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==概要==
 
==概要==
「[[アサシン|暗殺者]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
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「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
    
;略歴
 
;略歴
:イベント『鬼哭酔夢魔京 羅生門』にて登場。しかし、シナリオ上ではほぼ失神しており、終盤までは出番が無かった。失神していた原因は、茨木が酒入りの聖杯に願った願いが歪められてしまったため。茨木に力をほぼ吸われてしまったため、この時の彼女の力はとても弱体化してしまっている。なお、茨木に聖杯の酒を飲ませた張本人は酒呑である。
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:イベント『鬼哭酔夢魔京 羅生門』にて登場。しかし、シナリオ上ではほぼ失神しており、終盤までは出番が無かった。失神していた原因は、[[茨木童子]]が酒入りの[[聖杯]]に願った願いが歪められてしまったため。茨木に力をほぼ吸われてしまったため、この時の彼女の力はとても弱体化してしまっている。なお、茨木に聖杯の酒を飲ませた張本人は酒呑である。
:その後、[[茨木童子]]と共に期間限定イベント『天魔御伽草子 鬼ヶ島』にて再登場。茶屋で酒を鬼や人間達相手に振舞っていた。茶屋にてカルデア一行と金時に出会い、同盟を組もうと持ちかけるが決裂。カルデア一行と一戦交えることになるが、決着が付く前に逃亡する。[[丑御前]]との決戦時には事前に襲撃を受けて瀕死状態であったにも関わらず、スキル「戦闘続行」を発揮し丑御前の隙を作ることでカルデア一行を助けた。
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:その後、茨木童子と共に期間限定イベント『天魔御伽草子 鬼ヶ島』にて再登場。茶屋で酒を鬼や人間達相手に振舞っていた。茶屋にてカルデア一行と[[坂田金時|金時]]に出会い、同盟を組もうと持ちかけるが決裂。カルデア一行と一戦交えることになるが、決着が付く前に逃亡する。[[丑御前]]との決戦時には事前に襲撃を受けて瀕死状態であったにも関わらず、スキル「戦闘続行」を発揮し丑御前の隙を作ることでカルデア一行を助けた。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅩの座を統括する[[アンドロマリウス|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅩの座を統括する[[アンドロマリウス|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。
 
:2部5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では生前の酒呑童子が登場。天覧武者の一人として[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス]]を召喚している。
 
:2部5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では生前の酒呑童子が登場。天覧武者の一人として[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス]]を召喚している。
 
;人物
 
;人物
:はんなりとした京言葉を喋る[[鬼種|鬼]]の少女。日本三大化生の一角。 <ref group = "出">幕間の物語『酔うも我、狂うも我、滾り嗤うも我なれば』等より。</ref>
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:はんなりとした京言葉を喋る[[鬼種|鬼]]の少女。日本三大化生の一角<ref group = "出">酒呑童子 幕間の物語『酔うも我、狂うも我、滾り嗤うも我なれば』等</ref>
 
:あるがままに生き、思うがまま振る舞う自由な快楽主義者。少女の形をした鬼であり、言葉が通じるように思えても、本質的には人間とは異質なもの。
 
:あるがままに生き、思うがまま振る舞う自由な快楽主義者。少女の形をした鬼であり、言葉が通じるように思えても、本質的には人間とは異質なもの。
 
:人と同じように嗜好、思想から理論だててものを愛するが、人には理解できない唐突さで、愛したものを手にかける。
 
:人と同じように嗜好、思想から理論だててものを愛するが、人には理解できない唐突さで、愛したものを手にかける。
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;能力
 
;能力
 
:生前の最期の逸話から高ランクの「戦闘続行」スキルを持ち、瀕死の状態でも丑御前に一撃を加え苦戦していた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達に活路を見出すチャンスを作り出した。
 
:生前の最期の逸話から高ランクの「戦闘続行」スキルを持ち、瀕死の状態でも丑御前に一撃を加え苦戦していた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達に活路を見出すチャンスを作り出した。
:茨木と同様に高ランクの「鬼種の魔」スキルを持っており、見た目に反してかなりの高ステータス。具体的には、[[坂田金時]]と打ち合えるほどのもの。
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:茨木と同様に高ランクの「鬼種の魔」スキルを持っており、見た目に反してかなりの高ステータス。具体的には、坂田金時と打ち合えるほどのもの。
 
:戦闘時でも常に大判の杯を持ち歩いているが、必要に応じて消しておくことは可能。徒手空拳や瓢箪からの妖気噴射、身の丈ほどもある瓢箪に剣を咥えさせて武器によって戦闘を行う。
 
:戦闘時でも常に大判の杯を持ち歩いているが、必要に応じて消しておくことは可能。徒手空拳や瓢箪からの妖気噴射、身の丈ほどもある瓢箪に剣を咥えさせて武器によって戦闘を行う。
 
:またスキル「果実の酒気」の効果により声音や吐息に蕩けるような果実の酒気が香り、視線だけでも対象を泥酔させる。魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考が蕩けてしまう。なお「神便鬼毒酒」を使うようになったのはサーヴァント化してからだが、生前の時点から酒気による攪乱の妖術は使いこなしていたようである。
 
:またスキル「果実の酒気」の効果により声音や吐息に蕩けるような果実の酒気が香り、視線だけでも対象を泥酔させる。魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考が蕩けてしまう。なお「神便鬼毒酒」を使うようになったのはサーヴァント化してからだが、生前の時点から酒気による攪乱の妖術は使いこなしていたようである。
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:神便鬼毒酒とは、すなわちは神の方便、鬼の毒と云う意。
 
:神便鬼毒酒とは、すなわちは神の方便、鬼の毒と云う意。
 
:真名解放しなければ、毒ではなく、そのまま酒として出すことも可能。
 
:真名解放しなければ、毒ではなく、そのまま酒として出すことも可能。
:伝承では人間を強化するとしかないが、[[坂田金時]]の幕間の物語『大江の山、金時の鬼退治』では、神と縁がある[[イシュタル]]の魔像に酒を分けた結果、息を吹き返した上に力を増したので、神性関係も強化すると思われる。
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:伝承では人間を強化するとしかないが、[[坂田金時]]の[[幕間の物語]]『大江の山、金時の鬼退治』では、神と縁がある[[イシュタル]]の魔像に酒を分けた結果、息を吹き返した上に力を増したので、神性関係も強化すると思われる。
 
:酒呑童子が思わず飲んでしまうほどいい酒らしい。
 
:酒呑童子が思わず飲んでしまうほどいい酒らしい。
 
:とっくりは零すだけではなく、恨み辛みに無念の類を吸い上げて、極上の酒へと変えることもできる。
 
:とっくりは零すだけではなく、恨み辛みに無念の類を吸い上げて、極上の酒へと変えることもできる。
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==真名:酒呑童子==
 
==真名:酒呑童子==
:平安時代、大江山に城を構え、数多くの鬼を束ねた頭領。<br>龍神の子であり、坂田金時と共通の背景を持つが、逸話と痕跡から彼女は「反英雄」に分類されている。
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:平安時代、大江山に城を構え、数多くの鬼を束ねた頭領。
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:龍神の子であり、坂田金時と共通の背景を持つが、逸話と痕跡から彼女は「反英雄」に分類されている。
 
:彼女は日本で生まれたが、その出自は謎に包まれており、一時的に大陸にいた時もある。日本に戻った彼女は京や川のあたりをふらついていた所を茨木童子が鬼の巣に導いたという。
 
:彼女は日本で生まれたが、その出自は謎に包まれており、一時的に大陸にいた時もある。日本に戻った彼女は京や川のあたりをふらついていた所を茨木童子が鬼の巣に導いたという。
 
:大江山に住まうようになった彼女は気の向くままに京の都に降り、若者や姫君を大江山に連れて帰っては人間を喰った。しかし、京の人間が失踪が相次ぎ、かの陰陽師の安倍晴明の占いで明かされてしまう。
 
:大江山に住まうようになった彼女は気の向くままに京の都に降り、若者や姫君を大江山に連れて帰っては人間を喰った。しかし、京の人間が失踪が相次ぎ、かの陰陽師の安倍晴明の占いで明かされてしまう。
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;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
: 期間限定イベント『鬼哭酔夢魔京 羅生門』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
 
: 期間限定イベント『鬼哭酔夢魔京 羅生門』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
: 後に、期間限定イベント『[[栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ|輝け!グレイルライブ‼]]』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「桜歌爛漫」が実装された。
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: 後に、期間限定イベント『[[栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ|輝け!グレイルライブ!!]]』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「桜歌爛漫」が実装された。
 
; [[Fate/Grand Order Arcade]]
 
; [[Fate/Grand Order Arcade]]
 
: 2019年6月20日に、期間限定サーヴァントとして実装。
 
: 2019年6月20日に、期間限定サーヴァントとして実装。
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:八岐大蛇に縁を持つ者同士、彼女に対して情がある素振りをみせる。
 
:八岐大蛇に縁を持つ者同士、彼女に対して情がある素振りをみせる。
 
:ただし、千代女からは出自や平行世界での出来事から怖れられている。
 
:ただし、千代女からは出自や平行世界での出来事から怖れられている。
:『Fate/Grand Order material』で甲賀三郎とその係累に対して謝っている。
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:『Fate/Grand Order material Ⅳ』で彼女の先祖である[[甲賀三郎]]とその係累に対して謝っている<ref group ="注">恐らく、自身の一側面とされる伊吹童子が三郎に呪を与えた関係か。</ref>。
:彼女の幕間の物語では、出自関連で吹っ切れない彼女にかなり強引に発破をかけた。
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:彼女の幕間の物語「蛇───我が身を這い回るものよ」では、出自関連で吹っ切れない彼女にかなり強引に発破をかけた。
    
;[[女王メイヴ]]
 
;[[女王メイヴ]]
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;[[ネロ・クラウディウス]]、[[エウリュアレ (Grand Order)]]
 
;[[ネロ・クラウディウス]]、[[エウリュアレ (Grand Order)]]
: 期間限定イベント『輝け!グレイルライブ‼』で、アイドルグループ「ヴィルトゥオーサ」を組んでいた相手。
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: 期間限定イベント『輝け!グレイルライブ!!』で、アイドルグループ「ヴィルトゥオーサ」を組んでいた相手。
    
;[[武則天〔キャスター〕]]
 
;[[武則天〔キャスター〕]]
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;[[伊吹童子]]
 
;[[伊吹童子]]
 
:自分自身の一側面であり、伊吹大明神の分霊。
 
:自分自身の一側面であり、伊吹大明神の分霊。
:自分自身の中で何らかの確執があるようで、『Fate/Grand Order』の自身の二つ目の幕間の物語では伊吹童子が自分の肉体で出現した際には「今は自分の番」「自分が自分でなくなるのは絶対に嫌だから次に出てきたら首を撥ねてくれ」と言い出すくらいには嫌っている。
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:自分自身の中で何らかの確執があるようで、自身の幕間の物語「酔うも我、狂うも我、滾り嗤うも我なれば」にて伊吹童子が自分の肉体で出現した際には「今は自分の番」「自分が自分でなくなるのは絶対に嫌だから次に出てきたら首を撥ねてくれ」と言い出すくらいには嫌っている。
 
:また、サーヴァントとして召喚された彼女についてはうっすらとした靄のようなものにしか見えず、互いを認識できていない模様。
 
:また、サーヴァントとして召喚された彼女についてはうっすらとした靄のようなものにしか見えず、互いを認識できていない模様。
 
:実際のところは生前の頃から互いの人格が持ち回りで表面化して行動していたようである。
 
:実際のところは生前の頃から互いの人格が持ち回りで表面化して行動していたようである。
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