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| : 基本的には「独立稼働する受肉した魔術式」という存在のため、本来は独立した人格は持たないが『訣別の時来たれり、其は世界を手放すもの』が発動されたことで個体に自我が生まれ、湧き上がった感情が切欠で変化が起きてしまう。 | | : 基本的には「独立稼働する受肉した魔術式」という存在のため、本来は独立した人格は持たないが『訣別の時来たれり、其は世界を手放すもの』が発動されたことで個体に自我が生まれ、湧き上がった感情が切欠で変化が起きてしまう。 |
| : 西洋における霊鳥フェニックスと同一視される、死と再生を司る魔神。 | | : 西洋における霊鳥フェニックスと同一視される、死と再生を司る魔神。 |
− | : 話す言葉が自然と詩になると言われており、独特な喋り方をする<ref>文体はクランチ文体が使われている。</ref>。詩のセンスに関しては[[シャーロック・ホームズ]]曰くノーコメント。 | + | : 話す言葉が自然と詩になると言われており、独特な喋り方をするが<ref>文体はクランチ文体が使われている。</ref>、詩のセンスに関しては[[シャーロック・ホームズ]]曰くノーコメント。バアル同様人型にもなるが、その時の声も伝承通りに醜い声をしている<ref>文体のサイズと色がバラバラになっている形で再現されている。</ref>。寄り代を人間にしたのか、それとも詩的な言葉に飽きたのかは不明。 |
− | : 人型にもなるが、その時の声も伝承通りに醜い声をしている。 | + | : また、互いに経験した幾多の死をジェヘラザードとともに教え、人知を超越した魔神という存在であるこの身ですら、たどり着いたのはジェヘラザードと同じ「死の恐怖と残酷に満ちている生」という結論であった。 |
− | : シェヘラザードを同胞と呼ぶが、追い詰められて罵詈雑言を放つことから、本質的には人間を見下している。 | + | : 幾多の生を持つ者に幾多の死があるのは間違いだと断じ、人の世を終わらせんとした七十二柱の魔神の志を完遂させようとするが、[[ゲーティア|魔神王]]のように惑星を造り替える気も、一からやり直す気もなく、ただ自分が二度と召喚されないために世界を巻き添えにして自殺するというものである。 |
| + | : [[ゼパル]]同様人間を見下しており、シェヘラザードを同胞と呼びながら、追い詰められている際に罵詈雑言を放つことから、それが伺える。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 魔神柱として非常に強力な(サーヴァント数騎に匹敵する)実力を持つ。 | | : 魔神柱として非常に強力な(サーヴァント数騎に匹敵する)実力を持つ。 |
| : 死と再生を司る魔神の名の通り、数値を反転させ、死んでいるものとして、『死んでいるものの探知』を行わなかった[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の発見を逃れるという芸当をした。 | | : 死と再生を司る魔神の名の通り、数値を反転させ、死んでいるものとして、『死んでいるものの探知』を行わなかった[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の発見を逃れるという芸当をした。 |
| + | : その特性によって何度倒しても復活するが、『生き続け、死に続けている』最中なら殺すことができる。 |
| : 戦闘は3回行われるが1戦目は[[キャスター]]のクラス、2、3戦目では[[ルーラー]]のクラスとなる。 | | : 戦闘は3回行われるが1戦目は[[キャスター]]のクラス、2、3戦目では[[ルーラー]]のクラスとなる。 |
| : 戦闘中のスキルは「復活の時 来たれり」「眠目」「尽目」「誘惑の声/我が口に来たれ」を使用する。 | | : 戦闘中のスキルは「復活の時 来たれり」「眠目」「尽目」「誘惑の声/我が口に来たれ」を使用する。 |
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| ; [[ゲーティア]] | | ; [[ゲーティア]] |
| : 自分達魔神柱を統括する存在。 | | : 自分達魔神柱を統括する存在。 |
| + | : ゲーティア同様「人の世の終焉」を実行するが、ゲーティアは第一部で行った人理焼却はあくまでも「手段」に過ぎず、創世からリセットして不完全な人類を死の苦しみから救済するのが最終目的だが、フェニクスの場合は死の恐怖と生の残酷さを終わらせるために生命を永久に滅ぼすことと、決定的に異なっている。 |
| + | : 事実、フェニクスの目的を聞いたダ・ヴィンチから「ゲーティアもこの場にいれば『このような魔神(しそう)は我らの中に不要なり!』と頭を抱えるだろう」と酷評している。 |
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| ; [[シェヘラザード]] | | ; [[シェヘラザード]] |
| : 同胞。 | | : 同胞。 |
| : 消滅する運命でありながら召喚されることへの恐怖に共感し同志となった。 | | : 消滅する運命でありながら召喚されることへの恐怖に共感し同志となった。 |
| + | : しかし自分が追い詰められた際には「グズ」とひどく罵倒した上で彼女を利用したため、本質的には彼女を見下している。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| *[[使い魔]] | | *[[使い魔]] |
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− | {{DEFAULTSORT:ふぇにくす}} | + | {{DEFAULTSORT:ふえにくす}} |
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| [[Category:登場人物は行]] | | [[Category:登場人物は行]] |