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| | タイトル = ライダー | | | タイトル = ライダー |
| | 真名 = イヴァン雷帝 | | | 真名 = イヴァン雷帝 |
− | | 読み = イヴァンらいてい | + | | 読み = -らいてい |
| | 外国語表記 = Ivan the Terrible | | | 外国語表記 = Ivan the Terrible |
| | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] |
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| | 二人称 = 汝(なれ)/おまえ/そなた | | | 二人称 = 汝(なれ)/おまえ/そなた |
| | 三人称 = あやつ | | | 三人称 = あやつ |
− | | 本名 = イヴァン4世<br/>イヴァン・ヴァシリエヴィチ | + | | 本名 = イヴァン4世<br>イヴァン・ヴァシリエヴィチ |
| | 愛称 = | | | 愛称 = |
| | イメージカラー = | | | イメージカラー = |
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| | | |
| ;略歴 | | ;略歴 |
− | :[[永久凍土帝国 アナスタシア|ロシア異聞帯]]の王として存命している状態で登場。自身と国民を魔獣と寒波から身を守るべく、人と獣の掛け合わせである新人類「[[ヤガ]]」に変え、その後2018年まで四百五十年の間、執政し続けていた。 | + | :Lostbelt No.1『[[永久凍土帝国 アナスタシア|永久凍土帝国 アナスタシア]]』にて、ロシア[[異聞帯の王]]として存命している状態で登場。自身と国民を魔獣と寒波から身を守るべく、人と獣の掛け合わせである新人類「[[ヤガ]]」に変え、その後2018年まで四百五十年の間、執政し続けていた。 |
− | :自らのロシアが異聞帯であることを認識しつつも、異星の神の干渉を拒絶しており、空想樹を根付かせないまま他の異聞帯に領域に攻め込もうと考えていた。 | + | :自らのロシアが[[異聞帯]]であることを認識しつつも、[[異星の神]]の干渉を拒絶しており、[[空想樹]]を根付かせないまま他の異聞帯に領域に攻め込もうと考えていた。 |
− | :シャドウ・ボーダーがロシアに出現したころには[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|モーツァルト]]と[[アントニオ・サリエリ|サリエリ]]の演奏するピアノ、マカリー神父の振りをした[[グレゴリー・ラスプーチン]]、イヴァン雷帝の妻の振りをした[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]によって眠り続けており、彼らの言葉を信じるがままに平和なロシアを夢見つつ宝具『我が夢路に這い出よ黒犬』を発動させ[[殺戮猟兵]]を生み出していた。 | + | :[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]がロシアに出現したころには[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|モーツァルト]]と[[アントニオ・サリエリ|サリエリ]]の演奏するピアノ、マカリー神父の振りをした[[グレゴリー・ラスプーチン]]、イヴァン雷帝の妻の振りをした[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]によって眠り続けており、彼らの言葉を信じるがままに平和なロシアを夢見つつ宝具『我が夢路に這い出よ黒犬』を発動させ[[殺戮猟兵]]を生み出していた。 |
− | :首都ヤガ・モスクワで[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちが暴れた事で、夢から覚め、[[殺戮猟兵]]の消滅とともに正しい現実を理解。一時休戦した主人公たちとカドック、アナスタシアと対峙する。 | + | :首都ヤガ・モスクワで[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちが暴れた事で、夢から覚め、殺戮猟兵の消滅とともに正しい現実を理解。一時休戦した主人公たちと[[カドック・ゼムルプス|カドック]]、アナスタシアと対峙する。 |
− | :『王冠・叡智の光』すら追い込む圧倒的な力を発揮するも、サリエリの演奏に心を乱され、サリエリに放った雷撃を[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の『いまは脆き夢想の城』で防がれ、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]に振り下ろした巨大な鼻を[[宮本武蔵]]の『六道五輪・倶利伽羅天象』で真っ二つにされ、それらによって生じた隙に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の操る『王冠・叡智の光』によって本体の王冠を山岳型魔獣から引き剥がされ、サーヴァント相応にまで力を落とす。 | + | :[[アヴィケブロン]]の宝具『王冠・叡智の光』すら追い込む圧倒的な力を発揮するも、サリエリの演奏に心を乱され、サリエリに放った雷撃を[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の『いまは脆き夢想の城』で防がれ、マシュに振り下ろした巨大な鼻を[[宮本武蔵]]の『六道五輪・倶利伽羅天象』で真っ二つにされ、それらによって生じた隙に主人公の操る『王冠・叡智の光』によって本体の王冠を山岳型魔獣から引き剥がされ、サーヴァント相応にまで力を落とす。 |
| :その後、皇帝の座を巡ってアナスタシアと戦い敗北。主人公に最後の問いを投げ掛け、答えられなかった主人公に世界の存亡をかけて挑むが敗北。覚悟を決めないままの相手に負けたことを一度は嘆くも、主人公が見せたその感情こそ最愛の妻が尊び、そしてヤガが失ってしまったものであると悟り主人公の勝利を認めながら消滅した。 | | :その後、皇帝の座を巡ってアナスタシアと戦い敗北。主人公に最後の問いを投げ掛け、答えられなかった主人公に世界の存亡をかけて挑むが敗北。覚悟を決めないままの相手に負けたことを一度は嘆くも、主人公が見せたその感情こそ最愛の妻が尊び、そしてヤガが失ってしまったものであると悟り主人公の勝利を認めながら消滅した。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :魔獣のような姿をした、神に近い存在。ロシアの凍土で発見された最古の巨大生物である山岳型魔獣と結合しており、その大きさは[[アタランテ〔オルタ〕]]が「オリンポスの神々の真体とやらなら釣り合う」と言うほど。カルデアに召喚された際は山岳型魔獣から引き剥がされた本体の姿で顕現する。本体も象に近い形状をしており、肩に巨大な牙が生えている。 | + | :魔獣のような姿をした、神に近い存在。ロシアの凍土で発見された最古の巨大生物である山岳型魔獣と結合しており、その大きさは[[アタランテ〔オルタ〕]]が「[[オリュンポス十二神|オリンポスの神々]]の真体とやらなら釣り合う」と言うほど。カルデアに召喚された際は山岳型魔獣から引き剥がされた本体の姿で顕現する。本体も象に近い形状をしており、肩に巨大な牙が生えている。 |
| :「ロシア最悪の暴君」と謳われるだけあって、その苛烈さと残虐さは類を見ない。そしてその一方で、神に対してはひたすら敬虔な信徒であった。そのあまりに相反する二面性は、真っ当な人間が許容できるものではなく、絶対的な権限を持った皇帝のみに許された特権であっただろう。 | | :「ロシア最悪の暴君」と謳われるだけあって、その苛烈さと残虐さは類を見ない。そしてその一方で、神に対してはひたすら敬虔な信徒であった。そのあまりに相反する二面性は、真っ当な人間が許容できるものではなく、絶対的な権限を持った皇帝のみに許された特権であっただろう。 |
| :現代の知識によって自身の状況を弁えてはいるが、一般の人……もとい、ヤガであればこのサーヴァントを目視しただけで昏倒するだろう。姿形が怪物であるだけでなく、彼の持つ権勢があまりに圧倒的であるからだ。 | | :現代の知識によって自身の状況を弁えてはいるが、一般の人……もとい、ヤガであればこのサーヴァントを目視しただけで昏倒するだろう。姿形が怪物であるだけでなく、彼の持つ権勢があまりに圧倒的であるからだ。 |
| :カルデアに召喚された際は、汎人類史と異聞帯の意識を持ちつつ、異聞帯の肉体で顕現している。 | | :カルデアに召喚された際は、汎人類史と異聞帯の意識を持ちつつ、異聞帯の肉体で顕現している。 |
| ;能力 | | ;能力 |
− | :山岳型魔獣との結合時の霊基数値は神霊サーヴァントにも引けを取らない<ref group = "注">[[カイニス]]が「主神たちと殴り合っても勝てそう」と言うほど。</ref>。 | + | :山岳型魔獣との結合時の霊基数値は[[神霊]]サーヴァントにも引けを取らない<ref group = "注">[[カイニス]]が「主神たちと殴り合っても勝てそう」と言うほど。</ref>。 |
| :動くだけで雪崩が起き、鼻で地面を突き刺せば、対軍宝具の代わりとなる。天に掲げた鼻の先端に嵐が渦巻き、恐るべき威力を誇る神霊クラスの雷撃を放つことも可能。 | | :動くだけで雪崩が起き、鼻で地面を突き刺せば、対軍宝具の代わりとなる。天に掲げた鼻の先端に嵐が渦巻き、恐るべき威力を誇る神霊クラスの雷撃を放つことも可能。 |
| :ただし、動きが鈍くサーヴァントの動きに反応できない。尤も、サーヴァントでも対抗すること自体が困難である。 | | :ただし、動きが鈍くサーヴァントの動きに反応できない。尤も、サーヴァントでも対抗すること自体が困難である。 |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
| |- | | |- |
− | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || A+ || D || C || B || A || 対魔力:D<br>騎乗:EX || 矛盾精神:A→A+<br>無辜の怪物(異):A<br>非常大権:A || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「矛盾精神」がAからA+にランクアップ。 | + | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || A+ || D || C || B || A || 対魔力:D<br>騎乗:EX || 矛盾精神:A→A+<br>無辜の怪物(異):A<br>非常大権:A || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「矛盾精神」がA+ランクに上昇。 |
| |} | | |} |
| | | |
| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 我が夢路に這い出よ黒犬(チョールヌイ・オプリチニキ) | | ; 我が夢路に這い出よ黒犬(チョールヌイ・オプリチニキ) |
− | : ランク:B<br />種別:対人宝具<br />レンジ:領土内すべて(Fate Grand Order プロフィール)/ 1(Fate Grand Order Material Ⅶ)<br />最大捕捉:3000人(Fate Grand Order プロフィール) / 500人(Fate Grand Order Material Ⅶ) | + | : ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:領土内すべて(Fate/Grand Order プロフィール)/ 1(Fate/Grand Order Material Ⅶ)<br>最大捕捉:3000人(Fate/Grand Order プロフィール) / 500人(Fate/Grand Order Material Ⅶ) |
| : 黒犬兵団。イヴァン雷帝が非常大権と共に導入した「親衛隊(オプリチニキ)」が変貌した宝具。 | | : 黒犬兵団。イヴァン雷帝が非常大権と共に導入した「親衛隊(オプリチニキ)」が変貌した宝具。 |
− | :オプリチニキとはあらゆる貴族に対する財産、土地の没収などを行える権限を持つイヴァン雷帝の手足とでも言うべき存在だった。 | + | : オプリチニキとはあらゆる貴族に対する財産、土地の没収などを行える権限を持つイヴァン雷帝の手足とでも言うべき存在だった。 |
| : 黒衣を纏い、黒毛の馬に乗り、黒い馬具をつけ、馬の首には犬の頭をくくりつけた。 | | : 黒衣を纏い、黒毛の馬に乗り、黒い馬具をつけ、馬の首には犬の頭をくくりつけた。 |
| : 同時に獣毛を箒状に編んだ鞭を持ち、「裏切り者に対しては犬のように襲い掛かり、箒で掃き出す」という意味合いを込めたという。 | | : 同時に獣毛を箒状に編んだ鞭を持ち、「裏切り者に対しては犬のように襲い掛かり、箒で掃き出す」という意味合いを込めたという。 |
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| | | |
| ; 我が旅路に従え獣(ズヴェーリ・クレースニーホッド) | | ; 我が旅路に従え獣(ズヴェーリ・クレースニーホッド) |
− | : ランク:A+<br />種別:対人宝具<br />レンジ:0(Fate Grand Order プロフィール) / 1(Fate Grand Order Material Ⅶ)<br />最大捕捉:1人 | + | : ランク:A+<br>種別:対人宝具<br>レンジ:0(Fate/Grand Order プロフィール) / 1(Fate/Grand Order Material Ⅶ)<br>最大捕捉:1人 |
| : 神獣の十字行。皇帝がいずれ行き着く(と信じている)天上の国に向けての行進。 | | : 神獣の十字行。皇帝がいずれ行き着く(と信じている)天上の国に向けての行進。 |
| : つまり前に立ちふさがる者は皇帝への叛逆であり、それは即ち神への冒涜である。 | | : つまり前に立ちふさがる者は皇帝への叛逆であり、それは即ち神への冒涜である。 |
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| :イヴァン雷帝の英雄としての資質か、それとも<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>としての血統か。 | | :イヴァン雷帝の英雄としての資質か、それとも<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>としての血統か。 |
| :マンモスやサーベルタイガーなどのような、成長が原因の破滅すらも乗り越えた…否、乗り越えてしまった。 | | :マンモスやサーベルタイガーなどのような、成長が原因の破滅すらも乗り越えた…否、乗り越えてしまった。 |
− | :もはや崇拝され、愛される頂きの存在ではなく―――ただただ恐ろしい怪物へと成り果てた。 | + | :もはや崇拝され、愛される頂きの存在ではなく───ただただ恐ろしい怪物へと成り果てた。 |
| | | |
| :現在の人類史にいたる過程で「不要なもの、不要なゆらぎ(IF)」としてそぎ落とされた“もしも”のロシア、 | | :現在の人類史にいたる過程で「不要なもの、不要なゆらぎ(IF)」としてそぎ落とされた“もしも”のロシア、 |
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| :彼の帝国に住まう者はみなヤガだが、それは人間の姿では最早生きていけない過酷な環境だからだ。 | | :彼の帝国に住まう者はみなヤガだが、それは人間の姿では最早生きていけない過酷な環境だからだ。 |
| :それは「最早人間とは異なる生物」を世界に産み落としたも同然であり、その過程で彼らは人間であった時に得た大切なものを失った。 | | :それは「最早人間とは異なる生物」を世界に産み落としたも同然であり、その過程で彼らは人間であった時に得た大切なものを失った。 |
− | :やがて精神も変容してしまった彼らは行き詰まりの人類史―――「剪定されるべき世界」と認識されてしまった。 | + | :やがて精神も変容してしまった彼らは行き詰まりの人類史───「剪定されるべき世界」と認識されてしまった。 |
| | | |
| :慟哭は止まらず、雷帝は嘆きながら巡礼を歩む。 | | :慟哭は止まらず、雷帝は嘆きながら巡礼を歩む。 |
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| ===関連=== | | ===関連=== |
| ;イヴァン雷帝の書庫 | | ;イヴァン雷帝の書庫 |
− | :絆礼装でも触れられている、イヴァン雷帝が所持していた蔵書群。 | + | :彼自身の同名の[[概念礼装|絆礼装]]でも触れられている、イヴァン雷帝が所持していた蔵書群。 |
| :両親から受け継いだ遺産に加え、本人の願いの為に集めた本の群れは学者や魔術師が全てを投げ打ってでも欲しがる程であったという。 | | :両親から受け継いだ遺産に加え、本人の願いの為に集めた本の群れは学者や魔術師が全てを投げ打ってでも欲しがる程であったという。 |
| :『[[Fate/Apocrypha]]』に登場した魔術師の一人である[[ジーン・ラム]]も稀覯本のために彼の書庫を追い求めていたとか。 | | :『[[Fate/Apocrypha]]』に登場した魔術師の一人である[[ジーン・ラム]]も稀覯本のために彼の書庫を追い求めていたとか。 |
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| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | : Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』配信後、期間限定で実装されたロシア異聞帯の王。 | + | : Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』開幕後、期間限定サーヴァントとして実装。 |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
| ; [[主人公 (Grand Order)]] | | ; [[主人公 (Grand Order)]] |
− | : マスター。 | + | : カルデアにおけるマスター。 |
| : 『永久凍土帝国 アナスタシア』では自分の世界を滅ぼそうとする敵。自身の最期には極めて重要なことを問い質した。 | | : 『永久凍土帝国 アナスタシア』では自分の世界を滅ぼそうとする敵。自身の最期には極めて重要なことを問い質した。 |
| ; [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]] | | ; [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]] |
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| : その強さと美しさを讃えた。特に臀部が良いらしい。……元が人間であるためか、女性の好みは普通のようである。 | | : その強さと美しさを讃えた。特に臀部が良いらしい。……元が人間であるためか、女性の好みは普通のようである。 |
| ; [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]、[[ナーサリー・ライム]] | | ; [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]、[[ナーサリー・ライム]] |
− | : バレンタインイベントにて、マスターへのお返しとして「絵本の読み聞かせ」を行うため、専門家にアドバイスを求めていた模様。 | + | : 自身のバレンタインシナリオにて、マスターへのお返しとして「絵本の読み聞かせ」を行うため、専門家にアドバイスを求めていた模様。 |
| ; [[イスカンダル]] | | ; [[イスカンダル]] |
| : 自身の[[幕間の物語]]「嗚呼、偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」で共演。カルデア図書館の蔵書を増やすべく仲良く略奪に出かけた。 | | : 自身の[[幕間の物語]]「嗚呼、偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」で共演。カルデア図書館の蔵書を増やすべく仲良く略奪に出かけた。 |
| : なお、見かけに寄らずインテリで史実でも巨大な書物のコレクションを残しているという点でも共通する二人である。 | | : なお、見かけに寄らずインテリで史実でも巨大な書物のコレクションを残しているという点でも共通する二人である。 |
| ; [[紫式部]] | | ; [[紫式部]] |
− | : 自身の[[幕間の物語]]「嗚呼、偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」で共演。彼女のカルデア図書館に興味を持ち、その蔵書を増やす為に奮闘した。 | + | : 自身の幕間の物語「嗚呼、偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」で共演。彼女のカルデア図書館に興味を持ち、その蔵書を増やす為に奮闘した。 |
| : その一方で余計な気遣いで、図書館の正式名称を最終的にとんでもない物にしてしまった。……幕間の物語のタイトル時点で出オチの気もするが。 | | : その一方で余計な気遣いで、図書館の正式名称を最終的にとんでもない物にしてしまった。……幕間の物語のタイトル時点で出オチの気もするが。 |
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| :コマンドカード選択時の台詞。配下の意見も聞き入れる理想の上司<del>にして、休む事を許さないブラック企業の鏡</del>。 | | :コマンドカード選択時の台詞。配下の意見も聞き入れる理想の上司<del>にして、休む事を許さないブラック企業の鏡</del>。 |
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− | ;「余に、眠れというのだな……」<br>「我が行軍は永劫に続く。踏み砕くは神の獣―――『<ruby><rb>我が旅路に従え獣</rb><rt>ズヴェーリ・クレースニーホッド</rt></ruby>』!」 | + | ;「余に、眠れというのだな……」<br>「我が行軍は永劫に続く。踏み砕くは神の獣───『<ruby><rb>我が旅路に従え獣</rb><rt>ズヴェーリ・クレースニーホッド</rt></ruby>』!」 |
| :宝具発動。諦観に満ちた静かさと、怒り狂う凶暴さ。矛盾を抱えし<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>の心は眠り、巨象の怪物が全てを踏み潰す。 | | :宝具発動。諦観に満ちた静かさと、怒り狂う凶暴さ。矛盾を抱えし<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>の心は眠り、巨象の怪物が全てを踏み潰す。 |
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| ;「汝が望むのであれば、我が眷属に加えるも吝かではない。ただし、二度と軽い服は纏えんがな…」 | | ;「汝が望むのであれば、我が眷属に加えるも吝かではない。ただし、二度と軽い服は纏えんがな…」 |
− | :マイルーム会話「絆Lv3」。息子イワンの妃エレナに関するエピソードに基づく台詞だろう。 | + | :マイルーム会話「絆Lv4」。息子イワンの妃エレナに関するエピソードに基づく台詞だろう。 |
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− | ;「汝か……まだ余の寵愛を受ける気にはならんとは。だが良い。今――『陽射し溢れる平原を、汝が駆ける夢』を見ていた。全て、それで良しとしよう。」 | + | ;「汝か……まだ余の寵愛を受ける気にはならんとは。だが良い。今──『陽射し溢れる平原を、汝が駆ける夢』を見ていた。全て、それで良しとしよう。」 |
| :マイルーム会話「絆Lv5」。それは異聞帯ではとうに喪われた情景。雷が如き<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>は、そんな穏やかな世界を取り戻した後の、一人の平穏を夢見る。 | | :マイルーム会話「絆Lv5」。それは異聞帯ではとうに喪われた情景。雷が如き<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>は、そんな穏やかな世界を取り戻した後の、一人の平穏を夢見る。 |
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− | ;「聖杯……聖杯に何を望むか、だと? 決まっておる――“この悪夢の終焉”だ。」 | + | ;「聖杯……聖杯に何を望むか、だと? 決まっておる──“この悪夢の終焉”だ。」 |
| :マイルーム会話「聖杯について」。<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>が見た悪夢とは人でなくなった己か、それとも未来を奪われた世界か…。 | | :マイルーム会話「聖杯について」。<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>が見た悪夢とは人でなくなった己か、それとも未来を奪われた世界か…。 |
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| ====本編==== | | ====本編==== |
− | ;――穏やかな日常を記す。<br>咲いた花は可憐で、<ruby><rb>嫋</rb><rt>たお</rt></ruby>やかで、<br>そして力強かった。ならば、お前も花だ。<br>この宮殿に強く咲く花。<br>そう言いたかった。そう言ったかもしれない。<br>勇気が足りず、言い出せなかったかもしれない。<br>それでも、余は花を慈しんでいた。<br>……ああ、なのに。<br>花の名前が思い出せない。 | + | ;──穏やかな日常を記す。<br>咲いた花は可憐で、<ruby><rb>嫋</rb><rt>たお</rt></ruby>やかで、<br>そして力強かった。ならば、お前も花だ。<br>この宮殿に強く咲く花。<br>そう言いたかった。そう言ったかもしれない。<br>勇気が足りず、言い出せなかったかもしれない。<br>それでも、余は花を慈しんでいた。<br>……ああ、なのに。<br>花の名前が思い出せない。 |
| :とある舞踏会場で見初め、妻とし、不意に狂気に陥る夫と陰謀渦巻く宮殿の中にあって、美しく咲き続けた最愛の妻「アナスタシア」に対して。勝ち取った平和な世界で。 | | :とある舞踏会場で見初め、妻とし、不意に狂気に陥る夫と陰謀渦巻く宮殿の中にあって、美しく咲き続けた最愛の妻「アナスタシア」に対して。勝ち取った平和な世界で。 |
| :日頃から抱いていた妻への愛情と、素直に愛を示せない気恥ずかしさを表した、雷帝と恐れられる男の「人間」らしい台詞。しかし…。 | | :日頃から抱いていた妻への愛情と、素直に愛を示せない気恥ずかしさを表した、雷帝と恐れられる男の「人間」らしい台詞。しかし…。 |
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− | ;悪い夢を見ている気がする。<br>これほど麗らかな光景に、どうしてそんなものを感じるのだろう―― | + | ;悪い夢を見ている気がする。<br>これほど麗らかな光景に、どうしてそんなものを感じるのだろう── |
| :本当は、どこかで気付いていたのだろう事を表す台詞。目覚めの時は近い。 | | :本当は、どこかで気付いていたのだろう事を表す台詞。目覚めの時は近い。 |
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| ====幕間の物語==== | | ====幕間の物語==== |
| ;<font size=5>「余はなぜ象なのだ。」</font> | | ;<font size=5>「余はなぜ象なのだ。」</font> |
− | :序盤で[[主人公 (Grand Order)|主人公]]とマシュの元を訪れた際に発した最初の質問。 | + | :自身の幕間の物語「嗚呼、偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」にて。序盤で[[主人公 (Grand Order)|主人公]]とマシュの元を訪れた際に発した最初の質問。 |
| :最初に流れるシリアスな問答のモノローグが、何故英霊の自分が人外じみた象の格好をしているのかという素朴な疑問。気持ちは分かるのだが主人公も突っ込んでいる通り'''本当に今更である。''' | | :最初に流れるシリアスな問答のモノローグが、何故英霊の自分が人外じみた象の格好をしているのかという素朴な疑問。気持ちは分かるのだが主人公も突っ込んでいる通り'''本当に今更である。''' |
| ;「いや、よく理解できた。<ruby><rb>汝</rb><rt>なれ</rt></ruby>らには少々、酷な話であったろうが……。」<br>「忘れよ、とは言わぬ。だが、立ち上がるのだ。<ruby><rb>汝</rb><rt>なれ</rt></ruby>らの戦いは、まだ続くのだからな。」 | | ;「いや、よく理解できた。<ruby><rb>汝</rb><rt>なれ</rt></ruby>らには少々、酷な話であったろうが……。」<br>「忘れよ、とは言わぬ。だが、立ち上がるのだ。<ruby><rb>汝</rb><rt>なれ</rt></ruby>らの戦いは、まだ続くのだからな。」 |
− | :主人公達から(自身が象になった経緯含め)クリプターや異聞帯の事を聞かされた後の返答。 | + | :同上、主人公達から(自身が象になった経緯含め)クリプターや異聞帯の事を聞かされた後の返答。 |
| :過酷な戦いに立たされてしまった二人へ、皇帝からの精一杯の労いと叱咤激励なのだろう。 | | :過酷な戦いに立たされてしまった二人へ、皇帝からの精一杯の労いと叱咤激励なのだろう。 |
| ;<font size=5>「余だよ。」</font><br>「……余であるぞ。」 | | ;<font size=5>「余だよ。」</font><br>「……余であるぞ。」 |
− | :主人公とマシュに地下図書館へ案内され、読書中だった司書の紫式部への第一声。 | + | :同上。主人公とマシュに地下図書館へ案内され、読書中だった司書の紫式部への第一声。 |
| :場でも和ませたかったのか突然お茶目な返答をしたと思えば気を取り直して真面目に答え直した。 | | :場でも和ませたかったのか突然お茶目な返答をしたと思えば気を取り直して真面目に答え直した。 |
| :それにしてもこの皇帝、ノリノリである。 | | :それにしてもこの皇帝、ノリノリである。 |
| ;<font size=5>「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館。」</font><br>「これにて決定!!」 | | ;<font size=5>「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館。」</font><br>「これにて決定!!」 |
− | :「地下図書館の蔵書拡大に伴い新たに名も与えた方がいいだろう」という意見の末[[イスカンダル]]と共に考え出した名称。あまりの酷さに紫式部も卒倒してしまった。 | + | :同上、「地下図書館の蔵書拡大に伴い新たに名も与えた方がいいだろう」という意見の末[[イスカンダル]]と共に考え出した名称。あまりの酷さに紫式部も卒倒してしまった。 |
| :ちなみにその後[[スパルタクス]]の指摘によって両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更にひどい名称になってしまった。 | | :ちなみにその後[[スパルタクス]]の指摘によって両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更にひどい名称になってしまった。 |
| ;<font size=5>「略奪である。」</font> | | ;<font size=5>「略奪である。」</font> |
− | :稀覯本を探すためのレイシフトで主人公が「本を買うお金がない」と言った時の台詞。 | + | :同上。稀覯本を探すためのレイシフトで主人公が「本を買うお金がない」と言った時の台詞。 |
| :おなじみイスカンダルの代名詞たる宣告を、この方も堂々と言っている。<del>これだから皇帝と征服王は…。</del> | | :おなじみイスカンダルの代名詞たる宣告を、この方も堂々と言っている。<del>これだから皇帝と征服王は…。</del> |
| ====イベント==== | | ====イベント==== |
| ;「美味である。」 | | ;「美味である。」 |
− | :『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて。深夜テンションをキメ過ぎた[[ウィリアム・シェイクスピア|二人の]][[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|毒舌作家]]による即興童話『可哀想な象王』<ref group = "注">太平洋戦争中の上野動物園で「陸軍の命令でゾウの殺処分を命じられた飼育員の葛藤」を描いた実話を元にした創作[https://ja.wikipedia.org/wiki/かわいそうなぞう 『かわいそうなぞう』]のパロディ。</ref>内での台詞。 | + | :『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて。深夜テンションをキメ過ぎた[[ウィリアム・シェイクスピア|二人の]][[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|毒舌作家]]による即興童話『可哀想な象王』<ref group = "注">太平洋戦争中の上野動物園で「陸軍の命令でゾウの殺処分を命じられた飼育員の葛藤」を描いた実話を元にした創作[https://ja.wikipedia.org/wiki/かわいそうなぞう 『かわいそうなぞう』]のパロディ。</ref>内での台詞。 |
| :毒餌を平らげた後に平静な様子でこの一言。この<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>、'''強い。''' | | :毒餌を平らげた後に平静な様子でこの一言。この<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>、'''強い。''' |
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− | ;「永遠の冬の支配者。氷雪の地の象徴者。それがサンタクロースという存在であるならば、すなわち―――」 | + | ;「永遠の冬の支配者。氷雪の地の象徴者。それがサンタクロースという存在であるならば、すなわち───」 |
| ;<font size=5>「サンタクロースとは<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>である!」</font> | | ;<font size=5>「サンタクロースとは<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>である!」</font> |
| :『ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~』にて、コンビを組んだ[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]と共に登場しながら。[[ロムルス|神羅万象ローマ理論]]並の<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>理論。 | | :『ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~』にて、コンビを組んだ[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]と共に登場しながら。[[ロムルス|神羅万象ローマ理論]]並の<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>理論。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
| *ステータスを見ての通り常軌を逸した巨体を誇る。5mという身長は家の二階や、それこそ大型のゾウに匹敵する。 | | *ステータスを見ての通り常軌を逸した巨体を誇る。5mという身長は家の二階や、それこそ大型のゾウに匹敵する。 |
| + | **『Grand Order material Ⅶ』では身長・体重欄に「193cm・150kg」とも記載されている。ヤガになる前、或いは汎人類史における彼の数値だろうか。なお、イメージとしては+7cm・+-0kgの[[丑御前〔ライダー〕]](鎧装着時)が最も近い。 |
| *原語・ロシア語においては、彼のあだ名は単に「Гро́зный」(Grozny:グローズヌィ)、「恐怖を覚えさせる」という意味の単語である。 | | *原語・ロシア語においては、彼のあだ名は単に「Гро́зный」(Grozny:グローズヌィ)、「恐怖を覚えさせる」という意味の単語である。 |
| **英語訳でも「the Terrible」や「the Fearsome」(恐ろしい)、ドイツ語訳でも「der Schrecklich(e)」(恐ろしい・酷い)だったりと原語に忠実であり、日本や中国のように「雷帝」などと飛躍した翻訳をしたものは珍しい。 | | **英語訳でも「the Terrible」や「the Fearsome」(恐ろしい)、ドイツ語訳でも「der Schrecklich(e)」(恐ろしい・酷い)だったりと原語に忠実であり、日本や中国のように「雷帝」などと飛躍した翻訳をしたものは珍しい。 |
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| ***また今日までこのあだ名が定着したのは、「苛烈な暴君」「突然癇癪を起こす」といったイヴァン4世のイメージと、「雷親父」等の「雷のイメージ」に合致したこの翻訳が、そのまま日本で受け入れられたためと思われる。 | | ***また今日までこのあだ名が定着したのは、「苛烈な暴君」「突然癇癪を起こす」といったイヴァン4世のイメージと、「雷親父」等の「雷のイメージ」に合致したこの翻訳が、そのまま日本で受け入れられたためと思われる。 |
| *FGOにおいては「本来の人類史のものではない存在」という体で登場する彼だが、「残虐だが信心深い」「癇癪を起こしたかと思えばひどく後悔する」「愛国心を持ちながら暴政を敷く」といった二面性は割と史実通りだったりする。 | | *FGOにおいては「本来の人類史のものではない存在」という体で登場する彼だが、「残虐だが信心深い」「癇癪を起こしたかと思えばひどく後悔する」「愛国心を持ちながら暴政を敷く」といった二面性は割と史実通りだったりする。 |
− | **特にバレンタインシナリオで語られている、'''激情にかられて息子のイヴァンを殴殺してしまった'''事件は[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/イワン雷帝とその息子 歴史画として描かれている]ほどに有名。この事件は当時妊娠中だった息子の妃エレナが、大事な式典で正装ではなく薄着を着ていた事に激怒し癇癪を起したことがきっかけだったとされる。息子イヴァンは数日後に死亡、エレナも流産してしまいそのまま死亡。息子と息子の嫁、生まれてくる筈だった孫も死に追いやる結果となった。深い自責の念から不眠症と夢遊病を患ってしまったとされ、夜な夜な息子の名を呟きながら回廊を徘徊する姿が何度も目撃されていたという。この事件は晩年の出来事で、自責の念を死ぬまで抱え込むことになった。また、息子の追悼のために国内外問わずに多額の寄進を行ったとされる。 | + | **特に彼のバレンタインシナリオで語られている、'''激情にかられて息子のイヴァンを殴殺してしまった'''事件は[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/イワン雷帝とその息子 歴史画として描かれている]ほどに有名。この事件は当時妊娠中だった息子の妃エレナが、大事な式典で正装ではなく薄着を着ていた事に激怒し癇癪を起したことがきっかけだったとされる。息子イヴァンは数日後に死亡、エレナも流産してしまいそのまま死亡。息子と息子の嫁、生まれてくる筈だった孫も死に追いやる結果となった。深い自責の念から不眠症と夢遊病を患ってしまったとされ、夜な夜な息子の名を呟きながら回廊を徘徊する姿が何度も目撃されていたという。この事件は晩年の出来事で、自責の念を死ぬまで抱え込むことになった。また、息子の追悼のために国内外問わずに多額の寄進を行ったとされる。 |
| *アナスタシア曰く「目が怖い」らしいが、頭部が極めて複雑で形容しがたいものとなっているため、「どこが目なのか」とはユーザー間で良く悩まれている。担当イラストレーターであるdanciao氏が二部一章公開後雷帝を担当した旨をツイッターで発表した際は当然この疑問が多く投げかけられたが、「雷帝は深遠から覗いています」<ref group = "出">[https://twitter.com/danciao/status/985028950316347393 danciaoTwitter2018年4月14日14:36]</ref>とのこと。 | | *アナスタシア曰く「目が怖い」らしいが、頭部が極めて複雑で形容しがたいものとなっているため、「どこが目なのか」とはユーザー間で良く悩まれている。担当イラストレーターであるdanciao氏が二部一章公開後雷帝を担当した旨をツイッターで発表した際は当然この疑問が多く投げかけられたが、「雷帝は深遠から覗いています」<ref group = "出">[https://twitter.com/danciao/status/985028950316347393 danciaoTwitter2018年4月14日14:36]</ref>とのこと。 |
| **しかしこの問題は後のイベント「ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~」でブラダマンテに盾の光を浴びせられた際、額を押さえた事から'''額にある茶色くて丸い部分'''が「目」である事が判明した。何気に型月初の単眼キャラである。 | | **しかしこの問題は後のイベント「ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~」でブラダマンテに盾の光を浴びせられた際、額を押さえた事から'''額にある茶色くて丸い部分'''が「目」である事が判明した。何気に型月初の単眼キャラである。 |