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| :消滅時の台詞。パレルモ石に記された最後の王の名を呼ぶ。 | | :消滅時の台詞。パレルモ石に記された最後の王の名を呼ぶ。 |
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− | ;「七十二柱の魔神が<ruby><rb>一柱</rb><rt>ひとはしら</rt></ruby>。魔神アモン――いいや、真なる名で呼ぶがよい。」<br>「我が大神殿にて祀る正しき神が<ruby><rb>一柱</rb><rt>ひとはしら</rt></ruby>!其の名、大神アモン・ラーである!!」 | + | ;「七十二柱の魔神が<ruby><rb>一柱</rb><rt>ひとはしら</rt></ruby>。魔神アモン――いいや、真なる名で呼ぶがよい。<br> 我が大神殿にて祀る正しき神が<ruby><rb>一柱</rb><rt>ひとはしら</rt></ruby>!其の名、大神アモン・ラーである!!」 |
| :魔神柱に本来の神性の名を上書きし、神殿の守護者として呼び出しての名乗り。 | | :魔神柱に本来の神性の名を上書きし、神殿の守護者として呼び出しての名乗り。 |
| :「後世で異教により自身らの最高神が魔神扱いされたことを把握している」というオジマンディアスの博識ぶりや、「魔神柱には本来の神性を内包している者がおり、元となった神性の属性を付加できれば存在の在り方を変えることが出来る」という様々な事実が明らかになった。 | | :「後世で異教により自身らの最高神が魔神扱いされたことを把握している」というオジマンディアスの博識ぶりや、「魔神柱には本来の神性を内包している者がおり、元となった神性の属性を付加できれば存在の在り方を変えることが出来る」という様々な事実が明らかになった。 |
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− | ;「メェエエリィイアメン……<br>ウセルマアトラー……!」 | + | ;「メェエエリィイアメン……<br> ウセルマアトラー……!」 |
| :第六章・第15節で戦闘の合間に呟いている単語。これはどちらもオジマンディアスの名前に関連するものである。 | | :第六章・第15節で戦闘の合間に呟いている単語。これはどちらもオジマンディアスの名前に関連するものである。 |
| :「メリアメン」はオジマンディアスの誕生名ラムセス・メリアメンより。意味としては「アメン神に愛される者」といったもの。 | | :「メリアメン」はオジマンディアスの誕生名ラムセス・メリアメンより。意味としては「アメン神に愛される者」といったもの。 |
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| === ハーゲンティ === | | === ハーゲンティ === |
| ;「この世の終わりの予感……。」 | | ;「この世の終わりの予感……。」 |
− | : 戦闘開始時の台詞。その発端は貴方の上司である。 | + | : 戦闘開始時の台詞。その発端は[[ゲーティア|貴方の上司]]である。 |
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| ;「困っている!」「どうなっている!」「ふざけている!」「貞操の危機!」 | | ;「困っている!」「どうなっている!」「ふざけている!」「貞操の危機!」 |
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| : そして戦闘で撃破された際の断末魔。ご愁傷さまです……。 | | : そして戦闘で撃破された際の断末魔。ご愁傷さまです……。 |
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− | ;「―――誰ぞ。<br>我が同属の断末魔を寄る辺に、我を呼ぶは誰ぞ。」<br>「―――ほう。神霊に連なるものか。<br>ならば認めよう。汝に呼ばれた我を認めよう。」<br>「我は七十二柱の魔神が一柱、ハーゲンティ。<br>水を富に、富を水に替えるもの。」<br>「女神の希望よ。貴様の望みを語れ。<br>人の絶滅か。人の衰退か。人の隷属か。」<br>「<ruby><rb>邪</rb><rt>よこしま</rt></ruby>な望みを言え。淫らな望みを言え。<br>聞くに堪えぬ呪いの言葉を捧げるがいい!」 | + | ;「―――誰ぞ。<br> 我が同属の断末魔を寄る辺に、我を呼ぶは誰ぞ。」<br>「―――ほう。神霊に連なるものか。<br> ならば認めよう。汝に呼ばれた我を認めよう。」<br>「我は七十二柱の魔神が一柱、ハーゲンティ。<br> 水を富に、富を水に替えるもの。」<br>「女神の希望よ。貴様の望みを語れ。<br> 人の絶滅か。人の衰退か。人の隷属か。」<br>「<ruby><rb>邪</rb><rt>よこしま</rt></ruby>な望みを言え。淫らな望みを言え。<br> 聞くに堪えぬ呪いの言葉を捧げるがいい!」 |
| : [[メディア〔リリィ〕]]に呼び出されての名乗り。今まで現れた魔神柱の中でも飛びぬけてはっきりした自我を持っており、'''当初は'''、魔神に相応しい威厳溢れるような語り口で召喚者の望みを問うたのだが…… | | : [[メディア〔リリィ〕]]に呼び出されての名乗り。今まで現れた魔神柱の中でも飛びぬけてはっきりした自我を持っており、'''当初は'''、魔神に相応しい威厳溢れるような語り口で召喚者の望みを問うたのだが…… |
| : なお、台詞の「水を富に――」というのは、ハーゲンティは水をワインに変えたりその逆を行う、金属を黄金に変えるといった能力を持つと伝えられていることからきたものと思われる。 | | : なお、台詞の「水を富に――」というのは、ハーゲンティは水をワインに変えたりその逆を行う、金属を黄金に変えるといった能力を持つと伝えられていることからきたものと思われる。 |
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− | ;「うむ、よい、よい言葉だ、人への呪いに満ちて―――<br>――――――なんです?」 | + | ;「うむ、よい、よい言葉だ、人への呪いに満ちて―――<br> ――――――なんです?」 |
− | : 望みを問われた召喚者の望みは、邪なものでも淫らなものでもなく、魔力因子を奪って料理の材料になってもらうという、ある意味でそれ以上に恐ろしいモノであった。これにはさしもの魔神柱も困惑するしかなく、呆気に取られて思わず敬語になる。そのまま次の言葉もつげないうちに戦闘を仕掛けられた。 | + | : 望みを問われた召喚者の望みは、邪なものでも淫らなものでもなく、魔力因子を奪ってパンケーキの材料になってもらうという、ある意味でそれ以上に恐ろしいモノであった。 |
| + | : これにはさしもの魔神柱も困惑するしかなく、呆気に取られて思わず敬語になる。そのまま次の言葉もつげないうちに戦闘を仕掛けられた。 |
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− | ; 「オオ―――オオオォォォオオオ……!<br>コンナ―――コンナ<ruby><rb>悪夢</rb><rt>バカ</rt></ruby>ナァァアアア!」 | + | ; 「オオ―――オオオォォォオオオ……!<br> コンナ―――コンナ<ruby><rb>悪夢</rb><rt>バカ</rt></ruby>ナァァアアア!」 |
| : その後、霊核を破壊され、メディア・リリィに魔力を奪われながらの断末魔。<br/>同僚達がストーリーで重要な場面の関門を担う中でのこの出来事は、まさに悪夢以外の何物でもない。 | | : その後、霊核を破壊され、メディア・リリィに魔力を奪われながらの断末魔。<br/>同僚達がストーリーで重要な場面の関門を担う中でのこの出来事は、まさに悪夢以外の何物でもない。 |
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| ;「汝ら肉共、互いを食め」 | | ;「汝ら肉共、互いを食め」 |
− | :クリティカル攻撃時の台詞。互いに食む人間を見下す。 | + | :クリティカル攻撃時の台詞。互いに食む人間を、悪魔は見下す。 |
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| ;「兵装舎、補充。共に愛しながら憎み合うのか。奪い給え。焼却式 ハルファス」 | | ;「兵装舎、補充。共に愛しながら憎み合うのか。奪い給え。焼却式 ハルファス」 |
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| *デザインは山名虎鉄氏。スタジオディーン制作の劇場版UBWに関わった人物で、内臓などのグロ系を得意とするが女性である。彼女の絵は一度の修正もなく決定案となったとの事で、その実力に感動した奈須の願いで、ティアマトやゲーティアのデザインも担当する事になった。 | | *デザインは山名虎鉄氏。スタジオディーン制作の劇場版UBWに関わった人物で、内臓などのグロ系を得意とするが女性である。彼女の絵は一度の修正もなく決定案となったとの事で、その実力に感動した奈須の願いで、ティアマトやゲーティアのデザインも担当する事になった。 |
| *TYPE-MOONにおいて設定は幾度か語られたことがある『悪魔』、それも魔神というより上位の存在の登場に多くのプレイヤーが驚愕した。 | | *TYPE-MOONにおいて設定は幾度か語られたことがある『悪魔』、それも魔神というより上位の存在の登場に多くのプレイヤーが驚愕した。 |
− | **もっとも、[[小辞典]]にもある通りTYPE-MOONにおける悪魔は『第六架空要素。人間の願いに取り憑き、その願いを歪んだ方法で成就せんとする存在。悪魔に憑かれると他の要素に異常が起き、最後には肉体も変化して異形の怪物と化す。高位の悪魔ほど「症状」が表に出づらく検知が困難で、露見するのは大惨事が約束された後になりやすい』というもので、ソロモンの操る使い魔であるこの魔神柱とは別種の存在である。 | + | **もっとも、[[小辞典]]にもある通りTYPE-MOONにおける悪魔は<br>『第六架空要素。人間の願いに取り憑き、その願いを歪んだ方法で成就せんとする存在。<br> 悪魔に憑かれると他の要素に異常が起き、最後には肉体も変化して異形の怪物と化す。<br> 高位の悪魔ほど「症状」が表に出づらく検知が困難で、露見するのは大惨事が約束された後になりやすい』<br>というもので、ソロモンの操る使い魔であるこの魔神柱とは別種の存在である。 |
− | *注釈でも言及されているが、ソロモン72柱の悪魔たちは所謂序列の数字がそのまま実力を示すわけではない。あれらはいわば出席番号などのようなものであり、各悪魔の爵位や知名度の高さは連動していないことが多い(著名どころでは有名なベルゼブブと同じルーツを持つバアルは第一位だが、トビト記に記されるアスモダイは第三十二位、死海文書など複数の外典・福音書で挙げられるベリアルは六十八位など明らかに実力順としてはおかしいものが多い)。 | + | *注釈でも言及されているが、ソロモン72柱の悪魔たちは所謂序列の数字がそのまま実力を示すわけではない。あれらはいわば出席番号などのようなものであり、各悪魔の爵位や知名度の高さは連動していないことが多い<ref>著名どころでは有名なベルゼブブと同じルーツを持つバアルは第一位だが、トビト記に記されるアスモダイは第三十二位、死海文書など複数の外典・福音書で挙げられるベリアルは六十八位など明らかに実力順としてはおかしいものが多い</ref>。 |
| **また、これらの悪魔については伝承に知られていないどころか能力・外見はおろか名前までかぶり気味な存在もあり、数合わせの存在なども混じっているのではないかという声もある。一説には十二星宮を六でさらに分割した領域の支配者として創作されたものではないか、とも言われている。 | | **また、これらの悪魔については伝承に知られていないどころか能力・外見はおろか名前までかぶり気味な存在もあり、数合わせの存在なども混じっているのではないかという声もある。一説には十二星宮を六でさらに分割した領域の支配者として創作されたものではないか、とも言われている。 |
| **七十二柱の魔神は半数近くが知恵を司っており、五十九位から六十七位に配された個体は、特に知識や学術といった特徴で結び付けられている。 | | **七十二柱の魔神は半数近くが知恵を司っており、五十九位から六十七位に配された個体は、特に知識や学術といった特徴で結び付けられている。 |