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==== 戦闘 ====
 
==== 戦闘 ====
 
==== マイルーム会話 ====
 
==== マイルーム会話 ====
;「サーヴァント、アーチャー。妖精騎士トリスタン、召喚に応じ参上したわ。騎士の名に恥じない活躍を約束します。<br>……なーんて、キャハハハハハ!なにアナタ、まだ私のコト知らないんだ!滑稽すぎて気に入っちまうぜ!<br>ええ、それならそれで、仲良くしましょ?私、正義のミカタ、なんだものね?」
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;「サーヴァント、アーチャー。妖精騎士トリスタン、召喚に応じ参上したわ。騎士の名に恥じない活躍を約束します。<br> ……なーんて、キャハハハハハ!なにアナタ、まだ私のコト知らないんだ!滑稽すぎて気に入っちまうぜ!<br> ええ、それならそれで、仲良くしましょ?私、正義のミカタ、なんだものね?」
 
:召喚時。お淑やかな言葉の後に見せる嗜虐的な言動。まだ何も知らず、助けを求め召喚した主人公を嘲笑う悪逆の妖精。
 
:召喚時。お淑やかな言葉の後に見せる嗜虐的な言動。まだ何も知らず、助けを求め召喚した主人公を嘲笑う悪逆の妖精。
 
:遠くない未来で主人公の精神を深く傷つける存在へと縋る様は、結末を知る彼女からすれば滑稽極まりないのだろう。
 
:遠くない未来で主人公の精神を深く傷つける存在へと縋る様は、結末を知る彼女からすれば滑稽極まりないのだろう。
   −
;「赤いカカトのバーヴァン・シー。挨拶とか、それだけで十分だろ。<br>どこに行こうと何をしようと、私は私。ここでも好きなように振る舞って、みーんなメチャクチャにしてやるよ」
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;「赤いカカトのバーヴァン・シー。挨拶とか、それだけで十分だろ。<br> どこに行こうと何をしようと、私は私。ここでも好きなように振る舞って、みーんなメチャクチャにしてやるよ」
 
:召喚時(Lostbelt No.6クリア後)。1つの国の終焉を見た主人公の前に現れた妖精。
 
:召喚時(Lostbelt No.6クリア後)。1つの国の終焉を見た主人公の前に現れた妖精。
 
:それは夢の中で微睡み続ける紅の屍。まだ目覚めていない彼女は、夢うつつのまま生前の悪辣な振る舞いをトレースし続ける。
 
:それは夢の中で微睡み続ける紅の屍。まだ目覚めていない彼女は、夢うつつのまま生前の悪辣な振る舞いをトレースし続ける。
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:かつて[[ベリル・ガット]]から教えて貰った汎人類史のおしゃれ文化は未だ気に入っている様で、カルデアに来てからも靴集めと靴作りに勤しんでいる。
 
:かつて[[ベリル・ガット]]から教えて貰った汎人類史のおしゃれ文化は未だ気に入っている様で、カルデアに来てからも靴集めと靴作りに勤しんでいる。
   −
;「はい、これプレゼント。貴方の靴、作業用のものばかりだから。一足ぐらいはこういうのが無いとね。<br>……はあ? 何その顔。誕生日なんだから贈り物は当然じゃない。常識よ常識」
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;「はい、これプレゼント。貴方の靴、作業用のものばかりだから。一足ぐらいはこういうのが無いとね。<br> ……はあ? 何その顔。誕生日なんだから贈り物は当然じゃない。常識よ常識」
 
:マイルーム会話「誕生日」。マスターの事が嫌いだと言いつつも良い靴を用意してくれる彼女からは、根底の優しさや善良さが伺える。
 
:マイルーム会話「誕生日」。マスターの事が嫌いだと言いつつも良い靴を用意してくれる彼女からは、根底の優しさや善良さが伺える。
 
:なにより妖精である彼女が人に物をプレゼントするという行為を「常識」と称する点からも、本来の性格である真面目さがにじみ出ている。
 
:なにより妖精である彼女が人に物をプレゼントするという行為を「常識」と称する点からも、本来の性格である真面目さがにじみ出ている。
   −
;「聖杯をヒールにするって良くない?こんなに背徳的な発想、私以外誰が出来───んん?<br>鍋、ベル、丼ぶり……あちらのお客様から、だと……!?……聖杯ヒールはなし。同レベルと思われたくない」
+
;「聖杯をヒールにするって良くない?こんなに背徳的な発想、私以外誰が出来───んん?<br> 鍋、ベル、丼ぶり……あちらのお客様から、だと……!?……聖杯ヒールはなし。同レベルと思われたくない」
 
:マイルーム会話「聖杯について」。第三魔法の産物、万能の願望器。悪逆の妖精はそれをぞんざいに、俗悪に扱う野望を口にする。
 
:マイルーム会話「聖杯について」。第三魔法の産物、万能の願望器。悪逆の妖精はそれをぞんざいに、俗悪に扱う野望を口にする。
 
:……しかし悲しきかな、カルデアでは'''そんな事もはや日常茶飯事。'''[[宮本武蔵|ある剣豪]]はそれでうどんを茹で、それをご飯を食べる丼ぶりにした。
 
:……しかし悲しきかな、カルデアでは'''そんな事もはや日常茶飯事。'''[[宮本武蔵|ある剣豪]]はそれでうどんを茹で、それをご飯を食べる丼ぶりにした。
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:自身のイカれたアイデアを上回るイカれっぷりの実例にドン引いた彼女はその野望を無かった事にした。
 
:自身のイカれたアイデアを上回るイカれっぷりの実例にドン引いた彼女はその野望を無かった事にした。
   −
;「今更だけど、あなたってホラー耐性高かったのね。付き合い、ここまで続いたのは初めてかも。<br>……?ていうか、怖いのが好きなんだ。相性バッチリじゃんか、私たち。<br>いいぜえ?これから嫌っていうほどたくさん作ってやるよ。あなたの……ト・ラ・ウ・マ♪」
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;「今更だけど、あなたってホラー耐性高かったのね。付き合い、ここまで続いたのは初めてかも。<br> ……?ていうか、怖いのが好きなんだ。相性バッチリじゃんか、私たち。<br> いいぜえ?これから嫌っていうほどたくさん作ってやるよ。あなたの……ト・ラ・ウ・マ♪」
 
:マイルーム会話「絆レベル5」。悪辣な妖精の脅かしや嫌がらせにも屈せず、嘲笑に対しても笑い返せるマスターに対して。
 
:マイルーム会話「絆レベル5」。悪辣な妖精の脅かしや嫌がらせにも屈せず、嘲笑に対しても笑い返せるマスターに対して。
 
:これからも<ruby><rb>楽しくからかってやる</rb><rt>一緒に仲良くしてやる</rt></ruby>という宣言を、いたずらっぽく口にしてくれる。
 
:これからも<ruby><rb>楽しくからかってやる</rb><rt>一緒に仲良くしてやる</rt></ruby>という宣言を、いたずらっぽく口にしてくれる。
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:そしてマスターによってはすでに彼女にトラウマを植え付けられているかもしれない。未だ見続けている、消えない悪夢の源泉として。
 
:そしてマスターによってはすでに彼女にトラウマを植え付けられているかもしれない。未だ見続けている、消えない悪夢の源泉として。
   −
;「……あれ? 私、今まで何を……。……幸せな夢を、見ていた気がする……。ああ……喉が痛い……痛いの。<br>まるで首から下が、無くなってしまったみたい……。私、どうなって、るの」
+
;「……あれ? 私、今まで何を……。……幸せな夢を、見ていた気がする……。ああ……喉が痛い……痛いの。<br> まるで首から下が、無くなってしまったみたい……。私、どうなって、るの」
 
:霊基再臨3回目。変貌、もとい本来の姿。絶望の果てに壊れ果てた歩く屍。
 
:霊基再臨3回目。変貌、もとい本来の姿。絶望の果てに壊れ果てた歩く屍。
 
:ボロボロのドレス、口に嵌められた猿轡、虚ろな瞳、涙のような隈、憔悴しきった弱々しい声。そして壊れた心と崩れた記憶。
 
:ボロボロのドレス、口に嵌められた猿轡、虚ろな瞳、涙のような隈、憔悴しきった弱々しい声。そして壊れた心と崩れた記憶。
 
:彼女の見ていた幸せな夢はこれで終わり。ここからは覚めることのない悪夢のような現実。
 
:彼女の見ていた幸せな夢はこれで終わり。ここからは覚めることのない悪夢のような現実。
   −
;「あぁ……あああぁ……あああああ!思い出した、思い出した……あんたのせいで、あんたのおかげで、全部全部思い出せた!<br>殺してやる、殺してやる、殺してやる!くだらない妖精も、弱っちい人間も、みんなみんな殺してやる!<br>見ていてお母様……私、今度こそ女王になってみせる!」
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;「あぁ……あああぁ……あああああ!思い出した、思い出した……あんたのせいで、あんたのおかげで、全部全部思い出せた!<br> 殺してやる、殺してやる、殺してやる!くだらない妖精も、弱っちい人間も、みんなみんな殺してやる!<br> 見ていてお母様……私、今度こそ女王になってみせる!」
 
:霊基再臨4回目。記憶の欠片を繋ぎ合わせ、彼女は末期の絶望と憎悪を思い出す。
 
:霊基再臨4回目。記憶の欠片を繋ぎ合わせ、彼女は末期の絶望と憎悪を思い出す。
 
:壊れた妖精はこの世の全てへの怒り、[[ベリル・ガット|自身を利用した者]]や[[モルガン (Grand Order)|愛する母]]を踏みにじった者達への憎しみ、そして狂ってもなお消えない母への想いを叫ぶ。
 
:壊れた妖精はこの世の全てへの怒り、[[ベリル・ガット|自身を利用した者]]や[[モルガン (Grand Order)|愛する母]]を踏みにじった者達への憎しみ、そして狂ってもなお消えない母への想いを叫ぶ。
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:自身を虐げた村を未だ救おうと願う言葉は、誰よりも純粋で心優しかった妖精の名残。
 
:自身を虐げた村を未だ救おうと願う言葉は、誰よりも純粋で心優しかった妖精の名残。
   −
;「あっはははは! 見つけた見つけた!ありがとう、ありがとう見知らぬ人!あなたのおかげでアイツらを見つけたわ!<br>潰れろ……潰れろ、潰れろ!!蜜に集るアリども……みんな私のヒールで潰されろ!!ウッフフ、フフ……アッハハハハ!」
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;「あっはははは! 見つけた見つけた!ありがとう、ありがとう見知らぬ人!あなたのおかげでアイツらを見つけたわ!<br> 潰れろ……潰れろ、潰れろ!!蜜に集るアリども……みんな私のヒールで潰されろ!!ウッフフ、フフ……アッハハハハ!」
 
:マイルーム会話「絆レベル5」(霊基再臨3回目以降)。共に絆を深めた筈のマスターを「見知らぬ人」と呼び、もう何者であるかすらも認識出来なくなるほど自身の認知に狂いが生じている模様。
 
:マイルーム会話「絆レベル5」(霊基再臨3回目以降)。共に絆を深めた筈のマスターを「見知らぬ人」と呼び、もう何者であるかすらも認識出来なくなるほど自身の認知に狂いが生じている模様。
 
:ソレは見つけ出した「アイツら」への憎悪を剥き出しにし、踏み殺し嬲り殺そうと猛り狂う。「アイツら」とは何か、自分や母を虐げた妖精たちか、自分を利用した人間か、最早誰にもわからない。
 
:ソレは見つけ出した「アイツら」への憎悪を剥き出しにし、踏み殺し嬲り殺そうと猛り狂う。「アイツら」とは何か、自分や母を虐げた妖精たちか、自分を利用した人間か、最早誰にもわからない。
    
==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
; 「次はちゃんとしてみせるから。次はもっと殺してみせるから。私は<ruby><rb>自由</rb><rt>ワガママ</rt></ruby>で、<ruby><rb>優雅</rb><rt>ざんこく</rt></ruby>で、<ruby><rb>冷酷</rb><rt>かわいい</rt></ruby>、ブリテンの人気者。<br>みんなに愛されたバーヴァン・シー。その通りに振る舞うから。女王の後継者らしく振る舞うから。」
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; 「次はちゃんとしてみせるから。次はもっと殺してみせるから。私は<ruby><rb>自由</rb><rt>ワガママ</rt></ruby>で、<ruby><rb>優雅</rb><rt>ざんこく</rt></ruby>で、<ruby><rb>冷酷</rb><rt>かわいい</rt></ruby>、ブリテンの人気者。<br> みんなに愛されたバーヴァン・シー。その通りに振る舞うから。女王の後継者らしく振る舞うから。」
 
:『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後編にて。グロスターで[[アルトリア・キャスター|予言の子]]と[[主人公 (Grand Order)|異邦の魔術師]]に敗北し自室で一人泣きながらのモノローグ。
 
:『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後編にて。グロスターで[[アルトリア・キャスター|予言の子]]と[[主人公 (Grand Order)|異邦の魔術師]]に敗北し自室で一人泣きながらのモノローグ。
 
:かつてモルガンに酷く叱られた時の事を思い出し、愛するお母様の期待に応える為に、お母様が望む理想の後継者になる為に、必死に乞われるまま『悪辣』たろうと努力する。
 
:かつてモルガンに酷く叱られた時の事を思い出し、愛するお母様の期待に応える為に、お母様が望む理想の後継者になる為に、必死に乞われるまま『悪辣』たろうと努力する。
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==== イベント ====
 
==== イベント ====
; バーヴァン・シー「はぁ!?何言ってんのお母様!?<br>私のヒールを!?コイツに履かせんの!?」
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; バーヴァン・シー「はぁ!?なに言ってんのお母様!?<br>         私のヒールを!?コイツに履かせんの!?」
 
; モルガン「───難しいのですか?」
 
; モルガン「───難しいのですか?」
; バーヴァン・シー「難しくは、無いけど……ま、仕方ないか。お母──モルガン陛下のご命令だもんね!」
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; バーヴァン・シー「難しくは……ないけど……」<br>        「ま、仕方ないか。<br>         お母……モルガン陛下のご命令だものね。」
 
: モルガンのバレンタインシナリオにて、彼女から靴の踵を壊してしまった[[妖精騎士ガウェイン]]のために新しいものを作って欲しいと頼まれての会話。
 
: モルガンのバレンタインシナリオにて、彼女から靴の踵を壊してしまった[[妖精騎士ガウェイン]]のために新しいものを作って欲しいと頼まれての会話。
 
: 「いくら<ruby><rb>お母様</rb><rt>モルガン</rt></ruby>でも変な事頼まないでよ!」と我儘を言うが、娘が最近[[ガラテア|お友達]]と靴作りに励んでいるのを見込んでの頼み事としょんぼり顔に絆されてしまうバーヴァン・シーの、ちょっとほっこりする母娘のやり取り。
 
: 「いくら<ruby><rb>お母様</rb><rt>モルガン</rt></ruby>でも変な事頼まないでよ!」と我儘を言うが、娘が最近[[ガラテア|お友達]]と靴作りに励んでいるのを見込んでの頼み事としょんぼり顔に絆されてしまうバーヴァン・シーの、ちょっとほっこりする母娘のやり取り。
; 「夫/妻!?聞き間違い、だよな……?<br>でもお母様が幸せなら、私も祝福しな……いやしねぇよ。その前に素行調査だろ?百点中千点じゃなきゃゴミ箱行き<br>誰だろうとメチャクチャにしてやろうじゃない!あの暇人マスターにも手伝わせてやる!」
+
; 「───え?」<br>(夫/妻……夫ぉ/妻ぁ!?)<br>(聞き間違い、だよな……?<br> でもお母様が幸せなら、私も祝福しな───)<br>(いやしねぇよ、その前に素行調査だろ。<br> 百点中千点のヤツじゃなきゃゴミ箱行き)<br>(誰だろうとメチャクチャにしてやろうじゃない。<br> あの暇人マスターにも手伝わせてやるか……)
 
: 同上。チョコ作りよりも<ruby><rb>お母様</rb><rt>モルガン</rt></ruby>の(自称)伴侶が何処の馬の骨か探さねばと俄然張り切る彼女だが、まさかその相手があなたの言う所の『暇人マスター』だとは夢にも思うまい……
 
: 同上。チョコ作りよりも<ruby><rb>お母様</rb><rt>モルガン</rt></ruby>の(自称)伴侶が何処の馬の骨か探さねばと俄然張り切る彼女だが、まさかその相手があなたの言う所の『暇人マスター』だとは夢にも思うまい……
;「あとは資料を纏めて、リスト化して、
+
;「あとは資料を纏めて、リスト化して、<br> パワポも作って、と。」
; パワポも作って、と。」
+
: 自身のバレンタインシナリオにて。
: バレンタインイベントにて、バーヴァン・シーにチョコを貰う時の一幕。
   
: すごいのを作ろうと張り切る[[モルガン (Grand Order)|お母様]]の手伝いとして他のサーヴァントが作っているチョコの情報のリサーチをし、その調査結果を纏めているのだが…最新の機械は妖精にとって毒であるはずなのだが、サーヴァントになったら平気になったのか、色々とPCを使いこなしている。リスト化などと言っているあたり、恐らくパワポだけでなくエクセルやワードも履修済みだと思われる。
 
: すごいのを作ろうと張り切る[[モルガン (Grand Order)|お母様]]の手伝いとして他のサーヴァントが作っているチョコの情報のリサーチをし、その調査結果を纏めているのだが…最新の機械は妖精にとって毒であるはずなのだが、サーヴァントになったら平気になったのか、色々とPCを使いこなしている。リスト化などと言っているあたり、恐らくパワポだけでなくエクセルやワードも履修済みだと思われる。
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**トリスタン本人もエリザベート及びその成長後の姿である[[カーミラ]]についてコメントしており、意識しているフシがある。共演する日は意外と近いのかもしれない。
 
**トリスタン本人もエリザベート及びその成長後の姿である[[カーミラ]]についてコメントしており、意識しているフシがある。共演する日は意外と近いのかもしれない。
 
**ファンの間での愛称は「'''トリ子'''」。「[[妖精騎士ガウェイン|バゲ子]]」に倣った形だが、同様の愛称である「[[妖精騎士ランスロット|メリュ子]]」と違い自分自身の真名由来ではない。
 
**ファンの間での愛称は「'''トリ子'''」。「[[妖精騎士ガウェイン|バゲ子]]」に倣った形だが、同様の愛称である「[[妖精騎士ランスロット|メリュ子]]」と違い自分自身の真名由来ではない。
**実装年である2021年のハロウィンイベントでは登場こそ叶わなかったが、[[モルガン]]と一緒に、まさかの[[ケルヌンノス]]…の'''ぬいぐるみ'''を抱え[[概念礼装]]での登場を果たした。
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**実装年である2021年のハロウィンイベント『ハロウィン・ライジング!』では登場こそ叶わなかったが、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]と一緒に、まさかの[[ケルヌンノス]]…の'''ぬいぐるみ'''を抱え[[概念礼装]]「翡翠の髪状」にて登場を果たした。
 
*第三再臨では「誰かのサーヴァントになれた」ことを喜んでいるのだが、本来サーヴァントは大体のケースにおいて「聖杯で願いを叶える為に召喚に応じている」、ないし単に戦好きだったり[[ディルムッド・オディナ|騎士の忠を尽くす]]などで直接的に聖杯を得る必要はないというだけで、いずれにしても「誰かのサーヴァントになること」自体を欲している英霊は極めて稀なのではないかと推察される。彼女の生い立ちを考えれば単に「誰かに必要とされたかった」という願望があった可能性も勿論考えられるのだが…
 
*第三再臨では「誰かのサーヴァントになれた」ことを喜んでいるのだが、本来サーヴァントは大体のケースにおいて「聖杯で願いを叶える為に召喚に応じている」、ないし単に戦好きだったり[[ディルムッド・オディナ|騎士の忠を尽くす]]などで直接的に聖杯を得る必要はないというだけで、いずれにしても「誰かのサーヴァントになること」自体を欲している英霊は極めて稀なのではないかと推察される。彼女の生い立ちを考えれば単に「誰かに必要とされたかった」という願望があった可能性も勿論考えられるのだが…
 
**妖精騎士や一部の上級妖精等に関しては比較的人類に近い性格及び行動原理が描写されていたが、それでも'''妖精と人間では決定的な部分に違いがある'''、ということを示唆しているのかもしれない。
 
**妖精騎士や一部の上級妖精等に関しては比較的人類に近い性格及び行動原理が描写されていたが、それでも'''妖精と人間では決定的な部分に違いがある'''、ということを示唆しているのかもしれない。
**その一方で、人間離れした思考の多い下級妖精、それも社会通念として善悪観が根付き得ない妖精國の生まれでありながら、誕生日には誰かへ贈り物をするという事を「常識」と称する姿はかなり人間臭い。悪辣な性格である第1〜2段階の状態でも同じ事を言う為、妖精騎士の例に漏れず彼女もまた''異聞帯ブリテンの妖精としては異端児''なのがわかる。
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**その一方で、人間離れした思考の多い下級妖精、それも社会通念として善悪観が根付き得ない妖精國の生まれでありながら、誕生日には誰かへ贈り物をするという事を「常識」と称する姿はかなり人間臭い。悪辣な性格である第1~2段階の状態でも同じ事を言う為、妖精騎士の例に漏れず彼女もまた''異聞帯ブリテンの妖精としては異端児''なのがわかる。
 
*いわゆる「メスガキ」風のキャラクターだが、第三再臨の余りにも悲惨な姿に、'''「誰がここまでやれと言った」'''、'''「分からせってこういう事じゃない」'''という悲鳴が続出。お陰で霊基再臨を拒否したり、しても即第一、第二再臨の姿に戻すプレイヤーが大量に現れた。<del>まあ、その姿に嗜虐心をそそられ愉悦するプレイヤーも多かったそうだが。</del>
 
*いわゆる「メスガキ」風のキャラクターだが、第三再臨の余りにも悲惨な姿に、'''「誰がここまでやれと言った」'''、'''「分からせってこういう事じゃない」'''という悲鳴が続出。お陰で霊基再臨を拒否したり、しても即第一、第二再臨の姿に戻すプレイヤーが大量に現れた。<del>まあ、その姿に嗜虐心をそそられ愉悦するプレイヤーも多かったそうだが。</del>
**なお、一般的な創作で見られる「メスガキ」像と比較するとこちらの方が格段に口は悪く、しかも身長が170cmもある<ref group="注">この身長がヒール込みなのかは不明だが、かなり高いヒールの靴を履いている上で170cm設定の他キャラと見た目上の高さが近い。もしもヒール抜きで170cmと言う設定の場合、ヒール込みとなる見た目上の身長は180cm近くになるはずである。</ref>など結構大人びているため、彼女を設定どおりに描くと果たしてメスガキと呼んでいいのかどうかは微妙。
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**なお、一般的な創作で見られる「メスガキ」像と比較するとこちらの方が格段に口は悪く、しかも身長が170cmもある<ref group="注">この身長がヒール込みなのかは不明だが、かなり高いヒールの靴を履いている上で170cm設定の他キャラと見た目上の高さが近い。もしもヒール抜きで170cmという設定の場合、ヒール込みとなる見た目上の身長は180cm近くになるはずである。</ref>など結構大人びているため、彼女を設定どおりに描くと果たしてメスガキと呼んでいいのかどうかは微妙。
 
**余談だが、デザイン担当である望月けい氏は「疑問に思えるほど悲しくつらい目に遭うキャラクター」が最も好きとのことで、バーヴァン・シーはその好みにピッタリハマったらしい。
 
**余談だが、デザイン担当である望月けい氏は「疑問に思えるほど悲しくつらい目に遭うキャラクター」が最も好きとのことで、バーヴァン・シーはその好みにピッタリハマったらしい。
 
*[[ベリル・ガット|ベリル]]とコンビを組んでいた際に「レディ・スピネル」の名で彼に(表向きは)可愛がられていたが、宝石のスピネル(尖晶石)は含有する物質に応じて様々な色合いに変化する特性を持つ。<br>その特性から透明なものはダイヤモンド、赤いものはルビーやレッドベリルの代用品として用いられやすく、'''それらより価値が低いことが多い。'''それ故に、「ルビーのまがい物」「代用品の宝石」という印象を持つ人も少なくはないとか。<br>一方でベリル(緑柱石)も同じ様に含有する物質に応じて色合いを変化させるが、鉄を含めばアクアマリン、クロムを含めばエメラルド、マンガンを含めば……'''上記のスピネルで代用されやすいレッドベリル'''となる。<br>そういう意味を踏まえると、彼女に向けたレディ・スピネルの渾名は愛称というより、'''遠回しな皮肉か蔑称'''とも取れてしまう。
 
*[[ベリル・ガット|ベリル]]とコンビを組んでいた際に「レディ・スピネル」の名で彼に(表向きは)可愛がられていたが、宝石のスピネル(尖晶石)は含有する物質に応じて様々な色合いに変化する特性を持つ。<br>その特性から透明なものはダイヤモンド、赤いものはルビーやレッドベリルの代用品として用いられやすく、'''それらより価値が低いことが多い。'''それ故に、「ルビーのまがい物」「代用品の宝石」という印象を持つ人も少なくはないとか。<br>一方でベリル(緑柱石)も同じ様に含有する物質に応じて色合いを変化させるが、鉄を含めばアクアマリン、クロムを含めばエメラルド、マンガンを含めば……'''上記のスピネルで代用されやすいレッドベリル'''となる。<br>そういう意味を踏まえると、彼女に向けたレディ・スピネルの渾名は愛称というより、'''遠回しな皮肉か蔑称'''とも取れてしまう。
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**スピネルの名誉のために書くと、鮮やかな赤いスピネルはかなり希少性が高く、その価値は本物のルビーやレッドベリルに迫ることもしばしば。<br>事実、大英国王冠に据えられた「黒太子のルビー」も実は赤いスピネルだったりする。
 
**スピネルの名誉のために書くと、鮮やかな赤いスピネルはかなり希少性が高く、その価値は本物のルビーやレッドベリルに迫ることもしばしば。<br>事実、大英国王冠に据えられた「黒太子のルビー」も実は赤いスピネルだったりする。
 
*第二再臨にて「緑色のスカートなんて上品すぎて履いてらんねえよ」と口にするが、これは元ネタのバーヴァン・シーは緑色の服を着ているとされるため。<br>普段の彼女の赤いドレスと髪をネガポジ変換すると、伝承通りの緑色に近づく。
 
*第二再臨にて「緑色のスカートなんて上品すぎて履いてらんねえよ」と口にするが、これは元ネタのバーヴァン・シーは緑色の服を着ているとされるため。<br>普段の彼女の赤いドレスと髪をネガポジ変換すると、伝承通りの緑色に近づく。
*トリスタンを意識した性能、さらに性格面も「反転」のギフトを与えられたトリスタンに通じるものだが、宝具は「'''遠隔呪殺による、敵単体への超強力なQuick属性攻撃'''」という、奇しくもそのトリスタンを倒した[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]のそれとも似通った性質を持つ。
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*トリスタンを意識した性能、さらに性格面も「反転」のギフトを与えられたトリスタンに通じるものだが、宝具は「'''遠隔呪殺による、敵単体への超強力なQuick攻撃'''」という、奇しくもそのトリスタンを倒した[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]のそれとも似通った性質を持つ。
 
*彼女がケルヌンノスと融合したことは当初ユーザー間の憶測でのみ語られていたが、『Spotlight Lostbelt No.6』の生放送内にて'''「大穴に落ちたバーヴァン・シーはケルヌンノスと融合し、呪いの災厄として覚醒した」'''ことが明言された。
 
*彼女がケルヌンノスと融合したことは当初ユーザー間の憶測でのみ語られていたが、『Spotlight Lostbelt No.6』の生放送内にて'''「大穴に落ちたバーヴァン・シーはケルヌンノスと融合し、呪いの災厄として覚醒した」'''ことが明言された。
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**同僚二人は第三再臨にて自身の本質とも言える姿に回帰するのに対し、彼女の場合は発言を信じるなら二臨で本質と言える姿へ変わっている点も異なる。
 
**同僚二人は第三再臨にて自身の本質とも言える姿に回帰するのに対し、彼女の場合は発言を信じるなら二臨で本質と言える姿へ変わっている点も異なる。
 
**ただし、本編での描写や末路・設定などを見る限り、こうなっても仕方がないような絶望や苦難を受け続けた事だけは察する事が出来る。
 
**ただし、本編での描写や末路・設定などを見る限り、こうなっても仕方がないような絶望や苦難を受け続けた事だけは察する事が出来る。
***そして書籍マテリアルではこのアーチャー霊基の彼女が完全に手遅れの状態である旨が記載され、プレイヤーの阿鼻叫喚がこだますることとなった。…幸いにして、書籍マテリアル発売から一月もしないうちに[[ケット・クー・ミコケル|一つの救い]]も公開されることになったが。
+
***そして『Grand Order material ⅩⅢ』ではこのアーチャー霊基の彼女が完全に手遅れの状態である旨が記載され、プレイヤーの阿鼻叫喚がこだますることとなった。……幸いにして、その発売から一月もしないうちに[[ケット・クー・ミコケル|一つの救い]]も公開されることになったが。
 
**また、これに関するユーザーの推論として『バーヴァン・シーが大厄災[[ケルヌンノス]]の核に取り込まれた際、'''殺害された祭神の巫女の魂、あるいは性質と同化してしまった'''のではないか』というものが存在する。彼女の身体中にある縫い目のような刺青も、「首から下が無くなってしまった」という台詞も、巫女が妖精達の手でバラバラに切り刻まれた時の姿と記憶と考えれば最も違和感がなく、彼女と異聞帯における祭神の巫女について何らかの関係を示唆する公式な明言は存在しない。
 
**また、これに関するユーザーの推論として『バーヴァン・シーが大厄災[[ケルヌンノス]]の核に取り込まれた際、'''殺害された祭神の巫女の魂、あるいは性質と同化してしまった'''のではないか』というものが存在する。彼女の身体中にある縫い目のような刺青も、「首から下が無くなってしまった」という台詞も、巫女が妖精達の手でバラバラに切り刻まれた時の姿と記憶と考えれば最も違和感がなく、彼女と異聞帯における祭神の巫女について何らかの関係を示唆する公式な明言は存在しない。
 
*また、厄災戦のBGMには関連する妖精騎士のテーマ曲の原曲という共通項があり<ref group="出">竹箒日記 現状文面削除済み</ref>、そして妖精騎士トリスタンのテーマ曲はケルヌンノス戦BGMのアレンジとなっている。
 
*また、厄災戦のBGMには関連する妖精騎士のテーマ曲の原曲という共通項があり<ref group="出">竹箒日記 現状文面削除済み</ref>、そして妖精騎士トリスタンのテーマ曲はケルヌンノス戦BGMのアレンジとなっている。
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