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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』では西暦1573年の大海原に召喚され、[[エドワード・ティーチ|黒髭]]の客将として振舞っていた。 | | : 第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』では西暦1573年の大海原に召喚され、[[エドワード・ティーチ|黒髭]]の客将として振舞っていた。 |
− | : だが実際は[[イアソン]]のサーヴァントであり、主人公らに敗れた黒髭を襲って聖杯を奪取、更に[[エウリュアレ (Grand Order)|エウリュアレ]]を拉致して(こちらはすぐに奪還されてしまうが)脱出し、アルゴノーツへ合流。仕える主がイアソンであることを愚痴りつつも、終始主人公らの敵として立ち塞がった。 | + | : だが実際は[[イアソン]]のサーヴァントであり、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らに敗れた黒髭を襲って[[聖杯]]を奪取、更に[[エウリュアレ (Grand Order)|エウリュアレ]]を拉致して(こちらはすぐに奪還されてしまうが)脱出し、アルゴノーツへ合流。仕える主がイアソンであることを愚痴りつつも、終始主人公らの敵として立ち塞がった。 |
− | : 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅢの座を統括する[[魔神柱|観測所フォルネウス]]と交戦する。 | + | : 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅢの座を統括する[[フォルネウス|観測所フォルネウス]]と交戦する。 |
| : Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』では[[アキレウス]]が自身を触媒にしたことにより召喚される。[[アルテミス〔異聞帯〕|アルテミス]]の砲撃を宝具で迎撃することでカルデア一行の時間稼ぎに貢献し、直後に自身の宝具を[[マンドリカルド]]に託して消滅した。 | | : Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』では[[アキレウス]]が自身を触媒にしたことにより召喚される。[[アルテミス〔異聞帯〕|アルテミス]]の砲撃を宝具で迎撃することでカルデア一行の時間稼ぎに貢献し、直後に自身の宝具を[[マンドリカルド]]に託して消滅した。 |
− | :2023年ホワイトデーイベント『[[キ械維新都市 SAITAMA|カルデア重工物語]]』ではただ一人日本国外のサーヴァントとして主人公に同行。馴れ初めから主人公と契約してしまった[[高杉晋作]]に振り回されるも、終盤にて黒幕である[[徳川クロフネ]]を打ち破る一槍<ref group="注">『イリアス』によると、アカイア軍が乗っていた船は外観に防水目的で<ruby><rb>瀝青</rb><rt>ピッチ</rt></ruby>が塗られていた事から、作中でしばしば “黒船” と表現されている。その為今際までアカイア軍の侵略を防いだヘクトールは、まさに「黒船に打ち勝った英雄」と言える。</ref>を放つ貢献を果たした。
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− | :
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| ; 人物 | | ; 人物 |
| : 無精髭の飄々とした男。 | | : 無精髭の飄々とした男。 |
| : その英雄然とした来歴に反して終始お気楽なノリとやる気のない言動が散見され真剣味がないと思われがちだが、実際はいつでも本気であり、それが窺えるような台詞は少なからず見られる。 | | : その英雄然とした来歴に反して終始お気楽なノリとやる気のない言動が散見され真剣味がないと思われがちだが、実際はいつでも本気であり、それが窺えるような台詞は少なからず見られる。 |
− | : これは、政治家としての側面が本気であることを隠している事に加え、生前における絶望的な籠城戦を戦い抜き勝利するために鍛えた才覚であり、敵への挑発もまた天才的。エミヤの見立てでは「口ぶりで軽く見せているが、油断すれば鋭く重い槍の一撃を食らってしまう」とヘクトールを分析している。 | + | : これは、政治家としての側面が本気であることを隠している事に加え、生前における絶望的な籠城戦を戦い抜き勝利するために鍛えた才覚であり、敵への挑発もまた天才的。[[エミヤ]]の見立てでは「口ぶりで軽く見せているが、油断すれば鋭く重い槍の一撃を食らってしまう」とヘクトールを分析している。 |
| : 名だたる英雄たちを前にして一歩も退かないわけではなく、二歩も三歩も退いて油断したところで殴りつけてはまた逃げ、遠くにいると思ったら泥をぶつける、と、籠城戦にかけては最強を誇った。 | | : 名だたる英雄たちを前にして一歩も退かないわけではなく、二歩も三歩も退いて油断したところで殴りつけてはまた逃げ、遠くにいると思ったら泥をぶつける、と、籠城戦にかけては最強を誇った。 |
| : また分析眼も鋭く、生前では絶命する寸前にアキレウスの肉体の秘密を見抜いて間接的に討ち取る切欠を作った。 | | : また分析眼も鋭く、生前では絶命する寸前にアキレウスの肉体の秘密を見抜いて間接的に討ち取る切欠を作った。 |
− | : 一方、宝具である自分の愛槍の名前はろくに覚えておらず<ref group="注">ドゥリンダナは後世のシャルルマーニュ伝説でローランの剣であるデュランダルの由来として説明されているので、「未来の伝承からドゥリンダナの設定が遡って形成され、本来ヘクトールはドゥリンダナなど持っていなかったため、実感が薄い」という可能性もある。</ref>、本人としては武器は投げて殺せればなんでもいいと思っている節があり、かなりのリアリスト。 | + | : 一方、宝具である自分の愛槍の名前はろくに覚えておらず<ref group="注">ドゥリンダナは後世のシャルルマーニュ伝説で[[ローラン]]の剣であるデュランダルの由来として説明されているので、「未来の伝承からドゥリンダナの設定が遡って形成され、本来ヘクトールはドゥリンダナなど持っていなかったため、実感が薄い」という可能性もある。</ref>、本人としては武器は投げて殺せればなんでもいいと思っている節があり、かなりのリアリスト。 |
− | :
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| ; 能力 | | ; 能力 |
− | : トロイア陣営最強の戦士であり、将軍であり、政治家でもある、あらゆる面に秀でた文武両道の秀才。相手を油断させる話術もあってか特に防衛戦に特化しており、ありとあらゆる手練手管を駆使した籠城戦においては最強を誇る<ref group="注">漫画版『Fate/Grand Order』の第三特異点では、意図的に手抜きしてマシュと清姫に深追いさせて釣り出し、孤立した主人公をエイリークに攻撃させるというえげつない戦術を披露した。</ref>。 | + | : トロイア陣営最強の戦士であり、将軍であり、政治家でもある、あらゆる面に秀でた文武両道の秀才。相手を油断させる話術もあってか特に防衛戦に特化しており、ありとあらゆる手練手管を駆使した籠城戦においては最強を誇る<ref group="注">漫画版『Fate/Grand Order』の第三特異点では、意図的に手抜きして[[マシュ・キリエライト|マシュ]]と[[清姫]]に深追いさせて釣り出し、孤立した主人公を[[エイリーク・ブラッドアクス|エイリーク]]に攻撃させるというえげつない戦術を披露した。</ref>。 |
− | : サーヴァントとしてのステータスも全て高水準でまとまっており、不得手となるパラメータが存在しない。クラス特性の「対魔力」もBと高め。「軍略」C+とそれなりに高く、とりわけ守戦において高い戦術力ボーナスを獲得する。 | + | : サーヴァントとしてのステータスも全て高水準でまとまっており、C以下のパラメータが存在しない。クラススキルの「対魔力」もBと高め。保有スキルの「軍略」はC+とそれなりに高く、とりわけ守戦において高い戦術力ボーナスを獲得する。 |
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| : この槍を防ぐには[[アキレウス]]の「蒼天囲みし小世界」かアイアスの「ロー・アイアス」、あるいはそれらに匹敵する防御宝具を使うしかない。 | | : この槍を防ぐには[[アキレウス]]の「蒼天囲みし小世界」かアイアスの「ロー・アイアス」、あるいはそれらに匹敵する防御宝具を使うしかない。 |
| :上記の二つの宝具も厳密に言うと真名は「ドゥリンダナ」であり、後半を省略しても起動できる。 | | :上記の二つの宝具も厳密に言うと真名は「ドゥリンダナ」であり、後半を省略しても起動できる。 |
− | :『staynight』では「かのトロイア戦争において、大英雄の槍を唯一防いだというアイアスの盾である」とアイアスの強固さを伝えるための引き合いに出されている。作中、アイアスの性能は投槍では絶対に一枚羽にも届かないとされており、それを六枚貫いたこの宝具は破格の逸話を持っていると言える。 | + | :『[[Fate/stay night]]』では「かのトロイア戦争において、大英雄の槍を唯一防いだというアイアスの盾である」とアイアスの強固さを伝えるための引き合いに出されている。作中、アイアスの性能は投槍では絶対に一枚羽にも届かないとされており、それを六枚貫いたこの宝具は破格の逸話を持っていると言える。 |
− | :『Grand Order』第三特異点では[[ヘラクレス]]と[[アステリオス]]を貫通させ、致命傷を負わせた<ref group = "注">ヘラクレスは『十二の試練』があるので難なく復活したが</ref>。 | + | :『Grand Order』第三特異点では[[ヘラクレス]]と[[アステリオス]]を貫通させ、致命傷を負わせた<ref group = "注">ヘラクレスは『十二の試練』があるので難なく復活したが。</ref>。 |
| :モーションは投擲の構えに入ると同時に右肘から噴射炎が発生し、それから投射するというもの。 | | :モーションは投擲の構えに入ると同時に右肘から噴射炎が発生し、それから投射するというもの。 |
| :『Grand Order』ゲーム中では「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。 | | :『Grand Order』ゲーム中では「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。 |
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| == 真名:ヘクトール == | | == 真名:ヘクトール == |
− | :ヘクトール。『兜輝くヘクトール』と讃えられたトロイアの王子であり、トロイア戦争においてトロイア防衛の総大将を務めた大英雄。軍略・武勇・政治の全てに秀でた将軍。 | + | :『兜輝くヘクトール』と讃えられたトロイアの王子であり、トロイア戦争においてトロイア防衛の総大将を務めた大英雄。軍略・武勇・政治の全てに秀でた将軍。 |
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| :トロイア戦争の発端はヘクトールの弟パリスがアカイアの后へレネーを奪ったことから始まった。 | | :トロイア戦争の発端はヘクトールの弟パリスがアカイアの后へレネーを奪ったことから始まった。 |
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| : [[アキレウス|赤のライダー]]の回想にて登場。 | | : [[アキレウス|赤のライダー]]の回想にて登場。 |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | : 第三特異点『封鎖終局四海 オケアノス』の解禁に伴い実装。ストーリーでも第三特異点で登場している。<br>コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では後にカルデアに召喚され、[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム|第五特異点]]および[[絶対魔獣戦線 バビロニア|第七特異点]]にも同行した。 | + | : 第三特異点『封鎖終局四海 オケアノス』の開幕に伴い実装。ストーリーでも第三特異点で登場している。 |
− | : Lostbelt No.5『神代巨神海洋 アトランティス』の実装に伴い、モーションが一新された。 | + | : コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では後にカルデアに召喚され、[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム|第五特異点]]および[[絶対魔獣戦線 バビロニア|第七特異点]]にも同行した。 |
− | : 2023年ホワイトデーイベント『カルデア重工物語』では自身がとある敵攻略の要となっており、さらに新規表情差分が二種追加されていた。
| + | : Lostbelt No.5『神代巨神海洋 アトランティス』の開幕に伴い、モーションが一新された。 |
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| ===Fate関連=== | | ===Fate関連=== |
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| === Fate/Grand Order === | | === Fate/Grand Order === |
| ; [[主人公 (Grand Order)]] | | ; [[主人公 (Grand Order)]] |
− | : カルデアのマスター。絆レベルを上げると「自分にとってのトロイア」と言ってくれる程に思い入れを持っている。 | + | : カルデアのマスター。絆レベルを上げると「自分にとってのトロイア」と言ってくれる程に思い入れを持つ。 |
| : 漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では第三特異点の解決後にその記憶を保持した状態で召喚され、第五特異点に同行しているため、「敵としての記憶を持った状態で信頼を築いていく」という一風変わった関係になっていた。 | | : 漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では第三特異点の解決後にその記憶を保持した状態で召喚され、第五特異点に同行しているため、「敵としての記憶を持った状態で信頼を築いていく」という一風変わった関係になっていた。 |
| : 「自分のマスターに相応しいかどうか見定めさせてもらう」といった旨の発言をしており、召喚されたから従うといった惰性ではなく、戦友として真剣に向き合っている模様。 | | : 「自分のマスターに相応しいかどうか見定めさせてもらう」といった旨の発言をしており、召喚されたから従うといった惰性ではなく、戦友として真剣に向き合っている模様。 |
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| ; [[レオニダス一世]] | | ; [[レオニダス一世]] |
| : 防衛戦についてたまに語り合う仲だが、向こうは脳筋すぎてあまり参考にならない。 | | : 防衛戦についてたまに語り合う仲だが、向こうは脳筋すぎてあまり参考にならない。 |
− | : [[ビリー・ザ・キッド]]の幕間の物語では共闘し、共に前線守備を担当した。 | + | : [[ビリー・ザ・キッド]]の[[幕間の物語]]「荒野の七騎」では共闘し、共に前線守備を担当した。 |
| : 漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では第七特異点に同行したため直接顔を合わせ、共に北方への防衛に向かった。 | | : 漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では第七特異点に同行したため直接顔を合わせ、共に北方への防衛に向かった。 |
| ; [[牛若丸]] | | ; [[牛若丸]] |
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| : 北壁での防衛戦の際には「壊れない槍をありったけ」要求し、貰った財宝の一部を贅沢に投擲して獅子奮迅の働きを見せた<ref group="注">『イリアス』では「アキレウスとの決戦時に持っていた槍の本数が足りずに負けた」という逸話もあるため、感激もひとしおであろう。</ref>。 | | : 北壁での防衛戦の際には「壊れない槍をありったけ」要求し、貰った財宝の一部を贅沢に投擲して獅子奮迅の働きを見せた<ref group="注">『イリアス』では「アキレウスとの決戦時に持っていた槍の本数が足りずに負けた」という逸話もあるため、感激もひとしおであろう。</ref>。 |
| ; [[ペンテシレイア]] | | ; [[ペンテシレイア]] |
− | : 彼女の幕間の物語で共演。同じトロイア戦争で戦ったが、ヘクトールの死後に参戦した為直接の面識は無い。 | + | : 彼女の幕間の物語「トロイアの幻影」で共演。同じトロイア戦争で戦ったが、ヘクトールの死後に参戦した為直接の面識は無い。 |
| : 自分が死んで意気消沈していたトロイアを活気づけてくれたことには感謝しているが、アキレウス絡みで暴れる彼女の被害を受けまくっていることには辟易している。 | | : 自分が死んで意気消沈していたトロイアを活気づけてくれたことには感謝しているが、アキレウス絡みで暴れる彼女の被害を受けまくっていることには辟易している。 |
| : 後に期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、トロイア代表として「A・リベンジャーズ」を組んで出場した。 | | : 後に期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、トロイア代表として「A・リベンジャーズ」を組んで出場した。 |
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| : 期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、二回戦で対決。 | | : 期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、二回戦で対決。 |
| : 自身の子孫と言われて憎からず思っていたが、「武具の管理はしっかりしてほしい」と言われた事については割と困惑していた。 | | : 自身の子孫と言われて憎からず思っていたが、「武具の管理はしっかりしてほしい」と言われた事については割と困惑していた。 |
− | : 彼女の幕間の物語でも共演しており、祖国トロイアは滅びても、国に対する思いと血筋が受け継がれたことを喜んでいた。 | + | : 彼女の幕間の物語「拝啓、御先祖様!」でも共演しており、祖国トロイアは滅びても、国に対する思いと血筋が受け継がれたことを喜んでいた。 |
| ; [[アストルフォ]] | | ; [[アストルフォ]] |
− | : ブラダマンテの幕間で彼がイングランドの王子だと聞き、「天真爛漫な王子」という点から自分の弟の事を思い出していた。 | + | : ブラダマンテの幕間「拝啓、御先祖様!」で彼がイングランドの王子だと聞き、「天真爛漫な王子」という点から自分の弟の事を思い出していた。 |
| ; [[マンドリカルド]] | | ; [[マンドリカルド]] |
| : ヘクトールの防具と剣を引き継いだ英雄。 | | : ヘクトールの防具と剣を引き継いだ英雄。 |
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| ; [[ジャック・ド・モレー〔フォーリナー〕]] | | ; [[ジャック・ド・モレー〔フォーリナー〕]] |
| :期間限定イベント『ハロウィン・ライジング!』におけるマスター。 | | :期間限定イベント『ハロウィン・ライジング!』におけるマスター。 |
− | :「名前が似ているからヘンゼル役を任せ、妹のグレーテル役にグレンデルを宛がう」という斜め上の有様から、「歴代マスターのワースト3に入る」と相当に辛辣。 | + | :「名前が似ているからヘンゼル役を任せ、妹のグレーテル役にグレンデルを宛がう」という斜め上の有様から、「歴代マスターのワースト3に入る」と相当に辛辣。 |
| ;[[高杉晋作]] | | ;[[高杉晋作]] |
| :期間限定イベント『カルデア重工物語』で仲間となったサーヴァント。主人公と[[佐々木小次郎]]共々、終始彼の言動に振り回されっぱなしであった。 | | :期間限定イベント『カルデア重工物語』で仲間となったサーヴァント。主人公と[[佐々木小次郎]]共々、終始彼の言動に振り回されっぱなしであった。 |
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| ;[[パリス]] | | ;[[パリス]] |
| :弟であるトロイアの王子。彼がスパルタの王女ヘレネーを誘拐し、故郷トロイアに連れ帰ったことがかの大戦争の引き金となった。 | | :弟であるトロイアの王子。彼がスパルタの王女ヘレネーを誘拐し、故郷トロイアに連れ帰ったことがかの大戦争の引き金となった。 |
− | :有名な「パリスの審判」で美の女神アフロディーテの肩を持ったことにより、世界一の美女ヘレネーを手に入れるよう女神に唆されたというのが世に知られた伝説ではあるが、『Fate/Grand Order』作中においては、夫であるメネラーオスと愛のない結婚をさせられ虐待まで受けていたヘレネーに同情し、義憤のため連れ出したという解釈がなされている為、彼がやった事に対し一言はありつつも『人としては正しい事をした』と庇護し続けた。 | + | :有名な「パリスの審判」で美の女神[[アフロディーテ]]の肩を持ったことにより、世界一の美女ヘレネーを手に入れるよう女神に唆されたというのが世に知られた伝説ではあるが、『Fate/Grand Order』作中においては、夫であるメネラーオスと愛のない結婚をさせられ虐待まで受けていたヘレネーに同情し、義憤のため連れ出したという解釈がなされている為、彼がやった事に対し一言はありつつも『人としては正しい事をした』と庇護し続けた。 |
| :上記のイアソンとは容貌も性格もまったく異なるが、極限まで追い詰められると英雄性を発揮するところはそっくりだとか。 | | :上記のイアソンとは容貌も性格もまったく異なるが、極限まで追い詰められると英雄性を発揮するところはそっくりだとか。 |
| :また、FGOでは本来面識のない子供姿でカルデアに現界したため、マスターに迷惑をかけるようなことはするなと釘をさしているも、再会当初反応に困った事は間違いないだろう。 | | :また、FGOでは本来面識のない子供姿でカルデアに現界したため、マスターに迷惑をかけるようなことはするなと釘をさしているも、再会当初反応に困った事は間違いないだろう。 |
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| ; 大アイアス | | ; 大アイアス |
− | :アカイア勢ではアキレウスに次ぐ英雄。一騎打ちにおいて投槍を彼の盾によって防がれている。結局一騎打ちはゼウスの仲介によって中断され、ヘクトールは友好のために互いの持ち物を交換することを持ちかけた。ヘクトールのスキル「友誼の証明」はこの逸話が由来と思われる。 | + | :アカイア勢ではアキレウスに次ぐ英雄。一騎打ちにおいて投槍を彼の盾によって防がれている。結局一騎打ちは[[ゼウス]]の仲介によって中断され、ヘクトールは友好のために互いの持ち物を交換することを持ちかけた。ヘクトールのスキル「友誼の証明」はこの逸話が由来と思われる。 |
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| ;アンドロマケー | | ;アンドロマケー |
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| ; 「アキレウスゥ?いやぁ~、二度と戦いたくないなぁアイツとは…。ま、向こうもそう思ってるだろうけどさ」 | | ; 「アキレウスゥ?いやぁ~、二度と戦いたくないなぁアイツとは…。ま、向こうもそう思ってるだろうけどさ」 |
− | : マイルームでの台詞。生前の最大のライバル、アキレウスについて。 | + | : マイルーム会話「絆Lv2」。生前の最大のライバル、アキレウスについて。 |
| : 前半の口調は本当に嫌そうな調子だが、最後にはいかにもヘクトールらしい、不敵な口調で語る。 | | : 前半の口調は本当に嫌そうな調子だが、最後にはいかにもヘクトールらしい、不敵な口調で語る。 |
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| ; 「例の神殿以来だなあ、イアソンの旦那。『働きたくない』? ははは、しょうがねえなあ。よーし、背中を槍で突っついてやろう」 | | ; 「例の神殿以来だなあ、イアソンの旦那。『働きたくない』? ははは、しょうがねえなあ。よーし、背中を槍で突っついてやろう」 |
| : マイルーム会話「[[イアソン]]」。第2部第5章アトランティスクリア後に追加される。 | | : マイルーム会話「[[イアソン]]」。第2部第5章アトランティスクリア後に追加される。 |
− | : ヘクトールは幕間の内容から特異点の記憶があることを匂わせていたが、この台詞で明確となった。 | + | : ヘクトールは自身の幕間「トロージャン・ガーディアン」の内容から特異点での出来事を知っていたかのような様子だったが、今回は異聞帯の出来事への言及となる。 |
| + | : カルデアの記録を見てそれらを知ったと思われるが、詳細は不明。 |
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| ====本編==== | | ====本編==== |
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| ; 「所詮は仕えるマスターも選べなかった、戦争屋の人殺しさ。<br> んじゃあまあ根気比べだ。オジサンも防衛戦にはちょっとばかり自信があってね。」 | | ; 「所詮は仕えるマスターも選べなかった、戦争屋の人殺しさ。<br> んじゃあまあ根気比べだ。オジサンも防衛戦にはちょっとばかり自信があってね。」 |
− | ; 「なんで――総戦力でかかってきな、ガキ。<br> 年期の違いを教えてやるよ」 | + | ; 「なんで───総戦力でかかってきな、ガキ。<br> 年期の違いを教えてやるよ。」 |
| : 第三特異点の最終決戦。 | | : 第三特異点の最終決戦。 |
| : カルデア所属の主人公たちに敵対する立場であることを匂わせる台詞のあと、ヘラヘラ笑いながら前半を語り……。 | | : カルデア所属の主人公たちに敵対する立場であることを匂わせる台詞のあと、ヘラヘラ笑いながら前半を語り……。 |
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| | | |
| ==== 幕間の物語 ==== | | ==== 幕間の物語 ==== |
− | ; 「国破れてなんとやらさ。それこそ東方の言葉だったかねぇ。 | + | ; 「国破れてなんとやらさ。それこそ東方の言葉だったかねぇ。<br> たとえ国が消えようとも人は残るし、海や川だって残る。<br> 想いだってそうさ。戦争に負けてしまっても、何もかもが消える訳じゃない。<br> トロイアは派手に負けて滅亡したが、ほらこの通り。<br> オジサンの子孫であるところの嬢ちゃんたちは、こんなにも立派に育ってくれた。<br> ホッとするねぇ。血が、想いが、後世に残ったってのはさ。<br> いや。むしろここは、戦争のひとつやふたつで消えてたまるか、かな?」 |
− | ; たとえ国が消えようとも人は残るし、海や川だって残る。
| + | : [[ブラダマンテ]]の幕間の物語「拝啓、御先祖様!」にて、彼女がブリテン王国崩壊によりトロイア系譜の王国が消えてしまったことを悲しむ台詞に対しての返答。 |
− | ; 想いだってそうさ。戦争に負けてしまっても、何もかもが消える訳じゃない。
| |
− | ; トロイアは派手に負けて滅亡したが、ほらこの通り。
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− | ; オジサンの子孫であるところの嬢ちゃんたちは、こんなにも立派に育ってくれた。
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− | ; ホッとするねぇ。血が、想いが、後世に残ったってのはさ。
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− | ; いや。むしろここは、戦争のひとつやふたつで消えてたまるか、かな?」
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− | : [[ブラダマンテ]]の幕間の物語にて、彼女がブリテン王国崩壊によりトロイア系譜の王国が消えてしまったことを悲しむ台詞に対しての返答。 | |
| : 祖国は滅びてしまっても、自分の血と想いは次世代にしっかりと受け継がれていたことは、ヘクトールにとって何よりも喜ばしい事実なのだろう。 | | : 祖国は滅びてしまっても、自分の血と想いは次世代にしっかりと受け継がれていたことは、ヘクトールにとって何よりも喜ばしい事実なのだろう。 |
| | | |
− | ;「大敵?そうかい?そりゃあ大昔、しかも二人とも生きていた頃の話じゃないのかな? | + | ;「大敵?そうかい?そりゃあ大昔、しかも二人とも生きていた頃の話じゃないのかな?<br> 今や二人じゃなく、二騎。<br> 同じマスターを戴く<ruby><rb>人理の影法師</rb><rt>サーヴァント</rt></ruby>同士だろう。<br> 不要な<ruby><rb>諍</rb><rt>いさか</rt></ruby>いを、終わった戦いを、わざわざカルデアに持ち込んじゃいないかね?」 |
− | ; 今や二人じゃなく、二騎。
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− | ; 同じマスターを戴く<ruby><rb>人理の影法師</rb><rt>サーヴァント</rt></ruby>同士だろう。
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− | ; 不要な<ruby><rb>諍</rb><rt>いさか</rt></ruby>いを、終わった戦いを、わざわざカルデアに持ち込んじゃいないかね?」
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| : 同上。ブラダマンテとマンドリカルドの間にある確執に対し諌めるかのような台詞。 | | : 同上。ブラダマンテとマンドリカルドの間にある確執に対し諌めるかのような台詞。 |
| : 彼自身も[[アキレウス|因縁]][[パリス|深い]][[ペンテシレイア|相手]]が多いゆえの返答なのだろう。 | | : 彼自身も[[アキレウス|因縁]][[パリス|深い]][[ペンテシレイア|相手]]が多いゆえの返答なのだろう。 |
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| : 祖国の滅亡について思うところがないわけではなさそうだが、なんだかんだで割り切っているらしい。 | | : 祖国の滅亡について思うところがないわけではなさそうだが、なんだかんだで割り切っているらしい。 |
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− | ; 「よりによってこんなあほな作戦に何で引っかかるんだよ | + | ; 「よりによってこんなアホな作戦に何で引っかかるんだよ<br> パリスおめーも死ぬ気で止めろや!!」 |
− | ; パリスおめーも死ぬ気で止めろや!!」
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| : '''それはそれとして'''、[[オデュッセウス|どう考えても怪しすぎる罠]]にあっさり引っかかった弟や仲間達に対する魂のツッコミ。<del>そりゃああんなカッコイイメカメカしいもの見せられたら、ね……。</del> | | : '''それはそれとして'''、[[オデュッセウス|どう考えても怪しすぎる罠]]にあっさり引っかかった弟や仲間達に対する魂のツッコミ。<del>そりゃああんなカッコイイメカメカしいもの見せられたら、ね……。</del> |
| : 敵の策略はともかく、味方の大ポカについてはさすがに完全には割り切れていないらしい。 | | : 敵の策略はともかく、味方の大ポカについてはさすがに完全には割り切れていないらしい。 |