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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
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− | | [[セイバー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || B || A+ || B || B || A || 対魔力:A<br/>騎乗:A+<br />神性:A || 武の祝福:A<br/>カリスマ:B<br/>離別の呪い:A<br>再縁の夢:EX || style="text-align:left"|強化クエスト2クリアで「離別の呪い」→「再縁の夢」に変化。 | + | | [[セイバー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || B || A+ || B || B || A || 対魔力:A<br>騎乗:A+<br>神性:A || 武の祝福:A<br>カリスマ:B<br>離別の呪い:A<br>再縁の夢:EX || style="text-align:left"|強化クエスト2クリアで「離別の呪い」→「再縁の夢」に変化。 |
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| :聖人ヴィシュヴァーミトラにより、あらゆる神魔に対抗するために授けられた数々の武器。 | | :聖人ヴィシュヴァーミトラにより、あらゆる神魔に対抗するために授けられた数々の武器。 |
| :投擲武器である円盤(チャクラ)、投槍シューラヴァタ、棍棒モーダキーとシカリー、シヴァ神が持つ三叉槍ピナーカ<ref group = "注">本来、シヴァ神が持つ三叉槍の名称はトリシューラと言う。ピナーカは弓の名称である。故に、マテリアルの記述は誤りである可能性が高い。</ref>を所持しているなど、その数は圧倒的。 | | :投擲武器である円盤(チャクラ)、投槍シューラヴァタ、棍棒モーダキーとシカリー、シヴァ神が持つ三叉槍ピナーカ<ref group = "注">本来、シヴァ神が持つ三叉槍の名称はトリシューラと言う。ピナーカは弓の名称である。故に、マテリアルの記述は誤りである可能性が高い。</ref>を所持しているなど、その数は圧倒的。 |
− | :神性が高ければ高いほどヴィシュヌに近い存在と見なされ、持ち込む数が多くなる。ランクAであればセイバーでありながら、アーチャー・ランサーとして活躍することも不可能ではない……のだが、実はカルデアに召喚された当初は、この宝具が封印されていることを[[幕間の物語]]でヴィシュヌ神に指摘されるまですっかり忘れていた。 | + | :神性が高ければ高いほどヴィシュヌに近い存在と見なされ、持ち込む数が多くなる。ランクAであればセイバーでありながら、アーチャー・ランサーとして活躍することも不可能ではない……のだが、実はカルデアに召喚された当初は、この宝具が封印されていることを自身の[[幕間の物語]]「ヴィシュヌの試練」でヴィシュヌ神に指摘されるまですっかり忘れていた。 |
| :その後Lostbelt No.4実装に伴うバトルグラフィックの改修により、EXアタックとしてこの宝具が使えるようになる。 | | :その後Lostbelt No.4実装に伴うバトルグラフィックの改修により、EXアタックとしてこの宝具が使えるようになる。 |
| :漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではシータの献身により霊基が回復した後には使用できるようになったようで、ディルムッドとの決戦時に披露していた。 | | :漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではシータの献身により霊基が回復した後には使用できるようになったようで、ディルムッドとの決戦時に披露していた。 |
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| == 真名:ラーマ == | | == 真名:ラーマ == |
− | :ラーマ。インドにおける二大叙事詩の一つ、「ラーマーヤナ」の主人公。ヴィシュヌのアヴァターラ。 | + | :インドにおける二大叙事詩の一つ、「ラーマーヤナ」の主人公。ヴィシュヌのアヴァターラ。 |
| :聖人から様々な武器を授け、高名な猿ハヌマーンが率いる猿の軍勢と共に、魔王ラーヴァナと彼が率いる軍を相手に戦い続けた。 | | :聖人から様々な武器を授け、高名な猿ハヌマーンが率いる猿の軍勢と共に、魔王ラーヴァナと彼が率いる軍を相手に戦い続けた。 |
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| :そもそもラーヴァナは、大神たるブラフマーを騙して得た力により、神々をも使役する羅刹の王。 | | :そもそもラーヴァナは、大神たるブラフマーを騙して得た力により、神々をも使役する羅刹の王。 |
| :唯一人間でしか倒せないと謳われる魔王であった。 | | :唯一人間でしか倒せないと謳われる魔王であった。 |
− | :神々の訴えを聞き届けたヴィシュヌは全てを忘れてただの人間――ラーマとして転生した。 | + | :神々の訴えを聞き届けたヴィシュヌは全てを忘れてただの人間──ラーマとして転生した。 |
| | | |
| :コサラの皇子として生まれたラーマは生まれながら聡明であったが、親族の陰謀により王位後継者の地位を剥奪され、国を追放されてしまう。 | | :コサラの皇子として生まれたラーマは生まれながら聡明であったが、親族の陰謀により王位後継者の地位を剥奪され、国を追放されてしまう。 |
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− | :彼と共に旅立った愛する后シータを魔王ラーヴァナに連れ去られたラーマは、彼女を取り戻そうと敢然と戦いを決意した。愛する者を求めて、ラーマは十四年間も戦い、遂に魔王ラーヴァナを倒すことができた。――しかし、彼はその過程で致命的な失策を犯してしまった。 | + | :彼と共に旅立った愛する后シータを魔王ラーヴァナに連れ去られたラーマは、彼女を取り戻そうと敢然と戦いを決意した。愛する者を求めて、ラーマは十四年間も戦い、遂に魔王ラーヴァナを倒すことができた。──しかし、彼はその過程で致命的な失策を犯してしまった。 |
| :猿同士の戦いに介入し、味方の猿スグリーバを手助けする為に敵対していた猿バーリを殺した際、ラーマは背中から騙し討ちにしたのだ。そういった卑怯な行為に怒ったバーリの妻はラーマに呪いを掛けた。 | | :猿同士の戦いに介入し、味方の猿スグリーバを手助けする為に敵対していた猿バーリを殺した際、ラーマは背中から騙し討ちにしたのだ。そういった卑怯な行為に怒ったバーリの妻はラーマに呪いを掛けた。 |
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| :……この呪いは、英霊になってもなお彼を縛り付け、ラーマとシータを引き裂いている。 | | :……この呪いは、英霊になってもなお彼を縛り付け、ラーマとシータを引き裂いている。 |
− | :そう、'''聖杯戦争であっても、二人は決して出会えないのだから――''' | + | :そう、'''聖杯戦争であっても、二人は決して出会えないのだから──''' |
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| ===関連=== | | ===関連=== |
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| ;[[ベオウルフ]] | | ;[[ベオウルフ]] |
| :第五特異点のアルカトラズにて、シータ救出のために戦った相手。 | | :第五特異点のアルカトラズにて、シータ救出のために戦った相手。 |
− | :カルデアでも馬が合うのか、一緒に競い合ったり[[パリス]]の幕間の物語で揃って彼にアドバイスしたりしている。 | + | :カルデアでも馬が合うのか、一緒に競い合ったり[[パリス]]の幕間の物語「英雄かくあるべし、と少年は思う」で揃って彼にアドバイスしたりしている。 |
| ;[[カルナ]] | | ;[[カルナ]] |
| :同郷の英雄。彼の腕を見込んで弓での勝負を所望する。二人ともアーチャークラスではないのだが…。 | | :同郷の英雄。彼の腕を見込んで弓での勝負を所望する。二人ともアーチャークラスではないのだが…。 |
| :カルナが師事したパラシュラーマはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身で、ラーマはパラシュラーマと一度だけ会った事がある。 | | :カルナが師事したパラシュラーマはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身で、ラーマはパラシュラーマと一度だけ会った事がある。 |
− | :幕間の物語では第一の試練、「佇まいの教示」として登場する。 | + | :自身の幕間の物語「ヴィシュヌの試練」では第一の試練、「佇まいの教示」として登場する。 |
| :インド異聞帯で彼がスーパーカルナとなった後は、自分も神々の力を借りてスーパーラーマになるべきなのかと悩んでいた。 | | :インド異聞帯で彼がスーパーカルナとなった後は、自分も神々の力を借りてスーパーラーマになるべきなのかと悩んでいた。 |
| ;[[アルジュナ]] | | ;[[アルジュナ]] |
− | :同郷の英雄。一人の妻を兄弟五人で共有するのは価値観が合わないようだ。<br />アルジュナを導いた英雄クリシュナはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身。 | + | :同郷の英雄。一人の妻を兄弟五人で共有するのは価値観が合わないようだ。 |
− | :ラーマの幕間では第二の試練、『不滅の刃』を統べるに足るか見極めるために登場。また彼の幕間でも、ラーマをモデルとした素体(人格)が問いを投げかけるために登場する。 | + | :アルジュナを導いた英雄クリシュナはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身。 |
| + | :自身の幕間では第二の試練、『不滅の刃』を統べるに足るか見極めるために登場。また彼の幕間「問い掛け続けることにこそ」でも、ラーマをモデルとした素体(人格)が問いを投げかけるために登場する。 |
| :インド異聞帯クリア後は「やはり汝は人間として戦う方がよい」「マスターと一緒にバナナでも食べに行こう」などと話す様子が見られる。 | | :インド異聞帯クリア後は「やはり汝は人間として戦う方がよい」「マスターと一緒にバナナでも食べに行こう」などと話す様子が見られる。 |
| ;[[ビーマ]] | | ;[[ビーマ]] |
− | :同郷の英雄。2023年バレンタインイベントで共演。 | + | :同郷の英雄。『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』で共演。 |
| :ラーマに助力したハヌマーンは、彼と同じく風神ヴァーユの子供である為、自身とも戦友の様なものと語っている。<del>ナートゥではない</del> | | :ラーマに助力したハヌマーンは、彼と同じく風神ヴァーユの子供である為、自身とも戦友の様なものと語っている。<del>ナートゥではない</del> |
| ;[[クー・フーリン〔オルタ〕]] | | ;[[クー・フーリン〔オルタ〕]] |
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| :その後心臓を抉られてしまうが、物語の中で傷を癒し、最後に遺恨を晴らすことになる。 | | :その後心臓を抉られてしまうが、物語の中で傷を癒し、最後に遺恨を晴らすことになる。 |
| ;[[ギルガメッシュ]] | | ;[[ギルガメッシュ]] |
− | :幕間の物語において、「愛の試練」として偽者のシータを引き連れて登場。 | + | :自身の幕間の物語において、「愛の試練」として偽者のシータを引き連れて登場。 |
| ;[[アレキサンダー]] | | ;[[アレキサンダー]] |
| :将来マケドニアを統べる王となる少年であり、温泉に浸かりながらお互いの体格の良さを褒め称えあう。 | | :将来マケドニアを統べる王となる少年であり、温泉に浸かりながらお互いの体格の良さを褒め称えあう。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === Fate/Grand Order === | | === Fate/Grand Order === |
− | ==== 戦闘 ====
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| ==== マイルーム ==== | | ==== マイルーム ==== |
| ;「サーヴァント、セイバー。偉大なるコサラの王、ラーマだ。大丈夫だ、余に全て任せるがいい!」 | | ;「サーヴァント、セイバー。偉大なるコサラの王、ラーマだ。大丈夫だ、余に全て任せるがいい!」 |
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| :マイルーム会話「[[アルジュナ]]」。妻を共有していることに関してはあまり好意的ではないようだ。 | | :マイルーム会話「[[アルジュナ]]」。妻を共有していることに関してはあまり好意的ではないようだ。 |
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− | ;「カルナ! あの異聞帯において汝の尽力がなければ、我らはマスター共々全滅していたと聞く。<br/> 無論、ここにいる汝ではないのだが……感謝は伝えなければな。王としての礼儀だ」 | + | ;「カルナ! あの異聞帯において汝の尽力がなければ、我らはマスター共々全滅していたと聞く。<br> 無論、ここにいる汝ではないのだが……感謝は伝えなければな。王としての礼儀だ」 |
| :マイルーム会話「[[カルナ]](『Lostbelt No.4』クリア後)」。カルナの異聞帯での活躍に触れ、王として、そして戦士として最大限の敬意を払う。 | | :マイルーム会話「[[カルナ]](『Lostbelt No.4』クリア後)」。カルナの異聞帯での活躍に触れ、王として、そして戦士として最大限の敬意を払う。 |
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− | ;「おお、アルジュナか! ……ああいや、異聞帯の汝には全く苦労させられたようだ。──ははは! やはり汝は『人間として』戦う方が良い。<br/> 折角だ、マスターと共にバナナでも食べに行くぞ! 着いて来い!」 | + | ;「おお、アルジュナか! ……ああいや、異聞帯の汝には全く苦労させられたようだ。──ははは! やはり汝は『人間として』戦う方が良い。<br> 折角だ、マスターと共にバナナでも食べに行くぞ! 着いて来い!」 |
| :マイルーム会話「[[アルジュナ]](『Lostbelt No.4』クリア後)」。異聞帯での出来事(記録)を見たらしいラーマは、汎人類史側のアルジュナに話しかける。 | | :マイルーム会話「[[アルジュナ]](『Lostbelt No.4』クリア後)」。異聞帯での出来事(記録)を見たらしいラーマは、汎人類史側のアルジュナに話しかける。 |
| :神ではなく人として生きる彼の在り方を温かく肯定し、続けて「バナナでも食べに行こう」と気さくに誘い出すのだった。 | | :神ではなく人として生きる彼の在り方を温かく肯定し、続けて「バナナでも食べに行こう」と気さくに誘い出すのだった。 |
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− | ;「あれが、アル、ジュナ……? ……おいおいマスター。一体、何をどうすればあの域に到達するのだ!?<br/> 最早あれは英雄ではなく、神に近いぞ!? あれと戦うなど……無茶もいいところだ!」 | + | ;「あれが、アル、ジュナ……? ……おいおいマスター。一体、何をどうすればあの域に到達するのだ!?<br> 最早あれは英雄ではなく、神に近いぞ!? あれと戦うなど……無茶もいいところだ!」 |
| :マイルーム会話「[[アルジュナ〔オルタ〕]]」。自身の知っているアルジュナとあまりにもかけ離れてしまっている彼には驚きを隠せない様子。 | | :マイルーム会話「[[アルジュナ〔オルタ〕]]」。自身の知っているアルジュナとあまりにもかけ離れてしまっている彼には驚きを隠せない様子。 |
| :ヴィシュヌ神の化身たるラーマにすら「無茶もいいところ」と言わしめる彼だが、それが成立するまでには想像を絶する苦痛があっただろうことは言うまでもない。 | | :ヴィシュヌ神の化身たるラーマにすら「無茶もいいところ」と言わしめる彼だが、それが成立するまでには想像を絶する苦痛があっただろうことは言うまでもない。 |
| | | |
− | ;「マスター! ぼ、───あ、いや。『余』だ。余に、何か用か? ……今『僕』と言いかけていた、だと?気のせいである!大変に気のせいである。<br/> ……余は、王だからな。一人称には気を付けねばならんのだ」 | + | ;「マスター! ぼ、───あ、いや。『余』だ。余に、何か用か? ……今『僕』と言いかけていた、だと?気のせいである!大変に気のせいである。<br> ……余は、王だからな。一人称には気を付けねばならんのだ」 |
| :マイルーム会話「絆レベル3(第五特異点クリア後)」。一人称に言及されてからの即訂正。 | | :マイルーム会話「絆レベル3(第五特異点クリア後)」。一人称に言及されてからの即訂正。 |
| :王としての威厳を保とうとしてはいるものの、どうやらぽろりと漏れかけたこちらの一人称の方が素に近いらしい。 | | :王としての威厳を保とうとしてはいるものの、どうやらぽろりと漏れかけたこちらの一人称の方が素に近いらしい。 |
| | | |
− | ;「わかった、余の負けだ……。確かに子供のようなものだな、余は……うん。だから余を導いてくれ。<br/> マスターの言葉であれば信じられるし、命を賭ける。──行こう!」 | + | ;「わかった、余の負けだ……。確かに子供のようなものだな、余は……うん。だから余を導いてくれ。<br> マスターの言葉であれば信じられるし、命を賭ける。──行こう!」 |
− | ;「ふっ……マスターとも長い付き合いになったな。永遠などないが、旅はまだ続き、思い出も残り続ける。<br/> 汝が健やかに生きることを、余は、……僕は、願っているぞ。さあ、行こう!」 | + | ;「ふっ……マスターとも長い付き合いになったな。永遠などないが、旅はまだ続き、思い出も残り続ける。<br> 汝が健やかに生きることを、余は、……僕は、願っているぞ。さあ、行こう!」 |
| :マイルーム会話「絆レベル5」。未熟な姿の少年王は、己の信ずるマスターと共に歩み、強くなっていくことだろう。 | | :マイルーム会話「絆レベル5」。未熟な姿の少年王は、己の信ずるマスターと共に歩み、強くなっていくことだろう。 |
| :そしてその未来さえもが細やかながら明るいものとなるよう、それこそ主従ではなく共に歩む友人として願うばかりである。 | | :そしてその未来さえもが細やかながら明るいものとなるよう、それこそ主従ではなく共に歩む友人として願うばかりである。 |
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| :第五特異点にて、狂化したクー・フーリンに心臓をやられ、損傷している怪我人だというのに「全力でまとめて消毒する」と自分を担いで敵軍に突っ込んでいくナイチンゲールに。そりゃあそう言いたくなるだろう。 | | :第五特異点にて、狂化したクー・フーリンに心臓をやられ、損傷している怪我人だというのに「全力でまとめて消毒する」と自分を担いで敵軍に突っ込んでいくナイチンゲールに。そりゃあそう言いたくなるだろう。 |
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− | ;「どこだ……シータ……どこにいる……?<br/> ……会いたかった、会いたかった。本当に、本当に会いたかったんだ。<br/> 僕は、君がいれば、それだけで良かった……!!」 | + | ;「どこだ……シータ……どこにいる……?<br> ……会いたかった、会いたかった。本当に、本当に会いたかったんだ。<br> 僕は、君がいれば、それだけで良かった……!!」 |
| :第五特異点第11節「ザ・ロック」。ついにシータを探し当てたものの体が限界を迎えてしまい、もはや何も見えなくなる中での魂の叫び。 | | :第五特異点第11節「ザ・ロック」。ついにシータを探し当てたものの体が限界を迎えてしまい、もはや何も見えなくなる中での魂の叫び。 |
| :それまでのやや高慢な物言いはどこかに消し飛び、まるで恋人と巡り会った少年のような喋り方になっている。 | | :それまでのやや高慢な物言いはどこかに消し飛び、まるで恋人と巡り会った少年のような喋り方になっている。 |
| :……おそらくはこちらの方が、彼が自分で言う所の「全盛期の本当の姿」なのであろう。 | | :……おそらくはこちらの方が、彼が自分で言う所の「全盛期の本当の姿」なのであろう。 |
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− | ;「余の限界はまだまだ先だが――。限界に到達しても、更にその先に行ける気がする。<br> なあ、マスター。余はな、マスターが好きだ。マシュも、ナイチンゲールも。<br> 小僧っ子にしか見えぬ余の命令をきちんと聞いてくれるこの兵たちも好きだ。<br> そして、余にその命を預けてくれたシータが心の底から好きだ。<br> 好きだから守りたいし、好きだから恐怖に屈せぬ。単純だろう?<br> だがな、突き詰めれば――英雄とは、そんな小さな想いから出発するものなのだ」 | + | ;「余の限界はまだまだ先だが──。限界に到達しても、更にその先に行ける気がする。<br> なあ、マスター。余はな、マスターが好きだ。マシュも、ナイチンゲールも。<br> 小僧っ子にしか見えぬ余の命令をきちんと聞いてくれるこの兵たちも好きだ。<br> そして、余にその命を預けてくれたシータが心の底から好きだ。<br> 好きだから守りたいし、好きだから恐怖に屈せぬ。単純だろう?<br> だがな、突き詰めれば──英雄とは、そんな小さな想いから出発するものなのだ」 |
| :第五特異点第20節「北米神話大戦 破」。狂王が待ち構えるワシントンに向かう最中に。 | | :第五特異点第20節「北米神話大戦 破」。狂王が待ち構えるワシントンに向かう最中に。 |
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− | ;「何を言っておる。我らはサーヴァント、戦うために召喚され、救うために戦うが定めだ。<br> まして今回は時代規模の戦いだ。<br> 皆、途中で倒れる無念こそあっても戦いそのものを忌避するような輩はおらぬ。<br> 笑って見送ってやれ。」<br>「余の願い、未だ叶わず――それでも。余は今回の戦いで誇れるものが幾つもある。<br> シータを救出することができた。しかも、今回は最短記録だ。<br> そして何より、お主たちと出会うことができた。この縁はシータや弟ラクシュマナと同じくらい尊いもの。<br> 再びお主のサーヴァントとなることができたら、それは最上の喜びだろう。<br> 故に、余はこう言う。――また会おう!!」 | + | ;「何を言っておる。我らはサーヴァント、戦うために召喚され、救うために戦うが定めだ。<br> まして今回は時代規模の戦いだ。<br> 皆、途中で倒れる無念こそあっても戦いそのものを忌避するような輩はおらぬ。<br> 笑って見送ってやれ。」<br>「余の願い、未だ叶わず──それでも。余は今回の戦いで誇れるものが幾つもある。<br> シータを救出することができた。しかも、今回は最短記録だ。<br> そして何より、お主たちと出会うことができた。この縁はシータや弟ラクシュマナと同じくらい尊いもの。<br> 再びお主のサーヴァントとなることができたら、それは最上の喜びだろう。<br> 故に、余はこう言う。──また会おう!!」 |
− | :第五特異点にてすべての戦いが終わり、いよいよ別れの時が来て――あまりにも大きな犠牲こそあったが、彼らは確かに勝利を掴んだ。 | + | :第五特異点にてすべての戦いが終わり、いよいよ別れの時が来て──あまりにも大きな犠牲こそあったが、彼らは確かに勝利を掴んだ。 |
| :ラーマもまた、いつかの再会を願い、笑いながら還っていく。 | | :ラーマもまた、いつかの再会を願い、笑いながら還っていく。 |
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− | ;「いかにもその通り!おまえたちは悲しみ、尊び、<ruby><rb>しかしそれだけだ</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> 散らばった玩具を纏めて片付けるように、世界を屑籠に叩き込もうとしている。<br> それは自己の欠点を、他者の短所を受け入れられない、小心者の戯言だ!<br> 我が名はコサラの王、ラーマ!これより全霊を以て、〇〇〇の盾となろう!」 | + | ;「いかにもその通り!おまえたちは悲しみ、尊び、<ruby><rb>しかしそれだけだ</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> 散らばった玩具を纏めて片付けるように、世界を屑籠に叩き込もうとしている。<br> それは自己の欠点を、他者の短所を受け入れられない、小心者の戯言だ!<br> 我が名はコサラの王、ラーマ!これより全霊を以て、○○の盾となろう!」 |
| :終局特異点にて、主人公やナイチンゲールと再び出会ったラーマ。魔神柱を前に、堂々と啖呵を切ってゆく。 | | :終局特異点にて、主人公やナイチンゲールと再び出会ったラーマ。魔神柱を前に、堂々と啖呵を切ってゆく。 |
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245行目: |
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| ==== 幕間の物語 ==== | | ==== 幕間の物語 ==== |
| ;「それでは、次の問いに答えよアルジュナ。<br> 貴様は誇り高き<ruby><rb>戦士</rb><rt>クシャトリヤ</rt></ruby>か? それとも別の──違う何かか?<br> さあ、戦いの後で答えを聞かせて貰おう!」<br>「されど、その答えは状況が平穏だからこそ許されるもの。危機に陥ったとき、真にその答えを選べるかどうか。」 | | ;「それでは、次の問いに答えよアルジュナ。<br> 貴様は誇り高き<ruby><rb>戦士</rb><rt>クシャトリヤ</rt></ruby>か? それとも別の──違う何かか?<br> さあ、戦いの後で答えを聞かせて貰おう!」<br>「されど、その答えは状況が平穏だからこそ許されるもの。危機に陥ったとき、真にその答えを選べるかどうか。」 |
− | :幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」にて。アルジュナの夢の中に現れた「ラーマ」は問いを投げかけ、試練として立ち塞がる。アルジュナの返答を真っ当なものだと認めつつ、さらに問いを重ねて次なる試練へと進ませるのだった。 | + | :アルジュナの幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」にて。アルジュナの夢の中に現れた「ラーマ」は問いを投げかけ、試練として立ち塞がる。アルジュナの返答を真っ当なものだと認めつつ、さらに問いを重ねて次なる試練へと進ませるのだった。 |
| :この「ラーマ」は厳密には本人ではなく、「人生に立ち塞がる様々な象徴」として、アルジュナの記憶が生み出した別人格である。 | | :この「ラーマ」は厳密には本人ではなく、「人生に立ち塞がる様々な象徴」として、アルジュナの記憶が生み出した別人格である。 |
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| ;「という夢を見た訳だお願いマスター助けてください!マシュも頼む!!」 | | ;「という夢を見た訳だお願いマスター助けてください!マシュも頼む!!」 |
− | :幕間の物語「ヴィシュヌの試練」にて。夢の中でヴィシュヌ神より「以後も加護を受けたくば試練に挑め」とのメッセージを受け取ったラーマだが、口調が思わず乱れるほどに慌ててしまっている。……ちなみにこのヴィシュヌ神、ラーマにとって何か大切なことを伝えてくれるのは間違いないのだが、「あくまでも自分が想像したヴィシュヌ様」であるためどうにもキャラが定まらずブレているようだ。 | + | :自身の幕間の物語「ヴィシュヌの試練」にて。夢の中でヴィシュヌ神より「以後も加護を受けたくば試練に挑め」とのメッセージを受け取ったラーマだが、口調が思わず乱れるほどに慌ててしまっている。……ちなみにこのヴィシュヌ神、ラーマにとって何か大切なことを伝えてくれるのは間違いないのだが、「あくまでも自分が想像したヴィシュヌ様」であるためどうにもキャラが定まらずブレているようだ。 |
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| ;「ああ、まったくもって余は恵まれていた。もっとも、楽しかったのは旅の始まりだけだ。<br> シータを攫われてからは、ただただ過酷だった。……なあ、マスター。<br> この戦いは人理修復のためのもの。これに命を懸けることに迷いも戸惑いもない。<br> しかし、もし余が真っ当な聖杯戦争で召喚されたなら、もしかすると余はこう願うのかもしれない。<br>『どうか過去を変えて欲しい』『シータが攫われなかった過去を』」 | | ;「ああ、まったくもって余は恵まれていた。もっとも、楽しかったのは旅の始まりだけだ。<br> シータを攫われてからは、ただただ過酷だった。……なあ、マスター。<br> この戦いは人理修復のためのもの。これに命を懸けることに迷いも戸惑いもない。<br> しかし、もし余が真っ当な聖杯戦争で召喚されたなら、もしかすると余はこう願うのかもしれない。<br>『どうか過去を変えて欲しい』『シータが攫われなかった過去を』」 |
| :試練に挑むためにアルカトラズへ向かう道中にて、ラーマは己の人生を語る。最愛の人を失わずに済む道があるのならば……そんな「もしも」の話が、思わず口をついて出る。 | | :試練に挑むためにアルカトラズへ向かう道中にて、ラーマは己の人生を語る。最愛の人を失わずに済む道があるのならば……そんな「もしも」の話が、思わず口をついて出る。 |
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− | ;「かもしれんな。<br> だが、それで召喚されるのはシータのことを思い出として割り切り、王として完成された余であろう。<br> マスターとの相性次第では、そちらで召喚される可能性もあったろうが――<br> どうやら、我がマスターはこちらの姿を望んでくれたらしい。<br> そしてそれは、余としても嬉しいことだ。」 | + | ;「かもしれんな。<br> だが、それで召喚されるのはシータのことを思い出として割り切り、王として完成された余であろう。<br> マスターとの相性次第では、そちらで召喚される可能性もあったろうが──<br> どうやら、我がマスターはこちらの姿を望んでくれたらしい。<br> そしてそれは、余としても嬉しいことだ。」 |
| :第二の試練として立ち塞がったアルジュナと一戦交えたあと、アルジュナから「これほど若い召喚でなければ試練を乗り越える必要などなかったでしょう」と問いかけられて。<br>英雄として、王として完成された己ではなく、未熟であっても、マスターがそれを望んでくれたことに嬉しさを感じていると答える。 | | :第二の試練として立ち塞がったアルジュナと一戦交えたあと、アルジュナから「これほど若い召喚でなければ試練を乗り越える必要などなかったでしょう」と問いかけられて。<br>英雄として、王として完成された己ではなく、未熟であっても、マスターがそれを望んでくれたことに嬉しさを感じていると答える。 |
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| :ラーマの答えを聞いたアルジュナは彼なりの言葉を送り、ラーマは素直にそれを受け取った。同郷の英雄同士、互いに認め合うものがあるようだ。 | | :ラーマの答えを聞いたアルジュナは彼なりの言葉を送り、ラーマは素直にそれを受け取った。同郷の英雄同士、互いに認め合うものがあるようだ。 |
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− | ;「……そう、わかっているんだよ。わかっているのだから、当然これは拒絶する。<br> でも、なあ、でも……。マスター……。」<br>「親しい者を拒絶するのは、辛いな。<br> 過去の余は、どうしてこんなことを――無用な争いを避けるためとはいえ。<br> どうして――こんなことを、してしまったのか。」<br>「できない、シータ。それだけは、絶対にできない。<br> マスターの手を離すということは、かつて僕がシータにやったことと<ruby><rb>同じことだ</rb><rt>・・・・・</rt></ruby>。<br> 今度は、離しちゃいけないんだ。」 | + | ;「……そう、わかっているんだよ。わかっているのだから、当然これは拒絶する。<br> でも、なあ、でも……。マスター……。」<br>「親しい者を拒絶するのは、辛いな。<br> 過去の余は、どうしてこんなことを──無用な争いを避けるためとはいえ。<br> どうして──こんなことを、してしまったのか。」<br>「できない、シータ。それだけは、絶対にできない。<br> マスターの手を離すということは、かつて僕がシータにやったことと<ruby><rb>同じことだ</rb><rt>・・・・・</rt></ruby>。<br> 今度は、離しちゃいけないんだ。」 |
| :最後の試練は「愛の試練」。現れた偽物のシータに「マスターとの契約を切れば永遠に一緒にいられる」と告げられるが、ラーマは誘いを拒絶する。かつて己が犯した最大の過ち、シータを疑ってしまったがために失ってしまったこと。そのようなことは二度とは繰り返さない、と。 | | :最後の試練は「愛の試練」。現れた偽物のシータに「マスターとの契約を切れば永遠に一緒にいられる」と告げられるが、ラーマは誘いを拒絶する。かつて己が犯した最大の過ち、シータを疑ってしまったがために失ってしまったこと。そのようなことは二度とは繰り返さない、と。 |
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| ;「試練……か。<br> 確かにそうだな、この体の余は未熟で。精神もきっと未熟だ。<br> 偽物のシータにすら、あれほど動揺する始末ではな。<br> だが、マスター。余は何度でも試練を潜り抜けてみせよう。<br> その度に、君やシータを守る強さが手に入るなら。それはきっと、正しい行いだ。」 | | ;「試練……か。<br> 確かにそうだな、この体の余は未熟で。精神もきっと未熟だ。<br> 偽物のシータにすら、あれほど動揺する始末ではな。<br> だが、マスター。余は何度でも試練を潜り抜けてみせよう。<br> その度に、君やシータを守る強さが手に入るなら。それはきっと、正しい行いだ。」 |
− | :カルナ、アルジュナ、そしてギルガメッシュ――試練を乗り越えたラーマは満身創痍ながらも、得たものは確かにあった。彼は何度でも試練に挑み、それを乗り越え、強くなっていくのだろう。 | + | :カルナ、アルジュナ、そしてギルガメッシュ──試練を乗り越えたラーマは満身創痍ながらも、得たものは確かにあった。彼は何度でも試練に挑み、それを乗り越え、強くなっていくのだろう。 |
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| ==== イベント ==== | | ==== イベント ==== |
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| :「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」にて。温泉に浸かりつつ少年王たちと談笑。アレキサンダーに鍛え抜かれた肉体を称えられ、良い機会だと腕相撲による勝負を申し込むのだが……。 | | :「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」にて。温泉に浸かりつつ少年王たちと談笑。アレキサンダーに鍛え抜かれた肉体を称えられ、良い機会だと腕相撲による勝負を申し込むのだが……。 |
| :ブラフマーストラが滑ったとはいったい。 | | :ブラフマーストラが滑ったとはいったい。 |
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− | ==== その他 ====
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| == メモ == | | == メモ == |
| *ライダークラス並の騎乗スキルは、[[ギルガメッシュ]]も使った空飛ぶ戦車ヴィマーナで同じくヴィマーナに乗ったラーヴァナと撃ち合った逸話、あるいは神鳥ガルーダがヴィシュヌの乗り物であることに由来しているか。 | | *ライダークラス並の騎乗スキルは、[[ギルガメッシュ]]も使った空飛ぶ戦車ヴィマーナで同じくヴィマーナに乗ったラーヴァナと撃ち合った逸話、あるいは神鳥ガルーダがヴィシュヌの乗り物であることに由来しているか。 |
− | *「羅刹を穿つ不滅」は投げて使うとあるが、実際のアニメーションでは高速回転する光輪となって飛んで行くというもの。<br />ヴィシュヌの所有する武器である戦輪(チャクラム)を模しているのかもしれない。 | + | *「羅刹を穿つ不滅」は投げて使うとあるが、実際のアニメーションでは高速回転する光輪となって飛んで行くというもの。<br>ヴィシュヌの所有する武器である戦輪(チャクラム)を模しているのかもしれない。 |
| *表記こそ別だが、宝具の読み「ブラフマーストラ」は[[カルナ]]も使用している。大元は創造神ブラフマーが持つ必殺の投擲武器。ブラフマーが使う武器はすべてブラフマーストラなので、形が違えど本質的には変わらない。『Apocrypha』においてはカルナがこの宝具の事を『<ruby><rb>不滅の刃</rb><rt>ブラフマーストラ</rt></ruby>』と呼んでいる事からも共通点が窺える。 | | *表記こそ別だが、宝具の読み「ブラフマーストラ」は[[カルナ]]も使用している。大元は創造神ブラフマーが持つ必殺の投擲武器。ブラフマーが使う武器はすべてブラフマーストラなので、形が違えど本質的には変わらない。『Apocrypha』においてはカルナがこの宝具の事を『<ruby><rb>不滅の刃</rb><rt>ブラフマーストラ</rt></ruby>』と呼んでいる事からも共通点が窺える。 |
| *彼にとってブラフマーストラとは「あらゆる魔性を退治する矢」であるため、本来彼はセイバーではなくアーチャーとして召喚される方が正しい。実際ラーマ自身も「弓のほうが得意」である事が李書文によって語られたが、そんな彼がセイバーとなっているのは、彼が会いたいと願うシータに関わる代表的なエピソードが弓であり、弓の宝具(「追想せし無双弓」)を持つため、同じクラスとなることを避けたが故。 | | *彼にとってブラフマーストラとは「あらゆる魔性を退治する矢」であるため、本来彼はセイバーではなくアーチャーとして召喚される方が正しい。実際ラーマ自身も「弓のほうが得意」である事が李書文によって語られたが、そんな彼がセイバーとなっているのは、彼が会いたいと願うシータに関わる代表的なエピソードが弓であり、弓の宝具(「追想せし無双弓」)を持つため、同じクラスとなることを避けたが故。 |
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| ***なお、李書文からの又聞きによると「最優がセイバーならば、王としては最優を選ぶ」だそうだが、ダ・ヴィンチちゃんからはロマンチストであると評されている。そして少年で召喚されたのもシータを求めて戦った時代こそを全盛期とするため。 | | ***なお、李書文からの又聞きによると「最優がセイバーならば、王としては最優を選ぶ」だそうだが、ダ・ヴィンチちゃんからはロマンチストであると評されている。そして少年で召喚されたのもシータを求めて戦った時代こそを全盛期とするため。 |
| *キャラクターデザインの輪くすさが氏はラーマとシータをデザインする際、彼ら2人を同一人物が服を着替え変身した姿だと勘違いしていたらしい。 | | *キャラクターデザインの輪くすさが氏はラーマとシータをデザインする際、彼ら2人を同一人物が服を着替え変身した姿だと勘違いしていたらしい。 |
| + | **なお、後の『[https://fate-go.us/chaldeabreakroom/jp/vol32.html ChaldeaBreakroom Vol.32]』では「ラーマは何かのトリガーで女性に変身する」と聞かされていたようで、いつの間にか女性の方が独立したキャラクターになっていて驚いたと氏は語っている。 |
| *ファンの中ではあらゆる武術の祖であるカラリパヤットの祖であると言われる事もあるが、そのカラリパヤットを作ったのは「パラシュラーマ」という別人である。厳密には同じヴィシュヌのアヴァラータであるため他人とも言えないが、生い立ちは全く違う者であり実際に「ラーマーヤナ」においてラーマとパラシュラーマが対面するシーンもあるため決して同一人物という訳ではない。ちなみにこのパラシュラーマはカルナの武術の師であり、ラーマは彼と混同しないように「ラーマチャンドラ」という別名で呼ばれる事もある。 | | *ファンの中ではあらゆる武術の祖であるカラリパヤットの祖であると言われる事もあるが、そのカラリパヤットを作ったのは「パラシュラーマ」という別人である。厳密には同じヴィシュヌのアヴァラータであるため他人とも言えないが、生い立ちは全く違う者であり実際に「ラーマーヤナ」においてラーマとパラシュラーマが対面するシーンもあるため決して同一人物という訳ではない。ちなみにこのパラシュラーマはカルナの武術の師であり、ラーマは彼と混同しないように「ラーマチャンドラ」という別名で呼ばれる事もある。 |
| *宝具『羅刹を穿つ不滅』は『Grand Order』では単体攻撃に加え、初出となる「魔性特攻」の効果を持つ。この魔性に該当するエネミーは公式からの発表はないが、5章より追加されたバイコーンなどのエネミーの他、「鬼種の魔」スキルを持つサーヴァントが該当することが確認されている。 | | *宝具『羅刹を穿つ不滅』は『Grand Order』では単体攻撃に加え、初出となる「魔性特攻」の効果を持つ。この魔性に該当するエネミーは公式からの発表はないが、5章より追加されたバイコーンなどのエネミーの他、「鬼種の魔」スキルを持つサーヴァントが該当することが確認されている。 |
| *日本でも人気を博したインド映画『バーフバリ』。その主人公バーフバリは驚かされるばかりの神業を幾度も披露する超人的な戦士であり、劇中で彼の弓の腕前が「ラーマ神のようだ」と讃えられる場面がある。称賛のために名前を使われるというのは、ラーマが最高の戦士として尊敬を受けている証だと言えるだろう。 | | *日本でも人気を博したインド映画『バーフバリ』。その主人公バーフバリは驚かされるばかりの神業を幾度も披露する超人的な戦士であり、劇中で彼の弓の腕前が「ラーマ神のようだ」と讃えられる場面がある。称賛のために名前を使われるというのは、ラーマが最高の戦士として尊敬を受けている証だと言えるだろう。 |
| **その後ラーマは、日本で更なる人気を博したインド映画『RRR』の主人公のオマージュモデルにもなっており、シータも彼の許嫁役として登場している。ちなみに本作のもう一人の主人公は[[ビーマ]]をオマージュしている。 | | **その後ラーマは、日本で更なる人気を博したインド映画『RRR』の主人公のオマージュモデルにもなっており、シータも彼の許嫁役として登場している。ちなみに本作のもう一人の主人公は[[ビーマ]]をオマージュしている。 |
− | ***なお概念礼装『BRD』では道満、ラーマ、ビーマで『RRR』のパロディをやっている。 | + | ***なお[[概念礼装]]『BRD』では[[蘆屋道満]]、ラーマ、ビーマで『RRR』のパロディをやっている。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |