40行目: |
40行目: |
| ;略歴 | | ;略歴 |
| :期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン! ~小竜娘水滸演義~』にて登場。 | | :期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン! ~小竜娘水滸演義~』にて登場。 |
− | :自身の霊基を強化して力を手に入れることを目論み、「生前対立していた[[梁山泊]]を従えた」という実績を立てることを画策し、チェイテ城を利用して[[特異点]]を形成。 | + | :自身の霊基を強化して力を手に入れることを目論み、「生前対立していた[[梁山泊]]を従えた」という実績を立てることを画策し、チェイテ城を利用して[[特異点]]を形成。[[聖杯]]と霊脈を押さえた状態で[[エリザベート=バートリー]]と九紋龍史進を撃退するが、瀕死の彼らが力を合わせて[[九紋竜エリザ]]になるアクシデントが発生。 |
− | :[[聖杯]]と霊脈を押さえた状態で[[エリザベート=バートリー]]と九紋龍史進を撃退するが、瀕死の彼らが力を合わせて[[九紋竜エリザ]]になるアクシデントが発生。
| + | :だが、彼女がチェイテ城跡地に梁山泊を作ろうとしている事を利用して、「梁山泊に百八星が揃った際に彼らが従属する」という聖杯による呪いの毒を含ませた酒の泉を設置。さらには[[呼延灼]]を利用して「官軍」を用意し、梁山泊の完成の後押しとする策も用意した。その後は機が熟すまでずっと隠れていたこともあって、首尾よく事態は進むものの、[[太公望]]が呼延灼に仕込まれた従属術式を解呪し、さらには梁山泊側で[[天草四郎時貞]]が梁山泊の地下に設置していた聖杯を奪取。 |
− | :だが彼女がチェイテ城跡地に梁山泊を作ろうとしている事を利用して「梁山泊に百八星が揃った際に彼らが従属する」という聖杯による呪いの毒を含ませた酒の泉を設置。 | + | :決戦時には別行動していた太公望が、霊脈を正常な流れに戻したことでサポートが全て消え失せた上に、酒の毒も「梁山泊メンバーとなった(主に酒豪の)サーヴァントが、あまりに酒を飲みすぎたために毒が薄まってしまった」という斜め上すぎる理由で二日酔い程度に抑えられ、すべての目論見は潰えてしまった。 |
− | :さらには[[呼延灼]]を利用して「官軍」を用意し、梁山泊の完成の後押しとする策も用意した。
| + | :最終的には「ここで止めを刺してもまた同じような悪だくみをする」という一同の判断により、カルデア内で心から反省するまで単純労働<ref group="注">聞こえはいいが早い話、英霊達の体のいい召使い扱い。</ref>として従事させられる結果となった。 |
− | :ずっと隠れていたこともあって首尾よく事態は進むものの、[[太公望]]が呼延灼に仕込まれた従属術式を解呪し、さらには梁山泊側で[[天草四郎時貞]]が梁山泊の地下に設置していた聖杯を奪取。
| |
− | :決戦時には別行動していた太公望が霊脈を正常な流れに戻したことでサポートが全て消え失せた上に、酒の毒も「梁山泊メンバーがあまりに酒を飲みすぎたために毒が薄まってしまった」という斜め上すぎる理由で二日酔い程度に抑えられ、すべての目論見は潰えた。 | |
− | :最終的には「ここで止めを刺してもまた同じような悪だくみをする」というカルデア側の判断でカルデアのシミュレータ内で心から反省するまで単純労働に従事させられる結果となった。 | |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :水滸伝における悪役で最終的に梁山泊が滅ぶ結果となった高俅、蔡京、童貫、楊戩の「四奸」と、史実の宋の時代に悪政の限りを尽くした蔡京、童貫、王黼、梁師成、朱勔、李彦の「六賊」が群体として融合した存在。 | + | :水滸伝における悪役で、最終的に梁山泊が滅ぶ結果となった高俅、蔡京、童貫、楊戩の「四奸」と、史実の宋の時代に悪政の限りを尽くした蔡京、童貫、王黼、梁師成、朱勔、李彦の「六賊」が群体として融合した存在。 |
| :曖昧に融解した黒い体に八つの顔が浮き出た異様な姿をしている。<ref group="注">上記のようにメンバーが二人重複しているため八人分なのであろうか。</ref> | | :曖昧に融解した黒い体に八つの顔が浮き出た異様な姿をしている。<ref group="注">上記のようにメンバーが二人重複しているため八人分なのであろうか。</ref> |
| :本来は「おじゃる」口調だが、梁山泊の前に現れた際は尊大な言動をとっていた。 | | :本来は「おじゃる」口調だが、梁山泊の前に現れた際は尊大な言動をとっていた。 |
− | :自分を高貴な者であると嘯き、他人を利用して陰で甘い汁を吸うことに躊躇いを覚えない、まさに俗物というべき存在。 | + | :自分を高貴な者であると嘯き、他人を利用して陰で甘い汁を吸うことに躊躇いを覚えない。その上悪徳官僚としての慎重さや、自分自身の能力の低さを理解した立ち回りに、いざとなったら命乞いもするプライドの無さも兼ね揃えた、まさに典型的な俗物というべき存在。 |
− | :とはいえ悪徳官僚としての慎重さや自分自身の能力の低さを理解した立ち回りはきちんとでき、いざとなったら命乞いもするプライドの無さもある。
| |
| :働いたり努力したりも一応はできるのだが、あくまでもそれは「自分が甘い汁を吸うため」のものであり、正道を志しての前向きなそれは一切ない。 | | :働いたり努力したりも一応はできるのだが、あくまでもそれは「自分が甘い汁を吸うため」のものであり、正道を志しての前向きなそれは一切ない。 |
− | :なお敗北後も働く最中に愚痴を零したり、[[ジェームズ・モリアーティ]]の「更生したらサーヴァントになれるかもしれない」という励ましに対して図々しくも即座に「[[ルーラー]]で!!」と返していたりと、反省とは程通いことが窺える。 | + | :なお、敗北後も働く最中に愚痴を零したり、[[ジェームズ・モリアーティ]]の「更生したらサーヴァントになれるかもしれない」という励ましに対して図々しくも即座に「[[ルーラー]]で!!」と返していたりと、反省とは程通いことが窺える。 |
| ;能力 | | ;能力 |
| :そもそもが悪徳官僚であって武人ではないため、実質的な戦闘能力は非常に低い。物語の冒頭でエリザと史進を倒せたのも聖杯と霊脈の力があってこそである。 | | :そもそもが悪徳官僚であって武人ではないため、実質的な戦闘能力は非常に低い。物語の冒頭でエリザと史進を倒せたのも聖杯と霊脈の力があってこそである。 |