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;人物
 
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:青水色の鎧とゴーグルを纏った、小柄な少女の姿をした妖精。いつも張り詰めた空気を漂わせている。
 
:青水色の鎧とゴーグルを纏った、小柄な少女の姿をした妖精。いつも張り詰めた空気を漂わせている。
:霊基第二ではドレスのような衣装を纏い、霊基第三では『本来の姿』である竜の要素が多分に含まれた姿へと変貌する。見た目の年齢は16歳ほどで、これは出会った頃の[[オーロラ]]の肉体年齢を真似て自分の外見を育てたから。なのでその姿から成長する事は無い。
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:霊基第二ではドレスのような衣装を纏い、霊基第三では『本来の姿』である竜の要素が多分に含まれた姿へと変貌する。見た目の年齢は16歳ほどで、これは出会った頃の[[オーロラ]]の肉体年齢を真似て自分の外見を育てたため。なのでその姿から成長する事は無い。
 
:妖精騎士として公私を使い分けるタイプである以上に、基本的にデジタル思考なため行動に移すまでが早く、感情を示すことなく迅速に目的行動を果たす。
 
:妖精騎士として公私を使い分けるタイプである以上に、基本的にデジタル思考なため行動に移すまでが早く、感情を示すことなく迅速に目的行動を果たす。
 
:自身の出自もあって『生まれ持った生態』を理由に相手を差別しないが、潔癖症で遊びがないことが相まって荒事の際には冷酷・傲慢と見られやすい。人間についても悪しきものと分類し、容赦なく排斥するが憎みも見下しもしておらず、ただ「個体での生存能力の低い生命体」としか捉えていない。排斥するのも理由があってこその事である。一方で他者に接するときには常に “完璧な騎士” として礼節を以って振る舞うため、戦場での言動を知らない妖精國の民からは非常に人気が高いが、それが何を意味するかは彼女自身はあまり認知していない。
 
:自身の出自もあって『生まれ持った生態』を理由に相手を差別しないが、潔癖症で遊びがないことが相まって荒事の際には冷酷・傲慢と見られやすい。人間についても悪しきものと分類し、容赦なく排斥するが憎みも見下しもしておらず、ただ「個体での生存能力の低い生命体」としか捉えていない。排斥するのも理由があってこその事である。一方で他者に接するときには常に “完璧な騎士” として礼節を以って振る舞うため、戦場での言動を知らない妖精國の民からは非常に人気が高いが、それが何を意味するかは彼女自身はあまり認知していない。
:その正体は真名の通り、境界の竜アルビオンが絶命の間際に切り離した左手の細胞で、最初は湖水地方の暗き沼に沈んでいた意識もないただの<ruby><rb>無機物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>でしか無かったのだが、女王暦1600年に[[オーロラ]]に掬い上げられた事でその心と在り方を『美しい』と感じ、同時に彼女の様になりたいと願ったことで今の姿を得て「メリュジーヌ」の名を与えられた。その時からオーロラを深愛し自身の全てを捧げており、女王暦1900年にて妖精騎士の着名を受けたのも、彼女を護りやすくする為モルガンと契約を結んだ結果である。
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:カルデアに召喚されてからは人前では上記のような「完璧な騎士」としての振る舞いをしつつ、マスターと二人きりになると態度はそのままにべたべたと甘えている。
:しかし、常に近くにいる事でオーロラの自己愛という『妖精としての本質』を知る内に、自身の存在と愛が彼女にとって'''『自らを輝かせるための<ruby><rb>装飾品</rb><rt>アクセサリー</rt></ruby>』'''でしかないことを痛感し、何度も喪失感に陥る。しかし、それがたとえ見せかけの愛情であったとしても、『自分を一番に頼ってくれる』という紛れもない事実の為だけにひたすら己を押し殺し、彼女の出任せと妬みで敵にされた無辜の者達を次々と手にかけてきた。
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:もともと社会活動を行う生き物ではなかったため、本質的には他者の心の機微に疎く、対話が不得手。さらに「淋しく捨てられていたもの」だったために寂しがり屋で自虐的。[[千子村正]]が評して曰く「天然の寂しがり屋」で、カルデアではそんな甘えん坊の性格が顔を覗かせる。
:とはいえど、女王暦2011年に自分の本体の骸を護っていた鏡の氏族達を皆殺しにした時のオーロラの振る舞い───『予言の子』に関する予言を妖精國に吹聴した鏡の氏族とその氏族長エインセルを、「自分が目立ちたいが故にブリテン中に混乱をもたらした悪者だから始末するべき」だと説いたにも関わらず、いざメリュジーヌがそれを遂行し終えると「エインセルは女王モルガンを敬愛する立派な妖精で、そんな氏族達を皆殺しにしたモノこそ妖精國で一番醜い存在」だと、いくら賞賛を受ける為だけの話合わせに発した上辺だけの虚言とはいえ、簡単に手の平を返した内容と自身への罵倒混じりの会話を同胞相手にしていた姿には流石のメリュジーヌも絶望し、心身が崩壊する寸前まで陥ってしまった。
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:また、最初から自身を最強の生物と自覚しているので、自分と比べたら他はすべて弱い故に強さは好き嫌いの基準にならない。「自分より弱いものをいたわる優しさ」を持つ者が好みであるらしく、絆を深めたマスターには「強い自分に従ってほしい」とべったりひっついてくる等、カルデアではそんな甘えん坊の性格が顔を覗かせる。[[千子村正]]が評して曰く「天然の寂しがり屋」。
:これは竜の端末という本質上、他者の心の機微に疎く対話が不得手なのに加え、元は「淋しく捨てられていたもの」だった為に寂しがり屋で自虐的な性質が根本にある事が原因であり、言うなれば雛鳥みたくその時いの一番に優しくしてくれた人へ、刷り込みで愛情を向けて懐いてしまう様なものに近い。
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:さらに妖精國では自分を掬ってくれた[[オーロラ]]に、カルデアでは運命の相手である[[主人公 (Grand Order)|マスター]]にそうしていたように強い愛を一途に向けるタイプで、その分反転した際も強烈であり、自分の愛を守るために強硬な手段に出る事もある。
:また、最初から自身を最強の生物と自覚しているので、自分と比べたら他はすべて弱い故に強さは好き嫌いの基準にならない。とは言えども基本的には善の存在なので「自分より弱いものをいたわる優しさ」を持つ者が好みであるらしい。なので絆を深めたマスターには「強い自分に従ってほしい」とべったりひっついてくる等、カルデアではそんな甘えん坊の性格が顔を覗かせる。[[千子村正]]が評して曰く「天然の寂しがり屋」。
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:基本的には善の存在だが、ブリテン異聞帯では愛故に破滅の結末を迎えてしまった。
:さらに妖精國では自分を掬ってくれた[[オーロラ]]に、カルデアでは自分を召喚してくれた[[主人公 (Grand Order)|マスター]]にそうしていたように強い愛を一途に向けるタイプで、その分反転した際も強烈であり、自分の愛を守るために強硬な手段に出ることもある。
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:朝にかなり弱く、余程彼女にとって必要なことが無い限り、普段は午後まで起きて来ない。妖精國でも日々重役出勤だったらしく、珍しく眠い目を擦りながら早起きしてきた時には当時からの同僚や上司を驚かせた。
:一方竜種の関係上朝にかなり弱く、余程彼女にとって必要なことが無い限り、普段は午後まで起きて来ない。妖精國でも日々重役出勤だったらしく、珍しく眠い目を擦りながら早起きしてきた時には当時からの同僚や上司を驚かせた。
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::その正体は真名の項にある通り、境界の竜アルビオンが絶命の間際に切り離した左手の細胞で、最初は湖水地方の暗き沼に沈んでいた意識もないただの<ruby><rb>無機物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>でしか無かった。だが、女王暦1600年に[[オーロラ]]に掬い上げられた事でその心と在り方を『美しい』と感じ、同時に彼女の様になりたいと願ったことで今の姿を得て「メリュジーヌ」の名を与えられた。その時からオーロラを深愛し自身の全てを捧げており、女王暦1900年にて妖精騎士の着名を受けたのも、彼女を護りやすくする為モルガンと契約を結んだ結果である。
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::しかし、常に近くにいる事でオーロラの自己愛という『妖精としての本質』を知る内に、自身の存在と愛が彼女にとって'''『自らを輝かせるための<ruby><rb>装飾品</rb><rt>アクセサリー</rt></ruby>』'''でしかないことを痛感し、何度も喪失感に陥る。しかし、それがたとえ見せかけの愛情であったとしても、『自分を一番に頼ってくれる』という紛れもない事実の為だけにひたすら己を押し殺し、彼女の出任せと妬みで敵にされた無辜の者達を次々と手にかけてきた。
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::とはいえど、女王暦2011年に自分の本体の骸を護っていた鏡の氏族達を皆殺しにした時のオーロラの振る舞い───『予言の子』に関する予言を妖精國に吹聴した鏡の氏族とその氏族長エインセルを、「自分が目立ちたいが故にブリテン中に混乱をもたらした悪者だから始末するべき」だと説いたにも関わらず、いざメリュジーヌがそれを遂行し終えると「エインセルは女王モルガンを敬愛する立派な妖精で、そんな氏族達を皆殺しにしたモノこそ妖精國で一番醜い存在」だと、いくら賞賛を受ける為だけの話合わせに発した上辺だけの虚言とはいえ、簡単に手の平を返した内容と自身への罵倒混じりの会話を同胞相手にしていた姿には流石のメリュジーヌも絶望し、心身が崩壊する寸前まで陥ってしまった。
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::竜としての姿は4メートル程度で然程巨大ではないのだが、性能は圧倒的なものである。
    
; 能力
 
; 能力
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;[[ネモ]]
 
;[[ネモ]]
 
:なんだか他人の気がしないらしい。異聞帯では最終的に彼の宝具の「ストーム・ボーダー」と対峙しており、その事に触れてか、自身を搭載する母艦としていたく気に入っている。
 
:なんだか他人の気がしないらしい。異聞帯では最終的に彼の宝具の「ストーム・ボーダー」と対峙しており、その事に触れてか、自身を搭載する母艦としていたく気に入っている。
:なお、この願いは[[水着サーヴァント]]になった事で叶えられた。
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:なお、この願いは[[メリュジーヌ〔ルーラー〕|水着霊基]]になった事で叶えられた。
    
;[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]
 
;[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]
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;[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]
 
;[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]
:人(ホムンクルス)から竜になった存在。昔だったら排斥していたが、竜が人になることを知った今なら許せるとの事。
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:人([[ホムンクルス]])から竜になった存在。昔だったら排斥していたが、竜が人になることを知った今なら許せるとの事。
 
:その生前の生き様も似通っている節がある。
 
:その生前の生き様も似通っている節がある。
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;[[オーロラ]]
 
;[[オーロラ]]
 
:ブリテン異聞帯におけるメリュジーヌとしての元来の主君。かつて湖水地方で自分を掬い上げてくれた恩人かつ最愛の人であり、自身の今の姿に至る根幹。
 
:ブリテン異聞帯におけるメリュジーヌとしての元来の主君。かつて湖水地方で自分を掬い上げてくれた恩人かつ最愛の人であり、自身の今の姿に至る根幹。
: その本質をおぼろげに理解しつつも、騎士と想い人両方の意味で一身に愛を捧げ続け、それによって今の妖精の姿を保っていたのだが、彼女にとっての邪魔者の排斥と云う名目で、数多くの無実の民の命を奪い続けた罪状の積み重ねによって限界が迫っていた為、モルガンの提案で妖精騎士として着名した。しかし、妖精國ブリテンの崩壊に際してオーロラがこのまま外の世界へ行っても、生き恥を曝し苦しむだけだと重々承知していた為、その身がまだ美しいままの内に介錯する決断を下し、結果として彼女という愛を失った後は妖精の姿を保てず、厄災へと変貌した。
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:その本質をおぼろげに理解しつつも、騎士と想い人両方の意味で一身に愛を捧げ続け、それによって今の妖精の姿を保っていた。だが、彼女にとっての邪魔者の排斥と云う名目で、数多くの無実の民の命を奪い続けた罪状の積み重ねによって限界が迫っていた為、モルガンの提案で妖精騎士として着名した。しかし、妖精國ブリテンの崩壊に際してオーロラがこのまま外の世界へ行っても生き恥を曝し苦しむだけだと重々承知していた為、その身がまだ美しいままの内に介錯する決断を下し、結果として彼女という愛を失った後は妖精の姿を保てず厄災へと変貌した。
 
:絆礼装を見ても分かる様に、彼女への愛はサーヴァントとなっても尚変わらないが、[[メリュジーヌ〔ルーラー〕|水着霊基]]の方で軽くディスれる程度には吹っ切れている模様。
 
:絆礼装を見ても分かる様に、彼女への愛はサーヴァントとなっても尚変わらないが、[[メリュジーヌ〔ルーラー〕|水着霊基]]の方で軽くディスれる程度には吹っ切れている模様。
 
:ちなみにオーロラからは内心で悍ましいと吐き捨てられていたが、一方でメリュジーヌの誕生と純粋さを誰よりも喜び、慈しんでいたのも他ならぬ彼女であった。
 
:ちなみにオーロラからは内心で悍ましいと吐き捨てられていたが、一方でメリュジーヌの誕生と純粋さを誰よりも喜び、慈しんでいたのも他ならぬ彼女であった。
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