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| : 生み出された魔力はマスターに提供され、数十体の英霊兵の作成・維持に使用されていた。 | | : 生み出された魔力はマスターに提供され、数十体の英霊兵の作成・維持に使用されていた。 |
| : また、ある理由から『帝都聖杯奇譚』の時代ではサーヴァントであっても'''どうやっても殺すことができない'''という特性を持っている。 | | : また、ある理由から『帝都聖杯奇譚』の時代ではサーヴァントであっても'''どうやっても殺すことができない'''という特性を持っている。 |
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| == 真名:マックスウェルの悪魔 == | | == 真名:マックスウェルの悪魔 == |
| :とある根源に挑んだ数学者による思考実験で生み出された架空の存在。<br/>この概念上の存在に「無限のエネルギー」を求める人間の欲望が集まり、サーヴァントとしての霊基を得た。 | | :とある根源に挑んだ数学者による思考実験で生み出された架空の存在。<br/>この概念上の存在に「無限のエネルギー」を求める人間の欲望が集まり、サーヴァントとしての霊基を得た。 |
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| ===関連=== | | ===関連=== |
| ;熱力学第二法則 | | ;熱力学第二法則 |
| :エネルギーの移動の方向とエネルギーの質に関する法則。 | | :エネルギーの移動の方向とエネルギーの質に関する法則。 |
| :この悪魔は「熱力学第二法則を否定する悪魔」と定められているため、『帝都聖杯奇譚』の時代(1940年代)にはこの悪魔の概念を否定する理論がまだ確立されていない。 | | :この悪魔は「熱力学第二法則を否定する悪魔」と定められているため、『帝都聖杯奇譚』の時代(1940年代)にはこの悪魔の概念を否定する理論がまだ確立されていない。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]] | | ; [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]] |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| + | ;「せめて名乗らせてもらえませんかね!?」 |
| + | : 絶体絶命の総統に呼び出され、満を持しての初登場……したと思った次の瞬間、魔人アーチャーの手で即座に射殺。その間、僅か1コマ。名乗りどころか後姿だけの登場であった。 |
| + | ;「まあこうみえても私いちおう悪魔ですのでそれなりに」 |
| + | ;「魔術とは失敬な、れっきとした科学ですよ科学」 |
| + | ;「ま、サーヴァントの私が言うコトでもないですが」 |
| + | : 魔人アーチャーに撃たれながら平然と復活したことと、英霊兵のことについて問われた際の返答。この地点ではキャスターの真名は明かされておらず、かなり得体のしれない印象を与えてくれる。 |
| + | ;(三下くさいなあ、わたしたち……) |
| + | : [[岡田以蔵|アサシン]]と共に[[カレン・オルテンシア|ランサーのマスター]]を人質にとって、心中の台詞。人質作戦自体もそうだが、この時のアサシンの言動は調子に乗った三下そのもの。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
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| **とは言うものの、「人の都合で設定され、多くの人間がそれに挑み、打ち倒されるまでの過程と結果で人類に対して貢献する」という意味では、元来の意味での「反英雄」に非常に近い側面も持っている。 | | **とは言うものの、「人の都合で設定され、多くの人間がそれに挑み、打ち倒されるまでの過程と結果で人類に対して貢献する」という意味では、元来の意味での「反英雄」に非常に近い側面も持っている。 |
| **「人間の欲望によって歪められ、悪魔とされた存在」という意味では[[メフィストフェレス]]に近いかもしれない。 | | **「人間の欲望によって歪められ、悪魔とされた存在」という意味では[[メフィストフェレス]]に近いかもしれない。 |
| + | *連載前の「ぶっちゃけ、まだ考えていない」という扱いから一転して、帝都聖杯奇譚の本編では黒幕やラスボスと呼べる立ち位置での登場となった。 |
| + | **真名が明かされたのも魔人アーチャーが桜セイバーに倒された後と、かなり終盤。また、真名自体についても他のサーヴァントは日本か中国の史実の英霊である中、彼はスコットランドの学者が提唱した概念が元になっており、作中では異彩を放っている。 |
| + | **メタ的な視点から考えると、本編連載前に「魔人アーチャーがラスボス」「桜セイバーが最終決戦で宝具『誠の旗』を使い新選組の仲間を呼び出す」というネタバレがされており、その展開をなぞるだけでは盛り上がりに欠けるという判断から、彼のようなどんでん返しが用意されたのかもしれない。 |
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