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| ;人物 | | ;人物 |
| :セイバー以外の六騎しか存在しないはずの偽りの聖杯戦争に姿を表した「七騎目」のサーヴァント。 | | :セイバー以外の六騎しか存在しないはずの偽りの聖杯戦争に姿を表した「七騎目」のサーヴァント。 |
− | :偽りの聖杯戦争最後のサーヴァントにして「真なる聖杯戦争」最初のサーヴァントとなるはずの存在で、偽りと真実を併せ持つ橋渡しとなる英雄らしい。 | + | :偽りの聖杯戦争最後のサーヴァントにして「真なる聖杯戦争」最初のサーヴァントとなるはずの存在で、偽りと真実を併せ持つ橋渡しとなる英雄。 |
− | :真名はリチャード。『<ruby><rb>'''獅子心王'''</rb><rt>ライオンハート</rt></ruby>』の異名で知られる、中世ノルマンディーの君主にしてイングランド王である。
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− | :『'''彷徨える王'''』の異名も持ち、未だ神代の残滓を残していたイングランドで『神話と歴史の境目を彷徨っていた』最後の王として、比較的新しい時代の王ながらも色濃い神秘に触れていた。
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| :容姿はまだ若く、10代後半から20代前半ほどの青年。金髪に赤毛混じりの髪で、「古い西洋の貴族、ないし王族」とわかる荘厳な装束に身を包み、瞳は獣のように爛々と輝いている。 | | :容姿はまだ若く、10代後半から20代前半ほどの青年。金髪に赤毛混じりの髪で、「古い西洋の貴族、ないし王族」とわかる荘厳な装束に身を包み、瞳は獣のように爛々と輝いている。 |
| :人の上に立つカリスマ性と包容力を持ちながらも、悪童めいた稚気と悪戯心も同時に併せ持っている。あらゆる国と時代、全てのジャンルの音楽をこよなく愛し、どんな歌や曲でも聞きたがる音楽好き。 | | :人の上に立つカリスマ性と包容力を持ちながらも、悪童めいた稚気と悪戯心も同時に併せ持っている。あらゆる国と時代、全てのジャンルの音楽をこよなく愛し、どんな歌や曲でも聞きたがる音楽好き。 |
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| ;永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー) | | ;永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー) |
| :ランク:<br>種別:<br>レンジ:<br>最大捕捉: | | :ランク:<br>種別:<br>レンジ:<br>最大捕捉: |
− | :手にする物を全て擬似エクスカリバーとする宝具。 | + | :手にする物を全て擬似的にエクスカリバーとする宝具。 |
| :召喚直後は持っていた装飾剣から雷撃の如き光の斬撃を繰り出し、全力には程遠い一撃でありながら、一振りで州有数規模のオペラハウスを半壊させている。手にしたものはナイフだろうが丸めた紙だろうが、それこそ落ちていた枝であろうがエクスカリバーと化し、光の斬撃を放つことができる。ただし、枝のように得物の強度が脆ければ一発撃っただけで消し炭となってしまうため、連発するためには相応の武器が必要。斬撃の威力も武器の質によって変動する。 | | :召喚直後は持っていた装飾剣から雷撃の如き光の斬撃を繰り出し、全力には程遠い一撃でありながら、一振りで州有数規模のオペラハウスを半壊させている。手にしたものはナイフだろうが丸めた紙だろうが、それこそ落ちていた枝であろうがエクスカリバーと化し、光の斬撃を放つことができる。ただし、枝のように得物の強度が脆ければ一発撃っただけで消し炭となってしまうため、連発するためには相応の武器が必要。斬撃の威力も武器の質によって変動する。 |
− | :武器そのものではなく、生前のアーサー王フリークとしての逸話が昇華されたタイプの宝具であり、本人が言及しているが、[[ランスロット]]の宝具と性質が似ている。 | + | :武器そのものではなく、生前のアーサー王フリークとしての逸話が昇華されたタイプの宝具であり、本人が言及しているが、[[ランスロット]]の宝具「騎士は徒手にて死せず」と性質が似ている。 |
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| ;名称不明 | | ;名称不明 |
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| ==真名:リチャード== | | ==真名:リチャード== |
− | :リチャード。ノルマンディーの君主にしてイングランドの王。「獅子心王」と「彷徨える王」の二つ名を持つ。<br>10年の在位期間で自分の国にいた期間は1年も満たなかった。 | + | :リチャード一世。『<ruby><rb>'''獅子心王'''</rb><rt>ライオンハート</rt></ruby>』の異名で知られる、中世ノルマンディーの君主にしてイングランド王。 |
| + | :『'''彷徨える王'''』の異名も持ち、未だ神代の残滓を残していたイングランドで『神話と歴史の境目を彷徨っていた』最後の王として、比較的新しい時代の王ながらも色濃い神秘に触れていた。<br>10年の在位期間で自分の国にいた期間は1年も満たなかった。 |
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| :最期はピエール・バジルによって殺害された。 | | :最期はピエール・バジルによって殺害された。 |
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| ;ウィリアム | | ;ウィリアム |
| :従属する七つの魂の一人。魔力を入れると馬を出してくれるらしい。 | | :従属する七つの魂の一人。魔力を入れると馬を出してくれるらしい。 |
− | :推測される名前は、セイバーの部下であり最高の騎士と讃えられた「ウィリアム・マーシャル」か。 | + | :推測される名前は、セイバーの部下であり最高の騎士と讃えられた「ウィリアム・マーシャル」。 |
| ;[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー・ペンドラゴン]] | | ;[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー・ペンドラゴン]] |
− | :「我等が騎士道の偉大なる祖」と呼び、深い敬意を示している。そのフリークぷりは有名であり、宝具にまでなるほど。 | + | :「我等が騎士道の偉大なる祖」と呼び、深い敬意を示している。そのフリークぷりは有名であり、宝具にまで昇華した。 |
− | | + | ===生前=== |
| + | ;好敵手 |
| + | :生前におけるライバル。吸血種の同類である魔物に戦いを邪魔された上に自身の部下を殺害されたことで、戦場で相見えるはずだった彼と「山の翁」と手を組み、魔物を討伐した。 |
| + | :推測される名前は、君主であり将軍「サラディン」。 |
| + | ;弟 |
| + | :血を分けた兄弟。彼に敵国であるローマに売られかけ、セイバーを見捨てるどころか敵に金を払ってまで解放させないようにし、さらにセイバーを死んだことにして王座を簒奪しようとした。 |
| + | :彼自身は弟を恨むどころか、自身の金遣いの荒さで苦労させてしまった事や、貴族どころか国民にすらそっぽを向かれて失敗に終わったことに関してはセイバーに哀れみと反省を抱かせた。 |
| + | :推測される名前は、失地王「ジョン」。 |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | ;「これはこれは、少しばかり変わった状況らしい。<br>歓迎の言葉ひとつないとは」 | + | ;「これはこれは、少しばかり変わった状況らしい。<br> 歓迎の言葉ひとつないとは」 |
| :召喚された際の台詞。偽りの聖杯戦争には存在しないはずの「剣士」のサーヴァントが姿を現す。 | | :召喚された際の台詞。偽りの聖杯戦争には存在しないはずの「剣士」のサーヴァントが姿を現す。 |
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− | ;「その出で立ちと感じた力の流れ……<br>もしかして<ruby><rb>山の翁</rb><rt>・・・</rt></ruby>に連なる者か?」 | + | ;「その出で立ちと感じた力の流れ……<br> もしかして<ruby><rb>山の翁</rb><rt>・・・</rt></ruby>に連なる者か?」 |
| :[[アサシン (Fake)|アサシン]]と相対しての台詞。一目見ただけでアサシンの真名に勘付いた模様。 | | :[[アサシン (Fake)|アサシン]]と相対しての台詞。一目見ただけでアサシンの真名に勘付いた模様。 |
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| :アヤカから、「私は貴方のマスターじゃない」と言われての返答。<br>なんとなく気になる内気な女子にちょっかいを出す餓鬼大将といった風情である。 | | :アヤカから、「私は貴方のマスターじゃない」と言われての返答。<br>なんとなく気になる内気な女子にちょっかいを出す餓鬼大将といった風情である。 |
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− | ;「俺の事はとりあえずセイバーと呼んでくれ。恩人に名乗らぬままなのは不名誉ではあるが、いずれ機を見て真名は教えよう」<br>「君も教えてくれないか。どうしてあんな場所にいたのか、<br>その刺青は――…」<br>「……すまない」<br>「まずは君の名前を教えてくれ」 | + | ;「俺の事はとりあえずセイバーと呼んでくれ。恩人に名乗らぬままなのは不名誉ではあるが、いずれ機を見て真名は教えよう」<br>「君も教えてくれないか。どうしてあんな場所にいたのか、<br> その刺青は――…」<br>「……すまない」<br>「まずは君の名前を教えてくれ」 |
| :質問をする前に、まだ一番大切なことを教えてもらっていないことに気付く。 | | :質問をする前に、まだ一番大切なことを教えてもらっていないことに気付く。 |
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