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18 バイト追加 、 2015年11月25日 (水) 17:01
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「――それが、人類が悟りを得て真如へと至る道であるならば。<br /> 我は衆生を救済すべく、<ruby><rb>刃</rb><rt>ヴァジュラ</rt></ruby>を持ちてそれを導かん」
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; 「――それが、人類が悟りを得て真如へと至る道であるならば。<br /> 我は衆生を救済すべく、<ruby><rb>刃</rb><rt>ヴァジュラ</rt></ruby>を持ちてそれを導かん」
 
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; 「命あるものは必ず滅びる。衆生は苦しみの輪廻にいる。<b /r> 生存の強さをもって悟りへの道を拓こうとした彼もまた、心に神を宿している。<br /> 道は1つではない。人の善悪に価値がないように、人の認識では、世界の<ruby><rb>在り方</rb><rt>うつくしさ</rt></ruby>は変わらない。<br> 血塗られた戦いの王よ。涅槃にて共に世の末を見届けましょう。それが貴方の、最期の救いだ」
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; 「命あるものは必ず滅びる。衆生は苦しみの輪廻にいる。<br /> 生存の強さをもって悟りへの道を拓こうとした彼もまた、心に神を宿している。<br /> 道は1つではない。人の善悪に価値がないように、人の認識では、世界の<ruby><rb>在り方</rb><rt>うつくしさ</rt></ruby>は変わらない。<br /> 血塗られた戦いの王よ。涅槃にて共に世の末を見届けましょう。それが貴方の、最期の救いだ」
 
: 台詞は以上の二つだけ。戦闘中も喋らない(代わりにトワイスが喋る)ため、音声もない。
 
: 台詞は以上の二つだけ。戦闘中も喋らない(代わりにトワイスが喋る)ため、音声もない。
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** ビジュアルファンブックでは、キャラクター原案の武内氏が「手塚治虫の○○○を買ってきて一気読みした」と、伏字にはしているがほぼ確定的なコメントをしている。
 
** ビジュアルファンブックでは、キャラクター原案の武内氏が「手塚治虫の○○○を買ってきて一気読みした」と、伏字にはしているがほぼ確定的なコメントをしている。
 
*** (主に八極拳関連で)武内氏が影響を受けていると思われるマンガ『拳児』には、カラリパヤットがちょっとだけ登場する。登場といっても飛び蹴りを1発出して木の枝を折っただけであり、どういう武術なのかはほとんど分からない。穿った見方をするならば、セイヴァーがゲーム中で格闘技を使わないのはこのためかもしれない。
 
*** (主に八極拳関連で)武内氏が影響を受けていると思われるマンガ『拳児』には、カラリパヤットがちょっとだけ登場する。登場といっても飛び蹴りを1発出して木の枝を折っただけであり、どういう武術なのかはほとんど分からない。穿った見方をするならば、セイヴァーがゲーム中で格闘技を使わないのはこのためかもしれない。
* ちなみに普通、宗教的な意味でセイヴァーという時はsaviorである。saverではレスキュー隊にちかいニュアンスで、ちょっとした善性の英霊なら誰でもなれそうなクラスになってしまう。日本語で「救世主」とまでは言わないのと同様の配慮と思われる。
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* ちなみに普通、宗教的な意味でセイヴァーという時はsaviorである。saverではレスキュー隊に近いニュアンスで、ちょっとした善性の英霊なら誰でもなれそうなクラスになってしまう。日本語で「救世主」とまでは言わないのと同様の配慮と思われる。
 
** あるいは「覚者(ブッダ)」という英霊が規格外なだけで、「セイヴァーというクラス」その物はそこまで特別なクラスではないのかもしれない。
 
** あるいは「覚者(ブッダ)」という英霊が規格外なだけで、「セイヴァーというクラス」その物はそこまで特別なクラスではないのかもしれない。
 
* 「セイヴァー」の選定条件は不明。
 
* 「セイヴァー」の選定条件は不明。
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* 全く正反対の人物に見えるが、「マスターの行き着く果てに慈悲を示し、間違っていると知りながら仕えていた」というサーヴァントとしての在り方は[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]と同じ。
 
* 全く正反対の人物に見えるが、「マスターの行き着く果てに慈悲を示し、間違っていると知りながら仕えていた」というサーヴァントとしての在り方は[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]と同じ。
 
* 前述した通り、「この世でただひとり、生の苦しみより解脱した解答者」「地上でただ一人、生命の真意に辿り着いたもの」だとトワイスが説明している。<br />ただしTYPE-MOONの世界ではどうなのか不明だが、一般常識として釈迦は自分が最初の仏陀であることも最後の仏陀であることも明白に否定している上、5000人以上の弟子に「私と同じ悟りに達した(=仏陀になった)」と言っているので、その点から言って上記のトワイスの理解は明白におかしい。「手塚治虫の○○○」ではそんな扱いだが……。
 
* 前述した通り、「この世でただひとり、生の苦しみより解脱した解答者」「地上でただ一人、生命の真意に辿り着いたもの」だとトワイスが説明している。<br />ただしTYPE-MOONの世界ではどうなのか不明だが、一般常識として釈迦は自分が最初の仏陀であることも最後の仏陀であることも明白に否定している上、5000人以上の弟子に「私と同じ悟りに達した(=仏陀になった)」と言っているので、その点から言って上記のトワイスの理解は明白におかしい。「手塚治虫の○○○」ではそんな扱いだが……。
** 大乗系の理解としては教えを受け悟りを開いた「阿羅漢」と違い、真実を教え悟りへと導いた、仏教を拓いた者として「釈迦如来唯一人を仏陀として認定する」というトワイスの意見は別に間違いではない(釈迦の次の仏陀とされる阿弥陀はまた別の話として)。<br>ただし「釈迦が認めた弟子達が本当に釈迦レベルなのか?」という問いは真剣に信仰してる人には非常にセンシティブな議題なので注意が必要。
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** 大乗系の理解としては教えを受け悟りを開いた「阿羅漢」と違い、真実を教え悟りへと導いた、仏教を拓いた者として「釈迦如来唯一人を仏陀として認定する」というトワイスの意見は別に間違いではない(釈迦の次の仏陀とされる阿弥陀はまた別の話として)。<br />ただし「釈迦が認めた弟子達が本当に釈迦レベルなのか?」という問いは真剣に信仰してる人には非常にセンシティブな議題なので注意が必要。
 
* 宗派によって解釈が多少異なるが、釈迦如来は生前は大日如来の主たる応身(教えを広める為に現世に現れる化身)として扱われ、入滅後には大日如来と同一の存在(報身)として扱われることが多い。
 
* 宗派によって解釈が多少異なるが、釈迦如来は生前は大日如来の主たる応身(教えを広める為に現世に現れる化身)として扱われ、入滅後には大日如来と同一の存在(報身)として扱われることが多い。
 
* セイヴァーの嫌いなものに「毒茸」とあるが、これは釈迦がスーカラマッタヴァという茸の入った料理(ただしどのような料理だったかは諸説ある)を食べた際、その毒に中ってしまったことが原因と思われる。
 
* セイヴァーの嫌いなものに「毒茸」とあるが、これは釈迦がスーカラマッタヴァという茸の入った料理(ただしどのような料理だったかは諸説ある)を食べた際、その毒に中ってしまったことが原因と思われる。
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***一応、Protoではビーストのクラスの存在意義(黙示録の獣としての機能)が語られており、おのずと誰が選ばれたかも推測出来る。そこから見て、聖杯戦争などというネーミングの通り、おそらく後述の「聖杯」という概念を生み出した方だと思われる。
 
***一応、Protoではビーストのクラスの存在意義(黙示録の獣としての機能)が語られており、おのずと誰が選ばれたかも推測出来る。そこから見て、聖杯戦争などというネーミングの通り、おそらく後述の「聖杯」という概念を生み出した方だと思われる。
 
**そもそもこの御方が呼べるなら'''本物の聖杯があった所で要らないレベル'''かもしれない。
 
**そもそもこの御方が呼べるなら'''本物の聖杯があった所で要らないレベル'''かもしれない。
***この御方と同格にセイヴァークラスで呼べそうな存在といえばメジャー宗教的には約二名プレイヤー諸兄は浮かべられると思う。<br>だがまず一人はそもそも'''「聖杯」という概念を生み出した'''存在、もう一人は今でも'''その姿を露骨に描写しようものならリアルアサシンが殺しにやってくる'''存在。<br>こう考えると彼は一番セイヴァーとして登場させるには無難な存在であったのだろう。
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***この御方と同格にセイヴァークラスで呼べそうな存在といえばメジャー宗教的には約二名プレイヤー諸兄は浮かべられると思う。<br />だがまず一人はそもそも'''「聖杯」という概念を生み出した'''存在、もう一人は今でも'''その姿を露骨に描写しようものならリアルアサシンが殺しにやってくる'''存在。<br />こう考えると彼は一番セイヴァーとして登場させるには無難な存在であったのだろう。
    
;本来の強さについて
 
;本来の強さについて
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*EXTRA当時から、英霊としては破格の存在であるにも関わらず実際の強さはさほどでもなく、また敗北後も黒いノイズに侵食される事もなく還っていることから、セイヴァーは本気を出していない、もしくは余力を残しているのではないか?と推測する人は多かった。<br>サーヴァントとして召喚に応じた際に課した制約によって、神霊をも超える本来の規模より遥かに小さい英霊としての力を発揮するに留めているが、英霊としての力もそれまでのサーヴァントを上回る力を有するらしい。
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*EXTRA当時から、英霊としては破格の存在であるにも関わらず実際の強さはさほどでもなく、また敗北後も黒いノイズに侵食される事もなく還っていることから、セイヴァーは本気を出していない、もしくは余力を残しているのではないか?と推測する人は多かった。<br />サーヴァントとして召喚に応じた際に課した制約によって、神霊をも超える本来の規模より遥かに小さい英霊としての力を発揮するに留めているが、英霊としての力もそれまでのサーヴァントを上回る力を有するらしい。
 
**サーヴァントとして制約を課した英霊としても『カラリパヤット:EX』があるのに終始座禅を組んで一歩も動かず、その格闘能力を披露しない等、かなり手加減をした戦いではあった模様。
 
**サーヴァントとして制約を課した英霊としても『カラリパヤット:EX』があるのに終始座禅を組んで一歩も動かず、その格闘能力を披露しない等、かなり手加減をした戦いではあった模様。
 
***格闘能力については、冗談半分だが「なんとかできるのはプラトン([[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]版)ぐらい」とのこと。……なお、このプラトンの格闘技は、'''「人類で最も人間心理に通じているため、いかなる攻撃も避けてしまい、ただ歩いて殴るだけで相手は防御もできずやられる」'''というレベルの代物。つくづく、手加減をしてくれたことが有り難い。
 
***格闘能力については、冗談半分だが「なんとかできるのはプラトン([[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]版)ぐらい」とのこと。……なお、このプラトンの格闘技は、'''「人類で最も人間心理に通じているため、いかなる攻撃も避けてしまい、ただ歩いて殴るだけで相手は防御もできずやられる」'''というレベルの代物。つくづく、手加減をしてくれたことが有り難い。
 
***少々商業的で身も蓋もない言い方をすると、EXTRAは続編の『CCC』と違い予算は少な目で制作された為、3Dモーションがガードやアタック、スキルや敗北時の前倒れにおいてまで腕と上半身位しか動かないこのお釈迦様は'''製作者にとってもかなり救世主'''だった故に座禅戦闘オンリーだった可能性がある。
 
***少々商業的で身も蓋もない言い方をすると、EXTRAは続編の『CCC』と違い予算は少な目で制作された為、3Dモーションがガードやアタック、スキルや敗北時の前倒れにおいてまで腕と上半身位しか動かないこのお釈迦様は'''製作者にとってもかなり救世主'''だった故に座禅戦闘オンリーだった可能性がある。
**『西遊記』にその名を知られ、数多の神仏の軍勢を打ち破った「斉天大聖」孫悟空は、この御方の血が滴った岩から生まれた、という伝説がある。[[玉藻の前|分身の彼女]]が百万の軍勢を生み出せる、というのも頷ける。<br>同じように[[メドゥーサ|元が神霊の彼女]]も、その血からペガサスを生み出している。<br>尤も、生まれた直後に神仙達を戦慄させた悟空と、一介の魔獣であるペガサスでは比べようもない。元になった存在がどれほど次元違いかがわかるだろう。
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**『西遊記』にその名を知られ、数多の神仏の軍勢を打ち破った「斉天大聖」孫悟空は、この御方の血が滴った岩から生まれた、という伝説がある。[[玉藻の前|分身の彼女]]が百万の軍勢を生み出せる、というのも頷ける。<br />同じように[[メドゥーサ|元が神霊の彼女]]も、その血からペガサスを生み出している。<br />尤も、生まれた直後に神仙達を戦慄させた悟空と、一介の魔獣であるペガサスでは比べようもない。元になった存在がどれほど次元違いかがわかるだろう。
*EXクラスの「カラリパヤット」に加え、筋力や耐久などのステータスも高水準ということで意外と武闘派なセイヴァーだが、生前の釈迦も王族時代に学んだ数々の武芸において才能豊かな人物であったと言われている。<br>弓術の腕前は他に並ぶものがいなかったと言われるほどに優れていたと伝えられており、馬術においては聡明駿馬なカンタカが釈迦の愛馬で、彼の出家を助けた話が特に有名である。さらには右手で象を持ち上げる釈迦の姿を描いた彫刻画が残っていることから、肉体的に相当恵まれていたことが伺える。<br>尤も、彼は生前釈迦族の王子であり、カースト制度におけるクシャトリア(武門、王族)階級の出身である為、武技に優れているのも当然といえる。
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*EXクラスの「カラリパヤット」に加え、筋力や耐久などのステータスも高水準ということで意外と武闘派なセイヴァーだが、生前の釈迦も王族時代に学んだ数々の武芸において才能豊かな人物であったと言われている。<br />弓術の腕前は他に並ぶものがいなかったと言われるほどに優れていたと伝えられており、馬術においては聡明駿馬なカンタカが釈迦の愛馬で、彼の出家を助けた話が特に有名である。さらには右手で象を持ち上げる釈迦の姿を描いた彫刻画が残っていることから、肉体的に相当恵まれていたことが伺える。<br />尤も、彼は生前釈迦族の王子であり、カースト制度におけるクシャトリア(武門、王族)階級の出身である為、武技に優れているのも当然といえる。
    
;キャラクターデザインなど
 
;キャラクターデザインなど
    
*初期のデザインコンセプトは「半分植物」。
 
*初期のデザインコンセプトは「半分植物」。
*装飾品を身に付けていることや如来特有の螺髪姿をしていないことから、本作の釈迦は仏の区分の内「菩薩」での現界を果たしているものと推測される。<br>これはセイヴァーに関する記述からも読み取れる。「菩薩」は釈迦の修行時代を描いているため、悟りを開き仏陀となった「如来」よりも以前の姿である。
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*装飾品を身に付けていることや如来特有の螺髪姿をしていないことから、本作の釈迦は仏の区分の内「菩薩」での現界を果たしているものと推測される。<br />これはセイヴァーに関する記述からも読み取れる。「菩薩」は釈迦の修行時代を描いているため、悟りを開き仏陀となった「如来」よりも以前の姿である。
 
*コハエースに登場した際にはラフなプリントTシャツ姿と救世主にはあまり似つかわしくない格好をしているが、こちらはおそらくマンガ『聖☆おにいさん』のブッダが元ネタあるいは参考にしていると思われる。『聖☆おにいさん』は東京都立川を舞台としたブッダとイエス(キリスト)の日常コメディ作品であり、宗教を取り扱った作品において高い知名度と人気を誇る。セイヴァーが型月ファンから愛称として「立川の聖人」と呼ばれることがあるのはこの作品に由来している。
 
*コハエースに登場した際にはラフなプリントTシャツ姿と救世主にはあまり似つかわしくない格好をしているが、こちらはおそらくマンガ『聖☆おにいさん』のブッダが元ネタあるいは参考にしていると思われる。『聖☆おにいさん』は東京都立川を舞台としたブッダとイエス(キリスト)の日常コメディ作品であり、宗教を取り扱った作品において高い知名度と人気を誇る。セイヴァーが型月ファンから愛称として「立川の聖人」と呼ばれることがあるのはこの作品に由来している。
  
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