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| : アルカトラズ収容所から脱出を試みる主人公たちに立ちはだるも、敗れて消滅する。 | | : アルカトラズ収容所から脱出を試みる主人公たちに立ちはだるも、敗れて消滅する。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 長い金髪の美丈夫。<!--一人称は「私」。--> | + | : 長い金髪の美丈夫。一人称は「私」。 |
− | : <!--公平にして正道を重んじる高潔な騎士であり、-->騎士として上王のために働いたこともあってか、サーヴァントとして誰かに仕える事はやぶさかではなく、無辜の人々の力になれることを大いに望んでいる。 | + | : 公平にして正道を重んじる高潔な騎士であり、騎士として上王のために働いたこともあってか、サーヴァントとして誰かに仕える事はやぶさかではなく、無辜の人々の力になれることを大いに望んでいる。 |
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− | : <!--一方で開放的で享楽的でもあり-->己の持つ美貌を自負している<!--おり、自らの魅力に毛ほどの疑念も抱いていない-->が生前にそれが原因で女難を招いたことから疎いて<!--おり、聖杯に「女難を直す」事を願って-->いる。 | + | : 一方で開放的で享楽的でもあり-->己の持つ美貌を自負しており、自らの魅力に毛ほどの疑念も抱いていないが、生前ではそれが原因で女難を招いたことから疎いており、聖杯に「女難を直す」事を願っている。 |
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| : 尤も、己の美しさを事実として自覚していても、それは生まれついてのものであって誇るものではないが、利用できるものではあるという持論を有している。 | | : 尤も、己の美しさを事実として自覚していても、それは生まれついてのものであって誇るものではないが、利用できるものではあるという持論を有している。 |
− | : 容貌と同じく、所作も優美だが考え方は割合に大胆。-->本人には悪意は無いのだが、寒いシャレを連発したり微妙に笑えないブラックジョークを言ったりと、若干空気が読めないところがある。 | + | : 容貌と同じく、所作も優美だが考え方は割合に大胆。本人には悪意は無いのだが、寒いシャレを連発したり微妙に笑えないブラックジョークを言ったりと、若干空気が読めないところがある。 |
− | : <!--年相応の-->若い状態で召喚されているため、フィオナ騎士団の最後を記憶として知っているが実感はない。故に後年に<!--見せた執念深さはなく、それが切欠で-->体験する失敗の類を知っていても何処か他人ごとに思ってしまっている。<!--しかし無自覚ではあるが、嫉妬深い。--> | + | : 年相応の若い状態で召喚されているため、フィオナ騎士団の最後を記憶として知っているが実感はない。故に後年に見せた執念深さはなく、それが切欠で体験する失敗の類を知っていても何処か他人ごとに思ってしまっている。しかし無自覚ではあるが、嫉妬深い。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 多くの魔術・叡智を修め、本来であれば多くの能力・宝具を有しており、槍兵として現界すれば槍と癒しの能力を使用する。 | | : 多くの魔術・叡智を修め、本来であれば多くの能力・宝具を有しており、槍兵として現界すれば槍と癒しの能力を使用する。 |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 無敗の紫靫草(マク・ア・ルイン) | | ; 無敗の紫靫草(マク・ア・ルイン) |
− | : ランク:A→A+<br />種別:対軍宝具<br />由来:フィン・マックールの剣マク・ア・ルイン | + | : ランク:A+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:0~100<br />最大補足:300人<br />由来:フィン・マックールの剣マク・ア・ルイン |
− | <!--:邪悪な妖精へと零落した神霊アレーンを倒したとされる魔法の槍。2メートル以上ある両手槍。-->
| + | :邪悪な妖精へと零落した神霊アレーンを倒したとされる魔法の槍。2メートル以上ある両手槍。 |
− | : 自動攻撃機能有する他、精神干渉無効<!--精神に働きかけるあらゆるマイナス効果を無効化出来る-->の効果を持つ。真名解放すれば、<!--祖先である-->戦神ヌアザの司る「水」の激しい奔流を伴う一撃を放つ。 | + | : 自動攻撃機能有する他、精神干渉をはじめとする精神に働きかけるあらゆるマイナス効果を無効化出来るの効果を持つ。真名解放すれば、祖先である戦神ヌアザの司る「水」の激しい奔流を伴う一撃を放つ。 |
| : 真名はフィン・マックールの愛剣の銘だが、この剣はしばしば槍と同一視され、宝具として成立するにあたり神霊アレーン殺しの槍と同化している。 | | : 真名はフィン・マックールの愛剣の銘だが、この剣はしばしば槍と同一視され、宝具として成立するにあたり神霊アレーン殺しの槍と同化している。 |
| : 『Grand Order』では、敵に攻撃をした上で、攻撃力をダウンさせ、自身に精神異常無効を付与という効果になっている。 | | : 『Grand Order』では、敵に攻撃をした上で、攻撃力をダウンさせ、自身に精神異常無効を付与という効果になっている。 |
− | <!--;この手で掬う命たちよ(ウシュク・ベーハー)
| + | ;この手で掬う命たちよ(ウシュク・ベーハー) |
| : ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人 | | : ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人 |
| : 「フィンの手で掬った水はことごとく癒やしの力を得る」という逸話が宝具となったもの。 | | : 「フィンの手で掬った水はことごとく癒やしの力を得る」という逸話が宝具となったもの。 |
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| : フィンは普段この宝具を使用して掬った水を水袋に入れている。--> | | : フィンは普段この宝具を使用して掬った水を水袋に入れている。--> |
| ; 親指かむかむ智慧もりもり(フィンタン・フィネガス) | | ; 親指かむかむ智慧もりもり(フィンタン・フィネガス) |
− | <!--: ランク:B<br />種別:対智宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
| + | : ランク:B<br />種別:対智宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人 |
− | : 叡智を与える鮭の逸話が宝具となったもの。本当の真名はおそらく別にあると思われる。(ただしルビは同一)--> | + | : 叡智を与える鮭の逸話が宝具となったもの。彼曰くこれが正しい名称らしいが、誰一人信じておらず、本当の真名はおそらく別にあると思われる。(ただしルビは同一) |
− | : フィンの親指には鮭の脂がついたため、舐めるとあらゆる謎を解き明かす大いなる叡智を得る。<!--宝具「この手に掬う命たちよ」の由来も、この逸話によるものとされる。--> | + | : フィンの親指には鮭の脂がついたため、舐めるとあらゆる謎を解き明かす大いなる叡智を得る。宝具「この手に掬う命たちよ」の由来も、この逸話によるものとされる。 |
| : この宝具によって与えられる智慧があれば謎を明らかにするできるが、知らないものまで無条件に知れる訳ではない。 | | : この宝具によって与えられる智慧があれば謎を明らかにするできるが、知らないものまで無条件に知れる訳ではない。 |
| : [[スカサハ]]が「魔境の智慧」で得た分析探知スキルによれば地球上では有り得ない濃度のもの凄いDHA反応がこの宝具から出たらしい。 | | : [[スカサハ]]が「魔境の智慧」で得た分析探知スキルによれば地球上では有り得ない濃度のもの凄いDHA反応がこの宝具から出たらしい。 |
− | : ……なお、誰一人信じなかったが、彼曰くこれが正しい名称らしい。
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| ==真名:フィン・マックール== | | ==真名:フィン・マックール== |
| :フィン・マックール。ケルトの戦神ヌァザの末裔にして、栄光のフィオナ騎士団の長。平時にあっては騎士団の部下と狩猟などを行いながら穏やかに暮らしていた。<br>眠りと炎を操る邪悪な怪物にして、墜ちたる神霊アレーンを倒して都を救い、数多の武勇を打ち立てたエリンの大英雄。<br>エリン(アイルランド)の守護者として魔猪、冥界の馬といった数々の強力な魔物を討伐し、遂には神祖たる戦神ヌァザを戦いにて打ち負かした。 | | :フィン・マックール。ケルトの戦神ヌァザの末裔にして、栄光のフィオナ騎士団の長。平時にあっては騎士団の部下と狩猟などを行いながら穏やかに暮らしていた。<br>眠りと炎を操る邪悪な怪物にして、墜ちたる神霊アレーンを倒して都を救い、数多の武勇を打ち立てたエリンの大英雄。<br>エリン(アイルランド)の守護者として魔猪、冥界の馬といった数々の強力な魔物を討伐し、遂には神祖たる戦神ヌァザを戦いにて打ち負かした。 |
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− | :エリンの上王に仕え、栄光のフィオナ騎士団に於いても最も偉大な騎士にして長であると謳われるに相応しい功績を得たが、同時に彼には女難の運命があった。美しい姉妹に惚れ込まれ、呪いを受けたことが第一の難である。<br>その後も災難は続き、第一の妻を巡って邪悪な妖精と敵対して七年の歳月を奪われ、そして第三の妻グラニアにまつわる諍いによりディルムッドと対立してしまう。<br>一度は許したものの、ディルムッドの命を救わなかった結果、<!--多くの部下から失望を招いて-->求心力は失い、栄光の騎士団は<!--二つに分かれて戦争を起こす形で-->瓦解<!--し、自身もその最中で戦死-->することとなった。 | + | :エリンの上王に仕え、栄光のフィオナ騎士団に於いても最も偉大な騎士にして長であると謳われるに相応しい功績を得たが、同時に彼には女難の運命があった。美しい姉妹に惚れ込まれ、呪いを受けたことが第一の難である。<br>その後も災難は続き、第一の妻を巡って邪悪な妖精と敵対して七年の歳月を奪われ、そして第三の妻グラニアにまつわる諍いによりディルムッドと対立してしまう。<br>一度は許したものの、ディルムッドの命を救わなかった結果、多くの部下から失望を招いて求心力は失い、栄光の騎士団は二つに分かれて戦争を起こす形で瓦解し、自身もその最中で戦死することとなった。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| : なおなぜか本作では黒髪となっている。 | | : なおなぜか本作では黒髪となっている。 |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | * 〔ランサー〕キャラクターデザイン:森山大輔 / 設定作成:???<!--桜井光--> / レア度:☆4 | + | * 〔ランサー〕キャラクターデザイン:森山大輔 / 設定作成:桜井光 / レア度:☆4 |
| : 500万ダウンロード記念に際して実装。 | | : 500万ダウンロード記念に際して実装。 |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| * 『Zero』におけるディルムッドの回想での人物像だけでは老害とも思われかねないが、原典でのケルト神話ではフィンが中心でこのディルムッドとのエピソードは老年期の一部分に過ぎない。青年期では真っ当な英雄として描かれている。また漫画版では悪意を持ってディルムッドを謀殺した形になっているが、伝承によっては助けるかどうか躊躇し結果的に見殺しにしてしまったというものもある。 | | * 『Zero』におけるディルムッドの回想での人物像だけでは老害とも思われかねないが、原典でのケルト神話ではフィンが中心でこのディルムッドとのエピソードは老年期の一部分に過ぎない。青年期では真っ当な英雄として描かれている。また漫画版では悪意を持ってディルムッドを謀殺した形になっているが、伝承によっては助けるかどうか躊躇し結果的に見殺しにしてしまったというものもある。 |
| **老年期と述べたように、グラニアと婚儀を交わそうとした時にはうら若き乙女のグラニアに対しフィンはすっかり老年であり、グラニアは元々彼との婚約にまったく乗り気ではなかったという伝承もある。そこに渡りに舟というようにディルムッドが式の会場にいた為、魅了の呪い抜きでも彼を利用とした末の逃避行とも言われる。…グラニアも大概したたかな女である。 | | **老年期と述べたように、グラニアと婚儀を交わそうとした時にはうら若き乙女のグラニアに対しフィンはすっかり老年であり、グラニアは元々彼との婚約にまったく乗り気ではなかったという伝承もある。そこに渡りに舟というようにディルムッドが式の会場にいた為、魅了の呪い抜きでも彼を利用とした末の逃避行とも言われる。…グラニアも大概したたかな女である。 |
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| * キャラクターデザインを担当した森山大輔氏によると、顔は一発で決まったものの、コスチュームでだいぶ悩み、ケルト勢のサーヴァントがで揃ってくるたびにタイツ度を上げるべきだったと述べていた。 | | * キャラクターデザインを担当した森山大輔氏によると、顔は一発で決まったものの、コスチュームでだいぶ悩み、ケルト勢のサーヴァントがで揃ってくるたびにタイツ度を上げるべきだったと述べていた。 |
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| * フィンの身長と体重はさりげなく[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|『Zero』におけるディルムッドのマスター]]とほぼ同じだったりする。さらに言うと髪型こそ違えど金髪だったり、属性の一つが「水」と妙な共通点を持っている。 | | * フィンの身長と体重はさりげなく[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|『Zero』におけるディルムッドのマスター]]とほぼ同じだったりする。さらに言うと髪型こそ違えど金髪だったり、属性の一つが「水」と妙な共通点を持っている。 |
| ** (そのためかは定かではないが)『Grand Order』での正式登場直後から「顔もなんとなく似ている」と一部ファンの間で噂されたり、フィンの顔や髪型をケイネスに差し替えたコラ画像が出回るなど両者を紐づけて弄る流れが見られるように……。 | | ** (そのためかは定かではないが)『Grand Order』での正式登場直後から「顔もなんとなく似ている」と一部ファンの間で噂されたり、フィンの顔や髪型をケイネスに差し替えたコラ画像が出回るなど両者を紐づけて弄る流れが見られるように……。 |