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2,477 バイト除去 、 2016年4月24日 (日) 20:16
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人間を超越した能力を持つが、それは長大な寿命を活かして能力を磨き上げた結果である。彼らの力は「人間の延長線上」にあり、人間の寿命が数千年単位以上であったならば誰でも同等の能力が得られることになる。<br />不老不死である吸血鬼の肉体は、人間という器にとって過ぎたモノである故、彼らの肉体は急速に劣化していく。それを補うために、他人の血液を吸って、肉体を固定させている。言い方を変えるならば「エネルギーを補給し続ける必要がある不老不死」。<br>長い年月を生きたものほど損傷が大きく、それを補うには通常の生命では間に合わなくなるため、人間よりも種として優れる動物を取り込むことも。取り込んだ動物は使い魔のように使役することが可能。
 
人間を超越した能力を持つが、それは長大な寿命を活かして能力を磨き上げた結果である。彼らの力は「人間の延長線上」にあり、人間の寿命が数千年単位以上であったならば誰でも同等の能力が得られることになる。<br />不老不死である吸血鬼の肉体は、人間という器にとって過ぎたモノである故、彼らの肉体は急速に劣化していく。それを補うために、他人の血液を吸って、肉体を固定させている。言い方を変えるならば「エネルギーを補給し続ける必要がある不老不死」。<br>長い年月を生きたものほど損傷が大きく、それを補うには通常の生命では間に合わなくなるため、人間よりも種として優れる動物を取り込むことも。取り込んだ動物は使い魔のように使役することが可能。
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死徒は「人類史を否定するモノ。人間世界のルールを汚すために存在してきたもの」である。故に、死徒は「人が作りし宝具」「神が人のために用意した宝具」による加護を否定することが出来る。
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英霊が「人類史を肯定するモノ。人間世界の秩序を護るもの」であるのに対して、死徒は「人類史を否定するモノ。人間世界のルールを汚すために存在してきたもの」である。故に、死徒は「人が作りし宝具」「神が人のために用意した宝具」による加護を否定することが出来る。<br />『Fake』にて死徒ジェスターがオーランド配下の宝具を持った警官たちと接触した際には宝具の能力を無効化し一方的に蹂躙する力を見せている。<br />逆に英霊がサーヴァントとして召喚され得るような人理が命として脈動する世界(『Fate』世界)では死徒は弱体化し、『月姫』世界ほどの力を持てないとされている。
『Fake』にて死徒ジェスターがオーランド配下の宝具を持った警官たちと接触した際には『宝具のダガーをクッキーのように噛み砕いて破片を飲み込む』『宝具の槍で肉食獣の爪の如き速さで突きこまれた槍が指先一つで受け止められた後に砕け散る』といとも容易く宝具を破壊しただけでなく、棒立ち状態でも『音速に近い速度で放たれた三本の金色の矢が、ジェスターに接近するに従ってくすみ、届いた時にはただの鉄弓になって服すら破けずに弾かれる』『宝具の斧から放たれた「距離を無視して敵を斬り潰す斬撃」がジェスターの髪の毛一つ揺るがせられない』『宝具の大盾を構えたジェスターへの突進が全ての勢いを跳ね返されて突進したほうが大きなダメージを受ける』結果となり、更に『ジェスターに攻撃すればするほど体力が失われるような謎の疲労感により警官隊に膝を付かせる』と理不尽ゲーもかくやという一方的な在り様になっている。
      
=== 死徒二十七祖 ===
 
=== 死徒二十七祖 ===
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*奈須氏曰わく平均的なサーヴァントと祖が闘えば互角だが基本的にはサーヴァント側が有利。<br />特に五次の三騎士である[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[エミヤ|アーチャー]]、[[クー・フーリン|ランサー]]の三体は楽勝だという。<br />後に相性に寄る所が大きく、互いに殺す手段がある以上は状況次第とも発言している。<br />但し、プライミッツ・マーダーとORTは別格と語っている。
 
*奈須氏曰わく平均的なサーヴァントと祖が闘えば互角だが基本的にはサーヴァント側が有利。<br />特に五次の三騎士である[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[エミヤ|アーチャー]]、[[クー・フーリン|ランサー]]の三体は楽勝だという。<br />後に相性に寄る所が大きく、互いに殺す手段がある以上は状況次第とも発言している。<br />但し、プライミッツ・マーダーとORTは別格と語っている。
 
*魔術的な手段による死徒化の具体的な方法は出てきてなかったが、ネロは死徒となる際に決めた盟約に逆らえないと何らかの制限をほのめかしている。シャーレイは薬による不完全とはいえ死徒化を果たしたが、そのような制限などは見受けられていない。
 
*魔術的な手段による死徒化の具体的な方法は出てきてなかったが、ネロは死徒となる際に決めた盟約に逆らえないと何らかの制限をほのめかしている。シャーレイは薬による不完全とはいえ死徒化を果たしたが、そのような制限などは見受けられていない。
*英霊が「人類史を肯定するモノ。人間世界の秩序を護るもの」であるのに対して、死徒は「人類史を否定するモノ。人間世界のルールを汚すために存在してきたもの」である。故に、死徒は「人が作りし宝具」「神が人のために用意した宝具」による加護を否定することが出来る。<br>『Fake』にて死徒ジェスターが[[オーランド・リーヴ|オーランド]]配下の宝具を持った警官たちと接触した際には『宝具のダガーをクッキーのように噛み砕いて破片を飲み込む』『宝具の槍で肉食獣の爪の如き速さで突きこまれた槍が指先一つで受け止められた後に砕け散る』といとも容易く宝具を破壊しただけでなく、棒立ち状態でも『音速に近い速度で放たれた三本の金色の矢が、ジェスターに接近するに従ってくすみ、届いた時にはただの鉄弓になって服すら破けずに弾かれる』『宝具の斧から放たれた「距離を無視して敵を斬り潰す斬撃」がジェスターの髪の毛一つ揺るがせられない』『宝具の大盾を構えたジェスターへの突進が全ての勢いを跳ね返されて突進したほうが大きなダメージを受ける』結果となり、更に『ジェスターに攻撃すればするほど体力が失われるような謎の疲労感により警官隊に膝を付かせる』と理不尽ゲーもかくやという一方的な在り様になっている。<br>ただしジェスター本人も「人の身である君達がいくら宝具を使おうと敗北は必然」と語る一方で「もちろん、同じ宝具でも『座』の使者たる英霊が使うなら話は別だがな。英霊ならば私に勝てたかもしれん」と言っており、あくまで上のような一方的な格差は人間が宝具を振るった時の場合の模様(実際[[アサシン (Fake)|アサシン]]の『妄想心音』は通用した)。<br>また、[[ハンザ・セルバンテス]]曰く「'''このレベルの死徒には'''、聖別された専用の武器を使うか……魔眼や獣化の『特異点』持ち、あるいは純粋に高レベルの魔術師でも無い限り対処できない」とのことで、同じ宝具でもジェスターのレベル未満の死徒に対して使った場合はまた別の結果になる可能性もあると思われる。<br>他に、[[アレクサンドル・デュマ|キャスター]]も「'''今の装備じゃ'''、勝ち目ねえぞ?」「'''今のカスタマイズは'''『人の力』を押し上げるのに特化してるからな」と宝具の能力の相性によってはまた別であることを仄めかしている。
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*上述通りジェスターはオーランド配下の宝具を破壊しているが、ジェスター本人が「同じ宝具でも『座』の使者たる英霊が使うなら話は別」「英霊ならば私に勝てたかも」と語っており、あくまで上のような一方的な格差は人間が宝具を振るった時の場合の模様(実際[[アサシン (Fake)|アサシン]]の『妄想心音』は通用した)。<br>また、[[ハンザ・セルバンテス]]曰く「'''このレベルの死徒には'''、聖別された専用の武器を使うか……魔眼や獣化の『特異点』持ち、あるいは純粋に高レベルの魔術師でも無い限り対処できない」とのことで、同じ宝具でもジェスターのレベル未満の死徒に対して使った場合はまた別の結果になる可能性もあると思われる。<br>他に、[[アレクサンドル・デュマ|キャスター]]も「'''今の装備じゃ'''、勝ち目ねえぞ?」「'''今のカスタマイズは'''『人の力』を押し上げるのに特化してるからな」と宝具の能力の相性によってはまた別であることを仄めかしている。
**この相性関係の初出は外伝の『Fake』だが、タイプムーンエース10のインタビューによると「ジェスターに人間の使う宝具は効かない」設定は奈須きのこから頂いたとのこと。
   
*リメイク版月姫では死徒二十七祖の設定や序列が一新される。具体的には当時は新しいと思ったが今となってはやり尽くされていてつまらないと判断したものを削除したり、重要性が増したものにさらに手を加えたり等。
 
*リメイク版月姫では死徒二十七祖の設定や序列が一新される。具体的には当時は新しいと思ったが今となってはやり尽くされていてつまらないと判断したものを削除したり、重要性が増したものにさらに手を加えたり等。
  
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