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| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 = 洗礼詠唱
 
| 特技 = 洗礼詠唱
| 好きな物 = 人類(Apo)<br/>すべてが慈しまれる世界(FGO)
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| 好きな物 = 人類(Apo)<br>すべてが慈しまれる世界(FGO)
| 苦手な物 = 暴走する人間(Apo)<br/>圧政、蹂躙、虐殺(FGO)
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| 苦手な物 = 暴走する人間(Apo)<br>圧政、蹂躙、虐殺(FGO)
 
| 天敵 = [[ジャンヌ・ダルク]]、[[ジーク]]
 
| 天敵 = [[ジャンヌ・ダルク]]、[[ジーク]]
 
| デザイン = 近衛乙嗣
 
| デザイン = 近衛乙嗣
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
「[[ルーラー|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[ルーラー|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。
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: しかし、偶然の積み重ねにより大聖杯に触れたことで受肉し、監督役であった[[言峰璃正]]の助力を得て偽の身分「シロウ・コトミネ」と大聖杯の行方を探るために聖堂教会での役職を手に入れ、半世紀以上も行動を起こす機会を伺っていた。 その目的は「人類の救済」であり、冬木大聖杯に真の意味でそれを成し得る可能性を見出した彼は、奪われた大聖杯がいつか何処かで使われる機会を、あらゆる文献や調査で大聖杯や聖杯戦争、第三魔法の仕組みなどを探りながら待ち続けていた。
 
: しかし、偶然の積み重ねにより大聖杯に触れたことで受肉し、監督役であった[[言峰璃正]]の助力を得て偽の身分「シロウ・コトミネ」と大聖杯の行方を探るために聖堂教会での役職を手に入れ、半世紀以上も行動を起こす機会を伺っていた。 その目的は「人類の救済」であり、冬木大聖杯に真の意味でそれを成し得る可能性を見出した彼は、奪われた大聖杯がいつか何処かで使われる機会を、あらゆる文献や調査で大聖杯や聖杯戦争、第三魔法の仕組みなどを探りながら待ち続けていた。
 
: 聖杯大戦勃発後は監督するという名目で聖遺物の管理・回収を生業とする第八秘蹟会から派遣され、自身も赤の陣営のマスターの一人として参加。かねてより自分の目的のために必要な英霊として目星をつけていた[[セミラミス|アサシン]]を召喚し、彼女の毒を使うことで[[獅子劫界離|獅子劫]]を除く「赤」の陣営のマスターを傀儡にし、ルーラーを襲撃させるなど暗躍する。自分の振る舞いが神に赦されたものであるかを確かめるために周りの静止にも関わらず戦場に単身突撃するなどの活動後、“吸血鬼”となった黒のランサーの戦いに乗じて令呪とマスター権を譲渡させて赤陣営の[[カルナ|ランサー]]、[[アタランテ|アーチャー]]、[[アキレウス|ライダー]]、[[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]]のマスターとなる。大聖杯の奪取後、自らの目的を果たすため空中庭園上に赤の陣営のサーヴァントたちを集め、目的を話して説得することに成功。そして第三魔法の全人類への発動のために大聖杯炉心へと突入、大聖杯中枢を自身の宝具を用いて改造し、その機能を掌握・拡大させる。しかし完全起動を待たずして[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]と[[ジーク]]との死闘の末に致命傷を負い、アサシンに看取られながら死亡した。
 
: 聖杯大戦勃発後は監督するという名目で聖遺物の管理・回収を生業とする第八秘蹟会から派遣され、自身も赤の陣営のマスターの一人として参加。かねてより自分の目的のために必要な英霊として目星をつけていた[[セミラミス|アサシン]]を召喚し、彼女の毒を使うことで[[獅子劫界離|獅子劫]]を除く「赤」の陣営のマスターを傀儡にし、ルーラーを襲撃させるなど暗躍する。自分の振る舞いが神に赦されたものであるかを確かめるために周りの静止にも関わらず戦場に単身突撃するなどの活動後、“吸血鬼”となった黒のランサーの戦いに乗じて令呪とマスター権を譲渡させて赤陣営の[[カルナ|ランサー]]、[[アタランテ|アーチャー]]、[[アキレウス|ライダー]]、[[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]]のマスターとなる。大聖杯の奪取後、自らの目的を果たすため空中庭園上に赤の陣営のサーヴァントたちを集め、目的を話して説得することに成功。そして第三魔法の全人類への発動のために大聖杯炉心へと突入、大聖杯中枢を自身の宝具を用いて改造し、その機能を掌握・拡大させる。しかし完全起動を待たずして[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]と[[ジーク]]との死闘の末に致命傷を負い、アサシンに看取られながら死亡した。
:『[[Fate/Grand Order]]』第七章『[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]』では[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]によって召喚されるが、主人公たちがウルクに到着する前に[[風魔小太郎]]と共にジャングルに調査に向かい[[ジャガーマン]]に敗北し消滅したため、主人公とは出会わなかった。終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚されており、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|二人の]][[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|アヴェンジャー]]に続いてⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]との戦いに参戦する。
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:『[[Fate/Grand Order]]』においては、第七章『[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]』で[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]によって召喚されるが、主人公たちがウルクに到着する前に[[風魔小太郎]]と共にジャングルに調査に向かい[[ジャガーマン]]に敗北し消滅したため、主人公とは出会わなかった。
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:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚されており、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|二人の]][[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|アヴェンジャー]]に続いてⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]との戦いに参戦する。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 修道服と赤い外套を身に纏う白髪の褐色肌の青年。
 
: 修道服と赤い外套を身に纏う白髪の褐色肌の青年。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| rowspan="2"| [[ルーラー]] || なし || C || C || B || A || B || D || 対魔力:A<br />真名看破:B<br />神明裁決:- || 啓示:A<br />カリスマ:C-<br />洗礼詠唱:B+ || style="text-align:left"|
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| rowspan="2"| [[ルーラー]] || なし || C || C || B || A || B || D || 対魔力:A<br>真名看破:B<br>神明裁決:- || 啓示:A<br>カリスマ:C-<br>洗礼詠唱:B+ || style="text-align:left"|
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || B || A || B || D || 対魔力:A|| 啓示:A<br />真名看破:B<br />神明裁決:C<br /> 神明裁決(偽):C++<br />カリスマ:C-<br />洗礼詠唱:B+<br />長き旅路への祈り:A<br />熾天の杯:EX|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「神明裁決」→「神明裁決(偽)<br />「啓示」→「長き旅路への祈り」<br />「洗礼詠唱」→「熾天の杯」に変化。
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| [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || B || A || B || D || 対魔力:A|| 啓示:A<br>真名看破:B<br>神明裁決:C<br> 神明裁決(偽):C++<br>カリスマ:C-<br>洗礼詠唱:B+<br>長き旅路への祈り:A<br>熾天の杯:EX|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「神明裁決」→「神明裁決(偽)」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「啓示」→「長き旅路への祈り」に変化。<br>強化クエスト3クリアで「洗礼詠唱」→「熾天の杯」に変化。
 
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; 左腕・天恵基盤(レフトハンド・キサナドゥマトリクス)
 
; 左腕・天恵基盤(レフトハンド・キサナドゥマトリクス)
: ランク:D<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1
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: ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1
 
: 天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する左手。
 
: 天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する左手。
 
: 本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。
 
: 本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。
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: 大聖杯掌握時には「左腕・縮退駆動(レフトハンド・フォールトトレラント)」として右腕の機能を転写しスペックを縮小させつつ左腕一本で賄えるようにする力を使った。
 
: 大聖杯掌握時には「左腕・縮退駆動(レフトハンド・フォールトトレラント)」として右腕の機能を転写しスペックを縮小させつつ左腕一本で賄えるようにする力を使った。
 
; 右腕・悪逆捕食(ライトハンド・イヴィルイーター)
 
; 右腕・悪逆捕食(ライトハンド・イヴィルイーター)
: ランク:D<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1
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: ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1
 
: 天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する右手。
 
: 天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する右手。
 
: 本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。
 
: 本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。
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; 双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)
 
; 双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)
: ランク:A+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~200<br />最大捕捉:500
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: ランク:A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~200<br>最大捕捉:500
 
: 両腕を霊脈へと接続し、両腕の魔術回路へ過剰な魔力を加えて暴走。擬似的な暗黒物質を精製し、周囲のあらゆる存在を取り込む破滅型宝具。
 
: 両腕を霊脈へと接続し、両腕の魔術回路へ過剰な魔力を加えて暴走。擬似的な暗黒物質を精製し、周囲のあらゆる存在を取り込む破滅型宝具。
 
:あまりに膨大な魔力を必要とするため、本来は宝具として使用することは不可能。
 
:あまりに膨大な魔力を必要とするため、本来は宝具として使用することは不可能。
 
: 宝具として完全に駆動するためには、マスターとは別に何らかの形で魔力供給路が確立されていなければならない。『Grand Order』では、その魔力供給路はカルデアが担っている。
 
: 宝具として完全に駆動するためには、マスターとは別に何らかの形で魔力供給路が確立されていなければならない。『Grand Order』では、その魔力供給路はカルデアが担っている。
 
: 『Apocrypha』本編では制御下においた<RUBY><RB>天の杯</RB><RT>ヘブンズフィール</RT></RUBY>に満ちた膨大な魔力を右腕に加えることで「右腕・零次集束(ライトハンド・ビッグクランチ)」として使用。発動と同時に右腕を切断している。
 
: 『Apocrypha』本編では制御下においた<RUBY><RB>天の杯</RB><RT>ヘブンズフィール</RT></RUBY>に満ちた膨大な魔力を右腕に加えることで「右腕・零次集束(ライトハンド・ビッグクランチ)」として使用。発動と同時に右腕を切断している。
:『Grand Order』では「敵全体の強化状態を解除&敵全体に強力な攻撃&敵全体のクリティカル発生率をダウン<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
+
:『Grand Order』では「敵全体の強化状態を解除&敵全体に強力な攻撃[Lv]&クリティカル発生率をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
:強化後はランクがA+からEXに上昇し「敵全体の強化状態を解除&敵全体に強力な攻撃&敵全体のクリティカル発生率をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具に変化する。
+
:幕間の物語クリア後はEXランクに変化。宝具威力倍率が上昇する他、クリティカル発生率ダウンの持続ターン数が3ターンに延びる。
    
== 真名:天草四郎時貞 ==
 
== 真名:天草四郎時貞 ==
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/Apocrypha ===
 
=== Fate/Apocrypha ===
;「アッシリアの女帝よ。<br /> 一四騎のサーヴァントによって執り行われるこの聖杯大戦。<br /> 私は勝利や敗北とは違う場所を目指します。協力して頂けますか?」
+
;「アッシリアの女帝よ。<br> 一四騎のサーヴァントによって執り行われるこの聖杯大戦。<br> 私は勝利や敗北とは違う場所を目指します。協力して頂けますか?」
: 召喚した際、アサシンへの返答。<br>従えるにはあまりに危険な毒婦に対し、彼はただその意思を告げる。
+
: 召喚した際、アサシンへの返答。従えるにはあまりに危険な毒婦に対し、彼はただその意思を告げる。
    
;「行こう、アサシン。あの悲劇は繰り返さない。<br> 大聖杯は―――俺たちのものだ」
 
;「行こう、アサシン。あの悲劇は繰り返さない。<br> 大聖杯は―――俺たちのものだ」
: 虚栄の空中庭園が完成した時の台詞。<br>少年の頃に抱いた思いを胸に秘め、決意を籠めた眼差しで高く透明な天を見上げる。
+
: 虚栄の空中庭園が完成した時の台詞。少年の頃に抱いた思いを胸に秘め、決意を籠めた眼差しで高く透明な天を見上げる。
    
;「もしも、私の計画が神に背くモノであれば。私はこの戦場で必ずや討ち果たされるでしょう。<br> 不幸にもサーヴァントと戦って死ぬか、あるいは油断してゴーレムやホムンクルスに殺される。<br> ひょっとすると、味方の宝具に巻き込まれるかもしれない。<br> もし、そうなら粛々と死を受け入れましょう。神は私を許さなかった。<br> それはそれで、致し方のないことです。ですが、もし――<br> もし、何もかも上手くいったのであれば。それは神が俺の行いを赦されるということだ。<br> 全ての人間を慈しみ……そして、癒すために、あの大聖杯を欲するという俺の願いが正しいということ。<br> それさえ分かれば、もう迷うことは無い。決して裏切ってはならぬモノまで裏切った甲斐があったというものだ」
 
;「もしも、私の計画が神に背くモノであれば。私はこの戦場で必ずや討ち果たされるでしょう。<br> 不幸にもサーヴァントと戦って死ぬか、あるいは油断してゴーレムやホムンクルスに殺される。<br> ひょっとすると、味方の宝具に巻き込まれるかもしれない。<br> もし、そうなら粛々と死を受け入れましょう。神は私を許さなかった。<br> それはそれで、致し方のないことです。ですが、もし――<br> もし、何もかも上手くいったのであれば。それは神が俺の行いを赦されるということだ。<br> 全ての人間を慈しみ……そして、癒すために、あの大聖杯を欲するという俺の願いが正しいということ。<br> それさえ分かれば、もう迷うことは無い。決して裏切ってはならぬモノまで裏切った甲斐があったというものだ」
290行目: 290行目:  
:ルーラーの返答は「今を生きる人間に祈りを託さないあなたに英霊の資格はない」という謗りだったが、彼はそれを肯定しつつ人類の救済に邁進し成し遂げることを改めて宣言する。
 
:ルーラーの返答は「今を生きる人間に祈りを託さないあなたに英霊の資格はない」という謗りだったが、彼はそれを肯定しつつ人類の救済に邁進し成し遂げることを改めて宣言する。
   −
;「―――かつて、憎んだことはある」<br>「神も、人も、全てを憎んだことはある。それは認めようライダー。<br> 私はかつて、確かに人間が憎かった。自分を殺されたからでも、仲間を虐殺されたからでもない。<br> それを歴史の<RUBY><RB>構造</RB><RT>システム</RT></RUBY>として受け入れる人類そのものが憎かった。<br> 強者と弱者があり、互いに喰らい合い、命を浪費することで成長し続けるという人類がただただ憎かった」<br />「だから、私は捨てたぞライダー。<br> 彼らを憎悪するという心を、人類救済のために切り捨てた。<br> だから今は憎くなどない。この世界の誰であろうと、必ず救う。必ずだ」
+
;「―――かつて、憎んだことはある」<br>「神も、人も、全てを憎んだことはある。それは認めようライダー。<br> 私はかつて、確かに人間が憎かった。自分を殺されたからでも、仲間を虐殺されたからでもない。<br> それを歴史の<RUBY><RB>構造</RB><RT>システム</RT></RUBY>として受け入れる人類そのものが憎かった。<br> 強者と弱者があり、互いに喰らい合い、命を浪費することで成長し続けるという人類がただただ憎かった」<br>「だから、私は捨てたぞライダー。<br> 彼らを憎悪するという心を、人類救済のために切り捨てた。<br> だから今は憎くなどない。この世界の誰であろうと、必ず救う。必ずだ」
 
:ライダーから自分と自分に付き従った連中を殺した人間が憎くないのかと問われた際の返答。返答次第では即座に槍を使うつもりだったライダーに対し、向かい合い、目線は逸らさない。そこに狂気の片鱗はなく、強者の驕りもない。「奇跡」と謳われ挫折した少年の瞳は、ぞっとするほど、透明だった。言葉の後には、ただ沈黙が広がる。
 
:ライダーから自分と自分に付き従った連中を殺した人間が憎くないのかと問われた際の返答。返答次第では即座に槍を使うつもりだったライダーに対し、向かい合い、目線は逸らさない。そこに狂気の片鱗はなく、強者の驕りもない。「奇跡」と謳われ挫折した少年の瞳は、ぞっとするほど、透明だった。言葉の後には、ただ沈黙が広がる。
   310行目: 310行目:  
:かつて民に、奇跡を信じさせて「しまった」両腕。呪いと思い、生前の虐殺時に切断されたことで四郎に絶望ではなく歓喜を抱かせた腕は、四郎を信じた人々の信仰により、英霊となった彼の願いを叶える力となる。
 
:かつて民に、奇跡を信じさせて「しまった」両腕。呪いと思い、生前の虐殺時に切断されたことで四郎に絶望ではなく歓喜を抱かせた腕は、四郎を信じた人々の信仰により、英霊となった彼の願いを叶える力となる。
   −
;「――聖杯に問う。我が奇跡は誤りか、我が願いは異端か、我々が信じたものは切り捨てられるべきものなのか」<br>「ならば。我々は何故美しいと思うのか。何故平和を愛し、幸福を愛し――それが第三者のものでさえ、愛しく思えるのか」<br>「それは、いつかここに辿り着くべきだと。<br>そう考えていたからではないか。答えよ、万能の願望機、答えてみせろ!我が願望に邪悪はあるか!!我らの希望に汚点はあるかッ!?<br>「ならば、我が願いを聞き届けよ。我らの祈りを確かなものとしろ!<br>聖杯、己はその真の役割に殉じるがいい!人類は天の杯を掴み、無限の星々に至るのだから!」
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;「――聖杯に問う。我が奇跡は誤りか、我が願いは異端か、我々が信じたものは切り捨てられるべきものなのか」<br>「ならば。我々は何故美しいと思うのか。何故平和を愛し、幸福を愛し――それが第三者のものでさえ、愛しく思えるのか」<br>「それは、いつかここに辿り着くべきだと。<br> そう考えていたからではないか。答えよ、<ruby><rb>万能の願望機</rb><rt>せいはい</rt></ruby>、答えてみせろ!我が願望に邪悪はあるか!!我らの希望に汚点はあるかッ!?」<br>「ならば、我が願いを聞き届けよ。我らの祈りを確かなものとしろ!<br> 聖杯、己はその真の役割に殉じるがいい!人類は<ruby><rb>天の杯</rb><rt>ヘヴンズフィール</rt></ruby>を掴み、無限の<ruby><rb>星々</rb><rt>ソラ</rt></ruby>に至るのだから!」
:人類史において数々の人が祈り、叶うことがなかった「人類が全て、等しく平和で幸福に満ちていますように――」という祈り。<br>それが傲慢であると、罪であると、そんなものは存在しないと、幻想だと、そう考えるほうが邪悪であると「正しい現実」の前に踏みにじられて来たモノ。<br>それでも。それでも平和を願った願いは遂に辿り着く。第三魔法、天の杯。人を次のステップへ押し上げ新たなステージへと導く奇跡である。
+
:人類史において数々の人が祈り、叶うことがなかった「人類が全て、等しく平和で幸福に満ちていますように――」という祈り。それが傲慢であると、罪であると、そんなものは存在しないと、幻想だと、そう考えるほうが邪悪であると「正しい現実」の前に踏みにじられて来たモノ。
 +
:それでも。それでも平和を願った願いは遂に辿り着く。第三魔法、天の杯。人を次のステップへ押し上げ新たなステージへと導く奇跡である。
    
;「叶いたり!我が夢は、此処に叶いたり―――!!」
 
;「叶いたり!我が夢は、此処に叶いたり―――!!」
319行目: 320行目:  
: 自身の掲げる救済と、シェイクスピアの宝具に寄って心折れかけてなお立ち上がったジャンヌの救済の違いから、ジャンヌにかつての自分の抱いたこととその先を見る。
 
: 自身の掲げる救済と、シェイクスピアの宝具に寄って心折れかけてなお立ち上がったジャンヌの救済の違いから、ジャンヌにかつての自分の抱いたこととその先を見る。
   −
;「<RUBY><RB>彼</RB><RT>ジーク</RT></RUBY>、ですか。<br>……なるほど、確かに<RUBY><RB>あなた</RB><RT>ジャンヌ</RT></RUBY>が好む人間そのものであり――私が嫌う人間そのものです。<br>生まれた瞬間、彼は確かに完全だったはず。<br>我欲は極めて薄く、己を含めた全ての存在に公平で、死ぬまで生きることができる理想の生物だったはずだ」
+
;「<RUBY><RB>彼</RB><RT>ジーク</RT></RUBY>、ですか。<br> ……なるほど、確かに<RUBY><RB>あなた</RB><RT>ジャンヌ</RT></RUBY>が好む人間そのものであり――私が嫌う人間そのものです。<br> 生まれた瞬間、彼は確かに完全だったはず。<br> 我欲は極めて薄く、己を含めた全ての存在に公平で、死ぬまで生きることができる理想の生物だったはずだ」
 
:己の救済を拒絶したジャンヌに現界した直後と、今で何が違うと問い、ジークという答えを返され、聖人は名もなきホムンクルスに明確な敵意を抱くと同時に苛立ちの理由を悟る。
 
:己の救済を拒絶したジャンヌに現界した直後と、今で何が違うと問い、ジークという答えを返され、聖人は名もなきホムンクルスに明確な敵意を抱くと同時に苛立ちの理由を悟る。
   325行目: 326行目:  
:上記の台詞にジャンヌが生きることが悪なのかという問いへの答え。生前の十七年と、受肉してからの六十年の苦悶の末に至った、あまりに悲しく、そして一片の真実を含んだ聖人の諦観。
 
:上記の台詞にジャンヌが生きることが悪なのかという問いへの答え。生前の十七年と、受肉してからの六十年の苦悶の末に至った、あまりに悲しく、そして一片の真実を含んだ聖人の諦観。
   −
;「ホムンクルス。貴方はどうなのです?<br>かつての自分の方が良かったと思いませんか?そこに苦悩はなく、痛みもなく、絶望もない。死を実感しながら、生を求めて足掻くこともない」
+
;「ホムンクルス。貴方はどうなのです?<br> かつての自分の方が良かったと思いませんか?そこに苦悩はなく、痛みもなく、絶望もない。死を実感しながら、生を求めて足掻くこともない」
 
;「……ならば、貴方も私の敵だ」
 
;「……ならば、貴方も私の敵だ」
 
:かつて完全な存在であった少年に対する最後の問い。しかし、少年の答えは「貴方たち人間が羨ましい」という彼からすれば憎悪に値するものだったのだ、聖人は完全な存在から逸脱し人間へと堕落したホムンクルスを激しく憎んだ。
 
:かつて完全な存在であった少年に対する最後の問い。しかし、少年の答えは「貴方たち人間が羨ましい」という彼からすれば憎悪に値するものだったのだ、聖人は完全な存在から逸脱し人間へと堕落したホムンクルスを激しく憎んだ。
332行目: 333行目:  
:大聖杯を破壊せんとする聖女の焔を迎え撃つために右腕を犠牲にした奥の手。
 
:大聖杯を破壊せんとする聖女の焔を迎え撃つために右腕を犠牲にした奥の手。
   −
;「お、のれ……これでも、まだッ……まだ我が希望を喰らうのか……!!<br>負けるものか、ジャンヌ・ダルク!!貴様如きの執念が、俺の執念に勝ると思うか!<br>これは人類の希望そのものだ!!耐えろ―――耐えろ、<RUBY><RB>天の杯</RB><RT>ヘヴンズフィール</RT></RUBY>!!」
+
;「お、のれ……これでも、まだッ……まだ我が希望を喰らうのか……!!<br> 負けるものか、ジャンヌ・ダルク!!貴様如きの執念が、俺の執念に勝ると思うか!<br> これは人類の希望そのものだ!!耐えろ―――耐えろ、<RUBY><RB>天の杯</RB><RT>ヘヴンズフィール</RT></RUBY>!!」
 
:上記の代償も空しく、聖女の捨て身の焔は大聖杯に至った。六十年の刻、二千年の業、それら全てを思い起こし、聖人は咆哮する。
 
:上記の代償も空しく、聖女の捨て身の焔は大聖杯に至った。六十年の刻、二千年の業、それら全てを思い起こし、聖人は咆哮する。
   342行目: 343行目:     
;「ああ、それは。……話して謝れば、分かってくれるかなと」
 
;「ああ、それは。……話して謝れば、分かってくれるかなと」
;「言葉を尽くして、それでも納得されなかったら―――それで終わりですよ。<br>元々、貴女を騙していたのはこちらです。だから、もし貴女が納得しなかったのなら」
+
;「言葉を尽くして、それでも納得されなかったら―――それで終わりですよ。<br> 元々、貴女を騙していたのはこちらです。だから、もし貴女が納得しなかったのなら」
 
:アサシンから成功した時に自分をどうするつもりだったかと聞かれ、あらゆる手練手管で聖杯大戦において暗躍した聖人とは思えぬほどに呑気な言葉。
 
:アサシンから成功した時に自分をどうするつもりだったかと聞かれ、あらゆる手練手管で聖杯大戦において暗躍した聖人とは思えぬほどに呑気な言葉。
 
:自分が納得したと思うかと女帝が呆れたように問うのに対し、聖人は事も無げに、殺されても、傀儡にされても構わなかったと答えた。
 
:自分が納得したと思うかと女帝が呆れたように問うのに対し、聖人は事も無げに、殺されても、傀儡にされても構わなかったと答えた。
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==== イベント ====
 
==== イベント ====
;「サンタアイランド仮面です!<br/> ちなみに赤いからといって、エミヤとかシロウとかとは特に縁のない男ですゆえ。」
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;「サンタアイランド仮面です!<br> ちなみに赤いからといって、エミヤとかシロウとかとは特に縁のない男ですゆえ。」
 
:期間限定イベント『二代目はオルタちゃん』にて、変装とも言えないような仮面を被ってきて、天草ではないかと追求されての一言。
 
:期間限定イベント『二代目はオルタちゃん』にて、変装とも言えないような仮面を被ってきて、天草ではないかと追求されての一言。
 
:後述する「ミスリード」を上記の言動よりもっと強烈にネタにしたメタ台詞である。
 
:後述する「ミスリード」を上記の言動よりもっと強烈にネタにしたメタ台詞である。
   −
;「少女の嘆き、少女の喜びを聞いたとき、駆けつけ三杯、寿司食いねぇ。<br/> サンタアイランド仮面、参上……!」
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;「少女の嘆き、少女の喜びを聞いたとき、駆けつけ三杯、寿司食いねぇ。<br> サンタアイランド仮面、参上……!」
 
:同上イベントにて、ジャックとナーサリーが悲しむ姿に狼狽えるサンタリリィに対して、薔薇の黒鍵を投げつけて登場しながら。
 
:同上イベントにて、ジャックとナーサリーが悲しむ姿に狼狽えるサンタリリィに対して、薔薇の黒鍵を投げつけて登場しながら。
 
:少女漫画チックなBGM、意味不明な言動、怪しすぎる姿とどこからどう見てもネタにしか見えない。
 
:少女漫画チックなBGM、意味不明な言動、怪しすぎる姿とどこからどう見てもネタにしか見えない。
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:元ネタはアニメ『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面。恐ろしい事に、『Fate/Grand Order』の天草には『Fate/Apocrypha』の記憶があるようなので、'''放送当時リアルタイムで視聴していた可能性がある。'''
 
:元ネタはアニメ『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面。恐ろしい事に、『Fate/Grand Order』の天草には『Fate/Apocrypha』の記憶があるようなので、'''放送当時リアルタイムで視聴していた可能性がある。'''
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;「いえいえ、残念ながらおかあさんではありませんよ。<br/> ですが、クリスマスは貴女のおかあさんが沢山できる日です。よかったですね。」
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;「いえいえ、残念ながらおかあさんではありませんよ。<br> ですが、クリスマスは貴女のおかあさんが沢山できる日です。よかったですね。」
 
:同上イベントにて、ジャックちゃんに「おかあさん?」と聞かれての返答。
 
:同上イベントにて、ジャックちゃんに「おかあさん?」と聞かれての返答。
 
:「クリスマスには恋人関係が進展して行為に走る事が多い」という、とても聖職者とは思えないようなブラックジョーク。それを聞いた主人公からは「ジャックに変なこと吹き込む奴は霊基変換の刑に処す」と怒られた。
 
:「クリスマスには恋人関係が進展して行為に走る事が多い」という、とても聖職者とは思えないようなブラックジョーク。それを聞いた主人公からは「ジャックに変なこと吹き込む奴は霊基変換の刑に処す」と怒られた。
 
:元ネタはタキシード仮面が美少女戦士に下ネタトリビアを披露する有名な怪文書コピペ「タキシードクイズ」。
 
:元ネタはタキシード仮面が美少女戦士に下ネタトリビアを披露する有名な怪文書コピペ「タキシードクイズ」。
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;「はは。聖杯とは。<br/> 何処に保管されているかご存じなのですか?」
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;「はは。聖杯とは。<br> 何処に保管されているかご存じなのですか?」
 
: バレンタインイベント2019『ボイス&レター・これくしょん! 紫式部と7つの呪本』より。[[紫式部]]呪本騒動の中、主人公達と通信でサポートしてくれている[[セミラミス]]の会話中でもぶれずにカルデアでの聖杯保管領域の場所を聞き出そうとしてくる。
 
: バレンタインイベント2019『ボイス&レター・これくしょん! 紫式部と7つの呪本』より。[[紫式部]]呪本騒動の中、主人公達と通信でサポートしてくれている[[セミラミス]]の会話中でもぶれずにカルデアでの聖杯保管領域の場所を聞き出そうとしてくる。
 
: 結局セミラミスが「お前はあっちへ行っておれ。」とツッコミ役になって追い出すなど、相変わらずセミラミスが振り回されている。
 
: 結局セミラミスが「お前はあっちへ行っておれ。」とツッコミ役になって追い出すなど、相変わらずセミラミスが振り回されている。
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:『世界の救済について話をしよう』冒頭にて。Apocryphaでの出来事や決意を忘れていない彼は、冬木大聖杯でなくとも聖杯に未だ強い関心を持ち続けている。
 
:『世界の救済について話をしよう』冒頭にて。Apocryphaでの出来事や決意を忘れていない彼は、冬木大聖杯でなくとも聖杯に未だ強い関心を持ち続けている。
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;「この戦い―――私の分析によれば。」<br/><font size=6>「99.9%勝ちます。」</font>
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;「この戦い―――私の分析によれば。」<br><font size=6>「99.9%勝ちます。」</font>
 
: 『それからも邪悪の話をしよう』での決め台詞。夢の中だからこそ普段は言えない、一度言ってみたかった負けフラグ。
 
: 『それからも邪悪の話をしよう』での決め台詞。夢の中だからこそ普段は言えない、一度言ってみたかった負けフラグ。
 
:マスターにツッコんでもらって満足な経験となったのだが、口止めしておかなかったため、解決後現実世界でマスターに「99.9%勝ちます(キリッ)」と言っていたとやや脚色気味にカルデア中に広められてしまい、挙句[[セミラミス]]にまで弄られてしまう羽目に。
 
:マスターにツッコんでもらって満足な経験となったのだが、口止めしておかなかったため、解決後現実世界でマスターに「99.9%勝ちます(キリッ)」と言っていたとやや脚色気味にカルデア中に広められてしまい、挙句[[セミラミス]]にまで弄られてしまう羽目に。
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==== その他 ====
 
==== その他 ====
;彼らに罪があるとすれば、私を信じたこと。私についてきてくれたことしかない。<br/>我が命を喜んで捧げよう。だから、彼らを救う方法を教えて欲しい。<br/>だが、もし救えぬのであれば。この戦いの結末に、彼らの命が必要なのであれば。<br/>人を救うことを止めて、人類を救済しよう。<br/>善も悪も、弱き民も、強き者も、誰も彼も全て救ってみせる。<br/> <br/>これは、ある少年が英雄であることを捨てた話。<br/>そのエゴイズムを理解しながら、それでもそうあろう、と願った話。
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;彼らに罪があるとすれば、私を信じたこと。私についてきてくれたことしかない。<br>我が命を喜んで捧げよう。だから、彼らを救う方法を教えて欲しい。<br>だが、もし救えぬのであれば。この戦いの結末に、彼らの命が必要なのであれば。<br>人を救うことを止めて、人類を救済しよう。<br>善も悪も、弱き民も、強き者も、誰も彼も全て救ってみせる。<br> <br>これは、ある少年が英雄であることを捨てた話。<br>そのエゴイズムを理解しながら、それでもそうあろう、と願った話。
 
:絆礼装「天草四郎陣中旗」の詳細の一部。生前の彼の苦悩と、英霊化後の彼が進むと決意する道の始まり。
 
:絆礼装「天草四郎陣中旗」の詳細の一部。生前の彼の苦悩と、英霊化後の彼が進むと決意する道の始まり。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*Apocryphaの小説化にあたり、ラスボスを「Fate」の源流である「魔界転生」から抜擢するというアイデアと、それなりの知名度を持った歴史上の人物で本家「Fate/stay night」の主人公衛宮士郎と下の名前や年齢が偶然一致していたという着想から発生したキャラクター。
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*『Apocrypha』の小説化にあたり、ラスボスを「Fate」の源流である「魔界転生」から抜擢するというアイデアと、それなりの知名度を持った歴史上の人物で本家『[[Fate/stay night]]』の主人公[[衛宮士郎]]と下の名前や年齢が偶然一致していたという着想から発生したキャラクター。
 
*日本人の彼が白髪となっているのは強引に受肉した際の代償、褐色の肌となっているのはセミラミスの触媒と「虚栄の空中庭園」の材料の収集に二十年近く中東に潜伏する必要があったため。しかしメタ的には間違いなく[[エミヤ|あっちのシロウ]]へのミスリードを誘うためだろう。
 
*日本人の彼が白髪となっているのは強引に受肉した際の代償、褐色の肌となっているのはセミラミスの触媒と「虚栄の空中庭園」の材料の収集に二十年近く中東に潜伏する必要があったため。しかしメタ的には間違いなく[[エミヤ|あっちのシロウ]]へのミスリードを誘うためだろう。
 
**『Grand Order』でも相変わらず褐色肌白髪。これは、前の召喚の名残であるため。[[ナーサリー・ライム|彼女]]同様、変えられても困るというメタ的な事情こそあるのだが。
 
**『Grand Order』でも相変わらず褐色肌白髪。これは、前の召喚の名残であるため。[[ナーサリー・ライム|彼女]]同様、変えられても困るというメタ的な事情こそあるのだが。
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