19行目:
19行目:
| スリーサイズ =
| スリーサイズ =
| 一人称 = 僕(第一再臨)<br>私(第二、三再臨)
| 一人称 = 僕(第一再臨)<br>私(第二、三再臨)
−
| 二人称 = 君
+
| 二人称 = 君/あなた
−
| 三人称 =
+
| 三人称 = 彼/彼女/○○(呼び捨て)
| 異名 =
| 異名 =
| 愛称 =
| 愛称 =
31行目:
31行目:
| 弱点 =
| 弱点 =
| デザイン = 本庄雷太
| デザイン = 本庄雷太
−
| 設定作成 =
+
| 設定作成 = 東出祐一郎
| レア度 = ☆5
| レア度 = ☆5
}}
}}
39行目:
39行目:
; 略歴
; 略歴
−
: 第2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』において、どこの界域にも属さないアドバイザーとして登場し、主人公一行に対して、[[カドック・ゼムルプス|カドック]]と協力して復讐界域に幽閉されていた[[ジークフリート]]を救出するなど時折サポートを行っていた。
+
: 第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』において、どこの界域にも属さないアドバイザーとして登場し、主人公一行に対して、[[カドック・ゼムルプス|カドック]]と協力して復讐界域に幽閉されていた[[ジークフリート]]を救出するなど時折サポートを行っていた。
: だが、復権界域と復讐界域が崩壊するとともに黒幕としての本性を現し、やってきた主人公一行を迎え撃った。
: だが、復権界域と復讐界域が崩壊するとともに黒幕としての本性を現し、やってきた主人公一行を迎え撃った。
: 実は彼は[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]が抜けた後に[[異星の神]]によって迎え入れられた使徒であり、しかも異星の神とも異なる目的を持ち「シャーロック・ホームズを殺害する」「カルデアと接触して味方として迎え入れられる」という状況を作るために特異点の情勢をカオス化させていた。
: 実は彼は[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]が抜けた後に[[異星の神]]によって迎え入れられた使徒であり、しかも異星の神とも異なる目的を持ち「シャーロック・ホームズを殺害する」「カルデアと接触して味方として迎え入れられる」という状況を作るために特異点の情勢をカオス化させていた。
: その上で[[ハイ・サーヴァント]]として自分に統合した北欧神話の運命の三女神の力を用いて「今ここで攻撃を受ける運命ではない」と運命の糸を操ることであらゆる攻撃を無効化し、ホームズが封じていた自身の真実を暴露することでホームズの殺害を成し遂げた。
: その上で[[ハイ・サーヴァント]]として自分に統合した北欧神話の運命の三女神の力を用いて「今ここで攻撃を受ける運命ではない」と運命の糸を操ることであらゆる攻撃を無効化し、ホームズが封じていた自身の真実を暴露することでホームズの殺害を成し遂げた。
: そして彼の代わりにカルデアに迎え入れられることを望むが拒絶され、自分の力を見せつけるべくカドックをマスターとして勧誘して主人公と対決するものの、「宿敵を打倒するという偉業を成し遂げたために主人公としての運命を失った」「カドックについてきた[[ヴィイ]]によって密かに運命の糸が切られた」などの計算外の要因が重なり、敗北を喫する。
: そして彼の代わりにカルデアに迎え入れられることを望むが拒絶され、自分の力を見せつけるべくカドックをマスターとして勧誘して主人公と対決するものの、「宿敵を打倒するという偉業を成し遂げたために主人公としての運命を失った」「カドックについてきた[[ヴィイ]]によって密かに運命の糸が切られた」などの計算外の要因が重なり、敗北を喫する。
−
: 敗北後はカルデアに対して特異点の真実を開陳することと引き換えに当面の生命を確保し、エリア51の最奥まで一行を連れて行った後に一切の説明をせずに消滅した<ref group="注">シナリオ終了後に表示されるメッセージが「証明完了」から「証明不能」に変わるため、「誤った解釈を与えるため意図的に見せた」と推測するプレイヤーもいるが、6.5章終了時点では真相は不明である。</ref>。
+
: 敗北後はカルデアに対して特異点の真実を開陳することと引き換えに当面の生命を確保し、エリア51の最奥まで一行を連れて行った後に一切の説明をせずに消滅した<ref group="注">シナリオ終了後に表示されるメッセージが「証明完了」から「証明不能」に変わるため、「誤った解釈を与えるため意図的に見せた」と推測するプレイヤーもいるが、第6.5章終了時点では真相は不明である。</ref>。
−
: 2部7章冒頭にも、エリア51の最奥に消滅前に遺していた映像データとして登場。被検体:Eについての事柄とカルデアへの嫌味を言った後に、異星の神が[[ORT〔亜種〕|ORT]]を取り込もうとしていることを明かした。
+
: 第2部第7章『[[黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン]]』冒頭にも、エリア51の最奥に消滅前に遺していた映像データとして登場。被検体:Eについての事柄とカルデアへの嫌味を言った後に、異星の神が[[ORT〔亜種〕|ORT]]を取り込もうとしていることを明かした。
; 人物
; 人物
: 理知的な印象を与える、線の細い青年。
: 理知的な印象を与える、線の細い青年。
: 老齢の自身がそうであったように数学に魅せられており、すべてを数理的に説明できると考えている節がある。
: 老齢の自身がそうであったように数学に魅せられており、すべてを数理的に説明できると考えている節がある。
−
: その一方で将来的に見せることになる悪性はこの時点では存在していないが、第二・三再臨で「将来の自分」を知ってしまった後になると「悪の皇帝」としての自分を意識的に演じ始めるようになる。
+
: その一方で将来的に見せることになる悪性はこの時点では存在していないが、第二・三再臨で「将来の自分」を知ってしまった後になると「悪の皇帝」としての自分を意識的に演じ始めるようになる。そのためか、再臨によって言葉遣いが若干異なる。
: 人当たりの良い好青年のように見える一方で、若さゆえの傲慢さが言葉から感じ取られることもある。
: 人当たりの良い好青年のように見える一方で、若さゆえの傲慢さが言葉から感じ取られることもある。
+
: ちょっとばかりお人好しな部分があり、少しだけメンタルが脆い。素の顔は割と好青年感が強め。
: 悪の皇帝として振る舞いたいのに威厳が伴わなかったり、悪のカリスマであるはずの老齢の自分の振る舞いについては悩みの種。
: 悪の皇帝として振る舞いたいのに威厳が伴わなかったり、悪のカリスマであるはずの老齢の自分の振る舞いについては悩みの種。
+
: マスターに対しては朗らかな好青年として接するが、自身の将来の事を知られていると割とぞんざいかつ雑な態度になる。ヤバいコネがある系大学の悪友ポジション、あるいはノートを見せつつ辛辣な言葉を投げかけてくる高校のクラスメイト。
; 能力
; 能力
−
: あらゆる武器に変形する計算尺を使用し、切り裂いたりビームを発射したりして戦う。なお何故こんなものを持っているのか本人は理解していない。
+
: あらゆる武器に変形する計算尺(<ruby><rb>戦闘特化超計算尺</rb><rt>ロガリズム・アクセルローダー</rt></ruby>)と仕込み杖を使用し、切り裂いたりビームを発射したりして戦う。なお何故こんなものを持っているのか本人は理解していない。
+
: また、「陰謀作成」スキルによって即席のトラップなどを仕込むことも可能。粉塵爆発もお手のものだとか。
: 異星の使徒となった際はハイ・サーヴァントとして複合した運命の三女神の力により、自分にとって不都合な運命を操作して否定することができるが、この力は「自分にとって運命的な宿命を乗り越える」事で運命から解き放たれると解釈されるのか著しく弱体化してしまう。
: 異星の使徒となった際はハイ・サーヴァントとして複合した運命の三女神の力により、自分にとって不都合な運命を操作して否定することができるが、この力は「自分にとって運命的な宿命を乗り越える」事で運命から解き放たれると解釈されるのか著しく弱体化してしまう。
67行目:
70行目:
;数理的悪性摘出(マセマティカル・マリグナント・アナイアレイト)
;数理的悪性摘出(マセマティカル・マリグナント・アナイアレイト)
:ランク:B++<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:場に存在する悪人の数だけ
:ランク:B++<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:場に存在する悪人の数だけ
−
:フィールドに存在するすべての存在から「悪」の要素を摘出・強奪する宝具。通称MMA。
+
:フィールドに存在するすべての存在から「悪」の要素を摘出・強奪する宝具。通称MMA。総合格闘技ではない。
+
:到達した聖人、あるいは機械的生命体を除けば、どんな存在にも悪性は存在する。
:これによって強奪される「悪」は多岐に渡り、「敵意」「戦意」「殺意」などの戦闘に必須な感情まで奪われるため戦闘の継続は事実上不可能になる。
:これによって強奪される「悪」は多岐に渡り、「敵意」「戦意」「殺意」などの戦闘に必須な感情まで奪われるため戦闘の継続は事実上不可能になる。
:第一再臨の演出では、数式が大量に浮かぶ空間で何かを書き、敵にダメージを与えるというもの。
:第一再臨の演出では、数式が大量に浮かぶ空間で何かを書き、敵にダメージを与えるというもの。
78行目:
82行目:
:老齢のジェームズ・モリアーティが使用する宝具と同一の宝具。
:老齢のジェームズ・モリアーティが使用する宝具と同一の宝具。
:元のものと同じように絶大な破壊をもたらすことができる。
:元のものと同じように絶大な破壊をもたらすことができる。
−
:ただし、まだ若い頃のものであるため途中式が未完成状態であり、この宝具の使用は本人の意思で封じている。
+
:ただし、まだ若い頃のものであるため途中式が成立に至っておらず論文として未完成状態であり、この宝具の使用は本人の意思で封じている。
+
:「門外漢で恐縮ですが一つ質問が」と教授に言われるとちょっと泣いてしまう。誰だよ教授。
== 真名:ジェームズ・モリアーティ ==
== 真名:ジェームズ・モリアーティ ==
102行目:
107行目:
: カルデアに召喚された後は、命懸けで最後の謎を解いた彼を忌々しいとしながらも敬意を示している。
: カルデアに召喚された後は、命懸けで最後の謎を解いた彼を忌々しいとしながらも敬意を示している。
: 第二・第三再臨では嫌いなものとして彼の名を挙げているが、実際はそれほど嫌いなわけでもないらしい。
: 第二・第三再臨では嫌いなものとして彼の名を挙げているが、実際はそれほど嫌いなわけでもないらしい。
+
: 彼は目が合った瞬間に「あちらを滅ぼさねばこちらが滅ぼされる」と決意できる目力を持つらしく、老齢の自身が彼と戦ったことに驚いている。
; [[カドック・ゼムルプス]]
; [[カドック・ゼムルプス]]
: 『死想顕現界域 トラオム』にやってきた主人公一行のメンバー。
: 『死想顕現界域 トラオム』にやってきた主人公一行のメンバー。
109行目:
115行目:
: なお、最終決戦の心の中の彼からは自分の至らなさについてさんざん馬鹿にされてしまった。
: なお、最終決戦の心の中の彼からは自分の至らなさについてさんざん馬鹿にされてしまった。
: カルデアでは、彼のガタが来ている肉体を見て若いうちからエクササイズしようかと考えているようである。
: カルデアでは、彼のガタが来ている肉体を見て若いうちからエクササイズしようかと考えているようである。
+
: 成長しても体格が変わっておらず痩せていることには安堵を隠せない様子だが、慢性的な腰痛に関しては読み切れなかった。
: [[ドゥルガー]]の[[幕間の物語]]「殲滅女神かくあれかし」においては、彼が朝の体操にパジャマで参加している事や、それに自身も強制参加させてドヤ顔をしてくる事に苛立ちを覚えていた模様。
: [[ドゥルガー]]の[[幕間の物語]]「殲滅女神かくあれかし」においては、彼が朝の体操にパジャマで参加している事や、それに自身も強制参加させてドヤ顔をしてくる事に苛立ちを覚えていた模様。
; [[ヘンリー・ジキル&ハイド〔アサシン〕|ヘンリー・ジキル]]
; [[ヘンリー・ジキル&ハイド〔アサシン〕|ヘンリー・ジキル]]
114行目:
121行目:
: 第一再臨の時点ではそんな事は把握していないため、同世代ということで友達になろうとしたが嫌な予感がしたため諦めた。
: 第一再臨の時点ではそんな事は把握していないため、同世代ということで友達になろうとしたが嫌な予感がしたため諦めた。
; [[ネモ]]
; [[ネモ]]
−
: 第二・第三再臨で好きなことについて触れる際、絆5以上だと彼が大事に隠していたプリンをマスターに差し出す。
+
: 第二・第三再臨で好きなことについて触れる際、絆Lv5以上だと彼が大事に隠していたプリンをマスターに差し出す。
: それを食べ終わった後に「それはネモのものだ」と教えるという<del>スケールは控えめな</del>悪事を行う。
: それを食べ終わった後に「それはネモのものだ」と教えるという<del>スケールは控えめな</del>悪事を行う。
; [[燕青]]
; [[燕青]]
131行目:
138行目:
; [[レオニダス一世]]
; [[レオニダス一世]]
: 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』にて、通りすがりに彼とマスターとの間のトレーニング関連のトラブルについて助言したところ、卓越したインテリと見なされて一緒に筋トレに連れていかれる羽目になってしまった。
: 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』にて、通りすがりに彼とマスターとの間のトレーニング関連のトラブルについて助言したところ、卓越したインテリと見なされて一緒に筋トレに連れていかれる羽目になってしまった。
+
; ■■■・■■■■■■
+
: 文系と理系で気が合わないはずなのだが、「ふむ、まあ、そういうこともあるだろうサ!」と言及している。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
138行目:
147行目:
:なお、エクストラアタックでも'''「邪悪ビーム!」'''などと言いだす。
:なお、エクストラアタックでも'''「邪悪ビーム!」'''などと言いだす。
−
;「私はおまえのような、ギャグキャラには決してならない―――!」
+
;「私はおまえのような、ギャグキャラには決してならない───!」
:期間限定イベント『アークティック・サマーワールド!』のサブストーリー「或る死体」において、老齢の自分について。
:期間限定イベント『アークティック・サマーワールド!』のサブストーリー「或る死体」において、老齢の自分について。
:確かにカルデアに来てからの老齢の彼はさまざまなトラブルを起こしつつギャグじみた醜態を見せることも多く、そうなるのを嫌がるのは当然だが、ドヤ顔で堂々と宣言しては台無しである。
:確かにカルデアに来てからの老齢の彼はさまざまなトラブルを起こしつつギャグじみた醜態を見せることも多く、そうなるのを嫌がるのは当然だが、ドヤ顔で堂々と宣言しては台無しである。
146行目:
155行目:
*取り込んだ運命の三女神=ウルズ・ヴェルザンディ・スクルドはそれぞれ[[フラウロス|「過去」「現在」「未来」]]を司ると言われるのに加え、[[ユグドミレニア|千年樹]]に日々水を与えながら暮らす…という、型月的にはいささか不穏な存在だったりする。
*取り込んだ運命の三女神=ウルズ・ヴェルザンディ・スクルドはそれぞれ[[フラウロス|「過去」「現在」「未来」]]を司ると言われるのに加え、[[ユグドミレニア|千年樹]]に日々水を与えながら暮らす…という、型月的にはいささか不穏な存在だったりする。
**…のだが、漫画『ああっ女神さまっ』のメインキャラクター三姉妹のモデル(上姉二柱の名が表記揺れの「ウルド」「ベルダンディー」になってはいるが)となった事から、日本のサブカル界隈ではむしろ'''推しの対象'''として長らく受け入れられていた実績がある。
**…のだが、漫画『ああっ女神さまっ』のメインキャラクター三姉妹のモデル(上姉二柱の名が表記揺れの「ウルド」「ベルダンディー」になってはいるが)となった事から、日本のサブカル界隈ではむしろ'''推しの対象'''として長らく受け入れられていた実績がある。
+
**カルデアへの召喚後は彼女らの能力を使っておらず、持っているとも触れられていない。
+
***それどころか、現状は「カルデアへの召喚後もハイ・サーヴァントである」と断言されていないのだが、出典に「北欧神話」とあるので何らかの要素は残っているものと思われる。
== 脚注 ==
== 脚注 ==