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| : ギリシャ神話に登場する狩猟の女神アルテミスの加護を授かって生まれた「純潔の狩人」。アルカディアの王女として生まれるが、男児が望まれていたため生後すぐ山中に捨てられ、女神アルテミスの聖獣である雌熊に育てられる。その後アルゴー船に乗り大英雄達と旅をし、カリュドンの猪の討伐に貢献した。 | | : ギリシャ神話に登場する狩猟の女神アルテミスの加護を授かって生まれた「純潔の狩人」。アルカディアの王女として生まれるが、男児が望まれていたため生後すぐ山中に捨てられ、女神アルテミスの聖獣である雌熊に育てられる。その後アルゴー船に乗り大英雄達と旅をし、カリュドンの猪の討伐に貢献した。 |
| : 聖杯大戦には赤のサーヴァントとして現界した。彼女のマスターはシロウ達によって召喚される前から傀儡と化しており、以後、マスターとの「仲介人」を名乗る[[シロウ・コトミネ|シロウ]]の思惑で行動することになってしまった。 | | : 聖杯大戦には赤のサーヴァントとして現界した。彼女のマスターはシロウ達によって召喚される前から傀儡と化しており、以後、マスターとの「仲介人」を名乗る[[シロウ・コトミネ|シロウ]]の思惑で行動することになってしまった。 |
− | : 暴走した[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|赤のバーサーカー]]を止めようと説得を行うが敢え無く失敗、迎撃に現れた黒のサーヴァント達と[[アキレウス|赤のライダー]]と共に戦闘を行うことになる。ライダーの援護射撃を行い、戦局を有利に進めるが、[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]]の超絶的な技量の前に撤退を強いられる。 | + | : 暴走した[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]を止めようと説得を行うが敢え無く失敗、迎撃に現れた黒のサーヴァント達と[[アキレウス|赤のライダー]]と共に戦闘を行うことになる。ライダーの援護射撃を行い、戦局を有利に進めるが、[[ケイローン|黒のアーチャー]]の超絶的な技量の前に撤退を強いられる。 |
| : ミレニア城塞での戦いにおいては開戦の狼煙を上げ、[[カルナ|赤のランサー]]の支援を行うが、黒の側についたバーサーカーの猛攻で劣勢に立たされる。空中庭園での戦いでは[[ルーラー]]の命令によって、吸血鬼化した[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]の脅威を前に、黒のサーヴァント達との共闘を余儀なくされる。 | | : ミレニア城塞での戦いにおいては開戦の狼煙を上げ、[[カルナ|赤のランサー]]の支援を行うが、黒の側についたバーサーカーの猛攻で劣勢に立たされる。空中庭園での戦いでは[[ルーラー]]の命令によって、吸血鬼化した[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]の脅威を前に、黒のサーヴァント達との共闘を余儀なくされる。 |
| : 戦闘終了後、自分たちのマスターがシロウに傀儡とされていたことを知る事となる。憤慨しライダーと共にシロウ達に刃を向けるが、結局、自分を召喚する前に用心を怠り醜態を晒したマスターを「惰弱」と呼んで切り捨て、シロウをマスターとして認めた。 | | : 戦闘終了後、自分たちのマスターがシロウに傀儡とされていたことを知る事となる。憤慨しライダーと共にシロウ達に刃を向けるが、結局、自分を召喚する前に用心を怠り醜態を晒したマスターを「惰弱」と呼んで切り捨て、シロウをマスターとして認めた。 |
− | : その後シロウの命令で、同盟側と[[アサシン (Apocrypha・黒)|黒のアサシン]]の動きを監視するため、単独で斥候としてトゥリファスに赴く。そこで黒のアサシンが起こした惨劇に居合わせるが、子供を巻き込んだことが彼女の逆鱗に触れたためマスターである[[六導玲霞]]を殺害。しかしサーヴァントである黒のアサシンが子供の怨霊の集合体と知り救おうと試みるも、それを救えぬものとして無慈悲に滅ぼそうとする[[ルーラー]]と問答になり、決裂する。以後、ルーラーを滅ぼすべき仇敵として付け狙うようになった。また、滅ぼされた黒のアサシンの残滓は彼女の身体に巣食い、呪いとなって蝕んでいるが、彼女はそれを知りつつも敢えて受け容れている。 | + | : その後シロウの命令で、同盟側と[[ジャンヌ・ダルク (Apocrypha)|黒のアサシン]]の動きを監視するため、単独で斥候としてトゥリファスに赴く。そこで黒のアサシンが起こした惨劇に居合わせるが、子供を巻き込んだことが彼女の逆鱗に触れたためマスターである[[六導玲霞]]を殺害。しかしサーヴァントである黒のアサシンが子供の怨霊の集合体と知り救おうと試みるも、それを救えぬものとして無慈悲に滅ぼそうとする[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]と問答になり、決裂する。以後、ルーラーを滅ぼすべき仇敵として付け狙うようになった。また、滅ぼされた黒のアサシンの残滓は彼女の身体に巣食い、呪いとなって蝕んでいるが、彼女はそれを知りつつも敢えて受け容れている。 |
| : 最終決戦では自身を魔獣化させる禁断の宝具を使用。憎悪のままにルーラーに襲いかかり、振り切ろうとする彼女を追い詰めるが、その魔獣に変わり果てた姿を看過できなかった赤のライダーに妨害される。そして彼の捨て身の行動で魔獣の皮を引き剥がされて正気を取り戻し、致命の槍を受ける。消滅の間際、彼女を想うライダーの涙と言葉に少しの救いを感じ、最後に無念ではなく思い出を刻みつつ、微笑みながら共に消滅していった。 | | : 最終決戦では自身を魔獣化させる禁断の宝具を使用。憎悪のままにルーラーに襲いかかり、振り切ろうとする彼女を追い詰めるが、その魔獣に変わり果てた姿を看過できなかった赤のライダーに妨害される。そして彼の捨て身の行動で魔獣の皮を引き剥がされて正気を取り戻し、致命の槍を受ける。消滅の間際、彼女を想うライダーの涙と言葉に少しの救いを感じ、最後に無念ではなく思い出を刻みつつ、微笑みながら共に消滅していった。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
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| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 超一流の狩人であり、神域の弓術の使い手。 | | : 超一流の狩人であり、神域の弓術の使い手。 |
− | : アルテミスから授かった天穹の弓「タウロポロス」は、引き絞れば引き絞るほど威力を増し、宝具として使用せずとも彼女の本来の筋力値を大幅に超えた力を矢に宿し、その破壊力は[[セイバー (Apocrypha・黒)|黒のセイバー]]の鎧を貫くほど。 | + | : アルテミスから授かった天穹の弓「タウロポロス」は、引き絞れば引き絞るほど威力を増し、宝具として使用せずとも彼女の本来の筋力値を大幅に超えた力を矢に宿し、その破壊力は[[ジークフリート|黒のセイバー]]の鎧を貫くほど。 |
| : 技量も桁外れに高く、弓兵でなければ知覚すらできないような遠方から、闇に包まれた密林という視界が零に近い状況下で、高速で戦闘している標的にすら矢を必中させる。 | | : 技量も桁外れに高く、弓兵でなければ知覚すらできないような遠方から、闇に包まれた密林という視界が零に近い状況下で、高速で戦闘している標的にすら矢を必中させる。 |
| : ギリシャ神話最高の狩人の名は伊達ではなく、周囲の環境に溶け込むことが可能で、それを見ていたライダーですら気配は感じ取れても、何処に居るのか分らなかった。 | | : ギリシャ神話最高の狩人の名は伊達ではなく、周囲の環境に溶け込むことが可能で、それを見ていたライダーですら気配は感じ取れても、何処に居るのか分らなかった。 |
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| : 漫画版では出番が少ない物のちゃんと姿が描かれる。 | | : 漫画版では出番が少ない物のちゃんと姿が描かれる。 |
| ; [[コハエース]] | | ; [[コハエース]] |
− | : 「弓を使わないヘンな弓兵」を批判するが、逆にその代表格である[[ギルガメッシュ|AUO]]と[[魔人アーチャー|ニューフェイス]]にディスられる。結果、ケイローン先生に泣きつくことに。 | + | : 「弓を使わないヘンな弓兵」を批判するが、逆にその代表格である[[ギルガメッシュ|AUO]]と[[織田信長|ニューフェイス]]にディスられる。結果、ケイローン先生に泣きつくことに。 |
| ; [[ちびちゅき!]] | | ; [[ちびちゅき!]] |
| :日本式の弓道に興味を持ち、桜が部長を務める弓道部に緑茶と共に参加。「リンゴ」と聞くと目が光る。 | | :日本式の弓道に興味を持ち、桜が部長を務める弓道部に緑茶と共に参加。「リンゴ」と聞くと目が光る。 |
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| :お互いストイックな性格なので、交わした言葉は少ないが、彼の誠実さ・実力・あらゆる嘘を見抜く眼力にかなり信頼を寄せている。 | | :お互いストイックな性格なので、交わした言葉は少ないが、彼の誠実さ・実力・あらゆる嘘を見抜く眼力にかなり信頼を寄せている。 |
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− | ;[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|赤のバーサーカー]] | + | ;[[スパルタクス|赤のバーサーカー]] |
| :彼を見捨てずに、ぎりぎりまで説得を続けていたが、その努力も虚しく、敵陣真っ只中に突撃してしまう。<br>後に、敵となった彼の相手をする事となり、最初から最後まで振り回されてしまった。能力的にも相性が悪く、スピードと正確さが売りである彼女の攻撃は、例え急所を射抜いても有効打となるほどの威力がなく、逆に彼の宝具のチャージを加速度的に進めてしまう。また最大火力が低いため、一撃で葬ることも出来ず、どうしてもチャージを許してしまう。 | | :彼を見捨てずに、ぎりぎりまで説得を続けていたが、その努力も虚しく、敵陣真っ只中に突撃してしまう。<br>後に、敵となった彼の相手をする事となり、最初から最後まで振り回されてしまった。能力的にも相性が悪く、スピードと正確さが売りである彼女の攻撃は、例え急所を射抜いても有効打となるほどの威力がなく、逆に彼の宝具のチャージを加速度的に進めてしまう。また最大火力が低いため、一撃で葬ることも出来ず、どうしてもチャージを許してしまう。 |
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| :頭のおかしい男としか認識していない。それどころかサーヴァントとしても数えていない。 | | :頭のおかしい男としか認識していない。それどころかサーヴァントとしても数えていない。 |
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− | ;[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|黒のバーサーカー]] | + | ;[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]] |
| :動物に近い彼女にとって、鉄と機械油の臭いは耐え難い悪臭らしく、人造の存在であるバーサーカーを敵視している。 | | :動物に近い彼女にとって、鉄と機械油の臭いは耐え難い悪臭らしく、人造の存在であるバーサーカーを敵視している。 |
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− | ;[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]] | + | ;[[ケイローン|黒のアーチャー]] |
| :自らに並ぶものなど居ないと思っていた弓の技術で一杯喰わされ、彼とも因縁を感じている。 | | :自らに並ぶものなど居ないと思っていた弓の技術で一杯喰わされ、彼とも因縁を感じている。 |
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− | ;[[アサシン (Apocrypha・黒)|黒のアサシン]] | + | ;[[アサシン (Apocrypha)|黒のアサシン]] |
| :子供の怨霊の集合体である黒のアサシンは彼女にとって救うべき対象であった。消滅後、残滓となったアサシンをその身に宿す。それが我が身を蝕む呪いと知りつつも、彼女は敢えてそれを受け容れている。 | | :子供の怨霊の集合体である黒のアサシンは彼女にとって救うべき対象であった。消滅後、残滓となったアサシンをその身に宿す。それが我が身を蝕む呪いと知りつつも、彼女は敢えてそれを受け容れている。 |
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| :本来は監視するだけに留めておくはずが、トゥリファスで惨劇を起こした際に子供を巻き込んだことで彼女の逆鱗に触れ、殺害された。 | | :本来は監視するだけに留めておくはずが、トゥリファスで惨劇を起こした際に子供を巻き込んだことで彼女の逆鱗に触れ、殺害された。 |
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− | ;[[ルーラー]] | + | ;[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]] |
| :子供の怨霊の集合体である黒のアサシンを「救えぬ存在」として無慈悲に切り捨てたルーラーを見て、最大の仇敵として付け狙う。 | | :子供の怨霊の集合体である黒のアサシンを「救えぬ存在」として無慈悲に切り捨てたルーラーを見て、最大の仇敵として付け狙う。 |
| | | |
| ===その他=== | | ===その他=== |
− | ;[[アーチャー (EXTRA・緑)]] | + | ;[[オリオン|アルテミス]] |
| + | :ギリシャ神話に出てくる月と狩猟の女神。彼女の聖獣である熊に育てられており、彼女を敬っている。 |
| + | ;[[ロビンフッド]] |
| :『コハエース』や『ちびちゅき!』で共演。お互いに「シンボルカラーが緑」「普通の弓兵」「インパクトの薄い能力」と共通項があるせいか、一緒に行動する事が多い。 | | :『コハエース』や『ちびちゅき!』で共演。お互いに「シンボルカラーが緑」「普通の弓兵」「インパクトの薄い能力」と共通項があるせいか、一緒に行動する事が多い。 |
| ;[[間桐桜]] | | ;[[間桐桜]] |
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| ;「二大神に奉る……『<RUBY><RB>訴状の矢文</RB><RT>ポイボス・カタストロフェ</RT></RUBY>』!」 | | ;「二大神に奉る……『<RUBY><RB>訴状の矢文</RB><RT>ポイボス・カタストロフェ</RT></RUBY>』!」 |
| :宝具発動。「訴状の矢文」。雲より高き天空から降り注ぐ矢の雨霰。 | | :宝具発動。「訴状の矢文」。雲より高き天空から降り注ぐ矢の雨霰。 |
− | | + | ;「子供が好きだな。彼らの笑顔が好きだ」<br>「子供を傷つける者は嫌いだ。マスターは、そうではあるまいな?」 |
| + | :マイルームでの台詞。 |
| ===その他=== | | ===その他=== |
| ;「ケダモノのアタランテです!」 | | ;「ケダモノのアタランテです!」 |
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| == メモ == | | == メモ == |
| *キャラクターデザイン原案は唖采弦二氏。設定制作を担当したのは茗荷屋甚六氏。『Grand Order』でのイラスト担当の輪くすさがは唖采氏の別名義で、同一人物である。 | | *キャラクターデザイン原案は唖采弦二氏。設定制作を担当したのは茗荷屋甚六氏。『Grand Order』でのイラスト担当の輪くすさがは唖采氏の別名義で、同一人物である。 |
− | *実は[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]にも参加している。[[セイバー (EXTRA・赤)]]がアタランテと擦れ違ったと発言している。対戦相手でもないので、ゲーム本編でプレイヤーが彼女の姿を見ることは無いのだが、漫画版ではそのままの姿で登場している。 | + | *実は[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]にも参加している。[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]がアタランテと擦れ違ったと発言している。対戦相手でもないので、ゲーム本編でプレイヤーが彼女の姿を見ることは無いのだが、漫画版ではそのままの姿で登場している。 |
− | **彼女が月の聖杯戦争の何回戦で敗れたのか正確には分らない。セイバーによる彼女の目撃証言は二回戦の途中で発生するが、後はそれっきりで情報は途絶えている。<br>漫画版の設定を参考にすると、[[ヴラド三世 (EXTRA)]]の討伐に参加しているため、四回戦まで勝ち残っていることが確認できる。<br>しかしムーンセルの聖杯戦争は彼女の特性が活かしにくい一対一の決闘形式であった上に、上位に残っていた者が、「光の御子」と称えられる[[クー・フーリン|クランの猛犬]]、三国志最強と呼ばれる[[バーサーカー (EXTRA・赤)|半人半機の武将]]、アーサー王の片腕と名高い[[セイバー (EXTRA・白)|太陽の騎士]]と'''余りに分が悪い'''ことを考えると、四回戦以上を勝ち上がるのは無理であったのだろう。 | + | **彼女が月の聖杯戦争の何回戦で敗れたのか正確には分らない。セイバーによる彼女の目撃証言は二回戦の途中で発生するが、後はそれっきりで情報は途絶えている。<br>漫画版の設定を参考にすると、[[ヴラド三世 (EXTRA)]]の討伐に参加しているため、四回戦まで勝ち残っていることが確認できる。<br>しかしムーンセルの聖杯戦争は彼女の特性が活かしにくい一対一の決闘形式であった上に、上位に残っていた者が、「光の御子」と称えられる[[クー・フーリン|クランの猛犬]]、三国志最強と呼ばれる[[呂布奉先|半人半機の武将]]、アーサー王の片腕と名高い[[ガウェイン|太陽の騎士]]と'''余りに分が悪い'''ことを考えると、四回戦以上を勝ち上がるのは無理であったのだろう。 |
| **一応、伝承では英雄ペーレウスとのレスリングで勝利している程で、決して近接戦闘で劣るサーヴァントと言う訳ではない。<br>しかしステータス(筋力D、耐久E)を見るに、アーチャーとして現界した彼女にはそこまでの身体能力はないようだ。 | | **一応、伝承では英雄ペーレウスとのレスリングで勝利している程で、決して近接戦闘で劣るサーヴァントと言う訳ではない。<br>しかしステータス(筋力D、耐久E)を見るに、アーチャーとして現界した彼女にはそこまでの身体能力はないようだ。 |
− | *互いに面識は無いが、実は[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]]とはアルテミスを通じた繋がりがある。彼はアルテミスから狩猟を学び、彼女は恩義のあるアルテミスに倣って弓の技を磨いた。二人が聖杯大戦で敵対することになったのも運命的な物を感じる。 | + | *互いに面識は無いが、実は[[ケイローン|黒のアーチャー]]とはアルテミスを通じた繋がりがある。彼はアルテミスから狩猟を学び、彼女は恩義のあるアルテミスに倣って弓の技を磨いた。二人が聖杯大戦で敵対することになったのも運命的な物を感じる。 |
− | *アルゴー船に乗っていたため、[[バーサーカー|ヘラクレス]]や[[メディア]]とその恋人であったイアソンに、ケイローンの弟子であったカストールとアスクレピオスとも面識がある。 | + | *アルゴー船に乗っていたため、[[ヘラクレス]]や[[メディア]]とその恋人であったイアソンに、ケイローンの弟子であったカストールとアスクレピオスとも面識がある。 |
− | *'''何故か不遇な目に遭ってしまう'''。初陣では、戦った黒のアーチャーが他の弓兵と比べてもどれだけ飛びぬけた実力者であるのかを示すための噛ませ犬的な役回りとなり、バーサーカーとの戦いでは細かい攻撃を行ったことで無暗にチャージを許してしまう。シロウに矢を射た際はランサーに簡単に防がれ、それどころか技量は並でしかないシロウでも「自力で防げる」と評されてしまった。<br>また他の赤のサーヴァント達のキャラが余りに濃すぎるせいか全体的に影が薄く、目立つ事・印象に残るような事も言わない。 | + | *'''何故か不遇な目に遭ってしまう'''。初陣では、戦った黒のアーチャーが他の弓兵と比べてもどれだけ飛びぬけた実力者であるのかを示すための噛ませ犬的な役回りとなり、バーサーカーとの戦いでは細かい攻撃を行ったことで無暗にチャージを許してしまう。シロウに矢を射た際はランサーに簡単に防がれ、それどころか技量は並でしかないシロウでも「自力で防げる」と評されてしまった。<br> |
| + | また他の赤のサーヴァント達のキャラが余りに濃すぎるせいか全体的に影が薄く、目立つ事・印象に残るような事も言わない。 |
| **漫画版EXTRAでも、吸血鬼な方のヴラド三世に簡単に弓を弾かれて反撃を受け、赤セイバーにすんでの所を助けられるなど、やっぱり良いところがない。 | | **漫画版EXTRAでも、吸血鬼な方のヴラド三世に簡単に弓を弾かれて反撃を受け、赤セイバーにすんでの所を助けられるなど、やっぱり良いところがない。 |
− | **『Grand Order』ではバーサーク・アーチャーとして狂化を付与され、ほとんど台詞もないまま鉄砲玉として倒されてしまう。他のバーサークサーヴァント五騎はそれなりに見せ場があるのだが。 | + | **『Grand Order』第一特異点ではバーサーク・アーチャーとして狂化を付与され、ほとんど台詞もないまま鉄砲玉として倒されてしまう。他のバーサークサーヴァント五騎はそれなりに見せ場があるのだが。 |
| + | <!-- |
| + | ***第三特異点ではちゃんとした見せ場はあったものの、共闘した月女神アルテミスが『恋愛脳すぎた』性格であるため、消える間際に「これからどう敬えばいいのか」と頭をかかえるハメに。 |
| + | --> |
| *アタランテが企画段階で保有していた[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「黄金のリンゴ」はかなり特殊で、<br>「見よ、これが運命の果実也。ひとたび投げられれば栄華を極めしトロイアをも焼き払うこの賜物。 望まば近くに寄って見よ」<br>というセリフと共に宝物を見せつけて、敵を近くへと引き寄せる能力。 <br>要は'''美味しそうなリンゴを見せて、食欲に駆られた人を招きよせる能力'''。原典通りの能力である上に北欧神話においても「黄金のリンゴ」は神の食物・不老不死の源として信じられている。なので、如何な大英雄でも彼女が取り出したリンゴに飛びついても仕方がないのだが、戦闘中や大切な会話シーンでそんなことが起きれば絵面が余りにシュール過ぎるためか、小説本編では削除された。そもそも、このレベルの能力になるとスキルではなく宝具に分類すべきだと思うのだが…… | | *アタランテが企画段階で保有していた[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「黄金のリンゴ」はかなり特殊で、<br>「見よ、これが運命の果実也。ひとたび投げられれば栄華を極めしトロイアをも焼き払うこの賜物。 望まば近くに寄って見よ」<br>というセリフと共に宝物を見せつけて、敵を近くへと引き寄せる能力。 <br>要は'''美味しそうなリンゴを見せて、食欲に駆られた人を招きよせる能力'''。原典通りの能力である上に北欧神話においても「黄金のリンゴ」は神の食物・不老不死の源として信じられている。なので、如何な大英雄でも彼女が取り出したリンゴに飛びついても仕方がないのだが、戦闘中や大切な会話シーンでそんなことが起きれば絵面が余りにシュール過ぎるためか、小説本編では削除された。そもそも、このレベルの能力になるとスキルではなく宝具に分類すべきだと思うのだが…… |
| **リンゴは今でも彼女の大好物らしく、『ちびちゅき!』ではリンゴと聞いただけで目を光らせている。 | | **リンゴは今でも彼女の大好物らしく、『ちびちゅき!』ではリンゴと聞いただけで目を光らせている。 |
| *子殺しを行ったルーラーに対して怒り狂う程の激情を見せているが、彼女自身も子供の姿のアサシンを殺めている。これはサーヴァントは全盛期で喚ばれる性質を考慮しているからで、たまたま子供の姿が全盛期なだけで純粋に子供と言えない存在と判断しているからである。<br>つまり、彼女が子供と扱うのは外見と年齢が一致しているもの。 | | *子殺しを行ったルーラーに対して怒り狂う程の激情を見せているが、彼女自身も子供の姿のアサシンを殺めている。これはサーヴァントは全盛期で喚ばれる性質を考慮しているからで、たまたま子供の姿が全盛期なだけで純粋に子供と言えない存在と判断しているからである。<br>つまり、彼女が子供と扱うのは外見と年齢が一致しているもの。 |
| **この為、外見こそ子供であるが精神年齢は異なる[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|毒舌ショタ作家]]は容赦なく攻撃する可能性が高い。外見、精神年齢も子供相応であるが実年齢は異なるイリヤのようなパターンはどう扱うか不明だが、子供のように泣きじゃくるアサシンに対して多少の罪悪感を感じつつもトドメを刺しているので此方も攻撃する事は十分考えられる。 | | **この為、外見こそ子供であるが精神年齢は異なる[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|毒舌ショタ作家]]は容赦なく攻撃する可能性が高い。外見、精神年齢も子供相応であるが実年齢は異なるイリヤのようなパターンはどう扱うか不明だが、子供のように泣きじゃくるアサシンに対して多少の罪悪感を感じつつもトドメを刺しているので此方も攻撃する事は十分考えられる。 |
− | | + | **ともあれ、惨劇現場に子供を巻き込んだ六導玲霞を殺害している事から、子供を平然と傷つけるタイプとは致命的に相性が悪い。子供を殺害してアートにした[[雨生龍之介|連続殺人鬼]]を容赦なく殺害すると考えられる。 |
| == リンク == | | == リンク == |
| * [[登場人物]] | | * [[登場人物]] |
| * [[サーヴァント]] | | * [[サーヴァント]] |
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− | {{DEFAULTSORT:ああちやあ あほくりふあ あか}} | + | {{DEFAULTSORT:あたらんて}} |
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| [[Category:登場人物あ行]] | | [[Category:登場人物あ行]] |
| [[category:Fate/Apocrypha]] | | [[category:Fate/Apocrypha]] |