差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,390 バイト除去 、 2017年7月14日 (金) 02:56
139行目: 139行目:  
: 北米神話大戦。時代を守ろうと奮戦するカルナの前に立ちはだかったアルジュナ。ただ決着を付ける、それにしか興味は無い。
 
: 北米神話大戦。時代を守ろうと奮戦するカルナの前に立ちはだかったアルジュナ。ただ決着を付ける、それにしか興味は無い。
   −
; アルジュナ「世界を救うことに興味は無い。滅ぶならば、滅ぶのだろう。しかし、貴様は救おうとする―――この世界を。」<br/> カルナ「無論だ。正しく生きようと願うものがいるかぎり、オレは彼らを庇護し続ける。この力はそのために与えられたもの。我が父、我が命がある限り、日輪は不滅と知れ。」<br/> アルジュナ「だから私は滅ぼす側だ。貴様が善につくのなら私は悪につく。それでこそ対等だ。今度こそ――――今度こそ対等のものとして、貴様の息の根を止めねばならん!」
+
;「世界を救うことに興味は無い。滅ぶならば、滅ぶのだろう。しかし、貴様は救おうとする―――この世界を。」
: 太陽の子、施しの英雄カルナ。その生き様を知り、そう生きることを知っているからこそ、『それと敵対するためだけに』悪につく。生前果たせなかった対等の戦いを実現するためならば他の何事も省みない、それだけアルジュナの後悔は強かった。
+
:第五特異点での台詞。「生涯の敵」と見なした最大の好敵手であるが故の理解。
 +
 
 +
;「だから私は滅ぼす側だ。貴様が善につくのなら私は悪につく。それでこそ対等だ。今度こそ――――今度こそ対等のものとして、貴様の息の根を止めねばならん!」
 +
: 第五特異点での台詞。太陽の子、施しの英雄カルナ。その生き様を知り、そう生きることを知っているからこそ、『それと敵対するためだけに』悪につく。生前果たせなかった対等の戦いを実現するためならば他の何事も省みない、それだけアルジュナの後悔は強かった。
    
; アルジュナ「妄執――――ですと?私の、この積年の想いが……。貴女になど、分かってたまるものか!」<br/> ナイチンゲール「――――妄執です。後悔は先に立たず、放つべきでない矢を放って宿敵を倒した貴方は――――。<br/> 一生を、後悔と共に添い遂げなければならない。それは他の英雄も同じです。<br/> 狂おしいほどにやり直しを願い、叶わなかった願いを求め。……それでも最後の一線を引くのが、サーヴァント。<br/> 貴方はその最後の線を、理解しようとしなかった。」<br/> アルジュナ「……私は……。」
 
; アルジュナ「妄執――――ですと?私の、この積年の想いが……。貴女になど、分かってたまるものか!」<br/> ナイチンゲール「――――妄執です。後悔は先に立たず、放つべきでない矢を放って宿敵を倒した貴方は――――。<br/> 一生を、後悔と共に添い遂げなければならない。それは他の英雄も同じです。<br/> 狂おしいほどにやり直しを願い、叶わなかった願いを求め。……それでも最後の一線を引くのが、サーヴァント。<br/> 貴方はその最後の線を、理解しようとしなかった。」<br/> アルジュナ「……私は……。」
161行目: 164行目:  
: 他者に尽くす。授かりの英霊アルジュナには終ぞ縁の無い、施しの英霊の専売特許であったが……それこそが彼の救いだったのだ。
 
: 他者に尽くす。授かりの英霊アルジュナには終ぞ縁の無い、施しの英霊の専売特許であったが……それこそが彼の救いだったのだ。
   −
; アルジュナ「……おまえは、いつかこういう日が訪れると思ったか?」<br/> カルナ「いつかは来る。だが、いつかは分からないと。 千年、二千年、月日がオレたちの想いを更地にするまでは、と思っていたが……。」<br/> アルジュナ「そうだな、まさかこれほどまでに短いとは!<br/> ――――だが、いい。 おまえへのこの憎悪とも闘志ともつかぬ、混沌たる想いは水底へ沈めよう。 今は……。」
+
; 「……おまえは、いつかこういう日が訪れると思ったか?」
 +
:終局特異点での台詞。生涯の宿敵との共闘を行った際にカルナに投げかけた問い。
 +
 
 +
;「そうだな、まさかこれほどまでに短いとは!<br/> ――――だが、いい。 おまえへのこの憎悪とも闘志ともつかぬ、混沌たる想いは水底へ沈めよう。 今は……。」
 
: 終局特異点にて。あまりにも早すぎるカルナとの再会。アルジュナはカルナに対するあまりにも複雑な想いを抱きつつも、それを押し殺して戦おうとする。
 
: 終局特異点にて。あまりにも早すぎるカルナとの再会。アルジュナはカルナに対するあまりにも複雑な想いを抱きつつも、それを押し殺して戦おうとする。
   −
; カルナ「……そう。おまえはオレを憎いと思っている――――それでいい。<br/> オレとて聖人などではない。憎まれれば憤りを感じることもある。<br/> だが、それは正しい憎しみ、正しい憤りだ。決して特別なものではない。<br/> そして、<ruby><rb>特別ではない事とは、悪ではない</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br/> 己を誤魔化すな、アルジュナ。そうせずとも、オレたちは横に並ぶことはできる。<br/> かつて彼女が望んだ<ruby><rb>光景</rb><rt>モノ</rt></ruby>とは異なるだろうが……。」<br/> アルジュナ「――――なるほど。そうだ、そうだな。 カルナ……。 私はおまえが憎い、そして妬ましいよ。」<br/> カルナ「……そうか。」<br/> アルジュナ「だが、それでいいのだろうな。この憎悪は、醜い感情は消えることはない。<br/> けれど向き合うことはできる。この醜さを醜いと笑いながら、耐えることはできるのか。」
+
;「――――なるほど。そうだ、そうだな。 カルナ……。 私はおまえが憎い、そして妬ましいよ。」<br>「だが、それでいいのだろうな。この憎悪は、醜い感情は消えることはない。<br/> けれど向き合うことはできる。この醜さを醜いと笑いながら、耐えることはできるのか。」
 
: 共闘でなくとも、競争で競い合うことによって横に並ぶことができる。カルナにこう説かれ、アルジュナは自分の抱える感情に向き合う。
 
: 共闘でなくとも、競争で競い合うことによって横に並ぶことができる。カルナにこう説かれ、アルジュナは自分の抱える感情に向き合う。
 
: かつて母が願った理想はかたちこそ違えど、こうして幾千もの時を超えて実現したのだ。
 
: かつて母が願った理想はかたちこそ違えど、こうして幾千もの時を超えて実現したのだ。
   −
; カルナ「こうして自慢するのは恥ずかしいが、オレは絶え間のない幸運に恵まれている。」<br/> アルジュナ「え。」<br/> カルナ「恵まれている。特にマスター運など最たるものだ。<br/> 遠い記憶となっても、心に響いた<ruby><rb>言葉</rb><rt>もの</rt></ruby>が残り続けているのだから。」<br/> アルジュナ「いつか――――巡り会いたいものだ。そういう、存在に。<br/> 最後のマスター、[[主人公 (Grand Order)|〇〇〇]]殿!道は拓いています。先に進むがよろしかろう! さあ、走りなさい!」
+
;「なるほど。それは……やはり、[[主人公 (Grand Order)|○○]]との縁ゆえか?」
 +
:終局特異点での台詞。意識が変革したというカルナに対する問い。
 +
 
 +
;「え。」
 +
:終局特異点での台詞。カルナが幸運に恵まれているといった際に漏れた本音に近いつぶやき。
 +
 
 +
; 「いつか――――巡り会いたいものだ。そういう、存在に。<br/> 最後のマスター、[[主人公 (Grand Order)|〇〇〇]]殿!道は拓いています。先に進むがよろしかろう! さあ、走りなさい!」
 
: カルナの相変わらずのポジティブシンキングには思わず本音のような呟きが漏れたアルジュナだったが、そのあとに続く言葉はまたアルジュナにも響いた。
 
: カルナの相変わらずのポジティブシンキングには思わず本音のような呟きが漏れたアルジュナだったが、そのあとに続く言葉はまたアルジュナにも響いた。
 
: そして彼は最終決戦に向かう主人公を激励し、その背中を押す。いつか、自分も心に響く言葉を残してくれるような存在に巡り会いたいと信じながら。
 
: そして彼は最終決戦に向かう主人公を激励し、その背中を押す。いつか、自分も心に響く言葉を残してくれるような存在に巡り会いたいと信じながら。
187行目: 199行目:     
; 「はは……ははは! ははははは! 私の勝ちだ! 私の、私の、私の――――!」<br/> 「……! マスター――――あなたは――――。」<br/> 「私の、顔を、見たな?」
 
; 「はは……ははは! ははははは! 私の勝ちだ! 私の、私の、私の――――!」<br/> 「……! マスター――――あなたは――――。」<br/> 「私の、顔を、見たな?」
: 幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」にて。
+
: 幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」での台詞。
 
: 夢に彷徨いこんだ主人公が垣間見た彼の姿。何やら様子がおかしいが、その真相は……
 
: 夢に彷徨いこんだ主人公が垣間見た彼の姿。何やら様子がおかしいが、その真相は……
   194行目: 206行目:  
: 戦士であり使い魔。その在り方を、同郷に生きた大英雄にも臆することなく示してみせるが……試練はまだ終わらない。
 
: 戦士であり使い魔。その在り方を、同郷に生きた大英雄にも臆することなく示してみせるが……試練はまだ終わらない。
   −
; アルジュナ「カルナ、勝負は付いた。この場で再戦するほど恥を知らぬ貴様でもあるまい。<br/>  立ち去れ。そうすれば、命だけは見逃そう。<br/>  そして、先ほどの問いに答えよう。我が<ruby><rb>真名</rb><rt>な</rt><ruby>はアルジュナ。<br/> マスター、〇〇のサーヴァントである。」
+
; 「カルナ、勝負は付いた。この場で再戦するほど恥を知らぬ貴様でもあるまい。<br/>  立ち去れ。そうすれば、命だけは見逃そう。<br/>  そして、先ほどの問いに答えよう。我が<ruby><rb>真名</rb><rt>な</rt><ruby>はアルジュナ。<br/> マスター、〇〇のサーヴァントである。」
; カルナ「……それは嘘だな。」<br/> アルジュナ「……今、何と言った。」<br/> カルナ「虚言を弄するな、アルジュナ。おまえはサーヴァントとして致命的な部分を一つ、失念している。<br/> それがある限り、おまえは真のサーヴァントではない。」<br/> アルジュナ「……ッ! 私は――――。」
+
br/> 「……今、何と言った。」<br/> 「……ッ! 私は――――。」
 
: さらに下層で「おまえは何者だ」という問いを投げかけ、立ちはだかるカルナを前にして。
 
: さらに下層で「おまえは何者だ」という問いを投げかけ、立ちはだかるカルナを前にして。
 
: 彼には致命的な「何か」が欠けていると説かれ、一同は更なる深淵を目指すことに。
 
: 彼には致命的な「何か」が欠けていると説かれ、一同は更なる深淵を目指すことに。
13,814

回編集

案内メニュー