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| rowspan="2"|[[アーチャー]] || [[遠坂凛]] || D || C || C || B || E || ? || rowspan="2"|対魔力:D<br>単独行動:B || 千里眼:C<br>魔術:C-<br>心眼(真):B || style="text-align:left"|
 
| rowspan="2"|[[アーチャー]] || [[遠坂凛]] || D || C || C || B || E || ? || rowspan="2"|対魔力:D<br>単独行動:B || 千里眼:C<br>魔術:C-<br>心眼(真):B || style="text-align:left"|
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || C || B || E || ? || 心眼(真):B→EX<br>千里眼:C<br>鷹の目<ref group = "注">2016年の実装当時は「鷹の瞳」表記だったが、2021年に『stay night』準拠の「鷹の目」表記へと変更された。</ref><ref group = "出">『Fate/Grand Order』[https://news.fate-go.jp/2021/0101sius/ ゲームアップデートのお知らせ(1/1 0:00実施) ]</ref>:B+<br>魔術:C-<br>投影魔術:A(マテリアルではC、条件付きでA+)<br>回路接続:EX ||style="text-align:left"|強化クエストクリアで<br>「魔術」→「投影魔術」<br>「千里眼」→「鷹の目」<br>「投影魔術」→「回路接続」に変化。<br>強化クエスト4クリアで「心眼(真)」のランクがEXに変化。
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| [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || C || B || E || ? || 心眼(真):B→EX<br>千里眼:C<br>魔術:C-<br>投影魔術:A(マテリアルではC、条件付きでA+)<br>鷹の目<ref group="注">2016年の実装当時は「鷹の瞳」表記だったが、2021年に『stay night』準拠の「鷹の目」表記へと変更された。</ref><ref group="出">『Fate/Grand Order』[https://news.fate-go.jp/2021/0101sius/ ゲームアップデートのお知らせ(1/1 0:00実施)]</ref>:B+<br>回路接続:EX || style="text-align:left" |強化クエストクリアで「魔術」→「投影魔術」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「千里眼」→「鷹の目」に変化。<br>強化クエスト3クリアで「投影魔術」→「回路接続」に変化。<br>強化クエスト4クリアで「心眼(真)」のランクがEXに変化。
 
|}
 
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== [[宝具]] ==
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; 無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)
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==[[宝具]]==
: ランク:E~A++(stay night)/E~A(Grand Order)<br>種別:????<br>レンジ:????<br>最大捕捉:????
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;無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)
: 錬鉄の[[固有結界]]。本来は[[魔術]]であり宝具ではないが、エミヤの象徴ということで宝具扱いになっている。
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:ランク:E~A++(stay night)/E~A(Grand Order)<br>種別:????<br>レンジ:????<br>最大捕捉:????
: 心象風景は、燃えさかる炎と、無数の剣が大地に突き立つ一面の荒野が広がり、空には回転する巨大な歯車が存在する。もとが同一の存在である士郎も同じ固有結界を使うが、心象風景は異なる。
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:錬鉄の[[固有結界]]。本来は[[魔術]]であり宝具ではないが、エミヤの象徴ということで宝具扱いになっている。
: 結界内には、あらゆる「剣を形成する要素」が満たされており、目視した刀剣を結界内に登録し複製、荒野に突き立つ無数の剣の一振りとして貯蔵する。ただし、複製品の能力は本来のものよりランクが一つ落ちる。一度この心象世界に複製され記録された武器は、固有結界を起動せずとも投影魔術で作り出すことが可能で<ref group = "出">『Fate/side materiale』76ページ「無限の剣製」より。</ref>、彼の投影は一般的な魔術のそれとは異なり、この固有結界から零れたもの。Heaven's Feelルート(以下HFルート)で士郎が受け継いだ「アーチャーの腕」に残された記録によると、結界内に記憶されている武具の数は千を越えているとされる。
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:心象風景は、燃えさかる炎と、無数の剣が大地に突き立つ一面の荒野が広がり、空には回転する巨大な歯車が存在する。もとが同一の存在である士郎も同じ固有結界を使うが、心象風景は異なる。
: 「剣」に特化した能力ではあるが、剣であっても神造兵装の類は複製不可とされる(後述)。盾や鎧といった防具も投影可能だが、剣投影の二~三倍の魔力を必要とする。つまり基本的には白兵戦に用いられる武器又は防具に限定される。ただしきちんと切嗣から魔術指導を受け実物を見ていた場合、起源弾も複製可能であったらしいこと、又本編では士郎が気晴らしと雑貨品を作ったり、『hollow』では高性能な釣り竿やリールを全て自分で作っていたりとまったく不可能ということではない。さらにただ複製するだけでなく、自分好みにアレンジを加えたり、形状を変えるなどいった独自の改造を加えることも可能。
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:結界内には、あらゆる「剣を形成する要素」が満たされており、目視した刀剣を結界内に登録し複製、荒野に突き立つ無数の剣の一振りとして貯蔵する。ただし、複製品の能力は本来のものよりランクが一つ落ちる。一度この心象世界に複製され記録された武器は、固有結界を起動せずとも投影魔術で作り出すことが可能で<ref group="出">『Fate/side materiale』76ページ「無限の剣製」より。</ref>、彼の投影は一般的な魔術のそれとは異なり、この固有結界から零れたもの。Heaven's Feelルート(以下HFルート)で士郎が受け継いだ「アーチャーの腕」に残された記録によると、結界内に記憶されている武具の数は千を越えているとされる。
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:「剣」に特化した能力ではあるが、剣であっても神造兵装の類は複製不可とされる(後述)。盾や鎧といった防具も投影可能だが、剣投影の二~三倍の魔力を必要とする。つまり基本的には白兵戦に用いられる武器又は防具に限定される。ただしきちんと切嗣から魔術指導を受け実物を見ていた場合、起源弾も複製可能であったらしいこと、又本編では士郎が気晴らしと雑貨品を作ったり、『hollow』では高性能な釣り竿やリールを全て自分で作っていたりとまったく不可能ということではない。さらにただ複製するだけでなく、自分好みにアレンジを加えたり、形状を変えるなどいった独自の改造を加えることも可能。
 
:固有結界の形成と維持には魔力を消費するが、結界形成時に用意されている武装に関しては魔力消費はしない。しかし、破壊されたものを新しく製造する、または形成時に無かったものを新造するには激しく魔力を消費する。
 
:固有結界の形成と維持には魔力を消費するが、結界形成時に用意されている武装に関しては魔力消費はしない。しかし、破壊されたものを新しく製造する、または形成時に無かったものを新造するには激しく魔力を消費する。
: 物品としての刀剣を魔術で作り出しているのに止まらず、長年使用された刀剣には意思が宿り、その意思と共に刀剣に宿る「使い手の経験・記憶」ごと解析・複製している。このため、仮に初見の武器の複製であっても、オリジナルの英霊ほどではないがある程度扱いこなすことが可能。本来の使い手の剣技を必要であれば再現し、使い手の筋力も模倣してみせる。「真名解放」や「壊れた幻想」といった技能もアーチャーの力が及ぶ範囲内なら使いこなせる。また、複数の剣を投影(場合によっては攻撃対象の全方位を取り囲むように投影)し、一斉射撃を行うという使い方も可能。士郎が酷似した技『全投影連続層写(ソードバレルフルオープン)』を使用している。これは、'''エミヤのように全てをカタチにしてから射出するのではなく、全てを魔力(せっけいず)の状態で待機させ1つずつカタチにしながら射出することから順次発射となっている(原作の記述から士郎は1本ずつしか出せない)'''。待機中の魔力(せっけいず)の数は他の人からは把握出来ないのだが、視ただけで魔術を把握出来るギルガメッシュには看破される。アニメUBWでは士郎もエミヤのように完璧に投影出来ており、本数を言い当てたギルガメッシュに驚くシーンがカットされている。
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:物品としての刀剣を魔術で作り出しているのに止まらず、長年使用された刀剣には意思が宿り、その意思と共に刀剣に宿る「使い手の経験・記憶」ごと解析・複製している。このため、仮に初見の武器の複製であっても、オリジナルの英霊ほどではないがある程度扱いこなすことが可能。本来の使い手の剣技を必要であれば再現し、使い手の筋力も模倣してみせる。「真名解放」や「壊れた幻想」といった技能もアーチャーの力が及ぶ範囲内なら使いこなせる。また、複数の剣を投影(場合によっては攻撃対象の全方位を取り囲むように投影)し、一斉射撃を行うという使い方も可能。士郎が酷似した技『全投影連続層写(ソードバレルフルオープン)』を使用している。これは、'''エミヤのように全てをカタチにしてから射出するのではなく、全てを魔力(せっけいず)の状態で待機させ1つずつカタチにしながら射出することから順次発射となっている(原作の記述から士郎は1本ずつしか出せない)'''。待機中の魔力(せっけいず)の数は他の人からは把握出来ないのだが、視ただけで魔術を把握出来るギルガメッシュには看破される。アニメUBWでは士郎もエミヤのように完璧に投影出来ており、本数を言い当てたギルガメッシュに驚くシーンがカットされている。
: 基本的には「武具と能力を模倣する能力」といえるが、単純に目の前の敵の宝具や技量を複製した場合は、それを極限まで使いこなす本来の担い手には遠く及ばない。そのため本来の担い手や一つの事を極めたサーヴァントには大した脅威にはならないと作中では語られている。仮にエクスカリバー相当の聖剣を投影したしても全性能を引き出すだけの魔力がアーチャーにはないためベルレフォーンを迎撃する程の火力は出ないとされる。そのため、複数の英霊の宝具をいくつも記憶した上で、それらを効果的に運用し、相手の弱点を衝くことで初めて他のサーヴァントに対抗し得る能力となる。また、「所有はしていても極限まで使いこなすことはできない」とされる[[ギルガメッシュ]]の「王の財宝」に対しては、ギルガメッシュが蔵を展開して取り出す必要があるのに対し、こちらは空間内に既にある剣を手繰り寄せるだけで使用できるため常に先手を取れ、非常に有利に戦える。
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:基本的には「武具と能力を模倣する能力」といえるが、単純に目の前の敵の宝具や技量を複製した場合は、それを極限まで使いこなす本来の担い手には遠く及ばない。そのため本来の担い手や一つの事を極めたサーヴァントには大した脅威にはならないと作中では語られている。仮にエクスカリバー相当の聖剣を投影したしても全性能を引き出すだけの魔力がアーチャーにはないためベルレフォーンを迎撃する程の火力は出ないとされる。そのため、複数の英霊の宝具をいくつも記憶した上で、それらを効果的に運用し、相手の弱点を衝くことで初めて他のサーヴァントに対抗し得る能力となる。また、「所有はしていても極限まで使いこなすことはできない」とされる[[ギルガメッシュ]]の「王の財宝」に対しては、ギルガメッシュが蔵を展開して取り出す必要があるのに対し、こちらは空間内に既にある剣を手繰り寄せるだけで使用できるため常に先手を取れ、非常に有利に戦える。
: 固有結界を何のペナルティもなく使いこなす、とされるが免れているペナルティについては詳細不明。
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:固有結界を何のペナルティもなく使いこなす、とされるが免れているペナルティについては詳細不明。
 
:『Fate/Grand Order』のストーリー上では主人公がマスターとして相応しい力量になるまで意図的に封印して使用不可の状態にしていたが、[[幕間の物語]]「無限の剣製」で解禁された。
 
:『Fate/Grand Order』のストーリー上では主人公がマスターとして相応しい力量になるまで意図的に封印して使用不可の状態にしていたが、[[幕間の物語]]「無限の剣製」で解禁された。
 
:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&攻撃力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。「回路接続」スキルの発動時にはArts宝具に変更することも可能。
 
:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&攻撃力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。「回路接続」スキルの発動時にはArts宝具に変更することも可能。
:幕間の物語2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率が上昇する。また、当初ランクは『stay night』と同じくE~A+ランクとなっていたが、後にE~Aランクに修正された。
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:幕間の物語2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率が上昇する。また、当初ランクは『stay night』と同じくE~A++ランクとなっていたが、後にE~Aランクに修正された。
=== 投影宝具 ===
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===投影宝具===
 
ここで述べられている性能は、あくまで彼が投影したものである。「無限の剣製」の性質上、性能がワンランク下がり、また、彼独自のアレンジが入っているものもある。
 
ここで述べられている性能は、あくまで彼が投影したものである。「無限の剣製」の性質上、性能がワンランク下がり、また、彼独自のアレンジが入っているものもある。
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; 干将(かんしょう)・莫耶(ばくや)
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;干将(かんしょう)・莫耶(ばくや)
: ランク:C-<br>由来:古代中国・呉の刀匠干将と妻の莫耶、及び二人が作った夫婦剣。
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:ランク:C-<br>由来:古代中国・呉の刀匠干将と妻の莫耶、及び二人が作った夫婦剣。
: 陰陽二振りの短剣。アーチャーを象徴する宝具。黒い方が陽剣・干将、白い方が陰剣・莫耶。互いに引き合う性質を持つ夫婦剣。
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:陰陽二振りの短剣。アーチャーを象徴する宝具。黒い方が陽剣・干将、白い方が陰剣・莫耶。互いに引き合う性質を持つ夫婦剣。
: 二つ揃いで装備すると、対魔力、対物理が上昇し、武器や宝具としてのランクも上昇する。宝具としてのランクは高くないが、投影の負担が軽いことと、先の特質から愛用している。アーチャーの手によって刀身に魔除けの文句が刻まれており、巫術器具として使うこともできる。
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:二つ揃いで装備すると、対魔力、対物理が上昇し、武器や宝具としてのランクも上昇する。宝具としてのランクは高くないが、投影の負担が軽いことと、先の特質から愛用している。アーチャーの手によって刀身に魔除けの文句が刻まれており、巫術器具として使うこともできる。
: 真名解放されたことはないが、この剣を投擲した上でさらに別の干将・莫耶を投影、前述の引き合う性質で最初の剣が戻ってきたところに斬撃を加え、計三回の投影による三重の刃の重ね当てを行う必殺技「鶴翼三連」が存在する。
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:真名解放されたことはないが、この剣を投擲した上でさらに別の干将・莫耶を投影、前述の引き合う性質で最初の剣が戻ってきたところに斬撃を加え、計三回の投影による三重の刃の重ね当てを行う必殺技「鶴翼三連」が存在する。
: 更に切り札とも言える、干将・莫耶を巨大な剣「オーバーエッジ」へと強化することも可能。これを使用して「鶴翼三連」を行う場合もある。
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:更に切り札とも言える、干将・莫耶を巨大な剣「オーバーエッジ」へと強化することも可能。これを使用して「鶴翼三連」を行う場合もある。
: なお、投影品ではないオリジナルの干将・莫耶は、怪異に対し絶大な威力を発揮する「退魔の剣」であり、[[ジル・ド・レェ|大海魔]]や[[ゴルゴーン|ゴルゴンの怪物]]をも正面から真っ二つにできるという。
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:なお、投影品ではないオリジナルの干将・莫耶は、怪異に対し絶大な威力を発揮する「退魔の剣」であり、[[ジル・ド・レェ|大海魔]]や[[ゴルゴーン|ゴルゴンの怪物]]をも正面から真っ二つにできるという。
: また、FGOのイベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』において、投影品の干将・莫耶にも魔性に対する特効能力があることが判明した。オリジナルと比較してどの程度かは不明。
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:また、FGOのイベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』において、投影品の干将・莫耶にも魔性に対する特効能力があることが判明した。オリジナルと比較してどの程度かは不明。
: FGOコミカライズ版『-turas rèalta-』の特異点Fで登場する黒化してる状態では[[エミヤ〔オルタ〕|別側面]]と似たような武器を使用している。(双剣に戻し、柄の部分を連結させた物)
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:FGOコミカライズ版『-turas rèalta-』の特異点Fで登場する黒化してる状態では[[エミヤ〔オルタ〕|別側面]]と似たような武器を使用している。(双剣に戻し、柄の部分を連結させた物)
 
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; 偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)
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;偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)
: ランク:A(弓で放った場合の凛の分析)<br>由来:アルスター伝説の名剣カラドボルグ。
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:ランク:A(弓で放った場合の凛の分析)<br>由来:アルスター伝説の名剣カラドボルグ。
: 射出型魔剣。名前通り、螺旋を描く刀身を持つ。「偽」や「Ⅱ」が示す通り、本来のカラドボルグとは異なり、アーチャーのアレンジが施されている。
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:射出型魔剣。名前通り、螺旋を描く刀身を持つ。「偽」や「Ⅱ」が示す通り、本来のカラドボルグとは異なり、アーチャーのアレンジが施されている。
: 矢として放つ場面も、手に持って使う場面も両方あり、どちらとしても使える武器。
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:矢として放つ場面も、手に持って使う場面も両方あり、どちらとしても使える武器。
: 真名解放して放たれた際は空間すら捩じ切る貫通力を発揮する。直撃はしなかったものの、キャスターは体をズタズタにされ倒されかけた。
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:真名解放して放たれた際は空間すら捩じ切る貫通力を発揮する。直撃はしなかったものの、キャスターは体をズタズタにされ倒されかけた。
: Unlimited Blade Worksルート(以下UBWルート)ではアーチャーはこの宝具を「壊れた幻想」を用いてバーサーカーに放ち、その他のほとんどの派生作品でもアーチャーはこの宝具で「壊れた幻想」を使っている。ゲームのOPアニメでは螺旋剣のまま弓に番えているが、『Realta Nua』のCGでは弓に番える際に小さく圧縮して矢にしている。アニメ版UBW(TV・映画両方)では、射法八節における「打起し」の動作までは螺旋剣のまま弓に番えているが、「引分け」の動作の際に矢に形が変わる描写がされている。
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:Unlimited Blade Worksルート(以下UBWルート)ではアーチャーはこの宝具を「壊れた幻想」を用いてバーサーカーに放ち、その他のほとんどの派生作品でもアーチャーはこの宝具で「壊れた幻想」を使っている。ゲームのOPアニメでは螺旋剣のまま弓に番えているが、『Realta Nua』のCGでは弓に番える際に小さく圧縮して矢にしている。アニメ版UBW(TV・映画両方)では、射法八節における「打起し」の動作までは螺旋剣のまま弓に番えているが、「引分け」の動作の際に矢に形が変わる描写がされている。
: なお、本来のカラドボルグはケルトの英雄[[フェルグス・マック・ロイ|フェルグス]]の愛剣であり剣光を虹のように伸ばした魔剣。[[ガウェイン|ガウェイン卿]]が持つ「転輪する勝利の剣」の原型。伝承によれば、一振りで丘を3つ切断したとされる。
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:なお、本来のカラドボルグはケルトの英雄[[フェルグス・マック・ロイ|フェルグス]]の愛剣であり剣光を虹のように伸ばした魔剣。[[ガウェイン|ガウェイン卿]]が持つ「転輪する勝利の剣」の原型。伝承によれば、一振りで丘を3つ切断したとされる。
: カラドボルグの使い手がアルスターゆかりの者であった場合、ケルトの大英雄[[クー・フーリン]]は自ら誓ったゲッシュによって、その者に一度は破れなければならない。このためクー・フーリンの天敵とも言える宝具である。
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:カラドボルグの使い手がアルスターゆかりの者であった場合、ケルトの大英雄[[クー・フーリン]]は自ら誓ったゲッシュによって、その者に一度は破れなければならない。このためクー・フーリンの天敵とも言える宝具である。
 
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; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
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;熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
: ランク:不明(B+の投擲武器をほぼ防ぐ)<br>種別:結界宝具<br>由来:ギリシャの英雄アイアスの盾。
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:ランク:不明(B+の投擲武器をほぼ防ぐ)<br>種別:結界宝具<br>由来:ギリシャの英雄アイアスの盾。
: アーチャーが唯一得意とする防御用装備。彼の用いる投影の中でも最高の防御力を持つ。投擲武器や、使い手から離れた武器に対して無敵という概念を持つ概念武装。真名解放と同時に光で出来た七枚の花弁が展開し、それぞれの花弁に対応する七層の丸い防御膜が形成される。一枚一枚が古の城壁と同等の防御力を持ち、花弁に魔力を注ぎ込むことによって防御力の底上げもできる模様。
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:アーチャーが唯一得意とする防御用装備。彼の用いる投影の中でも最高の防御力を持つ。投擲武器や、使い手から離れた武器に対して無敵という概念を持つ概念武装。真名解放と同時に光で出来た七枚の花弁が展開し、それぞれの花弁に対応する七層の丸い防御膜が形成される。一枚一枚が古の城壁と同等の防御力を持ち、花弁に魔力を注ぎ込むことによって防御力の底上げもできる模様。
 
:この盾の前には投槍など花弁一枚にも届かず敗退するのが必定とのこと、少なくともアーチャーが知る限り、'''この守りを突破する槍など有り得ない'''。
 
:この盾の前には投槍など花弁一枚にも届かず敗退するのが必定とのこと、少なくともアーチャーが知る限り、'''この守りを突破する槍など有り得ない'''。
: UBWルートでは[[クー・フーリン|ランサー]]との対決に用いられ、ランサーの投擲宝具「突き穿つ死翔の槍」を防ぐために真名解放も伴って投影される。だが必殺の槍には苦もなく貫通されていき、最後の一枚になった所でアーチャーは全魔力を注ぎ込んだ。それでも盾は完全破壊されたが槍の威力の殆どを削ぎ、余波でアーチャーの腕が千切れ懸けるも耐え抜いた。
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:UBWルートでは[[クー・フーリン|ランサー]]との対決に用いられ、ランサーの投擲宝具「突き穿つ死翔の槍」を防ぐために真名解放も伴って投影される。だが必殺の槍には苦もなく貫通されていき、最後の一枚になった所でアーチャーは全魔力を注ぎ込んだ。それでも盾は完全破壊されたが槍の威力の殆どを削ぎ、余波でアーチャーの腕が千切れ懸けるも耐え抜いた。
 
:[[ギルガメッシュ]]と[[衛宮士郎]]の戦いではギルガメッシュがエアを使った時に投影し、衛宮士郎をエアの風圧から守った<ref group="注">ギルガメッシュの「直前に盾を敷いたのか……?」というセリフ及び士郎の「助かったというのなら、何か助かる理由があったのだ。単にそれが、俺の預かり知らぬ物であっただけ」というセリフはこのことを表している。</ref>。
 
:[[ギルガメッシュ]]と[[衛宮士郎]]の戦いではギルガメッシュがエアを使った時に投影し、衛宮士郎をエアの風圧から守った<ref group="注">ギルガメッシュの「直前に盾を敷いたのか……?」というセリフ及び士郎の「助かったというのなら、何か助かる理由があったのだ。単にそれが、俺の預かり知らぬ物であっただけ」というセリフはこのことを表している。</ref>。
 
:原作では使用していないが、劇場版HF2章でもオリジナルシーンとして逃げ遅れた凜やイリヤ、士郎を影の爆発から護るために投影。既に影の触手による致命傷を負っていたためか花弁は二枚ほどしか展開されず、最終的には破られてしまったものの、3人全員を護りきった。(士郎は原作通り爆発の余波で左腕を失ってしまったが)
 
:原作では使用していないが、劇場版HF2章でもオリジナルシーンとして逃げ遅れた凜やイリヤ、士郎を影の爆発から護るために投影。既に影の触手による致命傷を負っていたためか花弁は二枚ほどしか展開されず、最終的には破られてしまったものの、3人全員を護りきった。(士郎は原作通り爆発の余波で左腕を失ってしまったが)
 
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; 赤原猟犬(フルンディング)
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;赤原猟犬(フルンディング)
: 由来:北欧の英雄[[ベオウルフ]]が振るった剣フルンティング。
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:由来:北欧の英雄[[ベオウルフ]]が振るった剣フルンティング。
: 追尾型魔剣。射手が健在かつ狙い続ける限り、標的を襲い続ける効果を持つ。
+
:追尾型魔剣。射手が健在かつ狙い続ける限り、標的を襲い続ける効果を持つ。
: 『[[Fate/hollow ataraxia]]』において冬木新都のセンタービルから冬木大橋へ、弓につがえて放ち、魔弾として使用した剣。
+
:『[[Fate/hollow ataraxia]]』において冬木新都のセンタービルから冬木大橋へ、弓につがえて放ち、魔弾として使用した剣。
: 一度射出されると射手が健在な限り弾かれようとも標的を追尾し続けるため、作中では40秒かけてチャージして放たれた弾はセイバーでさえその状況では射手を仕留めるしか対抗手段はなく、士郎は令呪を使用してセイバーをセンタービルへと跳躍させた。
+
:一度射出されると射手が健在な限り弾かれようとも標的を追尾し続けるため、作中では40秒かけてチャージして放たれた弾はセイバーでさえその状況では射手を仕留めるしか対抗手段はなく、士郎は令呪を使用してセイバーをセンタービルへと跳躍させた。
: 矢を放ってからアーチャーがセイバーに致命傷を負わせられてしまうまでにかかったのが「2秒弱」とされ、その間にセンタービルから大橋までが直線距離で約4キロの距離であり、そこにいる標的に到達して再び襲いかかろうする所までいっていたことと、コンマテの小節の詠唱時間1秒との設定から、魔弾の速度は音速の6倍程か、途中でセイバーを迎撃する為軌道を捻じ曲げて行ったこと考えるとそれ以上の可能性もある。
+
:矢を放ってからアーチャーがセイバーに致命傷を負わせられてしまうまでにかかったのが「2秒弱」とされ、その間にセンタービルから大橋までが直線距離で約4キロの距離であり、そこにいる標的に到達して再び襲いかかろうする所までいっていたことと、コンマテの小節の詠唱時間1秒との設定から、魔弾の速度は音速の6倍程か、途中でセイバーを迎撃する為軌道を捻じ曲げて行ったこと考えるとそれ以上の可能性もある。
: 剣として使用した場合の能力は本来の使い手であるベオウルフの項を参照のこと。
+
:剣として使用した場合の能力は本来の使い手であるベオウルフの項を参照のこと。
 
:パクリではあるが使い方が上手いと、ベオウルフも太鼓判を押しており、「気に食わないが気に入った! 今度あったら殴らせろ!」とのこと。
 
:パクリではあるが使い方が上手いと、ベオウルフも太鼓判を押しており、「気に食わないが気に入った! 今度あったら殴らせろ!」とのこと。
 
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:FGO夏イベント、カルデアスリラーナイトにて使用。その他徐福の作り上げた仮面の呪具に対する防御礼装(ただし効果は自分のみ)などもあるらしいがどちらも効果、真名などは不明。
 
:FGO夏イベント、カルデアスリラーナイトにて使用。その他徐福の作り上げた仮面の呪具に対する防御礼装(ただし効果は自分のみ)などもあるらしいがどちらも効果、真名などは不明。
   −
=== 神造兵装の投影について ===
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===神造兵装の投影について===
 
「Fate/complete material III」の質問コーナーに、以下の記述が存在する。
 
「Fate/complete material III」の質問コーナーに、以下の記述が存在する。
 
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: Q.
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:Q.
: 「無限の剣製」における複製の限界はどのあたりでしょうか?
+
:「無限の剣製」における複製の限界はどのあたりでしょうか?
: 宝具(剣系)の最上位はおそらく「乖離剣」だと思いますが、士郎は無理でもアーチャーなら複製可能でしょうか?
+
:宝具(剣系)の最上位はおそらく「乖離剣」だと思いますが、士郎は無理でもアーチャーなら複製可能でしょうか?
: そして武器という意味では、現代兵器はどの程度まで複製可能でしょうか? 刀剣類までなのか、銃や機動兵器なども可能なのでしょうか?
+
:そして武器という意味では、現代兵器はどの程度まで複製可能でしょうか? 刀剣類までなのか、銃や機動兵器なども可能なのでしょうか?
 
:
 
:
: A.
+
:A.
: 「乖離剣」「約束された勝利の剣」といった神造兵器の複製は不可です。
+
:「乖離剣」「約束された勝利の剣」といった神造兵器の複製は不可です。
: 似たような性能の、型落ち宝具ならいくつか貯蔵があるかもですが。
+
:似たような性能の、型落ち宝具ならいくつか貯蔵があるかもですが。
: また、剣が彼の起源になりつつあるので収められる武器は基本、白兵戦縛りになります。
+
:また、剣が彼の起源になりつつあるので収められる武器は基本、白兵戦縛りになります。
 
</blockquote>
 
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   179行目: 180行目:  
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』ではアーチャーの[[クラスカード]]を使う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]が「約束された勝利の剣」を投影して使っているが、両者は「願望器」ということもあって別の原理が働いている可能性がある。また、作者のひろやまひろし氏は「あくまでスピンオフで、原作とは別の設定(ルール)で成り立っている」という主旨の発言をしている。
 
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』ではアーチャーの[[クラスカード]]を使う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]が「約束された勝利の剣」を投影して使っているが、両者は「願望器」ということもあって別の原理が働いている可能性がある。また、作者のひろやまひろし氏は「あくまでスピンオフで、原作とは別の設定(ルール)で成り立っている」という主旨の発言をしている。
   −
== 使用技 ==
+
==使用技==
 
===[[Fate/unlimited codes]]===
 
===[[Fate/unlimited codes]]===
; 鶴翼二連
+
;鶴翼二連
: 干将・莫耶を投擲する。追加入力で引き戻すことが可能。
+
:干将・莫耶を投擲する。追加入力で引き戻すことが可能。
; 鶴翼攻究・襲
+
;鶴翼攻究・襲
: 飛びかかり双剣を振り下ろす中段技。
+
:飛びかかり双剣を振り下ろす中段技。
; 鶴翼守究・薙
+
;鶴翼守究・薙
: 双剣で横薙ぎを放つ。出掛かりにガードポイントがある。
+
:双剣で横薙ぎを放つ。出掛かりにガードポイントがある。
; 鶴翼守究・昇
+
;鶴翼守究・昇
: 双剣で斬り上げる。出掛かりにガードポイントがある。
+
:双剣で斬り上げる。出掛かりにガードポイントがある。
; 鶴翼守究・突
+
;鶴翼守究・突
: 双剣で突きを放つ中段技。出掛かりにガードポイントがある。魔力ゲージを消費する。
+
:双剣で突きを放つ中段技。出掛かりにガードポイントがある。魔力ゲージを消費する。
; リンクシュート
+
;リンクシュート
: 前方に矢を放つ飛び道具。空中可。
+
:前方に矢を放つ飛び道具。空中可。
; トラップシュート
+
;トラップシュート
: 上方に矢を放ち、敵の頭上から降らせる飛び道具。
+
:上方に矢を放ち、敵の頭上から降らせる飛び道具。
; 無限の剣舞(アンリミテッドブレイドダンス)
+
;無限の剣舞(アンリミテッドブレイドダンス)
: 魔力開放超必殺技。「無限の剣製」展開中のみ使用可能。飛び道具の剣を飛ばし、それがヒットするとさらに大量の剣を降らせて相手を串刺しにする。
+
:魔力開放超必殺技。「無限の剣製」展開中のみ使用可能。飛び道具の剣を飛ばし、それがヒットするとさらに大量の剣を降らせて相手を串刺しにする。
   −
== 真名:エミヤ==
+
==真名:エミヤ==
 
:人々を救うために世界と契約し死後「抑止の守護者」となったとある平行世界の[[衛宮士郎]]の未来の姿。
 
:人々を救うために世界と契約し死後「抑止の守護者」となったとある平行世界の[[衛宮士郎]]の未来の姿。
   214行目: 215行目:  
:この過程で彼は、「過去の英霊になる以前の自分を自らの手で殺す」ことでタイムパラドックスを引き起こし自分が消滅する可能性だけを希望に、守護者の役割に徹してきたと本人は語る。<br>その真意は本当に消滅できると思っている訳ではなく、自分が奪ってきた命への贖罪のためである。
 
:この過程で彼は、「過去の英霊になる以前の自分を自らの手で殺す」ことでタイムパラドックスを引き起こし自分が消滅する可能性だけを希望に、守護者の役割に徹してきたと本人は語る。<br>その真意は本当に消滅できると思っている訳ではなく、自分が奪ってきた命への贖罪のためである。
   −
== 登場作品と役柄 ==
+
==登場作品と役柄==
 
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
; [[Fate/stay night]]
+
;[[Fate/stay night]]
: 第五次聖杯戦争にて召喚されたサーヴァントの一人。マスターは遠坂凛。FateルートとHFルートでは凛達を守るために中盤で脱落する。UBWルートではある理由から凛を裏切るが、事実上もう1人の主役とも呼べる活躍をする。このルートでのみ明確に正体が明らかになる。
+
:第五次聖杯戦争にて召喚されたサーヴァントの一人。マスターは遠坂凛。FateルートとHFルートでは凛達を守るために中盤で脱落する。UBWルートではある理由から凛を裏切るが、事実上もう1人の主役とも呼べる活躍をする。このルートでのみ明確に正体が明らかになる。
; [[Fate/hollow ataraxia]]
+
;[[Fate/hollow ataraxia]]
: 事態の真実を探る一人。その一方で最新釣り竿を投影して釣りに興じる一面も。
+
:事態の真実を探る一人。その一方で最新釣り竿を投影して釣りに興じる一面も。
; [[Fate/EXTRA CCC]]
+
;[[Fate/EXTRA CCC]]
: 隠しボスの一人。空間の歪みの中で、『EXTRA』の凛ではなく『stay night』の凛と共に、彼女のサーヴァントとして登場。
+
:隠しボスの一人。空間の歪みの中で、『EXTRA』の凛ではなく『stay night』の凛と共に、彼女のサーヴァントとして登場。
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
+
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
: [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英雄として登場。
+
:[[クラスカード]]の一枚であり、黒化英雄として登場。
: また[[衛宮士郎 (美遊世界)|「美遊世界」の衛宮士郎]]による過去編にて、'''夢幻召喚時に士郎が視たエミヤ'''として後ろ姿のみ登場。一時的にエミヤと同調していた際に彼の心象世界を知ったようで『伽藍洞』と評した。
+
:また[[衛宮士郎 (美遊世界)|「美遊世界」の衛宮士郎]]による過去編にて、'''夢幻召喚時に士郎が視たエミヤ'''として後ろ姿のみ登場。一時的にエミヤと同調していた際に彼の心象世界を知ったようで『伽藍洞』と評した。
: 『ドライ!!』の最終決戦では神稚児の力を取り戻した[[美遊・エーデルフェルト]]によってサーヴァントとして召喚された。
+
:『ドライ!!』の最終決戦では神稚児の力を取り戻した[[美遊・エーデルフェルト]]によってサーヴァントとして召喚された。
    
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
: 初期実装のサーヴァントの一人。
+
:初期実装のサーヴァントの一人。
: ゲーム内の性能面では、3枚のArtsカードを持っている点が最大の利点。本作においてArtsカード三枚の構成はキャスタークラスの特徴であるため、彼の本質が「魔術師」であることを表現していると思われる。
+
:ゲーム内の性能面では、3枚のArtsカードを持っている点が最大の利点。本作においてArtsカード三枚の構成はキャスタークラスの特徴であるため、彼の本質が「魔術師」であることを表現していると思われる。
: 素の状態では、相応の長所はあるものの特に火力面での物足りなさが目立ち、一言で言って器用貧乏というある意味彼らしい総合性能。
+
:素の状態では、相応の長所はあるものの特に火力面での物足りなさが目立ち、一言で言って器用貧乏というある意味彼らしい総合性能。
: だが、強化クエスト三つをクリアすることで火力面が見違えるほどに補強され、かなり優秀なサーヴァントに生まれ変わる、大器晩成型の性能。
+
:だが、強化クエスト三つをクリアすることで火力面が見違えるほどに補強され、かなり優秀なサーヴァントに生まれ変わる、大器晩成型の性能。
: 後に期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』の開催に伴い、野外用の黒ジャケット姿の霊衣「サマー・カジュアル」が実装された。
+
:後に期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』の開催に伴い、野外用の黒ジャケット姿の霊衣「サマー・カジュアル」が実装された。
 
;:イベント
 
;:イベント
 
*ぐだぐだ本能寺
 
*ぐだぐだ本能寺
:ぐだぐだ粒子に汚染されたサーヴァント「長宗我部<ruby><rb>エミチカ</rb><rt>元親</RT></RUBY>」として登場。
+
:ぐだぐだ粒子に汚染されたサーヴァント「長宗我部<ruby><rb>エミチカ</rb><rt>元親</rt></ruby>」として登場。
 
*ほぼ週間 サンタオルタさん
 
*ほぼ週間 サンタオルタさん
 
:船釣り中遭難していたところにサンタオルタに黒鍵三点セットとアイドルコンサートをプレゼントされてしまう。
 
:船釣り中遭難していたところにサンタオルタに黒鍵三点セットとアイドルコンサートをプレゼントされてしまう。
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:バトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。元々は双剣のみ使うほぼ汎用モーションであったが一新後は種類も内容も充実し、赤原猟犬や偽・螺旋剣(壊れた幻想)、鶴翼三連(オーバーエッジ版)等のモーションが盛り込まれた。一方で宝具演出では、雨霰とぶち込む投影剣の中に元々はさりげなく偽・螺旋剣も混ざってたりしたのだが、モーション一新後は全く同じ剣のみを無数に放つものに変更されている。
 
:バトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。元々は双剣のみ使うほぼ汎用モーションであったが一新後は種類も内容も充実し、赤原猟犬や偽・螺旋剣(壊れた幻想)、鶴翼三連(オーバーエッジ版)等のモーションが盛り込まれた。一方で宝具演出では、雨霰とぶち込む投影剣の中に元々はさりげなく偽・螺旋剣も混ざってたりしたのだが、モーション一新後は全く同じ剣のみを無数に放つものに変更されている。
 
*ぐだぐだ明治維新
 
*ぐだぐだ明治維新
:牢人五人集「真田<ruby><rb>エミ</rb><rt>幸</RT></RUBY>村」として召喚された。幸村の生き様には共感するところが多かったらしく、テンションの低い大阪五人衆の中で一人だけノリノリ。
+
:牢人五人集「真田<ruby><rb>エミ</rb><rt>幸</rt></ruby>村」として召喚された。幸村の生き様には共感するところが多かったらしく、テンションの低い大阪五人衆の中で一人だけノリノリ。
 
*マンガで分かる合衆国開拓史
 
*マンガで分かる合衆国開拓史
 
:食堂でサーヴァント達の注文を作っている。
 
:食堂でサーヴァント達の注文を作っている。
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*節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔
 
*節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔
 
*ぐだぐだ帝都聖杯奇譚
 
*ぐだぐだ帝都聖杯奇譚
:帝都七本槍「福島<ruby><rb>エミノリ</rb><rt>正則</RT></RUBY>」として雇われた。
+
:帝都七本槍「福島<ruby><rb>エミノリ</rb><rt>正則</rt></ruby>」として雇われた。
    
;[[Fate/Grand Order Arcade]]
 
;[[Fate/Grand Order Arcade]]
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===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
; [[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
+
;[[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
: 正義の味方として、戦いに興じるものたちに対して武力介入を行う。また、ストーリーモードのラストではアーチャーの口から「藤ねぇ………。」のセリフを聞くことができる。
+
:正義の味方として、戦いに興じるものたちに対して武力介入を行う。また、ストーリーモードのラストではアーチャーの口から「藤ねぇ………。」のセリフを聞くことができる。
: アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
+
:アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
; [[Fate/unlimited codes]]
+
;[[Fate/unlimited codes]]
: 「錬鉄の英雄」。干将・莫耶を振るう近接戦と、弓での遠距離戦を行う。
+
:「錬鉄の英雄」。干将・莫耶を振るう近接戦と、弓での遠距離戦を行う。
: 剣と弓はモード変更によって使い分ける必要があり、さらにそのどちらもが一癖ある性能のため、上級者向けのテクニカルなキャラ。
+
:剣と弓はモード変更によって使い分ける必要があり、さらにそのどちらもが一癖ある性能のため、上級者向けのテクニカルなキャラ。
: 使いこなせば多種多彩なキャンセルから大ダメージを叩き込む事が出来る他、計7ゲージを注ぎ込む事で「無限の剣製」モードを発動出来るなど、浪漫溢れるキャラでもある。キャラランクは中堅。
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:使いこなせば多種多彩なキャンセルから大ダメージを叩き込む事が出来る他、計7ゲージを注ぎ込む事で「無限の剣製」モードを発動出来るなど、浪漫溢れるキャラでもある。キャラランクは中堅。
; [[Fate/Ace Royal]]
+
;[[Fate/Ace Royal]]
: [[英霊カード]]の一枚として、「エミヤ」名義で登場。手札を捨てるたびにダウン状態のカードを復帰させられる【家事】スキルが非常に優秀(ちなみにこのスキルは彼しか持っていない)。状況に使い分けて攻撃力・防御力の強化を行えるのでバランスがいい。また【先制】を得る事で強化されるので原作通り「アーチャー」のクラスも良いのだが、家事スキルの性質上「キャスター」のクラスとの相性もいい。
+
:[[英霊カード]]の一枚として、「エミヤ」名義で登場。手札を捨てるたびにダウン状態のカードを復帰させられる【家事】スキルが非常に優秀(ちなみにこのスキルは彼しか持っていない)。状況に使い分けて攻撃力・防御力の強化を行えるのでバランスがいい。また【先制】を得る事で強化されるので原作通り「アーチャー」のクラスも良いのだが、家事スキルの性質上「キャスター」のクラスとの相性もいい。
: 欠点は素の防御力が非常に低い事と決定的な火力がない事。それでも使いやすい能力とコスト分配のバランスが良いので、かなり優秀な部類に入る。
+
:欠点は素の防御力が非常に低い事と決定的な火力がない事。それでも使いやすい能力とコスト分配のバランスが良いので、かなり優秀な部類に入る。
; [[衛宮さんちの今日のごはん]]
+
;[[衛宮さんちの今日のごはん]]
: 基本的には衛宮士郎が料理担当なので出番は無いが、番外編では料理の腕を振るう事が多い。
+
:基本的には衛宮士郎が料理担当なので出番は無いが、番外編では料理の腕を振るう事が多い。
: なお、アニメ版においては7話と11話に登場しており、11話におけるごはん係は彼となった。11話で作ったオムライスの調理動画が別途作られ、やたらいい声でナレーションも担当する。
+
:なお、アニメ版においては7話と11話に登場しており、11話におけるごはん係は彼となった。11話で作ったオムライスの調理動画が別途作られ、やたらいい声でナレーションも担当する。
; [[カプセルさーばんと]]
+
;[[カプセルさーばんと]]
: さーばんとの一匹。弓を用いて戦う。双剣は置いてきたらしい。
+
:さーばんとの一匹。弓を用いて戦う。双剣は置いてきたらしい。
    
===その他===
 
===その他===
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
+
;[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
: 芸能事務所「インペリアルローマ・プロダクション」の庶務(トラブルバスター)兼謎のヒーロー「チーフレッド」としても登場。
+
:芸能事務所「インペリアルローマ・プロダクション」の庶務(トラブルバスター)兼謎のヒーロー「チーフレッド」としても登場。
: 脱税および横領で告発された凛の逃走を手引きするも、凛逮捕のニュースが流れるとあっさり見限りパトロールに戻った。
+
:脱税および横領で告発された凛の逃走を手引きするも、凛逮捕のニュースが流れるとあっさり見限りパトロールに戻った。
; [[ちびちゅき!]]
+
;[[ちびちゅき!]]
: 弓道部所属。もしくは食事当番で、士郎と共にエミヤ食堂を開いている。性格と人間関係は『stay night』と[[無銘|『EXTRA』]]を統合したものとなっている。
+
:弓道部所属。もしくは食事当番で、士郎と共にエミヤ食堂を開いている。性格と人間関係は『stay night』と[[無銘|『EXTRA』]]を統合したものとなっている。
: その為か、『stay night』のマスターである凛と『EXTRA』のマスターである白野(女)が同時に出くわした時は気まずい思いをしていたそうな。
+
:その為か、『stay night』のマスターである凛と『EXTRA』のマスターである白野(女)が同時に出くわした時は気まずい思いをしていたそうな。
== 人間関係 ==
+
==人間関係==
 
===Fate/stay night===
 
===Fate/stay night===
 
;[[遠坂凛]]
 
;[[遠坂凛]]
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===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
; [[Fate/stay night]]のキャラ全般
+
;[[Fate/stay night]]のキャラ全般
: 生前の知人のそっくりさんが続々と参戦している他、第五次聖杯戦争の関係者との絡みも多い。
+
:生前の知人のそっくりさんが続々と参戦している他、第五次聖杯戦争の関係者との絡みも多い。
 
:;[[イシュタル]]
 
:;[[イシュタル]]
 
::波長の合う憑依元がかつての天敵の彼女という縁。
 
::波長の合う憑依元がかつての天敵の彼女という縁。
333行目: 334行目:  
:;[[ジャガーマン]]
 
:;[[ジャガーマン]]
 
::自身のオリジンと、相手の中の人が生前の知り合いという、意外に複雑な関係。
 
::自身のオリジンと、相手の中の人が生前の知り合いという、意外に複雑な関係。
:: マイルーム会話では「虎っぽいご婦人」と正体には気づいていない、もしくはその振りをしているような素振りをみせている。<ref group="注">彼女曰く「まともに精霊扱いしてくれるのは彼くらいのもの」らしいので、後者の可能性が高いが。ちなみに初顔合わせの時は文字通り「開いた口が塞がらない」顔になっていた。</ref>
+
::マイルーム会話では「虎っぽいご婦人」と正体には気づいていない、もしくはその振りをしているような素振りをみせている。<ref group="注">彼女曰く「まともに精霊扱いしてくれるのは彼くらいのもの」らしいので、後者の可能性が高いが。ちなみに初顔合わせの時は文字通り「開いた口が塞がらない」顔になっていた。</ref>
:: 食堂の食材の減りが激しい原因と解っているもののどうにも対処しきれず頭を痛めている他、彼女の幕間において不良少年一号として連れまわされた際は、辟易しつつもどこか嬉しそうな反応を見せた。
+
::食堂の食材の減りが激しい原因と解っているもののどうにも対処しきれず頭を痛めている他、彼女の幕間において不良少年一号として連れまわされた際は、辟易しつつもどこか嬉しそうな反応を見せた。
 
:;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)]]
 
:;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)]]
 
::自身のオリジンが生前に縁のあった少女の、並行世界における別人。
 
::自身のオリジンが生前に縁のあった少女の、並行世界における別人。
353行目: 354行目:  
:[[衛宮士郎 (美遊世界)|とある縁]]で知ったのか、「ほう、これが彼女か」と見守って笑っていたようである。結果、事案扱いされてしまうことに……
 
:[[衛宮士郎 (美遊世界)|とある縁]]で知ったのか、「ほう、これが彼女か」と見守って笑っていたようである。結果、事案扱いされてしまうことに……
   −
; [[エミヤ〔アサシン〕]]
+
;[[エミヤ〔アサシン〕]]
: 同じ抑止力の守護者かつ、自身のオリジンの[[衛宮切嗣|義父]]。
+
:同じ抑止力の守護者かつ、自身のオリジンの[[衛宮切嗣|義父]]。
: 彼の幕間で会話を交わす姿が見られるが、その有り様にはやはり思うところがある様子。
+
:彼の幕間で会話を交わす姿が見られるが、その有り様にはやはり思うところがある様子。
    
;[[エミヤ〔オルタ〕]]
 
;[[エミヤ〔オルタ〕]]
363行目: 364行目:     
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
: マスターではあるが、元は一般人である事や現在彼/彼女が立ち置かれている有り様などがかつての自分を思い起こさせるのか、先輩かつ保護者としてあれこれ世話を焼いており、まさに主人公の"おかん"である―――がエミヤ本人は否定している。
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:マスターではあるが、元は一般人である事や現在彼/彼女が立ち置かれている有り様などがかつての自分を思い起こさせるのか、先輩かつ保護者としてあれこれ世話を焼いており、まさに主人公の"おかん"である―――がエミヤ本人は否定している。
: 自身と同じく『女難の相』があると見抜き、彼/彼女が振り回されている様を見て、女難仲間が増えたことに嬉しさを隠せないことも。  
+
:自身と同じく『女難の相』があると見抜き、彼/彼女が振り回されている様を見て、女難仲間が増えたことに嬉しさを隠せないことも。
: イベント『妖精双六虫籠遊戯』ではパパチェックに際し、彼/彼女によってお助けカードを通し助っ人として特殊召喚されるも、父親である事を否定しており生前に子供もいなかったはずとしている。
+
:イベント『妖精双六虫籠遊戯』ではパパチェックに際し、彼/彼女によってお助けカードを通し助っ人として特殊召喚されるも、父親である事を否定しており生前に子供もいなかったはずとしている。
   −
; [[マシュ・キリエライト]]
+
;[[マシュ・キリエライト]]
: 自身がサーヴァントとして聖杯戦争での経験が豊富なためか、主人公と同じく「先輩」と呼ばれリスペクトされている。また、投影とはいえ自分と同じく盾に関する宝具「熾天覆う七つの円環」の所持者である事も一つと思われる。
+
:自身がサーヴァントとして聖杯戦争での経験が豊富なためか、主人公と同じく「先輩」と呼ばれリスペクトされている。また、投影とはいえ自分と同じく盾に関する宝具「熾天覆う七つの円環」の所持者である事も一つと思われる。
 
;[[ナイチンゲール]]
 
;[[ナイチンゲール]]
 
:自身の幕間の物語にて、人属性の英霊として名前を挙げる。
 
:自身の幕間の物語にて、人属性の英霊として名前を挙げる。
414行目: 415行目:  
:最終決戦で自分を召喚したマスターであり、「兄よりもよっぽど出来が良さそうだ」と皮肉っていた。
 
:最終決戦で自分を召喚したマスターであり、「兄よりもよっぽど出来が良さそうだ」と皮肉っていた。
   −
== 名台詞 ==
+
==名台詞==
=== Fate/stay night ===
+
===Fate/stay night===
 
;「了解した。地獄に落ちろ、マスター」
 
;「了解した。地獄に落ちろ、マスター」
 
:召喚されてから初の命令に不満と了承の意を込めて。
 
:召喚されてから初の命令に不満と了承の意を込めて。
425行目: 426行目:  
:この言葉には狂おしいほどの親愛の情がこもっている。
 
:この言葉には狂おしいほどの親愛の情がこもっている。
   −
==== Fateルート ====
+
====Fateルート====
    
;「ああ。時間を稼ぐのはいいが───<br> 別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」
 
;「ああ。時間を稼ぐのはいいが───<br> 別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」
437行目: 438行目:  
:アニメ版第14話より。すでに敗北が決定的となるも「無限の剣製」を発動させ、バーサーカーに告げる最後の反撃。
 
:アニメ版第14話より。すでに敗北が決定的となるも「無限の剣製」を発動させ、バーサーカーに告げる最後の反撃。
   −
==== UBWルート ====
+
====UBWルート====
    
;「────さらばだ。理想を抱いて溺死しろ」
 
;「────さらばだ。理想を抱いて溺死しろ」
455行目: 456行目:     
;「そうだ、誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた!」<br>「故に、自身からこぼれおちた気持ちなどない。これを偽善と言わずなんという!」<br>「この身は誰かの為にならなければならないと、強迫観念につき動かされてきた。<br> それが苦痛だと思う事も、破綻していると気付く間もなく、ただ走り続けた!」<br>「だが所詮は偽物だ。そんな偽善では何も救えない。<br> 否、もとより、何を救うべきかも定まらない───!」<br>「───その理想は破綻している。自分より他人が大切だという考え。誰もが幸福であってほしい願いなど空想のおとぎ話だ。そんな夢を抱いてしか生きられぬのであれば、抱いたまま溺死しろ。」
 
;「そうだ、誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた!」<br>「故に、自身からこぼれおちた気持ちなどない。これを偽善と言わずなんという!」<br>「この身は誰かの為にならなければならないと、強迫観念につき動かされてきた。<br> それが苦痛だと思う事も、破綻していると気付く間もなく、ただ走り続けた!」<br>「だが所詮は偽物だ。そんな偽善では何も救えない。<br> 否、もとより、何を救うべきかも定まらない───!」<br>「───その理想は破綻している。自分より他人が大切だという考え。誰もが幸福であってほしい願いなど空想のおとぎ話だ。そんな夢を抱いてしか生きられぬのであれば、抱いたまま溺死しろ。」
:かつての自分である士郎に、その行為を偽善だと責め立てる。<br> 彼の後悔から来る怒りの言葉は、薄々そのことに気付いていた士郎の胸に容赦なく突き刺さる。  
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:かつての自分である士郎に、その行為を偽善だと責め立てる。<br> 彼の後悔から来る怒りの言葉は、薄々そのことに気付いていた士郎の胸に容赦なく突き刺さる。
 
:テレビアニメ第2作では最期の台詞の前に以下の台詞が追加されている。
 
:テレビアニメ第2作では最期の台詞の前に以下の台詞が追加されている。
   −
; 「見ろ!その結果がこれだ!始めから救う術を知らず、救うものを持たず、醜悪な正義の体現者がお前のなれの果てと知れ!」
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;「見ろ!その結果がこれだ!始めから救う術を知らず、救うものを持たず、醜悪な正義の体現者がお前のなれの果てと知れ!」
 
:かつての切嗣にすら[[シャーレイ|救いたいと願って救えなかった人]]が、[[ナタリア・カミンスキー|救いたいと願いながら切り捨てた人]]がいた。だが、士郎には明確に救いたい一人すらいない。ただ、闇雲に助けたいから助けるという破綻した理想。それ故にアーチャーはかつての自分のあり方がいかに歪で醜悪であったのかを知っている。
 
:かつての切嗣にすら[[シャーレイ|救いたいと願って救えなかった人]]が、[[ナタリア・カミンスキー|救いたいと願いながら切り捨てた人]]がいた。だが、士郎には明確に救いたい一人すらいない。ただ、闇雲に助けたいから助けるという破綻した理想。それ故にアーチャーはかつての自分のあり方がいかに歪で醜悪であったのかを知っている。
 
:奇しくも「誰かのためにあらねばならない」というそのあり方は、かつて[[イスカンダル|征服王]]が否定した[[アルトリア・ペンドラゴン|「人のための王という偶像」]]にも通ずるものであり───何より、かつては同じ理想を抱きながら今眼前で凄絶な怒りと共にそれを否定する、あまりにも変わり果てた[[衛宮士郎|かつてのマスター]]の姿は彼女の心にも少なからぬ衝撃を与えていた。
 
:奇しくも「誰かのためにあらねばならない」というそのあり方は、かつて[[イスカンダル|征服王]]が否定した[[アルトリア・ペンドラゴン|「人のための王という偶像」]]にも通ずるものであり───何より、かつては同じ理想を抱きながら今眼前で凄絶な怒りと共にそれを否定する、あまりにも変わり果てた[[衛宮士郎|かつてのマスター]]の姿は彼女の心にも少なからぬ衝撃を与えていた。
472行目: 473行目:  
:たとえ、その先に続く物が無くとも。何一つとして報われる事が無くとも。それは彼が得た、たった一つの『答え』。
 
:たとえ、その先に続く物が無くとも。何一つとして報われる事が無くとも。それは彼が得た、たった一つの『答え』。
   −
==== HFルート ====
+
====HFルート====
 
;「――――ここまでか。達者でな、遠坂」
 
;「――――ここまでか。達者でな、遠坂」
 
:HFルートにて、黒い影の攻撃から凛を庇って致命傷を負い、消滅間際に残した最期の台詞。
 
:HFルートにて、黒い影の攻撃から凛を庇って致命傷を負い、消滅間際に残した最期の台詞。
 
:このルートでは直接彼の正体が示される事はないが、気絶した凛の髪を愛おしげに梳きながら別離を告げるその声音は[[衛宮士郎|若き日の彼]]を思わせるものだった。
 
:このルートでは直接彼の正体が示される事はないが、気絶した凛の髪を愛おしげに梳きながら別離を告げるその声音は[[衛宮士郎|若き日の彼]]を思わせるものだった。
   −
; “────ついて来れるか”
+
;“────ついて来れるか”
 
:イリヤと共に生き残るため左腕の封印を解いたが逆に左腕に食い潰されそうになった士郎の前に現れた幻影の一言。
 
:イリヤと共に生き残るため左腕の封印を解いたが逆に左腕に食い潰されそうになった士郎の前に現れた幻影の一言。
 
:信じるように、蔑むようにかつての自分がしなかった選択をした自分をその背中は待っていた。
 
:信じるように、蔑むようにかつての自分がしなかった選択をした自分をその背中は待っていた。
   −
=== Fate/hollow ataraxia ===
+
===Fate/hollow ataraxia===
 
;「フ、イナダ十六匹目フィッシュ。よい漁港だ、面白いように魚が釣れる。<br> ところで後ろの男、今日それで何フィッシュ目だ?」
 
;「フ、イナダ十六匹目フィッシュ。よい漁港だ、面白いように魚が釣れる。<br> ところで後ろの男、今日それで何フィッシュ目だ?」
 
;「はっはっは、まだサバが八匹だけか。<br>  時代遅れのフィッシングスタイルではそんなところだろうよ、と、十七匹目フィィィイッシュ!」
 
;「はっはっは、まだサバが八匹だけか。<br>  時代遅れのフィッシングスタイルではそんなところだろうよ、と、十七匹目フィィィイッシュ!」
527行目: 528行目:  
:キャスタールート。キャスターの制服姿を見て笑う凛を止めようと発した言葉が[[衛宮士郎|誰かさん]]と似通っていた。
 
:キャスタールート。キャスターの制服姿を見て笑う凛を止めようと発した言葉が[[衛宮士郎|誰かさん]]と似通っていた。
   −
=== Fate/Grand Order ===
+
===Fate/Grand Order===
====戦闘====
+
==== 戦闘====
;「魔力を回せ!決めに行くぞ、マスター!」<br>「I am the bone of my sword.───So as I pray, unlimited blade works!!」
+
; 「魔力を回せ!決めに行くぞ、マスター!」<br>「I am the bone of my sword.───So as I pray, unlimited blade works!!」
 
:宝具発動。無限に剣を内包した心象風景を具現化し、無数の剣を雨あられと敵に撃ちこむ。
 
:宝具発動。無限に剣を内包した心象風景を具現化し、無数の剣を雨あられと敵に撃ちこむ。
 
:さすがに演出時間の問題があるので、詠唱は省略されている。
 
:さすがに演出時間の問題があるので、詠唱は省略されている。
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;「信じられん……。以前から災難体質だと思っていたが……まさか、女神に取り憑かれるとは。<br> よほど波長が合っていたんだな……。素直じゃない系女性の原点というやつか」
 
;「信じられん……。以前から災難体質だと思っていたが……まさか、女神に取り憑かれるとは。<br> よほど波長が合っていたんだな……。素直じゃない系女性の原点というやつか」
: マイルーム会話「[[イシュタル]]」もとい女神召喚の依代になっちゃった[[遠坂凛|元マスター]]に対して。
+
:マイルーム会話「[[イシュタル]]」もとい女神召喚の依代になっちゃった[[遠坂凛|元マスター]]に対して。
: 後述の台詞とは違い彼女の置かれている状況を知った上での発言の模様だが………"災難体質"って人のこと言えるのだろうか。
+
:後述の台詞とは違い彼女の置かれている状況を知った上での発言の模様だが………"災難体質"って人のこと言えるのだろうか。
   −
; 「最近、厨房の食材の減りが早くてね。原因は分かっているのだが、どうにも私では対処できない。君の方から『おかわりは二杯まで』と、あの虎っぽいご婦人に、注意してくれないか?」
+
;「最近、厨房の食材の減りが早くてね。原因は分かっているのだが、どうにも私では対処できない。君の方から『おかわりは二杯まで』と、あの虎っぽいご婦人に、注意してくれないか?」
: マイルーム会話「[[ジャガーマン]]」もとい女神召喚の依代になっちゃった[[藤村大河|知り合い]]に対して。
+
:マイルーム会話「[[ジャガーマン]]」もとい女神召喚の依代になっちゃった[[藤村大河|知り合い]]に対して。
: サーヴァントになっても相変わらずな所に頭を痛めているようだが、言い回しはどこか嬉しそうにも聞き取れる。
+
:サーヴァントになっても相変わらずな所に頭を痛めているようだが、言い回しはどこか嬉しそうにも聞き取れる。
   −
; 「数多の鉄を打ちながら、求めたものは──ただ一つの極限か。天下を二分した名工が、最後に行き着いたものが精神論とはね。俺には少し、目に痛い話だよ…」
+
;「数多の鉄を打ちながら、求めたものは──ただ一つの極限か。天下を二分した名工が、最後に行き着いたものが精神論とはね。俺には少し、目に痛い話だよ…」
: マイルーム会話「[[千子村正]]」より。祖国を代表する著名な刀匠と、自身とは真逆ともいえるその在り方を目の当たりにして。
+
:マイルーム会話「[[千子村正]]」より。祖国を代表する著名な刀匠と、自身とは真逆ともいえるその在り方を目の当たりにして。
: 因みに上記の台詞だが、(前後の文脈の流れ的に)本来であれば『目に痛い』ではなく『耳に痛い』とするのが正しい。
+
:因みに上記の台詞だが、(前後の文脈の流れ的に)本来であれば『目に痛い』ではなく『耳に痛い』とするのが正しい。
: 敢えて『目に痛い』としたのは、無論誤用ではなく─恐らくは、"剣製"において先達ともいえる英霊が、よりにもよってかつての自分自身を依代として現界した事によるものであろう。
+
:敢えて『目に痛い』としたのは、無論誤用ではなく─恐らくは、"剣製"において先達ともいえる英霊が、よりにもよってかつての自分自身を依代として現界した事によるものであろう。
   −
; 「んん、しかし……こう改めて鏡を見ると……本当に童顔だな、俺。……っと、帰ってきたのかマスター。丁度いい。キャンプ場ならともかく、カルデアでこの服装というのは落ち着かない。霊衣を変えてもいいかね?マスター。うっかり知り合いと出会ったら、何を言われるかわからないからね」
+
;「んん、しかし……こう改めて鏡を見ると……本当に童顔だな、俺。……っと、帰ってきたのかマスター。丁度いい。キャンプ場ならともかく、カルデアでこの服装というのは落ち着かない。霊衣を変えてもいいかね?マスター。うっかり知り合いと出会ったら、何を言われるかわからないからね」
: マイルーム会話「霊衣『サマー・カジュアル』について」
+
:マイルーム会話「霊衣『サマー・カジュアル』について」
: 夏イベントでほんの少しだけ「素の自分」に戻ったエミヤ。
+
:夏イベントでほんの少しだけ「素の自分」に戻ったエミヤ。
: 当然知り合いとは言わずもがな……
+
:当然知り合いとは言わずもがな……
    
====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
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:守護者の先輩としての後輩への優しさか。もしくは[[メドゥーサ|ライダー]]同様早く退場したいが為かなぜか自分の苦手分野を公言しながら勝負を挑んでくる。
 
:守護者の先輩としての後輩への優しさか。もしくは[[メドゥーサ|ライダー]]同様早く退場したいが為かなぜか自分の苦手分野を公言しながら勝負を挑んでくる。
 
:おそらく元ネタは「ソードマスターヤマト」。
 
:おそらく元ネタは「ソードマスターヤマト」。
; 「ええい、恥を知るがいい、恥を!二丁拳銃なぞ、おのれ──そんなもの、誰が使っても格好いいに決まってる……!クソ、オレも使いたかったなー!」
+
;「ええい、恥を知るがいい、恥を!二丁拳銃なぞ、おのれ──そんなもの、誰が使っても格好いいに決まってる……!クソ、オレも使いたかったなー!」
: 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で自身のオルタについて聞かれた際の台詞。
+
:『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で自身のオルタについて聞かれた際の台詞。
: あちらのエミヤの殺伐かつ[[藤村大河|悲壮]]な意見とは真逆の、それもまるで駄々っ子のような感想に全プレイヤーが<del>ずっこけ</del>くずおれた。
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:あちらのエミヤの殺伐かつ[[藤村大河|悲壮]]な意見とは真逆の、それもまるで駄々っ子のような感想に全プレイヤーが<del>ずっこけ</del>くずおれた。
    
;「見ろ―――<ruby><rb>昭和</rb><rt>・・</rt></ruby>だ。」
 
;「見ろ―――<ruby><rb>昭和</rb><rt>・・</rt></ruby>だ。」
: 『サーヴァント・サマー・キャンプ!』にて。廃屋を調査していた際に見つけた元号。
+
:『サーヴァント・サマー・キャンプ!』にて。廃屋を調査していた際に見つけた元号。
: エミヤおよび元となった士郎の『Fate/stay night』の発売は2004年。当時高校生の彼は現実に合わせれば昭和末期の生まれであり、昭和から平成初期の時代背景の中で育っていると思われる。
+
:エミヤおよび元となった士郎の『Fate/stay night』の発売は2004年。当時高校生の彼は現実に合わせれば昭和末期の生まれであり、昭和から平成初期の時代背景の中で育っていると思われる。
: そのためかエミヤにとっても懐かしさを感じるようで、その感慨が込められているのだが……。
+
:そのためかエミヤにとっても懐かしさを感じるようで、その感慨が込められているのだが……。
: 現代っ子がそのままサーヴァントになった[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン〔アーチャー〕|イリヤ(魔法少女)]]の「すっっっごい古い」「社会の教科書で見たことしかない」という、昭和についての感想に、ジェネレーションギャップを感じたのか、寂しそうにショックを受けることとなった。
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:現代っ子がそのままサーヴァントになった[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン〔アーチャー〕|イリヤ(魔法少女)]]の「すっっっごい古い」「社会の教科書で見たことしかない」という、昭和についての感想に、ジェネレーションギャップを感じたのか、寂しそうにショックを受けることとなった。
    
;「ビデオデッキの現物を知っている者が、この中ではオレくらいしかいないだろう?」<br>「……うん、その目は止めるんだ。人によってはショック死しかねないから。」
 
;「ビデオデッキの現物を知っている者が、この中ではオレくらいしかいないだろう?」<br>「……うん、その目は止めるんだ。人によってはショック死しかねないから。」
: 同上の昭和ネタ。現代っ子のイリヤに「びでおでっき……?」と素朴な疑問を返されて。エミヤにとっては『メジャーな記録媒体』と言い切っただけに、「そんなのがあったんだ」程度の反応は、メンタルにダメージを負う結果となった。
+
:同上の昭和ネタ。現代っ子のイリヤに「びでおでっき……?」と素朴な疑問を返されて。エミヤにとっては『メジャーな記録媒体』と言い切っただけに、「そんなのがあったんだ」程度の反応は、メンタルにダメージを負う結果となった。
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;「―――む。それは確かに。昭和なんて最近だし。」<br>「<font size=5>最近だし。</font>」
+
;「―――む。それは確かに。昭和なんて最近だし。」<br>「<font size="5">最近だし。</font>」
: 昭和ネタの続き。重ねての強調。散々イリヤにメンタルを削られたために、少しやけくそ気味であり、イリヤも「なんかすみません!」と平謝りすることとなった。
+
:昭和ネタの続き。重ねての強調。散々イリヤにメンタルを削られたために、少しやけくそ気味であり、イリヤも「なんかすみません!」と平謝りすることとなった。
 
:『Fate/stay night』を発売当時にやっていたユーザーも、エミヤと共に苦笑いしたかもしれない。
 
:『Fate/stay night』を発売当時にやっていたユーザーも、エミヤと共に苦笑いしたかもしれない。
    
;「やはり君には女難の相があるな。」<br>「オレにはわかるよ。」
 
;「やはり君には女難の相があるな。」<br>「オレにはわかるよ。」
: 同上。主人公について。どこか嬉しそうで、同イベント内で何度か主人公の女難ネタに微笑むシーンがあり、仲間ができたことを喜んでいる。
+
:同上。主人公について。どこか嬉しそうで、同イベント内で何度か主人公の女難ネタに微笑むシーンがあり、仲間ができたことを喜んでいる。
    
;「着地を任せられるのは、やはりサーヴァントの本懐か、と思ってね。」
 
;「着地を任せられるのは、やはりサーヴァントの本懐か、と思ってね。」
: マスターを抱きかかえて着地する[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビゲイル]]を見ていた際、蘭陵王から「なぜ誇らしげに笑っているのか」と問われた際の返答。
+
:マスターを抱きかかえて着地する[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビゲイル]]を見ていた際、蘭陵王から「なぜ誇らしげに笑っているのか」と問われた際の返答。
: 多くは語らず。しかし[[遠坂凛|あるマスター]]への想いが詰まった言葉。
+
:多くは語らず。しかし[[遠坂凛|あるマスター]]への想いが詰まった言葉。
    
;「<ruby><rb>君子</rb><rt>しゅやく</rt></ruby>危うきに近寄らず。バッドエンドフラグに触れるべからず。」
 
;「<ruby><rb>君子</rb><rt>しゅやく</rt></ruby>危うきに近寄らず。バッドエンドフラグに触れるべからず。」
: 同上イベント、[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕|目が据わっている水着英霊]]を見てからの捨て台詞。
+
:同上イベント、[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕|目が据わっている水着英霊]]を見てからの捨て台詞。
: 型月主人公の非常に高いバッドエンド突入率および女難を、知りに知り尽くした彼だからこその察知&逃亡。
+
:型月主人公の非常に高いバッドエンド突入率および女難を、知りに知り尽くした彼だからこその察知&逃亡。
: しかし、現主人公によって逃亡は防がれることとなった。同じ女難タイプ、死なば諸共である。
+
:しかし、現主人公によって逃亡は防がれることとなった。同じ女難タイプ、死なば諸共である。
    
;「フッ。<br>今だけは真名もクラスも棚上げし、こう名乗らせてもらおう。<br>我がクラスはアングラーだと……!」
 
;「フッ。<br>今だけは真名もクラスも棚上げし、こう名乗らせてもらおう。<br>我がクラスはアングラーだと……!」
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====FGO material====
 
====FGO material====
 
;「ついに狂ったか……!」
 
;「ついに狂ったか……!」
: 『FGO material』での因縁キャラにおける[[イシュタル]]へのコメント。彼が自称月の女王を目にした時にこぼれた言葉と全く同じである。
+
:『FGO material』での因縁キャラにおける[[イシュタル]]へのコメント。彼が自称月の女王を目にした時にこぼれた言葉と全く同じである。
: イシュタルは[[ギルガメッシュ]]に恋し[[エルキドゥ]]の死の遠因となった女神で、彼自身とは縁もゆかりも無い存在のはずだった…が、後に彼女がサーヴァントとして実装された際に[[遠坂凛|かつてのマスター]]が召喚の依代となっていたことが発覚。
+
:イシュタルは[[ギルガメッシュ]]に恋し[[エルキドゥ]]の死の遠因となった女神で、彼自身とは縁もゆかりも無い存在のはずだった…が、後に彼女がサーヴァントとして実装された際に[[遠坂凛|かつてのマスター]]が召喚の依代となっていたことが発覚。
: 要するにこれは「女神」ではなく「あかいあくま」に対するコメントだったようだ。………依代に意識が残っていたら致命的な報復間違いなしの失言であろう。
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:要するにこれは「女神」ではなく「あかいあくま」に対するコメントだったようだ。………依代に意識が残っていたら致命的な報復間違いなしの失言であろう。
    
;「………………むう。悪くない…………」
 
;「………………むう。悪くない…………」
: 『FGO material』での因縁キャラ欄より、[[千子村正]]へのコメント。
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:『FGO material』での因縁キャラ欄より、[[千子村正]]へのコメント。
: 千子村正は妖刀で有名な「村正」の製作者であるが、イシュタル同様彼とは特に関連性のない存在……のはずであったが、よりによって[[衛宮士郎|かつての自分]]を依代として召喚された疑似サーヴァントであった。
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:千子村正は妖刀で有名な「村正」の製作者であるが、イシュタル同様彼とは特に関連性のない存在……のはずであったが、よりによって[[衛宮士郎|かつての自分]]を依代として召喚された疑似サーヴァントであった。
: 依代と憑依元それぞれに思う所があるのか、結局曖昧なコメントしか残せなかった様子。
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:依代と憑依元それぞれに思う所があるのか、結局曖昧なコメントしか残せなかった様子。
   −
=== カーニバル・ファンタズム ===
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===カーニバル・ファンタズム===
 
;「凛。君は一つ思い違いをしている。ブルーレイレコーダーは録画するのにディスクを入れる必要がないんだ。データを録画するのは中にあるハードディスク。そこからブルーレイにデータを落とすんだ。衛宮士郎も言っていただろう?録画ボタンを押すだけでいうぉわあああああ!!!」
 
;「凛。君は一つ思い違いをしている。ブルーレイレコーダーは録画するのにディスクを入れる必要がないんだ。データを録画するのは中にあるハードディスク。そこからブルーレイにデータを落とすんだ。衛宮士郎も言っていただろう?録画ボタンを押すだけでいうぉわあああああ!!!」
: 士郎に頼まれた番組の録画を機械音痴の凛に出来るはずもなく、パニックを起こした彼女に説明をする。流石は現代日本人である。しかし、逆ギレした彼女によってぶっ飛ばされてしまった。最もアーチャーは彼女の機械音痴を承知で当初は傍観に徹し、彼女が四苦八苦し発狂するのをイイ笑顔で見ていたのである意味自業自得である…………と言いたいところだが、最初にアーチャーが手伝いを申し出たのを凛が突っぱねているのでお互い様でもある。
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:士郎に頼まれた番組の録画を機械音痴の凛に出来るはずもなく、パニックを起こした彼女に説明をする。流石は現代日本人である。しかし、逆ギレした彼女によってぶっ飛ばされてしまった。最もアーチャーは彼女の機械音痴を承知で当初は傍観に徹し、彼女が四苦八苦し発狂するのをイイ笑顔で見ていたのである意味自業自得である…………と言いたいところだが、最初にアーチャーが手伝いを申し出たのを凛が突っぱねているのでお互い様でもある。
: なお、録画ボタンを押すだけで良いと言われたのでその通りにした結果は……。
+
:なお、録画ボタンを押すだけで良いと言われたのでその通りにした結果は……。
   −
;「女性マスターはどこも一筋縄ではいかないようだ」  
+
;「女性マスターはどこも一筋縄ではいかないようだ」
: [[カーニバル・ファンタズム]]より。アーネンエルベで[[セブン]]と相席になり、苦労する女性マスターを持つもの同士意気投合するが、その直後二人に待っていたのは惨劇だった。
+
:[[カーニバル・ファンタズム]]より。アーネンエルベで[[セブン]]と相席になり、苦労する女性マスターを持つもの同士意気投合するが、その直後二人に待っていたのは惨劇だった。
   −
=== その他 ===
+
===その他===
 
;「ふん、まあいい。キャスター、まかせておけ。何ならその料理、私一人が正解を出してしまっても構わんのだろう?」
 
;「ふん、まあいい。キャスター、まかせておけ。何ならその料理、私一人が正解を出してしまっても構わんのだろう?」
 
:hollowドラマCD『あるいは怪物という名の食卓』より。ランサー、ギルガメッシュとの料理勝負前。またもや自分の名台詞をこんなところで使う。そしてこれが死亡フラグであることを彼は知らない。
 
:hollowドラマCD『あるいは怪物という名の食卓』より。ランサー、ギルガメッシュとの料理勝負前。またもや自分の名台詞をこんなところで使う。そしてこれが死亡フラグであることを彼は知らない。
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:コハエース単行本より、コハキャラ名鑑で[[メディア|キャスター]]、[[玉藻の前|キャス子]]らがFateの新のキャスターと言えば誰なのかとエミヤに聞いたところ、この発言。あのカッコイイセリフがどうしてこうなった....。
 
:コハエース単行本より、コハキャラ名鑑で[[メディア|キャスター]]、[[玉藻の前|キャス子]]らがFateの新のキャスターと言えば誰なのかとエミヤに聞いたところ、この発言。あのカッコイイセリフがどうしてこうなった....。
   −
== メモ ==
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==メモ==
 
*Fate男性キャラで一番人気。人気投票は第1回、第2回ともにセイバー、凛に続く第3位。TYPE-MOON作品全体を通しても、男性キャラの中で最高の人気を誇る。TYPE-MOON10周年記念のオールキャラクター人気投票では[[両儀式]]、セイバーに次いで3位。
 
*Fate男性キャラで一番人気。人気投票は第1回、第2回ともにセイバー、凛に続く第3位。TYPE-MOON作品全体を通しても、男性キャラの中で最高の人気を誇る。TYPE-MOON10周年記念のオールキャラクター人気投票では[[両儀式]]、セイバーに次いで3位。
 
**同じく「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票ではあの[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルク]]と15票差で4位に入る。時代の流れもあるのかもしれないが、TYPE-MOON作品はヒロインだけが魅力的なだけではないと象徴しているキャラ。
 
**同じく「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票ではあの[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルク]]と15票差で4位に入る。時代の流れもあるのかもしれないが、TYPE-MOON作品はヒロインだけが魅力的なだけではないと象徴しているキャラ。
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**ただしこのBGMは「衛宮士郎にとっての勝利BGM」であると同時に「アーチャー:エミヤにとっての敗北BGM」である……と言うのも有名な話。プレイヤーキャラとして扱える『EXTRA』『unlimited codes』『Grand Order』以外では、このBGMがかかった戦闘でアーチャーが勝利した事は一度もない。『EXTRA』では普通に勝ち場面でも流れるが、あちらは「真名も曲名も違うので死亡フラグを回避出来た」と専らの評判だった。
 
**ただしこのBGMは「衛宮士郎にとっての勝利BGM」であると同時に「アーチャー:エミヤにとっての敗北BGM」である……と言うのも有名な話。プレイヤーキャラとして扱える『EXTRA』『unlimited codes』『Grand Order』以外では、このBGMがかかった戦闘でアーチャーが勝利した事は一度もない。『EXTRA』では普通に勝ち場面でも流れるが、あちらは「真名も曲名も違うので死亡フラグを回避出来た」と専らの評判だった。
 
*「背中で語るキャラ」という事で、本編では純粋に背面のみという普通あり得ない立ち絵が2種類もある。
 
*「背中で語るキャラ」という事で、本編では純粋に背面のみという普通あり得ない立ち絵が2種類もある。
*象徴ともいうべき赤い外套「赤原礼装」はある聖人の聖骸布。外界に対する一級の概念武装でもある。尚、聖骸布の入手先だが、奈須氏によると「とあるカレー好きのシスターから受け取った……としたら、ロマンがあるな~」との事<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ">『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ「奈須きのこ・一問一答」より。</ref>。
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*象徴ともいうべき赤い外套「赤原礼装」はある聖人の聖骸布。外界に対する一級の概念武装でもある。尚、聖骸布の入手先だが、奈須氏によると「とあるカレー好きのシスターから受け取った……としたら、ロマンがあるな~」との事<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ">『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ「奈須きのこ・一問一答」より。</ref>。
 
*原作者である奈須きのこ氏曰く、エミヤが凛ルートで得た『答え』とは、その時だけのもの。次に呼び出された時には忘れ去っているものである。
 
*原作者である奈須きのこ氏曰く、エミヤが凛ルートで得た『答え』とは、その時だけのもの。次に呼び出された時には忘れ去っているものである。
 
**このことから分かるように、基本どのルートを通ろうとエミヤの人格は不変でありUBWルートを通ったエミヤだから救われている状態といったことはない。
 
**このことから分かるように、基本どのルートを通ろうとエミヤの人格は不変でありUBWルートを通ったエミヤだから救われている状態といったことはない。
 
**ただし、『GrandOrder』では明らかにUBWルートの記憶を保持している描写があるため、正確なところは不明。[[モードレッド]]のように生前の後悔を完全に払拭したからか、はたまた毎度おなじみ奈須氏の設定変更か……
 
**ただし、『GrandOrder』では明らかにUBWルートの記憶を保持している描写があるため、正確なところは不明。[[モードレッド]]のように生前の後悔を完全に払拭したからか、はたまた毎度おなじみ奈須氏の設定変更か……
*生前の彼は20代後半から30代前半の時に守護者として世界と契約した<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。
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*生前の彼は20代後半から30代前半の時に守護者として世界と契約した<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ" />。
 
*データ状のステータスは低い方であるが、それを補うほどの芸達者。状況次第ではセイバーを破るほどの剣技や狙撃、宝具の一斉掃射、英霊の武技模倣、多彩な宝具・改造宝具の使用が可能など、遠・中・近距離戦や援護全てに対応できる。<br>突出した能力や武装こそ無いものの、運用次第で十分聖杯戦争を勝ち抜ける強力で汎用性の高いサーヴァントである。
 
*データ状のステータスは低い方であるが、それを補うほどの芸達者。状況次第ではセイバーを破るほどの剣技や狙撃、宝具の一斉掃射、英霊の武技模倣、多彩な宝具・改造宝具の使用が可能など、遠・中・近距離戦や援護全てに対応できる。<br>突出した能力や武装こそ無いものの、運用次第で十分聖杯戦争を勝ち抜ける強力で汎用性の高いサーヴァントである。
 
**特に『hollow』にて弓矢での狙撃に徹していた際はバーサーカー、ギルガメッシュ以外の全てのサーヴァントを撃退したとされている。
 
**特に『hollow』にて弓矢での狙撃に徹していた際はバーサーカー、ギルガメッシュ以外の全てのサーヴァントを撃退したとされている。
721行目: 722行目:  
*Fateシリーズを通してもなかなかにマッシブな体格を持つが、パラメータの筋力はDと低い。
 
*Fateシリーズを通してもなかなかにマッシブな体格を持つが、パラメータの筋力はDと低い。
 
**これはエミヤという英霊の格やアーチャーのクラス補正、更には知名度補正を受けられない事も影響しているとは予想されるが、特段の武勇がない文化人や魔術師由来の英霊にも多数同ランクが存在するというのは寂しいものがある。(まあ一応知名度や逸話などで誇張されたりもするので仕方なくもあるが。)
 
**これはエミヤという英霊の格やアーチャーのクラス補正、更には知名度補正を受けられない事も影響しているとは予想されるが、特段の武勇がない文化人や魔術師由来の英霊にも多数同ランクが存在するというのは寂しいものがある。(まあ一応知名度や逸話などで誇張されたりもするので仕方なくもあるが。)
**そのためしばしば見かけ倒しの筋肉とファンにいじられ'''見せ筋'''と呼ばれることがある。また、「'''筋力D'''」を代名詞として使っている場合は基本的にエミヤのことを指す。そして「見せ筋」や「筋力D」などとアーチャーを呼んだ者に「おっと、心は硝子だぞ」と返すのが一部ファンの間での定番のやり取りだったりするようだ。ちなみにこれの元となったのは当然UBWの詠唱からだが、この言い回しでネタにしたのは公式ではなく『Fate/stay night[UBW]コミックアラカルト~無限の章~』というコミックアラカルトに収録されている、スーイチ氏作の「バッティング三騎士」という話の1コマである。あまりにも有名になったためか何故かコンプティーク&コンプエースによく問い合わせが来ているらしい。<ref group = "出">[https://twitter.com/comptiq/status/827116333502390275 コンプティーク&コンプエース 2017年2月2日20:27 Twitter]</ref>
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**そのためしばしば見かけ倒しの筋肉とファンにいじられ'''見せ筋'''と呼ばれることがある。また、「'''筋力D'''」を代名詞として使っている場合は基本的にエミヤのことを指す。そして「見せ筋」や「筋力D」などとアーチャーを呼んだ者に「おっと、心は硝子だぞ」と返すのが一部ファンの間での定番のやり取りだったりするようだ。ちなみにこれの元となったのは当然UBWの詠唱からだが、この言い回しでネタにしたのは公式ではなく『Fate/stay night[UBW]コミックアラカルト~無限の章~』というコミックアラカルトに収録されている、スーイチ氏作の「バッティング三騎士」という話の1コマである。あまりにも有名になったためか何故かコンプティーク&コンプエースによく問い合わせが来ているらしい。<ref group="出">[https://twitter.com/comptiq/status/827116333502390275 コンプティーク&コンプエース 2017年2月2日20:27 Twitter]</ref>
 
**後に『Grand Order』において[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|平行次元における]][[クロエ・フォン・アインツベルン|妹たち]]がサーヴァント扱いで参戦した……が、片割れのクロエにサーヴァントとしてのステータスでほぼ完全に並ばれ(魔力では勝っているが敏捷では負けている)、更にゲーム上のスキル性能を含めた攻撃力でも(当時の)総合性能でも負けているという点で'''「妹(幼女)より非力な兄」「劣化クロエ」'''と、その見せ筋度合いも含めて更にネタにされた。彼女の出自を考えればある程度しょうがなくはあるのだが、一応こっちが本家だというのに。
 
**後に『Grand Order』において[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|平行次元における]][[クロエ・フォン・アインツベルン|妹たち]]がサーヴァント扱いで参戦した……が、片割れのクロエにサーヴァントとしてのステータスでほぼ完全に並ばれ(魔力では勝っているが敏捷では負けている)、更にゲーム上のスキル性能を含めた攻撃力でも(当時の)総合性能でも負けているという点で'''「妹(幼女)より非力な兄」「劣化クロエ」'''と、その見せ筋度合いも含めて更にネタにされた。彼女の出自を考えればある程度しょうがなくはあるのだが、一応こっちが本家だというのに。
 
**なお[[エミヤ〔オルタ〕|オルタである別世界の自分]]は「C」とワンランクアップしているが、有様を見るに上がった代償が大きいというか何というか……。
 
**なお[[エミヤ〔オルタ〕|オルタである別世界の自分]]は「C」とワンランクアップしているが、有様を見るに上がった代償が大きいというか何というか……。
731行目: 732行目:  
**もはや本能のレベルで刻み込まれているのか、[[アストルフォ〔セイバー〕]]の幕間の物語『新月にて、浮かれ浮かれてなんやかんや』で理性の七割が吹っ飛んだ際には状況も無視してひたすらに料理を作り続けていたとか。
 
**もはや本能のレベルで刻み込まれているのか、[[アストルフォ〔セイバー〕]]の幕間の物語『新月にて、浮かれ浮かれてなんやかんや』で理性の七割が吹っ飛んだ際には状況も無視してひたすらに料理を作り続けていたとか。
 
*[[無銘]]は「辿った世界が別々のため、能力、容姿や大元の存在などは同一ながら別人」という扱いだったが、『Fate/Grand Order』においては特にどこか区別されているわけでもなく、事実上の統合がなされている。基本的にカルデア内では"エミヤ"名義だが、ネロや玉藻と一緒にいる時(『Fate/EXTRA』シリーズが関連するイベント)に限り"無銘"表記となる。一応容姿も通常のエミヤと違い第三再臨の姿が主に用いられているのだが、実際のところは……。ちなみに、前述するエミヤ〔オルタ〕の拳銃に嫉妬する台詞は此方の名義で吐いた台詞。
 
*[[無銘]]は「辿った世界が別々のため、能力、容姿や大元の存在などは同一ながら別人」という扱いだったが、『Fate/Grand Order』においては特にどこか区別されているわけでもなく、事実上の統合がなされている。基本的にカルデア内では"エミヤ"名義だが、ネロや玉藻と一緒にいる時(『Fate/EXTRA』シリーズが関連するイベント)に限り"無銘"表記となる。一応容姿も通常のエミヤと違い第三再臨の姿が主に用いられているのだが、実際のところは……。ちなみに、前述するエミヤ〔オルタ〕の拳銃に嫉妬する台詞は此方の名義で吐いた台詞。
*奈須きのこによると、最初のアニメにあたり声優を決める際に、「テニスの王子さま」に登場する跡部というキャラクターを見て武内が決めたと語っている。<ref group = "出">[https://dengekionline.com/soft/interview/fate/index.html インタビュー『Fate/stay night for PS2』-電撃オンライン]</ref>
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*奈須きのこによると、最初のアニメにあたり声優を決める際に、「テニスの王子さま」に登場する跡部というキャラクターを見て武内が決めたと語っている。<ref group="出">[https://dengekionline.com/soft/interview/fate/index.html インタビュー『Fate/stay night for PS2』-電撃オンライン]</ref>
    
;衛宮士郎と英霊エミヤ
 
;衛宮士郎と英霊エミヤ
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*士郎とエミヤは既に別の存在になっている。劇中で彼自身が語っているように、士郎を殺してもタイムパラドックスが引き起こされてエミヤの存在が消える可能性は極めて低い。それでもなお士郎を殺そうとしたのは、過去の自分を許せないが故の八つ当たりのようなものは本人の言。
 
*士郎とエミヤは既に別の存在になっている。劇中で彼自身が語っているように、士郎を殺してもタイムパラドックスが引き起こされてエミヤの存在が消える可能性は極めて低い。それでもなお士郎を殺そうとしたのは、過去の自分を許せないが故の八つ当たりのようなものは本人の言。
 
**実際は八つ当たりというより、罪人である自身の罪を償う為という意味が大きく占める。セイバーにそれを指摘された際は八つ当たりにすぎないと否定していたが、「Answer」にて彼の本心が語られている。
 
**実際は八つ当たりというより、罪人である自身の罪を償う為という意味が大きく占める。セイバーにそれを指摘された際は八つ当たりにすぎないと否定していたが、「Answer」にて彼の本心が語られている。
**しかし『stay night』ではどのルートでも他人を守るために戦う選択をしてしまうあたり、彼の性根は死んでも直らなかったらしい<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。
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**しかし『stay night』ではどのルートでも他人を守るために戦う選択をしてしまうあたり、彼の性根は死んでも直らなかったらしい<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ" />。
**“守護者”となったことについて後悔を口にしつつも、彼の選ぶ選択肢は常に他人を守るための戦いであり、いざ世界の危機に直面すると自身の思惑や利害を捨てて“守護者”としての仕事を優先するあたり、筋金が入っている<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。
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**“守護者”となったことについて後悔を口にしつつも、彼の選ぶ選択肢は常に他人を守るための戦いであり、いざ世界の危機に直面すると自身の思惑や利害を捨てて“守護者”としての仕事を優先するあたり、筋金が入っている<ref group="出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。
*士郎との共通点は眉毛の形、士郎のシャツとアーチャーの礼装のシルエット。それ以外は身長も髪も肌の色も(アニメ以後は声も)全く異なる。にもかかわらず殆どヒントが無いFateルートの時点で正体を見抜いたプレイヤーも存在したらしく、それを耳にした武内氏と奈須氏も驚いた<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。
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*士郎との共通点は眉毛の形、士郎のシャツとアーチャーの礼装のシルエット。それ以外は身長も髪も肌の色も(アニメ以後は声も)全く異なる。にもかかわらず殆どヒントが無いFateルートの時点で正体を見抜いたプレイヤーも存在したらしく、それを耳にした武内氏と奈須氏も驚いた<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ" />。
 
**なお、DEEN版のアニメ「Fate/stay night」での敗退時エピソードは特殊EDとなっており、アーチャーの消滅後に凛のペンダントが遺されるという形で正体が暗示されている。
 
**なお、DEEN版のアニメ「Fate/stay night」での敗退時エピソードは特殊EDとなっており、アーチャーの消滅後に凛のペンダントが遺されるという形で正体が暗示されている。
 
**ちなみに作中のキャラでは、本編外ではあるものの大河とルヴィアが直感的に彼の正体に気付いているかのような描写がある。
 
**ちなみに作中のキャラでは、本編外ではあるものの大河とルヴィアが直感的に彼の正体に気付いているかのような描写がある。
 
**肌と髪の色が変わったのは投影魔術の反動によるもの。士郎が「勝利すべき黄金の剣」を投影した際に、皮膚の一部が変色したのが伏線になっている。身長は鍛錬のたびに魔術回路を開き直す、という無茶をやめてから伸び始めたらしい。
 
**肌と髪の色が変わったのは投影魔術の反動によるもの。士郎が「勝利すべき黄金の剣」を投影した際に、皮膚の一部が変色したのが伏線になっている。身長は鍛錬のたびに魔術回路を開き直す、という無茶をやめてから伸び始めたらしい。
**メタ的に述べると、エミヤは士郎と同一人物という設定が元々あったのでデザインは無国籍な和風というコンセプトにした。極力正体がわからないように、それでいて全然違う方向じゃない誤魔化し方をオーダーしたとのこと<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。
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**メタ的に述べると、エミヤは士郎と同一人物という設定が元々あったのでデザインは無国籍な和風というコンセプトにした。極力正体がわからないように、それでいて全然違う方向じゃない誤魔化し方をオーダーしたとのこと<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ" />。
 
*上記にも書いてあるとおり、一人称は士郎と異なっているが、ある重要なシーンではこの限りではない。『Grand Order』でのマイルーム会話でもそれに触れられている。
 
*上記にも書いてあるとおり、一人称は士郎と異なっているが、ある重要なシーンではこの限りではない。『Grand Order』でのマイルーム会話でもそれに触れられている。
 
*士郎が和弓のスタイルであるのに対し、アーチャーのスタイルは洋弓である(矢を手の平側に番えるのが和弓、手の甲側に番えるのが洋弓)。<br>ただし、弓の引き方そのものはアーチャーも和弓式のままである(和弓は弓の弦を顔の後ろまで引くが、洋弓では顎までしか引かない)。さらに、アーチャーが使う弓は洋弓としては有り得ないほど大きい。
 
*士郎が和弓のスタイルであるのに対し、アーチャーのスタイルは洋弓である(矢を手の平側に番えるのが和弓、手の甲側に番えるのが洋弓)。<br>ただし、弓の引き方そのものはアーチャーも和弓式のままである(和弓は弓の弦を顔の後ろまで引くが、洋弓では顎までしか引かない)。さらに、アーチャーが使う弓は洋弓としては有り得ないほど大きい。
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**本編冒頭で士郎が殺害された際に、凛はこのペンダントで士郎の治療を行う。これをエミヤは死ぬまで持ち続けていたために触媒となった。
 
**本編冒頭で士郎が殺害された際に、凛はこのペンダントで士郎の治療を行う。これをエミヤは死ぬまで持ち続けていたために触媒となった。
 
**勘違いされがちだが、凛がエミヤを召喚した時点では、凛の持つペンダントはエミヤ召喚の触媒にはならない。エミヤ召喚時に凛の持っていたペンダントは、エミヤ(衛宮士郎)に渡る前のものなので、エミヤとの縁はまだ生じていない。
 
**勘違いされがちだが、凛がエミヤを召喚した時点では、凛の持つペンダントはエミヤ召喚の触媒にはならない。エミヤ召喚時に凛の持っていたペンダントは、エミヤ(衛宮士郎)に渡る前のものなので、エミヤとの縁はまだ生じていない。
*余談だが、『stay night』のプロローグで描かれる衛宮士郎とセイバーの出会いのシーンは、アーチャーが衛宮士郎であった頃の回想シーンである事を奈須氏が明かしている。<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/200511.html  竹箒日記2005/11/17]</ref>
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*余談だが、『stay night』のプロローグで描かれる衛宮士郎とセイバーの出会いのシーンは、アーチャーが衛宮士郎であった頃の回想シーンである事を奈須氏が明かしている。<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/200511.html 竹箒日記2005/11/17]</ref>
 
*エミヤとなった士郎は、生前に「凛とともに渡英し、真冬のテムズ川に突き落とされた」とのこと。士郎にとって「橋」は何かと鬼門であるらしい。
 
*エミヤとなった士郎は、生前に「凛とともに渡英し、真冬のテムズ川に突き落とされた」とのこと。士郎にとって「橋」は何かと鬼門であるらしい。
*どのルートでも士郎がエミヤになることはないし、可能性はあるとしても「基本」は限りなくゼロ<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。そして士郎は凛が側にいる限り、彼女と一緒に生きていく限りエミヤとなることはない<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ「遠坂凛」より。</ref>。またこれは、アーチャーにとって凛に召喚されたことが、遠回りではあるが救済となった事を意味する。
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*どのルートでも士郎がエミヤになることはないし、可能性はあるとしても「基本」は限りなくゼロ<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ" />。そして士郎は凛が側にいる限り、彼女と一緒に生きていく限りエミヤとなることはない<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ「遠坂凛」より。</ref>。またこれは、アーチャーにとって凛に召喚されたことが、遠回りではあるが救済となった事を意味する。
 
*アーチャーが衛宮士郎であった頃に経験した聖杯戦争で凛が契約したサーヴァントが誰であったのかは明言されていない。英霊の座がそもそも時間や平行世界という概念の外側にある存在のためこのアーチャーの聖杯戦争時も凛のサーヴァントはアーチャーではあった可能性も否定出来ない。ただ、ランサーに殺された経験などから少なくともアーチャー以外は本編と同じサーヴァントと思われる。
 
*アーチャーが衛宮士郎であった頃に経験した聖杯戦争で凛が契約したサーヴァントが誰であったのかは明言されていない。英霊の座がそもそも時間や平行世界という概念の外側にある存在のためこのアーチャーの聖杯戦争時も凛のサーヴァントはアーチャーではあった可能性も否定出来ない。ただ、ランサーに殺された経験などから少なくともアーチャー以外は本編と同じサーヴァントと思われる。
 
*衛宮士郎だった頃の記憶は殆ど失っているが、「冬木の大火災で自分を見つけた時の切嗣の顔」、「切嗣の夢を受け継ぐと誓った夜」、「そしてセイバーとの出会い」、この三つだけは守護者となった今でも鮮明に覚えており、セイバーと出会った時には思わず手が緩んでしまった。記憶が磨耗した理由は、エミヤは守護者として使役された時点で過去も未来もめちゃくちゃにミキサーされた記憶になっていることからとされる。
 
*衛宮士郎だった頃の記憶は殆ど失っているが、「冬木の大火災で自分を見つけた時の切嗣の顔」、「切嗣の夢を受け継ぐと誓った夜」、「そしてセイバーとの出会い」、この三つだけは守護者となった今でも鮮明に覚えており、セイバーと出会った時には思わず手が緩んでしまった。記憶が磨耗した理由は、エミヤは守護者として使役された時点で過去も未来もめちゃくちゃにミキサーされた記憶になっていることからとされる。
**また、遠坂凛という名称さえも摩耗していたようであり、自分を召喚した少女が“遠坂凛”なのだと確信したのは、凛が自己紹介した瞬間であり、その時に雷光の速度で思い出したのだ<ref group = "出">『Fate/side materiale』54ページ「アーチャー」より。</ref>。因みに、その後の「――では凛と。ああ、この名前は――」はエミヤの本心であり、狂おしいほどの親愛が込められたものであるとのこと。
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**また、遠坂凛という名称さえも摩耗していたようであり、自分を召喚した少女が“遠坂凛”なのだと確信したのは、凛が自己紹介した瞬間であり、その時に雷光の速度で思い出したのだ<ref group="出">『Fate/side materiale』54ページ「アーチャー」より。</ref>。因みに、その後の「――では凛と。ああ、この名前は――」はエミヤの本心であり、狂おしいほどの親愛が込められたものであるとのこと。
**間桐家の内情は生前から知らない。今の桜の境遇は聖杯戦争に参加してから推察するが、だからといって桜に対して肩入れする気はないとのこと。アーチャーの聖杯戦争の記憶はあくまで『セイバーの記憶』しかなかったが、召喚されたときに召喚者を目の当たりにして、凛まわりの事を自分のこととして認識するようになった。またセイバーのことも詳しく覚えているのではなく、「彼が美しいと感じたもの」の手触りレベルとされ<ref group = "出">『きのことたかしの一問一答 in 劇場版 Heaven's feel 第一章』</ref>、鮮明に覚えているのはシーンのみで、セイバーのこと自体はほぼ覚えていない模様。
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**間桐家の内情は生前から知らない。今の桜の境遇は聖杯戦争に参加してから推察するが、だからといって桜に対して肩入れする気はないとのこと。アーチャーの聖杯戦争の記憶はあくまで『セイバーの記憶』しかなかったが、召喚されたときに召喚者を目の当たりにして、凛まわりの事を自分のこととして認識するようになった。またセイバーのことも詳しく覚えているのではなく、「彼が美しいと感じたもの」の手触りレベルとされ<ref group="出">『きのことたかしの一問一答 in 劇場版 Heaven's feel 第一章』</ref>、鮮明に覚えているのはシーンのみで、セイバーのこと自体はほぼ覚えていない模様。
*『Fate』では『月姫』でやり残したことの一つとして理想の自分との戦いを描く“自分との戦い”をやりたいと考え<ref group ="注">もう一つは“犠牲者からの視点で戦うルート”であり、『月姫』におけるさつきルートがそれに該当し、HFルートでその辺を補完した。</ref>、理想の自分と戦わせる方法の候補として全く違った結論を持つ人間との戦い、ライバルとの戦いが挙げられた<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。
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*『Fate』では『月姫』でやり残したことの一つとして理想の自分との戦いを描く“自分との戦い”をやりたいと考え<ref group="注">もう一つは“犠牲者からの視点で戦うルート”であり、『月姫』におけるさつきルートがそれに該当し、HFルートでその辺を補完した。</ref>、理想の自分と戦わせる方法の候補として全く違った結論を持つ人間との戦い、ライバルとの戦いが挙げられた<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ" />。
 
*凛の赤いペンダントはなにかとTYPE-MOONと交流のある桐原小鳥氏がデザインを担当した。
 
*凛の赤いペンダントはなにかとTYPE-MOONと交流のある桐原小鳥氏がデザインを担当した。
**ちなみに'''締切2日前に依頼された'''らしい。<ref group = "出">[https://twitter.com/kiriharakotori/status/1090537176184512517 桐原小鳥 2019年1月30日18:08 Twitter]</ref>
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**ちなみに'''締切2日前に依頼された'''らしい。<ref group="出">[https://twitter.com/kiriharakotori/status/1090537176184512517 桐原小鳥 2019年1月30日18:08 Twitter]</ref>
 
*snにて「新都で一番高いビルから橋のタイルの数ぐらいなら見てとれる」くらいの視力と話しているが、hollowの描写によるとビルから橋までの距離は4km。これは、新宿駅南口から国立劇場くらいまでの距離である。
 
*snにて「新都で一番高いビルから橋のタイルの数ぐらいなら見てとれる」くらいの視力と話しているが、hollowの描写によるとビルから橋までの距離は4km。これは、新宿駅南口から国立劇場くらいまでの距離である。
    
==エミヤの詠唱==
 
==エミヤの詠唱==
 
;I am the bone of my sword. <br>(───体は剣で出来ている)
 
;I am the bone of my sword. <br>(───体は剣で出来ている)
;Steel is my body, and fire is my blood.<br>(血潮は鉄で 心は硝子)
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; Steel is my body, and fire is my blood.<br>(血潮は鉄で 心は硝子)
 
;I have created over a thousand blades.<br>(幾たびの戦場を越えて不敗)
 
;I have created over a thousand blades.<br>(幾たびの戦場を越えて不敗)
 
;Unknown to Death.<br>(ただの一度も敗走はなく、)
 
;Unknown to Death.<br>(ただの一度も敗走はなく、)
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:捻れた剣を矢として放つ。
 
:捻れた剣を矢として放つ。
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== 話題まとめ ==
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==話題まとめ==
 
;VS[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
;VS[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
:「無限の剣製」を以ってしてもセイバーを抑えきれるかどうか……勝敗を決するのは彼らではなくマスターの機転によるとコメントされている。<br>尚、『hollow』にて直接対決が行われたが、上記のコメント通り勝敗を決めたのは士郎の[[令呪]]を使った奇策だった。勝利後のセイバーも凛がいたら勝敗が変わっていたと発言している。
 
:「無限の剣製」を以ってしてもセイバーを抑えきれるかどうか……勝敗を決するのは彼らではなくマスターの機転によるとコメントされている。<br>尚、『hollow』にて直接対決が行われたが、上記のコメント通り勝敗を決めたのは士郎の[[令呪]]を使った奇策だった。勝利後のセイバーも凛がいたら勝敗が変わっていたと発言している。
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:ルール無用のまっとうな殺し合いならばアーチャーが有利。だがアサシンは山門に近づかない限り姿を現さないうえ、その柳洞寺というサーヴァント殺しの地形に加えてキャスターが作り上げた対魔術の防御結界に守られているため、魔術、宝具の威力を大幅に削減される。それによって戦いは剣技に比重が傾くが、やはり地形効果によって狙撃を封じられるアーチャーがやや不利な展開となる。
 
:ルール無用のまっとうな殺し合いならばアーチャーが有利。だがアサシンは山門に近づかない限り姿を現さないうえ、その柳洞寺というサーヴァント殺しの地形に加えてキャスターが作り上げた対魔術の防御結界に守られているため、魔術、宝具の威力を大幅に削減される。それによって戦いは剣技に比重が傾くが、やはり地形効果によって狙撃を封じられるアーチャーがやや不利な展開となる。
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== 脚注 ==
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== 脚注==
===注釈===
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=== 注釈===
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<references group="注" />
    
===出典===
 
===出典===
<references group = "出"/>
+
<references group="出" />
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== リンク ==
+
==リンク==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
 
*[[サーヴァント]]
 
*[[サーヴァント]]
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