1行目: |
1行目: |
| == アーノルド・ベックマン == | | == アーノルド・ベックマン == |
| | | |
− | :セラフィックス所長の秘書。事務官をしていた一般職員。 | + | :[[海洋油田基地セラフィックス|セラフィックス]]所長の秘書。事務官をしていた一般職員。 |
| | | |
| :セラフィックスが危機に陥った際には、キアラに乗せられた形で担ぎ上げられて職員を仕切っていたが、次第に所長や副所長、ドクターや区間部長といった生き残ったメンバーを始末し始めるようになった<ref>竹箒日記によると、「ベックマンによるミスト劇場」と評しており、作中でもアーノルドに逆らった職員を外に追い出して攻性プログラムの餌食にしたり、SE.RA.PH内を見てまわっているメルトたちに攻撃を命じたりした。「ミスト」というのは怪生物が大量発生してスーパーマーケットに立てこもり、次第に内部がカルト化していく恐怖を描いたスティーブン・キング原作の映画「ミスト」のことであろうか。</ref>。 | | :セラフィックスが危機に陥った際には、キアラに乗せられた形で担ぎ上げられて職員を仕切っていたが、次第に所長や副所長、ドクターや区間部長といった生き残ったメンバーを始末し始めるようになった<ref>竹箒日記によると、「ベックマンによるミスト劇場」と評しており、作中でもアーノルドに逆らった職員を外に追い出して攻性プログラムの餌食にしたり、SE.RA.PH内を見てまわっているメルトたちに攻撃を命じたりした。「ミスト」というのは怪生物が大量発生してスーパーマーケットに立てこもり、次第に内部がカルト化していく恐怖を描いたスティーブン・キング原作の映画「ミスト」のことであろうか。</ref>。 |
8行目: |
8行目: |
| :その後、通信を切られた事に逆上しながら[[トリスタン]]に主人公を連れ戻しに向かわせたものの怒りは収まらず、そのまま感情に任せて暴れ回りながら管制室近くに保管されている毒薬を使って主人公を脅迫してでも指示に従わせてやると喚いていたが、そこでセラフィックスの実験の秘密を闇に葬りに現れた[[エミヤ〔オルタ〕]]に口封じの為に銃殺された。 | | :その後、通信を切られた事に逆上しながら[[トリスタン]]に主人公を連れ戻しに向かわせたものの怒りは収まらず、そのまま感情に任せて暴れ回りながら管制室近くに保管されている毒薬を使って主人公を脅迫してでも指示に従わせてやると喚いていたが、そこでセラフィックスの実験の秘密を闇に葬りに現れた[[エミヤ〔オルタ〕]]に口封じの為に銃殺された。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :極めて傲慢でプライドが高く、立場や地位、学歴などが下だと見た人物には見下したり、上から目線の態度で接し、自分に逆らった職員を外に追い出して死なせたり、場合によっては名前すら憶えない<ref>主人公たちに見つかるまでは長く管制室に引き籠り続けていたせいか、臆病で弱気な面が目立った。</ref>。 | + | :極めて傲慢でプライドが高く、立場や地位、学歴などが下だと見た人物には見下したり、上から目線の態度で接し、場合によっては名前すら憶えない<ref>主人公たちに見つかるまでは長く管制室に引き籠り続けていたせいか、臆病で弱気な面が目立った。</ref>。 |
− | :加えて少しでも想定外の事が起こるとすぐに焦りだして苛立ったり癇癪を起し、周囲の人物や物に暴力や暴言をぶつけて見境なく暴れ出すという、これまでセラフィックスを纏めてきたとはとても思えない程に器量が狭くて乱暴な一面も目立つ。 | + | :加えて少しでも想定外の事が起こるとすぐに焦りだして苛立ったり癇癪を起し、周囲の人物や物に暴力や暴言をぶつけて見境なく暴れ出す、自分に逆らった職員を外に追い出して死なせるという、これまでセラフィックスを纏めてきたとはとても思えない程に器量が狭くて乱暴な一面も目立つ。 |
| :非常時にも関わらず自分に責任問題が掛かるという理由で主人公一行が重要な情報を閲覧するのを邪魔しようとしたり、自分の命の保証のためにそれまで主人公が共に行動してきた[[メルトリリス]]を見殺しにする選択を主人公に強要しようとしたり、その指図を断ったら[[メルトリリス]]を口汚く罵った上で自分の立場を盾に主人公を陥れる報告をすると脅迫するなど、立場や権力を笠に着て他人を酷使し、自分を優先して平然と切り捨てる自己中心主義を地で行く人物である。 | | :非常時にも関わらず自分に責任問題が掛かるという理由で主人公一行が重要な情報を閲覧するのを邪魔しようとしたり、自分の命の保証のためにそれまで主人公が共に行動してきた[[メルトリリス]]を見殺しにする選択を主人公に強要しようとしたり、その指図を断ったら[[メルトリリス]]を口汚く罵った上で自分の立場を盾に主人公を陥れる報告をすると脅迫するなど、立場や権力を笠に着て他人を酷使し、自分を優先して平然と切り捨てる自己中心主義を地で行く人物である。 |
| :また、今まで危機に陥ったセラフィックスを仕切っていた事などを鼻に掛けている節が非常に目立ち、救援に来た主人公に対しても勝手な理由で自分より劣っていると判断すると一方的に主人公を指揮下に置くと宣言し始めて傲慢不遜な態度で好き勝手な命令を下し始めたり<ref>しかも当人からしたらこれでもカルデアのマスターとして丁寧に接してやっていたつもりだったらしいが、その態度を見たメルトリリスやパッションリップから顰蹙を買っている。</ref>、「自分には天体室に行く義務がある」などとしきりに言って自分を特別な人間のように過大評価する所もあるが、その実態は周囲に祭り上げられて現状のリーダーに担ぎ上げられただけの小人物に過ぎなかった。 | | :また、今まで危機に陥ったセラフィックスを仕切っていた事などを鼻に掛けている節が非常に目立ち、救援に来た主人公に対しても勝手な理由で自分より劣っていると判断すると一方的に主人公を指揮下に置くと宣言し始めて傲慢不遜な態度で好き勝手な命令を下し始めたり<ref>しかも当人からしたらこれでもカルデアのマスターとして丁寧に接してやっていたつもりだったらしいが、その態度を見たメルトリリスやパッションリップから顰蹙を買っている。</ref>、「自分には天体室に行く義務がある」などとしきりに言って自分を特別な人間のように過大評価する所もあるが、その実態は周囲に祭り上げられて現状のリーダーに担ぎ上げられただけの小人物に過ぎなかった。 |
16行目: |
16行目: |
| :セラフィックスの地図に隠された天体室の場所やセラフィックスの潜行速度から計算した残り時間を自慢げに話しているが、それらはとっくに他者が知っているか、他者の手で行っていたものであった為、作中で自分の手で主人公の役に立った試しは全くない。 | | :セラフィックスの地図に隠された天体室の場所やセラフィックスの潜行速度から計算した残り時間を自慢げに話しているが、それらはとっくに他者が知っているか、他者の手で行っていたものであった為、作中で自分の手で主人公の役に立った試しは全くない。 |
| :ひたすら他人に命令して自分の手柄のように語るクセに、他人にやらせないと本当に何もできない、傲慢不遜な態度やあまりの無知さ加減などからサーヴァント達からも馬鹿にされたり反発されたりと全く信頼されておらず、「リーダー」どころか「一個人」としても殆どまともに相手にされていない。 | | :ひたすら他人に命令して自分の手柄のように語るクセに、他人にやらせないと本当に何もできない、傲慢不遜な態度やあまりの無知さ加減などからサーヴァント達からも馬鹿にされたり反発されたりと全く信頼されておらず、「リーダー」どころか「一個人」としても殆どまともに相手にされていない。 |
| + | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ===Fate=== | | ===Fate=== |