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1,248 バイト除去 、 2017年3月6日 (月) 23:01
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: また、子孫の魔術師本人が変身するのではなく、聖杯の力で召喚者が他者の体を依り代に出現させることも可能である模様。
 
: また、子孫の魔術師本人が変身するのではなく、聖杯の力で召喚者が他者の体を依り代に出現させることも可能である模様。
 
: 終局特異点における玉座での決戦後はそれぞれ結合解除、生存の放棄、結合拒否、活動停止、自己崩壊をし、他の魔神柱と共に英霊との議論を続ける、自己矛盾により崩壊する、融合し徹底抗戦する、英霊の盾となって消滅する、後を託されて怒りのまま英霊と最期まで戦う、悲しみを覚えて人間と築き上げた人類史を最期まで無意味だと断じる、己が持たない感情に気づいて計画が失敗する可能性が残っていても主に答えを託する<!--、[[ゲーティア]]に見切りをつけて逃亡する-->等、個体ごとに様々な行動を選んだ。<!--
 
: 終局特異点における玉座での決戦後はそれぞれ結合解除、生存の放棄、結合拒否、活動停止、自己崩壊をし、他の魔神柱と共に英霊との議論を続ける、自己矛盾により崩壊する、融合し徹底抗戦する、英霊の盾となって消滅する、後を託されて怒りのまま英霊と最期まで戦う、悲しみを覚えて人間と築き上げた人類史を最期まで無意味だと断じる、己が持たない感情に気づいて計画が失敗する可能性が残っていても主に答えを託する<!--、[[ゲーティア]]に見切りをつけて逃亡する-->等、個体ごとに様々な行動を選んだ。<!--
: 逃亡した四柱は人理焼却という目的ではなく、個体ごとにそれぞれの欲望(主人公への復讐等)を抱いてどこかの時代に潜伏している。そのため[[ゲーティア]]を倒し人理焼却を防いだ後も2017年より先の未来は崩壊したままとなっている。-->
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: 逃亡した四柱は人理焼却という目的ではなく、個体ごとにそれぞれの欲望(主人公への復讐等)を抱いてどこかの時代に潜伏している。そのため[[ゲーティア]]を倒し人理焼却を防いだ後も、カルデアでは2017年より先の未来は崩壊したままとなっている。-->
 
; 人物
 
; 人物
 
: 見た目は大別して2種類存在し、巨大な柱に幾筋もの太い裂け目が縦に走り、その裂け目から十字の瞳孔が開いた赤い眼が覗くものと、細い裂け目が縦に走る他に横方向にも螺旋状に走っており、縦方向の裂け目からは菱形の眼が飛び出ているものがある。なお、体色は各個体ごとに異なる。
 
: 見た目は大別して2種類存在し、巨大な柱に幾筋もの太い裂け目が縦に走り、その裂け目から十字の瞳孔が開いた赤い眼が覗くものと、細い裂け目が縦に走る他に横方向にも螺旋状に走っており、縦方向の裂け目からは菱形の眼が飛び出ているものがある。なお、体色は各個体ごとに異なる。
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;「顕現せよ。牢記せよ。これに至るは七十二柱の魔神なり」
 
;「顕現せよ。牢記せよ。これに至るは七十二柱の魔神なり」
 
:魔神柱への変身や召喚に際して時折使われる詠唱。唱えずに変貌する者もいるため、必須というわけではない模様。
 
:魔神柱への変身や召喚に際して時折使われる詠唱。唱えずに変貌する者もいるため、必須というわけではない模様。
===フラウロス===
  −
;「起動せよ。起動せよ。情報室を司る九柱。即ち、」<br>「オリアス。ヴァプラ。ザガン。ウァクラ。アンドラス。アンドレアルフス。キマリス。アムドゥシアス。」<br>「我ら九柱、文字を得るもの。我ら九柱、事象を編むもの。」<br>「“七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この研鑽を消す事能わず……!」
  −
:『冠位時間神殿ソロモン』での台詞。
  −
  −
===オリアス===
  −
;「不明なり。不可解なり。我らを相手取りながら、ここまで戦える道理が見えぬ。」<br>「神代の真価も知らぬ有象無象の集合体。無知の軍勢。凡百の英霊の寄せ集め―――」<br>「その矮小な統合値が、何故、我ら九柱を押しとどめる―――!」
  −
:『冠位時間神殿』での台詞。数値に囚われ、神代の真価も知らず、無知の凡百の英霊の秘めた絆の力を理解できなかった。
  −
  −
=== バルバトス ===
  −
;「高貴なる四つの魂を以て、バルバトス現界せよ。」
  −
:バルバトスの戦闘開始時の台詞。人理を焼却せんとする魔神の出現。
  −
:「高貴なる四つの魂」が何を指すのかは不明。[[メフィストフェレス|ここまでに]][[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|魔霧計画に加担し、]][[チャールズ・バベッジ|消滅した]][[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|サーヴァント]]の数とは一致するが…。
  −
  −
;「お前には無理だ」
  −
:バルバトスの攻撃時の台詞。強大な力で主人公達を苦しめた。
  −
  −
;「全てを知るが故に全てを嘆くのだ……焼却式。」
  −
:焼却式 バルバトス発動。彼の手にした真実に主人公が近づく時は果たして…?
  −
  −
;「起動せよ。起動せよ。管制塔を司る九柱。即ち、」<br>「パイモン。ブエル。グシオン。シトリー。ベレト。エリゴス。カイム。」<br>「我ら九柱、統括を補佐するもの。我ら九柱、末端を維持するもの。」<br>「“七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この統合を止む事認めず……!」
  −
:『冠位時間神殿ソロモン』での台詞。
  −
  −
=== ハルファス ===
  −
;「ソロモン七十二柱が<ruby><rb>一柱</rb><rt>ひとはしら</rt></ruby>。序列三十六位。軍魔ハルファス」<br>「この世から戦いが消えることはない。この世から武器が消えることはない。」<br>「<ruby><rb>定命の者</rb><rt>にんげん</rt></ruby>は螺旋の如く戦い続けることが定められている」
  −
:第五章最終幕にて現れた際の台詞。この時点では名前表記こそクー・フーリンのままだが、名乗った名前も語る言葉も伝承の魔神そのものと化している。魔神柱の「意思」らしきものがあることが明確に分かるシーンでもある。
  −
  −
;「我は闘争を与えし者。平和を望む心を持つ者たちよ。汝らは不要である……!」
  −
:自身の言葉に否を唱えた[[ナイチンゲール]]とその仲間達に対して。
  −
:召喚されたから目の前の相手を斃すのではなく、初めて魔神柱が明確に自身に反する相手を排除しようとする意志を示した。
  −
  −
;「道徳を緩げ」<br>「血肉を求め」<br>「略奪に努め」
  −
:攻撃時の台詞。闘争は道徳を緩げ、血肉を求め、略奪に努めさせる。
  −
  −
;「汝ら肉共、互いを食め」
  −
:クリティカル攻撃時の台詞。この魔神は互いを食むことを見てきたことを告げる。
  −
  −
;「今もって我ら不可解なり。汝ら肉共互いを赦し高め尊び、されど慈愛に至らず孤独を望む。もはや我らの理解は彼岸の果て。死の淵より汝らの滅びを処す。奪い給え、焼却式 ハルファス」
  −
:焼却式 ハルファス発動。長きに渡り人間を見てきたことと、しかし人間の在り方が理解できないという諦めとも呆れとも取れる感情が見え隠れする。
  −
  −
;「フフフハハハハ……フフフハハハハハハハハ……」
  −
:消滅時の台詞。闘争を否定され、打倒される際もやはり闘争によるものだった。
      
=== アモン・ラー ===
 
=== アモン・ラー ===
 
;「メェエエリィイアメン……過去!未来!」
 
;「メェエエリィイアメン……過去!未来!」
 
:戦闘開始時の台詞。大神は過去と未来を見通す。
 
:戦闘開始時の台詞。大神は過去と未来を見通す。
   
;「アメンメセス!」<br>「サフラー!」<br>「シェプスセスカーフ!」
 
;「アメンメセス!」<br>「サフラー!」<br>「シェプスセスカーフ!」
 
:攻撃時の台詞。順番に古代エジプト第19王朝第5代目ファラオ、エジプト第5王朝の2代目ファラオ、エジプト第4王朝の6代目ファラオの名前。
 
:攻撃時の台詞。順番に古代エジプト第19王朝第5代目ファラオ、エジプト第5王朝の2代目ファラオ、エジプト第4王朝の6代目ファラオの名前。
   
;「メレルアメン」
 
;「メレルアメン」
 
:クリティカル攻撃時の台詞。ラムセス11世の名を呼ぶ。
 
:クリティカル攻撃時の台詞。ラムセス11世の名を呼ぶ。
   
;「ネフェル……イルカ、ラー……!」
 
;「ネフェル……イルカ、ラー……!」
 
:消滅時の台詞。パレルモ石に記された最後の王の名を呼ぶ。
 
:消滅時の台詞。パレルモ石に記された最後の王の名を呼ぶ。
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:「メリアメン」はオジマンディアスの誕生名ラムセス・メリアメンより。意味としては「アメン神に愛される者」といったもの。
 
:「メリアメン」はオジマンディアスの誕生名ラムセス・メリアメンより。意味としては「アメン神に愛される者」といったもの。
 
:「ウセルマートラー」は即位名ウセルマートラー・セテプエンラーより。こちらの意味は「ラー神のマート(宇宙の秩序)は力強い」、ちなみにセテプエンラーが「ラー神が選んだ者」という意味で、即位名を意訳すると「宇宙の秩序たるラー神に選ばれし者」といったところか。
 
:「ウセルマートラー」は即位名ウセルマートラー・セテプエンラーより。こちらの意味は「ラー神のマート(宇宙の秩序)は力強い」、ちなみにセテプエンラーが「ラー神が選んだ者」という意味で、即位名を意訳すると「宇宙の秩序たるラー神に選ばれし者」といったところか。
 
+
==== ハーゲンティ ====
=== ハーゲンティ ===
   
;「この世の終わりの予感……。」
 
;「この世の終わりの予感……。」
 
: 戦闘開始時の台詞。その発端は[[ゲーティア|貴方の上司]]である。
 
: 戦闘開始時の台詞。その発端は[[ゲーティア|貴方の上司]]である。
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===溶鉱炉 ナベリウス===
 
===溶鉱炉 ナベリウス===
 
;「深みが無い」<br>「苦味が無い」<br>「まろみが無い」
 
;「深みが無い」<br>「苦味が無い」<br>「まろみが無い」
:攻撃時の台詞。魔神柱に味覚はあるのだろうか?
  −
   
;「美味なり!」
 
;「美味なり!」
:クリティカル攻撃時の台詞。美味しいのだろうか?
  −
   
;「溶鉱炉、解放。一滴の真理に至れ。焼却式 ナベリウス」
 
;「溶鉱炉、解放。一滴の真理に至れ。焼却式 ナベリウス」
:焼却式 ナベリウス発動。溶鉱炉を解放し、一滴の真理に至ろうとする。
+
:攻撃時の台詞(終端はそれぞれクリティカル攻撃時、チャージ攻撃時)。
 
+
:人間を食物扱いする悪魔らしい感性とも言える<del>が、魔神柱に味覚はあるのだろうか</del>?
 
;「礼節が足りぬようだな……」
 
;「礼節が足りぬようだな……」
:溶鉱炉、損壊。悪魔が見下した「凡百の英霊と平凡な人間」に敗れ去ったのであった。
+
:溶鉱炉、損壊。悪魔が見下した「凡百の英霊と平凡な人間」に敗れ去る時が近づく。
    
===情報室 フラウロス ===
 
===情報室 フラウロス ===
 +
;「起動せよ。起動せよ。情報室を司る九柱。即ち、」<br>「オリアス。ヴァプラ。ザガン。ウァクラ。アンドラス。アンドレアルフス。キマリス。アムドゥシアス。」<br>「我ら九柱、文字を得るもの。我ら九柱、事象を編むもの。」<br>「“七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この研鑽を消す事能わず……!」
 +
:『冠位時間神殿ソロモン』での台詞。
 +
 
;「目障りだ」<br>「己を知れ…」<br>「無様ッ!」
 
;「目障りだ」<br>「己を知れ…」<br>「無様ッ!」
:攻撃時の台詞。情報室を司る悪魔は最後の戦いを挑む「人間たち」に牙を剥く。
  −
   
;「無駄な動きをするなッ!」
 
;「無駄な動きをするなッ!」
:クリティカル攻撃時の台詞。情報室を司る悪魔にはすべてを賭ける英霊たちの戦いが無駄にしか見えない。
+
:攻撃時の台詞(終端はクリティカル攻撃時)。最後の戦いを挑む「人間たち」を無駄と断じ、牙を剥く。
 
   
;「情報室、開廷。過去を暴き、未来を墜とす。焼却式 フラウロス」
 
;「情報室、開廷。過去を暴き、未来を墜とす。焼却式 フラウロス」
:焼却式 フラウロス発動。情報室を開廷し、過去から積み重ねてきた業・現実を暴き、未来を墜とす。
+
:チャージ攻撃時。過去から積み重ねてきた業・現実を暴き、未来を墜とす。
 +
;「なぜここまでの力をぉ…ッ!」
 +
:情報室、終了。それを引き起こした力、「英霊たちと人間の繋げる絆の力」は記録するに難しいことだっただろう。
   −
;「なぜここまでの力をぉ…ッ!」
+
====オリアス====
:情報室、終了。それを引き起こした力は、「英霊たちと人間の繋げる絆の力」に他ならない。
+
;「不明なり。不可解なり。我らを相手取りながら、ここまで戦える道理が見えぬ。」<br>「神代の真価も知らぬ有象無象の集合体。無知の軍勢。凡百の英霊の寄せ集め―――」<br>「その矮小な統合値が、何故、我ら九柱を押しとどめる―――!」
 +
:『冠位時間神殿』での台詞。数値に囚われ、神代の真価も知らず、無知の凡百の英霊の秘めた絆の力を理解できなかった。
    
===観測所 フォルネウス ===
 
===観測所 フォルネウス ===
 
;「熱源、感知」<br>「動体、発見」<br>「標的、発見」
 
;「熱源、感知」<br>「動体、発見」<br>「標的、発見」
:攻撃時の台詞。観測所を司る悪魔は敵の姿を観測する。
  −
   
;「消滅を提案する」
 
;「消滅を提案する」
:クリティカル攻撃時の台詞。観測した敵対者に自ら消滅する事を提案する。
  −
   
;「観測所、起動。清浄であれ。其の痕跡を消す。焼却式 フォルネウス」
 
;「観測所、起動。清浄であれ。其の痕跡を消す。焼却式 フォルネウス」
:焼却式 フォルネウス発動。観測所を起動し、清浄である為に、其の痕跡を消す。
+
:攻撃時の台詞(終端はクリティカル攻撃時、チャージ攻撃時)。新しき世を観測するこの悪魔には、人理も人類もただ目障りでしか無い。
 
   
;「無意味なり…無意味なり……」
 
;「無意味なり…無意味なり……」
 
:観測所、閉館。「痕跡が消えた先の意味」を観測することだけは最早できなかった。
 
:観測所、閉館。「痕跡が消えた先の意味」を観測することだけは最早できなかった。
   −
;「我はイカではない。我はエイである。貴様は特に不認なり。」
+
;「我はイカではない。我はエイである。」「貴様は特に不認なり。」
:[[エドワード・ティーチ]]に対して。なぜか黒髭に集中して攻撃を仕掛けてきたりと、パンケーキにされたハーゲンティとまではいかないが、ギャグ時空であった。
+
:何故か[[エドワード・ティーチ]]に集中して攻撃を仕掛けてきたり、'''「やっぱ怖いから殺す」'''と滅多打ちにされたりとギャグ時空に巻き込まれていた。(パンケーキにされたハーゲンティとまではいかないが)
:この後、黒髭から'''「やっぱ怖いから殺す」'''と滅多打ちにされてしまった。
+
:というか明らかに他の魔神柱よりもサーヴァントとの掛け合いが多い。
    
===管制塔 バルバトス ===
 
===管制塔 バルバトス ===
 +
;「高貴なる四つの魂を以て、バルバトス現界せよ。」
 +
:第4章にて、人理を焼却せんとする魔神の出現。
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:「高貴なる四つの魂」が何を指すのかは不明。[[メフィストフェレス|ここまでに]][[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|魔霧計画に加担し、]][[チャールズ・バベッジ|消滅した]][[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|サーヴァント]]の数とは一致するが…。
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;「起動せよ。起動せよ。管制塔を司る九柱。即ち、」<br>「パイモン。ブエル。グシオン。シトリー。ベレト。エリゴス。カイム。」<br>「我ら九柱、統括を補佐するもの。我ら九柱、末端を維持するもの。」<br>「“七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この統合を止む事認めず……!」
 +
:『冠位時間神殿ソロモン』で登場時の台詞。
 +
 
;「何を知る」<br>「何を望む」<br>「友は全て消えゆく」
 
;「何を知る」<br>「何を望む」<br>「友は全て消えゆく」
:攻撃時の台詞。管制塔を司る悪魔は人間が求めるものを否定する。
  −
   
;「お前には無理だ」
 
;「お前には無理だ」
:クリティカル攻撃時の台詞。敵対者の全てを否定する。
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:攻撃時の台詞(終端はクリティカル攻撃時)。管制塔を司る悪魔は人間が求めるもの全てを否定する。
 
   
;「管制塔、点灯。全てを知るが故、全てを嘆くのだ。焼却式 バルバトス」
 
;「管制塔、点灯。全てを知るが故、全てを嘆くのだ。焼却式 バルバトス」
:焼却式 バルバトス発動。管制塔を点灯し、その否定は全てを知り、全てに嘆きを齎らす。
+
:チャージ攻撃時。全てを知ってなお、全てに嘆きを齎らすその否定を打ち破れる時は果たして。
 
   
;「オォォォ……オォォォォォォォォォ!!」
 
;「オォォォ……オォォォォォォォォォ!!」
 
:管制塔、瓦解。「絶望」とともに「希望」までもを否定した悪魔の末路。
 
:管制塔、瓦解。「絶望」とともに「希望」までもを否定した悪魔の末路。
    
=== 兵装舎 ハルファス ===
 
=== 兵装舎 ハルファス ===
 +
;「ソロモン七十二柱が<ruby><rb>一柱</rb><rt>ひとはしら</rt></ruby>。序列三十六位。軍魔ハルファス」<br>「この世から戦いが消えることはない。この世から武器が消えることはない。」<br>「<ruby><rb>定命の者</rb><rt>にんげん</rt></ruby>は螺旋の如く戦い続けることが定められている」
 +
:第五章最終幕にて現れた際の台詞。この時点では名前表記こそクー・フーリンのままだが、名乗った名前も語る言葉も伝承の魔神そのものと化している。魔神柱の「意思」らしきものがあることが明確に分かるシーンでもある。
 +
;「我は闘争を与えし者。平和を望む心を持つ者たちよ。汝らは不要である……!」
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:自身の言葉に否を唱えた[[ナイチンゲール]]とその仲間達に対して。
 +
:召喚されたから目の前の相手を斃すのではなく、初めて魔神柱が明確に自身に反する相手を排除しようとする意志を示した。
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 +
;「今もって我ら不可解なり。汝ら肉共互いを赦し高め尊び、されど慈愛に至らず孤独を望む。もはや我らの理解は彼岸の果て。死の淵より汝らの滅びを処す。奪い給え、焼却式 ハルファス」
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:第五章での焼却式 ハルファス発動。長きに渡り人間を見てきたことと、しかし人間の在り方が理解できないという諦めとも呆れとも取れる感情が見え隠れする。
 +
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;「道徳を緩め」<br>「血肉を求め」<br>「略奪に努め」
 
;「道徳を緩め」<br>「血肉を求め」<br>「略奪に努め」
:攻撃時の台詞。兵装舎を司る悪魔は互いに争う人間を殺戮せんとする。
  −
   
;「汝ら肉共、互いを食め」
 
;「汝ら肉共、互いを食め」
:クリティカル攻撃時の台詞。互いに食む人間を、悪魔は見下す。
+
:攻撃時の台詞(終端はクリティカル攻撃時)。兵装舎を司る悪魔は互いに争い食む人間を見下し、殺戮せんとする。
 
   
;「兵装舎、補充。共に愛しながら憎み合うのか。奪い給え。焼却式 ハルファス」
 
;「兵装舎、補充。共に愛しながら憎み合うのか。奪い給え。焼却式 ハルファス」
:焼却式 ハルファス発動。兵装舎を補充し、共に愛しながら憎み合うモノの命を奪う。
+
:チャージ攻撃時。戦いに明け暮れた悪魔は愛憎そのものを否定する。
 
   
;「フフフハハハハ……フフフハハハハハハハハ……」
 
;「フフフハハハハ……フフフハハハハハハハハ……」
 
:兵装舎、停止。「人間が誰かを愛し、慈しみ、大切にする」事は理解を超えるものだった。
 
:兵装舎、停止。「人間が誰かを愛し、慈しみ、大切にする」事は理解を超えるものだった。
 
+
:しかしながら、闘争を否定され、打倒される際もやはり闘争によるものだった。
 
===覗覚星 アモン===
 
===覗覚星 アモン===
 
;「我が光を読め」<br>「我が怒りを知れ」<br>「我が眼を見よ」
 
;「我が光を読め」<br>「我が怒りを知れ」<br>「我が眼を見よ」
:攻撃時の台詞。覗覚星を司る悪魔は醜いと見なす人間に憤怒の眼差を向ける。
  −
   
;「切断する!」
 
;「切断する!」
:クリティカル攻撃時の台詞。眼に捉えたものを切断する。
  −
   
;「覗覚星、開眼。数多の残像、全ての痕跡を私は捉える。焼却式 アモン」
 
;「覗覚星、開眼。数多の残像、全ての痕跡を私は捉える。焼却式 アモン」
:焼却式 アモン発動。覗覚星を開眼し、幾多の残像と全ての痕跡を捉える。
+
:攻撃時の台詞(終端はクリティカル攻撃時、チャージ攻撃時)。覗覚星を司る悪魔は醜いと見なす人間に憤怒の眼差を向ける。
    
;「光が……光が、途絶える……!」
 
;「光が……光が、途絶える……!」
421行目: 375行目:  
=== 生命院 サブナック ===
 
=== 生命院 サブナック ===
 
;「産声を上げよ」<br>「強くあれ」<br>「不滅であれ」
 
;「産声を上げよ」<br>「強くあれ」<br>「不滅であれ」
:攻撃時の台詞。生命院を司る悪魔は「幸福が続く永遠」という歪な理想を祝福する。
  −
   
;「汝ら、病めることなかれ」
 
;「汝ら、病めることなかれ」
:クリティカル攻撃時の台詞。病むことがないよう願いながら、傷つける。
  −
   
;「生命院、証明。生きとし生けるもの、皆平等に燃えるべし。焼却式 サブナック」
 
;「生命院、証明。生きとし生けるもの、皆平等に燃えるべし。焼却式 サブナック」
:焼却式 サブナック発動。生命院を証明し、生きとし生けるものを皆平等に燃やし尽くす。
+
:攻撃時の台詞(終端はクリティカル攻撃時、チャージ攻撃時)。生命院を司る悪魔は「幸福が続く永遠」という歪な理想を祝福し、そこからこぼれ落ちた者たちを滅する
    
;「我は父なり……! 生命の父なり……!」
 
;「我は父なり……! 生命の父なり……!」
434行目: 384行目:  
===廃棄孔 アンドロマリウス===
 
===廃棄孔 アンドロマリウス===
 
;「何故欲しがるッ!」<br>「何故持て余すッ!」<br>「不要不要不要ッ!」
 
;「何故欲しがるッ!」<br>「何故持て余すッ!」<br>「不要不要不要ッ!」
:攻撃時の台詞。廃棄孔を司る悪魔は人が持つ欲望を無駄だと断じる。
  −
   
;「身も心も虚無となれ!」
 
;「身も心も虚無となれ!」
:クリティカル攻撃時の台詞。身も心も全て、虚無に変える。
  −
   
;「廃棄孔、崩落。不要なもの、全てを捨てよう! 焼却式 アンドロマリウス」
 
;「廃棄孔、崩落。不要なもの、全てを捨てよう! 焼却式 アンドロマリウス」
:焼却式 アンドロマリウス。廃棄孔を崩落し、獣の事業には不要な人間と人類史を全て捨て去る。
+
:攻撃時の台詞(終端はクリティカル攻撃時、チャージ攻撃時)。廃棄孔を司る悪魔は人が持つ欲望を無駄だと断じる。
 +
獣の事業には不要な人間と人類史を全て捨て去る。
    
;「もっとだ! もっと吐き出すがいい!」
 
;「もっとだ! もっと吐き出すがいい!」
450行目: 397行目:  
*初期に登場したフラウロス、フォルネウス、バルバトスのデザインは全て黒い体色に丸い目を持つタイプで統一されていたが、第五章のハルファス以降は個体ごとに異なるデザインのものも登場し、終章ではフラウロス、フォルネウス、バルバトスも体色が黒以外に変更されている。ただしフラウロスの体色が変更されているのは終章3節に登場する「情報室フラウロス」のみであり、終章1節に登場した「魔神フラウロス」は第二章に登場した際と同様の黒い体色に丸い目を持つタイプになっている。
 
*初期に登場したフラウロス、フォルネウス、バルバトスのデザインは全て黒い体色に丸い目を持つタイプで統一されていたが、第五章のハルファス以降は個体ごとに異なるデザインのものも登場し、終章ではフラウロス、フォルネウス、バルバトスも体色が黒以外に変更されている。ただしフラウロスの体色が変更されているのは終章3節に登場する「情報室フラウロス」のみであり、終章1節に登場した「魔神フラウロス」は第二章に登場した際と同様の黒い体色に丸い目を持つタイプになっている。
 
**また初期に登場するフラウロス、フォルネウスには戦闘ボイスが存在していなかったが、第四章のバルバトス以降にはボイスがあり、終章ではフラウロス、フォルネウスにもボイスが追加されている。
 
**また初期に登場するフラウロス、フォルネウスには戦闘ボイスが存在していなかったが、第四章のバルバトス以降にはボイスがあり、終章ではフラウロス、フォルネウスにもボイスが追加されている。
*ゲーム上のクラスは「UNKNOWN」と表記されているがタイプ相性はあり、三騎士の[[セイバー]]、[[アーチャー]]、[[ランサー]]に対して有利、[[バーサーカー]]とは互いに弱点を突き、残る[[ライダー]]、[[キャスター]]、[[アサシン]]に対して不利という特殊な相性になっている。このタイプ相性は魔神王ゲーティアと同様であること、[[エミヤ〔アサシン〕]]が魔神柱を「ビーストの眷属」と称していること、同じくビースト直属の使い魔である11体の[[ラフム|ベル・ラフム]]のクラスがビースト(ビーストⅡ)であったことなどから、本来のクラスはビースト(ビーストⅠ)だと思われる。
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*ゲーム上のクラスは「UNKNOWN」と表記されているがタイプ相性はあり、三騎士の[[セイバー]]、[[アーチャー]]、[[ランサー]]に対して有利、[[バーサーカー]]とは互いに弱点を突き、残る[[ライダー]]、[[キャスター]]、[[アサシン]]や[[アヴェンジャー]]に対して不利という特殊な相性になっている。このタイプ相性は魔神王ゲーティアと同様であること、[[エミヤ〔アサシン〕]]が魔神柱を「ビーストの眷属」と称していること、同じくビースト直属の使い魔である11体の[[ラフム|ベル・ラフム]]のクラスがビースト(ビーストⅡ)であったことなどから、本来のクラスはビースト(ビーストⅠ)だと思われる。
**表記上は同じ「クラス:ビースト」であっても、ビーストは各々が独立しているため、ビーストⅠとビーストⅡではクラス相性が異なる。ビーストⅠは上述の通り。ビーストⅡのティアマト、ラフム等は全てのクラスに有利・不利が出ない相性となる。
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**表記上は同じ「クラス:ビースト」であっても、ビーストは各々が独立しているため、ビーストⅠとビーストⅡではクラス相性が異なる。ビーストⅠは上述の通り。ビーストⅡのティアマト、ラフム等は、シールダーと同様に全てのクラスに有利・不利が出ない相性となる。
 
*TYPE-MOONにおいて設定は幾度か語られたことがある『悪魔』、それも魔神というより上位の存在の登場に多くのプレイヤーが驚愕した。
 
*TYPE-MOONにおいて設定は幾度か語られたことがある『悪魔』、それも魔神というより上位の存在の登場に多くのプレイヤーが驚愕した。
 
**もっとも、[[小辞典]]にもある通りTYPE-MOONにおける悪魔は<br>『第六架空要素。人間の願いに取り憑き、その願いを歪んだ方法で成就せんとする存在。<br> 悪魔に憑かれると他の要素に異常が起き、最後には肉体も変化して異形の怪物と化す。<br> 高位の悪魔ほど「症状」が表に出づらく検知が困難で、露見するのは大惨事が約束された後になりやすい』<br>というもので、ソロモンの操る使い魔であるこの魔神柱とは別種の存在である。
 
**もっとも、[[小辞典]]にもある通りTYPE-MOONにおける悪魔は<br>『第六架空要素。人間の願いに取り憑き、その願いを歪んだ方法で成就せんとする存在。<br> 悪魔に憑かれると他の要素に異常が起き、最後には肉体も変化して異形の怪物と化す。<br> 高位の悪魔ほど「症状」が表に出づらく検知が困難で、露見するのは大惨事が約束された後になりやすい』<br>というもので、ソロモンの操る使い魔であるこの魔神柱とは別種の存在である。
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*玉座での決戦終了後にそれぞれの魔神柱は、上記の通り各々が手段こそ違えど最終的に消滅した。しかしゼパル、フェニクス、ラウム、バアルの四柱については消滅の様子が語られておらず、登場もしなかった。
 
*玉座での決戦終了後にそれぞれの魔神柱は、上記の通り各々が手段こそ違えど最終的に消滅した。しかしゼパル、フェニクス、ラウム、バアルの四柱については消滅の様子が語られておらず、登場もしなかった。
 
**続く新章「Epic of Remnant」が四編の断章より構成されること、そしてそのPVでの「魔術王が残した愛すべき“残り物”」という発言から、この四柱が関わっているのではと予想するユーザーも多い。欠けた四柱も、宝具の使用を上奏するも直々に却下されたバアル、戦力を計算ミスした統括局への弾劾を叫ぶゼパル、宙域からの撤退を進言していたラウムと不穏な振る舞いを見せていたメンバーが揃っていることも推測の補強になっている。
 
**続く新章「Epic of Remnant」が四編の断章より構成されること、そしてそのPVでの「魔術王が残した愛すべき“残り物”」という発言から、この四柱が関わっているのではと予想するユーザーも多い。欠けた四柱も、宝具の使用を上奏するも直々に却下されたバアル、戦力を計算ミスした統括局への弾劾を叫ぶゼパル、宙域からの撤退を進言していたラウムと不穏な振る舞いを見せていたメンバーが揃っていることも推測の補強になっている。
*[[ティアマト]]の最後の11体の[[ラフム|ベル・ラフム]]が魔神柱よりも強いのは、あれがティアマトにとっての『魔神柱の拠点』扱いなため。魔神柱72体であるのに対し、ティアマト直属の使い魔はあの11体のラフムで、つまり量より質となっている。
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*[[ティアマト]]の最後の11体の[[ラフム|ベル・ラフム]]が魔神柱よりも強いのは、あれがティアマトにとっての『魔神柱の拠点』扱いなため。魔神柱72体であるのに対し、ティアマト直属の使い魔はあの11体のラフムで全てであり、つまり量より質となっている。
    
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