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→事件の経緯と末路
;三月
;三月
:ゼパル、キアラに名を告げて本格的に共存という名の支配下においた。並行世界の記録から『EXTRA CCC』でのキアラの経歴を知ったゼパルはこちらのキアラを同期させ、能力を引き出す。
:ゼパル、キアラに名を告げて本格的に共存という名の支配下においた。並行世界の記録から『EXTRA CCC』でのキアラの経歴を知ったゼパルはこちらのキアラを同期させ、能力を引き出す。
:本来ムーンセルでのキアラの事件は虚数事象<ref>観測宇宙ではロストされたが記録宇宙ではギリギリ古本として残っている。</ref>なので並行世界を閲覧できるゼパルでも見えないが、閲覧対象のキアラがビースト候補<ref>獣の権能:並行世界や時間逆行等の攻撃にも耐性を持ついわば運命即死耐性。これが虚数事象の記録にも対応している為、キアラによる事件は無かった事になってもキアラ本人の記録は永久に残されてしまう。</ref>であった為に、ゼパルの被支配化と言う副作用を伴って実現してしまった。
:本来ムーンセルでのキアラの事件は虚数事象<ref>観測宇宙ではロストされたが記録宇宙ではギリギリ古本として残っている。</ref>なので並行世界を閲覧できるゼパルでも見えなかったが、閲覧対象のキアラがビースト候補<ref>獣の権能:並行世界や時間逆行等の攻撃にも耐性を持ついわば運命即死耐性。これが虚数事象の記録にも対応している為、キアラによる事件は無かった事になってもキアラ本人の記録は永久に残されてしまう。</ref>であった為に、ゼパルの被支配化と言う副作用を伴って実現してしまった。
:セラフィックスの電脳化はやがてSE.RA.PH化に変化。セラフィックスは深海下に沈むも電脳化のおかげで維持されるが、時間は少しずつSE.RA.PH内時間に変化し、外界との隔絶が更に進行してしまう。
:セラフィックスの電脳化はやがてSE.RA.PH化に変化。セラフィックスは深海下に沈むも電脳化のおかげで維持されるが、時間は少しずつSE.RA.PH内における概念に変化し、外界との隔絶が更に進行してしまう。
:通常職員も特権職員も、分け隔てのない共同体が出来上がったが、治安・風紀を守るための組織、という名目の暴力機構が出来る。ベックマンの手で組織と法律が作られたものの、組織の存在自体はみなの総意、全員が良しとした結果だった。この時点でセラフィックス内の道徳は末期を迎えた。
:通常職員も特権職員も、分け隔てのない共同体が出来上がったが、その皆の総意、全員が良しとした結果、治安・風紀を守るための組織と法律、という名目の暴力機構がベックマンの手で作り上げられる。この時点でセラフィックス内の道徳は末期を迎えた。
:キアラ(ゼパル)による、生き残り職員達のカルト化開始。閉塞状態によって狂乱状態になったセラフィックスの職員を救い、癒したキアラがいなければ誰一人として生きていけない依存体制となってしまった。その後において、特に理由もなくクジ引きをするような気楽さでひとりずつそのグループから脱落させた。グループから落とされる危機感と恐怖は、職員たちの人格を崩壊、堕落させて人間性を剥奪した結果、集団のカルト化・暴行・粛清や殺戮が行われていた。
:キアラ(ゼパル)による、生き残り職員達のカルト化開始。閉塞状態によって狂乱状態になったセラフィックスの職員を救い、癒したキアラがいなければ誰一人として生きていけない依存体制となってしまった。その後において、特に理由もなくクジ引きをするような気楽さでひとりずつそのグループから脱落させた。グループから落とされる危機感と恐怖は、職員たちの人格を崩壊、堕落させて人間性を剥奪した結果、集団のカルト化・暴行・粛清や殺戮が行われていた。
:キアラによる何度目かの試行錯誤の末、天体室が開かれる。副所長はあと一歩、というところで恐怖と自己保身に負けて起動させられなかった。最後のレバーを引いたのは汚れ仕事専門の男だった。
:キアラによる何度目かの試行錯誤の末、天体室が開かれる。副所長はあと一歩、というところで恐怖と自己保身に負けて起動させられなかった。最後のレバーを引いたのは汚れ仕事専門の男だった。
:そして、コフィンの中に保存されていた128人のマスターを介して128騎のサーヴァントを呼んだ事で事態は悪化の一途を辿り、100倍時間は始まった。
:そして、コフィンの中に保存されていた128人のマスターを介して128騎のサーヴァントを呼んだ事で、100倍時間のもとに聖杯戦争が幾度となく再現されることとなる。
;四月
;四月
:セラフィックスの大部分が電脳化。キアラは『EXTRA CCC』での自分が吸収していた[[BB|BB/GO]]、メルトとリップのサルベージに成功。
:セラフィックスの大部分が電脳化。キアラは『EXTRA CCC』での自分が吸収していた[[BB|BB/GO]]、メルトリリスとパッションリップのサルベージに成功。
:[[BB|BB/GO]]はSE.RA.PH管理者として生き残った職員たちに現状を伝える。ここの時間の尺度は外の100倍=現実世界の1分はここでは100分に相当し、感覚時間では五月にカルデアの救援が来るまで50年以上もかかる、と宣言される。(ただし、三月末にサーヴァントが召喚された時点で「残りの時間はセラフ感覚で一年」とのコメントもあるので、「電脳化された空間内では時間の尺度が100倍になる」という事実だけを伝え、意図的に誤解させた可能性もある)
:[[BB|BB/GO]]はSE.RA.PH管理者として生き残った職員たちに現状を伝える。ここの時間の尺度は外の100倍=現実世界の1分はここでは100分に相当し、感覚時間では五月にカルデアの救援が来るまで50年以上もかかる、と宣言される。(ただし、三月末にサーヴァントが召喚された時点で「残りの時間はセラフ感覚で一年」とのコメントもあるので、「電脳化された空間内では時間の尺度が100倍になる」という事実だけを伝え、意図的に誤解させた可能性もある)
:管制室に避難したセラフィックス職員たちの内紛はより悲惨なものに。キアラに乗せられたアーノルド・ベックマンは生き残りを纏め上げ、ほぼ集団を統率するが、逆らった職員は外に追い出して攻性プログラムの餌食にしたり、SE.RA.PH内を見てまわっているメルトたちに攻撃を命じたりした。
:管制室に避難したセラフィックス職員たちの内紛はより悲惨なものに。キアラに乗せられたアーノルド・ベックマンは生き残りを纏め上げ、ほぼ集団を統率するが、逆らった職員は外に追い出して攻性プログラムの餌食にしたり、SE.RA.PH内を見てまわっているメルトたちに攻撃を命じたりした。
:キアラの完全SE.RA.PH化が完了。セラフィックス諸共2030年のマリアナ海溝にレイシフトする。
:キアラの完全SE.RA.PH化が完了。セラフィックス諸共2030年のマリアナ海溝にレイシフトする。
:しかし、トラパインが情報分解されながらも単身で通信室に到達し、BBの助けを得てカルデアにSOSを送った。救難信号を受けたカルデアは、BBのガイドと工作を経てセラフィックスへのレイシフトを決行する。
:しかし、トラパインが情報分解されながらも単身で通信室に到達し、BBの助けを得てカルデアにSOSを送った。救難信号を受けたカルデアは、BBのガイドと工作を経てセラフィックスへのレイシフトを決行する。
:亜種特異点と化したセラフィックスに突入した[[主人公(Grand Order)|主人公]]は、メルトリリスとともにセラフィックス内にいたサーヴァントのうち何人かを仲間に加え、最終的にはBBの助力が決め手となって、ビーストとなったキアラをなんとか倒した。しかし、最終的に唯一の生存者だったアーノルドは、主人公と同時期に送り込まれていた[[エミヤ〔オルタ〕]]に殺害されており、セラフィックスもまた分解されゆくSE.RA.PHキアラ諸共海の藻屑と消えた。
==人物==
==人物==