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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 真名はブーディカ。1世紀頃に現在のイギリスやブリタニアを治めた女王。祖国イギリスでは伝説の女王の一人として知られている。「Victory」の語源になったとも。 | + | : 真名はブーディカ。1世紀頃に現在のイギリスやブリタニアを治めた女王。祖国イギリスでは「勝利の女神」の伝説で知られている。「Victory」の語源になったとも。 |
− | : 生年は不詳。夫であるプラスダクス王が存命の間は小競り合いはあったもののローマと同盟を結んでいたこともあり、二人の娘に恵まれるなど平穏に暮らしていた。 | + | : 生年は不詳。夫であるプラスダクス王が存命の間は平穏に暮らしており、娘二人にも恵まれている。 |
− | : しかし夫の死により事態は急変。女性に対して財産などの継承権を認めていなかったローマは娘二人を後継者として認めずに領地や財産の半分を没収し、重い税などを課されてしまった。 | + | : しかし夫の死により事態は急変。ブーディカと二人の娘は嘲笑と侮蔑、暴力を受け陵辱までされたという。 |
− | : 領民はブーディカら貴族を含めて奴隷のように扱われ、前王の妻と娘であるにも関わらず、ブーディカと二人の娘は鞭打ちに加え、陵辱までされたという。 | + | : 愛した国や娘を蹂躙され、自身も含めて辱めまで受けたブーディカはローマに対して反旗を翻し、諸王をまとめ上げ、大規模な反乱を巻き起こした。 |
− | : 愛した国や娘を蹂躙され、自身も含めて辱めまで受けたブーディカはローマに対して反旗を翻し、同じく反感を抱いていた各地の部族をまとめ上げ、大規模な反乱を巻き起こした。
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| : その反乱はローマに衝撃と大打撃を与えたが、最後にはネロの軍勢に敗北し、落命した。 | | : その反乱はローマに衝撃と大打撃を与えたが、最後にはネロの軍勢に敗北し、落命した。 |
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| : その中でもマスターに対しては庇護欲が刺激されるのか、全く絆を深めていなくとも「あたしでよければなんでもするよ」とすら言ってくれるほどかまってくる。 | | : その中でもマスターに対しては庇護欲が刺激されるのか、全く絆を深めていなくとも「あたしでよければなんでもするよ」とすら言ってくれるほどかまってくる。 |
| : 母国や愛娘たちを蹂躙し、陵辱したローマに対してはサーヴァントとなった今でも複雑な思いを向け、嫌いなものはそうないと自称する彼女の数少ない「好きになれない」ものの一つだという。 | | : 母国や愛娘たちを蹂躙し、陵辱したローマに対してはサーヴァントとなった今でも複雑な思いを向け、嫌いなものはそうないと自称する彼女の数少ない「好きになれない」ものの一つだという。 |
− | : ちなみに、母国を深く愛した彼女の愛情は彼女の死後、ブリテン圏で活躍した英霊にも向けられるそうで、例えば[[セイバー]]に対しては、世話焼きの叔母さんのようになるという。 | + | : ちなみに、母国を深く愛した彼女の愛情は彼女の死後、ブリテン圏で活躍した英霊にも向けられるそうで、例えば[[セイバー]]に対しては、構いたがりの親戚のお姉ちゃんのようになるという。 |
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| ; 能力 | | ; 能力 |
− | : 攻撃力はさほど高くないが、宝具やスキルの関係上防御力は高く、反乱軍の指揮官らしく粘り強く戦える。また、ローマ特攻のスキルも持つ。 | + | : 大半が騎乗ランクA+であるライダーのサーヴァントの中で唯一の騎乗ランクA。騎乗スキルを所有するライダーの中で彼女よりも騎乗ランクが低い者は設定上でも騎乗ランクの低さが明言されている[[ゲオルギウス]]しかいない。 |
| + | : 『Grand Order』でのゲーム上の性能では攻撃力はさほど高くないものの宝具やスキルの関係上防御力は高く、反乱軍の指揮官らしく粘り強く戦える。また、ローマ特攻のスキルも持つ。 |
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| ; 約束されざる守護の車輪(チャリオット・オブ・ブディカ) | | ; 約束されざる守護の車輪(チャリオット・オブ・ブディカ) |
| : ランク:B+<br />種別:対軍宝具 | | : ランク:B+<br />種別:対軍宝具 |
− | : 味方全体の防御力をかなり上昇させる。 | + | : 無数の車輪を呼び出し、パーティの周囲を旋回させる宝具。 |
| + | : 『Grand Order』では味方全体の防御力をかなり上昇させる効果となっている。 |
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| ;約束されざる勝利の剣(ソード・オブ・ブディ力) | | ;約束されざる勝利の剣(ソード・オブ・ブディ力) |
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| *サーヴァントは通常、精神は召喚された肉体の年齢に依存するものだが、近代の英国で篤く奉られている彼女はその限りではない。具体的に言うと肉体はローマと戦った戦士のものであるが、精神は慈愛と母性に満ちた本来の彼女のものとなっている。 | | *サーヴァントは通常、精神は召喚された肉体の年齢に依存するものだが、近代の英国で篤く奉られている彼女はその限りではない。具体的に言うと肉体はローマと戦った戦士のものであるが、精神は慈愛と母性に満ちた本来の彼女のものとなっている。 |
| *上述の通り、彼女は自身に「ローマ特攻状態」を付与するスキルを保有しているのだが、何故かそのスキルを存分に生かせる第二章のクリア報酬に設定されてしまっている。…どことなく[[セイバー (Apocrypha・黒)|某すまないさん]]に近いものを感じる。 | | *上述の通り、彼女は自身に「ローマ特攻状態」を付与するスキルを保有しているのだが、何故かそのスキルを存分に生かせる第二章のクリア報酬に設定されてしまっている。…どことなく[[セイバー (Apocrypha・黒)|某すまないさん]]に近いものを感じる。 |
| + | *プラスダクス王が存命の間は統治を認めていたローマが王の死後に侵略を行ったのは、ローマが法律上女性に対して財産などの継承権を認めておらず、彼女たちから領地や財産を没収する大義名分があったため。 |
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