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; 略歴
 
; 略歴
:『[[Fate/Apocrypha]]』ではフランスの学生寮で、レティシアという少女に憑依するイレギュラーな形で召喚された。マスターが存在しない[[聖杯戦争|聖杯大戦]]の管理者として、トゥリファスの小さな教会に滞在。聖杯大戦に必要な存在としてホムンクルスの少年を示唆する啓示に従い、その少年である[[ジーク]]と行動を共にする内、彼の属する黒の陣営と共に、赤の陣営の奥底でうごめく陰謀との戦いに導かれる。その後赤の陣営を牛耳っていたもうひとりの聖人と対峙した際、ルーラーとしての義務、彼女自身の英霊としての誇り、そして自身すらも気づかず封じ込めた感情を[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]に突かれるも、なおも屈することなく戦いを挑み続ける。
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:『[[Fate/Apocrypha]]』ではフランスの学生寮で、[[レティシア]]という少女に憑依するイレギュラーな形で召喚された。マスターが存在しない[[聖杯戦争|聖杯大戦]]の管理者として、トゥリファスの小さな教会に滞在。聖杯大戦に必要な存在として[[ホムンクルス]]の少年を示唆する啓示に従い、その少年である[[ジーク]]と行動を共にする内、彼の属する黒の陣営と共に、赤の陣営の奥底でうごめく陰謀との戦いに導かれる。その後赤の陣営を牛耳っていた[[天草四郎時貞|もうひとりの聖人]]と対峙した際、ルーラーとしての義務、彼女自身の英霊としての誇り、そして自身すらも気づかず封じ込めた感情を[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]に突かれるも、なおも屈することなく戦いを挑み続ける。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』の第一特異点『[[邪竜百年戦争 オルレアン]]』では自分が死んで間もない西暦1431年のフランスに召喚される。どういう理由か聖杯戦争の知識を与えられず、能力も低下した状態で現界した。状況に戸惑いながらも、もう一人の[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・ダルク]]が引き起こした邪竜百年戦争を終結させ、フランスを今一度救うべく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと共に戦う。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』の第一特異点『[[邪竜百年戦争 オルレアン]]』では自分が死んで間もない西暦1431年のフランスに召喚される。どういう理由か聖杯戦争の知識を与えられず、能力も低下した状態で現界した。状況に戸惑いながらも、もう一人の[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・ダルク]]が引き起こした邪竜百年戦争を終結させ、フランスを今一度救うべく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと共に戦う。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、無尽蔵の魔神柱の前に死地に陥ったマスターに救いの手を差し伸べる。その後、フランスの特異点に召喚されていたサーヴァントたちを率いて、Ⅰの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]の制圧に赴く。
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:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、無尽蔵の魔神柱の前に死地に陥ったマスターに救いの手を差し伸べる。その後、フランスの特異点に召喚されていたサーヴァントたちを率いて、Ⅰの座を統括する[[ナベリウス|溶鉱炉ナベリウス]]の制圧に赴く。
: 『[[Fate/EXTELLA]]』ではムーンセルがアルテラの行動を阻止するための、トップサーヴァントの一人として召喚される。しかし戦いを通じて英霊アルテラの本性と迷いを看破し、彼女を見定めるためにアルテラに味方する。
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: 『[[Fate/EXTELLA]]』ではムーンセルが[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]の行動を阻止するための、トップサーヴァントの一人として召喚される。しかし戦いを通じて英霊アルテラの本性と迷いを看破し、彼女を見定めるためにアルテラに味方する。
:
   
; 人物
 
; 人物
 
: 信心深く清廉で善良な少女。中立のサーヴァントとして振る舞うときは規律を第一とし、たとえ身に危険が迫るときも公明正大であろうとする高潔な精神を持つ。
 
: 信心深く清廉で善良な少女。中立のサーヴァントとして振る舞うときは規律を第一とし、たとえ身に危険が迫るときも公明正大であろうとする高潔な精神を持つ。
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=== ジャンヌ・ダルク〔デスクトップアーミー〕 ===
 
=== ジャンヌ・ダルク〔デスクトップアーミー〕 ===
メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ『デスクトップアーミー』におけるジャンヌ。<br/>
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メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ『デスクトップアーミー』におけるジャンヌ。<br>
「SENTINEL GROLY」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[RL]s[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br/>
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「SENTINEL GROLY」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[RL]s[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br>
 
人格はサーヴァントとしてのジャンヌそのものであり、自我を持った後はサーヴァントとしての本分に従っているのだが、本当に聖杯が関与しているのか、自分はサーヴァントなのかD-phoneなのかという葛藤に悩まされながら戦い続けている。
 
人格はサーヴァントとしてのジャンヌそのものであり、自我を持った後はサーヴァントとしての本分に従っているのだが、本当に聖杯が関与しているのか、自分はサーヴァントなのかD-phoneなのかという葛藤に悩まされながら戦い続けている。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| rowspan="3"|[[ルーラー|ルーラー]] || - || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX<br />真名看破:B<br />神明裁決:A || 啓示:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B || style="text-align:left"|
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| rowspan="3"|[[ルーラー|ルーラー]] || - || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX<br>真名看破:B<br>神明裁決:A || 啓示:A<br>カリスマ:C<br>聖人:B || style="text-align:left"|
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX || 啓示:A<br />真名看破:B<br />神明裁決:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B<br />燦然たる聖光の復権:A<br>清冽なる祈りの果てに:EX || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「真名看破」→「燦然たる聖光の復権」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「啓示」→「清冽なる祈りの果てに」に変化。
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX || 啓示:A<br>真名看破:B<br>神明裁決:A<br>カリスマ:C<br>聖人:B<br>燦然たる聖光の復権:A<br>清冽なる祈りの果てに:EX || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「真名看破」→「燦然たる聖光の復権」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「啓示」→「清冽なる祈りの果てに」に変化。
 
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| [[主人公 (EXTRA)]] || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX<br />真名看破:B<br />神明裁決:A || 啓示:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B || style="text-align:left"|
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| [[主人公 (EXTRA)]] || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX<br>真名看破:B<br>神明裁決:A || 啓示:A<br>カリスマ:C<br>聖人:B || style="text-align:left"|
 
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)
 
; 我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)
: ランク:A<br />種別:結界宝具<br>レンジ:1~10<br />最大捕捉:???<br />由来:聖女ジャンヌ・ダルクが常に先陣を切って走りながら掲げ、付き従う兵士達を鼓舞した旗。
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: ランク:A<br>種別:結界宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:???<br>由来:聖女ジャンヌ・ダルクが常に先陣を切って走りながら掲げ、付き従う兵士達を鼓舞した旗。
 
: 天使の祝福によって味方を守護する結界宝具。EXランクという規格外の対魔力を物理的霊的問わず、宝具を含むあらゆる種別の攻撃に対する守りに変換する。
 
: 天使の祝福によって味方を守護する結界宝具。EXランクという規格外の対魔力を物理的霊的問わず、宝具を含むあらゆる種別の攻撃に対する守りに変換する。
 
: ただし、使用中は一切の攻撃が不可能というデメリットがあるほか、攻撃を防いだ代償は旗に損傷となって蓄積され、対城クラスの宝具による攻撃を何発も受けるというような形で濫用すれば最終的には使用不能になってしまう。
 
: ただし、使用中は一切の攻撃が不可能というデメリットがあるほか、攻撃を防いだ代償は旗に損傷となって蓄積され、対城クラスの宝具による攻撃を何発も受けるというような形で濫用すれば最終的には使用不能になってしまう。
 
: 『Fate/Apocrypha』では[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の、地形を変え、ミレニア城塞を半壊せしめた程の破壊力を持つ「疵獣の咆吼」の一撃を受け流し、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]の『解体聖母』の完全開放を不意打ちで受けてなお、その呪いの大半を吸収するなどの活躍を見せた。
 
: 『Fate/Apocrypha』では[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の、地形を変え、ミレニア城塞を半壊せしめた程の破壊力を持つ「疵獣の咆吼」の一撃を受け流し、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]の『解体聖母』の完全開放を不意打ちで受けてなお、その呪いの大半を吸収するなどの活躍を見せた。
: 『Fate/Grand Order』第一部一章では[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の「仮想宝具 擬似展開/人理の礎」とともにファヴニールの攻撃を一時的に防いだり、終章では[[魔神柱|魔神柱フラウロス]]の攻撃から主人公を守る形で使用した他、本編に先駆けてTYPE-MOON公式のエイプリール企画で登場<ref group = "注">なお、ネタバレ防止のため伏字だった。</ref>した際には、[[謎のヒロインX]]の「約束された勝利の剣」さえもいなした。
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: 『Fate/Grand Order』第一部第一章では[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の「仮想宝具 疑似展開/人理の礎」とともに[[ファヴニール]]の攻撃を一時的に防いだり、第一部終章では[[フラウロス|魔神柱フラウロス]]の攻撃から主人公を守る形で使用した他、本編に先駆けてTYPE-MOON公式のエイプリール企画で登場<ref group = "注">なお、ネタバレ防止のため伏字だった。</ref>した際には、[[謎のヒロインX]]の「約束された勝利の剣」さえもいなした。
 
: ちなみにこの宝具である旗自体ももっぱら攻撃に活用されており、『Fate/Apocrypha』『Fate/Grand Order』『Fate/EXTELLA』いずれにおいても実際に槍のように突いたり殴ったりするところを見られる。『EXTELLA』に至っては頭上でプロペラのように回転させてホバリングするという芸当も。使用法を抗議されるたびに「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れよという啓示でしょう」と弁明しているとか。<del>やめてさしあげろ。</del>
 
: ちなみにこの宝具である旗自体ももっぱら攻撃に活用されており、『Fate/Apocrypha』『Fate/Grand Order』『Fate/EXTELLA』いずれにおいても実際に槍のように突いたり殴ったりするところを見られる。『EXTELLA』に至っては頭上でプロペラのように回転させてホバリングするという芸当も。使用法を抗議されるたびに「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れよという啓示でしょう」と弁明しているとか。<del>やめてさしあげろ。</del>
 
:『Grand Order』ではA-ランクに低下しており、「味方全体に無敵状態を付与(1ターン)&防御力をアップ[Lv](3ターン)&毎ターンHP回復状態を付与(2ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+自身にスタン状態を付与(2ターン)【デメリット】」という効果のArts宝具。
 
:『Grand Order』ではA-ランクに低下しており、「味方全体に無敵状態を付与(1ターン)&防御力をアップ[Lv](3ターン)&毎ターンHP回復状態を付与(2ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+自身にスタン状態を付与(2ターン)【デメリット】」という効果のArts宝具。
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:しかし、後に実装された幕間の物語2クリアで従来通りのAランクに上昇。スタンのデメリットが単純に削除される事に加えて「味方全体の弱体状態を解除」という効果まで追加され、評価は大幅に向上することとなった。
 
:しかし、後に実装された幕間の物語2クリアで従来通りのAランクに上昇。スタンのデメリットが単純に削除される事に加えて「味方全体の弱体状態を解除」という効果まで追加され、評価は大幅に向上することとなった。
 
; 紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)
 
; 紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)
: ランク:C(発現前) / EX(発現後)<br />種別:特攻宝具<br />レンジ:???<br />最大捕捉:???
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: ランク:C(発現前) / EX(発現後)<br>種別:特攻宝具<br>レンジ:???<br>最大捕捉:???
 
: “主よ、この身を委ねます”という辞世の句を発動の呪文とし、炎を発現させる聖剣。
 
: “主よ、この身を委ねます”という辞世の句を発動の呪文とし、炎を発現させる聖剣。
 
: ジャンヌが迎えた最期を攻撃的に解釈した概念結晶武装。[[固有結界]]の亜種で、自身の心象風景を剣として結晶化したものである。
 
: ジャンヌが迎えた最期を攻撃的に解釈した概念結晶武装。[[固有結界]]の亜種で、自身の心象風景を剣として結晶化したものである。
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==真名:ジャンヌ・ダルク==
 
==真名:ジャンヌ・ダルク==
 
+
:世界で最も有名な聖女。フランスの百年戦争においてオルレアンの乙女(ラ・ピュセル)と呼ばれた救国の英雄である。
:ジャンヌ・ダルク。世界で最も有名な聖女。フランスの百年戦争においてオルレアンの乙女(ラ・ピュセル)と呼ばれた救国の英雄である。
   
:十七歳で故郷を発ち、奇跡とも呼べる快進撃を成し遂げるも捕縛され、異端審問官ピエール・コーションに魔女と貶められた果てに十九歳で火刑に処せられる。
 
:十七歳で故郷を発ち、奇跡とも呼べる快進撃を成し遂げるも捕縛され、異端審問官ピエール・コーションに魔女と貶められた果てに十九歳で火刑に処せられる。
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:彼女からすれば旗を振った時点でその手は騎士と同じく血に塗れていると考えており、剣を抜かずともその罪を共有している。
 
:彼女からすれば旗を振った時点でその手は騎士と同じく血に塗れていると考えており、剣を抜かずともその罪を共有している。
 
:ジャンヌが囚われの身となった際に行方知らずとなった。
 
:ジャンヌが囚われの身となった際に行方知らずとなった。
:『[[Fate/Grand Order]]』の[[ジル・ド・レェ〔セイバー〕]]の幕間の物語「聖女の剣」で1431年のフランスに登場する。
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:『[[Fate/Grand Order]]』の[[ジル・ド・レェ〔セイバー〕]]の[[幕間の物語]]「聖女の剣」で1431年のフランスに登場する。
 
:玉座の近くで強い魔力を発しており、[[特異点]]の発生の原因に成りかけていた。
 
:玉座の近くで強い魔力を発しており、[[特異点]]の発生の原因に成りかけていた。
 
:聖カトリーヌの剣の影響か、亡霊に憑依され微かに魔力が滲み出る死体が大量に発生し、聖カトリーヌの剣に剣を求めて彷徨い出た影が集まり、[[シャドウサーヴァント]]に変わった。
 
:聖カトリーヌの剣の影響か、亡霊に憑依され微かに魔力が滲み出る死体が大量に発生し、聖カトリーヌの剣に剣を求めて彷徨い出た影が集まり、[[シャドウサーヴァント]]に変わった。
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; [[Fate/Grand Order]] 
 
; [[Fate/Grand Order]] 
 
: 初期実装サーヴァントの一人。
 
: 初期実装サーヴァントの一人。
: ストーリーでは第一章のキーキャラクターとして登場。
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: ストーリーでは第一部第一章のキーキャラクターとして登場。
 
: 『FGO夏祭り2016~1st Anniversary~』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新。
 
: 『FGO夏祭り2016~1st Anniversary~』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新。
 
: 期間限定イベント『[[栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ|輝け!グレイルライブ‼]]』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「Prove」が実装された。
 
: 期間限定イベント『[[栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ|輝け!グレイルライブ‼]]』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「Prove」が実装された。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/Apocrypha ===
 
=== Fate/Apocrypha ===
;「―――主よ、この身を委ねます―――」
+
;「───主よ、この身を委ねます───」
 
: 生前の最後の言葉。
 
: 生前の最後の言葉。
 
: 弾劾され、罵倒され、責め苦を受けてもなお、彼女の心にはただ祈りしかなかった。
 
: 弾劾され、罵倒され、責め苦を受けてもなお、彼女の心にはただ祈りしかなかった。
344行目: 342行目:  
: ジークと初めて出会った際の第一声。この時、ルーラーはジークの優美な美しさに、ジークはルーラーの幻想的な美しさに心を奪われていた。恋愛小説で使い古されたような運命の出会いと言えるシチュエーション。
 
: ジークと初めて出会った際の第一声。この時、ルーラーはジークの優美な美しさに、ジークはルーラーの幻想的な美しさに心を奪われていた。恋愛小説で使い古されたような運命の出会いと言えるシチュエーション。
   −
;「――それこそ愚かです。主は我々を見捨ててなどいませんよ。<br> いや、そもそも主は誰一人として見捨てていらっしゃらない。ただ、何も出来ないだけです。<br> 祈ることも、供物を捧げることも、全ては己のためではなく主の為の行いでしょう。<br> 主の嘆きを、主の悲しみを癒すために我々は祈るのです。そう、私は確かに――<br> “主の嘆きを聞いたのです”」
+
;「──それこそ愚かです。主は我々を見捨ててなどいませんよ。<br> いや、そもそも主は誰一人として見捨てていらっしゃらない。ただ、何も出来ないだけです。<br> 祈ることも、供物を捧げることも、全ては己のためではなく主の為の行いでしょう。<br> 主の嘆きを、主の悲しみを癒すために我々は祈るのです。そう、私は確かに──<br> “主の嘆きを聞いたのです”」
 
:[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]の「神にすら見捨てられたお前に願いが無い訳がない」という言葉への静かな反論。
 
:[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]の「神にすら見捨てられたお前に願いが無い訳がない」という言葉への静かな反論。
   −
;「すいません、ついでに背負って下さい。お腹が空いて、一歩も動けません……」<br />「お腹が空くことが、これほど辛いとは思いませんでした。あの、そろそろ食べられるなら木の根を齧ってもいいとすら思えてきたのですが、どうしましょう」
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;「すいません、ついでに背負って下さい。お腹が空いて、一歩も動けません……」<br>「お腹が空くことが、これほど辛いとは思いませんでした。あの、そろそろ食べられるなら木の根を齧ってもいいとすら思えてきたのですが、どうしましょう」
 
: 黒の陣営との会談の後、探していたジークに会って彼の願いを果たしに行こうとした矢先にへたりこんでこの台詞。特に後者の台詞は'''かなり本気'''らしく、三十分もしないうちに本気で木の根を齧り始めるだろうと聞いていたジークに思わせた。
 
: 黒の陣営との会談の後、探していたジークに会って彼の願いを果たしに行こうとした矢先にへたりこんでこの台詞。特に後者の台詞は'''かなり本気'''らしく、三十分もしないうちに本気で木の根を齧り始めるだろうと聞いていたジークに思わせた。
 
:人間に憑依する形での現界や自身の燃費という理由で仕方が無いとはいえ、それまで見せていた毅然とした聖女の姿は欠片もない。
 
:人間に憑依する形での現界や自身の燃費という理由で仕方が無いとはいえ、それまで見せていた毅然とした聖女の姿は欠片もない。
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:意趣返しとばかりに逆セクハラ。しかもこの時のジャンヌは'''恋する乙女'''そのものだった。
 
:意趣返しとばかりに逆セクハラ。しかもこの時のジャンヌは'''恋する乙女'''そのものだった。
   −
;「アーチャー、あなたも英霊として理解しているはずです。その子らは救えない。彼らが生きるということは、仲間を増やすという意味に他ならない。そもそも、その子ら自体――――安らかな場所に魂を帰還させることが慈愛です。」<br>「此処は彼女たちの記憶の世界、残留思念が生み出した幻影に過ぎません。永遠にこの曖昧な世界で苦しませ続けるつもりですか!?さぁ、そこを退いてください。」
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;「アーチャー、あなたも英霊として理解しているはずです。その子らは救えない。彼らが生きるということは、仲間を増やすという意味に他ならない。そもそも、その子ら自体────安らかな場所に魂を帰還させることが慈愛です。」<br>「此処は彼女たちの記憶の世界、残留思念が生み出した幻影に過ぎません。永遠にこの曖昧な世界で苦しませ続けるつもりですか!?さぁ、そこを退いてください。」
 
:[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]の本体である子どもたちの魂はすでに呪われた。ならばそれらを祓い安らかな場所に送ることが、彼女になしうる慈愛であった。そしてそれを防がんとする[[アタランテ]]にも譲れない想いがあるゆえ、両者は決定的に道を違える事となる。
 
:[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]の本体である子どもたちの魂はすでに呪われた。ならばそれらを祓い安らかな場所に送ることが、彼女になしうる慈愛であった。そしてそれを防がんとする[[アタランテ]]にも譲れない想いがあるゆえ、両者は決定的に道を違える事となる。
   −
;「剣を使わなかったから、私の手が血に塗れていない?まさか。―――私はあの戦いに加担した。戦うと決めた。その瞬間から血に塗れたも同然です。甘く見ないで下さい。彼女たちを滅ぼすことに、躊躇いはない!」<br>「いかにもその通りです、“赤”のアーチャー。誰もが私を聖女と呼ぶ、けれど他ならぬこの私だけがそう思ったことは一度もないのです」
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;「剣を使わなかったから、私の手が血に塗れていない?まさか。───私はあの戦いに加担した。戦うと決めた。その瞬間から血に塗れたも同然です。甘く見ないで下さい。彼女たちを滅ぼすことに、躊躇いはない!」<br>「いかにもその通りです、“赤”のアーチャー。誰もが私を聖女と呼ぶ、けれど他ならぬこの私だけがそう思ったことは一度もないのです」
:例え剣を抜かずとも――返り血を浴びる位置に立った時点から、戦いは始まっている。そして戦争に身を染める以上、「聖女」の在り方としては一線を画することも有り得るだろう。その覚悟を象徴する台詞。
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:例え剣を抜かずとも──返り血を浴びる位置に立った時点から、戦いは始まっている。そして戦争に身を染める以上、「聖女」の在り方としては一線を画することも有り得るだろう。その覚悟を象徴する台詞。
   −
;“主の恵みは深く、慈しみは<RUBY><RB>永久</RB><RT>とこしえ</RT></RUBY>に絶えず”<br />“あなたは人なき荒野に住まい、生きるべき場所に至る道も知らず”<br />“餓え、渇き、魂は衰えていく”<br />“<RUBY><RB>彼</RB><RT>か</RT></RUBY>の名を口にし、救われよ。生きるべき場所へと導く者の名を”<br />“渇いた魂を満ち足らし、餓えた魂を良き物で満たす”<br />“深い闇の中、苦しみと<RUBY><RB>鉄</RB><RT>くろがね</RT></RUBY>に縛られし者に救いあれ”<br />“今、枷を壊し、深い闇から救い出される”<br>“罪に汚れた行いを病み、不義を悩む者には救いあれ”<br />“正しき者には喜びの歌を、不義の者には沈黙を”<br>“―――<RUBY><RB>去りゆく魂に安らぎあれ</RB><RT>パクス・エクセウンティブス</RT></RUBY>”
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;“主の恵みは深く、慈しみは<RUBY><RB>永久</RB><RT>とこしえ</RT></RUBY>に絶えず”<br>“あなたは人なき荒野に住まい、生きるべき場所に至る道も知らず”<br>“餓え、渇き、魂は衰えていく”<br>“<RUBY><RB>彼</RB><RT>か</RT></RUBY>の名を口にし、救われよ。生きるべき場所へと導く者の名を”<br>“渇いた魂を満ち足らし、餓えた魂を良き物で満たす”<br>“深い闇の中、苦しみと<RUBY><RB>鉄</RB><RT>くろがね</RT></RUBY>に縛られし者に救いあれ”<br>“今、枷を壊し、深い闇から救い出される”<br>“罪に汚れた行いを病み、不義を悩む者には救いあれ”<br>“正しき者には喜びの歌を、不義の者には沈黙を”<br>“───<RUBY><RB>去りゆく魂に安らぎあれ</RB><RT>パクス・エクセウンティブス</RT></RUBY>”
 
:洗礼詠唱。怨霊に与えうる救いはただ終焉のみ。
 
:洗礼詠唱。怨霊に与えうる救いはただ終焉のみ。
   386行目: 384行目:  
:実際に使ったら不遜どころの騒ぎではない。ルーラーが提案した過激な戦術にフィオレは「大胆ですね」と顔を引き攣らせ、ゴルドは「世界を終わらせる気か…」と絶句していた。
 
:実際に使ったら不遜どころの騒ぎではない。ルーラーが提案した過激な戦術にフィオレは「大胆ですね」と顔を引き攣らせ、ゴルドは「世界を終わらせる気か…」と絶句していた。
   −
;「ああ、ライダーですか。上がったのなら、交代して戴けないでしょうか――――――」
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;「ああ、ライダーですか。上がったのなら、交代して戴けないでしょうか──────」
 
:洗面所で手を洗っている所をシャワーから上がった[[アストルフォ|ライダー]]と出くわし……'''その瞬間、世界が静止し歴史が動いた。'''
 
:洗面所で手を洗っている所をシャワーから上がった[[アストルフォ|ライダー]]と出くわし……'''その瞬間、世界が静止し歴史が動いた。'''
 
;「分からなかったんですよ!!」<br>「……確かにサーヴァントの中には、能力を隠蔽する術や能力を持っている者もいます。でも、イタズラするのは前代未聞ですよ……一体何をどうやったらこんなことやれるんですか………いえ、やれるやれないはともかく普通やらないですよ……もう……」
 
;「分からなかったんですよ!!」<br>「……確かにサーヴァントの中には、能力を隠蔽する術や能力を持っている者もいます。でも、イタズラするのは前代未聞ですよ……一体何をどうやったらこんなことやれるんですか………いえ、やれるやれないはともかく普通やらないですよ……もう……」
:ようやく[[アストルフォ|黒のライダー]]が'''男性'''である事を認識したジャンヌ。それにしても、風呂上りに'''全裸'''を見られるのは普通は逆なんだが……。
+
:ようやく[[アストルフォ|黒のライダー]]が'''男性'''である事を認識したジャンヌ。それにしても、こういった作品で風呂上りに'''全裸'''を見られるのは普通は逆のはずだが……。
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;「―――悲しい、<RUBY><RB>英雄</RB><RT>ひと</RT></RUBY>ですね」「<RUBY><RB>裁定者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>を、舐めるなアタランテ……!!」
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;「───悲しい、<RUBY><RB>英雄</RB><RT>ひと</RT></RUBY>ですね」「<RUBY><RB>裁定者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>を、舐めるなアタランテ……!!」
 
:己を殺すため、魔獣と化し憎悪すら彼方に追いやってしまった[[アタランテ|純潔の狩人]]に対して。
 
:己を殺すため、魔獣と化し憎悪すら彼方に追いやってしまった[[アタランテ|純潔の狩人]]に対して。
 
:そして両手で己の首を締め付けている[[アタランテ|魔獣]]が抱く剥き出しの憎悪を、一点の曇りもなく、真正面から討ち破る。たちまちの内に、魔獣の両手は引き剥がされた。
 
:そして両手で己の首を締め付けている[[アタランテ|魔獣]]が抱く剥き出しの憎悪を、一点の曇りもなく、真正面から討ち破る。たちまちの内に、魔獣の両手は引き剥がされた。
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;“私が殺した!”<br />“私が殺した。私がこの手で選び、この言葉で唆し、彼を殺したのだ!”<br />“人殺し。どうして死ぬ気で止めなかった!彼に嫌われてもいいと、悲しまれてもいいと、心を凍らせて彼を拒絶しなかった!”<br />“嘘つき、嘘つき、嘘つき!私は彼の死を知っていたはずなのに!こうなることを、ここに至ることを知っていたはずなのに……!”
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;“私が殺した!”<br>“私が殺した。私がこの手で選び、この言葉で唆し、彼を殺したのだ!”<br>“人殺し。どうして死ぬ気で止めなかった!彼に嫌われてもいいと、悲しまれてもいいと、心を凍らせて彼を拒絶しなかった!”<br>“嘘つき、嘘つき、嘘つき!私は彼の死を知っていたはずなのに!こうなることを、ここに至ることを知っていたはずなのに……!”
 
:[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]から己がジークを殺すのだと指摘された直後、[[ジークフリート|黒のセイバー]]の消滅をルーラーとしての能力で感じ取りジークもまた死んだと思い、全く呆気なく、別れも告げられず、目を逸らし続けた結果に慟哭する。
 
:[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]から己がジークを殺すのだと指摘された直後、[[ジークフリート|黒のセイバー]]の消滅をルーラーとしての能力で感じ取りジークもまた死んだと思い、全く呆気なく、別れも告げられず、目を逸らし続けた結果に慟哭する。
 
;「違う!違います!彼の死は、世界に必要だったんじゃない!<br> 私の責任、私が背負わなければならないものだ!」
 
;「違う!違います!彼の死は、世界に必要だったんじゃない!<br> 私の責任、私が背負わなければならないものだ!」
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;「天草四郎時貞。貴方の行為は<RUBY><RB>人類</RB><RT>ひと</RT></RUBY>への不信だ。<br> これまで積み重ねてきた全てを台無しにするものだ。<br> 何故なら数千年もの間、人は悪と戦い続けてきた。<br> 幾度敗北してもなお諦めず、善良なる者たちの犠牲を乗り越えて、此処までやってきた!」
 
;「天草四郎時貞。貴方の行為は<RUBY><RB>人類</RB><RT>ひと</RT></RUBY>への不信だ。<br> これまで積み重ねてきた全てを台無しにするものだ。<br> 何故なら数千年もの間、人は悪と戦い続けてきた。<br> 幾度敗北してもなお諦めず、善良なる者たちの犠牲を乗り越えて、此処までやってきた!」
:痛みを堪えて―――人間らしく、二本の足で大地を踏みしめる。[[ジーク|最愛の少年]]の視線を背中に感じながら、完璧な救済を掲げる[[シロウ・コトミネ|もう一人のルーラー]]に断言する。
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:痛みを堪えて───人間らしく、二本の足で大地を踏みしめる。[[ジーク|最愛の少年]]の視線を背中に感じながら、完璧な救済を掲げる[[天草四郎時貞|もう一人のルーラー]]に断言する。
    
;「ジル、私たちは<RUBY><RB>死者</RB><RT>サーヴァント</RT></RUBY>です。<br> 死者が生者を導くなど、まして人類の救済など烏滸がましいにも程がある。<br> 止めましょう、ジル。<br> 私たちを礎にして、人は少しづつではあるが前に進んでいる。それで良しとするべきです」
 
;「ジル、私たちは<RUBY><RB>死者</RB><RT>サーヴァント</RT></RUBY>です。<br> 死者が生者を導くなど、まして人類の救済など烏滸がましいにも程がある。<br> 止めましょう、ジル。<br> 私たちを礎にして、人は少しづつではあるが前に進んでいる。それで良しとするべきです」
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;「神は全てを許すでしょうし、貴方が殺した子供たちは全てを許さないでしょう。<br> その罪、その罪悪感、それは永遠に背負うべき罰です。<br> ……大丈夫です、肩は貸して上げます」
 
;「神は全てを許すでしょうし、貴方が殺した子供たちは全てを許さないでしょう。<br> その罪、その罪悪感、それは永遠に背負うべき罰です。<br> ……大丈夫です、肩は貸して上げます」
 
:己の贖罪をシロウの人類救済に求めようとするジルに対して。歯痒い気持ちであることは理解しつつも、それでもやはりあらゆる面で人類の平均を上回っている自分たちが、総体としての人類を導こうなどと考えてはならないと諭す。
 
:己の贖罪をシロウの人類救済に求めようとするジルに対して。歯痒い気持ちであることは理解しつつも、それでもやはりあらゆる面で人類の平均を上回っている自分たちが、総体としての人類を導こうなどと考えてはならないと諭す。
:罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救い続ける―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いであると。
+
:罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救い続ける───。それが、彼らに与えられた罰であり、救いであると。
   −
;「生の実感が極めて薄いホムンクルスでありながら、彼は生を渇望し、それを獲得しました。あれは、凝縮された人間そのもの。愛し、慈しむべき善性。彼は人を知り、善性と悪性を知り、悩んでいる。私は思ったのです。もし、貴方が全てを掬い上げてしまえば――彼の悩みは、彼の問い掛けは、何処に消え、何処に向かうのでしょう?」
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;「生の実感が極めて薄いホムンクルスでありながら、彼は生を渇望し、それを獲得しました。あれは、凝縮された人間そのもの。愛し、慈しむべき善性。彼は人を知り、善性と悪性を知り、悩んでいる。私は思ったのです。もし、貴方が全てを掬い上げてしまえば──彼の悩みは、彼の問い掛けは、何処に消え、何処に向かうのでしょう?」
 
:人間を愛する聖女を支えたのは、人間の凝縮とも呼ぶべき少年との出会い。
 
:人間を愛する聖女を支えたのは、人間の凝縮とも呼ぶべき少年との出会い。
 
:全てを救うという天草四郎の考えに加担したかも知れなかったと聖女は語る。それでも天草四郎と決裂したのは、とあるマスターがいたからだった。
 
:全てを救うという天草四郎の考えに加担したかも知れなかったと聖女は語る。それでも天草四郎と決裂したのは、とあるマスターがいたからだった。
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;「諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。<br> 昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。<br> 我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる。<br> 我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に。<br> 残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え。<br> 主よ、この身を委ねます」
 
;「諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。<br> 昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。<br> 我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる。<br> 我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に。<br> 残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え。<br> 主よ、この身を委ねます」
:紅蓮の聖女発動。絶望の後には、必ず希望が待つ――それを守り通すため、生前最期の炎を以って、今生最期の命を燃やし尽くす。
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:紅蓮の聖女発動。絶望の後には、必ず希望が待つ──それを守り通すため、生前最期の炎を以って、今生最期の命を燃やし尽くす。
    
;「私は、貴方に恋をしています。」
 
;「私は、貴方に恋をしています。」
: 聖杯大戦が終結し、英霊の座に帰って行った後の彼女がひたすらに会いたいと望んだ少年への告白。彼女は約束を果たすために―――約束がなかったとしても「会いたい」という自分の願いのために、世界の裏側を探し続けた。そして、再会した彼に告げた偽らざる想い。人類全体を愛する聖女の、ただ1つの例外。少女としてのただ1人への恋。
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: 聖杯大戦が終結し、英霊の座に帰って行った後の彼女がひたすらに会いたいと望んだ少年への告白。彼女は約束を果たすために───約束がなかったとしても「会いたい」という自分の願いのために、世界の裏側を探し続けた。そして、再会した彼に告げた偽らざる想い。人類全体を愛する聖女の、ただ1つの例外。少女としてのただ1人への恋。
 
: 二度目の生を経て、初めて愛した男と再会した彼女は救国の聖女ではなく、平凡な恋い焦がれる少女であった。この台詞を以て、『Fate/Apocrypha』の物語は真に幕を閉じる。
 
: 二度目の生を経て、初めて愛した男と再会した彼女は救国の聖女ではなく、平凡な恋い焦がれる少女であった。この台詞を以て、『Fate/Apocrypha』の物語は真に幕を閉じる。
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====マイルーム====
 
====マイルーム====
 
;「サーヴァント・ルーラー。ジャンヌ・ダルク。お会いできて、本当によかった!」<br>「王妃様……! いえ、忘れていませんよ。”マリー”。そう呼ばせていただいて構わないのですよね? ウフフッ……」
 
;「サーヴァント・ルーラー。ジャンヌ・ダルク。お会いできて、本当によかった!」<br>「王妃様……! いえ、忘れていませんよ。”マリー”。そう呼ばせていただいて構わないのですよね? ウフフッ……」
:召喚時の台詞及び[[マリー・アントワネット]]所持時のマイルーム会話。どうやら第一章での出会いを覚えている模様。<del>まあ二人とも第一章を突破せずともガチャからは出てくるが。</del>
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:召喚時の台詞及びマイルーム会話「[[マリー・アントワネット]]」。どうやら第一特異点での出会いを覚えている模様。<del>まあ二人とも第一特異点を突破せずともガチャからは出てくるが。</del>
    
; 「騎士としての心得はありませんが、旗を持つものとして何をするべきか、心得ていますとも。しっかり付いて来てくださいね、マスター」
 
; 「騎士としての心得はありませんが、旗を持つものとして何をするべきか、心得ていますとも。しっかり付いて来てくださいね、マスター」
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:マイルーム会話「絆Lv2」。戦場において味方を鼓舞した聖処女らしい得意分野。
 
:マイルーム会話「絆Lv2」。戦場において味方を鼓舞した聖処女らしい得意分野。
   −
; 「すみません、貴方の戦いぶりに見惚れていました。貴方は未熟であっても、自らの弱さを言い訳に逃げ出さない。<br /> もしかして、かつて私を見守っていたジルも、こんな気持ちだったのかもしれません」  
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; 「すみません、貴方の戦いぶりに見惚れていました。貴方は未熟であっても、自らの弱さを言い訳に逃げ出さない。<br> もしかして、かつて私を見守っていたジルも、こんな気持ちだったのかもしれません」  
 
: マイルーム会話「絆Lv3」。
 
: マイルーム会話「絆Lv3」。
: 苦境にも諦めずに立ち向かい続ける[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の勇姿をかつての自分と重ね合わせ、導き手として感慨に浸る。
+
: 苦境にも諦めずに立ち向かい続けるマスターの勇姿をかつての自分と重ね合わせ、導き手として感慨に浸る。
    
; 「全てのサーヴァントを憎まず、慈しみ、そして、共に戦う。マスター、貴方ならきっとそれが可能なはずです」  
 
; 「全てのサーヴァントを憎まず、慈しみ、そして、共に戦う。マスター、貴方ならきっとそれが可能なはずです」  
 
: マイルーム会話「絆Lv4」。
 
: マイルーム会話「絆Lv4」。
: 自他ともに"悪"を称する者や強い拒絶を見せる者とすら最後には固い絆を結ぶ[[主人公 (Grand Order)|マスター]]。
+
: 自他ともに"悪"を称する者や強い拒絶を見せる者とすら最後には固い絆を結ぶマスター。
: そんな[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の姿から、サーヴァント使いとしての素質を理解しての言葉。
+
: そんなマスターの姿から、サーヴァント使いとしての素質を理解しての言葉。
 
: 中立の審判者たる<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>ならではの見立てであり、最大の賛辞であると言える。
 
: 中立の審判者たる<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>ならではの見立てであり、最大の賛辞であると言える。
    
; 「いついかなる時も、貴方と共に。苦難も、悲嘆も、貴方と一緒なら乗り越えられます! さぁ、頑張りましょうマスター!」  
 
; 「いついかなる時も、貴方と共に。苦難も、悲嘆も、貴方と一緒なら乗り越えられます! さぁ、頑張りましょうマスター!」  
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。
: 仕える存在であり守るべき存在でもあった[[主人公 (Grand Order)|マスター]]。
+
: 仕える存在であり守るべき存在でもあったマスター。
 
: その成長と共に過ごした時間が強い信頼となり、最大のパートナーであると認めた瞬間。
 
: その成長と共に過ごした時間が強い信頼となり、最大のパートナーであると認めた瞬間。
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; 「ジーク君がどうかしましたか? まさか、またトラブルに巻き込まれているのでは……」
 
; 「ジーク君がどうかしましたか? まさか、またトラブルに巻き込まれているのでは……」
: [[ジークフリート]]所持時のマイルーム会話。どうやら[[ジーク]]のことをはっきり記憶しているようだ。
+
: マイルーム会話「[[ジークフリート]]」。どうやら[[ジーク]]のことをはっきり記憶しているようだ。
 
:なお、この台詞はジークが実装される以前から存在していた。彼女には一体なにが見えていたのだろうか……。
 
:なお、この台詞はジークが実装される以前から存在していた。彼女には一体なにが見えていたのだろうか……。
    
;「あっ…申し訳ありませんマスター、あのサーヴァントは一体……? ホムンクルス、ですか……多分勘違いでしょう。ええ、その筈です……」
 
;「あっ…申し訳ありませんマスター、あのサーヴァントは一体……? ホムンクルス、ですか……多分勘違いでしょう。ええ、その筈です……」
:2018年8月9日のアップデートにて追加された[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]所持時のマイルーム会話。
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:マイルーム会話「[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]」。2018年8月9日のアップデートにて追加された。
 
:また再会すると約束したはずの彼がまた戦場に……ましてやサーヴァントとして現界しているなど信じられないだろう。
 
:また再会すると約束したはずの彼がまた戦場に……ましてやサーヴァントとして現界しているなど信じられないだろう。
:あの[[Fate/Apocrypha|聖杯大戦]]は終わり、彼はもう傷つく必要はないはずだったのに―――――
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:あの[[Fate/Apocrypha|聖杯大戦]]は終わり、彼はもう傷つく必要はないはずだったのに────
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; 「清貧を旨とする"施しの英雄"………宗派は異なれど、彼もまた、聖人に等しい存在でしょう。<br/> 個人的に申し上げるなら、もう少し、マスター運を上げるべきではないかと思うのですが……ええ。」
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; 「清貧を旨とする"施しの英雄"………宗派は異なれど、彼もまた、聖人に等しい存在でしょう。<br> 個人的に申し上げるなら、もう少し、マスター運を上げるべきではないかと思うのですが……ええ。」
: [[カルナ]]所持時のマイルーム会話。自身を聖女とは驕らぬ彼女から人々に尽くし報われなかった英雄へ贈られる評価と、サーヴァントとしてのアドバイス。
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: マイルーム会話「[[カルナ]]」。自身を聖女とは驕らぬ彼女から人々に尽くし報われなかった英雄へ贈られる評価と、サーヴァントとしてのアドバイス。
 
: しかし、マスター運とは努力で何とかなるものなのだろうか………?
 
: しかし、マスター運とは努力で何とかなるものなのだろうか………?
    
; 「まあジル! 貴方も元帥として参加しているのね! いいわ。何かあったら、いつでも目を突いてあげます!」
 
; 「まあジル! 貴方も元帥として参加しているのね! いいわ。何かあったら、いつでも目を突いてあげます!」
: [[ジル・ド・レェ〔セイバー〕|テンション低い時代のジル]]所持時のマイルーム会話。かつて『お願い!アインツベルン相談室』で冗談交じりに語られていたあの事柄はどうやら真実だったらしい。
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: マイルーム会話「[[ジル・ド・レェ〔セイバー〕]]」。かつて『[[Fate/Zero#お願い!アインツベルン相談室|お願い!アインツベルン相談室]]』で冗談交じりに語られていたあの事柄はどうやら真実だったらしい。
 
: ……興奮する度に目をつついていてよく兵士たちが普通に着いてきたものである。
 
: ……興奮する度に目をつついていてよく兵士たちが普通に着いてきたものである。
    
; 「まぁ! あのマルタ様が? 祈りだけでタラスクを退散させた、尊き聖女様がいらっしゃるなんて!」
 
; 「まぁ! あのマルタ様が? 祈りだけでタラスクを退散させた、尊き聖女様がいらっしゃるなんて!」
: [[マルタ]]所持時のマイルーム会話。とても尊敬しているようだが、[[マルタ〔ルーラー〕|実態]]を知ったらなんと言うだろうか…?
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: マイルーム会話「[[マルタ]]。とても尊敬しているようだが、[[マルタ〔ルーラー〕|実態]]を知ったらなんと言うだろうか…?
    
; 「アタランテ……。そうですね、今は対立している場合ではありません。共に戦うこと、嬉しく思います」<br>「天草四郎時貞……。あなたとて、人類救済を目指すもの。正直な話、二度と刃を交えたくない難敵でしたので、共に戦えてほっとしています」
 
; 「アタランテ……。そうですね、今は対立している場合ではありません。共に戦うこと、嬉しく思います」<br>「天草四郎時貞……。あなたとて、人類救済を目指すもの。正直な話、二度と刃を交えたくない難敵でしたので、共に戦えてほっとしています」
: それぞれ[[アタランテ]][[天草四郎時貞]]所持時のマイルーム会話。どちらも因縁のある相手だが同時にその実力も認めており、味方として共に戦えることを素直に喜んでいる。
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: それぞれマイルーム会話「[[アタランテ]]」、「[[天草四郎時貞]]」。どちらも因縁のある相手だが同時にその実力も認めており、味方として共に戦えることを素直に喜んでいる。
    
; 「シェイクスピア。今度私に宝具を使ったら、出るとこに出てもらいましょうねぇ!? 私にだって、限界がありますから!!」
 
; 「シェイクスピア。今度私に宝具を使ったら、出るとこに出てもらいましょうねぇ!? 私にだって、限界がありますから!!」
: [[ウィリアム・シェイクスピア]]所持時のマイルーム会話。やはり『Apocrypha』での記憶を持っているようで、上の二人とは違って怒り剥き出しである。
+
: マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。やはり『Apocrypha』での記憶を持っているようで、上の二人とは違って怒り剥き出しである。
 
: にしてもサーヴァントの身で”出るとこ”はあるのだろうか……?
 
: にしてもサーヴァントの身で”出るとこ”はあるのだろうか……?
    
====本編====
 
====本編====
;「主よ。今一度、この旗を救国の―――いえ、救世の為に振るいます」<br>「サーヴァント・ルーラー、召喚に応じ参上した。……ですがマスター。<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>のクラスですら、もはや一介の英霊にすぎないのです<br> 秩序は燃え尽きた。多くの意味が消失した。わたしたちの未来は、たった一秒で奪われた」<br>「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!<br> 我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br>「貴方の戦いは、人類史を遡る長い旅路<br> ですが悲観する事はありません。貴方には無数の出会いが待っている。<br> この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても<br> この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても<br> その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっても」<br>「結末はまだ、誰の手にも渡っていない」<br>「さあ―――戦いを始めましょう、マスター」<br>「それは 未来を取り戻す物語」
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;「主よ。今一度、この旗を救国の───いえ、救世の為に振るいます」<br>「サーヴァント・ルーラー、召喚に応じ参上した。……ですがマスター。<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>のクラスですら、もはや一介の英霊にすぎないのです<br> 秩序は燃え尽きた。多くの意味が消失した。わたしたちの未来は、たった一秒で奪われた」<br>「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!<br> 我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br>「貴方の戦いは、人類史を遡る長い旅路<br> ですが悲観する事はありません。貴方には無数の出会いが待っている。<br> この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても<br> この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても<br> その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっても」<br>「結末はまだ、誰の手にも渡っていない」<br>「さあ───戦いを始めましょう、マスター」<br>「それは 未来を取り戻す物語」
 
:トレーラーのナレーション。未来を取り戻す物語が始まる。
 
:トレーラーのナレーション。未来を取り戻す物語が始まる。
   −
;「貴方の戦いは人類史を遡る長い旅路でした。ですが悲観した事は一度もなかったはず。」<br>「だって、貴方には無数の出会いが待っていた。<br> この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても。<br> この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても。」<br>「その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっていても。<br> 貴方は決して諦める事はしなかった。結末はまだ誰の手にも渡っていない、と空を睨んだ。<br> 今もそれは変わらない。さあ――戦いを始めましょう、マスター。<br> これは、貴方と私たちによる、未来を取り戻す物語だったでしょう?」<br>「……ええ。確かに私たちは我欲に囚われた生命です。<br> それは英霊であろうと変わらない。いえ、英霊だからこそ己が信念を曲げられない。」<br>「ですが――そんな私たちを信じた人間がいるのです。<br> 多くの英霊、多くの争いを垣間見て、なお、私たちを<RUBY><RB>英雄</RB><RT>・・</RT></RUBY>と信じた者が。<br> その信に、その声に応えずして何が英霊でしょう。」<br>「主よ。今一度、この旗を救国の――いえ、救世のために振るいます。」<br>「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!<br> 本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!<br> 人理焼却を防ぐためではなく、我らが契約者の道を開くため!<br> 我が真名はジャンヌ・ダルク! 主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」
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;「貴方の戦いは人類史を遡る長い旅路でした。ですが悲観した事は一度もなかったはず。」<br>「だって、貴方には無数の出会いが待っていた。<br> この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても。<br> この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても。」<br>「その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっていても。<br> 貴方は決して諦める事はしなかった。結末はまだ誰の手にも渡っていない、と空を睨んだ。<br> 今もそれは変わらない。さあ──戦いを始めましょう、マスター。<br> これは、貴方と私たちによる、未来を取り戻す物語だったでしょう?」<br>「……ええ。確かに私たちは我欲に囚われた生命です。<br> それは英霊であろうと変わらない。いえ、英霊だからこそ己が信念を曲げられない。」<br>「ですが──そんな私たちを信じた人間がいるのです。<br> 多くの英霊、多くの争いを垣間見て、なお、私たちを<RUBY><RB>英雄</RB><RT>・・</RT></RUBY>と信じた者が。<br> その信に、その声に応えずして何が英霊でしょう。」<br>「主よ。今一度、この旗を救国の──いえ、救世のために振るいます。」<br>「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!<br> 本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!<br> 人理焼却を防ぐためではなく、我らが契約者の道を開くため!<br> 我が真名はジャンヌ・ダルク! 主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」
: 終章『冠位時間神殿 ソロモン』にて、尽きることのない魔神柱の前に諦めかけた主人公への救いの声。
+
: 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』にて、尽きることのない魔神柱の前に諦めかけた主人公への救いの声。
 
: 上記のトレイラーでの言葉がここで繰り返され、かつて別れた道も再び繋がった瞬間である。
 
: 上記のトレイラーでの言葉がここで繰り返され、かつて別れた道も再び繋がった瞬間である。
: 人の未来を救う、それ以上に大きな信頼と恩に応えるべく英雄達は決戦の地に集うのだ。 死の苦痛を知りながら、もう一度死ぬことが確実である状況であろうとも―――
+
: 人の未来を救う、それ以上に大きな信頼と恩に応えるべく英雄達は決戦の地に集うのだ。 死の苦痛を知りながら、もう一度死ぬことが確実である状況であろうとも───
    
====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
; 「――夢を見ている。――“彼女”が楽しいと<ruby><rb>嗤</rb><rt>わら</RT></RUBY>っている。<br> 悪を殺すことは悪を踏みにじることは、とても正しいこと。<br> だから<ruby><rb>愉</rb><rt>たの</RT></RUBY>しい。だから嗤える。<br> ――ああ。私にあんな<ruby><rb>感情</rb><rt>もの</RT></RUBY>はない。――それでも<br> あれは、もしかすると。得難い“何か”ではないのだろうか。<br> そんな、愚かなことを考えてしまう自分がいた。」
+
; 「──夢を見ている。──“彼女”が楽しいと<ruby><rb>嗤</rb><rt>わら</RT></RUBY>っている。<br> 悪を殺すことは悪を踏みにじることは、とても正しいこと。<br> だから<ruby><rb>愉</rb><rt>たの</RT></RUBY>しい。だから嗤える。<br> ──ああ。私にあんな<ruby><rb>感情</rb><rt>もの</RT></RUBY>はない。──それでも<br> あれは、もしかすると。得難い“何か”ではないのだろうか。<br> そんな、愚かなことを考えてしまう自分がいた。」
: 幕間の物語『我が神はここにありてⅠ』での台詞。何かに悩んでる様な……。
+
: 自身の幕間の物語『我が神はここにありてⅠ』での台詞。何かに悩んでる様な……。
   −
;「人の運命は色鮮やかで、残酷なほどに様々です。<br> 無意味な生と同じくらい無意味な死があり――。<br> 意味ある生と同じくらい、意味ある死がある。<br> <ruby><rb>それがあるから</rb><rt>・・・・・・・</RT></RUBY>動く。<br> <ruby><rb>それがあるから</rb><rt>・・・・・・・</RT></RUBY>動かない。<br> 未来を知って動き、未来を知って動かない。<br> 私はそれは、人間ではないと思います。<br> ――ハッキリと言いましょう。<br> 先のことなど見てはいない。私はただ、己が選んだ己の道のりをひた走るだけです。<br> もっと明快に伝えましょう。<br> 『明日には明日の風が吹く』――ただ、それだけです。」
+
;「人の運命は色鮮やかで、残酷なほどに様々です。<br> 無意味な生と同じくらい無意味な死があり──。<br> 意味ある生と同じくらい、意味ある死がある。<br> <ruby><rb>それがあるから</rb><rt>・・・・・・・</RT></RUBY>動く。<br> <ruby><rb>それがあるから</rb><rt>・・・・・・・</RT></RUBY>動かない。<br> 未来を知って動き、未来を知って動かない。<br> 私はそれは、人間ではないと思います。<br> ──ハッキリと言いましょう。<br> 先のことなど見てはいない。私はただ、己が選んだ己の道のりをひた走るだけです。<br> もっと明快に伝えましょう。<br> 『明日には明日の風が吹く』──ただ、それだけです。」
: 幕間の物語『我が神はここにありてⅠ』での台詞。
+
: 同上。百年戦争にてフランスがイングランドに征服されたIFという幻を作り上げ、あまつさえジャンヌの行動を嘲ったメフィストフェレスに対して。
:百年戦争にてフランスがイングランドに征服されたIFという幻を作り上げ、あまつさえジャンヌの行動を嘲ったメフィストフェレスに対して。
   
:未来を知って行動する人間への批判のようにも取れる部分は、ある意味[[ソロモン|規格外の未来視を有した故に非人間同然の存在となった王]]と、[[沙条愛歌|未来を書き換えられる力を持っているがゆえにヒトのままでいる意味も感じられない根源接続者]]に対する皮肉だろうか。
 
:未来を知って行動する人間への批判のようにも取れる部分は、ある意味[[ソロモン|規格外の未来視を有した故に非人間同然の存在となった王]]と、[[沙条愛歌|未来を書き換えられる力を持っているがゆえにヒトのままでいる意味も感じられない根源接続者]]に対する皮肉だろうか。
   −
; 「ジェ、JKのどこが悪いのです――っ!?」
+
; 「ジェ、JKのどこが悪いのです──っ!?」
: [[メディア〔リリィ〕]]の幕間の物語より、[[アストルフォ|ライバルヒロイン]]への抗議。
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: [[メディア〔リリィ〕]]の幕間の物語「仲良しの魔女」より、[[アストルフォ|ライバルヒロイン]]への抗議。
 
: 「あざとすぎて笑い死ぬかと思った」「サーヴァントを代表して慰謝料を貰おうかと思った」などと酷い言われように、カルカッソンヌのように広く固い堪忍袋(※本人談)も木端微塵に……。
 
: 「あざとすぎて笑い死ぬかと思った」「サーヴァントを代表して慰謝料を貰おうかと思った」などと酷い言われように、カルカッソンヌのように広く固い堪忍袋(※本人談)も木端微塵に……。
 
: さらには「ジャンヌオルタとかバカじゃないの」とまで言われ、場合によっては主人公にまで同調されてしまうことも。
 
: さらには「ジャンヌオルタとかバカじゃないの」とまで言われ、場合によっては主人公にまで同調されてしまうことも。
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=== マンガで分かる!Fate/Grand Order ===
 
=== マンガで分かる!Fate/Grand Order ===
;「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br/>「あっごめんなさい!自分のセリフに感極まって泣いちゃった! あまりにかっこいい!」
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;「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br>「あっごめんなさい!自分のセリフに感極まって泣いちゃった! あまりにかっこいい!」
 
:第0話にて。感極まりながらぐだ子にFGOを薦めるものの、「原作を知ってる前提のゲームですか。だったら私、アイドルとシャンシャンする作業に戻ります……」と素気無く断られてしまう。
 
:第0話にて。感極まりながらぐだ子にFGOを薦めるものの、「原作を知ってる前提のゲームですか。だったら私、アイドルとシャンシャンする作業に戻ります……」と素気無く断られてしまう。
 
:が、それはあくまでジャンヌが見た夢であった…。しかも、同じ夢を何度も見ているようである。
 
:が、それはあくまでジャンヌが見た夢であった…。しかも、同じ夢を何度も見ているようである。
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:ぐだ子はこのことがよほど腹に据えかねたのか、この後ジャンヌはぐだ子のワンパンで落とされるわ生前の罪状で逮捕されて倉庫に叩き込まれるわ、その倉庫内ではマシュに助け出されるまでの間に蓄えていた種火から発芽した無数の腕に揉みくちゃにされるわと、出てくるたびにひどい目にあっている。…が、22話のラストは'''怒っているようには見えないぐだ子の狂気'''なので、実は本当に何とも思っていない可能性があるのが恐ろしいところ。<del>つまり平常運転</del>
 
:ぐだ子はこのことがよほど腹に据えかねたのか、この後ジャンヌはぐだ子のワンパンで落とされるわ生前の罪状で逮捕されて倉庫に叩き込まれるわ、その倉庫内ではマシュに助け出されるまでの間に蓄えていた種火から発芽した無数の腕に揉みくちゃにされるわと、出てくるたびにひどい目にあっている。…が、22話のラストは'''怒っているようには見えないぐだ子の狂気'''なので、実は本当に何とも思っていない可能性があるのが恐ろしいところ。<del>つまり平常運転</del>
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;「間違いないあれは…… 黙示録に出て来る青白い馬に乗ってる人<br/> うわああああ世界はもうおしまいだあ」
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;「間違いないあれは…… 黙示録に出て来る青白い馬に乗ってる人<br> うわああああ世界はもうおしまいだあ」
 
:もっとマンガで分かる!FGO第67話にて。第62話で真名看破に失敗した名誉挽回すべく[[ポール・バニヤン|マンガで分かるバーサーカー]]を探りに行っての一言。
 
:もっとマンガで分かる!FGO第67話にて。第62話で真名看破に失敗した名誉挽回すべく[[ポール・バニヤン|マンガで分かるバーサーカー]]を探りに行っての一言。
 
:角のある青い謎の生物に騎乗して走り回っていたのを目撃して黙示録の四騎士と判断したのだろうが、このせいで鋼鉄のメンタルが完全に粉微塵になってしまった。
 
:角のある青い謎の生物に騎乗して走り回っていたのを目撃して黙示録の四騎士と判断したのだろうが、このせいで鋼鉄のメンタルが完全に粉微塵になってしまった。
 
:なお、青騎士は[[ペイルライダー|既に居る]]上に外見は似ても似つかない。真名看破の成否ではなく、姿を一目見て早トチりしてしまったのだろう。
 
:なお、青騎士は[[ペイルライダー|既に居る]]上に外見は似ても似つかない。真名看破の成否ではなく、姿を一目見て早トチりしてしまったのだろう。
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;「ご心配なく私です ジャンヌです」<br/>「ジャンヌオルタかと思ったでしょう」
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;「ご心配なく私です ジャンヌです」<br>「ジャンヌオルタかと思ったでしょう」
 
:もっとマンガで分かる!FGO第74話にて。'''藁を身にまとい、ランタンと斧を手にし、頭に角を付けた'''なまはげみたいな恰好でマシュの前に現れた際の発言。…オルタ当人が見たら絶対に怒るであろう。
 
:もっとマンガで分かる!FGO第74話にて。'''藁を身にまとい、ランタンと斧を手にし、頭に角を付けた'''なまはげみたいな恰好でマシュの前に現れた際の発言。…オルタ当人が見たら絶対に怒るであろう。
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;「ついに……ついに……FGOにあのお方が 我が主が来ませりしちゃったようですね<br/> ハレルヤ~ハレルヤ~ さっそくここに教会を建て信者を募りましょう!!」
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;「ついに……ついに……FGOにあのお方が 我が主が来ませりしちゃったようですね<br> ハレルヤ~ハレルヤ~ さっそくここに教会を建て信者を募りましょう!!」
 
:「ますます」89話より。マンガで分かるセイバーを「あの男」と思い込んで歓喜するが…
 
:「ますます」89話より。マンガで分かるセイバーを「あの男」と思い込んで歓喜するが…
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:だが今回大変ご機嫌の英雄王にはサラリと流された挙句、逆に迷いを肴にされてしまう。
 
:だが今回大変ご機嫌の英雄王にはサラリと流された挙句、逆に迷いを肴にされてしまう。
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;「損傷が激しくなって……お腹が……いえ、ここで倒れるわけには……!」<br />「侮りましたね……ルーラーのクラスは魔力消費が激しいので……」
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;「損傷が激しくなって……お腹が……いえ、ここで倒れるわけには……!」<br>「侮りましたね……ルーラーのクラスは魔力消費が激しいので……」
 
:自軍NPC時にHPが減少した際の台詞。今回は人間に憑依しておらず、更にムーンセルから直接魔力供給を受けているはずなので魔力供給はばっちりのはずなのだが……腹ペコは生前から変わらぬ模様。
 
:自軍NPC時にHPが減少した際の台詞。今回は人間に憑依しておらず、更にムーンセルから直接魔力供給を受けているはずなので魔力供給はばっちりのはずなのだが……腹ペコは生前から変わらぬ模様。
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**[[ジル・ド・レェ|ジル]]が[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]をジャンヌと勘違いした事から、よく彼女もセイバーと似たような顔だと思われがちだが、武内氏によるとデザイン自体は特にセイバーを意識していないとの事。<br>また外見の共通点も金髪白人という事のみでセイバーとはあまり似ていないと語られている。彼が勘違いしたのは顔ではなく、その雰囲気による所が大きい模様。
 
**[[ジル・ド・レェ|ジル]]が[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]をジャンヌと勘違いした事から、よく彼女もセイバーと似たような顔だと思われがちだが、武内氏によるとデザイン自体は特にセイバーを意識していないとの事。<br>また外見の共通点も金髪白人という事のみでセイバーとはあまり似ていないと語られている。彼が勘違いしたのは顔ではなく、その雰囲気による所が大きい模様。
 
***もっとも雰囲気が似ていると感じるのはジルだけではないらしく、『Fate/Grand Order』では[[ランスロット]]がジャンヌをアーサー王と勘違いして襲撃しており、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]も顔形ではなく魂が似ていると評している。
 
***もっとも雰囲気が似ていると感じるのはジルだけではないらしく、『Fate/Grand Order』では[[ランスロット]]がジャンヌをアーサー王と勘違いして襲撃しており、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]も顔形ではなく魂が似ていると評している。
**エイプリルフール企画における一連のセイバー系ヒロイン(ないし『Grand Order』における謎のヒロインXの〔アルトリア顔〕特攻)としてカウントされてはいるが、弓塚さつきとリーズバイフェからは本家セイバーとは別に似てないと発言されている。
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**エイプリルフール企画における一連のセイバー系ヒロイン(ないし『Grand Order』における謎のヒロインXの〔アルトリア顔〕特攻)としてカウントされてはいるが、[[弓塚さつき]]と[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ|リーズバイフェ]]からは本家セイバーとは別に似てないと発言されている。
 
***実際セイバーと同じ顔である[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]と[[モードレッド]]は一目で別人だと認識されている。
 
***実際セイバーと同じ顔である[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]と[[モードレッド]]は一目で別人だと認識されている。
 
***最大の違いは、やはり女性らしさというか、母性の大きさというか……つまるところ、ジャンヌの方には夢とロマンがつまっているのである。実にあざとい。なおジャンヌの裁判の記録においても'''「素晴らしい胸の持ち主だった」'''という証言が残っている。
 
***最大の違いは、やはり女性らしさというか、母性の大きさというか……つまるところ、ジャンヌの方には夢とロマンがつまっているのである。実にあざとい。なおジャンヌの裁判の記録においても'''「素晴らしい胸の持ち主だった」'''という証言が残っている。
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*ルール違反に厳格なように見えるが、止むを得ない事情が有る場合は許容することもある。<br>聖杯戦争は一都市で行うものであるため、トゥリファスから離れたシギショアラに駐屯している赤のサーヴァント達はルール違反をしていると言えるが、このトゥリファスは黒の陣営であるユグドミレニア一族の管理地なので隠れ潜める場所が非常に少ないことを考慮すれば、彼らの戦略も致し方の無いものとして許容している。
 
*ルール違反に厳格なように見えるが、止むを得ない事情が有る場合は許容することもある。<br>聖杯戦争は一都市で行うものであるため、トゥリファスから離れたシギショアラに駐屯している赤のサーヴァント達はルール違反をしていると言えるが、このトゥリファスは黒の陣営であるユグドミレニア一族の管理地なので隠れ潜める場所が非常に少ないことを考慮すれば、彼らの戦略も致し方の無いものとして許容している。
 
**一方で、ジークに対しては露骨に助けたり、甘い対応を取るため「'''中立(笑)'''」と視聴者からは言われることもある。
 
**一方で、ジークに対しては露骨に助けたり、甘い対応を取るため「'''中立(笑)'''」と視聴者からは言われることもある。
**彼女の「ルーラー」としての方針は、聖杯大戦による人的被害や公共物の大規模な破壊だけでなく、宝具による自然破壊にまで気を使っている。<br>結局、[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]やら[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]やら[[シロウ・コトミネ|シロウ]]たちによって大分被害は出てしまったが。
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**彼女の「ルーラー」としての方針は、聖杯大戦による人的被害や公共物の大規模な破壊だけでなく、宝具による自然破壊にまで気を使っている。<br>結局、[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]やら[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]やら[[天草四郎時貞|シロウ]]たちによって大分被害は出てしまったが。
 
**ジークに関しては自分と近い目的を持つ未知数な存在であったため、同行して管理するという方針を取った。なお、アニメ版では黒のセイバーの願いを汲んで保護している。
 
**ジークに関しては自分と近い目的を持つ未知数な存在であったため、同行して管理するという方針を取った。なお、アニメ版では黒のセイバーの願いを汲んで保護している。
 
*神秘も薄れた時代の唯の田舎娘だった筈なのだが、サーヴァントとして現界した際のステータスはかなりの高さをマークしている。「サーヴァントは基本的に生前のスペックがステータスの上限」「近現代における彼女の知名度」という点を踏まえると、TYPE-MOON世界の彼女は素でこれ程の身体能力を誇っていた可能性が高い。並の魔術師の100倍の魔力を持っていたどこぞの[[シエル|パン屋の娘]]のようである。
 
*神秘も薄れた時代の唯の田舎娘だった筈なのだが、サーヴァントとして現界した際のステータスはかなりの高さをマークしている。「サーヴァントは基本的に生前のスペックがステータスの上限」「近現代における彼女の知名度」という点を踏まえると、TYPE-MOON世界の彼女は素でこれ程の身体能力を誇っていた可能性が高い。並の魔術師の100倍の魔力を持っていたどこぞの[[シエル|パン屋の娘]]のようである。
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*ジャンヌは生前、聖カトリーヌ修道院の祭壇の裏に隠されていた剣の在処を言い当てたという逸話がある。この聖カトリーヌの剣は生前一度も抜かれることがなかったという。同じ剣の宝具である「紅蓮の聖女」との関連性は不明。
 
*ジャンヌは生前、聖カトリーヌ修道院の祭壇の裏に隠されていた剣の在処を言い当てたという逸話がある。この聖カトリーヌの剣は生前一度も抜かれることがなかったという。同じ剣の宝具である「紅蓮の聖女」との関連性は不明。
 
**『Grand Order』におけるジル・ド・レェの幕間の物語『聖女の剣』は、ジルがこの聖カトリーヌの剣を捜索するエピソードとなっている。
 
**『Grand Order』におけるジル・ド・レェの幕間の物語『聖女の剣』は、ジルがこの聖カトリーヌの剣を捜索するエピソードとなっている。
 
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*メインキャラクターとして登場する際は(ギャグ時空を除き)必ずと言っていいほど<del>倒錯者</del>アストルフォと絡む。FGOではメディア〔リリィ〕の幕間の物語「仲良しの魔女」で共に登場し、EXTELLAの世界線でも続編LINKにてやっぱりアストルフォが登場した。
*メインキャラクターとして登場する際は(ギャグ時空を除き)必ずと言っていいほど<del>倒錯者</del>アストルフォと絡む。FGOではメディア〔リリィ〕の幕間の物語で名前を出し、EXTELLAの世界線でも続編LINKにてやっぱりアストルフォが登場した。
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*[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|オルタの方]]もだが、イラスト投稿サイトでは「このおっぱいで聖女は無理でしょ」等というタグが作られるほどスタイルに定評のある彼女だが、あれほどのスタイルでありながら、[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビー]]より身長が7cmも高く、体重が全く同じ。<br>身長に対する比率ではアビーの方が重い事になるが、あれでも日本人のデータを参考にするならば152cmの女子の平均体重よりもかなり軽いため、ジャンヌの方が異常に軽い事になる。<s>サバ読み疑惑待ったなし</s>
 
*[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|オルタの方]]もだが、イラスト投稿サイトでは「このおっぱいで聖女は無理でしょ」等というタグが作られるほどスタイルに定評のある彼女だが、あれほどのスタイルでありながら、[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビー]]より身長が7cmも高く、体重が全く同じ。<br>身長に対する比率ではアビーの方が重い事になるが、あれでも日本人のデータを参考にするならば152cmの女子の平均体重よりもかなり軽いため、ジャンヌの方が異常に軽い事になる。<s>サバ読み疑惑待ったなし</s>
 
**とは言っても真面目に考察するなら、一般人だったアビーと違い、ジャンヌはその世界的な知名度から「象徴」を通り越して「偶像」の側面すら持つ英霊であるため、サーヴァントになった彼女はかなりの補正が入っている可能性もある。言わば「無辜の怪物」のようなスキルでスタイルが整えられている可能性。
 
**とは言っても真面目に考察するなら、一般人だったアビーと違い、ジャンヌはその世界的な知名度から「象徴」を通り越して「偶像」の側面すら持つ英霊であるため、サーヴァントになった彼女はかなりの補正が入っている可能性もある。言わば「無辜の怪物」のようなスキルでスタイルが整えられている可能性。
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: 1412年頃に生まれ、12歳の頃、大天使ミシェル、聖カトリーヌ、聖マルグリットからフランス王太子を助けよという啓示を授かったといわれる。しかし現代ではノーベル賞受賞学者にも認められたルルドの泉等の「神の奇跡」は説明のしようがないので「幻聴じゃないか?」などと研究者には言われてしまっている。哀れ……。一方で、明晰な頭脳を有していたことは文献から明らかになっている。
 
: 1412年頃に生まれ、12歳の頃、大天使ミシェル、聖カトリーヌ、聖マルグリットからフランス王太子を助けよという啓示を授かったといわれる。しかし現代ではノーベル賞受賞学者にも認められたルルドの泉等の「神の奇跡」は説明のしようがないので「幻聴じゃないか?」などと研究者には言われてしまっている。哀れ……。一方で、明晰な頭脳を有していたことは文献から明らかになっている。
 
: 王太子シャルル7世の信頼を得たジャンヌは、フランス軍を導いてイギリスに追いつめられていたフランスを逆転へと導いた。
 
: 王太子シャルル7世の信頼を得たジャンヌは、フランス軍を導いてイギリスに追いつめられていたフランスを逆転へと導いた。
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; 悲劇的な最期
 
; 悲劇的な最期
 
: イギリス側に捕縛され、異端審問にかけられた彼女は、農家の娘でありながら素晴らしい答弁でイギリス側を圧倒した。そのためイギリス側は最終的に、彼女が文盲であったことを利用して、背教者であることを認めたという書類を、裁判の宣誓記述書と偽って彼女にサインさせた。
 
: イギリス側に捕縛され、異端審問にかけられた彼女は、農家の娘でありながら素晴らしい答弁でイギリス側を圧倒した。そのためイギリス側は最終的に、彼女が文盲であったことを利用して、背教者であることを認めたという書類を、裁判の宣誓記述書と偽って彼女にサインさせた。
666行目: 660行目:  
: 尤も彼女自身は最初からこの結末を覚悟しており、無念も後悔も無いと語っている。誰もに愚か者と罵られ、虐げられるのならせめて自分自身だけは裏切らない。彼女の胸にあったのはそんな高潔な想いであったという。
 
: 尤も彼女自身は最初からこの結末を覚悟しており、無念も後悔も無いと語っている。誰もに愚か者と罵られ、虐げられるのならせめて自分自身だけは裏切らない。彼女の胸にあったのはそんな高潔な想いであったという。
 
: また、[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]からは史劇で、彼女の想いを嘲り笑うような余りに酷い扱いをされている。これも当時の時代背景によるものではあるのだが……詳しくは彼の項目にて。
 
: また、[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]からは史劇で、彼女の想いを嘲り笑うような余りに酷い扱いをされている。これも当時の時代背景によるものではあるのだが……詳しくは彼の項目にて。
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; 過激だった聖処女
 
; 過激だった聖処女
 
: 『Apocrypha』では活発な少女という設定だが、実際、史実の彼女はかなりの強硬派だったらしい。
 
: 『Apocrypha』では活発な少女という設定だが、実際、史実の彼女はかなりの強硬派だったらしい。
676行目: 669行目:  
:: それほどセイバーに似ているわけではないとされる彼女だが、「一度は国を救いながら、最後には人心が離れて非業の死を遂げる」「勝利のためならば手段は選ばなかった」という点は共通している。
 
:: それほどセイバーに似ているわけではないとされる彼女だが、「一度は国を救いながら、最後には人心が離れて非業の死を遂げる」「勝利のためならば手段は選ばなかった」という点は共通している。
 
:: 史実では旗持ちに過ぎなかった彼女が(企画段階の設定ではあるものの)セイバー適性を持っているのも、自ら兵の先頭に立つ戦乙女というイメージを託されているからかもしれない。似たようなイメージが先行しがちと言えば、[[牛若丸|源義経]]もあげられる。
 
:: 史実では旗持ちに過ぎなかった彼女が(企画段階の設定ではあるものの)セイバー適性を持っているのも、自ら兵の先頭に立つ戦乙女というイメージを託されているからかもしれない。似たようなイメージが先行しがちと言えば、[[牛若丸|源義経]]もあげられる。
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; 遅咲きの聖人
 
; 遅咲きの聖人
 
: フランスの聖女として世界的知名度を誇るジャンヌ・ダルクだが、聖人として認定されたのが極めて遅かったことでも知られる。1431年5月30日に処刑された後、聖人の地位につく「列聖」を受けたのが1920年5月16日と、彼女の死から489年が経過してようやく聖人と認められた。信仰に全てを捧げる殉教者であったジャンヌだが、生前の経緯によるものかその復権は遅れに遅れ、最終的に20世紀に入ってからの聖人入りという苦労人であった。
 
: フランスの聖女として世界的知名度を誇るジャンヌ・ダルクだが、聖人として認定されたのが極めて遅かったことでも知られる。1431年5月30日に処刑された後、聖人の地位につく「列聖」を受けたのが1920年5月16日と、彼女の死から489年が経過してようやく聖人と認められた。信仰に全てを捧げる殉教者であったジャンヌだが、生前の経緯によるものかその復権は遅れに遅れ、最終的に20世紀に入ってからの聖人入りという苦労人であった。
682行目: 674行目:  
:: 特にナポレオンがそれまで無名に近かったジャンヌの宣伝を積極的に行っており、フランス各地にジャンヌの銅像を作らせたことが大きい。彼女自身は王党派だったが、平民出身というのが共和党にとって都合が良かったのだ。第二次世界大戦でも親ナチス派のビシー政権とシャルル・ド・ゴール率いる自由フランス軍の双方がプロパガンダに利用しており、生前のみならず死後も時の政治に利用され続けていたのである。
 
:: 特にナポレオンがそれまで無名に近かったジャンヌの宣伝を積極的に行っており、フランス各地にジャンヌの銅像を作らせたことが大きい。彼女自身は王党派だったが、平民出身というのが共和党にとって都合が良かったのだ。第二次世界大戦でも親ナチス派のビシー政権とシャルル・ド・ゴール率いる自由フランス軍の双方がプロパガンダに利用しており、生前のみならず死後も時の政治に利用され続けていたのである。
 
: なお、復権裁判によって無罪が認められているが、教会からの破門は現在まで撤回されていない。
 
: なお、復権裁判によって無罪が認められているが、教会からの破門は現在まで撤回されていない。
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; 竹筆日記にて
 
; 竹筆日記にて
 
: 『Fate/Zero』放送時、奈須きのこ氏は自身のブログである竹箒日記にて、ジャンヌ・ダルクについて以下のように語っている<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201111.html 竹箒日記2011/11/1]</ref>。
 
: 『Fate/Zero』放送時、奈須きのこ氏は自身のブログである竹箒日記にて、ジャンヌ・ダルクについて以下のように語っている<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201111.html 竹箒日記2011/11/1]</ref>。
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:: ''「ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。<br />「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」<br />ただ一言、そう口にすれば解放される―――その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々ですが、どうあれ、救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑されます。<br />その過程で精神を病み、廃人になっていてもおかしくはない。むしろ狂ってしまった方が救われたかもしれない。救国の乙女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。」''
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:: ''「ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。<br>「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」<br>ただ一言、そう口にすれば解放される───その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々ですが、どうあれ、救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑されます。<br>その過程で精神を病み、廃人になっていてもおかしくはない。むしろ狂ってしまった方が救われたかもしれない。救国の乙女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。」''
 
: この話が『Fate/Apocrypha』の彼女にどれほど影響しているかについては不明である。
 
: この話が『Fate/Apocrypha』の彼女にどれほど影響しているかについては不明である。
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; 「中の人」関係
 
; 「中の人」関係
 
: 担当声優の坂本真綾氏は、『Apocrypha』がメディアミックスされていない時期に『[[Fate/Grand Order]]』にて初めて発表された。それまでのTYPE-MOONでは[[両儀式]]役で有名。
 
: 担当声優の坂本真綾氏は、『Apocrypha』がメディアミックスされていない時期に『[[Fate/Grand Order]]』にて初めて発表された。それまでのTYPE-MOONでは[[両儀式]]役で有名。
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