされている。羊を守るための技でもあるらしく、どっちもうまく誘導するらしい。
 
;ダビデの剣
 
;ダビデの剣
:伝承では、ダビデがゴリアテ退治を成し遂げた後にサウル王の元を去る際、祭司アヒメレクがこの剣をダビデに渡したとされている。
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:ゴリアテ退治など数々の功績を成し王を越える名声を持ったダビデを厭うようになったサウル王の元を去る際、祭司アヒメレクがゴリアテの剣をダビデに渡した。またサウル王の長男から剣を授かっている。旧約聖書内でダビデに纏わる剣はこの2本。
:イスラム圏においてこの剣はダビデの子であるソロモンからイエスまで伝わり、後にムハンマドが受け継いだとされる。
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:イスラム圏の伝承においてはダビデ王の剣がダビデの子であるソロモンからイエスまで伝わり、後にムハンマドが受け継いだとされる。
:聖杯探索の物語においては、[[ギャラハッド]]卿、[[パーシヴァル]]卿、ボールス卿の3名が[[ソロモン]]王の船で発見した剣として登場。
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:聖杯探索の物語においては、[[ギャラハッド]]卿、[[パーシヴァル]]卿、ボールス卿の3名が[[ソロモン]]王の船でダビデ王の剣を発見している。ソロモン王によって豪華に拵え直されてあり、柄頭にはこの世のあらゆる色彩を放つ1つの宝石が嵌り、握りには握っていると暑さを感じないカレドニアの蛇パパリュストの革と握っていると喜びも苦しみも感じないユーフラテス河の魚オルテナウスの皮が使われている。鞘から少し抜けた状態で置かれていた刀身には「最優の者以外が使うと死ぬか不治の傷を負う、この試練は1回試された」と真っ赤な文字が浮かび上がっており、ダビデの子孫から現れる最優の騎士の予言の通りギャラハッドが受け継いだ。「Mémoire de sang」(Memory of Blood/血の記憶)と呼ばれる鞘は、イヴが知恵の実を取る際に折ってエデンから持ってきた木の枝の挿し木から育ちカインに殺されたアベルの血を吸った木で作られており、「私の帯を外す者は勇敢な者ではなく身も心も生涯乙女であり続ける者でなくてはならない、これを破るとどんな死よりも残酷な死を迎える」などといった警句が書かれている。ソロモン王の妻の予言と神の声によりパーシヴァルの姉ディンドランがこの剣に付いていたソロモン王の妻が麻で織った剣帯を自分の髪の毛と金糸で織った剣帯に付け替えたことから「L’épée à l’étrange baudrier」(Sword of the Strange Hangings/不思議な帯革の剣/不思議な剣帯の剣などと主に訳される)と呼ばれた。
 
:『[[Fate/Requiem]]』では[[ギャラハッド〔オルタ〕]]が「奇妙な垂れ布の剣」の名前で所持している。
 
:『[[Fate/Requiem]]』では[[ギャラハッド〔オルタ〕]]が「奇妙な垂れ布の剣」の名前で所持している。
 
:また、ギャラハッドと融合した[[マシュ・キリエライト]]は第三再臨から腰に剣を提げるが、それがギャラハッドの持っていた「ダビデの剣」ではないかと考察されている。
 
:また、ギャラハッドと融合した[[マシュ・キリエライト]]は第三再臨から腰に剣を提げるが、それがギャラハッドの持っていた「ダビデの剣」ではないかと考察されている。
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:13世紀の古フランス語散文『La queste del Saint Graal』(聖杯の探索)では、ヴァルラン王が使用してランバール王を馬や地面ごと真っ二つにした。ヴァルラン王は信仰が篤かったためソロモンの船に乗る資格はあったが、最優ではないのに使ったので災いの一撃となり使用後ヴァルラン王は剣を鞘に収める途中で突然死して2つの国は作物が実らず水中には魚が僅かしかいない荒地になった。
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:14世紀イタリアで書かれた『La Tavola Ritonda』(Tristan and the Round Table)では、ギャラハッドの昇天後はギャラハッドの像に付けたままにされ数百年後に訪れた[[シャルルマーニュ]]が像から取りジュワユーズと呼ばれるようになったとしている。
    
==脚注==
 
==脚注==
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