差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
35行目: 35行目:     
; 略歴
 
; 略歴
: 第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』にて理性を失う前の[[チャールズ・バベッジ]]に「人理焼却」という事件の解明を依頼され<ref group = "出" name = "亜種特異点Ⅰ 第17節">Fate/Grand Order 亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』第17節「真相クルーティ」</ref>、独自に調査を開始する。一方で、力による事件の解決は[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の役割である<ref group = "出" name = "第六特異点 第14節">Fate/Grand Order 第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』第14節「秘匿の研究」</ref>として、破壊され尽した時計塔に[[間桐臓硯|M]]に露見しないよう知恵者が訪れた際にのみ分かる形で資料を置き、影ながら助力する。
+
: 第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』にて理性を失う前の[[チャールズ・バベッジ]]に「人理焼却」という事件の解明を依頼され<ref group = "出" name = "亜種特異点Ⅰ 第17節">Fate/Grand Order 亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』第17節「真相クルーティ」</ref>、独自に調査を開始する。一方で、力による事件の解決は[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の役割である<ref group = "出" name = "第六特異点 第14節">Fate/Grand Order 第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』第14節「秘匿の研究」</ref>として、破壊され尽した[[時計塔]]に[[間桐臓硯|M]]に露見しないよう知恵者が訪れた際にのみ分かる形で資料を置き、影ながら助力する。
: 続いて第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』にレイシフト。[[ロマニ・アーキマン]]の目の届かない[[アトラス院]]で顔合わせをするために主人公らの到着を待ち、トライヘルメスの記録にアクセス<ref group = "出" name = "第六特異点 第14節" />。2004年に冬木で起きた聖杯戦争の勝利者や[[マシュ・キリエライト|マシュ]]と融合した[[ギャラハッド|英霊]]の真名、[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]の[[聖槍]]の正体とその目的などを明かす。しかし、先に受けた依頼をこなすため主人公らには同行せず、ソロモンの人格や人理焼却を行った理由に対する考察を残し去って行った。
+
: 続いて第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』に[[レイシフト]]。[[ロマニ・アーキマン]]の目の届かない[[アトラス院]]で顔合わせをするために主人公らの到着を待ち、トライヘルメスの記録にアクセス<ref group = "出" name = "第六特異点 第14節" />。2004年に冬木で起きた聖杯戦争の勝利者や[[マシュ・キリエライト|マシュ]]と融合した[[ギャラハッド|英霊]]の真名、[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]の[[聖槍]]の正体とその目的などを明かす。しかし、先に受けた依頼をこなすため主人公らには同行せず、[[ゲーティア|ソロモン]]の人格や人理焼却を行った理由に対する考察を残し去って行った。
 
: 人理修復後、世界を揺るがす力が発生する可能性が高いとトライヘルメスが算出した亜種特異点Ⅰ『[[悪性隔絶魔境 新宿]]』にレイシフト。その瞬間に[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]の気配を嗅ぎ取り、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|巌窟王]]に変装して隠密に行動していたが、善のモリアーティがその正体に気付いたことから、悪のモリアーティ陣営に捕まった主人公を救出するという形で表舞台に立つ。最終盤では本来の使命を思い出したモリアーティの奇襲を許してしまい、致命傷を受けてそのまま魔力源として吸収されてしまう。『新宿幻霊事件』解決後に何とか復活できた後は、活動限界を悟り、カルデアに身を置くことを選んだ。
 
: 人理修復後、世界を揺るがす力が発生する可能性が高いとトライヘルメスが算出した亜種特異点Ⅰ『[[悪性隔絶魔境 新宿]]』にレイシフト。その瞬間に[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]の気配を嗅ぎ取り、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|巌窟王]]に変装して隠密に行動していたが、善のモリアーティがその正体に気付いたことから、悪のモリアーティ陣営に捕まった主人公を救出するという形で表舞台に立つ。最終盤では本来の使命を思い出したモリアーティの奇襲を許してしまい、致命傷を受けてそのまま魔力源として吸収されてしまう。『新宿幻霊事件』解決後に何とか復活できた後は、活動限界を悟り、カルデアに身を置くことを選んだ。
: レムナントオーダー完遂後の第2部序章においては、サーヴァント達が退去していく中で事実上の責任者であるダ・ヴィンチ以外で唯一残留。外部勢力がカルデアに介入してきた場合に対する万が一の保険として、カルデアの記録上から存在を消した上で密かに主人公達をサポートする役割を引き受ける。
+
: レムナントオーダー完遂後の第2部序章においては、サーヴァント達が退去していく中で事実上の責任者である[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]以外で唯一残留。外部勢力がカルデアに介入してきた場合に対する万が一の保険として、カルデアの記録上から存在を消した上で密かに主人公達をサポートする役割を引き受ける。
 
:続くLostbelt No.2『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』では、主人公が偵察から帰還した後に強襲してきた[[スルト]]との戦闘で魔剣発動を阻止しようとバリツで挑んだが、右腕を切り飛ばされると同時に死のルーンを刻まれたことで瀕死に追いやられた為長期的戦線離脱を強いられ、英霊のエーテル体用の回復ポットで治療を受けたが、中国異聞帯でも傷により不調がしばらく続いた。
 
:続くLostbelt No.2『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』では、主人公が偵察から帰還した後に強襲してきた[[スルト]]との戦闘で魔剣発動を阻止しようとバリツで挑んだが、右腕を切り飛ばされると同時に死のルーンを刻まれたことで瀕死に追いやられた為長期的戦線離脱を強いられ、英霊のエーテル体用の回復ポットで治療を受けたが、中国異聞帯でも傷により不調がしばらく続いた。
:そして2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕|異星の使徒として現れた宿敵]]との邂逅と対決を経て、自身が「█████」<ref group="注">この目的の部分はシナリオ内でも黒く伏せられたまま最後まで明かされる事はなかった。</ref>という役割の為に『[[異星の神]]によって召喚された''' “本当の最初の使徒” '''』という残酷な真実を突き止めてしまう。
+
:そして第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕|異星の使徒として現れた宿敵]]との邂逅と対決を経て、自身が「█████」<ref group="注">この目的の部分はシナリオ内でも黒く伏せられたまま最後まで明かされる事はなかった。</ref>という役割の為に『[[異星の神]]によって召喚された''' “本当の最初の使徒” '''』という残酷な真実を突き止めてしまう。
 
:しかし、その事実を伏せてカルデア側のサーヴァントとして過ごす内に「正義の味方」として生きる事と、何よりもそこで出会った仲間達との日々が<ruby><rb>相棒</rb><rt>ワトソン</rt></ruby>と共にイギリス中で事件を追いかけていた時と同じ位に「楽しくてかけがえのないもの」に成っていたという純然たる事実のため、敵攻略に必要な「最後の切り札」を教える形でカルデア側に協力し続け、最期は主人公達の勝利を確信しつつ『友人』として出会えた事への感謝と別れを告げながら、霊基が消滅しつつある体で原典と同じくライヘンバッハの滝へと落下していった。
 
:しかし、その事実を伏せてカルデア側のサーヴァントとして過ごす内に「正義の味方」として生きる事と、何よりもそこで出会った仲間達との日々が<ruby><rb>相棒</rb><rt>ワトソン</rt></ruby>と共にイギリス中で事件を追いかけていた時と同じ位に「楽しくてかけがえのないもの」に成っていたという純然たる事実のため、敵攻略に必要な「最後の切り札」を教える形でカルデア側に協力し続け、最期は主人公達の勝利を確信しつつ『友人』として出会えた事への感謝と別れを告げながら、霊基が消滅しつつある体で原典と同じくライヘンバッハの滝へと落下していった。
 
; 人物
 
; 人物
57行目: 57行目:  
: B++ランクの「バリツ」スキルは東洋武術とボクシングを組み合わせた打撃術であり、カウンターや投げも得意技の内として含まれる。打・投・極の全方面対応型護身術という代物であり、生前の段階でキメラを投げ飛ばせるほどの腕前を持ち、条件が揃えば宝具の真名解放級の絶技としても用いられる。[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]曰く「腰が入っていないようでキレがある」。
 
: B++ランクの「バリツ」スキルは東洋武術とボクシングを組み合わせた打撃術であり、カウンターや投げも得意技の内として含まれる。打・投・極の全方面対応型護身術という代物であり、生前の段階でキメラを投げ飛ばせるほどの腕前を持ち、条件が揃えば宝具の真名解放級の絶技としても用いられる。[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]曰く「腰が入っていないようでキレがある」。
 
: 第六特異点でアトラス院のトライヘルメスに触れたことで、[[並行世界]]や剪定事象、神代の知識や[[聖槍]]の知識を得たが、当人は人々がソレを知る必要はなく、知ってはいけないと考えている。
 
: 第六特異点でアトラス院のトライヘルメスに触れたことで、[[並行世界]]や剪定事象、神代の知識や[[聖槍]]の知識を得たが、当人は人々がソレを知る必要はなく、知ってはいけないと考えている。
: 小説以上に科学、魔術の素養があり、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]による霊基グラフデータを移すトランク型データバンクの作成を手伝った。魔術は[[星間都市山脈 オリュンポス|オリュンポス]]の一般人レベル相手にならば感知不能の隠蔽結界を張れるが、神・神霊レベルの相手の場合は、その結界は丸見えらしい。
+
: 小説以上に科学、魔術の素養があり、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]による霊基グラフデータを移すトランク型データバンクの作成を手伝った。魔術は[[星間都市山脈 オリュンポス|オリュンポス]]の一般人レベル相手にならば感知不能の隠蔽結界を張れるが、神・[[神霊]]レベルの相手の場合は、その結界は丸見えらしい。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
64行目: 64行目:  
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[ルーラー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B+ || B || A++ || B ||陣地作成:EX ||天賦の見識:A++→A+++<br>仮説推論:A+<br>バリツ:B++<br>明かす者:EX|| style="text-align:left"|「天賦の見識」は幕間の物語クリアでA++からA+++にランクアップ<br>「仮説推論」は強化クエストクリアで「明かす者」に変化
+
| [[ルーラー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B+ || B || A++ || B ||陣地作成:EX ||天賦の見識:A++→A+++<br>仮説推論:A+<br>バリツ:B++<br>明かす者:EX|| style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「天賦の見識」がA+++ランクに上昇。<br>強化クエストクリアで「仮説推論」→「明かす者」に変化。
 
|}
 
|}
    
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
;初歩的なことだ、友よ(エレメンタリー・マイ・ディア)
 
;初歩的なことだ、友よ(エレメンタリー・マイ・ディア)
:ランク:B<br />種別:対人宝具/対界宝具<br />レンジ:0/-<br />最大捕捉:1人/-
+
:ランク:B<br>種別:対人宝具/対界宝具<br>レンジ:0/-<br>最大捕捉:1人/-
 
:サーヴァントとして現界したシャーロック・ホームズが得た宝具。自らの起源である『解明』を宝具として昇華させたモノ。
 
:サーヴァントとして現界したシャーロック・ホームズが得た宝具。自らの起源である『解明』を宝具として昇華させたモノ。
 
:立ち向かう謎が真に解明不可能な存在であったとしても、必ず、真実に辿り着くための手掛かりや道筋が「発生」する。
 
:立ち向かう謎が真に解明不可能な存在であったとしても、必ず、真実に辿り着くための手掛かりや道筋が「発生」する。
76行目: 76行目:  
:『Grand Order』では「敵全体の防御力をダウン(3ターン)+味方全体に無敵貫通状態を付与(3ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
 
:『Grand Order』では「敵全体の防御力をダウン(3ターン)+味方全体に無敵貫通状態を付与(3ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
 
;空家の冒険(エンプティー・ハウス)
 
;空家の冒険(エンプティー・ハウス)
:ランク:B<br />種別:対人宝具<br />レンジ:0/-<br />最大捕捉:1人
+
:ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:0/-<br>最大捕捉:1人
 
:変装宝具。変装した本人の能力も模倣できるが、完全な模倣にはならない。
 
:変装宝具。変装した本人の能力も模倣できるが、完全な模倣にはならない。
 
:サーヴァントの能力を模倣した場合には自身のパラメータより上にはできず、スキルや宝具についてはコピーできない。
 
:サーヴァントの能力を模倣した場合には自身のパラメータより上にはできず、スキルや宝具についてはコピーできない。
151行目: 151行目:  
: 他のメンバーである藤丸立香、フェルグス、アストルフォが隠し事ができるタイプではないとはいえ、1人に全部押し付けたことについてはアストルフォからは怒りを向けられたが。
 
: 他のメンバーである藤丸立香、フェルグス、アストルフォが隠し事ができるタイプではないとはいえ、1人に全部押し付けたことについてはアストルフォからは怒りを向けられたが。
 
; [[ケツァル・コアトル]]
 
; [[ケツァル・コアトル]]
: 彼女の幕間の物語にて、マシュに依頼されて三番勝負の三番手「マスク・ド・バリツ」として戦った相手。
+
: 彼女の幕間の物語「炎のルチャドーラ デスマッチ三番勝負」にて、マシュに依頼されて三番勝負の三番手「マスク・ド・バリツ」として戦った相手。
 
: それまでの戦いを分析して、疲弊しているところを有利に戦うが、リアリズムを越えたルチャの精神の前に敗れた。
 
: それまでの戦いを分析して、疲弊しているところを有利に戦うが、リアリズムを越えたルチャの精神の前に敗れた。
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
192行目: 192行目:  
: 名実ともに相棒である医師にして、彼の活躍を書籍という形で出版した人物。
 
: 名実ともに相棒である医師にして、彼の活躍を書籍という形で出版した人物。
 
: マシュへの台詞にあるように出版活動をずけずけと批判しているものの、深い信頼を置く親友。
 
: マシュへの台詞にあるように出版活動をずけずけと批判しているものの、深い信頼を置く親友。
: 彼はその愛すべき凡庸さ故に、英霊として召喚されることはないとしている。その為か自身の[[幕間の物語]]ではゴルドルフが代役にあてがわれており、シルエットはおろかモブキャラが使われることもなかった。
+
: 彼はその愛すべき凡庸さ故に、英霊として召喚されることはないとしている。その為か自身の[[幕間の物語]]「失われた時を想って」ではゴルドルフが代役にあてがわれており、シルエットはおろかモブキャラが使われることもなかった。
 
:『フロム ロストベルト』では顔こそハッキリ出ていないものの、ホームズがカルデアでの思い出話を語り聞かせる形で登場する。
 
:『フロム ロストベルト』では顔こそハッキリ出ていないものの、ホームズがカルデアでの思い出話を語り聞かせる形で登場する。
 
; [[ジェームズ・モリアーティ]]
 
; [[ジェームズ・モリアーティ]]
228行目: 228行目:  
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 
====戦闘====
 
====戦闘====
;「初歩的なことだ、友よ―――『<ruby><rb>初歩的なことだ、友よ</rb><rt>エレメンタリー・マイ・ディア</RT></RUBY>』」
+
;「初歩的なことだ、友よ───『<ruby><rb>初歩的なことだ、友よ</rb><rt>エレメンタリー・マイ・ディア</RT></RUBY>』」
 
:宝具解放。名探偵はいかなる謎をも白日のもとに晒す。
 
:宝具解放。名探偵はいかなる謎をも白日のもとに晒す。
    
====本編====
 
====本編====
;「私はシャーロック・ホームズ。<br> 世界最高の探偵にして唯一の顧問探偵。」<br>「探偵という概念の結晶、”明かす者”の代表―――<br> キミたちを真相に導く、まさに最後の鍵という訳だ!」
+
;「私はシャーロック・ホームズ。<br> 世界最高の探偵にして唯一の顧問探偵。」<br>「探偵という概念の結晶、”明かす者”の代表───<br> キミたちを真相に導く、まさに最後の鍵という訳だ!」
 
: [[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]の追撃をかわし、アトラス院まで辿り着いた主人公らを落とし穴の仕掛けで院の中へと導き顔合わせをして。
 
: [[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]の追撃をかわし、アトラス院まで辿り着いた主人公らを落とし穴の仕掛けで院の中へと導き顔合わせをして。
 
: 「ロンドンじゃなくてここで!?」となったマスターも多いが、理由は略歴のとおり。
 
: 「ロンドンじゃなくてここで!?」となったマスターも多いが、理由は略歴のとおり。
247行目: 247行目:  
: …まぁ、自制しなかった結果、'''依頼人を失神させた'''時や'''ワトソン諸共死にかけた'''時はさすがに謝罪していたが。
 
: …まぁ、自制しなかった結果、'''依頼人を失神させた'''時や'''ワトソン諸共死にかけた'''時はさすがに謝罪していたが。
   −
; 「いいや、私は打ち明ける! 誰もがもう答えに気づいている以上はね!」<br>「その上で真実から目を背けるのは愚か者のする事。ではミス・キリエライトは愚か者なのか?」<br>「それは断じてノー! ノーだベディヴィエール卿! そもそも君は何を恐れているのか!」<br>「真名を知っても何の変化もなかったら? 真名を知っても宝具が展開されなかったら?」<br>「それこそ不要な気遣いだと私は断言しよう! 何故なら―――」<br>「マシュ・キリエライトの精神は既に完成している! 彼女の恐れは宝具のあるなしで変わるものではない!」<br>「故に! 宝具が展開しなかったとしても、彼女は立ち上がる事を止めないだろう!」<br>「たったひとつ信じるものの為に、彼女は最後まで、勇気を振り絞って戦うのだから!」
+
; 「いいや、私は打ち明ける! 誰もがもう答えに気づいている以上はね!」<br>「その上で真実から目を背けるのは愚か者のする事。ではミス・キリエライトは愚か者なのか?」<br>「それは断じてノー! ノーだベディヴィエール卿! そもそも君は何を恐れているのか!」<br>「真名を知っても何の変化もなかったら? 真名を知っても宝具が展開されなかったら?」<br>「それこそ不要な気遣いだと私は断言しよう! 何故なら───」<br>「マシュ・キリエライトの精神は既に完成している! 彼女の恐れは宝具のあるなしで変わるものではない!」<br>「故に! 宝具が展開しなかったとしても、彼女は立ち上がる事を止めないだろう!」<br>「たったひとつ信じるものの為に、彼女は最後まで、勇気を振り絞って戦うのだから!」
 
: [[ギャラハッド|マシュと融合している英霊の真名]]が分かり、教えようとしたところをベディヴィエールに止められたことで。
 
: [[ギャラハッド|マシュと融合している英霊の真名]]が分かり、教えようとしたところをベディヴィエールに止められたことで。
 
: 激したかのような調子でまくし立てているが、その実わずかな交流でマシュの心の在り方をきちんと見抜き、彼女を信頼してその力の根源を教えようとしている。
 
: 激したかのような調子でまくし立てているが、その実わずかな交流でマシュの心の在り方をきちんと見抜き、彼女を信頼してその力の根源を教えようとしている。
   −
; 「ふむ。最後にお役に立てて何よりだ。私はここで、諸君らとはお別れだからね。」<br>「ふむ。カルデアに謎があるのは確かだが、私は私で他に追う者がいる。」<br>「その名は幻霊―――いや、今は語ることではないな。私はここで失礼するよ、○○。」
+
; 「ふむ。最後にお役に立てて何よりだ。私はここで、諸君らとはお別れだからね。」<br>「ふむ。カルデアに謎があるのは確かだが、私は私で他に追う者がいる。」<br>「その名は幻霊───いや、今は語ることではないな。私はここで失礼するよ、○○。」
 
: 一通りの真実を伝え終え、アトラス院の入り口まで戻って。「カルデアが信用できないのか」と問う[[マシュ・キリエライト|マシュ]]に対して。彼が追う「幻霊」には、人理焼却事件の解決後に主人公もまた対峙することとなるのであった。
 
: 一通りの真実を伝え終え、アトラス院の入り口まで戻って。「カルデアが信用できないのか」と問う[[マシュ・キリエライト|マシュ]]に対して。彼が追う「幻霊」には、人理焼却事件の解決後に主人公もまた対峙することとなるのであった。
   −
; 「では、諸君、私はここで退散する! 次に出会うとしたら、そうだね―――」<br>「荒野ではなく、賑わいのある都市がいい! ロンドンに並び立つような都市での活躍を期待しよう!」
+
; 「では、諸君、私はここで退散する! 次に出会うとしたら、そうだね───」<br>「荒野ではなく、賑わいのある都市がいい! ロンドンに並び立つような都市での活躍を期待しよう!」
 
: そして散々主人公らを脅かしてから、笑顔でこの台詞である。そしてその言葉のとおり、再会は屈指の都市で果たされる。
 
: そして散々主人公らを脅かしてから、笑顔でこの台詞である。そしてその言葉のとおり、再会は屈指の都市で果たされる。
   276行目: 276行目:  
:一応成分調査する意図もあったようだが、フォントを大きくするレベルの食いつきっぷりなので色々と台無しである。
 
:一応成分調査する意図もあったようだが、フォントを大きくするレベルの食いつきっぷりなので色々と台無しである。
   −
;―――とても楽しかったのだ。<br>この日々が。<br>立ちはだかる難事件。迫る危機。<br>ワトソン君こそいないが……。<br>多くの仲間と共に、めまぐるしく駆け抜ける日々。<br>それが、あまりに名残惜しくて。<br>目を逸らして、共にあり続けた。
+
;───とても楽しかったのだ。<br>この日々が。<br>立ちはだかる難事件。迫る危機。<br>ワトソン君こそいないが……。<br>多くの仲間と共に、めまぐるしく駆け抜ける日々。<br>それが、あまりに名残惜しくて。<br>目を逸らして、共にあり続けた。
 
:第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』にて。自身の真相を知った名探偵のモノローグ。探偵らしからぬ思いではあるが、彼が仲間たちとのスリルある冒険の日々を、どれだけ楽しんでいたのかを伺える。
 
:第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』にて。自身の真相を知った名探偵のモノローグ。探偵らしからぬ思いではあるが、彼が仲間たちとのスリルある冒険の日々を、どれだけ楽しんでいたのかを伺える。
   297行目: 297行目:  
:ちなみに彼がネロ祭に出場していた際のリングネームは'''「アーツとは推理」'''である。
 
:ちなみに彼がネロ祭に出場していた際のリングネームは'''「アーツとは推理」'''である。
   −
;「……さて。最後に、私から一つ質問していいだろうか?<br> なぜ先程、ダ・ヴィンチは帰り道として下り階段ではなく窓を示したのか?<br> まさかとは思うが―――」
+
;「……さて。最後に、私から一つ質問していいだろうか?<br> なぜ先程、ダ・ヴィンチは帰り道として下り階段ではなく窓を示したのか?<br> まさかとは思うが───」
 
:イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』にて。先ほど巴御前がダ・ヴィンチより託されていた『超高速地上帰還キット』なるものを設置した事に名探偵は嫌な予感を感じた。
 
:イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』にて。先ほど巴御前がダ・ヴィンチより託されていた『超高速地上帰還キット』なるものを設置した事に名探偵は嫌な予感を感じた。
 
:勿論<del>素晴らしくチープ</del>簡素で庶民的な作りに見える、つーかただのロープであるが、ただのバンジーというわけではなく、自動高度調節機能がついている。
 
:勿論<del>素晴らしくチープ</del>簡素で庶民的な作りに見える、つーかただのロープであるが、ただのバンジーというわけではなく、自動高度調節機能がついている。
320行目: 320行目:  
**余談だが、ホームズはナイト爵の受勲を辞退したというエピソードもある。
 
**余談だが、ホームズはナイト爵の受勲を辞退したというエピソードもある。
 
**この間、霊基の弱体化を伴うとはいえ'''「レイシフト」を独力で繰り返していた'''<ref group = "出">Fate/Grand Order 亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』第10節「監獄グレートエスケープ」</ref>という何気にとんでもない能力の持ち主。その具体的な手段や理屈は明らかにされておらず、何らかの伏線ではないかとも言われていた。
 
**この間、霊基の弱体化を伴うとはいえ'''「レイシフト」を独力で繰り返していた'''<ref group = "出">Fate/Grand Order 亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』第10節「監獄グレートエスケープ」</ref>という何気にとんでもない能力の持ち主。その具体的な手段や理屈は明らかにされておらず、何らかの伏線ではないかとも言われていた。
*縁が結ばれてから正式にカルデアのサーヴァントとなるまで時間が掛かったことについては「色々と''事情や変化''があってね」とのこと<ref group="出" name="シャーロックホームズ体験クエスト">Fate/Grand Order シャーロックホームズ体験クエスト『見つける者、明かすもの、探偵――或いは調停者』</ref>。
+
*縁が結ばれてから正式にカルデアのサーヴァントとなるまで時間が掛かったことについては「色々と''事情や変化''があってね」とのこと<ref group="出" name="シャーロックホームズ体験クエスト">Fate/Grand Order シャーロックホームズ体験クエスト『見つける者、明かすもの、探偵──或いは調停者』</ref>。
**ここでいう事情とは、[[ジェームズ・モリアーティ|彼の宿敵]]の追跡、「人理焼却事件」の次に起こるであろう事件の調査、あるいは大人の――。
+
**ここでいう事情とは、[[ジェームズ・モリアーティ|彼の宿敵]]の追跡、「人理焼却事件」の次に起こるであろう事件の調査、あるいは大人の──。
 
*召喚当初のクラスは自称[[キャスター]]だったが、正式にカルデアのサーヴァントとなった際に霊基が変化して[[ルーラー]]となっている<ref group="出" name="シャーロックホームズ体験クエスト" />。
 
*召喚当初のクラスは自称[[キャスター]]だったが、正式にカルデアのサーヴァントとなった際に霊基が変化して[[ルーラー]]となっている<ref group="出" name="シャーロックホームズ体験クエスト" />。
 
**『名探偵として難事件を解決してきたホームズは、ある意味、調停者や裁定者と言える』とマシュは評しているが、当のホームズはあくまでも『探偵は真実を明らかにするものであり、見つけるもの』『裁定を下すのは判事なり陪審なりの仕事』だとし、自分がこのクラスになった事に関しては複雑な反応を示している<ref group="出" name="シャーロックホームズ体験クエスト" />。しかし、人が知ってはいけない世界の裏側の真実をすべて明かしきってしまうことは人理の崩壊に繋がるため、ホームズ自身は『真実を調停し、人類史を維持するためにこそ万物を裁定』するためにルーラーの霊基を与えられたのではないかと推測している。<ref group="出" name="シャーロックホームズ体験クエスト" />。
 
**『名探偵として難事件を解決してきたホームズは、ある意味、調停者や裁定者と言える』とマシュは評しているが、当のホームズはあくまでも『探偵は真実を明らかにするものであり、見つけるもの』『裁定を下すのは判事なり陪審なりの仕事』だとし、自分がこのクラスになった事に関しては複雑な反応を示している<ref group="出" name="シャーロックホームズ体験クエスト" />。しかし、人が知ってはいけない世界の裏側の真実をすべて明かしきってしまうことは人理の崩壊に繋がるため、ホームズ自身は『真実を調停し、人類史を維持するためにこそ万物を裁定』するためにルーラーの霊基を与えられたのではないかと推測している。<ref group="出" name="シャーロックホームズ体験クエスト" />。
351行目: 351行目:  
*亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では何らかの『本』が新宿に存在する可能性について言及している<ref group="出" name="亜種特異点Ⅰ 第4節">Fate/Grand Order 亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』第4節「新宿ラビリンス」</ref>が、その伏線は回収されぬまま「新宿幻霊事件」は解決した。
 
*亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では何らかの『本』が新宿に存在する可能性について言及している<ref group="出" name="亜種特異点Ⅰ 第4節">Fate/Grand Order 亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』第4節「新宿ラビリンス」</ref>が、その伏線は回収されぬまま「新宿幻霊事件」は解決した。
 
*Lostbelt No.2『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』では[[シグルド]]の霊基と融合した[[スルト]]から純正の英霊ではなく、余計なモノが混ざった'''混ざり物'''と言われていた。
 
*Lostbelt No.2『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』では[[シグルド]]の霊基と融合した[[スルト]]から純正の英霊ではなく、余計なモノが混ざった'''混ざり物'''と言われていた。
**『死想顕現界域 トラオム』で明かされた通りホームズは異星の神によって召喚された使徒の一人であったのだが、「異星の使徒」らは何らかの神霊が混ぜられたハイ・サーヴァントであり、当然ながらスルトが言ったように彼も例に漏れずそのような調整をされているはずだが、現在のところどのような「混ざり物」なのかは不明。
+
**『死想顕現界域 トラオム』で明かされた通りホームズは異星の神によって召喚された使徒の一人であったのだが、「異星の使徒」らは何らかの神霊が混ぜられた[[ハイ・サーヴァント]]であり、当然ながらスルトが言ったように彼も例に漏れずそのような調整をされているはずだが、現在のところどのような「混ざり物」なのかは不明。
 
*『英霊旅装』シリーズでは登山スタイルの服装を披露しているが、絵師の山中虎鉄氏のTwitterで旅装の詳細が明かされた<ref group="出">[https://twitter.com/cotecote_sun/status/1047396891426603008 山中虎鉄Twitter2018年10月3日17:04]</ref>。
 
*『英霊旅装』シリーズでは登山スタイルの服装を披露しているが、絵師の山中虎鉄氏のTwitterで旅装の詳細が明かされた<ref group="出">[https://twitter.com/cotecote_sun/status/1047396891426603008 山中虎鉄Twitter2018年10月3日17:04]</ref>。
*当初は2部7章『[[黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン]]』にて、[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]に正体を見破られて退場する予定だったようだが、[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕]]が誕生したのをきっかけにトラオムで退場する方向に変更されていった様子<ref group ="出">週刊ファミ通 2023年8月17・24日合併号</ref>。
+
*当初は第2部第7章『[[黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン]]』にて、[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]に正体を見破られて退場する予定だったようだが、[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕]]が誕生したのをきっかけにトラオムで退場する方向に変更されていった様子<ref group ="出">週刊ファミ通 2023年8月17・24日合併号</ref>。
    
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
7,417

回編集

案内メニュー