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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| [[セイバー]] || - || B || D || A++ || E || B || B || 対魔力:C<br/>騎乗:B || 新陰流:A++<br />水月:B<br />無刀取り:A ||  
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| [[セイバー]] || - || B || D || A++ || E || B || B || 対魔力:C<br>騎乗:B || 新陰流:A++<br>水月:B<br>無刀取り:A ||  
 
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; 剣術無双・剣禅一如(けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ)
 
; 剣術無双・剣禅一如(けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ)
 
: [[柳生但馬守宗矩]]と同一の宝具。詳細はそちらを参照。
 
: [[柳生但馬守宗矩]]と同一の宝具。詳細はそちらを参照。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
:宮本武蔵体験クエストにて登場。
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:『宮本武蔵体験クエスト』にて登場。
 
:後に亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』で敵として登場した。
 
:後に亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』で敵として登場した。
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:『宮本武蔵体験クエスト』にて彼女と剣を交えたことで、彼は剣術の死合に愉悦を見出し、生きながらにして英霊剣豪と化すことになる。
 
:『宮本武蔵体験クエスト』にて彼女と剣を交えたことで、彼は剣術の死合に愉悦を見出し、生きながらにして英霊剣豪と化すことになる。
 
:なお、負傷により隻眼となった彼女を見て、同じく隻眼である息子の柳生十兵衛七郎三厳を想起している。
 
:なお、負傷により隻眼となった彼女を見て、同じく隻眼である息子の柳生十兵衛七郎三厳を想起している。
;[[ランサー・プルガトリオ]]、[[アーチャー・インフェルノ]]、[[アサシン・パライソ]]、[[ライダー・黒縄地獄]]、[[バーサーカー・衆合地獄]]、[[蘆屋道満|キャスター・リンボ]]
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;[[ランサー・プルガトリオ]]、[[巴御前|アーチャー・インフェルノ]]、[[望月千代女|アサシン・パライソ]]、[[ライダー・黒縄地獄]]、[[バーサーカー・衆合地獄]]、[[蘆屋道満|キャスター・リンボ]]
 
:『屍山血河舞台 下総国』にて登場する英霊剣豪たち。
 
:『屍山血河舞台 下総国』にて登場する英霊剣豪たち。
 
:ただし、自身とは違いこちらは全員がサーヴァントである。
 
:ただし、自身とは違いこちらは全員がサーヴァントである。
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=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
;「身体に力の起こりなし。我が剣生において無二の、自然無想による一の太刀。<br> それを既の所で流された。<ruby><rb>天下一の剣豪</rb><rt>・・・・・・</RT></RUBY>など、作り話と意に介していなかったが――――<br> ……これは斬らねばならぬ。何としても、斬らねばならぬ。」
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;「身体に力の起こりなし。我が剣生において無二の、自然無想による一の太刀。<br> それを既の所で流された。<ruby><rb>天下一の剣豪</rb><rt>・・・・・・</RT></RUBY>など、作り話と意に介していなかったが────<br> ……これは斬らねばならぬ。何としても、斬らねばならぬ。」
:『宮本武蔵体験クエスト』にて、初登場のシーン。鯉口で誘ってきた武蔵を目にも止まらぬ抜刀で追い詰めるが―――
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:『宮本武蔵体験クエスト』にて、初登場のシーン。鯉口で誘ってきた武蔵を目にも止まらぬ抜刀で追い詰めるが───
 
:武蔵からしたら裸足で逃げ出すレベルの実力差があったと見られているが、宗矩にとっても無念無想による前触れを全く見せない必殺の一撃を凌がれてしまった事で、天下一の剣豪と言う話もあながち嘘では無いと感じた。
 
:武蔵からしたら裸足で逃げ出すレベルの実力差があったと見られているが、宗矩にとっても無念無想による前触れを全く見せない必殺の一撃を凌がれてしまった事で、天下一の剣豪と言う話もあながち嘘では無いと感じた。
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;「……消えたか。剣術だけではなく妖術にまで精通しているとは。<br> 手応えはあったが、頭蓋を割るには至らなんだ。……我が秘伝を受け、二度までも生き延びる―――<br> 新免武蔵守藤原玄信。その名、決して忘れぬぞ。」
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;「……消えたか。剣術だけではなく妖術にまで精通しているとは。<br> 手応えはあったが、頭蓋を割るには至らなんだ。……我が秘伝を受け、二度までも生き延びる───<br> 新免武蔵守藤原玄信。その名、決して忘れぬぞ。」
 
:しかし二度の必殺を与えても武蔵を仕留め切る事は叶わず、別世界に飛んでいった彼女の名を心に刻み竹林へと消える。冷静沈着としている様だが、この時彼の心境にはある決定的な変化が起こっていた。
 
:しかし二度の必殺を与えても武蔵を仕留め切る事は叶わず、別世界に飛んでいった彼女の名を心に刻み竹林へと消える。冷静沈着としている様だが、この時彼の心境にはある決定的な変化が起こっていた。
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;「死して霊魂となったモノなどではなく、私は私、生まれ落ちた時と変わらぬ命と血肉を備えた者である。<br> 些か、<ruby><rb>魔縁に堕ちた身ではあるが</rb><rt>・・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>。<br> フ。それにな。宿業なぞどうという事もない。業ならたっぷり百八つ、腐るほど持ち合わせておるわ。」
 
;「死して霊魂となったモノなどではなく、私は私、生まれ落ちた時と変わらぬ命と血肉を備えた者である。<br> 些か、<ruby><rb>魔縁に堕ちた身ではあるが</rb><rt>・・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>。<br> フ。それにな。宿業なぞどうという事もない。業ならたっぷり百八つ、腐るほど持ち合わせておるわ。」
;「侍衆を率いて土気城下へと至った時なぞは……フ。事もあろうに、<br> 此処で屍山血河を築くしかあるまいか―――<br> 等と、滾る心を抑えるのに必死であった。だが結局のところ貴様は気付かぬまま、此処へ至った。」
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;「侍衆を率いて土気城下へと至った時なぞは……フ。事もあろうに、<br> 此処で屍山血河を築くしかあるまいか───<br> 等と、滾る心を抑えるのに必死であった。だが結局のところ貴様は気付かぬまま、此処へ至った。」
 
: 終盤、セイバー・エンピレオとしてその正体を現した際の発言。サーヴァントでさえ霊基を歪められ狂い果てる宿業を人の身で埋め込まれたにも関わらず、外面上の精神の変生が殆ど見られない。もはや人とは思えぬ彼の規格外ぶりが伺える。
 
: 終盤、セイバー・エンピレオとしてその正体を現した際の発言。サーヴァントでさえ霊基を歪められ狂い果てる宿業を人の身で埋め込まれたにも関わらず、外面上の精神の変生が殆ど見られない。もはや人とは思えぬ彼の規格外ぶりが伺える。
 
:しかしその内には英霊剣豪としての深い業を確かに持ち合わせており、本来守るべきはずの下総の民に対して必死に殺意を抑え込んでいた。
 
:しかしその内には英霊剣豪としての深い業を確かに持ち合わせており、本来守るべきはずの下総の民に対して必死に殺意を抑え込んでいた。
   −
;「気づかされたのだ。私はこれまで剣術に愉しみを覚えたことなどなく、そのような者だからこそ、<br> 父は私に古き新陰流を継がせなんだ。新陰流より生じたもの、柳生新陰流とな。<br> ……それで良いと思った。どれほど高説を重ねようが、剣の道は殺人の道。<br> そこに特別な意味など―――人生の価値など求める事こそ不純だと。<br> だが違った。齢この歳、貴様と立ち合って今さらに気付かされたわ。<br> 立ち合いの妙。刹那に生死が融け合う感覚。己が心と対手の心が同一する境地。<br> ―――成る程。剣者の道というものは、面白い。」
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;「気づかされたのだ。私はこれまで剣術に愉しみを覚えたことなどなく、そのような者だからこそ、<br> 父は私に古き新陰流を継がせなんだ。新陰流より生じたもの、柳生新陰流とな。<br> ……それで良いと思った。どれほど高説を重ねようが、剣の道は殺人の道。<br> そこに特別な意味など───人生の価値など求める事こそ不純だと。<br> だが違った。齢この歳、貴様と立ち合って今さらに気付かされたわ。<br> 立ち合いの妙。刹那に生死が融け合う感覚。己が心と対手の心が同一する境地。<br> ───成る程。剣者の道というものは、面白い。」
 
:英霊剣豪という魔に身を堕とす事になった理由。過去の武蔵との立ち合いで彼は生涯感じた事のなかった「剣者としての愉しみ」を見出した。それはかつて彼が培ってきた信念、忠義、道徳が全て消え失せてしまう程の変革であり、後に残ったのは強者と立ち合うという「欲」の為ならばあらゆる犠牲も厭わない一匹の剣鬼のみだった。
 
:英霊剣豪という魔に身を堕とす事になった理由。過去の武蔵との立ち合いで彼は生涯感じた事のなかった「剣者としての愉しみ」を見出した。それはかつて彼が培ってきた信念、忠義、道徳が全て消え失せてしまう程の変革であり、後に残ったのは強者と立ち合うという「欲」の為ならばあらゆる犠牲も厭わない一匹の剣鬼のみだった。
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;「その意気や良し。二度と巡らぬ両者の出逢いの天運の下にて―――<br> 出でよ、血華咲き誇る我らが極地! 敗北せし者の魂を取り込み喰らう屍山血河の死合舞台!<br> 我が刃の忌名、セイバー・エンピレオ! 我が魂の真名、柳生但馬守宗矩!<br> いざ、いざ、いざ。いざ決死の剣を見せよ新免武蔵! いざ! 尋常に!」<br>武蔵「―――――勝負!」
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;「その意気や良し。二度と巡らぬ両者の出逢いの天運の下にて───<br> 出でよ、血華咲き誇る我らが極地! 敗北せし者の魂を取り込み喰らう屍山血河の死合舞台!<br> 我が刃の忌名、セイバー・エンピレオ! 我が魂の真名、柳生但馬守宗矩!<br> いざ、いざ、いざ。いざ決死の剣を見せよ新免武蔵! いざ! 尋常に!」<br>武蔵「─────勝負!」
 
:英霊剣豪七番勝負、七番目。サタンの名を出していない、サーヴァントではなく生身の人間であるため骸ではなく魂の真名となっている等、他の英霊剣豪とは前口上が異なっており、ただ武蔵との闘いの為だけに剣を抜く。
 
:英霊剣豪七番勝負、七番目。サタンの名を出していない、サーヴァントではなく生身の人間であるため骸ではなく魂の真名となっている等、他の英霊剣豪とは前口上が異なっており、ただ武蔵との闘いの為だけに剣を抜く。
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;「嗚呼、良い気分だ―――ふ。くくく―――<br> おのれ、三厳め。このような心地で剣を振るっていたとはなぁ。<br> であればあの上達ぶりも頷けるというもの。まったく憎らしい……<br> 貴様達には胸糞の悪い言葉だろうが、すまぬ。敢えて言おう。<br> 新免武蔵。カルデアのマスター。実に、この上なく……愉しき……立ち合いであった―――」
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;「嗚呼、良い気分だ───ふ。くくく───<br> おのれ、三厳め。このような心地で剣を振るっていたとはなぁ。<br> であればあの上達ぶりも頷けるというもの。まったく憎らしい……<br> 貴様達には胸糞の悪い言葉だろうが、すまぬ。敢えて言おう。<br> 新免武蔵。カルデアのマスター。実に、この上なく……愉しき……立ち合いであった───」
 
:敗北後の台詞。武蔵との闘いを経て、何故息子があれほどまでに真剣勝負に拘り腕を磨き上げ続けていたのかを実感と共にようやく理解に至り、一切の後悔も未練も無く一人の剣客として潔く散っていった。
 
:敗北後の台詞。武蔵との闘いを経て、何故息子があれほどまでに真剣勝負に拘り腕を磨き上げ続けていたのかを実感と共にようやく理解に至り、一切の後悔も未練も無く一人の剣客として潔く散っていった。
  
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