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| | 苦手なもの = 野望値が高い家臣 | | | 苦手なもの = 野望値が高い家臣 |
| | 天敵 = 世間の風評 | | | 天敵 = 世間の風評 |
− | | デザイン = 近衛乙嗣<br />前田浩孝(原案) | + | | デザイン = 近衛乙嗣<br>前田浩孝(原案) |
| | 設定作成 = 虚淵玄(企画版) | | | 設定作成 = 虚淵玄(企画版) |
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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 『[[Fate/Apocrypha]]』では[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、ユグドミレニアの頭首である[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]によって召喚され、黒の陣営の首領となる。[[魔術協会]]への宣戦布告として、ユグドミレニア討伐に派遣された熟練の魔術師50人を僅か30秒で全滅させる。 | + | : [[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、[[ユグドミレニア]]の頭首である[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]によって召喚され、黒の陣営の首領となる。[[魔術協会]]への宣戦布告として、ユグドミレニア討伐に派遣された熟練の[[魔術師]]50人を僅か30秒で全滅させる。 |
| : [[スパルタクス|赤のバーサーカー]]襲撃の際も、圧倒的な力で叛逆の英雄を捻じ伏せ、幸先良く配下にすることに成功した。だが直後に起きた、[[ジークフリート|セイバー]]脱落という予想外のハプニングによって大きな衝撃を受け、先行きに暗雲が漂い始める。 | | : [[スパルタクス|赤のバーサーカー]]襲撃の際も、圧倒的な力で叛逆の英雄を捻じ伏せ、幸先良く配下にすることに成功した。だが直後に起きた、[[ジークフリート|セイバー]]脱落という予想外のハプニングによって大きな衝撃を受け、先行きに暗雲が漂い始める。 |
| : 赤の陣営との決戦では先陣を切り、[[カルナ|赤のランサー]]と対峙し、最大限の知名度補正と地の利を生かして戦うが、地力の差から押され気味となる。そして空中庭園に戦場が変わり、領土から得る補正を失った彼はもはや赤のランサーの敵ではなく、圧倒され死を覚悟するまでに追い込まれた。 | | : 赤の陣営との決戦では先陣を切り、[[カルナ|赤のランサー]]と対峙し、最大限の知名度補正と地の利を生かして戦うが、地力の差から押され気味となる。そして空中庭園に戦場が変わり、領土から得る補正を失った彼はもはや赤のランサーの敵ではなく、圧倒され死を覚悟するまでに追い込まれた。 |
− | : だが、自ら使用を禁じていた宝具をダーニックの令呪により無理矢理解放させられ、忌み嫌ってきた己の汚名たる吸血鬼と化してしまった。更にはダーニックにより[[令呪]]を上乗せした禁術で魂にダーニックの人格・妄執を刻まれ(寄生され)、最終的にダーニックでもヴラドでもない妄執と本能に支配された吸血鬼と化し、赤の陣営はおろか味方だった黒の陣営の者たちまで敵に回る四面楚歌の中、無念の最期を遂げ'''「黒のサーヴァント」2人目の脱落者'''となる。 | + | : だが、自ら使用を禁じていた宝具をダーニックの[[令呪]]により無理矢理解放させられ、忌み嫌ってきた己の汚名たる吸血鬼と化してしまった。更にはダーニックにより令呪を上乗せした禁術で魂にダーニックの人格・妄執を刻まれ(寄生され)、最終的にダーニックでもヴラドでもない妄執と本能に支配された吸血鬼と化し、赤の陣営はおろか味方だった黒の陣営の者たちまで敵に回る四面楚歌の中、無念の最期を遂げ'''「黒のサーヴァント」2人目の脱落者'''となる。 |
| : 奇しくも、配下の貴族に裏切られ、汚名を着せられて処断されるという生前の悲劇を繰り返す結末となってしまった。 | | : 奇しくも、配下の貴族に裏切られ、汚名を着せられて処断されるという生前の悲劇を繰り返す結末となってしまった。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
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| : 世界的に知られる「吸血鬼ドラキュラ」とは程遠い人物で、召喚されたルーマニアでは絶大な知名度を誇り、国を守った英雄としての側面が強調されている。 | | : 世界的に知られる「吸血鬼ドラキュラ」とは程遠い人物で、召喚されたルーマニアでは絶大な知名度を誇り、国を守った英雄としての側面が強調されている。 |
| : 基本的に公正な人物だが、特定の神への信仰心が強過ぎるせいか考え方や視野が狭く、己の配下ではない異教徒や人外の血を引いている者には非常に冷淡かつ侮蔑的な態度で接する。 | | : 基本的に公正な人物だが、特定の神への信仰心が強過ぎるせいか考え方や視野が狭く、己の配下ではない異教徒や人外の血を引いている者には非常に冷淡かつ侮蔑的な態度で接する。 |
− | : 聖杯への願いは「吸血鬼ドラキュラ」という、世界中に広まってしまった血に飢えた悪鬼の名を消し去ること。<br>[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]のように辿ってきた道のりを否定するつもりはなく、非業の死を遂げたことも人生と諦めているが、自分と全く何の関りも無いところで自身の名や国を守るために戦った功績を穢されることだけはどうしても許せず、聖杯大戦にかける執念は聖杯大戦に参加しているサーヴァントの中でも随一。 | + | : [[聖杯]]への願いは「吸血鬼ドラキュラ」という、世界中に広まってしまった血に飢えた悪鬼の名を消し去ること。 |
| + | : [[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]のように辿ってきた道のりを否定するつもりはなく、非業の死を遂げたことも人生と諦めているが、自分と全く何の関りも無いところで自身の名や国を守るために戦った功績を穢されることだけはどうしても許せず、聖杯大戦にかける執念は聖杯大戦に参加しているサーヴァントの中でも随一。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
− | : 固有[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『護国の鬼将』によって、あらかじめ地脈を確保しておくことで、特定の範囲を"自らの領土"とする事が出来る。この領土内の戦闘において、領主であるランサーは高い戦闘力のボーナスを獲得する。 | + | : 固有[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『護国の鬼将』によって、あらかじめ地脈を確保しておくことで、特定の範囲を"自らの領土"とする事が出来る。この領土内の戦闘において、領主であるヴラド三世は高い戦闘力のボーナスを獲得する。 |
| : 聖杯大戦開催地であるルーマニアにおいて最大限の知名度補正を受けており、更にマスターの領地が戦場であるが故に、不自由無く固有スキルによる大幅な強化の恩恵に預かれる。そのため、聖杯大戦においては最強クラスのサーヴァントと同等の戦闘能力を誇る。具体的には、ルーマニアでの知名度補正とこのスキルの影響がある状態の能力値を10とすれば、知名度補正皆無かつスキルの効果範囲外では能力値は6になる。 | | : 聖杯大戦開催地であるルーマニアにおいて最大限の知名度補正を受けており、更にマスターの領地が戦場であるが故に、不自由無く固有スキルによる大幅な強化の恩恵に預かれる。そのため、聖杯大戦においては最強クラスのサーヴァントと同等の戦闘能力を誇る。具体的には、ルーマニアでの知名度補正とこのスキルの影響がある状態の能力値を10とすれば、知名度補正皆無かつスキルの効果範囲外では能力値は6になる。 |
− | : 赤の陣営の総攻撃の際は、キャスターが造りだしたゴーレム、赤いルビーと蒼のサファイアの瞳を持つ青銅馬に騎乗する。 | + | : 赤の陣営の総攻撃の際は、[[アヴィケブロン|キャスター]]が造りだしたゴーレム、赤いルビーと蒼のサファイアの瞳を持つ青銅馬に騎乗する。 |
| | | |
| == 別クラス / バリエーション == | | == 別クラス / バリエーション == |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 極刑王(カズィクル・ベイ) | | ; 極刑王(カズィクル・ベイ) |
− | : ランク:B<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:666人<br />由来:二万のオスマン帝国兵を串刺しにした伝説。 | + | : ランク:B<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~99<br>最大捕捉:666人<br>由来:二万のオスマン帝国兵を串刺しにした伝説。 |
| : ランサーのクラスで召喚された際に使用する宝具。 | | : ランサーのクラスで召喚された際に使用する宝具。 |
| : スキル『護国の鬼将』によって作成した“領土”の空間に大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。攻撃範囲は半径1km、同時に出せる杭の数は最大2万本。 | | : スキル『護国の鬼将』によって作成した“領土”の空間に大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。攻撃範囲は半径1km、同時に出せる杭の数は最大2万本。 |
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| : しかし『護国の鬼将』によって作成した領土外では自らから杭を生み出すことしか出来なくなり、大幅に弱体化する。アニメ版では空中庭園内でも杭を出現させていたが、威力も強度も大幅に落ちて劣勢に立たされた。 | | : しかし『護国の鬼将』によって作成した領土外では自らから杭を生み出すことしか出来なくなり、大幅に弱体化する。アニメ版では空中庭園内でも杭を出現させていたが、威力も強度も大幅に落ちて劣勢に立たされた。 |
| ; 鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア) | | ; 鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア) |
− | : ランク:A+<br />種別:対人(自身)宝具<br />レンジ:−<br />最大捕捉:1人<br />由来:後世に広まった「吸血鬼ドラキュラ」のイメージ。 | + | : ランク:A+<br>種別:対人(自身)宝具<br>レンジ:−<br>最大捕捉:1人<br>由来:後世に広まった「吸血鬼ドラキュラ」のイメージ。 |
| : 召喚された際のクラスによって発動方法が変わる宝具。ランサーとして召喚された際は任意による発動で使用されるが、バーサーカーとして召喚された際はデフォルトでの発動となる。 | | : 召喚された際のクラスによって発動方法が変わる宝具。ランサーとして召喚された際は任意による発動で使用されるが、バーサーカーとして召喚された際はデフォルトでの発動となる。 |
| : 後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。 | | : 後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。 |
| : 吸血鬼となった彼は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力を得て、遥かに強大化する。 | | : 吸血鬼となった彼は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力を得て、遥かに強大化する。 |
− | : だがその圧倒的な力の代償として陽光や聖印に弱いという弱点も得てしまう。<br>ランサーとして召喚された場合の彼はこの吸血鬼の伝承を消去することを目的に戦っているためこの宝具を忌み嫌っており、たとえ敗北と死を前にしても自らの意思で使うことは決してなく、召喚されてすぐにマスターであるダーニックに使用を強制すれば殺すと警告するほど。 | + | : だがその圧倒的な力の代償として陽光や聖印に弱いという弱点も得てしまう。 |
| + | : ランサーとして召喚された場合の彼はこの吸血鬼の伝承を消去することを目的に戦っているためこの宝具を忌み嫌っており、たとえ敗北と死を前にしても自らの意思で使うことは決してなく、召喚されてすぐにマスターであるダーニックに使用を強制すれば殺すと警告するほど。 |
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| == 真名:ヴラド三世 == | | == 真名:ヴラド三世 == |
− | : ヴラド三世。ワラキア公国の王であり、当時最強の軍事力を誇っていたオスマン帝国の侵攻を幾たびも退けた大英雄。 | + | :ワラキア公国の王であり、当時最強の軍事力を誇っていたオスマン帝国の侵攻を幾たびも退けた大英雄。 |
| :かつて船を山に登らせるという奇策を使い、三重防壁に囲まれた東ローマ帝国を滅ぼした[[メフメト2世]]ですら、敵兵を平然と串刺しにして見せつけた悪魔には手も足も出なかった。 | | :かつて船を山に登らせるという奇策を使い、三重防壁に囲まれた東ローマ帝国を滅ぼした[[メフメト2世]]ですら、敵兵を平然と串刺しにして見せつけた悪魔には手も足も出なかった。 |
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| :マスター。臣下のように振舞う彼を信用しているが、過度の追従は諌めている。 | | :マスター。臣下のように振舞う彼を信用しているが、過度の追従は諌めている。 |
| :ダーニックは内心サーヴァントを因果線を断てば生きられない使い魔であり「令呪」という絶対的な格差あってこその忠誠であると考えているが、一方で一国を統治したヴラドという王に敬意を払うのは吝かではなく、汚名を拭うことを願うヴラドの意気込みにも好意的であった。 | | :ダーニックは内心サーヴァントを因果線を断てば生きられない使い魔であり「令呪」という絶対的な格差あってこその忠誠であると考えているが、一方で一国を統治したヴラドという王に敬意を払うのは吝かではなく、汚名を拭うことを願うヴラドの意気込みにも好意的であった。 |
− | :最終的には裏切り同然に決裂してしまうが、『Fate/Grand Order』のコラボイベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』で後日談的に決着が描かれた。 | + | :最終的には裏切り同然に決裂してしまうが、『Fate/Grand Order』における『Fate/Apocrypha』とのコラボイベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』で後日談的に決着が描かれた。 |
| ; [[ジークフリート|黒のセイバー]] | | ; [[ジークフリート|黒のセイバー]] |
| : 考え得る限り、最も素晴らしい勇者と絶賛している。[[モードレッド|赤のセイバー]]の戦力評価について、真っ先に彼に尋ねるほど全幅の信頼をおいている。 | | : 考え得る限り、最も素晴らしい勇者と絶賛している。[[モードレッド|赤のセイバー]]の戦力評価について、真っ先に彼に尋ねるほど全幅の信頼をおいている。 |
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| ;ブラム・ストーカー | | ;ブラム・ストーカー |
| :かの有名な「ドラキュラ」の作家。ヴラド三世からすれば、吸血鬼の汚名を被せた上でその知名度を広めた人物といってもいい。 | | :かの有名な「ドラキュラ」の作家。ヴラド三世からすれば、吸血鬼の汚名を被せた上でその知名度を広めた人物といってもいい。 |
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| ==名台詞== | | ==名台詞== |
| ===Fate/Apocrypha=== | | ===Fate/Apocrypha=== |
− | ;「―――ああ、口惜しいな。彼らがいれば、あの城に幽閉されることもなかったろうに」 | + | ;「───ああ、口惜しいな。彼らがいれば、あの城に幽閉されることもなかったろうに」 |
| :一騎当千の英雄達を配下に加えた際のセリフ。 | | :一騎当千の英雄達を配下に加えた際のセリフ。 |
| :生前『人』に恵まれなかった彼は喜びを隠せず、かつての無念を交え、言葉を洩らしてしまう。 | | :生前『人』に恵まれなかった彼は喜びを隠せず、かつての無念を交え、言葉を洩らしてしまう。 |
| | | |
− | ;「あれは蛮族だ。<br /> 我が領土を穢し、傲岸不遜に下劣に高笑いする死ぬしかない愚者どもだ。<br /> 笑いながら連中を殺すがいい。<br /> 恐怖という知識が欠けている彼奴らには、牛革の鞭で徹底的に躾け直してやらねばならぬ」 | + | ;「あれは蛮族だ。<br> 我が領土を穢し、傲岸不遜に下劣に高笑いする死ぬしかない愚者どもだ。<br> 笑いながら連中を殺すがいい。<br> 恐怖という知識が欠けている彼奴らには、牛革の鞭で徹底的に躾け直してやらねばならぬ」 |
| :赤の陣営との決戦の前、自陣のサーヴァント達へ。 | | :赤の陣営との決戦の前、自陣のサーヴァント達へ。 |
| :『生かして帰すな』。「<ruby><rb>悪魔</rb><rt>ドラクル</rt></ruby>」と恐れられ、「救国の英雄」として敬われた威厳と共に、侵略者達への殺意を込め開戦を告げる。 | | :『生かして帰すな』。「<ruby><rb>悪魔</rb><rt>ドラクル</rt></ruby>」と恐れられ、「救国の英雄」として敬われた威厳と共に、侵略者達への殺意を込め開戦を告げる。 |
| | | |
− | ;「さあ、我が国土を踏み荒す蛮族たちよ! 懲罰の時だ!<br /> 慈悲と憤怒は灼熱の杭となって、貴様たちを刺し貫く!<br> そしてこの杭の群れに限度は無く、真実無限であると絶望し――<br /> 己の血で喉を潤すが良い!『<ruby><rb>極刑王</rb><rt>カズィクル・ベイ</rt></ruby>』!」 | + | ;「さあ、我が国土を踏み荒す蛮族たちよ! 懲罰の時だ!<br> 慈悲と憤怒は灼熱の杭となって、貴様たちを刺し貫く!<br> そしてこの杭の群れに限度は無く、真実無限であると絶望し──<br> 己の血で喉を潤すが良い!『<ruby><rb>極刑王</rb><rt>カズィクル・ベイ</rt></ruby>』!」 |
| :宝具解放。 | | :宝具解放。 |
| :二万の異教徒を刺し貫き、尽く侵略者たちの血を吸い続けた粛清の槍衾。 | | :二万の異教徒を刺し貫き、尽く侵略者たちの血を吸い続けた粛清の槍衾。 |
| | | |
− | ;「分かるとも、神とは穢れなき絶対だ。そうでなくては誰が信じる? 誰が縋れるというのだ? <br /> 人と交わり、人と媾う神など、ただの醜悪な<ruby><rb>怪物</rb><rt>モンスター</rt></ruby>に過ぎん」 | + | ;「分かるとも、神とは穢れなき絶対だ。そうでなくては誰が信じる? 誰が縋れるというのだ? <br> 人と交わり、人と媾う神など、ただの醜悪な<ruby><rb>怪物</rb><rt>モンスター</rt></ruby>に過ぎん」 |
| :赤のランサーとの戦闘時。 | | :赤のランサーとの戦闘時。 |
− | :彼の武練を称えるが、人と神が交わり子を為す東洋の宗教観は、敬虔なキリスト教徒である彼にとっては耐えがたいものらしく、彼らの神を紛い物の怪物と蔑む<ref group="注">ただし、ヨーロッパでもキリスト教以前のギリシャ神話やケルト神話では「神が人と交わり子を成す」ことは珍しくない(代表例は[[ヘラクレス|Fate/stay night版バーサーカー]]や[[クー・フーリン|Fate/stay night版ランサー]]など)。Apocryphaに限れば赤のランサーだけでなく、[[アキレウス|赤のライダー]]と[[セミラミス|赤のアサシン]]も「人と神の間に産まれた子」である。<br />ただし黒の陣営では「神と人との間に産まれた子」はいない([[ケイローン|黒のアーチャー]]は神同士の間に産まれた子)。</ref>。 | + | :彼の武練を称えるが、人と神が交わり子を為す東洋の宗教観は、敬虔なキリスト教徒である彼にとっては耐えがたいものらしく、彼らの神を紛い物の怪物と蔑む<ref group="注">ただし、ヨーロッパでもキリスト教以前のギリシャ神話や[[ケルト神話]]では「神が人と交わり子を成す」ことは珍しくない(代表例は『[[Fate/stay night]]』の[[ヘラクレス|バーサーカー]]や[[クー・フーリン|ランサー]]など)。『Apocrypha』に限れば赤のランサーだけでなく、[[アキレウス|赤のライダー]]と[[セミラミス|赤のアサシン]]も「人と神の間に産まれた子」である。ただし黒の陣営では「神と人との間に産まれた子」はいない([[ケイローン|黒のアーチャー]]は神同士の間に産まれた子)。</ref>。 |
| :カルナにとっては父・スーリヤを侮辱されたに等しい暴言だが、激昂などせず、「信仰とは土地によって変わる物。自分達の神が怪物とするならば、お前の神も『絶対である事』を押し付けられた怪物に過ぎない」と冷静に反論されてしまう。 | | :カルナにとっては父・スーリヤを侮辱されたに等しい暴言だが、激昂などせず、「信仰とは土地によって変わる物。自分達の神が怪物とするならば、お前の神も『絶対である事』を押し付けられた怪物に過ぎない」と冷静に反論されてしまう。 |
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− | ;「貴様、何を言っている!? あの宝具は使わぬと言ったぞ、忘れたか!<br /> 余はここで死ぬ! 無念と共に死に、朽ち果てる!<br /> だが、それが敗者の務めだ!<br> ダーニック! 余はあれを使って、無様な存在になろうなどとは考えておらん!<br /> 断じて、断じてだ!」 | + | ;「貴様、何を言っている!? あの宝具は使わぬと言ったぞ、忘れたか!<br> 余はここで死ぬ! 無念と共に死に、朽ち果てる!<br> だが、それが敗者の務めだ!<br> ダーニック! 余はあれを使って、無様な存在になろうなどとは考えておらん!<br> 断じて、断じてだ!」 |
− | :ダーニックに禁じられた宝具の解放を求められて。<br>敗戦の将として、英雄としての最後の矜持を貫き、「吸血鬼」になることを拒絶する。<br>だが、ただ吸血鬼にさせられる事よりも、遥かに貶められる悲劇が彼を襲うことになる。 | + | :ダーニックに禁じられた宝具の解放を求められて。 |
| + | :敗戦の将として、英雄としての最後の矜持を貫き、「吸血鬼」になることを拒絶する。だが、ただ吸血鬼にさせられる事よりも、遥かに貶められる悲劇が彼を襲うことになる。 |
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− | ;「――余は、吸血鬼では、ない……ない、のだ……!」 | + | ;「──余は、吸血鬼では、ない……ない、のだ……!」 |
| :英霊ヴラド三世としての最後の言葉。 | | :英霊ヴラド三世としての最後の言葉。 |
| :最後まで「吸血鬼ドラキュラ」という怪物に苛まれ続けた孤独な王は、魔術師の執念と吸血鬼の影へと沈み、消えていった。 | | :最後まで「吸血鬼ドラキュラ」という怪物に苛まれ続けた孤独な王は、魔術師の執念と吸血鬼の影へと沈み、消えていった。 |
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− | ;「やめろ!!やめろ、やめろ、やめろ、やめてくれ!!余はワラキアの王!!ヴラド二世が息子!!余の中に入ってくるなぁぁぁぁぁ!!!<br />おのれぇぇぇぇぇ!!」 | + | ;「やめろ!!やめろ、やめろ、やめろ、やめてくれ!!余はワラキアの王!!ヴラド二世が息子!!余の中に入ってくるなぁぁぁぁぁ!!!<br> おのれぇぇぇぇぇ!!」 |
| :ダーニックに寄生され、己の存在が乗っ取られていく恐怖と絶望で叫ぶランサー。裏切り者への断末魔を最後にワラキアの王は只の化け物に変わり果てた。 | | :ダーニックに寄生され、己の存在が乗っ取られていく恐怖と絶望で叫ぶランサー。裏切り者への断末魔を最後にワラキアの王は只の化け物に変わり果てた。 |
| :アニメ版ではダーニックの人格が表面に出てきた後にまたランサーの人格が出て抵抗をしているという状況だったが最後は完全に乗っ取られ、声と外見は宝具で吸血鬼化したランサーだが中身はダーニックの妄執が寄生した化け物という有様になっていた。 | | :アニメ版ではダーニックの人格が表面に出てきた後にまたランサーの人格が出て抵抗をしているという状況だったが最後は完全に乗っ取られ、声と外見は宝具で吸血鬼化したランサーだが中身はダーニックの妄執が寄生した化け物という有様になっていた。 |
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| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
| ;「幾千幾万と戦えば、そこに隙間が生じるのは道理である。<br> 皆、よくやってくれた。汝らの奮戦が、余を招き入れた。<br> ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアを打ち破るただ一騎のサーヴァントとして、な。」 | | ;「幾千幾万と戦えば、そこに隙間が生じるのは道理である。<br> 皆、よくやってくれた。汝らの奮戦が、余を招き入れた。<br> ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアを打ち破るただ一騎のサーヴァントとして、な。」 |
− | :スペシャルイベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』終盤にて、大聖杯内で行われている聖杯戦争の黒幕であるダーニックを主人公たちが追い詰めた際、それでも諦めようとしないダーニックに止めを刺しての登場。十四騎の中で唯一ダーニックに再現を封じられていたが、主人公たちの奮戦によりサーヴァントとしての顕現を果たし、ダーニックの虚を突いた。 | + | :イベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』終盤にて、大聖杯内で行われている聖杯戦争の黒幕であるダーニックを主人公たちが追い詰めた際、それでも諦めようとしないダーニックに止めを刺しての登場。十四騎の中で唯一ダーニックに再現を封じられていたが、主人公たちの奮戦によりサーヴァントとしての顕現を果たし、ダーニックの虚を突いた。 |
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− | ;「ああ、十四騎の中で余のみがあの聖杯大戦の記憶を中途まで有している。<br> 汝に取り込まれたせいだろうな。……だが、それを以て余は汝を討とうとは思わぬ。<br> 余が汝を討つのは、復讐でも憤怒でもない。英雄としての責務であり―――<br> 貴様に召喚されたサーヴァントとしての、慈悲である。」 | + | ;「ああ、十四騎の中で余のみがあの聖杯大戦の記憶を中途まで有している。<br> 汝に取り込まれたせいだろうな。……だが、それを以て余は汝を討とうとは思わぬ。<br> 余が汝を討つのは、復讐でも憤怒でもない。英雄としての責務であり───<br> 貴様に召喚されたサーヴァントとしての、慈悲である。」 |
| :再現されたサーヴァントの中で、ダーニックに取り込まれたためか聖杯大戦の記憶を有しており、ダーニックとの関係も正しく認識している。しかし、聖杯大戦においてマスターであったダーニックに裏切られ、生前以上に悲惨な最期を遂げたはずのヴラド三世はダーニックに恨みを向けることをしなかった。 | | :再現されたサーヴァントの中で、ダーニックに取り込まれたためか聖杯大戦の記憶を有しており、ダーニックとの関係も正しく認識している。しかし、聖杯大戦においてマスターであったダーニックに裏切られ、生前以上に悲惨な最期を遂げたはずのヴラド三世はダーニックに恨みを向けることをしなかった。 |
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− | ;「―――では問おう。<br> 貴様は、このまま余に討たれたとして余を恨みながら死ぬのか?」<br>「わからぬか、ダーニック?貴様は恨まぬよ。<br> たとえ怒ったとしても、それは一時の激情でしかない。<br> 我らは夢を抱き、追いかけ、その癖、どちらも諦めている。<br> 心のどこかで諦めているくせに、<ruby><rb>全力を尽くそうとする</rb><rt>・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> それは、不敬であるからだ。無論、第三者への敬意ではない。<br> 己が抱いた野望に対して、夢に対してのみ―――<br> 我らは限りなく、誠実であろうとする。<br> 八枚舌と罵られ、どれほどの策謀を積み重ねても。串刺し公と恐れられ、死体を積み上げても。<br> それだけは変えられない。だからこその、夢の名残だ。<br> ……こればかりは、管理者にはわからぬだろうな。いや、それとも―――これから理解するのか。」<br>「余は理解している。<br> 貴様の研鑽、努力、裏切り、策謀に至るまで―――全ては決して恥ずべきものではないと。<br> だからこその終わりだ。<br> ここで終わらなければ、貴様は夢にすら不誠実となる。<br> 妥協し、地に落ちた夢を拾っても、もう輝くことはないのだ。」 | + | ;「───では問おう。<br> 貴様は、このまま余に討たれたとして余を恨みながら死ぬのか?」<br>「わからぬか、ダーニック?貴様は恨まぬよ。<br> たとえ怒ったとしても、それは一時の激情でしかない。<br> 我らは夢を抱き、追いかけ、その癖、どちらも諦めている。<br> 心のどこかで諦めているくせに、<ruby><rb>全力を尽くそうとする</rb><rt>・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> それは、不敬であるからだ。無論、第三者への敬意ではない。<br> 己が抱いた野望に対して、夢に対してのみ───<br> 我らは限りなく、誠実であろうとする。<br> 八枚舌と罵られ、どれほどの策謀を積み重ねても。串刺し公と恐れられ、死体を積み上げても。<br> それだけは変えられない。だからこその、夢の名残だ。<br> ……こればかりは、管理者にはわからぬだろうな。いや、それとも───これから理解するのか。」<br>「余は理解している。<br> 貴様の研鑽、努力、裏切り、策謀に至るまで───全ては決して恥ずべきものではないと。<br> だからこその終わりだ。<br> ここで終わらなければ、貴様は夢にすら不誠実となる。<br> 妥協し、地に落ちた夢を拾っても、もう輝くことはないのだ。」 |
| :自分に恨みを抱いていないというヴラド三世の言葉に「英雄としての誇りを踏みにじった自分を許せるはずがない」と吐き捨てたダーニックに対し冷静に言い返しての言葉。自分と同じように夢を抱き、その実現のためにはどんな努力や忌まわしい所業をも厭わなかったからこそ、自分にはダーニックの行動全てが理解できる。聖杯大戦にて裏切られ怨嗟に満ちた最期を遂げながらも、再会したかつてのマスターに理解と共感を示し、だからこそこれ以上彼の夢を貶めるような愚行を許さなかった。 | | :自分に恨みを抱いていないというヴラド三世の言葉に「英雄としての誇りを踏みにじった自分を許せるはずがない」と吐き捨てたダーニックに対し冷静に言い返しての言葉。自分と同じように夢を抱き、その実現のためにはどんな努力や忌まわしい所業をも厭わなかったからこそ、自分にはダーニックの行動全てが理解できる。聖杯大戦にて裏切られ怨嗟に満ちた最期を遂げながらも、再会したかつてのマスターに理解と共感を示し、だからこそこれ以上彼の夢を貶めるような愚行を許さなかった。 |
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| ;「英雄としてではなく、一人の人間として告げよう。<br> 人間は来る、必ず来るとも。<br> そしてあの大聖杯がなくとも、必ずや魔法に到達するだろう。<br> いずれにせよ、上々の結末が貴様を待つ。ゆるりと眠るがいい。」 | | ;「英雄としてではなく、一人の人間として告げよう。<br> 人間は来る、必ず来るとも。<br> そしてあの大聖杯がなくとも、必ずや魔法に到達するだろう。<br> いずれにせよ、上々の結末が貴様を待つ。ゆるりと眠るがいい。」 |
− | :大聖杯の管理者である[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]に自分たちが求めた奇跡を奪ったことへの責任を全うせよと命じた後の言葉。[[ジャンヌ・ダルク|2人のル]][[天草四郎時貞|ーラー]]と同様に、人間は大聖杯の力を借りずとも、必ずその境地に辿り着くと宣言し、ジークをねぎらう。その王者としての気概を[[セミラミス|アッシリアの女帝]]も認め、最期まで見届けた。 | + | :大聖杯の管理者である[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]に自分たちが求めた奇跡を奪ったことへの責任を全うせよと命じた後の言葉。[[ジャンヌ・ダルク|2人のル]][[天草四郎時貞|ーラー]]と同様に、人間は大聖杯の力を借りずとも、必ずその境地に辿り着くと宣言し、ジークをねぎらう。その王者としての気概を[[セミラミス|アッシリアの女帝]]も認め、最期まで見届けた。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
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| **生前には武人として単独行動することも多かった為か一人で何でもこなす必要があり、裁縫はもとより家畜の世話や料理まで一通りできるとか。 | | **生前には武人として単独行動することも多かった為か一人で何でもこなす必要があり、裁縫はもとより家畜の世話や料理まで一通りできるとか。 |
| *サーヴァントには珍しく誕生日が明記されている。サーヴァントの誕生日・血液型に「不明」が多いのは伝承や史料に記載が無いためであって、彼のようにちゃんと記録が残っていれば史実通りの誕生日になるようだ。 | | *サーヴァントには珍しく誕生日が明記されている。サーヴァントの誕生日・血液型に「不明」が多いのは伝承や史料に記載が無いためであって、彼のようにちゃんと記録が残っていれば史実通りの誕生日になるようだ。 |
− | *最大の知名度補正とスキルによって、バカ高いと称される程のステータスを獲得している。[[シロウ・コトミネ]]は最強クラスのサーヴァントである[[カルナ|赤のランサー]]と[[アキレウス|赤のライダー]]に匹敵する戦力と推測していた。実際のステータスも幸運値以外はB以上とかなり高水準にまとまっている。 | + | *最大の知名度補正とスキルによって、バカ高いと称される程のステータスを獲得している。[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]は最強クラスのサーヴァントである[[カルナ|赤のランサー]]と[[アキレウス|赤のライダー]]に匹敵する戦力と推測していた。実際のステータスも幸運値以外はB以上とかなり高水準にまとまっている。 |
| **事実、作中で互いに宝具に制限を用いていたとはいえ最強クラスのサーヴァントである赤のランサーを相手に知名度とスキル補正が無くなるまでは拮抗した闘いを展開出来る程であった。 | | **事実、作中で互いに宝具に制限を用いていたとはいえ最強クラスのサーヴァントである赤のランサーを相手に知名度とスキル補正が無くなるまでは拮抗した闘いを展開出来る程であった。 |
| **『鮮血の伝承』発動後は更に桁違いの力を発揮。その戦闘力は赤のランサー・ライダーを身体能力だけで吹き飛ばし、令呪によるバックアップを得た赤と黒の6騎のサーヴァントを纏めて相手取る程。最終的に押され気味ではあったものの、6騎のサーヴァントに余裕など欠片もなかったとされる程であった。 | | **『鮮血の伝承』発動後は更に桁違いの力を発揮。その戦闘力は赤のランサー・ライダーを身体能力だけで吹き飛ばし、令呪によるバックアップを得た赤と黒の6騎のサーヴァントを纏めて相手取る程。最終的に押され気味ではあったものの、6騎のサーヴァントに余裕など欠片もなかったとされる程であった。 |
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| **『EXTRA』のヴラド三世は相性の良いマスターと巡り会い、まともな最期を迎えているのでなおさらこっちの悲惨が際立つ。 | | **『EXTRA』のヴラド三世は相性の良いマスターと巡り会い、まともな最期を迎えているのでなおさらこっちの悲惨が際立つ。 |
| **とはいえ十分な人間性を持っている者にとっては、[[ギルガメッシュ|選択肢一つであっさりマスターを殺害する金ピカ]]や、[[イスカンダル|真名暴露は朝飯前のはいてない]]と比べれば確実に扱いやすい王の英霊といえる。 | | **とはいえ十分な人間性を持っている者にとっては、[[ギルガメッシュ|選択肢一つであっさりマスターを殺害する金ピカ]]や、[[イスカンダル|真名暴露は朝飯前のはいてない]]と比べれば確実に扱いやすい王の英霊といえる。 |
− | *劇中の舞台となったシギショアラは彼の生まれ故郷なのだが、なぜか一言も言及していない。郷土愛の強い性格なら、故郷が[[ジャック・ザ・リッパー(Apocrypha)|得体の知れないもの]]に荒らされている状況は看過出来ない筈だが。 | + | *劇中の舞台となったシギショアラは彼の生まれ故郷なのだが、なぜか一言も言及していない。郷土愛の強い性格なら、故郷が[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|得体の知れないもの]]に荒らされている状況は看過出来ない筈だが。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |