差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,129 バイト追加 、 2017年1月14日 (土) 13:52
編集の要約なし
21行目: 21行目:  
: いかなる手段を用いたかは不明だが、[[獅子劫界離|獅子劫]]を除く「赤」の陣営のマスターを傀儡にしており、彼らのサーヴァントを事実上支配下に置いている。また、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]を世界でただ一人の断固として排除すべき障害と見なしており、彼女を排除する為にあらゆる手段を講じている。大聖杯の奪取後、自らの目的を果たすため空中庭園と共に何処かを目指して移動を開始する。
 
: いかなる手段を用いたかは不明だが、[[獅子劫界離|獅子劫]]を除く「赤」の陣営のマスターを傀儡にしており、彼らのサーヴァントを事実上支配下に置いている。また、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]を世界でただ一人の断固として排除すべき障害と見なしており、彼女を排除する為にあらゆる手段を講じている。大聖杯の奪取後、自らの目的を果たすため空中庭園と共に何処かを目指して移動を開始する。
 
; 人物
 
; 人物
: 修道服と赤い外套を身に纏う褐色の青年。
+
: 修道服と赤い外套を身に纏う褐色の青年。一人称は「私」「俺」。
: 一見するとまだあどけなさの残る面貌の好青年だが、その笑みからは年齢に見合わない超然的で達観した雰囲気を醸し出している。また彼の佇まいには戦場に似つかわしくない謀略の臭いが染み付いており、獅子劫や赤の陣営のサーヴァント達を程度の差はあれ警戒させている。セイバー以外の、事実上支配下に置いたサーヴァント達には彼らのマスターとの「仲介人」と名乗り、その真意を誰にも打ち明けない不気味な男。
+
: 一見するとまだあどけなさの残る面貌と人当たりの良い穏やかな好青年だが、その笑みからは年齢に見合わない超然的で達観した雰囲気を醸し出しており、その振る舞いが妙に計算的に見えることがある。
 +
: また彼の佇まいには戦場に似つかわしくない謀略の臭いが染み付いており、獅子劫や赤の陣営のサーヴァント達を程度の差はあれ警戒させている。セイバー以外の、事実上支配下に置いたサーヴァント達には彼らのマスターとの「仲介人」と名乗り、その真意を誰にも打ち明けない不気味な男。
 
: 聖杯大戦を利用して「万人が善性であり、万人が幸福である世界。あらゆる悪が駆逐された『この世全ての善』を手に入れる」という己の野望を成就させようとしている。その目的達成の為ならば多くの無辜の命を踏みにじっても、あらゆる必要な要素を躊躇なく奪い、敵対する者は逡巡なく駆逐するという鋼鉄の意思を持ち合わせている。
 
: 聖杯大戦を利用して「万人が善性であり、万人が幸福である世界。あらゆる悪が駆逐された『この世全ての善』を手に入れる」という己の野望を成就させようとしている。その目的達成の為ならば多くの無辜の命を踏みにじっても、あらゆる必要な要素を躊躇なく奪い、敵対する者は逡巡なく駆逐するという鋼鉄の意思を持ち合わせている。
 +
:強固に壁を作るというよりは、常に他者との距離をギリギリ敵対関係にも親しい関係にもならないようにしているタイプであり、マスターとの関係も極めて穏当なものに留まる。
 +
:とはいえ聖杯の願望を叶えることを優先しており、どれほど親しくなろうとも、マスターがそれを受け入れてくれない限りは常に粛清の対象とみなし、逆に彼の意見や思想に賛同してその力を振るう者、そして夢を託すに相応しい人間だと認めれば、喜んで自分の命を差し出す。
 
; 能力
 
; 能力
 
: 謀略家としての手腕は随一。表では大戦の監督官として[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の通過する進路上で起こりうる問題の対処に奔走し、その裏ではアサシンが使役する鳩を通じてルーマニア全域の動向を把握しつつ、戦況に応じて的確にサーヴァントを使いこなし、さらに次の段階へ進むための準備も怠らない。
 
: 謀略家としての手腕は随一。表では大戦の監督官として[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の通過する進路上で起こりうる問題の対処に奔走し、その裏ではアサシンが使役する鳩を通じてルーマニア全域の動向を把握しつつ、戦況に応じて的確にサーヴァントを使いこなし、さらに次の段階へ進むための準備も怠らない。
65行目: 68行目:     
== 真名:天草四郎時貞 ==
 
== 真名:天草四郎時貞 ==
あまくさしろうときさだ。江戸時代初期に起きた一揆、島原の乱で指導者を務めた少年。
+
:あまくさしろうときさだ。江戸時代初期に起きた一揆、島原の乱で指導者を務めた少年。
   −
半生のほとんどは謎に包まれているが、幼少期から学問に傾倒していた彼はある時期を境に様々な奇跡を起こし始める。<br>
+
:半生のほとんどは謎に包まれているが、幼少期から学問に傾倒していた彼はある時期を境に様々な奇跡を起こし始める。<br>傷を癒し、水の上を歩いた彼はやがて神の子として禁教を信じる農民たちから熱心に崇められ始める。
傷を癒し、水の上を歩いた彼はやがて神の子として禁教を信じる農民たちから熱心に崇められ始める。
     −
やがて、彼を指導者とした小西行長の旧家臣らによって江戸幕府への叛乱軍が成立し、当時苦境に喘いでいた島原の農民たちと共に大規模な叛乱、島原の乱を起こした。当初は一揆を甘く見ていた江戸幕府も、送り込んだ討伐軍が打ち負かされたために本腰を入れ、老中松平信綱を総大将として送り込んだ。
+
:やがて、彼を指導者とした小西行長の旧家臣らによって江戸幕府への叛乱軍が成立し、当時苦境に喘いでいた島原の農民たちと共に大規模な叛乱、島原の乱を起こした。当初は一揆を甘く見ていた江戸幕府も、送り込んだ討伐軍が打ち負かされたために本腰を入れ、老中松平信綱を総大将として送り込んだ。
 
  −
松平信綱は原城に立て籠もった一揆軍を兵糧攻めに持ち込み、食料弾薬が尽きた頃を見計らって総攻撃を始めた。<br>
  −
ただ一人の内通者を除いて天草を始めとする三万七千人の一揆軍が幕府軍によって皆殺しにされてしまった。
      +
:松平信綱は原城に立て籠もった一揆軍を兵糧攻めに持ち込み、食料弾薬が尽きた頃を見計らって総攻撃を始めた。<br>ただ一人の内通者を除いて三万七千人の一揆軍が幕府軍によって皆殺しにされ、天草四郎も斬首された。
 +
===関連===
 +
;島原の乱
 +
:江戸時代初期最大の一揆。そして幕末を除けば最大の内乱とも言われる。
 +
:島原の農民は藩主松倉勝家による重税に喘ぎ、本来の石高の二倍以上という杜撰な検地が理由であった。
 +
:年貢のみならず、人頭税などあらゆる手段で税を絞る藩主に農民は業を煮やして決起した。
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/Apocrypha]]
 
; [[Fate/Apocrypha]]
 
:  「赤」陣営のマスター兼大戦の監督役として登場。
 
:  「赤」陣営のマスター兼大戦の監督役として登場。
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
* 〔ルーラー〕キャラクターデザイン:近衛乙嗣 / 設定作成:???<!--東出祐一郎--> / レア度:☆5
+
* 〔ルーラー〕キャラクターデザイン:近衛乙嗣 / 設定作成:東出祐一郎 / レア度:☆5
 
:『天草四郎体験クエスト』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
 
:『天草四郎体験クエスト』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
10,592

回編集

案内メニュー