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== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==
;星の開拓者
*[[フランシス・ドレイク]]および[[ニコラ・テスラ]]と並び、「星の開拓者」スキルを所持する3人のうちの一人であるが、他の2人と違ってダ・ヴィンチちゃんには明確な「人類文明を一つ上のステージに押し上げた偉業」というものが語られておらず、何の功績によってこのスキルを持ったのかが不明になっている。<br>しかし、これはダ・ヴィンチがあまりにも多才で多数の功績を残したがゆえにあいまいになっている側面があり、一つ一つを切り抜いて見てみれば、例えば絵画の分野では様々な描画技法を開発しておりダ・ヴィンチの前と後では絵画の概念が違うとまで言われるほどで、突出した評価を持つ彼の代表作の存在によって「贋作制作」および「芸術品鑑定」の業界も様相が異なってきている。
*芸術以外の分野でも、眼球および眼鏡の構造を把握した上でコンタクトレンズの原理を考案する、当時の医学レベルを遥かに超える精密さの人体解剖スケッチモデルを描き上げる、ヘリコプター、戦車、潜水艦・パラシュートなど現代に存在する多数の兵器・器具の原型を考案するなど、「原案はダ・ヴィンチだった」というものは非常に多い。惜しむらくは、当時はそれを実現するための科学技術レベルがまるで足りていなかった事で、そもそも制作を試みられなかったものも含め、殆どがダ・ヴィンチの構想スケッチで終わってしまった。しかし後世の技術でダ・ヴィンチの発明品を実際に作ったら?という企画でスケッチ通りに制作してみたところ、実際に想定通りに動作したものが多数あったという。
*これらの功績を総合すると、ダ・ヴィンチがいなかったら人類文明のどこかは確実に今よりもワンランク落ちていたであろうことは疑いようがなく、どの功績によるものか明言されていなくても、星の開拓者である事には不自然は無いと言える。
**ちなみに先述のオーニソプター、「羽ばたいて飛ぶ装置」という意味ではダ・ヴィンチの前にも後にも多数の人物が研究・考案しているが、その多くは鳥が羽ばたいて飛ぶ仕組みを理解できておらず、変形しない硬い羽をバタバタするだけのものが多かった<ref>鳥の羽は振り上げる時と振り下ろす時で異なる形に複雑に変形しており、そのために羽ばたくことで浮き上がる事ができる。</ref>。しかしダ・ヴィンチは鳥の羽ばたく様子を詳細に観察した上で装置を考案しており、他の多くの失敗例に比べれば非常に理に適った装置になっていた。
;鏡文字
*台詞の項にあるモナ・リザイベントの「鏡文字にできなかった」だが、生前のダ・ヴィンチは左利きであり、手稿の殆どを左右反転した鏡文字で記述していた事で知られる。<br>これはダ・ヴィンチが性根の曲がった変人だから……ではなく、当時の先割れ式の羽ペンを左手で持って左から右に向かって文字を書こうとすると非常に難しい。字が下手になるとかいうレベルではなく、物理的にちょっと無理があるレベルで字を書くのが難しい。なので、右手で字を書く練習をするよりも、左手で鏡文字を書いた方が楽だというのもあり得る。
;ダ・ヴィンチちゃんの暗号
;ダ・ヴィンチちゃんの暗号
*作中でダ・ヴィンチちゃんは、「自分の作品に暗号が仕組まれたコトにされた」と度々愚痴っている。</br>この愚痴が初めて出たのが第五章なので、その舞台から推測できる元ネタは2003年にアメリカで出版されたダン・ブラウン著作の長編推理小説『ダ・ヴィンチ・コード』のことだろう。
*作中でダ・ヴィンチちゃんは、「自分の作品に暗号が仕組まれたコトにされた」と度々愚痴っている。</br>この愚痴が初めて出たのが第五章なので、その舞台から推測できる元ネタは2003年にアメリカで出版されたダン・ブラウン著作の長編推理小説『ダ・ヴィンチ・コード』のことだろう。
;お名前について
;お名前について
*皆から「ダ・ヴィンチちゃん」と呼ばれる彼女だが、実の所、この呼称は'''盛大に間違っている'''。</br>「ダ・ヴィンチ」とは本来姓ではなく、彼女の出身地であるヴィンチ村を指す言葉で、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を日本語に訳すなら、'''「ヴィンチ村のレオナルド」'''という意味になる。日本でいうなら「清水の次郎長」とかそんな感じか。そのため、美術の世界では「ダ・ヴィンチ」ではなく「レオナルド」と呼称されることの方が多い。
*皆から「ダ・ヴィンチちゃん」と呼ばれる彼女だが、実の所、この呼称は'''盛大に間違っている'''。</br>史実のレオナルド・ダ・ヴィンチのフルネームは「レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ」であり、「ダ・ヴィンチ」の部分は本来姓ではなく、彼女の出身地であるヴィンチ村を指す言葉。「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を日本語に訳すなら、'''「ヴィンチ村のレオナルド」'''という意味になる。日本でいうなら「清水の次郎長」とかそんな感じか。そのため、美術の世界では「ダ・ヴィンチ」ではなく「レオナルド」と呼称されることの方が多い。
;聖杯の書き手
;聖杯の書き手
*Fateといえば聖杯戦争、聖杯戦争というからには聖杯がつきものだが、真の聖杯は最後の晩餐にて「かの人」が使ったワインを入れた杯とされており、つまり世界一有名な最後の晩餐を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチは同時に真なる聖杯を描いた人物ともいえる。しかし以外にも絵画で描かれている聖杯は他の様々な作品で描かれた聖杯と比べ非常に地味で簡素であるのは面白いところ。まぁ日常的に使う杯ならばどこにでもあるような杯でも別におかしくないのだが…、というよりかは聖杯自体が神格化され豪奢な素材や作りに描かれた可能性もある。
*Fateといえば聖杯戦争、聖杯戦争というからには聖杯がつきものだが、真の聖杯は最後の晩餐にて「かの人」が使ったワインを入れた杯とされており、つまり世界一有名な最後の晩餐を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチは同時に真なる聖杯を描いた人物ともいえる。しかし以外にも絵画で描かれている聖杯は他の様々な作品で描かれた聖杯と比べ非常に地味で簡素であるのは面白いところ。まぁ日常的に使う杯ならばどこにでもあるような杯でも別におかしくないのだが…、というよりかは聖杯自体が神格化され豪奢な素材や作りに描かれた可能性もある。
*ちなみにダ・ヴィンチが生きていた時代にはすでに聖杯伝説は産まれていたが、彼がそれをすでに知って聖杯を描いたのかは不明である。
*ダ・ヴィンチが生きていた時代にはすでに聖杯伝説は産まれていたが、彼がそれをすでに知って聖杯を描いたのかは不明である。
== 脚注 ==
== 脚注 ==