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923 バイト追加 、 2016年6月10日 (金) 07:58
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*エーテル塊はある意味で無そのものであり、「そも第一魔法の――」と関連を匂わされている。
 
*エーテル塊はある意味で無そのものであり、「そも第一魔法の――」と関連を匂わされている。
 
*死徒二十七祖第十一位スタンローブ・カルハインの異名の一つが「第一の亡霊(スタンティア)」。
 
*死徒二十七祖第十一位スタンローブ・カルハインの異名の一つが「第一の亡霊(スタンティア)」。
*魔法使いの夜では「はじめの一つは全てを変えた」と称される。
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*『魔法使いの夜』では「はじめの一つは全てを変えた」と称される。
 
=== 第二魔法『並行世界の運営』 ===
 
=== 第二魔法『並行世界の運営』 ===
 
;使い手
 
;使い手
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*「他世界の自分自身が持つスキルのみをダウンロードする」という機能を持つ「[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]」なる魔術礼装が、遠坂に所蔵されている。
 
*「他世界の自分自身が持つスキルのみをダウンロードする」という機能を持つ「[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]」なる魔術礼装が、遠坂に所蔵されている。
 
*純粋な剣技として「全く同時に太刀を振るう」を目指した結果、多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)と呼ばれる「現象を複数の平行世界からひとつの世界に取り出す」第二魔法の領域に届いた[[佐々木小次郎|例]]もある。
 
*純粋な剣技として「全く同時に太刀を振るう」を目指した結果、多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)と呼ばれる「現象を複数の平行世界からひとつの世界に取り出す」第二魔法の領域に届いた[[佐々木小次郎|例]]もある。
*魔法使いの夜では第一に対して「つぎのニつは多くを認めた」と称されている。
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*『魔法使いの夜』では第一に対して「つぎのニつは多くを認めた」と称されている。
    
=== 第三魔法『魂の物質化』『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』 ===
 
=== 第三魔法『魂の物質化』『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』 ===
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*アンリマユは第三魔法を成し得る可能性のある属性を持った英霊であり、条件が整えば大聖杯が起動させるはずの第三魔法と関係なく大聖杯を胎盤に第三魔法を体現することが出来る。
 
*アンリマユは第三魔法を成し得る可能性のある属性を持った英霊であり、条件が整えば大聖杯が起動させるはずの第三魔法と関係なく大聖杯を胎盤に第三魔法を体現することが出来る。
 
*人間ではなく千年クラスの歴史を持つ幻想種――例えば人狼である[[ルゥ=ベオウルフ]]は通常の物質的肉体を有してはおらず、存在自体が「魂の物質化をしているようなもの」と表現されている。
 
*人間ではなく千年クラスの歴史を持つ幻想種――例えば人狼である[[ルゥ=ベオウルフ]]は通常の物質的肉体を有してはおらず、存在自体が「魂の物質化をしているようなもの」と表現されている。
*Fate/EXTRA世界における新しい魔術師(ウィザード)の使う新しい魔術は「電脳世界における魂の物質化」と称される。
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*『Fate/EXTRA』世界における新しい魔術師(ウィザード)の使う新しい魔術は「電脳世界における魂の物質化」と称される。
*EXTRA公式サイトの説明ではムーンセルの聖杯戦争ではサーヴァントは「第三法と呼ばれる魔術によって実体化した霊子生命である」とされている。
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*『EXTRA』公式サイトの説明ではムーンセルの聖杯戦争ではサーヴァントは「第三法と呼ばれる魔術によって実体化した霊子生命である」とされている。
*Fate/Apocryphaでは[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]が自身の願いである「人類の救済」を叶えるために、大聖杯を第三魔法を行使しつづける物に改造し、全人類に第三魔法を適用させようとした。
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*『Fate/Apocrypha』では[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]が自身の願いである「人類の救済」を叶えるために、大聖杯を第三魔法を行使しつづける物に改造し、全人類に第三魔法を適用させようとした。
*Fate/Grand Orderで閲覧できる聖杯の説明において、第三魔法は「形而上の存在を汲み上げて、物質に転換する」とあり、魂以外にも応用が利く可能性が示されている。
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*『Fate/strange Fake』における聖杯戦争は第三魔法を魔法ではなくし、魔術の段階にまで引きずり下ろすことを最終目的として開催されている。
*魔法使いの夜ではそれまでの魔法の流れから「受けて三つは未来を示した」と称されている。
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*『Fate/Grand Order』で閲覧できる聖杯の説明において、第三魔法は「形而上の存在を汲み上げて、物質に転換する」とあり、魂以外にも応用が利く可能性が示されている。
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*『魔法使いの夜』ではそれまでの魔法の流れから「受けて三つは未来を示した」と称されている。
    
=== 第四魔法 ===
 
=== 第四魔法 ===
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;関連
 
;関連
 
*内容も使い手も伝わっていない魔法であるが、他の魔法使いたちは異口同音に「確かにそれはある」と語っている。
 
*内容も使い手も伝わっていない魔法であるが、他の魔法使いたちは異口同音に「確かにそれはある」と語っている。
*魔法使いの夜では「繋ぐ四つは姿を隠した」と称されている。
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*『魔法使いの夜』では「繋ぐ四つは姿を隠した」と称されている。
    
=== 第五魔法『魔法・青』 ===
 
=== 第五魔法『魔法・青』 ===
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:この魔法で時間旅行を行う場合、あくまで「何かを過去や未来に飛ばす」だけで、あるものをなかったことにすることはできない。たとえば「ある生物が死んだ時間」を過去・未来に飛ばすことでその生物を生き返らせる(正確に言えば、死を回避する)ことも可能だが、それは問題を解決しているとは言えず、あくまで負債をどこかに押し付けているに過ぎない。むしろ時間旅行そのものにかかるコストを考えれば、トータルでは人類・世界の負債を増やしているとさえ言える。
 
:この魔法で時間旅行を行う場合、あくまで「何かを過去や未来に飛ばす」だけで、あるものをなかったことにすることはできない。たとえば「ある生物が死んだ時間」を過去・未来に飛ばすことでその生物を生き返らせる(正確に言えば、死を回避する)ことも可能だが、それは問題を解決しているとは言えず、あくまで負債をどこかに押し付けているに過ぎない。むしろ時間旅行そのものにかかるコストを考えれば、トータルでは人類・世界の負債を増やしているとさえ言える。
 
;関連
 
;関連
*魔法使いの夜では『そして終わりの五つ目は、とっくに意義を失っていた。』と書かれる。
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*[[シオン・エルトナム・アトラシア|オシリスの砂]]によれば青子の魔法は「星の命に何の利益も齎さない力」らしい。
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*[[蒼崎橙子|橙子]]の魔術回路は業界屈指のものだが、この魔法に必要なものではなく、むしろ青子の魔術回路の単純さこそがもっとも適しているらしい。
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*「進む文明」という『魔法使いの夜』におけるテーマにはこの魔法の正体が関わってくるらしい。また、消費文明の代表である青子が何故 “最新の”魔法使いなのかについてはこの魔法の中に答えがあるらしい。
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*『魔法使いの夜』では「そして終わりの五つ目は、とっくに意義(せき)を失っていた。」と書かれる。
    
=== 第六魔法 ===
 
=== 第六魔法 ===
   
;使い手
 
;使い手
 
:存在していない
 
:存在していない
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:『[[Fate/hollow ataraxia]]』において、魔術師[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|バゼット]]の口より、「死者の蘇生には時間旅行、平行世界の運営、無の否定、いずれかの魔法が絡む」という言葉が述べられた。<br>『hollow』発売当時、ここにあげられたうちの『平行世界の運営』は、第二魔法であると既に公開されており、第三魔法が『魂の物質化』であることも明らかになっていた。『時間旅行』と『無の否定』が、まだ明らかではなかった残る第一、第四、第五のいずれに該当するのかが話題となる。
 
:『[[Fate/hollow ataraxia]]』において、魔術師[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|バゼット]]の口より、「死者の蘇生には時間旅行、平行世界の運営、無の否定、いずれかの魔法が絡む」という言葉が述べられた。<br>『hollow』発売当時、ここにあげられたうちの『平行世界の運営』は、第二魔法であると既に公開されており、第三魔法が『魂の物質化』であることも明らかになっていた。『時間旅行』と『無の否定』が、まだ明らかではなかった残る第一、第四、第五のいずれに該当するのかが話題となる。
 
*確定ではないが、第一魔法は、用語辞典で見られる「エーテル塊」の項目で記述されている「無を生み出す」という一文と、バゼットの言から『無の否定』だという説が有力視されている。使い手は死去したが、魔法の痕跡は未だ世界に留まっている。
 
*確定ではないが、第一魔法は、用語辞典で見られる「エーテル塊」の項目で記述されている「無を生み出す」という一文と、バゼットの言から『無の否定』だという説が有力視されている。使い手は死去したが、魔法の痕跡は未だ世界に留まっている。
*『時間旅行』に関しては、MELTY BLOOD、Fate/EXTRA等に青子が時間に関するいくつかの台詞を残しているところから、第五魔法に該当することが有力視されていた。<br>その後、『[[魔法使いの夜]]』にて、青子が魔法を使うシーンが公開される。しかし、この作品で『魔法・青』の全貌は明らかにはならず、いくつかの疑問が残ったままの結果となっている。<br>『魔法・青』が「時間」に関わる魔法であることは確かだが、特に[[蒼崎橙子]]からは「『時間旅行』は『平行世界の運営』に含まれる」との言葉がある。『時間旅行』が魔法である、というのも、あくまでバゼットの知識から出た言葉でしかないので、どちらが正しいのか、あるいはどちらも正しくないのか、現状では定かではない。
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*『時間旅行』に関しては、『MELTY BLOOD』、『Fate/EXTRA』等に青子が時間に関するいくつかの台詞を残しているところから、第五魔法に該当することが有力視されていた。<br>その後、『[[魔法使いの夜]]』にて、青子が魔法を使うシーンが公開される。しかし、この作品で『魔法・青』の全貌は明らかにはならず、いくつかの疑問が残ったままの結果となっている。<br>『魔法・青』が「時間」に関わる魔法であることは確かだが、特に[[蒼崎橙子]]からは「『時間旅行』は『平行世界の運営』に含まれる」との言葉がある。『時間旅行』が魔法である、というのも、あくまでバゼットの知識から出た言葉でしかないので、どちらが正しいのか、あるいはどちらも正しくないのか、現状では定かではない。
 
*『[[魔法使いの夜]]』本編の描写は、何かを過去や未来へ移動させる所謂『時間旅行』と言うより、対象の時間その物を切り取って未来へ先送りしたり、早回し(前借り?)したりと、時間その物を融通する(移動=旅行させる)様な表現になっている。<br>つまり上記はどちらも正しい可能性も有る。
 
*『[[魔法使いの夜]]』本編の描写は、何かを過去や未来へ移動させる所謂『時間旅行』と言うより、対象の時間その物を切り取って未来へ先送りしたり、早回し(前借り?)したりと、時間その物を融通する(移動=旅行させる)様な表現になっている。<br>つまり上記はどちらも正しい可能性も有る。
  
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