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**一応死後に後陽成天皇から『豊国大明神』という神号が与えられており、現在は神として祀られているが、『日輪の子』は「秀吉の生涯そのものを象徴した宝具」であり、秀吉が神号を得たのはあくまで「死後」なので、理由としては関係ないかと思われる。<br><del>まあ、経験値氏作のサーヴァントが実話や逸話から反映せず、殆ど一般的なイメージからの創作になってしまっているのは今に始まった話でもないが</del>。
**一応死後に後陽成天皇から『豊国大明神』という神号が与えられており、現在は神として祀られているが、『日輪の子』は「秀吉の生涯そのものを象徴した宝具」であり、秀吉が神号を得たのはあくまで「死後」なので、理由としては関係ないかと思われる。<br><del>まあ、経験値氏作のサーヴァントが実話や逸話から反映せず、殆ど一般的なイメージからの創作になってしまっているのは今に始まった話でもないが</del>。
***また、家康も死後に『東照大権現』の神号を与えられ、神として祀られているのだがコエハースに登場した際は神性を持っていなかった(一応、影武者だからという理由もあるのだが)。この点から見ても、死後の経歴は神性スキルに影響しないと見るのが妥当と思われる。もっとも「死後神として祀られた」と言う経歴を持つ英霊もごまんといるので、彼に限った話ではなかったりもするのだが。
***また、家康も死後に『東照大権現』の神号を与えられ、神として祀られているのだがコエハースに登場した際は神性を持っていなかった(一応、影武者だからという理由もあるのだが)。この点から見ても、死後の経歴は神性スキルに影響しないと見るのが妥当と思われる。もっとも「死後神として祀られた」と言う経歴を持つ英霊もごまんといるので、彼に限った話ではなかったりもするのだが。
*時間の経過で真名が「羽柴秀吉」から「豊臣秀吉」に変化するが、これも厳密に言えば誤りである。この時代の人間は、普段から名乗る一般的な「苗字」と、一族の始祖が天皇から賜り公的な文章に記載する「本姓」の2つを持っており、羽柴は彼が名乗り続けた苗字、豊臣は関白になる時に天皇から賜った本姓。つまり、改めたのではなく全く別の物であり彼の氏名は一生涯に渡り「羽柴秀吉」のまま。
*時間の経過で真名が「羽柴秀吉」から「豊臣秀吉」に変化するが、これも厳密に言えば誤りである。この時代の人間は、普段から名乗る一般的な「苗字」と、一族の始祖が天皇から賜り公的な文章に記載する「本姓」の2つを持っており、羽柴は彼が名乗り続けた苗字、豊臣は関白になる時に天皇から賜った本姓。つまり、改めたのではなく全く別の物。彼の氏名は一生涯に渡り「羽柴秀吉」のままであり、そこに「豊臣秀吉」と言う名が**追加された**訳である。ちなみに読みは「とよとみ**の**ひでよし」。
**ちなみに織田信長の本姓は平、徳川家康の本姓は源であるため、「豊臣秀吉」と言う呼び名は平信長、源家康と呼ぶようなもの。間違いではないし、実際公的文章にはそのような記載もあるが、現代の感覚で言えば違和感がある事が分かるだろう。
**ちなみに織田信長の本姓は平、徳川家康の本姓は源であるため、「豊臣秀吉」と言う呼び名は平信長、源家康と呼ぶようなもの。間違いではないし、実際公的文章にはそのような記載もあるが、現代の感覚で言えば違和感がある事が分かるだろう。
**とはいえ、苗字と本姓と言う制度の理解の難しさもあり、改姓したと言う誤解はすでに一般に定着しているので、Fateでこの真名を採用するのも悪いとは言えないだろう。ちなみに「誤解がそのまま一般に定着し、真名に採用された例」は、他に[[アルトリア・ペンドラゴン]](ペンドラゴンは姓ではなく父ウーサーの称号)がある。
**とはいえ、苗字と本姓と言う制度の理解の難しさもあり、改姓したと言う誤解はすでに一般に定着しているので、Fateでこの真名を採用するのも悪いとは言えないだろう。ちなみに「誤解がそのまま一般に定着し、真名に採用された例」は、他に[[アルトリア・ペンドラゴン]](ペンドラゴンは姓ではなく父ウーサーの称号)がある。