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628 バイト追加 、 2025年2月22日 (土)
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プロイキッシャーは一つではなく数多くの種類が存在している。有珠が作った物のみならず、代々の魔女から継承してきたものもあり、正確な総数は有珠も把握していない。先代から受け継いだプロイは20個ほど、有珠の作ったものは10個ほどらしい。<br>プロイには主にマザーグースを元にしたものと、ルイス・キャロルの創作童話を元にしたものの二系統がある。魔女は自分の代で、先代から遺されたプロイを自分用にチューンナップするとされており、後者の系統は、有珠の母がルイス・キャロルにはまったためにアレンジされたものらしい。<br>
 
プロイキッシャーは一つではなく数多くの種類が存在している。有珠が作った物のみならず、代々の魔女から継承してきたものもあり、正確な総数は有珠も把握していない。先代から受け継いだプロイは20個ほど、有珠の作ったものは10個ほどらしい。<br>プロイには主にマザーグースを元にしたものと、ルイス・キャロルの創作童話を元にしたものの二系統がある。魔女は自分の代で、先代から遺されたプロイを自分用にチューンナップするとされており、後者の系統は、有珠の母がルイス・キャロルにはまったためにアレンジされたものらしい。<br>
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初代の魔女から伝わる三つの奇跡、特に強い三大プロイを「グレートスリー」と呼ぶ。<br>'''「第一(はじまり)より別たれた、この世で最も大きな虚構」'''<br>千年以上前に詠唱され、今も機能し続ける魔術。世界を探しても他に二つあるかないかという貴重品。グレートスリーの価格は「一つの王国より希少」と値付けられ、「至高の幻想(クラウン・ファンタズム)」と称される、魔術世界においての至宝である。<br>神代のテクスチャを現代の上に貼り付けられる事から、[[魔術協会]]においては『一つの王国より高価/貴重/巨大なもの』と言われている。<br>もっとも、グレートスリーに限らず有珠がプロイを売りに出すことは基本的にないし、そもそもマインスターの血に縛られた有珠にしか使えない魔術系統であるので、売りにだすことに意味はない(ただし、有珠が起動させたプロイを他人に預けて使わせることが可能であったり、使用条件次第では有珠の知らないところで勝手に作動するプロイもある)。<br>リデルが買い取ったとされるプロイがどうなっているのかは不明。
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初代の魔女から伝わる三つの奇跡、特に強い三大プロイを「グレートスリー」と呼ぶ。<br>'''「第一(はじまり)より別たれた、この世で最も大きな虚構」'''<br>千年以上前に詠唱され、今も機能し続ける魔術。世界を探しても他に二つあるかないかという貴重品。グレートスリーの価格は「一つの王国より希少」と値付けられ、「至高の幻想(クラウン・ファンタズム)」と称される、魔術世界においての至宝である。<br>神代のテクスチャを現代の上に貼り付けられる事から、[[魔術協会]]においては『一つの王国より高価/貴重/巨大なもの』と言われている。<br>さらにこれらは「元々この世界にあったもの」を材料に構築されているため、現実世界とは異なる法則を内包しているのに世界からの修正が働かない<ref group="注">有珠は「世界は無数のパズルのピースが組み合わさったものであり、私はそのピースを組み替えるのではなくピースを別の何かに変化させる」と呼称しており、自分から発した別世界の法則を現実世界に適用するが世界からの修正を受ける[[固有結界]]を「デリカシーのない魔術」と嫌っている。</ref>。<br>もっとも、グレートスリーに限らず有珠がプロイを売りに出すことは基本的にないし、そもそもマインスターの血に縛られた有珠にしか使えない魔術系統であるので、売りにだすことに意味はない(ただし、有珠が起動させたプロイを他人に預けて使わせることが可能であったり、使用条件次第では有珠の知らないところで勝手に作動するプロイもある)。<br>リデルが買い取ったとされるプロイがどうなっているのかは不明。
    
各プロイキッシャーには元々名前がなく、かつての有珠は、強さ順や思い入れ順で順番をつけて呼んでいた。ただし、その日の気分で順番は変動する。<br>有珠の幼馴染の[[メイ・リデル・アーシェロット]]により、それでは有珠はともかく自分が困る、ということで、それまで名前のなかったプロイに名前がつけられたという経緯がある。
 
各プロイキッシャーには元々名前がなく、かつての有珠は、強さ順や思い入れ順で順番をつけて呼んでいた。ただし、その日の気分で順番は変動する。<br>有珠の幼馴染の[[メイ・リデル・アーシェロット]]により、それでは有珠はともかく自分が困る、ということで、それまで名前のなかったプロイに名前がつけられたという経緯がある。
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