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== ランサー (Apocrypha・赤) ==
 
== ランサー (Apocrypha・赤) ==
 
*真名:カルナ
 
*真名:カルナ
*身長:178cm/体重:75kg
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*身長:178cm/体重:65kg
 
*属性:中立・善
 
*属性:中立・善
 
*イメージカラー:暗中に輝く鋭利なる黄金
 
*イメージカラー:暗中に輝く鋭利なる黄金
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:[[ギルガメッシュ|英雄王]]と同等の戦闘能力を持った破格の大英雄。<br />人が扱うものとは思えないほどの大槍を並ぶ者無き技量で操り、石壁の如き神速の槍撃を放つ。その近接能力は黒のセイバーに匹敵し、技量ならば彼のも僅かに上回るとされる。<br />彼の槍撃はBランク以上の攻撃でなければ傷一つ負わない黒のセイバーの鎧を貫く威力を有しており、これは武器の性能だけでなく、凄まじい膂力と卓越した技があってこその物。<br />[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『魔力放出(炎)』を有し、燃え盛る炎が魔力となって槍に宿っており、更に攻撃力が増している。またこの炎を翼のように広げ飛行することも出来る。<br>また「[[クラス (アーチャー)|アーチャー]]」の適正も持っているため、夜、数キロ離れた先にいる車のナンバープレートを確認することが出来るほどの超視力を有している。<br />自己治癒能力も高く、魔力供給が十分ならば、体に負った多少の傷はすぐに完治してしまう。
 
:[[ギルガメッシュ|英雄王]]と同等の戦闘能力を持った破格の大英雄。<br />人が扱うものとは思えないほどの大槍を並ぶ者無き技量で操り、石壁の如き神速の槍撃を放つ。その近接能力は黒のセイバーに匹敵し、技量ならば彼のも僅かに上回るとされる。<br />彼の槍撃はBランク以上の攻撃でなければ傷一つ負わない黒のセイバーの鎧を貫く威力を有しており、これは武器の性能だけでなく、凄まじい膂力と卓越した技があってこその物。<br />[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『魔力放出(炎)』を有し、燃え盛る炎が魔力となって槍に宿っており、更に攻撃力が増している。またこの炎を翼のように広げ飛行することも出来る。<br>また「[[クラス (アーチャー)|アーチャー]]」の適正も持っているため、夜、数キロ離れた先にいる車のナンバープレートを確認することが出来るほどの超視力を有している。<br />自己治癒能力も高く、魔力供給が十分ならば、体に負った多少の傷はすぐに完治してしまう。
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=== [[宝具]] ===
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== [[宝具]] ==
 
;『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』
 
;『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』
 
: 彼の母クンティーが未婚の母となることに恐怖を感じ、 息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。 太陽の輝きを放つ、強力な防御型宝具。光そのものが形となった存在であるため、神々でさえ破壊は困難。彼の肉体と一体化している。<br />『CCC』における効果は、この宝具を身に纏う限り、彼への攻撃は物理、概念を問わず10分の1しかダメージが届かない。ムーンセルでも完全破壊することは不可能で、防具として使う物の中では、究極の宝具の一つ。<br>他者へ装備させる事も可能。また本人の「鎧が無いせいで傷が癒えない。ずっと瀕死のまま」という言葉から治癒能力も有する可能性がある。『Apocrupha』での自己治癒能力との関係性は不明。<br>ギルガメッシュの宝物庫にも存在せず、マハーバーラタで彼が「不死身の英雄」と称えられた理由の一つである。
 
: 彼の母クンティーが未婚の母となることに恐怖を感じ、 息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。 太陽の輝きを放つ、強力な防御型宝具。光そのものが形となった存在であるため、神々でさえ破壊は困難。彼の肉体と一体化している。<br />『CCC』における効果は、この宝具を身に纏う限り、彼への攻撃は物理、概念を問わず10分の1しかダメージが届かない。ムーンセルでも完全破壊することは不可能で、防具として使う物の中では、究極の宝具の一つ。<br>他者へ装備させる事も可能。また本人の「鎧が無いせいで傷が癒えない。ずっと瀕死のまま」という言葉から治癒能力も有する可能性がある。『Apocrupha』での自己治癒能力との関係性は不明。<br>ギルガメッシュの宝物庫にも存在せず、マハーバーラタで彼が「不死身の英雄」と称えられた理由の一つである。
    
;『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』
 
;『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』
:彼がバラモンのパラシュラーマから授けられた対軍、対国宝具。クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。<br />ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中するが、呪いにより実力が自分以上の相手には使用できない。<br />『CCC』では'''目からビームを撃つ'''という演出になっている。実際はビームではなく、彼が放つ強烈な眼力を視覚化させたモノで、ビームのように見えるのはゲーム的な演出との事。
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:彼がバラモンのパラシュラーマから授けられた対軍、対国宝具。クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。<br>ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中するが、呪いにより実力が自分以上の相手には使用できない。<br>『CCC』では'''目からビームを撃つ'''という演出になっている。実際はビームではなく、彼が放つ強烈な眼力を視覚化させたモノで、ビームのように見えるのはゲーム的な演出との事。
    
;『梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)』
 
;『梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)』
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;[[セイバー (Apocrypha・黒)]]
 
;[[セイバー (Apocrypha・黒)]]
 
:聖杯大戦で出会った好敵手。<br>彼の眼差しから生前因縁のあった人物を見出し、夜明けまで打ち合い、別れ際共に再戦を願っていたが………。
 
:聖杯大戦で出会った好敵手。<br>彼の眼差しから生前因縁のあった人物を見出し、夜明けまで打ち合い、別れ際共に再戦を願っていたが………。
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;[[ランサー (Apocrypha・黒)]]
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:その彼の王としての誇りを認め、自らの手で討ち果たそうと決意する。だが……
    
;[[シロウ・コトミネ]]
 
;[[シロウ・コトミネ]]
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;「——ああ、オレは実に運が良い。<br>黒のセイバー、<br>初戦にお前と打ち合えた幸運を心から感謝しよう。」
 
;「——ああ、オレは実に運が良い。<br>黒のセイバー、<br>初戦にお前と打ち合えた幸運を心から感謝しよう。」
 
:好敵手への惜しみない賞賛。<br>「お前を打ち倒すのは我が剣であり、槍であって欲しい」という、無垢な少年の夢のような思いを込め、彼らは互いを称える。
 
:好敵手への惜しみない賞賛。<br>「お前を打ち倒すのは我が剣であり、槍であって欲しい」という、無垢な少年の夢のような思いを込め、彼らは互いを称える。
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;「 ―――なるほど。苛烈だな、<RUBY><RB>串刺し公</RB><RT>カズィクル・ベイ</RT></RUBY>よ。お前にとって、この杭は攻撃であり防御であり、示威であり恐怖なのか。<br> 領地を定め、城を定め、守るべき物を定め、つまりお前はただ一騎で国家を形成しようとしている。<br> 祖国への愛が為せる業か。あるいは<RUBY><RB>為政者</RB><RT>おう</RT></RUBY>としての責任感故か。<br> だが、ここには従えるべき配下がいないぞ?王とは孤高であるべきかもしれぬ。だが、供回りのおらぬ王など存在しない。<br>……失策だったな、串刺し公。オレは英霊だ、国を相手取っても恐れはせん。」
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:黒のランサーとの戦闘時。<br>「神」に対する考えの違いから、怒りと憎悪を滾らせる串刺し公に対し、彼の心を見抜きながら静かに闘志を燃やす。<br>領王の誇りを称えながらも、不遜なまでの戦意を以て対峙し、自らの手で獲る事を決意する。だが……
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;「 ——執念、怨念、あるいは妄念か。<br> 魔術師でもなく、英雄でもなくなったお前は最早、誰でもない。<br> 『己ではない誰か』に為ったお前の苦痛は生半可なものではあるまい。<br>  未練を残すな、怪物。<RUBY><RB>疾</RB><RT>と</RT></RUBY>く消え去るがいい。」
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:吸血鬼へと変貌し、ダーニックに取り込まれてしまった黒のランサーに対して。<br>いつもの冷たい口調で、ともするとヴラドを見下しているように聞こえる。<br>だが実際は、名誉も誇りも奪われ、堕ちていった強敵への深い憐憫の念が込められている。 <br>「施しの英雄」と呼ばれた彼でも、日輪から目を背ける「人間でなくなった者」を救う事は出来ない。<br>出来るのは、これ以上の屈辱を味合せることなく、塵に帰すことだけであった。
    
'''''Fate/EXTRA CCC'''''
 
'''''Fate/EXTRA CCC'''''
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:宝具「梵天よ、我を呪え」、発動。<br>師から与えられた極意にして、三界を焼き尽くす天からの劫火。<br>というか、アルジュナも同じような事できるのか…。
 
:宝具「梵天よ、我を呪え」、発動。<br>師から与えられた極意にして、三界を焼き尽くす天からの劫火。<br>というか、アルジュナも同じような事できるのか…。
   −
;「それは欺瞞、独りよがりの愛だ。<br>貴女の愛で救えるのは、貴女だけだ。貴女の愛は貴女にしか向けられていない。<br />だが―――その気持ちに応えよう。<br>以後、戦において俺に及ばぬ兄弟を仕留める事は無い。俺が全力を尽くすのは、我が宿敵アルジュナだけだ。<br>自ら手にした場所へ帰るがいい。<br>………一度だけだが、息子と呼ばれた事には、感謝している。」
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;「それは欺瞞、独りよがりの愛だ。<br>貴女の愛で救えるのは、貴女だけだ。貴女の愛は貴女にしか向けられていない。<br>だが―――その気持ちに応えよう。<br>以後、戦において俺に及ばぬ兄弟を仕留める事は無い。俺が全力を尽くすのは、我が宿敵アルジュナだけだ。<br>自ら手にした場所へ帰るがいい。<br>………一度だけだが、息子と呼ばれた事には、感謝している。」
 
:説得に訪れた実の母クンティーへの答え。最後に「母としての情」に訴え、自らの過去を明かすという危険を冒してまで自分を説得しようという彼女の覚悟は「施しの英雄」である彼にとって酬いるに値するものだった。<br>この決断と誓いが自らの破滅を呼ぶことを理解していながら、彼はこの母に誓った言葉を守り続けた。<br>「利己的な母から生まれた」というもセイバーとの共通点だが、セイバーはいつも傍にいたはずの「母」と最後まで分かり合うことが出来ず公衆の面前で切り捨てる事になったのに対し、彼は幼い頃に自分を捨てた「母」を許し最後の最後で気持ちが通じた、という皮肉な違いがある。
 
:説得に訪れた実の母クンティーへの答え。最後に「母としての情」に訴え、自らの過去を明かすという危険を冒してまで自分を説得しようという彼女の覚悟は「施しの英雄」である彼にとって酬いるに値するものだった。<br>この決断と誓いが自らの破滅を呼ぶことを理解していながら、彼はこの母に誓った言葉を守り続けた。<br>「利己的な母から生まれた」というもセイバーとの共通点だが、セイバーはいつも傍にいたはずの「母」と最後まで分かり合うことが出来ず公衆の面前で切り捨てる事になったのに対し、彼は幼い頃に自分を捨てた「母」を許し最後の最後で気持ちが通じた、という皮肉な違いがある。
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**CCCのシナリオでは前半の実質最強ボスであり、高い攻撃力と防御力、HPに最強レベルの宝具やスキルを持ち、テストプレイした奈須氏が「本気で殺しにかかっている」と評する性能を持つ。
 
**CCCのシナリオでは前半の実質最強ボスであり、高い攻撃力と防御力、HPに最強レベルの宝具やスキルを持ち、テストプレイした奈須氏が「本気で殺しにかかっている」と評する性能を持つ。
 
*「CCC」では、「Apocrypha」と少しデザインが変わっている。<br>ワダ氏曰く、「大ぶりのファーを3Dモデルで再現するのが難しいとのことで、随分形を変えることになってしまいました。ですが、できるだけ印象を同じにしつつ、清廉さを少しでもお借りできるよう念じて描かせていただきました」との事。<br>だが本編においてハードのスペック不足だけではなく、鎧を失ったことでデザインが変わったという事実が判明した。
 
*「CCC」では、「Apocrypha」と少しデザインが変わっている。<br>ワダ氏曰く、「大ぶりのファーを3Dモデルで再現するのが難しいとのことで、随分形を変えることになってしまいました。ですが、できるだけ印象を同じにしつつ、清廉さを少しでもお借りできるよう念じて描かせていただきました」との事。<br>だが本編においてハードのスペック不足だけではなく、鎧を失ったことでデザインが変わったという事実が判明した。
*好敵手と見定め、再戦を約束したのにも関らず、黒のセイバーが予想外のアクシデントで消滅してしまった……。神に近い破格の英霊ですら、'''「槍兵」の呪い'''からは逃れられないのか。
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*好敵手と見定め、再戦を約束したのにも関らず、黒のセイバーが予想外のアクシデントで消滅してしまった……。更に黒のランサーもダーニックの奸計によって、決着が付けられなくなってしまった。<br>CCCでは三流のマスターに足を引っ張られて戦う機会を失い、Apocryphaでは十分なバックアップを受けられるが戦った相手はいつも途中で居なくなってしまう……。<br>神に近い破格の英霊ですら、'''「槍兵」の呪い'''からは逃れられないのか。
 
*「太陽神を父に持つ」「本来は複数のクラス適性を持つほどの大英雄」「呪いにより悲劇的な最期を遂げる」と時代も文化圏も全く異なるのにも関わらず、[[ランサー|クランの猛犬]]と不思議な共通点を持っている。<br>Fateでも共に「槍兵のクラスで召喚」され、「神父に利用される」など共通点が生まれてしまった。奈須氏が狙ってやった可能性もある。
 
*「太陽神を父に持つ」「本来は複数のクラス適性を持つほどの大英雄」「呪いにより悲劇的な最期を遂げる」と時代も文化圏も全く異なるのにも関わらず、[[ランサー|クランの猛犬]]と不思議な共通点を持っている。<br>Fateでも共に「槍兵のクラスで召喚」され、「神父に利用される」など共通点が生まれてしまった。奈須氏が狙ってやった可能性もある。
 
*伝承に伝われるようにその生涯は悲惨なもの。ジナコ曰く「(自分より)カルナの方が無念でいっぱいなのに、カルナがどれだけ欲しいものがあったか。どれだけ酷い生涯だったかなんてわかっているよ」。しかし、当の本人は不幸だと思っていないのか、幸運のランクをかなり高いランクに自己申告して変更している。また「CCC」では満足げに最期を迎えた。
 
*伝承に伝われるようにその生涯は悲惨なもの。ジナコ曰く「(自分より)カルナの方が無念でいっぱいなのに、カルナがどれだけ欲しいものがあったか。どれだけ酷い生涯だったかなんてわかっているよ」。しかし、当の本人は不幸だと思っていないのか、幸運のランクをかなり高いランクに自己申告して変更している。また「CCC」では満足げに最期を迎えた。

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