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**最初からインスマウス面だったわけでなく、邪教の知識(宝具)の影響でこのような容姿になっているが、「アインツベルン相談室」では昔から眼球が飛び出しやすい体質だったと自ら語っており、その度にジャンヌが目潰しをして元に戻していたとかなんとか。
 
**最初からインスマウス面だったわけでなく、邪教の知識(宝具)の影響でこのような容姿になっているが、「アインツベルン相談室」では昔から眼球が飛び出しやすい体質だったと自ら語っており、その度にジャンヌが目潰しをして元に戻していたとかなんとか。
 
**「Fate/Zero material」では昔の顔のデザインも確認できる。また、異相たらしめているのはその双眸によるところが大きく、目を細めて笑みを浮かべた顔は、むしろ優しいとすら言える顔になっている。
 
**「Fate/Zero material」では昔の顔のデザインも確認できる。また、異相たらしめているのはその双眸によるところが大きく、目を細めて笑みを浮かべた顔は、むしろ優しいとすら言える顔になっている。
   
*宝具「螺湮城教本」もクトゥルー関連。螺湮城(らいんじょう)とは中国語で「ルルイエ」のことを指し、螺湮城教本とはクトゥルー神話に登場する架空の書物「ルルイエ異本」の別名。「ルルイエ」とは旧支配者の一柱であるクトゥルーが封印されている場所であり、海底にあるとされている。
 
*宝具「螺湮城教本」もクトゥルー関連。螺湮城(らいんじょう)とは中国語で「ルルイエ」のことを指し、螺湮城教本とはクトゥルー神話に登場する架空の書物「ルルイエ異本」の別名。「ルルイエ」とは旧支配者の一柱であるクトゥルーが封印されている場所であり、海底にあるとされている。
 
**オリジナルの中国語版(架空の書物なので、あくまで「そういう設定」である点に注意)は人皮で装丁されているとされており、この宝具もそれに倣ったのか同じく人皮で装丁されている。さらに表紙にデスマスク、背表紙に美少年の裸像の飾り付けがされており、かなり悪趣味なデザイン。
 
**オリジナルの中国語版(架空の書物なので、あくまで「そういう設定」である点に注意)は人皮で装丁されているとされており、この宝具もそれに倣ったのか同じく人皮で装丁されている。さらに表紙にデスマスク、背表紙に美少年の裸像の飾り付けがされており、かなり悪趣味なデザイン。
**「螺湮城教本」はルビの通り、本来の持ち主は魔術師フランソワ・プレラーティーである。ジルの朋友であり導師であった彼の宝具だが、キャスターのクラス固有スキル「道具作成」を代償にして再現された。しかしプレラーティーが所持していたのはオリジナルではなくイタリア語版、それも部分的な翻訳を行っただけのものだという。つまりキャスターが使っているのは「ルルイエ異本」を何度も劣化コピーした物に過ぎないのだが、それでも神秘性が極めて高いランクA+になったのは、神霊級を呼び出せる聖杯もかくやという礼装を原典としているからだろう。
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**「螺湮城教本」はルビの通り、本来の持ち主は魔術師[[フランソワ・プレラーティ]]である。ジルの朋友であり導師であった彼の宝具だが、キャスターのクラス固有スキル「道具作成」を代償にして再現された。しかしプレラーティが所持していたのはオリジナルではなくイタリア語版、それも部分的な翻訳を行っただけのものだという。つまりキャスターが使っているのは「ルルイエ異本」を何度も劣化コピーした物に過ぎないのだが、それでも神秘性が極めて高いランクA+になったのは、神霊級を呼び出せる聖杯もかくやという礼装を原典としているからだろう。
**キャスター自身はあくまでプレラーティーのパトロンであって、本来「魔術師」のクラスたりえない。このイレギュラーは[[アンリマユ|第三次の影響]]によるものである。
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***後にプレラーティが書き記した「螺湮城教本」の設定が『Fate/strange Fake』で公開されたが、それによると、「薬物でトリップしたプレラーティが繋がってはいけない所に繋がってしまい、大急ぎでイタリア語で術式を書き記し、繋がりそのものを封印した」とのこと。つまり、伝承にあるような夏王朝の文献の写本ではなく、あくまでもプレラーティのオリジナルである。
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****プレラーティが使用する場合のランクは堂々の'''EX'''、種別は'''対理宝具'''という危険な匂いしかしない代物。英霊化したプレラーティのもう一つの宝具が「世界のテクスチャすら騙す幻術」であることを考えると、'''世界のテクスチャそのものを作り替える代物'''の可能性すらある。ジルに魂レベルで譲渡しているため現状では使用不能なのがつくづく有り難い。
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**キャスター自身はあくまでプレラーティのパトロンであって、本来「魔術師」のクラスたりえない。このイレギュラーは[[アンリマユ|第三次の影響]]によるものである。
 
**ちなみに、本家のルルイエ異本は、本作品の著者である虚淵氏の所属するニトロプラスが発売しているゲーム『デモンベイン』シリーズにも登場している。もともとニトロプラスの作品のいくつかはクトゥルー神話が反映されているものがあり、Fate/Zeroにクトゥルーが絡むのはもはや必然であった、といっても過言ではないかもしれない。<br>一応、作中ではTYPE-MOONに配慮してかクトゥルー神話の直接的な用語は登場せず、「異界の邪神」などと表現されている。
 
**ちなみに、本家のルルイエ異本は、本作品の著者である虚淵氏の所属するニトロプラスが発売しているゲーム『デモンベイン』シリーズにも登場している。もともとニトロプラスの作品のいくつかはクトゥルー神話が反映されているものがあり、Fate/Zeroにクトゥルーが絡むのはもはや必然であった、といっても過言ではないかもしれない。<br>一応、作中ではTYPE-MOONに配慮してかクトゥルー神話の直接的な用語は登場せず、「異界の邪神」などと表現されている。
 
*宝具特化型のサーヴァントで、海魔の召喚・使役しかできないように見えがちだが、龍之介の「作品」がすぐに死なないように処置を施したりなど、別の魔術を使う場面もある。これも「螺湮城教本」の力で、この宝具は海魔の召喚・使役しかできないわけではない。
 
*宝具特化型のサーヴァントで、海魔の召喚・使役しかできないように見えがちだが、龍之介の「作品」がすぐに死なないように処置を施したりなど、別の魔術を使う場面もある。これも「螺湮城教本」の力で、この宝具は海魔の召喚・使役しかできないわけではない。
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