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==== マイルーム ====
 
==== マイルーム ====
 
; 「僕は貴方の刃でありますが、同時に貴方を量る天秤でもあります」
 
; 「僕は貴方の刃でありますが、同時に貴方を量る天秤でもあります」
: 初期の会話。前述の複雑な心境から、やはり距離感がある。
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: マイルーム会話2。前述の複雑な心境から、やはり距離感がある。
    
; 「首を刎ね、血に染まった手。そんなものに触れて何になると?」
 
; 「首を刎ね、血に染まった手。そんなものに触れて何になると?」
: 絆レベル2にて。職務の名の下に多くの命を断罪した生前故か、その反応はまだつれない。
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: マイルーム会話「絆レベル2」。職務の名の下に多くの命を断罪した生前故か、その反応はまだつれない。
 
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; 「罪人の命と罪を分かつ。それが自分の役割なのだと誓い続けてきた人生ですが……<br> 怖いですね、あなたの目は僕の迷いをあぶり出すようだ」
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: 絆レベル3。
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; 「貴方の刃は、曇りなく正しい。地獄の底まで、天の果てまでつきあいましょう」
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: 絆レベル5。
      
; 「マリー……マリー! マリー! マリア! やはり君と僕は、宿業で結ばれているようだ……! それが僕には、堪らなく嬉しい……!」
 
; 「マリー……マリー! マリー! マリア! やはり君と僕は、宿業で結ばれているようだ……! それが僕には、堪らなく嬉しい……!」
: マリー・アントワネットを所持している状態で発生する特殊台詞。
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: マイルーム会話「[[マリー・アントワネット]]」。
 
: 他の台詞は落ち着いたものばかりのなか、この時だけは'''狂化が付されていないのにも関わらずテンションがおかしい'''。
 
: 他の台詞は落ち着いたものばかりのなか、この時だけは'''狂化が付されていないのにも関わらずテンションがおかしい'''。
    
==== イベント ====
 
==== イベント ====
; 「――詳しく! そのあたりの話、詳しく! 医学的に重要な資料になるからね!」
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; 「──詳しく! そのあたりの話、詳しく! 医学的に重要な資料になるからね!」
: お月見イベントにて、「マリーはたくさん食べると太らずに胸だけが大きくなる」「成長するとフランスでもトップクラスのからだになる」と聞かされた時の反応。彼は大人になった後のマリーと直に会っているはずなのだが。
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: 『月の女神はお団子の夢を見るか?』にて、「マリーはたくさん食べると太らずに胸だけが大きくなる」「成長するとフランスでもトップクラスのからだになる」と聞かされた時の反応。彼は大人になった後のマリーと直に会っているはずなのだが。
    
==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
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: この発言時の彼は”竜の魔女”によって狂化していたので生前からこうだったわけではない、と、信じたいが……。
 
: この発言時の彼は”竜の魔女”によって狂化していたので生前からこうだったわけではない、と、信じたいが……。
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; 「……神への祈りはもう随分昔に済ませました。これは、僕が手をくだした者たちへの祈りです――――。」<br>「……僕は多くの者の命を奪ってきた。彼等は罪を犯し、王に反逆し、神に背いた。そんな奴等、死刑囚に与えられるのは死で十分だ。その断罪は一切の希望が失われることなのだから。それ以上に深い絶望があるだろうか」<br>「けれど、僕は彼らに余計な苦しみを与え続けた。衆目の前で、辱め、死よりも恐ろしい苦痛を与えた」<br>「これは僕に与えられた得がたき贖罪の機会だ……」
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; 「……神への祈りはもう随分昔に済ませました。これは、僕が手をくだした者たちへの祈りです────。」<br>「……僕は多くの者の命を奪ってきた。彼等は罪を犯し、王に反逆し、神に背いた。そんな奴等、死刑囚に与えられるのは死で十分だ。その断罪は一切の希望が失われることなのだから。それ以上に深い絶望があるだろうか」<br>「けれど、僕は彼らに余計な苦しみを与え続けた。衆目の前で、辱め、死よりも恐ろしい苦痛を与えた」<br>「これは僕に与えられた得がたき贖罪の機会だ……」
:「亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム」において、マシュー・ホプキンスを殺害したラヴィニア・ウェイトリーを庇って拘束され、丘で住人たちに処刑される直前に語った彼の最期の言葉。生前に誰よりも人間を愛していながら、処刑人としての責務を全うし続けなくてはならなかった彼の本心と苦痛。終ぞ誰からも裁かれることはなかったその生涯は彼にとって何よりも耐え難い物であった。そして、いつ誰が裁判で処刑されるか分からないこの状況からカルデアの仲間たちを、大切なマスターを守る為…彼は己の命と誇りを捧ぐ。<br>
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:亜種特異点Ⅳ『禁忌降臨庭園 セイレム』において、マシュー・ホプキンスを殺害したラヴィニア・ウェイトリーを庇って拘束され、丘で住人たちに処刑される直前に語った彼の最期の言葉。生前に誰よりも人間を愛していながら、処刑人としての責務を全うし続けなくてはならなかった彼の本心と苦痛。終ぞ誰からも裁かれることはなかったその生涯は彼にとって何よりも耐え難い物であった。そして、いつ誰が裁判で処刑されるか分からないこの状況からカルデアの仲間たちを、大切なマスターを守る為…彼は己の命と誇りを捧ぐ。<br>
:余談だが主人公だけでなく、キルケ―やマタハリ、マシュが必死に彼を助けようと模索するなか、ただ一人…ロビンフッドだけは彼の行動が自分を含めたメンバー全員を守る物だと理解していた。セイレムに赴く前から反目しあっていた二人ではあったが、そこには確かな信頼があった。
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:余談だが主人公だけでなく、キルケーやマタハリ、マシュが必死に彼を助けようと模索するなか、ただ一人…ロビンフッドだけは彼の行動が自分を含めたメンバー全員を守る物だと理解していた。セイレムに赴く前から反目しあっていた二人ではあったが、そこには確かな信頼があった。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
; サンソン「(アレはアマデウスの超推理モード……!<br>     アマデウスは推理をする時に霊基再臨その3になる事で、こわ、アマ3こわ!<br>     と言われるほどのトランス状態になるんだ!)」<br>アマデウス「じっ―――――」(じっとサンソンを見抜く)<br>サンソン「はじまるぞ、アマデウスの名推理が……! 一体どうなってしまうんだ――――!」<br>アマデウス「じ―――――っ」(さらにサンソンを見抜く)<br>カメラ、サンソンの足下にズーム。マリーのガラスのヒールを履いている。<br>画面暗転の後、処刑台に連れられていくサンソン。<br>サンソン「確かにボクはマリーに関してのみ変態さ…… でもこれだけは覚えていてほしい。<br>     ボクもマリーの魅力に踊らされた、被害者だという事を……」
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; サンソン「(アレはアマデウスの超推理モード……!<br>     アマデウスは推理をする時に霊基再臨その3になる事で、こわ、アマ3こわ!<br>     と言われるほどのトランス状態になるんだ!)」<br>アマデウス「じっ─────」(じっとサンソンを見抜く)<br>サンソン「はじまるぞ、アマデウスの名推理が……! 一体どうなってしまうんだ────!」<br>アマデウス「じ─────っ」(さらにサンソンを見抜く)<br>カメラ、サンソンの足下にズーム。マリーのガラスのヒールを履いている。<br>画面暗転の後、処刑台に連れられていくサンソン。<br>サンソン「確かにボクはマリーに関してのみ変態さ…… でもこれだけは覚えていてほしい。<br>     ボクもマリーの魅力に踊らされた、被害者だという事を……」
: 竹箒日記より<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記 2015/8/20]</ref>。ついに公式最大手からネタにされてしまった。さらに担当イラストレーターのしまどりる氏が自身のTwitterにてイラスト<ref group = "出">[https://twitter.com/simadoriru/status/636549388010033152 しまどりるTwitter2015年8月26日23:42]</ref>を掲載している。―――どうしてこうなった。
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: 竹箒日記より<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記 2015/8/20]</ref>。ついに公式最大手からネタにされてしまった。さらに担当イラストレーターのしまどりる氏が自身のTwitterにてイラスト<ref group = "出">[https://twitter.com/simadoriru/status/636549388010033152 しまどりるTwitter2015年8月26日23:42]</ref>を掲載している。───どうしてこうなった。
 
: 元ネタは漫画『ギャグマンガ日和』の「名探偵うさみちゃんシリーズ」より。
 
: 元ネタは漫画『ギャグマンガ日和』の「名探偵うさみちゃんシリーズ」より。
 
: 一応のフォローとして、元ネタのキャラクター「クマ吉くん」は女子の私物を盗むのは勿論、露出、ストーカー、盗撮などの犯罪行為を何人もの女性に行っている救いようもない変態だが、サンソンがおかしくなるのは本人が言っている通りにマリーに対してのみである。
 
: 一応のフォローとして、元ネタのキャラクター「クマ吉くん」は女子の私物を盗むのは勿論、露出、ストーカー、盗撮などの犯罪行為を何人もの女性に行っている救いようもない変態だが、サンソンがおかしくなるのは本人が言っている通りにマリーに対してのみである。
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==メモ==
 
==メモ==
 
*処刑人という血なまぐさい生業であったがサンソン自身は残酷を好まずむしろ人権派であった。若い頃は自ら刀を使って罪人の首を斬っていたが、失敗した際に罪人に耐え難い苦痛を与える事を憂慮し「より人道的な処刑方法」をサンソンが議会に上表したことがギロチン発明のきっかけであったという。
 
*処刑人という血なまぐさい生業であったがサンソン自身は残酷を好まずむしろ人権派であった。若い頃は自ら刀を使って罪人の首を斬っていたが、失敗した際に罪人に耐え難い苦痛を与える事を憂慮し「より人道的な処刑方法」をサンソンが議会に上表したことがギロチン発明のきっかけであったという。
**このギロチンの発明で死刑が単純化・効率化され、自身が人類史史上2番目に多い死刑を執行した(約2700人)人間となったのは皮肉という他無い<ref group = "注">人類史上、最も多くの死刑執行を行ったのはドイツのヨハン・ライヒハートで、ヴァイマール共和国からナチス時代にかけて3165人の死刑を執行している。彼が処刑した人物には重罪犯や反ナチスの活動家の他に156人のナチス戦犯が含まれている。</ref>。死刑制度自体の廃止を上表した事もあったがこちらは終生受け入れられることはなかった。<ref group = "注">フランスで死刑制度が廃止されたのは1981年だが、最後の死刑執行が行われたのは1977年である。しかし、死刑制度が無くなっても犯罪が無くなる訳ではなく、更に医療技術の発展で高齢の終身刑の受刑者が増加。その結果、フランスは元よりヨーロッパ各地の刑務所はパンク状態に陥っており、環境の悪化を苦にした自殺者が続出するなど大きな社会問題となっている。</ref>。
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**このギロチンの発明で死刑が単純化・効率化され、自身が人類史史上2番目に多い死刑を執行した(約2700人)人間となったのは皮肉という他無い<ref group = "注">人類史上、最も多くの死刑執行を行ったのはドイツのヨハン・ライヒハートで、ヴァイマール共和国からナチス時代にかけて3165人の死刑を執行している。彼が処刑した人物には重罪犯や反ナチスの活動家の他に156人のナチス戦犯が含まれている。</ref>。死刑制度自体の廃止を上表した事もあったがこちらは終生受け入れられることはなかった<ref group = "注">フランスで死刑制度が廃止されたのは1981年だが、最後の死刑執行が行われたのは1977年である。しかし、死刑制度が無くなっても犯罪が無くなる訳ではなく、更に医療技術の発展で高齢の終身刑の受刑者が増加。その結果、フランスは元よりヨーロッパ各地の刑務所はパンク状態に陥っており、環境の悪化を苦にした自殺者が続出するなど大きな社会問題となっている。</ref>。
 
*熱心な王党派として知られており、フランス王室への敬愛の念は強かったが、ロベスピエールらジャコバン派の台頭によってルイ16世やマリー・アントワネットの処刑も「仕事」として執行しなければいけなかった。<br>自身が粛清の危地に立たされることも厭わずに死刑執行後に堂々とルイ16世の弁護を行った投書を新聞社に送ったり、極秘でルイ16世鎮魂のミサを行ったりしたほどである。
 
*熱心な王党派として知られており、フランス王室への敬愛の念は強かったが、ロベスピエールらジャコバン派の台頭によってルイ16世やマリー・アントワネットの処刑も「仕事」として執行しなければいけなかった。<br>自身が粛清の危地に立たされることも厭わずに死刑執行後に堂々とルイ16世の弁護を行った投書を新聞社に送ったり、極秘でルイ16世鎮魂のミサを行ったりしたほどである。
 
**たとえ敬愛する王家の人間であった人物でも淡々と死刑を執行し続けた彼ではあるが、そうした王家や貴族の人間が誇り高く死を受け入れた事に関しては否定的だった。Fate設定では処刑間際のマリーに優しい声をかけられた事で執着するようになった、とされているが、実際にはむしろ逆で、「貴族達がもっとギロチンを怖がれば、市民ももっと早くギロチンの恐ろしさに気づいたかもしれない」「処刑される人々が全く死を実感しておらず、命を無駄にしている」などと日記に綴っている。
 
**たとえ敬愛する王家の人間であった人物でも淡々と死刑を執行し続けた彼ではあるが、そうした王家や貴族の人間が誇り高く死を受け入れた事に関しては否定的だった。Fate設定では処刑間際のマリーに優しい声をかけられた事で執着するようになった、とされているが、実際にはむしろ逆で、「貴族達がもっとギロチンを怖がれば、市民ももっと早くギロチンの恐ろしさに気づいたかもしれない」「処刑される人々が全く死を実感しておらず、命を無駄にしている」などと日記に綴っている。
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