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1,940 バイト除去 、 2016年2月14日 (日) 13:14
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: ランク:EX<br />種別:対人宝具<br />レンジ:零<br />最大補足人数:1人
 
: ランク:EX<br />種別:対人宝具<br />レンジ:零<br />最大補足人数:1人
 
: セイヴァーの大宝具である究極の対個人宝具。下記の『転輪聖王(チャクラ・ヴァルティン)』の最大展開。
 
: セイヴァーの大宝具である究極の対個人宝具。下記の『転輪聖王(チャクラ・ヴァルティン)』の最大展開。
: 人類創生に匹敵するエネルギーを集中し、解放する。その時点の人類史の長さや版図の広がり、言い換えれば人口等によって威力が変動するが、何十億人分ものエネルギーを受けるため、理論上これに耐えられる人類は存在しない。EXTRAにおけるダメージ値は'''五十六億七千万'''(EXTRA世界の地球人口と同数と思われる)で、これを上回る威力を持った宝具は存在しない。
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: 人類創生に匹敵するエネルギーを集中し、解放する。その時点の人類史の長さや版図の広がり、言い換えれば人口等によって威力が変動するが、何十億人分ものエネルギーを受けるため、理論上これに耐えられる人類は存在しない。『EXTRA』におけるダメージ値は'''五十六億七千万'''(『EXTRA』世界の地球人口と同数と思われる)で、これを上回る威力を持った宝具は存在しない。
 
: ゲーム的には、転輪聖王ダメージ+特殊効果の表記無しでリトライ画面に飛ばされるため発動した時点でGAME OVERが確定、あらゆるHPも防御も蘇生SKILLも通じない。ただし、この宝具には発動までに時間を要し、ゲーム的にも相当の時間(14ターン)が必要。
 
: ゲーム的には、転輪聖王ダメージ+特殊効果の表記無しでリトライ画面に飛ばされるため発動した時点でGAME OVERが確定、あらゆるHPも防御も蘇生SKILLも通じない。ただし、この宝具には発動までに時間を要し、ゲーム的にも相当の時間(14ターン)が必要。
 
: また、人類を救う最終解脱説法なので、人外にあたり、かつ存在の規模が人類の版図を超えた存在が対象となると、無効化はされないが効果が軽減してしまう。
 
: また、人類を救う最終解脱説法なので、人外にあたり、かつ存在の規模が人類の版図を超えた存在が対象となると、無効化はされないが効果が軽減してしまう。
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
* 真名は作中では明言されておらず、『Fate/EXTRA material』でようやく「覚者(ブッダ)」と確定した。
 
* 真名は作中では明言されておらず、『Fate/EXTRA material』でようやく「覚者(ブッダ)」と確定した。
** リアルに誤解が多いがブッダ(仏陀)は個人名ではない。悟りを開いた者の称号といったもの。つまり冬木の聖杯戦争における[[クラス (アサシン)|アサシン]]のように「覚者の称号を持つ何者か」であって、個人名までは特定していない。
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** リアルに誤解が多いがブッダ(仏陀)は個人名ではない。悟りを開いた者の称号といったもの。つまり冬木の聖杯戦争における[[ハサン・サッバーハ]]のように「覚者の称号を持つ何者か」であって、個人名までは特定していない。
 
** ただし、容姿やトワイスなどからされる紹介、使用スキルなどから、ほぼ間違いなく「釈迦(ゴータマ)」であると推察できる。
 
** ただし、容姿やトワイスなどからされる紹介、使用スキルなどから、ほぼ間違いなく「釈迦(ゴータマ)」であると推察できる。
 
** ビジュアルファンブックでは、キャラクター原案の武内氏が「手塚治虫の○○○を買ってきて一気読みした」と、伏字にはしているがほぼ確定的なコメントをしている。
 
** ビジュアルファンブックでは、キャラクター原案の武内氏が「手塚治虫の○○○を買ってきて一気読みした」と、伏字にはしているがほぼ確定的なコメントをしている。
*** (主に八極拳関連で)武内氏が影響を受けていると思われるマンガ『拳児』には、カラリパヤットがちょっとだけ登場する。登場といっても飛び蹴りを1発出して木の枝を折っただけであり、どういう武術なのかはほとんど分からない。穿った見方をするならば、セイヴァーがゲーム中で格闘技を使わないのはこのためかもしれない。
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* このサーヴァントを獲得するマスターは、善悪はどうあれ『人類を救う』理念に開眼している。
* ちなみに普通、宗教的な意味でセイヴァーという時はsaviorである。saverではレスキュー隊に近いニュアンスで、ちょっとした善性の英霊なら誰でもなれそうなクラスになってしまう。日本語で「救世主」とまでは言わないのと同様の配慮と思われる。
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** あるいは「覚者(ブッダ)」という英霊が規格外なだけで、「セイヴァーというクラス」その物はそこまで特別なクラスではないのかもしれない。
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* 「セイヴァー」の選定条件は不明。
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** このサーヴァントを獲得するマスターは、善悪はどうあれ『人類を救う』理念に開眼している。
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** 別の救世者が天敵というからには最低他に一人は救世者がいることになる。
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*** すでに登場しているメンツでは、殺生院キアラがセイヴァーに該当してしまう。そして実際、「この世、すべての欲」は解脱した覚者には効かず、「一に還る転生」は人類版図を越えてしまったキアラには効果が薄まるため、セイヴァーにとってもキアラは天敵に近い存在と言える。
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*** ただし、『Fate/EXTRA material』によれば、釈迦であれば魔性菩薩の情欲を全て受け流して宥められる、とも言及されており、天敵と言うより抑止と言った方が正しい。
   
* 「対英雄」や「菩提樹の悟り:EX」は極めて強力なスキルだが、主人公のサーヴァントは、反英雄や神性を持つサーヴァントが多く、運よくこのスキルを軽減出来る条件が揃っている。
 
* 「対英雄」や「菩提樹の悟り:EX」は極めて強力なスキルだが、主人公のサーヴァントは、反英雄や神性を持つサーヴァントが多く、運よくこのスキルを軽減出来る条件が揃っている。
 
* 歴代二人目となる『カリスマ:A+』の持ち主。<br />それまでは英雄王[[ギルガメッシュ]]しか該当者のいなかったランクだけに、セイヴァーの突出したカリスマ性が見て取れる。<br />もっともセイヴァーは全世界に広まる大宗教の一つ、その開祖であり、数多の人々を信仰の下に救ってきた救世主にして、現代社会において多大なる影響を現在進行形で与えている偉人である。そのため、『カリスマ:A+』という評価はむしろ妥当といえるだろう。
 
* 歴代二人目となる『カリスマ:A+』の持ち主。<br />それまでは英雄王[[ギルガメッシュ]]しか該当者のいなかったランクだけに、セイヴァーの突出したカリスマ性が見て取れる。<br />もっともセイヴァーは全世界に広まる大宗教の一つ、その開祖であり、数多の人々を信仰の下に救ってきた救世主にして、現代社会において多大なる影響を現在進行形で与えている偉人である。そのため、『カリスマ:A+』という評価はむしろ妥当といえるだろう。
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;「救世者」のクラス
 
;「救世者」のクラス
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*セイヴァーはセイバーのもじり。このクラス自体は、オリジナルFateからのオマージュ。なお、あの人なのは、EXTRA制作時の酒の席でノリで思い付いたとのこと。
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*セイヴァーはセイバーのもじり。このクラス自体は、オリジナルFateのオマージュ。なお、あの人なのは、『EXTRA』制作時の酒の席でノリで思い付いたとのこと。
**オリジナルFateをリメイクした[[Fate/Prototype]]では、セイヴァーではなく[[ビースト]]という特殊クラスが登場する。オリジナルFateのセイヴァーが誰だったかは不明。
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**オリジナルFateをリメイクした『[[Fate/Prototype]]』では、セイヴァーではなく[[ビースト]]という特殊クラスが登場する。オリジナルFateのセイヴァーが誰だったかは不明。
***一応、Protoではビーストのクラスの存在意義(黙示録の獣としての機能)が語られており、おのずと誰が選ばれたかも推測出来る。そこから見て、聖杯戦争などというネーミングの通り、おそらく後述の「聖杯」という概念を生み出した方だと思われる。
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***一応、『Proto』ではビーストのクラスの存在意義(黙示録の獣としての機能)が語られており、おのずと誰が選ばれたかも推測出来る。そこから見て、聖杯戦争などというネーミングの通り、おそらく後述の「聖杯」という概念を生み出した方だと思われる。
 
**そもそもこの御方が呼べるなら'''本物の聖杯があった所で要らないレベル'''かもしれない。
 
**そもそもこの御方が呼べるなら'''本物の聖杯があった所で要らないレベル'''かもしれない。
***この御方と同格にセイヴァークラスで呼べそうな存在といえばメジャー宗教的には約二名プレイヤー諸兄は浮かべられると思う。<br />だがまず一人はそもそも'''「聖杯」という概念を生み出した'''存在、もう一人は今でも'''その姿を露骨に描写しようものならリアルアサシンが殺しにやってくる'''存在。<br />こう考えると彼は一番セイヴァーとして登場させるには無難な存在であったのだろう。
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* 「セイヴァー」の選定条件は不明。
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**別の救世者が天敵というからには最低他に一人は救世者がいることになる。この御方と同格にセイヴァークラスで呼べそうな存在といえばメジャー宗教的には約二名プレイヤー諸兄は浮かべられると思う。<br />だがまず一人はそもそも'''「聖杯」という概念を生み出した'''存在、もう一人は今でも'''その姿を露骨に描写しようものならリアルアサシンが殺しにやってくる'''存在。<br />こう考えると彼は一番セイヴァーとして登場させるには無難な存在であったのだろう。
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* ちなみに普通、宗教的な意味でセイヴァーという時はsaviorである。saverではレスキュー隊に近いニュアンスで、ちょっとした善性の英霊なら誰でもなれそうなクラスになってしまう。日本語で「救世主」とまでは言わないのと同様の配慮と思われる。
    
;本来の強さについて
 
;本来の強さについて
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*EXTRA当時から、英霊としては破格の存在であるにも関わらず実際の強さはさほどでもなく、また敗北後も黒いノイズに侵食される事もなく還っていることから、セイヴァーは本気を出していない、もしくは余力を残しているのではないか?と推測する人は多かった。<br />サーヴァントとして召喚に応じた際に課した制約によって、神霊をも超える本来の規模より遥かに小さい英霊としての力を発揮するに留めているが、英霊としての力もそれまでのサーヴァントを上回る力を有するらしい。
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*『EXTRA』当時から、英霊としては破格の存在であるにも関わらず実際の強さはさほどでもなく、また敗北後も黒いノイズに侵食される事もなく還っていることから、セイヴァーは本気を出していない、もしくは余力を残しているのではないか?と推測する人は多かった。<br />サーヴァントとして召喚に応じた際に課した制約によって、神霊をも超える本来の規模より遥かに小さい英霊としての力を発揮するに留めているが、英霊としての力もそれまでのサーヴァントを上回る力を有するらしい。
 
**サーヴァントとして制約を課した英霊としても『カラリパヤット:EX』があるのに終始座禅を組んで一歩も動かず、その格闘能力を披露しない等、かなり手加減をした戦いではあった模様。
 
**サーヴァントとして制約を課した英霊としても『カラリパヤット:EX』があるのに終始座禅を組んで一歩も動かず、その格闘能力を披露しない等、かなり手加減をした戦いではあった模様。
 
***格闘能力については、冗談半分だが「なんとかできるのはプラトン([[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]版)ぐらい」とのこと。……なお、このプラトンの格闘技は、'''「人類で最も人間心理に通じているため、いかなる攻撃も避けてしまい、ただ歩いて殴るだけで相手は防御もできずやられる」'''というレベルの代物。つくづく、手加減をしてくれたことが有り難い。
 
***格闘能力については、冗談半分だが「なんとかできるのはプラトン([[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]版)ぐらい」とのこと。……なお、このプラトンの格闘技は、'''「人類で最も人間心理に通じているため、いかなる攻撃も避けてしまい、ただ歩いて殴るだけで相手は防御もできずやられる」'''というレベルの代物。つくづく、手加減をしてくれたことが有り難い。
***少々商業的で身も蓋もない言い方をすると、EXTRAは続編の『CCC』と違い予算は少な目で制作された為、3Dモーションがガードやアタック、スキルや敗北時の前倒れにおいてまで腕と上半身位しか動かないこのお釈迦様は'''製作者にとってもかなり救世主'''だった故に座禅戦闘オンリーだった可能性がある。
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***少々商業的で身も蓋もない言い方をすると、『EXTRA』は続編の『CCC』と違い予算は少な目で制作された為、3Dモーションがガードやアタック、スキルや敗北時の前倒れにおいてまで腕と上半身位しか動かず座禅戦闘オンリーだったのは予算の都合だった可能性もある。
**『西遊記』にその名を知られ、数多の神仏の軍勢を打ち破った「斉天大聖」孫悟空は、この御方の血が滴った岩から生まれた、という伝説がある。[[玉藻の前|分身の彼女]]が百万の軍勢を生み出せる、というのも頷ける。<br />同じように[[メドゥーサ|元が神霊の彼女]]も、その血からペガサスを生み出している。<br />尤も、生まれた直後に神仙達を戦慄させた悟空と、一介の魔獣であるペガサスでは比べようもない。元になった存在がどれほど次元違いかがわかるだろう。
   
*EXクラスの「カラリパヤット」に加え、筋力や耐久などのステータスも高水準ということで意外と武闘派なセイヴァーだが、生前の釈迦も王族時代に学んだ数々の武芸において才能豊かな人物であったと言われている。<br />弓術の腕前は他に並ぶものがいなかったと言われるほどに優れていたと伝えられており、馬術においては聡明駿馬なカンタカが釈迦の愛馬で、彼の出家を助けた話が特に有名である。さらには右手で象を持ち上げる釈迦の姿を描いた彫刻画が残っていることから、肉体的に相当恵まれていたことが伺える。<br />尤も、彼は生前釈迦族の王子であり、カースト制度におけるクシャトリア(武門、王族)階級の出身である為、武技に優れているのも当然といえる。
 
*EXクラスの「カラリパヤット」に加え、筋力や耐久などのステータスも高水準ということで意外と武闘派なセイヴァーだが、生前の釈迦も王族時代に学んだ数々の武芸において才能豊かな人物であったと言われている。<br />弓術の腕前は他に並ぶものがいなかったと言われるほどに優れていたと伝えられており、馬術においては聡明駿馬なカンタカが釈迦の愛馬で、彼の出家を助けた話が特に有名である。さらには右手で象を持ち上げる釈迦の姿を描いた彫刻画が残っていることから、肉体的に相当恵まれていたことが伺える。<br />尤も、彼は生前釈迦族の王子であり、カースト制度におけるクシャトリア(武門、王族)階級の出身である為、武技に優れているのも当然といえる。
  
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