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| | 声優 = 坂本真綾 | | | 声優 = 坂本真綾 |
| | 演者 = | | | 演者 = |
− | ; 舞台・第6章及び第7章 | + | ; 舞台・第6章/第7章 |
| : RiRiKA | | : RiRiKA |
| ; 舞台・終章 | | ; 舞台・終章 |
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| : システムが不安定だった為にすぐ退去する所だったが、カルデアの事情を知って興味を持ち、[[ロマニ・アーキマン]]の説得によってカルデアに居座り、技術局特別名誉顧問として技術部のトップを務めることになる。 | | : システムが不安定だった為にすぐ退去する所だったが、カルデアの事情を知って興味を持ち、[[ロマニ・アーキマン]]の説得によってカルデアに居座り、技術局特別名誉顧問として技術部のトップを務めることになる。 |
| : 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では主人公達と共に西暦1273年のエルサレムにレイシフトして行動する。途中、敵対する円卓の騎士から主人公を助けるために消滅覚悟でスピンクスメギド号で突撃し生死不明となるも、[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]によって助け出されて事無きを得ていた。 | | : 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では主人公達と共に西暦1273年のエルサレムにレイシフトして行動する。途中、敵対する円卓の騎士から主人公を助けるために消滅覚悟でスピンクスメギド号で突撃し生死不明となるも、[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]によって助け出されて事無きを得ていた。 |
− | :『序/2017年 12月31日』にてカルデア脱出寸前に[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]の手刀を霊核に受け消滅する。しかし[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウボーダー]]運転用の身代わりを残していた(後述)。 | + | : 第2部『序/2017年 12月31日』にてカルデア脱出寸前に[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]の手刀を霊核に受け消滅する。しかし[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウボーダー]]運転用の身代わりを残していた(後述)。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| : 通称「ダ・ヴィンチちゃん」。カルデアの技術部を統括する、モナ・リザそっくりの容姿をした長い黒髪の絶世の美女。 | | : 通称「ダ・ヴィンチちゃん」。カルデアの技術部を統括する、モナ・リザそっくりの容姿をした長い黒髪の絶世の美女。 |
| : しかし、それは生来の姿ではなく、生前の作品の「女性」を再現したものである。自分の発明も芸術も全ては美の追求であり、ならば理想の美である「女性」になるのは当然の帰結、と堂々と語る紛うことなき変人。 | | : しかし、それは生来の姿ではなく、生前の作品の「女性」を再現したものである。自分の発明も芸術も全ては美の追求であり、ならば理想の美である「女性」になるのは当然の帰結、と堂々と語る紛うことなき変人。 |
− | :ただ自分が若い女性の姿であることに無頓着で、風呂上がりに裸のままうろつくことがあるんだとか。 | + | : ただ自分が若い女性の姿であることに無頓着で、周囲に誰がいようと風呂上がりに裸のままうろつくことがあるんだとか。 |
− | : Dr.ロマンからは「カレ」と呼ばれており、もともとは男性である。頭脳明晰で自由奔放だが、緊急時や緊迫した場面ではふざけた一面を見せず、冷静に判断を下している。 | + | : ロマニことDr.ロマンからは「カレ」と呼ばれており、もともとは男性である。頭脳明晰で自由奔放だが、緊急時や緊迫した場面ではふざけた一面を見せず、冷静に判断を下している。 |
| : 非常に奇天烈でクセの強い性格の持ち主ではあるが決して冷酷な人物ではなく、召喚された当初はカルデアで行われた非人道的なデミ・サーヴァントの実験を知って激怒し、すぐさま英霊の座に戻ろうとしたことさえあった。 | | : 非常に奇天烈でクセの強い性格の持ち主ではあるが決して冷酷な人物ではなく、召喚された当初はカルデアで行われた非人道的なデミ・サーヴァントの実験を知って激怒し、すぐさま英霊の座に戻ろうとしたことさえあった。 |
| : カルデアで召喚され、「偽装契約」で現世に留まっているサギサーヴァントであるため各時代へはそうそう転移できないが、召喚によって正式な契約を持って正規のマスターを得られれば、ようやく「前線に出て戦える」サーヴァントとなる。 | | : カルデアで召喚され、「偽装契約」で現世に留まっているサギサーヴァントであるため各時代へはそうそう転移できないが、召喚によって正式な契約を持って正規のマスターを得られれば、ようやく「前線に出て戦える」サーヴァントとなる。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 他の芸術家系キャスターとは違い、生前から魔術の才能を有している強力な魔術師。画家として有名であるが、生まれ持って有する才能は分野一つに留まらず、科学、数学、工学、博物学、音楽、建築、彫刻、絵画、発明、兵器開発、木工、解剖、自然科学、等の才能も有しており、多数の分野に功績を残した。そしてその天賦の才能の持ち主に恥じず、乗り物の作成、怪我人の治療、食料の調達、水の錬成もこなしている。 | | : 他の芸術家系キャスターとは違い、生前から魔術の才能を有している強力な魔術師。画家として有名であるが、生まれ持って有する才能は分野一つに留まらず、科学、数学、工学、博物学、音楽、建築、彫刻、絵画、発明、兵器開発、木工、解剖、自然科学、等の才能も有しており、多数の分野に功績を残した。そしてその天賦の才能の持ち主に恥じず、乗り物の作成、怪我人の治療、食料の調達、水の錬成もこなしている。 |
− | :また、自分の複製人形を作り、それをマスターと言い張る事で現世に留まるという[[蒼崎橙子|どこぞの人形師]]と同じことをしている。 | + | : また、自分の複製人形を作り、それをマスターと言い張る事で現世に留まるという[[蒼崎橙子|どこぞの人形師]]と同じことをしている。 |
− | :カルデアの裏方として活躍し、情報・技術面でのサポートで[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らの冒険をバックアップしてくれる。 | + | : カルデアの裏方として活躍し、情報・技術面でのサポートで[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らの冒険をバックアップしてくれる。 |
| | | |
| === 作中での発明品 === | | === 作中での発明品 === |
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| : その名の通りヴァーチャルリアリティでイフまで含めた人類史の一点にアクセスできる逸品。 | | : その名の通りヴァーチャルリアリティでイフまで含めた人類史の一点にアクセスできる逸品。 |
| : 作中では行き先を決めるダーツが世界地図欄外の月に直撃してしまい、『Fata/EXTRA CCC』の月の裏側に本当にレイシフトしてしまった。 | | : 作中では行き先を決めるダーツが世界地図欄外の月に直撃してしまい、『Fata/EXTRA CCC』の月の裏側に本当にレイシフトしてしまった。 |
− | ;対霊体<ruby><rb>閃光弾</rb><rt>フラッシュバン</rt></ruby> | + | ; 対霊体<ruby><rb>閃光弾</rb><rt>フラッシュバン</rt></ruby> |
− | : | + | : 第2部/序にて、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]及び[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]の前から逃走する際に使用。 |
− | ;カルデア式水稲ダ・ヴィンチ1号 | + | : 名称はコヤンスカヤが口にしたものであり、ダ・ヴィンチ本人から明かされた訳ではない。 |
| + | ; カルデア式水稲ダ・ヴィンチ1号 |
| : 期間限定イベント『ぐだぐだ邪馬台国2020』で登場した水稲。 | | : 期間限定イベント『ぐだぐだ邪馬台国2020』で登場した水稲。 |
| : 品種改良して作り出した新種であり、非常に繁殖力が強く、数日ほどでまとまった量が収穫できる。 | | : 品種改良して作り出した新種であり、非常に繁殖力が強く、数日ほどでまとまった量が収穫できる。 |
| : レイシフト先で食料に困らないようにと持たせたが、持たせたメンバーを回収し忘れたために邪馬台国で外来種として爆発的に繁殖して特異点化させてしまった。 | | : レイシフト先で食料に困らないようにと持たせたが、持たせたメンバーを回収し忘れたために邪馬台国で外来種として爆発的に繁殖して特異点化させてしまった。 |
− | ;カルデア式水稲ダ・ヴィンチ20号 | + | ; カルデア式水稲ダ・ヴィンチ20号 |
| : 期間限定イベント『ぐだぐだ邪馬台国2020』で登場した水稲。 | | : 期間限定イベント『ぐだぐだ邪馬台国2020』で登場した水稲。 |
| : 上記の1号をさらに品種改良したもので、もともと邪馬台国にあった稲とほぼ同じだが、1号を20号に進化させて無力化することができる。 | | : 上記の1号をさらに品種改良したもので、もともと邪馬台国にあった稲とほぼ同じだが、1号を20号に進化させて無力化することができる。 |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 万能の人(ウォモ・ウニヴェルサーレ) | | ; 万能の人(ウォモ・ウニヴェルサーレ) |
− | : ランク:EX<br />種別:対人宝具 / 対軍宝具<br />レンジ:-/70<br />最大捕捉:1人/200人 | + | : ランク:EX<br>種別:対人宝具/対軍宝具<br>レンジ:-/70<br>最大捕捉:1人/200人 |
| : レオナルド・ダ・ヴィンチにまつわる伝説的な万能性が形となったモノ。 | | : レオナルド・ダ・ヴィンチにまつわる伝説的な万能性が形となったモノ。 |
− | :対象を瞬時に解析し、自らの最大攻撃をその対象に合わせて調整して放つ、俗にいう万能特製宝具。 | + | : 対象を瞬時に解析し、自らの最大攻撃をその対象に合わせて調整して放つ、俗にいう万能特製宝具。 |
| : 本来は即座に相手の宝具を仮構成する事で攻撃を弾き返す反射系宝具だが、そのリソースをカルデア運営の為に使用しているらしい。 | | : 本来は即座に相手の宝具を仮構成する事で攻撃を弾き返す反射系宝具だが、そのリソースをカルデア運営の為に使用しているらしい。 |
| :『Fate/Grand Order』では、万能性を別の形で発揮させている。すなわち、右腕の籠手(全戦局対応型万能籠手)を瞬時に変形させ、純粋な魔力投射によって一定ダメージを“強制的に”敵陣へと与える魔術攻撃。 | | :『Fate/Grand Order』では、万能性を別の形で発揮させている。すなわち、右腕の籠手(全戦局対応型万能籠手)を瞬時に変形させ、純粋な魔力投射によって一定ダメージを“強制的に”敵陣へと与える魔術攻撃。 |
− | :このダメージは対魔力を始めとするあらゆる防御系スキルや宝具でも減衰させることができない。つまり、リアルタイムで超高度な術式を組み上げることで、あらゆる相手を自らの魔術の対象とするのである。 | + | : このダメージは対魔力を始めとするあらゆる防御系スキルや宝具でも減衰させることができない。つまり、リアルタイムで超高度な術式を組み上げることで、あらゆる相手を自らの魔術の対象とするのである(『Grand Order』においては防御力無視の効果となっている)。 |
| : ビジュアル的には、発射後ゆっくりと飛び、接敵した瞬間に物凄い勢いで爆裂する破壊光弾を右掌から発射するというもの。 | | : ビジュアル的には、発射後ゆっくりと飛び、接敵した瞬間に物凄い勢いで爆裂する破壊光弾を右掌から発射するというもの。 |
| : ダ・ヴィンチちゃんは普段は眼鏡をかけていないが、この宝具の使用時には対閃光防御として眼鏡をかける(サングラスでもなんでもなくただの眼鏡にしか見えないものだが)。 | | : ダ・ヴィンチちゃんは普段は眼鏡をかけていないが、この宝具の使用時には対閃光防御として眼鏡をかける(サングラスでもなんでもなくただの眼鏡にしか見えないものだが)。 |
− | :宝具使用時の台詞の「東方の三博士」は聖書に登場する人物たちである占星術の学者たちの通称。「北欧の大神」ミーミルの泉を飲んで知識を得たオーディン。「知恵の果実」はエデンの園に生えていた「善悪の知識の木」になっていた果実。いずれも叡智に関するもの。 | + | : 宝具使用時の台詞の「東方の三博士」は聖書に登場する人物たちである占星術の学者たちの通称。「北欧の大神」はミーミルの泉を飲んで知識を得た[[オーディン]]。「知恵の果実」はエデンの園に生えていた「善悪の知識の木」に生っていた果実。いずれも叡智に関するもの。 |
− | :『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&クリティカル発生率をダウン(3ターン)」という効果のArts宝具。 | + | : 『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&クリティカル発生率をダウン(3ターン)」という効果のArts宝具。 |
− | :幕間の物語2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率が上昇する。 | + | : 幕間の物語2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率が上昇する。 |
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| == 真名:レオナルド・ダ・ヴィンチ == | | == 真名:レオナルド・ダ・ヴィンチ == |
− | :レオナルド・ダ・ヴィンチ。ルネサンス期に誉れ高い万能の天才芸術家にして発明家。十五~十六世紀の欧州の人物。 | + | :ルネサンス期に誉れ高い万能の天才芸術家にして発明家。十五~十六世紀の欧州の人物。 |
| :文明の発展に数多の影響を与えた、人類史に名を残す有数の天才。 | | :文明の発展に数多の影響を与えた、人類史に名を残す有数の天才。 |
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| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
| : 『FGO夏祭り2016~1st Anniversary~』の開催に際して、期間限定サーヴァントとして実装。 | | : 『FGO夏祭り2016~1st Anniversary~』の開催に際して、期間限定サーヴァントとして実装。 |
− | : ゲーム内ではショップ「ダ・ヴィンチ工房」の店員を務めるが、期間限定イベント『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』及び第1部6章『神聖円卓領域 キャメロット』において、サポートNPCとして限定的ながらも使用が可能。 | + | : ゲーム内ではショップ「ダ・ヴィンチ工房」の店員を務めるが、期間限定イベント『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』及び第1部第6章『神聖円卓領域 キャメロット』において、サポートNPCとして限定的ながらも使用が可能。 |
| : サービス初期からその姿を見せていたが、プレイアブルキャラとして初めて使用できたのはサービス開始から8ヶ月後に開催された上記イベント、正式に入手が可能となったのがサービス1周年記念時点と、非常に遅参であった。 | | : サービス初期からその姿を見せていたが、プレイアブルキャラとして初めて使用できたのはサービス開始から8ヶ月後に開催された上記イベント、正式に入手が可能となったのがサービス1周年記念時点と、非常に遅参であった。 |
| ; [[Fate/Grand Order Arcade]] | | ; [[Fate/Grand Order Arcade]] |
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| :贋作英霊である彼女の熱愛ぶりにダ・ヴィンチちゃんもドン引きしてしまう。 | | :贋作英霊である彼女の熱愛ぶりにダ・ヴィンチちゃんもドン引きしてしまう。 |
| ;[[トリスタン]] | | ;[[トリスタン]] |
− | :彼の音楽がいたく気に入って本人がいなくても聞きたいと願い、2017年の『チョコレートレディの空騒ぎ』復刻版では向こうも酒の席の勢いでノリノリだったこともあって、カバー写真まで作り込んだベストCDを作ってもらった。 | + | :彼の音楽がいたく気に入って本人がいなくても聞きたいと願い、彼のバレンタインシナリオでは向こうも酒の席の勢いでノリノリだったこともあって、カバー写真まで作り込んだベストCDを作ってもらった。 |
| ;[[シャーロック・ホームズ]] | | ;[[シャーロック・ホームズ]] |
| :同じ天才ということから若干の同族嫌悪があるのか、「思わせぶりな態度なのがイラつく」と言わんばかりの態度だが、周囲から見るとどっちもどっちである。 | | :同じ天才ということから若干の同族嫌悪があるのか、「思わせぶりな態度なのがイラつく」と言わんばかりの態度だが、周囲から見るとどっちもどっちである。 |
| ;[[主人公 (マンガで分かる!FGO)]] | | ;[[主人公 (マンガで分かる!FGO)]] |
− | :『マンガで分かる!FGO』2巻発売記念のシナリオで、彼女のシーンを読んでいた。 | + | :『「マンガで分かる!Fate/Grand Order」2巻発売記念クエスト』で、彼女の登場するシーンを読んでいた。 |
− | :あっちの世界のダヴィンチならいざ知らず、まともなダヴィンチにとっては'''「完全に人格破綻者」「そもそも人間ですらない」'''とボロクソである。 | + | :あちらの世界のダヴィンチならいざ知らず、まともなダヴィンチにとっては'''「完全に人格破綻者」「そもそも人間ですらない」'''とボロクソである。 |
| ;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]] | | ;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]] |
− | :第一部終了後に自身の最期を予感して、自分の能力と記憶を移植して作り上げた後継機。 | + | :第1部終了後に自身の最期を予感して、自分の能力と記憶を移植して作り上げた後継機。 |
| :自身が座に還った後に彼女が再起動したため顔合わせはできず、最初に共演したのは『ちびちゅき!』であった。 | | :自身が座に還った後に彼女が再起動したため顔合わせはできず、最初に共演したのは『ちびちゅき!』であった。 |
| ;[[グレゴリー・ラスプーチン]] | | ;[[グレゴリー・ラスプーチン]] |
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| :弟子の一人。「サライ(小悪魔)」の名で知られている。 | | :弟子の一人。「サライ(小悪魔)」の名で知られている。 |
| :巻き毛の可愛い美少年だったが、だいぶ手のかかる弟子だったらしく、何かと物を盗むし食事中は瓶を割るし、と亡霊になった彼に恨み言を言っていた。 | | :巻き毛の可愛い美少年だったが、だいぶ手のかかる弟子だったらしく、何かと物を盗むし食事中は瓶を割るし、と亡霊になった彼に恨み言を言っていた。 |
− | :『Fate/Grand Order』では自身の幕間の物語「小悪魔からの贈り物」で亡霊となった彼に遭遇し、最期を看取った。また、これがきっかけで自身の最期を予感して「[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕|自分の予備]]」を作り始めることになった。 | + | :『Fate/Grand Order』では自身の[[幕間の物語]]「小悪魔からの贈り物」で亡霊となった彼に遭遇し、最期を看取った。また、これがきっかけで自身の最期を予感して「[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕|自分の予備]]」を作り始めることになった。 |
| ;ボッティチェリ | | ;ボッティチェリ |
| :兄弟子。 | | :兄弟子。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
− | ;「ん~?本気を出せ?……よろしい!そのオーダーに応えましょう!」<br/>「東方の三博士、北欧の大神、知恵の果実―――我が叡智、我が万能は、あらゆる叡智を凌駕する!!『<ruby><rb>万能の人</rb><rt>ウォモ・ウニヴェルサーレ</rt></ruby>』」 | + | ;「ん~?本気を出せ?……よろしい!そのオーダーに応えましょう!」<br>「東方の三博士、北欧の大神、知恵の果実───我が叡智、我が万能は、あらゆる叡智を凌駕する!!『<ruby><rb>万能の人</rb><rt>ウォモ・ウニヴェルサーレ</rt></ruby>』」 |
| : 宝具発動。凄まじい威力を持った光弾を放ち、敵を吹き飛ばす………『芸術は爆発だ』ということだろうか? | | : 宝具発動。凄まじい威力を持った光弾を放ち、敵を吹き飛ばす………『芸術は爆発だ』ということだろうか? |
| : ダ・ヴィンチという人物の逸話から予想されていた宝具のイメージとはあまりにかけ離れたものだったため、多くのマスターに衝撃が走ることとなった。 | | : ダ・ヴィンチという人物の逸話から予想されていた宝具のイメージとはあまりにかけ離れたものだったため、多くのマスターに衝撃が走ることとなった。 |
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− | ;「天才に時代は関係ないよ。キミも覚えておくといい、〇〇。<br> この先、何人もの芸術家系サーヴァントに出会うだろう。その誰もが例外なく、素晴らしい偏執者だと……!」 | + | ;「天才に時代は関係ないよ。キミも覚えておくといい、○○。<br> この先、何人もの芸術家系サーヴァントに出会うだろう。その誰もが例外なく、素晴らしい偏執者だと……!」 |
| : 芸術についての持論。確かに、[[アレクサンドル・デュマ|これまで]][[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|登場した]][[ウィリアム・シェイクスピア|3人の作家]]も、この直後のシナリオで出会う[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|音楽家]]も立派な変人である。 | | : 芸術についての持論。確かに、[[アレクサンドル・デュマ|これまで]][[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|登場した]][[ウィリアム・シェイクスピア|3人の作家]]も、この直後のシナリオで出会う[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|音楽家]]も立派な変人である。 |
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| ;「あ、やめて、銀の種火投げないで! 私も反省している、ほんの出来心だったんだ!<br> ……でもイイできだろう、<ruby><rb>礼装</rb><rt>アレ</rt></ruby>? 説明を鏡文字にできなかった事だけが悔やまれるよ」 | | ;「あ、やめて、銀の種火投げないで! 私も反省している、ほんの出来心だったんだ!<br> ……でもイイできだろう、<ruby><rb>礼装</rb><rt>アレ</rt></ruby>? 説明を鏡文字にできなかった事だけが悔やまれるよ」 |
− | : イベント『空の境界 / the Garden of Order』にて、マシュの質問に応えるために現れたキューブ大好きお姉さんこと購買部のダ・ヴィンチちゃんに対し、 | + | : イベント『空の境界/the Garden of Order』にて、マシュの質問に応えるために現れたキューブ大好きお姉さんこと購買部のダ・ヴィンチちゃんに対し、'''「モナ・リザとかふざけてるの?」'''という選択肢を選んだ際の台詞。 |
− | :'''「モナ・リザとかふざけてるの?」'''という選択肢を選んだ際の台詞。
| + | : ここでいう「モナ・リザ」とは、新年に多数のアイテムと共にショップに追加された[[概念礼装]]であり、その名の通りモナ・リザ、つまりダ・ヴィンチちゃん本人が描かれたものとなっている。 |
− | : ここでいう「モナ・リザ」とは、新年に多数のアイテムと共にショップに追加された概念礼装であり、その名の通りモナ・リザ、つまりダ・ヴィンチちゃん本人が描かれたものとなっている。 | + | : 問題はその価格で、一番安いものでマナプリズム'''1,000個'''必要であり、二つ目以降は200個ずつ必要数が増加し、最大解放のために5つ揃えようとすると合計'''7,000個'''ものマナプリズムを使用しなければならなかった<ref group = "注">参考までに述べると、当時は1週間にデイリークエストで集められるマナプリズムの量が150個。</ref>。 |
− | : 問題はその価格で、一番安いものでマナプリズム'''1,000個'''必要であり、二つ目以降は200個ずつ必要数が増加し、最大解放のために5つ揃えようとすると合計'''7,000'''ものマナプリズムを使用しなければならなかった<ref group = "注">参考までに述べると、1週間にデイリークエストで集められる量が150個</ref>。 | + | : そのためこの礼装をすべて入手しようと多くのプレイヤーは銀の種火を集め、ひたすらダ・ヴィンチちゃんに投げつけたとか<ref group = "注">銀の種火こと「叡智の大火」(ないし☆3以上の種火)はショップで売却するとマナプリズム1個を入手できる。そしてそのショップを経営しているのは例の如くダ・ヴィンチちゃんな訳で…。</ref>。 |
− | : そのためこの礼装をすべて入手しようと多くのプレイヤーは銀の種火を集め、ひたすらダ・ヴィンチちゃんに投げつけたとか。<ref group = "注">銀の種火こと「叡智の大火」(ないし☆3以上の種火)はショップで売却するとマナプリズム1個を入手できる。そしてそのショップを経営しているのは例の如くダ・ヴィンチちゃんな訳で…。</ref> | |
| : ちなみに礼装自体は戦闘で手に入るQP(クォンタムピース、魔力リソースの欠片にしてFGO内での貨幣の役割をするものの一つ)を一定の割合増やすというものであり、ある程度やり込んでQPが足りなくなってきたプレイヤー向けの礼装だが、戦闘内では何の効果も発揮しないので直接的な戦力の強化手段にはならず、QPをたくさん稼げる曜日クエストを熱心に周回するプレイヤーでも無い限りは苦労に見合った恩恵が中々得られない礼装でもある。 | | : ちなみに礼装自体は戦闘で手に入るQP(クォンタムピース、魔力リソースの欠片にしてFGO内での貨幣の役割をするものの一つ)を一定の割合増やすというものであり、ある程度やり込んでQPが足りなくなってきたプレイヤー向けの礼装だが、戦闘内では何の効果も発揮しないので直接的な戦力の強化手段にはならず、QPをたくさん稼げる曜日クエストを熱心に周回するプレイヤーでも無い限りは苦労に見合った恩恵が中々得られない礼装でもある。 |
| : とはいえこれがダ・ヴィンチ本人による作品であるならば、これほどの額が付けられるのもやむ無しだろうか…… | | : とはいえこれがダ・ヴィンチ本人による作品であるならば、これほどの額が付けられるのもやむ無しだろうか…… |
− | : なお、以降ショップに追加されるようになった概念礼装の価格は<del>流石に苦情が来たのか</del>一律マナプリズム1,000個×5枚となり、上記礼装もレアプリズム復刻に際して同様の値下げがなされている。 | + | : なお、以降ショップに追加されるようになった概念礼装の価格は<del>流石に苦情が来たのか</del>一律マナプリズム1,000個×5枚となり、上記礼装もレアプリズム交換への恒常追加に際して同様の値下げがなされている。 |
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| ;「ははあ、私的には、いつのまにか暗号が仕込んでいたコトにされた国だな。<br> 描いているときにそんな余裕ないっつーの。あるとしたら、クライアントへの愚痴くらいだっつーの」 | | ;「ははあ、私的には、いつのまにか暗号が仕込んでいたコトにされた国だな。<br> 描いているときにそんな余裕ないっつーの。あるとしたら、クライアントへの愚痴くらいだっつーの」 |
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| : 物語の舞台から推測するに仕込んでいたコトにされた原因は、2003年にアメリカで出版された長編推理小説『ダ・ヴィンチ・コード』のことと思われる(詳しくは話題まとめを参照)。 | | : 物語の舞台から推測するに仕込んでいたコトにされた原因は、2003年にアメリカで出版された長編推理小説『ダ・ヴィンチ・コード』のことと思われる(詳しくは話題まとめを参照)。 |
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− | ;「そうか。それは私にはない発想だ。最強でも最優でもない。けれど小さな事を投げ出さない。<br /> ……ロマニが必要だと信じたのは、そういう<ruby><rb>人間</rb><rt>マスター</rt></ruby>だったんだね。」 | + | ;「そうか。それは私にはない発想だ。最強でも最優でもない。けれど小さな事を投げ出さない。<br> ……ロマニが必要だと信じたのは、そういう<ruby><rb>人間</rb><rt>マスター</rt></ruby>だったんだね。」 |
| : 『神聖円卓領域 キャメロット』にて、勝ち目の薄い獅子王との決戦に力を貸そうと集まった人々の「助けてくれた人がいる」「人間だと言ってくれた」「助ける義理もない異邦人に助けられた」という声を聞いて。 | | : 『神聖円卓領域 キャメロット』にて、勝ち目の薄い獅子王との決戦に力を貸そうと集まった人々の「助けてくれた人がいる」「人間だと言ってくれた」「助ける義理もない異邦人に助けられた」という声を聞いて。 |
| : 何よりも大切な使命や責任を背負って余力などないはずの善良な凡人が取った、利益や合理性を無視した行動がこのような形で戻ってきた事に、さしもの天才も笑顔と賞賛を隠せなかった。 | | : 何よりも大切な使命や責任を背負って余力などないはずの善良な凡人が取った、利益や合理性を無視した行動がこのような形で戻ってきた事に、さしもの天才も笑顔と賞賛を隠せなかった。 |
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− | ;「明日まで。肖像画を一日で仕上げろとかじゃなくて、<br/> オーダーメイドのレースカーを、骨組みから、一日で。」 | + | ;「明日まで。肖像画を一日で仕上げろとかじゃなくて、<br> オーダーメイドのレースカーを、骨組みから、一日で。」 |
− | : 期間限定イベント『デッドヒート・サマーレース』のイベントクエストにて、[[ネロ・クラウディウス〔キャスター〕|ネロ]]にレースカーの設計書を渡され「具体的に言うと明日までに」と言われて。QPはネロがいくらでも用意するとの事だったが、ある意味『マンガで分かるFGO』での抱き枕カバーイラストワンドロをも超えるとんでもない無茶振りである。 | + | : 期間限定イベント『デッドヒート・サマーレース』にて、[[ネロ・クラウディウス〔キャスター〕|ネロ]]にレースカーの設計書を渡され「具体的に言うと明日までに」と言われて。QPはネロがいくらでも用意するとの事だったが、ある意味『マンガで分かるFGO』での抱き枕カバーイラストワンドロをも超えるとんでもない無茶振りである。 |
| : しかし天才たるダ・ヴィンチちゃん、あり得ない無茶振りに多少面喰いつつも、「腕のいい溶接職人」や「ガソリンエンジンの回転数を計れる技師」などがいれば可能だと冷静に分析。[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|冷たい方のアルトリア君]]が手配した人材を使い、本当に一日でネロたちのチームのレースカーを制作してしまったようだ。 | | : しかし天才たるダ・ヴィンチちゃん、あり得ない無茶振りに多少面喰いつつも、「腕のいい溶接職人」や「ガソリンエンジンの回転数を計れる技師」などがいれば可能だと冷静に分析。[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|冷たい方のアルトリア君]]が手配した人材を使い、本当に一日でネロたちのチームのレースカーを制作してしまったようだ。 |
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| ;「<ruby><rb>いちばん大切な</rb><rt>オー、ビューティフル</rt></ruby>、<ruby><rb>心は痛まない</rb><rt>ナッシング・ハート</rt></ruby>!」 | | ;「<ruby><rb>いちばん大切な</rb><rt>オー、ビューティフル</rt></ruby>、<ruby><rb>心は痛まない</rb><rt>ナッシング・ハート</rt></ruby>!」 |
| :期間限定イベント『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』にて。 | | :期間限定イベント『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』にて。 |
− | :エリザベートのライブに行けば耳は壊れるが、行かなければ彼女は泣いてしまい、優しいマスターは心を痛めるのでライブに(強制的に)行かせるべき―――。 | + | :エリザベートのライブに行けば耳は壊れるが、行かなければ彼女は泣いてしまい、優しいマスターは心を痛めるのでライブに(強制的に)行かせるべき───。 |
| :そんな、心さえ守れば身体は傷ついても仕方ないというとんでもない屁理屈。 | | :そんな、心さえ守れば身体は傷ついても仕方ないというとんでもない屁理屈。 |
| :もちろん過去のライブによって、主人公は耳だけでなく<ruby><rb>心的外傷</rb><rt>トラウマ</rt></ruby>も負っているので上記の理屈は通らない。 | | :もちろん過去のライブによって、主人公は耳だけでなく<ruby><rb>心的外傷</rb><rt>トラウマ</rt></ruby>も負っているので上記の理屈は通らない。 |
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| ** 彼の代表作とされる「モナ・リザ」はモデルはフィレンツェの裕福貴族の夫人リザ・デル・ジョコンドというのが定説である。しかし一説には「'''自分自身の女体化'''」というとんでもない仮説が存在する。良く知られるダ・ヴィンチのラフな自画像を左右反転させ、モナ・リザの頭部と重ね合わせると顔のパーツの重なりがとても強い為である。更に言うと、禿頭白髭の老人の自画像で知られる彼だが、若い頃はかなりの美男子で、上記の同性愛・両性愛者説も、工房内の騒動に巻き込まれたことが原因の一つである(この当時、芸術家の工房は同性愛の温床で、その手のスキャンダルは珍しい事ではなかった。もっとも、その時は嫌疑は否定されたが)。 | | ** 彼の代表作とされる「モナ・リザ」はモデルはフィレンツェの裕福貴族の夫人リザ・デル・ジョコンドというのが定説である。しかし一説には「'''自分自身の女体化'''」というとんでもない仮説が存在する。良く知られるダ・ヴィンチのラフな自画像を左右反転させ、モナ・リザの頭部と重ね合わせると顔のパーツの重なりがとても強い為である。更に言うと、禿頭白髭の老人の自画像で知られる彼だが、若い頃はかなりの美男子で、上記の同性愛・両性愛者説も、工房内の騒動に巻き込まれたことが原因の一つである(この当時、芸術家の工房は同性愛の温床で、その手のスキャンダルは珍しい事ではなかった。もっとも、その時は嫌疑は否定されたが)。 |
| ** ちなみに老人のダ・ヴィンチも自身の姿の一つと否定しておらず、ダ・ヴィンチからしてみれば姿を変えることは服を変えると同じことのようだ。 | | ** ちなみに老人のダ・ヴィンチも自身の姿の一つと否定しておらず、ダ・ヴィンチからしてみれば姿を変えることは服を変えると同じことのようだ。 |
− | ** 身体的に明らかな女性で固定かつステータス隠蔽もないためか、[[シュヴァリエ・デオン]]や[[アストルフォ]]などの性別不詳組とは異なり、戦闘キャラとしては明確な女性扱い。「女性っぽい」サーヴァント全てを対象にする[[エドワード・ティーチ|黒髭]]の「紳士的な愛」だけに留まらず、厳密的に女性のみを対象とする[[エリザベート・バートリー|エリザベート]]の「嗜虐のカリスマ」などの対象にもなる。 | + | ** 身体的に明らかな女性で固定かつステータス隠蔽もないためか、[[シュヴァリエ・デオン]]や[[アストルフォ]]などの性別不詳組とは異なり、戦闘キャラとしては明確な女性扱い。「女性っぽい」サーヴァント全てを対象にする[[エドワード・ティーチ|黒髭]]の「紳士的な愛」だけに留まらず、厳密的に女性のみを対象とする[[エリザベート=バートリー|エリザベート]]の「嗜虐のカリスマ」などの対象にもなる。 |
− | ***ただし、『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』では彼ら同様チョコを貰うことも渡すこともできた。 | + | ***ただし、『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』以降のバレンタインイベントでは彼ら同様チョコを貰うことも渡すこともできた。 |
| *今回はキャスタークラスで現界しているが、[[ライダー]]クラスの適性も持っている。そちらで召喚されていれば、オーニソプターといった乗り物にマスターを乗せられるとマイルームで明かしている。 | | *今回はキャスタークラスで現界しているが、[[ライダー]]クラスの適性も持っている。そちらで召喚されていれば、オーニソプターといった乗り物にマスターを乗せられるとマイルームで明かしている。 |
− | **なお、ここでの会話は各種乗り物を召喚して使う事を想定しているようで、「キャスターでは手間がかかる」と述べている(実際、他のライダークラスのサーヴァントもだいたい乗り物は召喚している)。ただし「できない」とは言っていないのに加え、ダ・ヴィンチちゃんは現世の材料で自分で制作する事ができる。実際に第六章で上記の砂漠移動用車を作成して一行を乗せているあたり、さすがは天才というべきか。 | + | **なお、ここでの会話は各種乗り物を召喚して使う事を想定しているようで、「キャスターでは手間がかかる」と述べている(実際、他のライダークラスのサーヴァントもだいたい乗り物は召喚している)。ただし「できない」とは言っていないのに加え、ダ・ヴィンチちゃんは現世の材料で自分で制作する事ができる。実際に第一部第六章で上記の砂漠移動用車を作成して一行を乗せているあたり、さすがは天才というべきか。 |
| * 彼の担当するアイテムショップの背景では鳥のように翼が羽ばたく飛行機が天井から吊り下げられていたり、彼の生前の草案にある発明品らしきものが陳列している。 | | * 彼の担当するアイテムショップの背景では鳥のように翼が羽ばたく飛行機が天井から吊り下げられていたり、彼の生前の草案にある発明品らしきものが陳列している。 |
| * 右肩には謎の金色の機械じみた外見の鳥が止まっている。史実においても前述の飛行機のように生涯を通して「空を飛ぶ」という行為に特に熱を入れており、鳥のスケッチ、解剖も多く行っている。 | | * 右肩には謎の金色の機械じみた外見の鳥が止まっている。史実においても前述の飛行機のように生涯を通して「空を飛ぶ」という行為に特に熱を入れており、鳥のスケッチ、解剖も多く行っている。 |
| * 芸術には相当に造詣が深いが、[[織田信長]]が持ってきた九十九茄子などの茶器については「古ぼけていて言うほどの価値を感じない」と辛辣。日本の美術に対しては感性がないのか、投機・報奨的観点から(比喩ではなく、当時は名物には一国に比肩するほどの価値がつけられた)芸術作品としての実態以上に価値が肥大化していることを見抜いていたのかは不明。 | | * 芸術には相当に造詣が深いが、[[織田信長]]が持ってきた九十九茄子などの茶器については「古ぼけていて言うほどの価値を感じない」と辛辣。日本の美術に対しては感性がないのか、投機・報奨的観点から(比喩ではなく、当時は名物には一国に比肩するほどの価値がつけられた)芸術作品としての実態以上に価値が肥大化していることを見抜いていたのかは不明。 |
| * 宝具使用の際にかける眼鏡は対閃光防御用。ただしきのこ曰く「[[氷室の天地 Fate/school life|ましんえいいちろう]] に とっこう」とのこと。 | | * 宝具使用の際にかける眼鏡は対閃光防御用。ただしきのこ曰く「[[氷室の天地 Fate/school life|ましんえいいちろう]] に とっこう」とのこと。 |
− | * 上述した通り彼女は本編第六章において敵陣に単身特攻ししばらくの間消息不明となるのだが、その間ショップや強化ラボといった彼女が管理するシステムを利用しようとすると、彼女本人ではなく彼女のホログラムが応対に出てくるという、地味に本編の進行に合わせた仕掛けがあったりする。どうやら留守の際の対策もばっちりなようだ。 | + | * 上述した通り彼女は本編第一部第六章において敵陣に単身特攻ししばらくの間消息不明となるのだが、その間ショップや強化ラボといった彼女が管理するシステムを利用しようとすると、彼女本人ではなく彼女のホログラムが応対に出てくるという、地味に本編の進行に合わせた仕掛けがあったりする。どうやら留守の際の対策もばっちりなようだ。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
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| ;鏡文字 | | ;鏡文字 |
− | *台詞の項にあるモナ・リザイベントの「鏡文字にできなかった」だが、生前のダ・ヴィンチは左利きであり、手稿の殆どを左右反転した鏡文字で記述していた事で知られる。<br>これはダ・ヴィンチが性根の曲がった変人だから……ではなく、当時の先割れ式の羽ペンは右利き特化の構造だったせい。左手で持って左から右に向かって文字を書こうとすると、字が下手になるとかいうレベルではなく、物理的にちょっと無理があるレベルで字を書くのが難しいものだったのだ。なので、右手で字を書く練習をするよりも、左手で鏡文字を書いた方が楽だというのもあり得る。
| + | :台詞の項にある『ダ・ヴィンチちゃんと七人の贋作英霊』の「鏡文字にできなかった」だが、生前のダ・ヴィンチは左利きであり、手稿の殆どを左右反転した鏡文字で記述していた事で知られる。 |
| + | :これはダ・ヴィンチが性根の曲がった変人だから……ではなく、当時の先割れ式の羽ペンは右利き特化の構造だったせい。左手で持って左から右に向かって文字を書こうとすると、字が下手になるとかいうレベルではなく、物理的にちょっと無理があるレベルで字を書くのが難しいものだったのだ。なので、右手で字を書く練習をするよりも、左手で鏡文字を書いた方が楽だというのもあり得る。 |
| :また、彼女は識字障害だったという説もあり、その為、あの鏡文字こそが彼女にとっての「普通」であった可能性もある。 | | :また、彼女は識字障害だったという説もあり、その為、あの鏡文字こそが彼女にとっての「普通」であった可能性もある。 |
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| ;ダ・ヴィンチちゃんの暗号 | | ;ダ・ヴィンチちゃんの暗号 |
− | *作中でダ・ヴィンチちゃんは、「自分の作品に暗号が仕組まれたコトにされた」と度々愚痴っている。<br/>この愚痴が初めて出たのが第五章なので、その舞台から推測できる元ネタは2003年にアメリカで出版されたダン・ブラウン著作の長編推理小説『ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)』のことだろう。 | + | *作中でダ・ヴィンチちゃんは、「自分の作品に暗号が仕組まれたコトにされた」と度々愚痴っている。<br>この愚痴が初めて出たのが第一部第五章なので、その舞台から推測できる元ネタは2003年にアメリカで出版されたダン・ブラウン著作の長編推理小説『ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)』のことだろう。 |
| **レオナルド・ダ・ヴィンチが作品に残した謎や暗号を題材としたこの作品は、44言語に翻訳され7000万部を超える世界的大ベストセラーとなり、同時にダ・ヴィンチのミステリー性をさらに高める要因となった。その一方で、フィクションであるにも関わらず、ノンフィクションの『レンヌ=ル=シャトーの謎』からの要素借用を指してか「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と述べたため、カトリック教会を始め各方面に大きな波紋を呼んだ作品としても知られる。この小説によって、『最後の晩餐』の解釈の一つであったとある説が有名になり過ぎたのもイザコザを生んだ原因の一つだろう。 | | **レオナルド・ダ・ヴィンチが作品に残した謎や暗号を題材としたこの作品は、44言語に翻訳され7000万部を超える世界的大ベストセラーとなり、同時にダ・ヴィンチのミステリー性をさらに高める要因となった。その一方で、フィクションであるにも関わらず、ノンフィクションの『レンヌ=ル=シャトーの謎』からの要素借用を指してか「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と述べたため、カトリック教会を始め各方面に大きな波紋を呼んだ作品としても知られる。この小説によって、『最後の晩餐』の解釈の一つであったとある説が有名になり過ぎたのもイザコザを生んだ原因の一つだろう。 |
| *賛否両論ある著書だが、『Fate』のダ・ヴィンチちゃん的には、自分の作品にそういったミステリーを好き勝手に創作して盛り込まれたことに不服である模様。<del>歴史上の人物で好き勝手創作しているのは型月も同じなので、人の事を言える立場ではないが。</del> | | *賛否両論ある著書だが、『Fate』のダ・ヴィンチちゃん的には、自分の作品にそういったミステリーを好き勝手に創作して盛り込まれたことに不服である模様。<del>歴史上の人物で好き勝手創作しているのは型月も同じなので、人の事を言える立場ではないが。</del> |
− | **上記の通り、『ダ・ヴィンチ・コード』は現実(特にキリスト教関係を中心)には反論意見が絶えない作品である。<br/>しかし型月的には特に『Fate』シリーズの設定を考えると、一概に切って捨てられるような創作でもなかったりする。<br />作品のネタバレになるので詳しくは記載できないのだが、同作品の根底にある「聖杯」の設定は偶然にも『Fate/stat night』の大聖杯と奇妙な共通点があったりする。両作品には特に関わりはまったくないのだが、Fateシリーズファンが読むとまた別の見方ができるであろう作品といえる。<br/>なにせ、『ダ・ヴィンチ・コード』自体が「聖杯」を巡る人々の争いを描いている=『Fate』的にいえばある種の'''「聖杯戦争」'''の1つを描いたエピソードだと言えるのだから… | + | **上記の通り、『ダ・ヴィンチ・コード』は現実(特にキリスト教関係を中心)には反論意見が絶えない作品である。<br>しかし型月的には特に『Fate』シリーズの設定を考えると、一概に切って捨てられるような創作でもなかったりする。<br>作品のネタバレになるので詳しくは記載できないのだが、同作品の根底にある「聖杯」の設定は偶然にも『Fate/stat night』の大聖杯と奇妙な共通点があったりする。両作品には特に関わりはまったくないのだが、Fateシリーズファンが読むとまた別の見方ができるであろう作品といえる。<br>なにせ、『ダ・ヴィンチ・コード』自体が「聖杯」を巡る人々の争いを描いている=『Fate』的にいえばある種の'''「聖杯戦争」'''の1つを描いたエピソードだと言えるのだから…… |
| *さらに2016年から2017年にかけて全国5箇所で開催された「FGO冬祭り」のサブタイトルは「ダ・ヴィンチちゃん・コード」となっており、メインビジュアルも型月ではおなじみのパロティネタになっていたりする。 | | *さらに2016年から2017年にかけて全国5箇所で開催された「FGO冬祭り」のサブタイトルは「ダ・ヴィンチちゃん・コード」となっており、メインビジュアルも型月ではおなじみのパロティネタになっていたりする。 |
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| ;呼び名について | | ;呼び名について |
− | *皆から「ダ・ヴィンチちゃん」と呼ばれる彼女だが、実の所、この呼称は'''盛大に間違っている'''。<br/>史実のレオナルド・ダ・ヴィンチのフルネームは「レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ」であり、「ダ・ヴィンチ」の部分は本来姓ではなく、彼女の出身地であるヴィンチ村を指す言葉。「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を日本語に訳すなら、'''「ヴィンチ村のレオナルド」'''という意味になる。つまり、彼女を「ダ・ヴィンチ」と呼ぶのは、[[坂田金時|足柄山の金太郎]]を「足柄山さん」と言うような物である……と言えば、かなり奇異な呼称である事は分かるだろう。
| + | :皆から「ダ・ヴィンチちゃん」と呼ばれる彼女だが、実の所、この呼称は'''盛大に間違っている'''。 |
− | *もっともこの勘違いはFateに限った話ではなく、それこそ前述の推理小説『ダ・ヴィンチ・コード』などもその典型である。また、本人や知人が彼の事を「ダ・ヴィンチ」と呼んでいた、と言う記録も少数ながら存在するため、絶対にダ・ヴィンチではダメと言う訳ではなく、一種の愛称的な物と考えれば一応間違いではない。
| + | :史実のレオナルド・ダ・ヴィンチのフルネームは「レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ」であり、「ダ・ヴィンチ」の部分は本来姓ではなく、彼女の出身地であるヴィンチ村を指す言葉。「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を日本語に訳すなら、'''「ヴィンチ村のレオナルド」'''という意味になる。つまり、彼女を「ダ・ヴィンチ」と呼ぶのは、[[坂田金時|足柄山の金太郎]]を「足柄山さん」と言うような物である……と言えば、かなり奇異な呼称である事は分かるだろう。 |
− | *美術の世界では、ちゃんと「ダ・ヴィンチ」ではなく「レオナルド」と呼称されることの方が多い。
| + | :もっともこの勘違いはFateに限った話ではなく、それこそ前述の推理小説『ダ・ヴィンチ・コード』などもその典型である。また、本人や知人が彼の事を「ダ・ヴィンチ」と呼んでいた、と言う記録も少数ながら存在するため、絶対にダ・ヴィンチではダメと言う訳ではなく、一種の愛称的な物と考えれば一応間違いではない。 |
| + | :美術の世界では、ちゃんと「ダ・ヴィンチ」ではなく「レオナルド」と呼称されることの方が多い。 |
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| ;聖杯の書き手 | | ;聖杯の書き手 |
− | *Fateといえば聖杯戦争、聖杯戦争というからには聖杯がつきものだが、真の聖杯は最後の晩餐にて「かの人」が使ったワインを入れた杯とされており、つまり世界一有名な最後の晩餐を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチは同時に真なる聖杯を描いた人物ともいえる。<br/>しかし意外にも絵画で描かれている聖杯は他の様々な作品で描かれた聖杯と比べ非常に地味で簡素であるのは面白いところ。まぁ日常的に使う杯ならばどこにでもあるような杯でも別におかしくないのだが…、というよりかは聖杯自体があまりに神格化され豪奢な素材や作りに描かれた可能性もある。
| + | :Fateといえば聖杯戦争、聖杯戦争というからには聖杯がつきものだが、真の聖杯は最後の晩餐にて「かの人」が使ったワインを入れた杯とされており、つまり世界一有名な最後の晩餐を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチは同時に真なる聖杯を描いた人物ともいえる。 |
− | *ダ・ヴィンチが生きていた時代にはすでに聖杯伝説は産まれていたが、彼がそれをすでに知って聖杯を描いたのかは不明である。
| + | :しかし意外にも絵画で描かれている聖杯は他の様々な作品で描かれた聖杯と比べ非常に地味で簡素であるのは面白いところ。まぁ日常的に使う杯ならばどこにでもあるような杯でも別におかしくないのだが…、というよりかは聖杯自体があまりに神格化され豪奢な素材や作りに描かれた可能性もある。 |
| + | :ダ・ヴィンチが生きていた時代にはすでに聖杯伝説は産まれていたが、彼がそれをすでに知って聖杯を描いたのかは不明である。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
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| * [[登場人物]] | | * [[登場人物]] |
| * [[サーヴァント]] | | * [[サーヴァント]] |
− | *[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]] | + | * [[人理継続保障機関フィニス・カルデア]] |
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