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== 概要 ==
== 概要 ==
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「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。
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「[[ランサー|槍兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
; 略歴
; 略歴
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: 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する[[魔神柱|覗覚星アモン]]と交戦する。
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: 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する[[アモン|覗覚星アモン]]と交戦する。
; 人物
; 人物
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: 獅子の意匠の兜と白銀の甲冑を身にまとった騎士王。聖剣ではなく聖槍を主武装とした別の可能性の[[アルトリア・ペンドラゴン]]。
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: 獅子の意匠の兜と白銀の甲冑を身にまとった騎士王。[[聖剣]]ではなく[[聖槍]]を主武装とした別の可能性の[[アルトリア・ペンドラゴン]]。
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: 聖剣による成長停止はなくなり、王に相応しい肉体年齢まで成長しているが、当の彼女は主人公に「その事」を指摘されて困惑している。
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: 聖剣による成長停止はなくなり、王に相応しい肉体年齢まで成長しているが、当の彼女は[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に「その事」を指摘されて困惑している。
: 精神性もセイバークラスで召喚された時と比較すると合理的、かつ冷静になってはいるが、人間性は失われていない。むしろ大人になった分その選択には余裕があり、王としては理想的な在り方になっている。
: 精神性もセイバークラスで召喚された時と比較すると合理的、かつ冷静になってはいるが、人間性は失われていない。むしろ大人になった分その選択には余裕があり、王としては理想的な在り方になっている。
: 人のカタチをしてはいるが、聖槍に秘められた性質によって、人の英霊ではなく神霊、強いて言えば女神に近しい存在へと変化・変質しているが、それも十年ほどの使用期間だったので精神構造・霊子構造はそこまで大きく変化していない。
: 人のカタチをしてはいるが、聖槍に秘められた性質によって、人の英霊ではなく神霊、強いて言えば女神に近しい存在へと変化・変質しているが、それも十年ほどの使用期間だったので精神構造・霊子構造はそこまで大きく変化していない。
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==別クラス/バリエーション==
==別クラス/バリエーション==
=== 獅子王 ===
=== 獅子王 ===
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「ベディヴィエールが三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿った[[アルトリア・ペンドラゴン]]。
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「[[ベディヴィエール]]が三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿った[[アルトリア・ペンドラゴン]]。
詳細は「[[女神ロンゴミニアド]]」を参照。
詳細は「[[女神ロンゴミニアド]]」を参照。
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
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| |[[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || A || A || A || C || A++ || 対魔力:B<br />騎乗:A || 魔力放出:A<br />カリスマ:B<br />最果ての加護:EX<br />光の奔流:A+ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「魔力放出」→「光の奔流」に変化。
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| |[[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || A || A || A || C || A++ || 対魔力:B<br>騎乗:A || 魔力放出:A<br>カリスマ:B<br>最果ての加護:EX<br>光の奔流:A+<br>ワイルドハント:B+ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「魔力放出」→「光の奔流」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「カリスマ」→「ワイルドハント」に変化。
|}
|}
==[[宝具]]==
==[[宝具]]==
; 風王結界(インビジブル・エア)
; 風王結界(インビジブル・エア)
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: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~2<br />最大捕捉:1人
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: ランク:C<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~2<br>最大捕捉:1人
:セイバーとして現界した際には宝具である剣を覆い隠すものだったが、ランサーのクラスで現界した際には「風の宝具」として扱われる。
:セイバーとして現界した際には宝具である剣を覆い隠すものだったが、ランサーのクラスで現界した際には「風の宝具」として扱われる。
:『Fate/Grand Order』では真名解放は行われない。
:『Fate/Grand Order』では真名解放は行われない。
; 最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
; 最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
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: ランク:A++<br />種別:対城宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:900人
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: ランク:A++<br>種別:対城宝具<br>レンジ:1~99<br>最大捕捉:900人
: 星の[[聖槍]]にして星を繋ぎ止める嵐の錨。真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。真名解放時にはランクと種別が変化する。
: 星の[[聖槍]]にして星を繋ぎ止める嵐の錨。真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。真名解放時にはランクと種別が変化する。
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:馬上槍状の封印状態では十三本の封環が複雑に絡まっている。封環が解けると光の槍が姿を現わす。ウロコ状の光の粒が螺旋の円を描いて広がる。
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: 馬上槍状の封印状態では十三本の封環が複雑に絡まっている。封環が解けると光の槍が姿を現わす。ウロコ状の光の粒が螺旋の円を描いて広がる。
: 聖槍ロンゴミニアドは世界の表層を繋ぎとめる「光の柱」を本体とし、「世界を救う星の聖剣」と同等のプロセスを有する十三拘束の存在によって、かろうじて宝具としての体を成している。
: 聖槍ロンゴミニアドは世界の表層を繋ぎとめる「光の柱」を本体とし、「世界を救う星の聖剣」と同等のプロセスを有する十三拘束の存在によって、かろうじて宝具としての体を成している。
: その十三拘束もあまりの強大な力であるが故にかけられたもので、全ての拘束を開放した時に真の力を発揮する。
: その十三拘束もあまりの強大な力であるが故にかけられたもので、全ての拘束を開放した時に真の力を発揮する。
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==真名:アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕==
==真名:アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕==
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:アルトリア・ペンドラゴン。ブリテンを統べた伝説の騎士王。
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:ブリテンを統べた伝説の騎士王。
:このアルトリアは王として台頭した後、聖剣ではなく聖槍を主武装としたブリテンを統治したアーサー王のイフ。
:このアルトリアは王として台頭した後、聖剣ではなく聖槍を主武装としたブリテンを統治したアーサー王のイフ。
:最終的にカムランの丘にて自ら聖槍を返還し、女神の性質に近づきつつあった天の英霊は大地に還った。
:最終的にカムランの丘にて自ら聖槍を返還し、女神の性質に近づきつつあった天の英霊は大地に還った。
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: 期間限定イベント『聖杯戦線 ~僕のスーパー・キャメロット2021~』開催に伴い、モーションが一新された。
: 期間限定イベント『聖杯戦線 ~僕のスーパー・キャメロット2021~』開催に伴い、モーションが一新された。
: セイバー時に似通ったステータス、スキル構成をしているが、Quickやスキル「最果ての加護」によるNP充填効率が非常に良いという長所が一線を画する。
: セイバー時に似通ったステータス、スキル構成をしているが、Quickやスキル「最果ての加護」によるNP充填効率が非常に良いという長所が一線を画する。
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: 宝具を連発して戦う動きを基本とするためランサーとしては非常に貴重で扱いやすく、宝具に無敵貫通が付いていることも相まって此方もかなり強力な一騎だが、防御系の能力が全くない。
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: 宝具を連発して戦う動きを基本とするためランサーとしては非常に貴重で扱いやすく、宝具に無敵貫通が付いていることも相まってこちらもかなり強力な一騎だが、防御系の能力が全くない。
: メインストーリーには一切登場しない。
: メインストーリーには一切登場しない。
: 『[[Fate/Grand Order Arcade]]』では『Fate/Grand Order』に先駆け、セイバー時の英霊正装で着用していたドレス姿の総身霊衣「アニバーサリー・ホワイト」が実装されている。
: 『[[Fate/Grand Order Arcade]]』では『Fate/Grand Order』に先駆け、セイバー時の英霊正装で着用していたドレス姿の総身霊衣「アニバーサリー・ホワイト」が実装されている。
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===Fate/Grand order===
===Fate/Grand order===
;[[ロムルス]]
;[[ロムルス]]
−
:「人として生きて神の域に登ったモノ」の先達。幕間の物語において彼に自身のあり方を見極め、導かれる。
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:「人として生きて神の域に登ったモノ」の先達。自身の[[幕間の物語]]「聖槍の騎士王」において彼に自身のあり方を見極め、導かれる。
;[[トリスタン]]
;[[トリスタン]]
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:彼の幕間の物語にて、再び反転してしまった彼を説得する為に現れた。
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:彼の幕間の物語「失うことから始まるもの」にて、再び反転してしまった彼を説得する為に現れた。
;[[ギルガメッシュ]]、[[オジマンディアス]]
;[[ギルガメッシュ]]、[[オジマンディアス]]
−
: 因縁のある王達。自身の幕間の物語やオジマンディアスの幕間の物語など、三人一緒になることがある。
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: 因縁のある王達。自身の幕間の物語「聖槍の騎士王」やオジマンディアスの幕間の物語「ファラオよりの光悦」など、三人一緒になることがある。
: カルデアにいる王の中でも、特に馴れ合いを嫌う傾向がある孤高な三名であり、仲良しではないが比較的対等な扱いで接している。
: カルデアにいる王の中でも、特に馴れ合いを嫌う傾向がある孤高な三名であり、仲良しではないが比較的対等な扱いで接している。
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: オジマンディアスの幕間の物語ではカルデアの散歩をしていた王2人に出くわし、自身が以前からレースゲームを嗜んでいたこともあり、3人揃ってゲームをやりに行く。
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: オジマンディアスの幕間の物語「ファラオよりの光悦」ではカルデアの散歩をしていた王2人に出くわし、自身が以前からレースゲームを嗜んでいたこともあり、3人揃ってゲームをやりに行く。
;[[アーサー・ペンドラゴン]]
;[[アーサー・ペンドラゴン]]
:別の世界における騎士王。
:別の世界における騎士王。
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;[[主人公 (Grand Order)]]
;[[主人公 (Grand Order)]]
:カルデア召喚後のマスター。自身の人間味が希薄になっていることや、第六特異点で並行世界の自分自身である[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]が犯した所業を[[ロマニ・アーキマン|ロマニ]]から聞いたことによる負い目から、当初は距離を置こうとしていた。
:カルデア召喚後のマスター。自身の人間味が希薄になっていることや、第六特異点で並行世界の自分自身である[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]が犯した所業を[[ロマニ・アーキマン|ロマニ]]から聞いたことによる負い目から、当初は距離を置こうとしていた。
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:内心では最初からかなり好感を抱いており、幕間の物語では彼/彼女から「好き」と言われて素で喜んだり、もしも嫌われたら「全力で落ち込む」と明言したほど。
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:内心では最初からかなり好感を抱いており、自身の幕間の物語「聖槍の騎士王」では彼/彼女から「好き」と言われて素で喜んだり、もしも嫌われたら「全力で落ち込む」と明言したほど。
−
:最終的にはロムルスの導きもあって自分の中に残る人間性を自覚し、主人公へ「笑う練習をしてみる」と、彼ら/彼女らに歩み寄る努力をすることを決意した。
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:最終的にはロムルスの導きもあって自分の中に残る人間性を自覚し、主人公へ「笑う練習をしてみる」と、彼ら/彼女らに歩み寄る努力をすることを決意した。
===生前===
===生前===
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====幕間の物語====
====幕間の物語====
−
;「その人間は私の契約者だ。気安く手を触れるな。」<br />「我が契約者が我が槍を選ぶのは当然の事! わざわざ礼など口にするものか!」<br />「誰であれ、私の契約者に手を出すのなら容赦はしない!」
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;「その人間は私の契約者だ。気安く手を触れるな。」<br>「我が契約者が我が槍を選ぶのは当然の事! わざわざ礼など口にするものか!」<br>「誰であれ、私の契約者に手を出すのなら容赦はしない!」
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: 自身の幕間にて、[[主人公 (Grand Order) |マスター]]に近づくサーヴァントに対しての警告。契約者と呼ぶことで堅さを感じるが、6章の獅子王ほどではなくとも、大切な存在を他者から守るという強い意志を感じられるやりとり。
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: 自身の幕間「聖槍の騎士王」にて、[[主人公 (Grand Order) |マスター]]に近づくサーヴァントに対しての警告。契約者と呼ぶことで堅さを感じるが、第1部第6章の獅子王ほどではなくとも、大切な存在を他者から守るという強い意志を感じられるやりとり。
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; 「私が『善い』と思うものと、アナタたちが『善い』と思うものは、きっと違う。」<br />「だから……分からないのです、もう。何が温かいもので、何が微笑ましいものなのか」
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; 「私が『善い』と思うものと、アナタたちが『善い』と思うものは、きっと違う。」<br>「だから……分からないのです、もう。何が温かいもので、何が微笑ましいものなのか」
: 人間と自分との違いについて。聖槍を持ち続けたことで、人ではなく天に属し神の視点になったことを告げ、人間であるマスターと相互理解などできるはずがないと断言する。
: 人間と自分との違いについて。聖槍を持ち続けたことで、人ではなく天に属し神の視点になったことを告げ、人間であるマスターと相互理解などできるはずがないと断言する。
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;「私がアナタたちの団らんの場にいれば、せっかくの花を踏み散らかしてしまう。」<br />「それは、かつて私だったものが最も嫌うこと。」<br />「その気持ちはもう分からずとも、そんな愚を犯すことはしたくないのです。」
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;「私がアナタたちの団らんの場にいれば、せっかくの花を踏み散らかしてしまう。」<br>「それは、かつて私だったものが最も嫌うこと。」<br>「その気持ちはもう分からずとも、そんな愚を犯すことはしたくないのです。」
: 人としての感情を忘れても、かつての自分の在り方は覚えているらしく、その心と記憶の差に悩んでいる様子。
: 人としての感情を忘れても、かつての自分の在り方は覚えているらしく、その心と記憶の差に悩んでいる様子。
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; 「は? い、いえ、確かに女性の王ですから女王とも言えますが……」<br />「な、なにか善くない響きでした。痛いところを突かれて動揺している、というか……」
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; 「は? い、いえ、確かに女性の王ですから女王とも言えますが……」<br>「な、なにか善くない響きでした。痛いところを突かれて動揺している、というか……」
: 唐突に男性ではなく女性であったことを掘り返されての動揺。その照れた顔には、人としての感情が残っていることが伺える。
: 唐突に男性ではなく女性であったことを掘り返されての動揺。その照れた顔には、人としての感情が残っていることが伺える。
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;「え――――は、はい、ありがとうございます!」<br />「で、ではなく! 契約者からの敬意など、私には不要だと……!」
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;「え────は、はい、ありがとうございます!」<br>「で、ではなく! 契約者からの敬意など、私には不要だと……!」
: アルトリアが好きだというマスターの<RUBY><RB>叫び</RB><RT>告白</RT></RUBY>に対して。これもまた動揺のあまり、一瞬素に戻って感謝を口にした。
: アルトリアが好きだというマスターの<RUBY><RB>叫び</RB><RT>告白</RT></RUBY>に対して。これもまた動揺のあまり、一瞬素に戻って感謝を口にした。
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: お互い面と向かい話し合ったゆえの雪溶け。立場は違えど理解しあえることはある。笑う練習をしておく、と語るその口元には笑みが見え、主を呼ぶ言葉はただの"契約者"ではなくなっていた。
: お互い面と向かい話し合ったゆえの雪溶け。立場は違えど理解しあえることはある。笑う練習をしておく、と語るその口元には笑みが見え、主を呼ぶ言葉はただの"契約者"ではなくなっていた。
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;(……悪しきギフトはここに消失した。だが……[[モルガン|<RUBY><RB>妖姫</RB><RT>あねうえ</RT></RUBY>]]……どこぞに顕れているというのか……)
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;(……悪しきギフトはここに消失した。だが……<RUBY><RB>妖姫</RB><RT>あねうえ</RT></RUBY>……どこぞに顕れているというのか……)
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: トリスタンの幕間の物語『失うことから始まるもの』にて。[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]との共闘でトリスタンを惑わせていた祝福(ギフト)を打ち払ったものの、その背後に仇敵たる姉の存在を感じ取った。
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: トリスタンの幕間の物語『失うことから始まるもの』にて。主人公との共闘でトリスタンを惑わせていた祝福(ギフト)を打ち払ったものの、その背後に仇敵たる[[モルガン|姉]]の存在を感じ取った。
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====イベント====
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====その他====
== メモ ==
== メモ ==
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* [[聖槍]]
* [[聖槍]]
* [[円卓の騎士]]
* [[円卓の騎士]]
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