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*誕生日:4月10日/血液型:型
 
*誕生日:4月10日/血液型:型
 
*身長:156cm/体重:1t
 
*身長:156cm/体重:1t
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*属性:秩序・中立
 
*スリーサイズ:B160/W63/H87
 
*スリーサイズ:B160/W63/H87
 
*CV:小倉唯
 
*CV:小倉唯
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;能力
 
;能力
:彼女達BBの分身(アルターエゴ)は、BBが自らの一部にある系列の複数の英霊を融合させて作り出した「英雄複合体」と呼ばれる存在で、複数の英霊の力を兼ね備えた人工サーヴァント。<br />更に基本ベースとして組み込まれているのは、ハイ・サーヴァントと呼ばれる神話上の女神であり、最高クラスの英霊と同等の戦闘能力を持つ。<br />BBは自分の中のエゴに適した女神を選び、その性質や力を抽出して組み合わせている。<br />彼女に組み込まれた女神は三柱。<br />一神目は破壊神シヴァの妻であり、盲目的に、そして献身的に夫を愛した美の女神パールヴァティー。<br />二神目はパールヴァティーの側面とされる戦いの女神ドゥルガー。ドゥルガーは十本の神剣を持っており、彼女の巨大な爪はその十の神剣が形を変えて具現化したもの。<br />三神目は[[セイバー (Apocrypha・黒)|恋した勇者]]に裏切られ哀しみと共に滅んだ戦乙女(ワルキューレ)であり、ワーグナーや『ヴォルスング・サガ』においては「ブリュンヒルデ」とも呼ばれるブリュンヒルト。<br />見た目通り、凄まじい怪力を振るう。その豪腕とかぎ爪がもたらす破壊力は英霊すら凌駕している。<br />またその内向的な性格から、非常に高い「気配遮断」の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]も持っているが、巨大な爪が邪魔になり接近するとすぐに気づかれてしまう。<br />実は誰も気づかなかっただけで、第一階層から主人公を尾行し、陰から見守っていたらしい。<br />集団戦において敵の標的になる確率が増すスキルである「被虐体質」を持ち、防御能力が上昇している。Aランクともなると、攻撃側は攻めれば攻めるほど冷静さを欠いていき、このスキルを持つ者のこと以外を考えることができなくなる。<br />その効果は絶大で、普段は全く隙を見せない[[アーチャー (EXTRA・緑)]]ですら主人公達に無防備な状態を晒した上で彼女を虐め続けるほど。<br />だが彼女の真の恐ろしさはアルターエゴにのみ許された特殊能力・idーes(イデス)にある。彼女のイデスはスキル『怪力』が進化して生まれた極限圧縮能力『トラッシュ&クラッシュ』で、「手に包んでしまえる物」なら何であれ圧縮することが出来ることが出来る能力。圧縮できる対象は「彼女の手より小さいもの」ではなく、彼女の視点上において「手に収まる物」なら対象として扱われる。つまり、彼女の視力が及ぶ限り遥か遠方に存在する標的にも使用可能で、対象の強度、質量、大きさを無視し極小にまで圧縮する事が出来る。<br />対象がアリーナのような数kmもある巨大構造物でも、全体を見渡せる位置で、その手に対象の全体像が収まれば彼女は『捉えた』と認識し、発動条件は満たされる。<br />遠近法を無視した物理干渉能力だが、対象が大きいほど時間がかかり、質量は圧縮前の十分の一程にしか軽量化できない。<br />彼女のトレードマークである巨大な胸は、虚数空間を利用して作られた廃棄場「ブレストバレー」。『トラッシュ&クラッシュ』でキューブにした物ならどんな容量であろうと無限に収納可能で、彼女自身の容量を超える物さえ収納することが可能だが、収納された生物は自力では絶対に這い上がることができない一種のブラックホールと化している。<br />圧縮された物は5センチ四方のキューブとなる。この状態となった物は、「破壊されていながら、形式としては以前ままで生き続けている」ことになるため例え誰であろうと、どのような手段を用いても元に戻すことは不可能で、キューブになった時点で「かつてそのようなデータであったモノ」に過ぎない廃棄物(ダストデータ)になってしまう。<br />この状態にされた者は厳密にはまだ「死亡」しておらず、ダストデータとして保存されているため死ぬことも出来ない。そのため蘇生も不可能で、彼女に捕えられた者は肉片と化したまま生き続けることになる。<br />ブレストバレー内部の人間は常に苦痛の声を上げているが、外部には絶対に聞こえることはない。
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:彼女達BBの分身(アルターエゴ)は、BBが自らの一部にある系列の複数の英霊を融合させて作り出した「英雄複合体」と呼ばれる存在で、複数の英霊の力を兼ね備えた人工サーヴァント。<br />更に基本ベースとして組み込まれているのは、ハイ・サーヴァントと呼ばれる神話上の女神であり、最高クラスの英霊と同等の戦闘能力を持つ。<br />BBは自分の中のエゴに適した女神を選び、その性質や力を抽出して組み合わせている。<br />彼女に組み込まれた女神は三柱。<br />一神目は破壊神シヴァの妻であり、盲目的に、そして献身的に夫を愛した美の女神パールヴァティー。<br />二神目はパールヴァティーの側面とされる戦いの女神ドゥルガー。ドゥルガーは十本の神剣を持っており、彼女の巨大な爪はその十の神剣が形を変えて具現化したもの。<br />三神目は[[セイバー (Apocrypha・黒)|恋した勇者]]に裏切られ哀しみと共に滅んだ戦乙女(ワルキューレ)であり、ワーグナーや『ヴォルスング・サガ』においては「ブリュンヒルデ」とも呼ばれるブリュンヒルト。<br />見た目通り、凄まじい怪力を振るう。その豪腕とかぎ爪がもたらす破壊力は英霊すら凌駕している。<br />またその内向的な性格から、非常に高い「気配遮断」の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]も持っているが、巨大な爪が邪魔になり接近するとすぐに気づかれてしまう。<br />実は誰も気づかなかっただけで、第一階層から主人公を尾行し、陰から見守っていたらしい。<br />集団戦において敵の標的になる確率が増すスキルである「被虐体質」を持ち、防御能力が上昇している。Aランクともなると、攻撃側は攻めれば攻めるほど冷静さを欠いていき、このスキルを持つ者のこと以外を考えることができなくなる。<br />その効果は絶大で、普段は全く隙を見せない[[アーチャー (EXTRA・緑)]]ですら主人公達に無防備な状態を晒した上で彼女を虐め続けるほど。<br />だが彼女の真の恐ろしさはアルターエゴにのみ許された特殊能力・idーes(イデス)にある。彼女のイデスはスキル『怪力』が進化して生まれた極限圧縮能力『トラッシュ&クラッシュ』で、「手に包んでしまえる物」なら何であれ圧縮することが出来ることが出来る能力。圧縮できる対象は「彼女の手より小さいもの」ではなく、彼女の視点上において「手に収まる物」なら対象として扱われる。つまり、彼女の視力が及ぶ限り遥か遠方に存在する標的にも使用可能で、対象の強度、質量、大きさを無視し極小にまで圧縮する事が出来る。<br />対象がアリーナのような数kmもある巨大構造物でも、全体を見渡せる位置で、その手に対象の全体像が収まれば彼女は『捉えた』と認識し、発動条件は満たされる。<br>遠近法を無視した物理干渉能力だが、対象が大きいほど時間がかかり、質量は圧縮前の十分の一程にしか軽量化できない。<br>彼女のトレードマークである巨大な胸は、虚数空間を利用して作られた廃棄場「ブレストバレー」。『トラッシュ&クラッシュ』でキューブにした物ならどんな容量であろうと無限に収納可能で、彼女自身の容量を超える物さえ収納することが可能だが、収納された生物は自力では絶対に這い上がることができない一種のブラックホールと化している。<br />圧縮された物は5センチ四方のキューブとなる。この状態となった物は、「破壊されていながら、形式としては以前ままで生き続けている」ことになるため例え誰であろうと、どのような手段を用いても元に戻すことは不可能で、キューブになった時点で「かつてそのようなデータであったモノ」に過ぎない廃棄物(ダストデータ)になってしまう。<br>この状態にされた者は厳密にはまだ「死亡」しておらず、ダストデータとして保存されているため死ぬことも出来ない。そのため蘇生も不可能で、彼女に捕えられた者は肉片と化したまま生き続けることになる。<br />ブレストバレー内部の人間は常に苦痛の声を上げているが、外部には絶対に聞こえることはない。<br>またBBやメルトリリスと違い、この力の応用で旧校舎に無理やり侵入する事が可能。
    
=== [[宝具]] ===
 
=== [[宝具]] ===
 
;死がふたりを分断つまで(ブリュンヒルデ・ロマンシア)
 
;死がふたりを分断つまで(ブリュンヒルデ・ロマンシア)
:対象への愛情が深ければ深いほどダメージと命中精度を増していく宝具。たとえそれが一方通行のものであっても、狙った相手は決して逃さない。<br />ドゥルガーの神剣を元に作られた両腕を射出し、完膚なきまでに打ちのめした後、咢のように構えた両爪で相手を飲み込むように圧縮粉砕する。<br />元々の所有者は戦乙女ブリュンヒルデ。自分を裏切り、その名誉を傷つけたシグルズ(ジークフリート)への復讐のために振るわれた愛憎の槍。厳密にはブリュンヒルデの夫に対する深い愛情と憎悪の念が槍の形をとったもの。<br />ゲーム的には強力な物理ダメージ+即死効果で、[[ラニ=VIII|ラニ]]特製の礼装「オシリスの砂塵」での即死効果の防御が必須となる。
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:ランク:C<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1<br>最大補足:1人
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:対象への愛情が深ければ深いほどダメージと命中精度を増していく宝具。たとえそれが一方通行のものであっても、狙った相手は決して逃さない。<br>ドゥルガーの神剣を元に作られた両腕を射出し、完膚なきまでに打ちのめした後、咢のように構えた両爪で相手を飲み込むように圧縮粉砕する。<br>元々の所有者は戦乙女ブリュンヒルデ。自分を裏切り、その名誉を傷つけたシグルズ(ジークフリート)への復讐のために振るわれた愛憎の槍。厳密にはブリュンヒルデの夫に対する深い愛情と憎悪の念が槍の形をとったもの。<br>ゲーム的には強力な物理ダメージ+即死効果で、[[ラニ=VIII|ラニ]]特製の礼装「オシリスの砂塵」での即死効果の防御が必須となる。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[BB]]
 
;[[BB]]
:主。だが彼女を「あの女」と呼びそうになったのを直前に「お母様」と言い直したり、逆に「お母様」と呼んだ後「あの女」と呼び直していたりと余り忠誠心は高くない。<br />対してBBもパッションリップを捨て駒程度にしか思っていない。
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:主。だが彼女を「あの女」と呼びそうになったのを直前に「お母様」と言い直したり、逆に「お母様」と呼んだ後「あの女」と呼び直していたりと余り忠誠心は高くない。<br>対してBBもパッションリップを捨て駒程度にしか思っていない。
    
;[[メルトリリス]]
 
;[[メルトリリス]]
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
'''Fate/EXTRA CCC'''
 
'''Fate/EXTRA CCC'''
;「そういう人たちなんて―――<br />一生潰れた箱のなかで、苦しみ続けて生きていればいいですよね?」
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;「そういう人たちなんて―――<br>一生潰れた箱のなかで、苦しみ続けて生きていればいいですよね?」
 
:NPCたちごとアリーナを潰したことをBBに問い詰められて。愛していたけど憎らしい、かつて自分を認めていてくれた人たちが生きているコト自体が苦しいのだと語る。パッションリップの怪物性が垣間見えるやりとり。
 
:NPCたちごとアリーナを潰したことをBBに問い詰められて。愛していたけど憎らしい、かつて自分を認めていてくれた人たちが生きているコト自体が苦しいのだと語る。パッションリップの怪物性が垣間見えるやりとり。
   −
;「わたしは……おかしくなんか、ない……<br />あなたがいないと……<br />生きていけない……だけ……」
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;「わたしは……おかしくなんか、ない……<br>あなたがいないと……<br>生きていけない……だけ……」
 
:「自分はおかしくない」と主張するが、「あなたがいないと生きていけない」ということが「おかしい」ことに気がつけない。
 
:「自分はおかしくない」と主張するが、「あなたがいないと生きていけない」ということが「おかしい」ことに気がつけない。
   −
;「'''あぁ、これが愛のカタチ………<br />わたし、分かっちゃいました。どうしても愛されず、憎まれる位なら……<br />いっそ、グチャグチャになって下さいっ!!<br /><br />これで、身も、心も、わたしのモノ………'''」
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;「'''あぁ、これが愛のカタチ………<br>わたし、分かっちゃいました。どうしても愛されず、憎まれる位なら……<br>いっそ、グチャグチャになって下さいっ!!<br><br>これで、身も、心も、わたしのモノ………'''」
:宝具発動。万物を圧壊させる純粋すぎる愛。
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:宝具発動。<br>万物を圧壊させる純粋すぎる愛。
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;「嬉しいって気持ちだけは……<br />きっと本当の、私の心です。」
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;「嬉しいって気持ちだけは……<br>きっと本当の、私の心です。」
 
:主人公と戦い、敗れ、そして許された。それによりやっと、わずかでも自分の「心」を理解することができた。しかし…
 
:主人公と戦い、敗れ、そして許された。それによりやっと、わずかでも自分の「心」を理解することができた。しかし…
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;「……そっか……好きじゃなくても、優しくしてくれるん、ですね……それが人間の矛盾……心、なんだ……」
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;「……そっか……好きじゃなくても、優しくしてくれるん、ですね<br>……それが人間の矛盾……心、なんだ……」
 
:CCCルートで主人公に許され、涙ながらに心を理解する。自分が特別な存在として意識されていないことを痛感しながら、同時に主人公の優しさを知った。<br />これをきっかけにリップは大きく精神的に成長(おもに罪悪感という観念の獲得)し、主人公に好かれるための努力をしようとするが…
 
:CCCルートで主人公に許され、涙ながらに心を理解する。自分が特別な存在として意識されていないことを痛感しながら、同時に主人公の優しさを知った。<br />これをきっかけにリップは大きく精神的に成長(おもに罪悪感という観念の獲得)し、主人公に好かれるための努力をしようとするが…
    
;「わたし、怖くないです。もう怖くないですよ、セン、パ――」
 
;「わたし、怖くないです。もう怖くないですよ、セン、パ――」
:傷つき、弱っていたところを何者かに襲撃され、リップはその命を失う。<br />自分の行動を後悔し、これは天罰なのだと運命を受け入れながらも、主人公の優しさを想いながら安らかな表情で消滅していった。<br />しかし後に実はこの時点では消滅していなかった事が判明し、同時に凄まじく残酷な最期を迎えた事が明らかになる。これも因果なのだろうか。
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:傷つき、弱っていたところを何者かに襲撃され、リップはその命を失う。<br>自分の行動を後悔し、これは天罰なのだと運命を受け入れながらも、主人公の優しさを想いながら安らかな表情で消滅していった。<br>しかし後に実はこの時点では消滅していなかった事が判明し、同時に凄まじく残酷な最期を迎えた事が明らかになる。これも因果なのだろうか。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*'''上半身が危ない人'''。爆乳な上にその胸を隠すものがサスペンダーのようなベルトしかなく、乳首にあたる部分以外ほとんど丸見えになっている。<br />そのサイズは全キャラクター中最大。体重も最大。この記録はこの先抜かれることはないだろう。というか抜いたらマズイ。
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*'''上半身が危ない人'''。爆乳な上にその胸を隠すものがサスペンダーのようなベルトしかなく、乳首にあたる部分以外ほとんど丸見えになっている。<br>そのサイズは全キャラクター中最大。体重も最大。この記録はこの先抜かれることはないだろう。というか抜いたらマズイ。
 
*アンデルセン曰く「性格はMだが恋愛対象への行動はS」「束縛の化身」。メルトリリスとは対照的。
 
*アンデルセン曰く「性格はMだが恋愛対象への行動はS」「束縛の化身」。メルトリリスとは対照的。
 
*巨大で重い爪を操るパワーを得るために相当のエネルギーを必要とするらしく、腹の虫を鳴らして撤退してしまう場面が多い。
 
*巨大で重い爪を操るパワーを得るために相当のエネルギーを必要とするらしく、腹の虫を鳴らして撤退してしまう場面が多い。
 
*構想段階ではメルトリリスとの姉妹攻撃もあったらしいが、その時点でリップがメルトリリスを嫌っているのは確定していたため、「(メルトごと)消滅してください!」といいつつメルトリリスをぶん投げる攻撃になったらしい。
 
*構想段階ではメルトリリスとの姉妹攻撃もあったらしいが、その時点でリップがメルトリリスを嫌っているのは確定していたため、「(メルトごと)消滅してください!」といいつつメルトリリスをぶん投げる攻撃になったらしい。
*女主人公相手でも「王子様」と呼ぶ。つまり、この娘もバイ。<br />女主人公は「王女様と呼ぶべきじゃないのか」と疑問を感じたが、彼女は小動物系と評されながらも言動や決断がいつも'''漢'''らしいので、あながち間違いでもない。
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*女主人公相手でも「王子様」と呼ぶ。つまり、この娘もバイ。<br>女主人公は「王女様と呼ぶべきじゃないのか」と疑問を感じたが、彼女は小動物系と評されながらも言動や決断がいつも'''漢'''らしいので、あながち間違いでもない。
 
*「被虐体質」はマイナス要素のみのスキルに見えるが、肉体が頑強な者や特殊な防御能力を持つ英霊がこのスキルを持っていると優れた護衛役として機能するらしい。こんなスキルを持っている英霊が存在するというのはなんだかイヤな話だが、実はこのスキルを持っていそうな[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|サーヴァント]]がすでに登場してしまっている。
 
*「被虐体質」はマイナス要素のみのスキルに見えるが、肉体が頑強な者や特殊な防御能力を持つ英霊がこのスキルを持っていると優れた護衛役として機能するらしい。こんなスキルを持っている英霊が存在するというのはなんだかイヤな話だが、実はこのスキルを持っていそうな[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|サーヴァント]]がすでに登場してしまっている。
**もっともあの強面マッチョを見ていじめたくなるかというと、どうにも疑問符を抱いでしまう。<br />「嗜虐性をくすぐる」という点で言えば、パッションリップにこそ相応しいスキルと言えよう。
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**もっともあの強面マッチョを見ていじめたくなるかというと、どうにも疑問符を抱いでしまう。<br>「嗜虐性をくすぐる」という点で言えば、パッションリップにこそ相応しいスキルと言えよう。
*彼女を構成する女神の一柱であるブリュンヒルデは世間ではヤンデレ扱いだが、どちらかと言えば、シグルズ(ジークフリート)の方が非は多い。<br />まず出会ってすぐに服を引っぺがすというとんでもない暴挙に遭ったのに(ヴォータンの呪いのせいで)泣き寝入りする羽目になり、更に結婚した後は義兄弟の妻として差し出されてしまう。<br />ブリュンヒルデは当初、夫は記憶を失う酒を飲まされてしまったのだから仕方がないと自分を納得させていたのだが、実際は記憶などとっくに取り戻しており、他の女とフラフラ遊びたいがために記憶喪失を利用していただけだった。<br />当然こんな男が裁きを受けないはずもなく、最終的にブリュンヒルデに謀殺されてしまう。ジークフリートが[[Fate/Apocrypha]]一巻で見せた高潔な姿勢を考えるとどうにも不自然な話だが、実際は彼にも結構やましい所があるのかもしれない。
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*彼女を構成する女神の一柱であるブリュンヒルデは世間ではヤンデレ扱いだが、どちらかと言えば、シグルズ(ジークフリート)の方が非は多い。<br />まず出会ってすぐに服を引っぺがすというとんでもない暴挙に遭ったのに(ヴォータンの呪いのせいで)泣き寝入りする羽目になり、更に結婚した後は義兄弟の妻として差し出されてしまう。<br>ブリュンヒルデは当初、夫は記憶を失う酒を飲まされてしまったのだから仕方がないと自分を納得させていたのだが、実際は記憶などとっくに取り戻しており、他の女とフラフラ遊びたいがために記憶喪失を利用していただけだった。<br />当然こんな男が裁きを受けないはずもなく、最終的にブリュンヒルデに謀殺されてしまう。ジークフリートが[[Fate/Apocrypha]]一巻で見せた高潔な姿勢を考えるとどうにも不自然な話だが、実際は彼にも結構やましい所があるのかもしれない。
 
**ただApocryphaに出てくるジークフリートは「ニーベルンゲンの歌」を基準にした存在なため、「エッダ」や「ヴォルスンガ・サガ」のシグルズとは別人である可能性が高い。
 
**ただApocryphaに出てくるジークフリートは「ニーベルンゲンの歌」を基準にした存在なため、「エッダ」や「ヴォルスンガ・サガ」のシグルズとは別人である可能性が高い。
 
***そもそも、劇中のサーヴァントらと史実における英雄達は同一性に欠ける点が多い。史実と性別の異なる[[セイバー|王様]]・[[セイバー (EXTRA・赤)|皇帝]]・[[ライダー (EXTRA)|海賊]]や、史実とは体格の異なる[[ライダー (第四次)|暴君]]等がいる辺り、ジークフリートの性格が異なっていても不思議ではない。
 
***そもそも、劇中のサーヴァントらと史実における英雄達は同一性に欠ける点が多い。史実と性別の異なる[[セイバー|王様]]・[[セイバー (EXTRA・赤)|皇帝]]・[[ライダー (EXTRA)|海賊]]や、史実とは体格の異なる[[ライダー (第四次)|暴君]]等がいる辺り、ジークフリートの性格が異なっていても不思議ではない。

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