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| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 = 物言わぬ命、あるがままの姿で刹那の春を謳歌する者。
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| 好きな物 = 物言わぬ命、あるがままの姿で刹那の春を謳歌する者達
| 苦手な物 = 天敵に同じ([[項羽]]は別)
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| 苦手な物 = 人間
| 天敵 = 人間
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| 天敵 =  
 
| デザイン = toi8
 
| デザイン = toi8
 
| 設定作成 = 虚淵玄
 
| 設定作成 = 虚淵玄
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; 略歴
 
; 略歴
: '''[[クリプター]]・[[芥ヒナコ]]の正体'''であり、中国異聞帯においてその姿を現す。
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: Lostbelt No.3『[[人智統合真国 シン]]』にて登場。
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: '''[[クリプター]]・[[芥ヒナコ]]の正体'''であり、自身に身を捧げた[[蘭陵王]]を霊基ごと吸収し、その姿を現す。
 
: [[真祖]]に近い性質を持った仙女であり、[[項羽]]の時代、あるいはそれより前から生きてきたという驚愕の事実を明かし、主人公らと敵対。
 
: [[真祖]]に近い性質を持った仙女であり、[[項羽]]の時代、あるいはそれより前から生きてきたという驚愕の事実を明かし、主人公らと敵対。
: その圧倒的な力で蹂躙するも、始皇帝から自身の目的について諌められ、その場では撤退。
+
: その圧倒的な力で蹂躙するも、[[始皇帝]]から自身の目的について諌められ、その場では撤退。
 
: 後に始皇帝に身体データを提供した見返りに項羽を払い下げられ、共に異聞帯の片隅で終末まで生きてゆくことを考えるも、汎人類史における自分と虞美人の経緯を知って項羽は再び戦う事に。
 
: 後に始皇帝に身体データを提供した見返りに項羽を払い下げられ、共に異聞帯の片隅で終末まで生きてゆくことを考えるも、汎人類史における自分と虞美人の経緯を知って項羽は再び戦う事に。
 
: 項羽が虞美人の為に既にメンテナンスが追いつかずボロボロであるにも関わらず、始皇帝の命令すら拒否してカルデアと戦い、破壊された事で激憤して[[空想樹]]メイオールと融合するも、主人公らと始皇帝と戦い敗北。
 
: 項羽が虞美人の為に既にメンテナンスが追いつかずボロボロであるにも関わらず、始皇帝の命令すら拒否してカルデアと戦い、破壊された事で激憤して[[空想樹]]メイオールと融合するも、主人公らと始皇帝と戦い敗北。
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: 人類の文化を嫌悪するものの、生命体としての人間に嫌悪はない。言うなれば「野生原理主義」とでも言うべき独特の倫理観の持ち主。
 
: 人類の文化を嫌悪するものの、生命体としての人間に嫌悪はない。言うなれば「野生原理主義」とでも言うべき独特の倫理観の持ち主。
 
: 「強い生命が弱い生命を食って栄える」という摂理は全面的に肯定しているが、「神が人間にそれを望んだ」といった一神教的価値観や、自然界の秩序を覆すほどの科学技術の行使に対しては怒りを露わにする。
 
: 「強い生命が弱い生命を食って栄える」という摂理は全面的に肯定しているが、「神が人間にそれを望んだ」といった一神教的価値観や、自然界の秩序を覆すほどの科学技術の行使に対しては怒りを露わにする。
: しかし、その実態は不老不死が理由で人間に迫害された過去と他者を喰らい糧とする人間の行いを嫌っていることが原因なせいか単なる人間嫌いの側面が強い。
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: しかし、その実態は不老不死が理由で人間に迫害された過去が原因なせいか単なる人間嫌いの側面が強い。とはいえ生命体としての人間は嫌悪しておらず、その文化のみを嫌悪している。
 
: そのくせ人付き合いが良かったり他人に感情移入しやすいという、超越者・人外感覚のまるでない存在。
 
: そのくせ人付き合いが良かったり他人に感情移入しやすいという、超越者・人外感覚のまるでない存在。
 
: その一方で、命を摩耗させて死へと向かって行く定命の存在とは時間に対する認識が根本的に異なっており、過去・現在・未来に対する認識が彼女の中では等価になってしまっている<ref group="注">極論するなら、「目の前の相手と今話している」状態と「いつか相手と話している状況を想像する」状態と「死に別れたかつての相手と話していた事を回想する」状態が彼女の中では区別されていない。</ref>。
 
: その一方で、命を摩耗させて死へと向かって行く定命の存在とは時間に対する認識が根本的に異なっており、過去・現在・未来に対する認識が彼女の中では等価になってしまっている<ref group="注">極論するなら、「目の前の相手と今話している」状態と「いつか相手と話している状況を想像する」状態と「死に別れたかつての相手と話していた事を回想する」状態が彼女の中では区別されていない。</ref>。
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: また、「群体から個体になった」という出現の経緯は彼女にとって無自覚のトラウマであり、本人は認めないが根っからの寂しがり屋。自身を理解し得る精神に対しては(動植物の区別なく)かなり深い情を抱くようになる。
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: サーヴァントとしては人理を守護するスタンスを否定し、「何をしでかすか分からない人類を監視する調停者」として自分を定義している。ただし人をより良く導く人間が現れたならば、それを支援する事も吝かでない。
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: カルデアでは憎まれ口を叩きつつも、自身を必要とされ存在を許容される居場所として安息を感じており、死力を尽くしてその環境を維持する事も辞さない。
 
; 能力
 
; 能力
:動植物を問わずあらゆる生命体から一定量のエネルギーを剥奪し自身で利用することが可能。この能力はスキルとしては「吸血」と表されており、このせいで主に教会からは吸血種として狙われていたが、彼女の場合は物理的に血を吸う事は必ずしも必要ではない。純粋にエネルギーのみを吸収する事もできる。
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:動植物を問わずあらゆる生命体から一定量のエネルギーを剥奪し自身で利用することが可能。この能力はスキルとしては「吸血」と表されており、このせいで主に[[聖堂教会|教会]]からは吸血種として狙われていたが、彼女の場合は物理的に血を吸う事は必ずしも必要ではない。純粋にエネルギーのみを吸収する事もできる。
 
:[[精霊種]]であるため、自然界とマナを共有する事が可能で、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることができる。このため、異聞帯で彼女とカルデア一行が戦った際は、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕|ダ・ヴィンチ]]は彼女と戦う事を「台風などの自然現象と戦うに等しい」と表現した。
 
:[[精霊種]]であるため、自然界とマナを共有する事が可能で、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることができる。このため、異聞帯で彼女とカルデア一行が戦った際は、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕|ダ・ヴィンチ]]は彼女と戦う事を「台風などの自然現象と戦うに等しい」と表現した。
 
:ただし“人型”という形態に縛られている以上、供給は無限でも出力に限界があり、一度に行使できる魔力量には限界がある。サーヴァントになった後は、さらにサーヴァントの霊基の限界にも縛られるため、人型の英霊の範疇に留まっている。
 
:ただし“人型”という形態に縛られている以上、供給は無限でも出力に限界があり、一度に行使できる魔力量には限界がある。サーヴァントになった後は、さらにサーヴァントの霊基の限界にも縛られるため、人型の英霊の範疇に留まっている。
:また不老不死であり、その肉体を維持するために自然界からの干渉が及ぶため、結果として彼女は人型という形態に縛られている。
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:また不老不死であり、その肉体を維持するために自然界からの干渉が及ぶため、結果として彼女は人型という形態に縛られている。とはいえその気になれば自決もできる模様。
:その一方で、不死身であるがゆえに自らの無事を気をする必要や、誰かと共に戦う事が一切なかった生涯を送ってきた弊害で、戦闘における技量や戦術の方は『ド』がつくほどの初心者レベルという欠点も抱えている(突撃あるのみのスパルタクスですら呆れた程)。
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:その一方で、不死身であるがゆえに自らの無事を気をする必要や、誰かと共に戦う事が一切なかった生涯を送ってきた弊害で、戦闘における技量や戦術の方は『ド』がつくほどの初心者レベルという欠点も抱えている(突撃あるのみの[[スパルタクス]]ですら呆れた程)。
    
==別クラス/バリエーション==
 
==別クラス/バリエーション==
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; 呪血尸解嘆歌(エターナル・ラメント)
 
; 呪血尸解嘆歌(エターナル・ラメント)
 
: ランク:C+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~20<br>最大捕捉:100人
 
: ランク:C+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~20<br>最大捕捉:100人
:自らの肉体を破棄する事で限界を超えた魔力を暴走させ、呪詛による異常気象を引き起こした後、改めて肉体を再構成する荒技。
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:自らの肉体を破棄する事で限界を超えた魔力を暴走させ、呪詛による異常気象を引き起こした後、改めて肉体を再構成する荒技。霊核を環境と共有している精霊種ならではの自爆攻撃といえる。
:霊核を環境と共有している精霊種ならではの自爆攻撃といえる。
+
:他サーヴァントとの連携やマスターの安全性すら度外視した攻撃手段のため、使用できる局面は限られる。
 
:なお、本人は肉体を真面目に再構成する気があまりないらしく、この宝具を使用するたびに身長体重が若干変動する。
 
:なお、本人は肉体を真面目に再構成する気があまりないらしく、この宝具を使用するたびに身長体重が若干変動する。
:「[[Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]」では、真面目に肉体を再構成するのが馬鹿らしくなった結果体が小さくなったり、果てには'''とんでもない胴長になってしまって'''いた。しかし、そんな姿でも項羽には愛されている。
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:「[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]」では、真面目に肉体を再構成するのが馬鹿らしくなった結果体が小さくなったり、果てには'''とんでもない胴長になってしまって'''いた。しかし、そんな姿でも項羽には愛されている。
 
:『Grand Order』では「自身の弱体状態を解除&強化状態を解除【デメリット】&Busterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&呪い状態を付与(5ターン)」という効果のBuster宝具。
 
:『Grand Order』では「自身の弱体状態を解除&強化状態を解除【デメリット】&Busterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&呪い状態を付与(5ターン)」という効果のBuster宝具。
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
:Lostbelt No.3『[[人智統合真国 シン]]』配信後に実装。
+
:Lostbelt No.3『人智統合真国 シン』開幕後に実装。ストーリー召喚限定サーヴァントであり、同章クリア後ガチャに追加される。
:ストーリーガチャ限定サーヴァントであり『人智統合真国 シン』クリア後ガチャに追加される。
   
;[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
;[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
:[[刑部姫]]が書いた[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|リヨぐだ男]]×[[アストルフォ〔セイバー〕|アストルフォ]]の同人誌を[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]ともども'''「甚だしい解釈違い」'''と酷評した。
 
:[[刑部姫]]が書いた[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|リヨぐだ男]]×[[アストルフォ〔セイバー〕|アストルフォ]]の同人誌を[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]ともども'''「甚だしい解釈違い」'''と酷評した。
 +
:後にはバラバラになった[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|リヨぐだ子]]の頭部を中国異聞帯で保管したりもしているが、その奇怪な生態に振り回される事となる。
    
===その他===
 
===その他===
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:だが、接するうちに「これだけ多くの英霊達と契約し、良好な関係を築いているのだから、今更自分などを恐れる道理も無いか」と認識を改めることになる。
 
:だが、接するうちに「これだけ多くの英霊達と契約し、良好な関係を築いているのだから、今更自分などを恐れる道理も無いか」と認識を改めることになる。
 
;[[項羽]]
 
;[[項羽]]
:生前の恋人。サーヴァントとなった事で、ようやく彼と添い遂げるチャンスが出来た。
+
:生前の恋人であり、唯一の理解者。
 +
:死に行く彼に自身の行く末を嘆かせてしまった事を今なお悔やんでおり、彼への義理立てと自決したいという二律背反で苦しみ続けていた。
 +
:クリプターとなった後は芥ヒナコとして彼を召喚しようとしていたが、中国異聞帯にて汎人類史とは異なる姿の彼と出会い、共に戦う。
 +
:後に彼が「人の世の安息」を最期まで願っていたために、それに絆され人理の守護者たる英霊の座に加わる事を承諾している。
 +
:そうしてサーヴァントとなった事で、ようやく彼と添い遂げるチャンスが出来た。
 
;[[蘭陵王]]
 
;[[蘭陵王]]
 
:生前からの数少ない人間の友人。サーヴァントになった後も自身のカルデアでの立ち位置について相談する仲。
 
:生前からの数少ない人間の友人。サーヴァントになった後も自身のカルデアでの立ち位置について相談する仲。
 +
:カルデアでは彼がお人好しだからとマスターに無茶振りをされないか心配しており、困ったことがあればすぐ相談するよう声をかけている。
 
;[[始皇帝]]
 
;[[始皇帝]]
 
:助言を受けてサーヴァントになったものの、彼女自身はフリーダムすぎる彼に対して「横紙破りにも程がある」と発する程の苦手意識を抱いている。
 
:助言を受けてサーヴァントになったものの、彼女自身はフリーダムすぎる彼に対して「横紙破りにも程がある」と発する程の苦手意識を抱いている。
;[[酒呑童子]][[茨木童子]]
+
:また、『Grand Order material Ⅷ』では彼に笑われており、そんなに滑稽なのかと放っておくよう言っている。
 +
;[[酒呑童子]][[茨木童子]]
 
:鬼種である彼女達がカルデアに来た事に興味を持つ。
 
:鬼種である彼女達がカルデアに来た事に興味を持つ。
 
;[[紅閻魔]]
 
;[[紅閻魔]]
 
:人外同士で生前から知り合いであり、「えんまちゃん」と呼ぶ仲。従業員からも「ぐっちゃん」と呼ばれているので、彼女本人からもそう呼ばれていた可能性もある。
 
:人外同士で生前から知り合いであり、「えんまちゃん」と呼ぶ仲。従業員からも「ぐっちゃん」と呼ばれているので、彼女本人からもそう呼ばれていた可能性もある。
 
:ただ、ここ300年程は閻魔亭にも訪れておらず、まだ営業していたとは思っていなかったようであるが。
 
:ただ、ここ300年程は閻魔亭にも訪れておらず、まだ営業していたとは思っていなかったようであるが。
 +
:彼女まで人理修復に駆り出されている現状を度し難く思っており、カルデアの勤務形態はブラックすぎると評している。
 
:『フロムロストベルト』では、彼女と思しき人物と「彼女には彼女の目的があるから」という理由で別れて去っていった事が語られている。
 
:『フロムロストベルト』では、彼女と思しき人物と「彼女には彼女の目的があるから」という理由で別れて去っていった事が語られている。
 
;[[フィン・マックール]]
 
;[[フィン・マックール]]
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:カジノで浪費したお金を補填する為に昔使っていた方々の隠れ家にあった家財道具<ref group="注">景徳鎮の前身とおぼしき陶磁器など。仙境の秘宝というわけでは無いので虞美人的に限ってはゴミ同然だが、学術的価値が高く、闇オークションでみだりに売られるべきものではないのが常識だったため、[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]に見咎められることに。</ref>を売り払おうとして、彼に手数料を支払ってオークションを開催させた。
 
:カジノで浪費したお金を補填する為に昔使っていた方々の隠れ家にあった家財道具<ref group="注">景徳鎮の前身とおぼしき陶磁器など。仙境の秘宝というわけでは無いので虞美人的に限ってはゴミ同然だが、学術的価値が高く、闇オークションでみだりに売られるべきものではないのが常識だったため、[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]に見咎められることに。</ref>を売り払おうとして、彼に手数料を支払ってオークションを開催させた。
 
;[[スパルタクス]]
 
;[[スパルタクス]]
:第2部第三章、および虞美人の幕間の物語で共演。
+
:第2部第3章、および自身の幕間の物語で共演。
:いつもはパワーワード生成装置と化して周囲にツッコませるスパルタクスだが、虞美人の幕間の物語では虞美人のフリーダムっぷりが上回ったのか、流石の彼ですらツッコミ役に回るほど。
+
:いつもはパワーワード生成装置と化して周囲にツッコませるスパルタクスだが、幕間では虞美人のフリーダムっぷりが上回ったのか、流石の彼ですらツッコミ役に回るほど。
 +
;[[玉藻の前]]
 +
:昔の彼女のことも知っていたのか、良妻と名乗っている事に反応している。
 +
:また、[[タマモキャット|キャット]]だの何だのを放置しておける神経は心底凄いとしつつも、真似したくないとコメントしている。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
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====イベント====
 
====イベント====
 
;「海の底も山の頂も、徹底して神秘を暴き征服せずにはいられない。それがおまえたちの獣性じゃないの。」
 
;「海の底も山の頂も、徹底して神秘を暴き征服せずにはいられない。それがおまえたちの獣性じゃないの。」
: バレンタインイベント、天敵である人間について。
+
: 自身のバレンタインシナリオにて、嫌悪する人間について。
 
: 彼女自身は吸血を化物の行為として嫌っており、必要に迫られなければ人間を襲い、エネルギーを奪うこともない。
 
: 彼女自身は吸血を化物の行為として嫌っており、必要に迫られなければ人間を襲い、エネルギーを奪うこともない。
 
: それなのに不死というだけで命を狙われ続けたため、人間は理解を超えたものを許さないと語り、相容れない存在として見ている。
 
: それなのに不死というだけで命を狙われ続けたため、人間は理解を超えたものを許さないと語り、相容れない存在として見ている。
 
: しかし、カルデアのマスターにはわざわざ手作りチョコを用意しており、サーヴァントにずけずけ踏み込んでくる彼/彼女の姿勢は、呆れつつも嫌ってはいない様子。
 
: しかし、カルデアのマスターにはわざわざ手作りチョコを用意しており、サーヴァントにずけずけ踏み込んでくる彼/彼女の姿勢は、呆れつつも嫌ってはいない様子。
;「人の欲望には際限がありません。<br>それこそ過去の良識からは想像もつかないような退廃と狂乱が、世の移り変わりとともに現れます。<br>戦乱の中、飢えと恐怖で人が獣に退行する様は珍しくもなかったでしょうが。<br>このように目がくらむ光と飽食の中でも、彼らは浅ましさを露呈させるのです。」
+
;「人の欲望には際限がありません。<br> それこそ過去の良識からは想像もつかないような退廃と狂乱が、世の移り変わりとともに現れます。<br> 戦乱の中、飢えと恐怖で人が獣に退行する様は珍しくもなかったでしょうが。<br> このように目がくらむ光と飽食の中でも、彼らは浅ましさを露呈させるのです。」
 
:『見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!』にて。[[項羽]]とともにベガスのカジノを訪れ、いかにも人外の超越者らしくさも興味なさげにこんな事を言っているが……。
 
:『見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!』にて。[[項羽]]とともにベガスのカジノを訪れ、いかにも人外の超越者らしくさも興味なさげにこんな事を言っているが……。
 
;「ちょっと何なの? さっきから5回も続けて黒ポケット!?このルーレット何か細工してるんじゃないでしょうね!?」<br>「ちょ……また外れ!? ああもう、次こそ勝負をかけてやるわ! ここから巻き返せばこっちのものよ!?」
 
;「ちょっと何なの? さっきから5回も続けて黒ポケット!?このルーレット何か細工してるんじゃないでしょうね!?」<br>「ちょ……また外れ!? ああもう、次こそ勝負をかけてやるわ! ここから巻き返せばこっちのものよ!?」
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: 同上、項羽が見守る前で醜態を晒しながらドツボにハマる。
 
: 同上、項羽が見守る前で醜態を晒しながらドツボにハマる。
 
: 彼女が賭けた「ダズンベット」とは、1~12・13~24・25~36の3分割のうちのいずれかに賭ける賭け方だが、当たる確率1/3のこれを「ここまで手堅いなら」と言っている辺り、これまでどんな賭け方をしてきたのか予想が付くような…。なお「サード」なので25~36に賭けたようだが赤の7が出て彼女は無事(?)オケラとなった。
 
: 彼女が賭けた「ダズンベット」とは、1~12・13~24・25~36の3分割のうちのいずれかに賭ける賭け方だが、当たる確率1/3のこれを「ここまで手堅いなら」と言っている辺り、これまでどんな賭け方をしてきたのか予想が付くような…。なお「サード」なので25~36に賭けたようだが赤の7が出て彼女は無事(?)オケラとなった。
; 「何でよ! カジノっていうのはお金を湯水のように稼いでは使う場所なんでしょ!?<br/> なんで人間どもだけ許されて私だけが咎められるの? またしても虞美人差別!?」
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; 「何でよ! カジノっていうのはお金を湯水のように稼いでは使う場所なんでしょ!?<br> なんで人間どもだけ許されて私だけが咎められるの? またしても虞美人差別!?」
 
: 同上。「カジノで使うお金を捻出する為に貴重な文化遺産を闇オークションにかける」という[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|学者]]が卒倒しそうな蛮行を力ずくで止められて。
 
: 同上。「カジノで使うお金を捻出する為に貴重な文化遺産を闇オークションにかける」という[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|学者]]が卒倒しそうな蛮行を力ずくで止められて。
 
: そもそも行為そのものが問題で、誰がやったかはあまり問題ではないのだが。そして、彼女が本編で言っていた「人間社会で迫害されてきた」という事象の何割がこのような軽率な行為に由来するのかが気になってくる。
 
: そもそも行為そのものが問題で、誰がやったかはあまり問題ではないのだが。そして、彼女が本編で言っていた「人間社会で迫害されてきた」という事象の何割がこのような軽率な行為に由来するのかが気になってくる。
212行目: 226行目:  
**一部のプレイヤーからは「召喚した彼女からクリプターの内情を聞き出せるのではないか」という意見も出ているが、ノウム・カルデアに確定で召喚されている訳ではないのに加え、「生前」の彼女もクリプターとしての活動やコミュニケーションにも積極的でなかった上に異聞帯の項羽の事で頭がいっぱいだったと思われるので、「メンバーの名前ぐらいしかろくに覚えていないのではないか」という酷い反論も見受けられる。
 
**一部のプレイヤーからは「召喚した彼女からクリプターの内情を聞き出せるのではないか」という意見も出ているが、ノウム・カルデアに確定で召喚されている訳ではないのに加え、「生前」の彼女もクリプターとしての活動やコミュニケーションにも積極的でなかった上に異聞帯の項羽の事で頭がいっぱいだったと思われるので、「メンバーの名前ぐらいしかろくに覚えていないのではないか」という酷い反論も見受けられる。
 
**他のクリプターたちからは死亡扱いの認識をされている。
 
**他のクリプターたちからは死亡扱いの認識をされている。
*実装から最速で2019年正月イベントの『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』に登場しているが、これは奈須氏が2018年の初頭に虚淵氏から中国編のシナリオを受け取った際に'''「すまない。キミが最速の犠牲者だ」'''と断腸の思いで閻魔亭に登場させると決めていたかららしい。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p76</ref>
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*実装から最速で2019年正月イベントの『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』に登場しているが、これは奈須氏が2018年の初頭に虚淵氏から第2部3章のシナリオを受け取った際に'''「すまない。キミが最速の犠牲者だ」'''と断腸の思いで閻魔亭に登場させると決めていたかららしい。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p76</ref>
**なお、中国編で登場した[[赤兎馬]]も強烈なネタ性ゆえかその年の12月のクリスマスイベント『ホーリー・サンバ・ナイト』で一足先に登場しているため「最速」かどうかは意見が分かれるところではある。
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**なお、同じく第2部3章で登場した[[赤兎馬]]も強烈なネタ性ゆえか2018年12月のクリスマスイベント『ホーリー・サンバ・ナイト』で一足先に登場しているため「最速」かどうかは意見が分かれるところではある。
 
**[[幕間の物語]]の実装も第二部以降のサーヴァントの中では群を抜いて早く、内容も筆舌に尽くし難い代物であった。
 
**[[幕間の物語]]の実装も第二部以降のサーヴァントの中では群を抜いて早く、内容も筆舌に尽くし難い代物であった。
 
**その後も2019年夏イベントで自由気ままに振る舞う(自分の扱いへのメタ発言、歴史的物品の闇オークション、カジノでヤケクソ自爆等)為、'''彼女が出てきたらとりあえず面白いことになる'''という扱いが確定したようだ。<br>しかし、彼女の人生を知る人からすれば、しがらみも飲み込んで今の自分の状況を楽しむ姿を見て「ある意味彼女は救われている」と評する意見も。<br>事実、同イベント内で[[項羽]]は「こんなにも楽しそうな虞を見ることが嬉しい」と心の中で喜んでいた。
 
**その後も2019年夏イベントで自由気ままに振る舞う(自分の扱いへのメタ発言、歴史的物品の闇オークション、カジノでヤケクソ自爆等)為、'''彼女が出てきたらとりあえず面白いことになる'''という扱いが確定したようだ。<br>しかし、彼女の人生を知る人からすれば、しがらみも飲み込んで今の自分の状況を楽しむ姿を見て「ある意味彼女は救われている」と評する意見も。<br>事実、同イベント内で[[項羽]]は「こんなにも楽しそうな虞を見ることが嬉しい」と心の中で喜んでいた。
 
*いろいろな意味でファッションがヤバい人。第二再臨以降の下着と見まごうばかりの衣装もさることながら、まともに見える第一再臨ですら、第二再臨衣装の「下に」セーターを着て眼鏡をかけただけのものである。
 
*いろいろな意味でファッションがヤバい人。第二再臨以降の下着と見まごうばかりの衣装もさることながら、まともに見える第一再臨ですら、第二再臨衣装の「下に」セーターを着て眼鏡をかけただけのものである。
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**なお、2回目の霊基再臨の折に目の毒だと言われると彼女は「知らないわよそんなの」と返しており、「つまらない事柄」と歯牙にもかけていない。
 
**このためか、自身の幕間の物語で蘭陵王にマスターとの距離感について相談したところ'''「まずちゃんとした服を着てください(意訳)」'''と言われる羽目になってしまった。
 
**このためか、自身の幕間の物語で蘭陵王にマスターとの距離感について相談したところ'''「まずちゃんとした服を着てください(意訳)」'''と言われる羽目になってしまった。
**さらに、『フロムロストベルト』で彼女の後ろから見た姿も登場したが、'''前がまだマシに見えるレベルで股間以外に布がない。'''このナリで歩き回っていたのなら、そりゃ蘭陵王も苦言を呈するはずである。ちなみに、ゲーム系ニュースサイトの記者がコミケの会場でコスプレイヤーに虞美人のコスプレが出来るか問い合わせた所、「無理!」と即答されている。
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**さらに、『フロムロストベルト』で彼女の後ろから見た姿も登場したが、'''前がまだマシに見えるレベルで股間以外に布がない。'''このナリで歩き回っていたのなら、そりゃ蘭陵王も苦言を呈するはずである。<!--ちなみに、ゲーム系ニュースサイトの記者がコミケの会場でコスプレイヤーに虞美人のコスプレが出来るか問い合わせた所、「無理!」と即答されている。-->
**もっとも、カルデアには[[メルトリリス (Grand Order)|ファッション]][[パッションリップ (Grand Order)|が危険]][[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|すぎる]][[エリザベート・バートリー|前科]][[マルタ|持ちが]][[牛若丸|何人も]][[ブーディカ|居る]]んだが。
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**もっとも、カルデアには[[メルトリリス (Grand Order)|ファッション]][[パッションリップ (Grand Order)|が危険]][[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|すぎる]][[エリザベート・バートリー|前科]][[マルタ|持ちが]][[牛若丸|何人も]][[ブーディカ|居る]]のだが。
 
*北米版での表記は「Yu Mei-ren」(「虞美人」の中国語読み)だが、実装される前では欧米のファンから「'''Yu Miaoyi'''」と呼ばれていた。漢字は「'''虞妙弋'''」だが、中国語圏の掲示板でも「虞姫の本名って虞妙弋なの?」と議論になるなどあまり一般的ではない模様。主に欧米圏で流通している名称であるようだ。<br>「虞妙弋」本来は2006年に放映された中国ドラマ『大漢風 項羽と劉邦』の設定だったが、放送と同じ年に「虞妙弋」の名は'''史実として'''中国語版Wikipediaに追記された。そして2010年にて、中国語版を間違ったまま翻訳した英語版が作られた。中国語版は英語版作成の直後に修正されたが、欧米圏への影響は今でも残っている。
 
*北米版での表記は「Yu Mei-ren」(「虞美人」の中国語読み)だが、実装される前では欧米のファンから「'''Yu Miaoyi'''」と呼ばれていた。漢字は「'''虞妙弋'''」だが、中国語圏の掲示板でも「虞姫の本名って虞妙弋なの?」と議論になるなどあまり一般的ではない模様。主に欧米圏で流通している名称であるようだ。<br>「虞妙弋」本来は2006年に放映された中国ドラマ『大漢風 項羽と劉邦』の設定だったが、放送と同じ年に「虞妙弋」の名は'''史実として'''中国語版Wikipediaに追記された。そして2010年にて、中国語版を間違ったまま翻訳した英語版が作られた。中国語版は英語版作成の直後に修正されたが、欧米圏への影響は今でも残っている。
 
*前述の通り史記・漢書でも記述は少なく、項羽との出会いは一切記載されていない(項羽最後の戦いである「垓下の戦い」の部分でも「劉邦に敗れた傷心の項羽の傍にはいつも虞美人がおり、項羽は片時も彼女を放すことがなかった」と'''だけ'''しか書かれておらず、実情は全くというほど分からない程度にしか書かれていない)。
 
*前述の通り史記・漢書でも記述は少なく、項羽との出会いは一切記載されていない(項羽最後の戦いである「垓下の戦い」の部分でも「劉邦に敗れた傷心の項羽の傍にはいつも虞美人がおり、項羽は片時も彼女を放すことがなかった」と'''だけ'''しか書かれておらず、実情は全くというほど分からない程度にしか書かれていない)。
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