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| 好きな物 = 蒸した野菜
 
| 好きな物 = 蒸した野菜
 
| 苦手な物 = 特になし
 
| 苦手な物 = 特になし
| 天敵 = ブリテンを脅かす魔獣や蛮族
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| 天敵 =  
 
| デザイン = 天空すふぃあ
 
| デザイン = 天空すふぃあ
 
| 設定作成 = 奈須きのこ<br>桜井光
 
| 設定作成 = 奈須きのこ<br>桜井光
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==  概要 ==
 
==  概要 ==
   
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。
    
; 略歴
 
; 略歴
: 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年のエルサレムにとある目的のために来訪。獅子王、及びかつての同胞である円卓の騎士達に立ち向かうため、当初は一人で行動していたが、聖都を訪れた難民を虐殺する円卓と、それを阻止しようとする主人公たちに加勢し、以後行動を共にする。
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: 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年のエルサレムにとある目的のために来訪。[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]、及びかつての同胞である[[円卓の騎士]]達に立ち向かうため、当初は一人で行動していたが、聖都を訪れた難民を虐殺する円卓と、それを阻止しようとする[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちに加勢し、以後行動を共にする。
 
: 最終盤にて「[[聖槍]]を武装したアーサー王」である獅子王に[[聖剣]]の返還を成し、彼女から労いの言葉をかけられた彼は、穏やかな笑顔を浮かべながら死を迎えたのであった。特異点の消失によりその記憶や記録は消滅するが、その功績により英霊の座に召され、カルデアへと召喚される。
 
: 最終盤にて「[[聖槍]]を武装したアーサー王」である獅子王に[[聖剣]]の返還を成し、彼女から労いの言葉をかけられた彼は、穏やかな笑顔を浮かべながら死を迎えたのであった。特異点の消失によりその記憶や記録は消滅するが、その功績により英霊の座に召され、カルデアへと召喚される。
 
; 人物
 
; 人物
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
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| [[セイバー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || B || A+ || C || B || A || 対魔力:B<br />騎乗:A || 軍略:C<br />騎士の軍略:B<br />沈着冷静:B<br />守護の誓約:B || style="text-align:left"|ステータス表記は宝具による上昇分を計算済み<br />強化クエストクリアで「軍略」→「騎士の軍略」に変化
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| [[セイバー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || B || A+ || C || B || A || 対魔力:B<br>騎乗:A || 軍略:C<br>騎士の軍略:B<br>沈着冷静:B<br>守護の誓約:B || style="text-align:left"|ステータス表記は宝具による上昇分を計算済み<br>強化クエストクリアで「軍略」→「騎士の軍略」に変化。
 
|}
 
|}
    
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 剣を摂れ、銀色の腕(スイッチオン・アガートラム)
 
; 剣を摂れ、銀色の腕(スイッチオン・アガートラム)
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
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: ランク:C<br>種別:対人宝具<br>レンジ:0<br>最大捕捉:1人
 
: 隻腕を補うためにと[[マーリン_(Grand_Order)|マーリン]]によって与えられた銀色の腕。10kg以上の重さを持つ「銀の腕」。
 
: 隻腕を補うためにと[[マーリン_(Grand_Order)|マーリン]]によって与えられた銀色の腕。10kg以上の重さを持つ「銀の腕」。
 
:ケルトの戦神ヌァザが用いたという神造兵装「銀の腕」そのものではなく、神話と同じ名を与える事で存在を裏打ちされた仮初めの宝具。
 
:ケルトの戦神ヌァザが用いたという神造兵装「銀の腕」そのものではなく、神話と同じ名を与える事で存在を裏打ちされた仮初めの宝具。
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: 幕間の物語クリアでC+ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。
 
: 幕間の物語クリアでC+ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。
 
; 一閃せよ、銀色の腕(デッドエンド・アガートラム)
 
; 一閃せよ、銀色の腕(デッドエンド・アガートラム)
: ランク:A+<br />種別:対人・対軍絶技<br />レンジ:1~40<br />最大捕捉:300人
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: ランク:A+<br>種別:対人・対軍絶技<br>レンジ:1~40<br>最大捕捉:300人
 
: 膨大な魔力を秘めた銀の腕を用いて振るわれる絶技。
 
: 膨大な魔力を秘めた銀の腕を用いて振るわれる絶技。
 
:宝具『剣を摂れ、銀色の腕』の戦闘用起動時のみ、使用が可能となる。
 
:宝具『剣を摂れ、銀色の腕』の戦闘用起動時のみ、使用が可能となる。
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』クリア後ガチャに追加される他、クリアボーナスとして一騎確定で入手できる。
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: 第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』の開幕に伴い、サーヴァントとして実装。ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、同章クリア後ガチャに追加される他、クリアボーナスとして一騎確定で入手できる。
 
: 第六特異点のキーキャラクターであり、ストーリーでもそれに相応しい活躍を見せていたものの、それがガチャにおいては弊害も起きてしまう事態に(後述)。
 
: 第六特異点のキーキャラクターであり、ストーリーでもそれに相応しい活躍を見せていたものの、それがガチャにおいては弊害も起きてしまう事態に(後述)。
 
: 劇場版アニメ『神聖円卓領域 キャメロット前編』の公開に伴い、モーション改修と正装姿の霊衣「シルバー・バトラー」が実装された。
 
: 劇場版アニメ『神聖円卓領域 キャメロット前編』の公開に伴い、モーション改修と正装姿の霊衣「シルバー・バトラー」が実装された。
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:彼女の父であるアーティガルの最期に立ち会っており、その時の様子を語っていた。
 
:彼女の父であるアーティガルの最期に立ち会っており、その時の様子を語っていた。
 
:その後も彼女とは親交が続いている模様。
 
:その後も彼女とは親交が続いている模様。
:なお、[[ブリトマート〔オルタ〕‎‎]]の事を考えると発言時のトーンも合わせてアーティガルの最期は幸福なものではなかったようである。
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:なお、[[ブリトマート〔オルタ〕]]の事を考えると発言時のトーンも合わせてアーティガルの最期は幸福なものではなかったようである。
    
===生前===
 
===生前===
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====マイルーム====
 
====マイルーム====
;「セイバー、ベディヴィエール。<br /> 此よりは貴方のサーヴァントとなりましょう。<br /> それが、我が王の御為になるものと信じて」
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;「セイバー、ベディヴィエール。<br> 此よりは貴方のサーヴァントとなりましょう。<br> それが、我が王の御為になるものと信じて」
 
: 召喚時。彼は人類最後のマスターのサーヴァントとなった。それこそが1500年生きて聖剣返還を成し、人理修復に貢献した騎士への報酬なのだろう。
 
: 召喚時。彼は人類最後のマスターのサーヴァントとなった。それこそが1500年生きて聖剣返還を成し、人理修復に貢献した騎士への報酬なのだろう。
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;「パーシヴァル卿!お、おや、何をそんなに目を丸くして?あぁ、この右腕ですか……話すと、長くなるのですが……。私は、正確には、あなたの歴史の軸にあるベディヴィエールではなく……ああ、いえ。混乱させるつもりはないのです。はい、お話いたします」
 
;「パーシヴァル卿!お、おや、何をそんなに目を丸くして?あぁ、この右腕ですか……話すと、長くなるのですが……。私は、正確には、あなたの歴史の軸にあるベディヴィエールではなく……ああ、いえ。混乱させるつもりはないのです。はい、お話いたします」
:[[パーシヴァル]]所有時。
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:[[パーシヴァル]]所有時。十中八九『銀の腕』に驚かれての台詞。
:十中八九『銀の腕』に驚かれての台詞。
   
: 第六特異点におけるパーシヴァルは獅子王派の円卓の騎士と対立し破れた事で終わりを迎えているため、カルデアにいるベディヴィエールが何者なのかも、何故この腕を手に入れたのかも、自身が消えた後あのキャメロットで何があったかさえ知る由もない。だが、全てを聞かされた彼はきっと泣きながら銀の騎士の功績を讃え、その苦労を労ってくれる事だろう。
 
: 第六特異点におけるパーシヴァルは獅子王派の円卓の騎士と対立し破れた事で終わりを迎えているため、カルデアにいるベディヴィエールが何者なのかも、何故この腕を手に入れたのかも、自身が消えた後あのキャメロットで何があったかさえ知る由もない。だが、全てを聞かされた彼はきっと泣きながら銀の騎士の功績を讃え、その苦労を労ってくれる事だろう。
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====本編====
 
====本編====
;「何を犠牲にしようと、私は今度こそ―――」<br />「今度こそ。」<br />「この手で、我が王を殺すのだ」
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;「何を犠牲にしようと、私は今度こそ―――」<br>「今度こそ。」<br>「この手で、我が王を殺すのだ」
 
: 第六章プロローグにおける独白。肉体は朽ち果て、魂は燃え尽き、精神も尽き果てる寸前という有様になるほど長い長い旅を歩んできた。
 
: 第六章プロローグにおける独白。肉体は朽ち果て、魂は燃え尽き、精神も尽き果てる寸前という有様になるほど長い長い旅を歩んできた。
 
: ようやく訪れた旅の果て、ただ一つの目的だけを見据えてベディヴィエールは砂の大地を歩き出す。
 
: ようやく訪れた旅の果て、ただ一つの目的だけを見据えてベディヴィエールは砂の大地を歩き出す。
: かつての友との戦うことになろうとも。かつての罪と対面することになろうとも。全てが終わった後に魂は輪廻の枠から外れ、自らの存在が虚無へと落ちることが決まっていても。「'''今度こそ王を死なせる'''」全てはただそれだけのために―――
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: かつての友との戦うことになろうとも。かつての罪と対面することになろうとも。全てが終わった後に魂は輪廻の枠から外れ、自らの存在が虚無へと落ちることが決まっていても。「'''今度こそ王を死なせる'''」。全てはただそれだけのために―――
 
: 六章のTVCM第二弾でも流れたセリフであり、一体どのような展開になるのかとワクワクしたユーザーも多かったとか。
 
: 六章のTVCM第二弾でも流れたセリフであり、一体どのような展開になるのかとワクワクしたユーザーも多かったとか。
   −
;「円卓、アーサー王語録、その八!」<br />「‘‘栄養は ゲテモノ肉でも 変わりません!’’」<br />「マシュさん!復唱をお願いします!」
+
;「円卓、アーサー王語録、その八!」<br>「"栄養は ゲテモノ肉でも 変わりません!"」<br>「マシュさん!復唱をお願いします!」
 
: 撃破したワイバーンやゲイザーを調理しようとする前にのたまった一言。真面目に見えて意外とノリも悪くない性格が垣間見える。
 
: 撃破したワイバーンやゲイザーを調理しようとする前にのたまった一言。真面目に見えて意外とノリも悪くない性格が垣間見える。
 
: まぁ食感は兎も角、料理の出来はそれなりに良く難民達からは好評だったことを付け加えておく。
 
: まぁ食感は兎も角、料理の出来はそれなりに良く難民達からは好評だったことを付け加えておく。
222行目: 220行目:  
: その言葉に対し当時の自分が返せたのは平凡な答え、しかしそれを満足げに楽しそうに語る姿に騎士王は穏やかに微笑んだ。
 
: その言葉に対し当時の自分が返せたのは平凡な答え、しかしそれを満足げに楽しそうに語る姿に騎士王は穏やかに微笑んだ。
   −
;「……いえ、アグラヴェイン卿は以前の円卓でも、騎士たちに嫌悪と恐怖を抱かせていました」<br />「今回もそうなのだな、と。<br /> そう確認しただけです」<br />「まさか。補佐官殿が悪党であったのなら、キャメロットは立ち行かなかったでしょう」<br />「……アグラヴェイン卿はなぜか、人に好かれようとしないのです。その結果、周囲から冷血な人間と見られたのです」<br />「卿とは血縁にあったガウェイン卿、ガヘレス卿、ガレスちゃんですら、補佐官殿を誤解していた程に」
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;「……いえ、アグラヴェイン卿は以前の円卓でも、騎士たちに嫌悪と恐怖を抱かせていました」<br>「今回もそうなのだな、と。<br> そう確認しただけです」<br>「まさか。補佐官殿が悪党であったのなら、キャメロットは立ち行かなかったでしょう」<br>「……アグラヴェイン卿はなぜか、人に好かれようとしないのです。その結果、周囲から冷血な人間と見られたのです」<br>「卿とは血縁にあったガウェイン卿、ガヘレス卿、ガレスちゃんですら、補佐官殿を誤解していた程に」
 
: アグラヴェインへの見解。
 
: アグラヴェインへの見解。
 
: ……なのだが、その中にさらりとガレスの二人称という名のとんでもない爆弾を投下していった。
 
: ……なのだが、その中にさらりとガレスの二人称という名のとんでもない爆弾を投下していった。
230行目: 228行目:  
: ギャラハッドの気質が窺えるが、思わず口を滑らせかけた。
 
: ギャラハッドの気質が窺えるが、思わず口を滑らせかけた。
   −
;「……そう。私は罪を犯しました。」<br />「王を失いたくないという思いで、あまりにも愚かな罪を。」<br />「あの森で私は貴方の<ruby>命<rb></rb><rt>めい</rt></ruby>に<ruby><rb>躊躇</rb><rt>ためら</rt></ruby>った。」<br />「聖剣を湖に返しては、貴方は本当に死んでしまう。」<br />「それが怖くて―――」<br />「<ruby><rb>三度目</rb><rt>・・・</rt></ruby>ですら、聖剣の返還ができなかった。」<br />
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;「……そう。私は罪を犯しました。」<br>「王を失いたくないという思いで、あまりにも愚かな罪を。」<br>「あの森で私は貴方の<ruby>命<rb></rb><rt>めい</rt></ruby>に<ruby><rb>躊躇</rb><rt>ためら</rt></ruby>った。」<br>「聖剣を湖に返しては、貴方は本当に死んでしまう。」<br>「それが怖くて―――」<br>「<ruby><rb>三度目</rb><rt>・・・</rt></ruby>ですら、聖剣の返還ができなかった。」
 
: これまでにあった疑問点及び齟齬の真相にして、かつての自分が犯し、悔やみ続けてきた最大の罪。
 
: これまでにあった疑問点及び齟齬の真相にして、かつての自分が犯し、悔やみ続けてきた最大の罪。
: 「'''王に死んでほしくない'''」それ自体は誰も責めることの出来ない優しいものだったが、その願いは新たな悲劇を生んでしまった。
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: 「'''王に死んでほしくない'''」。それ自体は誰も責めることの出来ない優しいものだったが、その願いは新たな悲劇を生んでしまった。
   −
;「さあ○○、最後の指示を」<br />「どうか私に、四度目の機会をお与えください。」<br />「聖剣は善き心を持つ者の手で、あるべき者の手に渡るもの。」<br />「―――私では、もうその資格がないのです。」<br />
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;「さあ○○、最後の指示を」<br>「どうか私に、四度目の機会をお与えください。」<br>「聖剣は善き心を持つ者の手で、あるべき者の手に渡るもの。」<br>「―――私では、もうその資格がないのです。」<br />
 
: 長い旅路の果て、遂に訪れた四度目の機会。かつて果たせなかった王の命を今度こそ果たすべく、忠節の騎士が立ち上がる。
 
: 長い旅路の果て、遂に訪れた四度目の機会。かつて果たせなかった王の命を今度こそ果たすべく、忠節の騎士が立ち上がる。
 
: その覚悟と忠義に、主人公は悲しみをこらえて最後まで共に戦うことを決意する。
 
: その覚悟と忠義に、主人公は悲しみをこらえて最後まで共に戦うことを決意する。
   −
;「―――はい。<br /> それが私のできる、唯一度の、王へのご奉公なれば。」
+
;「―――はい。<br> それが私のできる、唯一度の、王へのご奉公なれば。」
 
: 聖剣により1500年の時をさまよい続けた忠節の騎士の全ては、聖剣を返せば何かもかも終わる。それを成しても何も報われないのは分かっている。それでも―――
 
: 聖剣により1500年の時をさまよい続けた忠節の騎士の全ては、聖剣を返せば何かもかも終わる。それを成しても何も報われないのは分かっている。それでも―――
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;「それは、あの日の貴方の笑顔を、いまも覚えているからです、アーサー王。」<br>「……円卓の騎士を代表して、貴方にお礼を。」<br>「あの暗い時代を、貴方ひとりに背負わせた。あの華やかな円卓を、貴方ひとり知らなかった。」<br>「……勇ましき騎士の王。ブリテンを救ったお方。貴方こそ、我らにとって輝ける星。」<br>「我が王、我が主よ。今こそ―――いえ。<br /> 今度こそ、この剣をお返しします。」
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;「それは、あの日の貴方の笑顔を、いまも覚えているからです、アーサー王。」<br>「……円卓の騎士を代表して、貴方にお礼を。」<br>「あの暗い時代を、貴方ひとりに背負わせた。あの華やかな円卓を、貴方ひとり知らなかった。」<br>「……勇ましき騎士の王。ブリテンを救ったお方。貴方こそ、我らにとって輝ける星。」<br>「我が王、我が主よ。今こそ―――いえ。<br> 今度こそ、この剣をお返しします。」
 
: 聖剣返還。獅子王の宣誓により王命は果たされた。忠節の騎士の永い旅は終わり、彼の全ては虚無に還った……。
 
: 聖剣返還。獅子王の宣誓により王命は果たされた。忠節の騎士の永い旅は終わり、彼の全ては虚無に還った……。
 
: だが、その忠節は人理に認められたのか―――あるいは獅子王の計らいか―――カルデアに帰った主人公とマシュには嬉しい再会が待っていた。
 
: だが、その忠節は人理に認められたのか―――あるいは獅子王の計らいか―――カルデアに帰った主人公とマシュには嬉しい再会が待っていた。
263行目: 261行目:  
====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
 
;「聞くところによれば蝙蝠や鯨にはエコーロケーションなる機能が存在するとか。<br> もしやトリスタン卿もその一種なのでは?」
 
;「聞くところによれば蝙蝠や鯨にはエコーロケーションなる機能が存在するとか。<br> もしやトリスタン卿もその一種なのでは?」
:トリスタン幕間の物語「失うことから始まるもの」より。いつも目を閉じているにも関わらずちゃんと周囲の状況を把握しているトリスタンの習性に主人公やマシュ、モードレッドと話しながら仮説を述べる。さらりと動物と同類に扱うあたりトリスタンに対しては遠慮がない。マシュからも「あながち嘘ではない」と大真面目に考察された。
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:トリスタンの幕間の物語「失うことから始まるもの」より。いつも目を閉じているにも関わらずちゃんと周囲の状況を把握しているトリスタンの習性に主人公やマシュ、モードレッドと話しながら仮説を述べる。さらりと動物と同類に扱うあたりトリスタンに対しては遠慮がない。マシュからも「あながち嘘ではない」と大真面目に考察された。
 
:ちなみに現実の人間でもエコーロケーションに相当する技能を持つ人は存在するため、動物に例えなくてもあり得ない考察ではない。
 
:ちなみに現実の人間でもエコーロケーションに相当する技能を持つ人は存在するため、動物に例えなくてもあり得ない考察ではない。
   276行目: 274行目:     
====その他====
 
====その他====
;「皆さん。ご歓談のところ申し訳ありませんが、船員としての仕事を理解しているでしょうか?<br /> ランスロット卿は帆の張り直しを。<br /> ガウェイン卿は昼食の準備を。<br /> トリスタンは勝手に持ち込んだ私物について話があるので船長室に出頭してくださいね(ニコリ)」
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;「皆さん。ご歓談のところ申し訳ありませんが、船員としての仕事を理解しているでしょうか?<br> ランスロット卿は帆の張り直しを。<br> ガウェイン卿は昼食の準備を。<br> トリスタンは勝手に持ち込んだ私物について話があるので船長室に出頭してくださいね(ニコリ)」
: 概念礼装「ナイツ・オブ・マリーンズ」テキスト内の台詞。トークに興じる三人に容赦なく注意する。
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: [[概念礼装]]「ナイツ・オブ・マリーンズ」テキスト内の台詞。トークに興じる三人に容赦なく注意する。
 
: そしてトリスタンは一体何を持ち込んだのか。
 
: そしてトリスタンは一体何を持ち込んだのか。
   292行目: 290行目:  
*1500年もの間彷徨いながら、精神が摩耗しきらないほどの精神力の持ち主。[[間桐臓硯]]が500年間生きて魂が腐敗し、[[スカサハ]]や[[マーリン]]も期間は不明だが現代まで生きる不死であり、人外の精神に寄ってしまったというたことを考えると、彼の精神力はただ事ではない。
 
*1500年もの間彷徨いながら、精神が摩耗しきらないほどの精神力の持ち主。[[間桐臓硯]]が500年間生きて魂が腐敗し、[[スカサハ]]や[[マーリン]]も期間は不明だが現代まで生きる不死であり、人外の精神に寄ってしまったというたことを考えると、彼の精神力はただ事ではない。
 
*鍛え抜かれた騎士にとっては10kgの装備はそこまで負担になるものではないが、彼の義手のような「体の片側にだけ重みがかかる装備」というのは体のバランスを崩すため、全身に装備する鎧が10kgあるケースよりもはるかに負担が大きい。彼はマーリンからこの義手を受け取った後も相当な鍛錬を積んだと思われる。
 
*鍛え抜かれた騎士にとっては10kgの装備はそこまで負担になるものではないが、彼の義手のような「体の片側にだけ重みがかかる装備」というのは体のバランスを崩すため、全身に装備する鎧が10kgあるケースよりもはるかに負担が大きい。彼はマーリンからこの義手を受け取った後も相当な鍛錬を積んだと思われる。
** 『[[Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]』では、マーリンによって義手の中にスプーンやフォーク、アーミーナイフや果てにはボールペンが搭載されていた<ref group="注">マーリン自身は「ベディヴィエールの旅を案じて付けた」と語っていたが、ボールペンについては'''完全に面白がって'''いた。</ref>。なお、ベディヴィエール本人は最終的に「だからこの腕10キロもあったのか…」と細かいことを考えるのをやめている。
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** 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』では、マーリンによって義手の中にスプーンやフォーク、アーミーナイフや果てにはボールペンが搭載されていた<ref group="注">マーリン自身は「ベディヴィエールの旅を案じて付けた」と語っていたが、ボールペンについては'''完全に面白がって'''いた。</ref>。なお、ベディヴィエール本人は最終的に「だからこの腕10キロもあったのか…」と細かいことを考えるのをやめている。
 
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
  
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