252行目: |
252行目: |
| : 悪戦苦闘の予感を覚えながらも、真面目な彼女は数学の教科書という強大な敵に立ち向かう。 | | : 悪戦苦闘の予感を覚えながらも、真面目な彼女は数学の教科書という強大な敵に立ち向かう。 |
| | | |
− | ;「良かった……会えました!」
| + | |
− | : ジークと初めて出会った際の第一声。この時、ルーラーはジークの優美な美しさに、ジークはルーラーの幻想的な美しさに心を奪われていた。恋愛小説で使い古されたような運命の出会いと言えるシチュエーション。
| |
| | | |
| ;「――それこそ愚かです。主は我々を見捨ててなどいませんよ。<br> いや、そもそも主は誰一人として見捨てていらっしゃらない。ただ、何も出来ないだけです。<br> 祈ることも、供物を捧げることも、全ては己のためではなく主の為の行いでしょう。<br> 主の嘆きを、主の悲しみを癒すために我々は祈るのです。そう、私は確かに――<br> “主の嘆きを聞いたのです”」 | | ;「――それこそ愚かです。主は我々を見捨ててなどいませんよ。<br> いや、そもそも主は誰一人として見捨てていらっしゃらない。ただ、何も出来ないだけです。<br> 祈ることも、供物を捧げることも、全ては己のためではなく主の為の行いでしょう。<br> 主の嘆きを、主の悲しみを癒すために我々は祈るのです。そう、私は確かに――<br> “主の嘆きを聞いたのです”」 |
262行目: |
261行目: |
| :人間に憑依する形での現界や自身の燃費という理由で仕方が無いとはいえ、それまで見せていた毅然とした聖女の姿は欠片もない。 | | :人間に憑依する形での現界や自身の燃費という理由で仕方が無いとはいえ、それまで見せていた毅然とした聖女の姿は欠片もない。 |
| | | |
− | ;「な、な、な、ななななななななななななな何を言いだすんですかいきなり!?」<br>「こ、子供っ!子供って!子供って!こ、子供は天からの授かり物ですし聖杯戦争中にそんなことを考えるなんて破廉恥極まりないと申しますかそもそも相手が………って違う!ああああもう落ち着け私!」
| + | |
− | :ジークから「あなたは、妊娠できるのか?」と質問されて大パニックになる。はっきり言ってセクハラ以外の何物でもない質問であり、聖女の威厳を完全に吹っ飛ばされてしまった。
| |
− | ;「あの……まさか……ジーク君は、私を妊娠させたいんですか……?」
| |
− | :意趣返しとばかりに逆セクハラ。しかもこの時のジャンヌは'''恋する乙女'''そのものだった。
| |
| | | |
| ;ルーラー「アーチャー、あなたも英霊として理解しているはずです。その子らは救えない。彼らが生きるということは、仲間を増やすという意味に他ならない。そもそも、その子ら自体――――安らかな場所に魂を帰還させることが慈愛です。」<br>アタランテ「何が慈愛なものかッ!!救うことが聖女の役割だ!オルレアンの乙女、戦場で剣を抜かず、旗を振ったは何が為だ!殺さない為だろう!その手を血塗れにしない為に―――」<br>ルーラー「―――そう思いますか、“赤”のアーチャー」<br>ルーラー「剣を使わなかったから、私の手が血に塗れていない?まさか。―――私はあの戦いに加担した。戦うと決めた。その瞬間から血に塗れたも同然です。甘く見ないで下さい。彼女たちを滅ぼすことに、躊躇いはない!」<br>アタランテ「ならば、ならば。貴様は聖女ではない……!」<br>ルーラー「いかにもその通りです、“赤”のアーチャー。誰もが私を聖女と呼ぶ、けれど他ならぬこの私だけがそう思ったことは一度もないのです。」<br>ルーラー「此処は彼女たちの記憶の世界、残留思念が生み出した幻影に過ぎません。永遠にこの曖昧な世界で苦しませ続けるつもりですか!?さぁ、そこを退いてください。」 | | ;ルーラー「アーチャー、あなたも英霊として理解しているはずです。その子らは救えない。彼らが生きるということは、仲間を増やすという意味に他ならない。そもそも、その子ら自体――――安らかな場所に魂を帰還させることが慈愛です。」<br>アタランテ「何が慈愛なものかッ!!救うことが聖女の役割だ!オルレアンの乙女、戦場で剣を抜かず、旗を振ったは何が為だ!殺さない為だろう!その手を血塗れにしない為に―――」<br>ルーラー「―――そう思いますか、“赤”のアーチャー」<br>ルーラー「剣を使わなかったから、私の手が血に塗れていない?まさか。―――私はあの戦いに加担した。戦うと決めた。その瞬間から血に塗れたも同然です。甘く見ないで下さい。彼女たちを滅ぼすことに、躊躇いはない!」<br>アタランテ「ならば、ならば。貴様は聖女ではない……!」<br>ルーラー「いかにもその通りです、“赤”のアーチャー。誰もが私を聖女と呼ぶ、けれど他ならぬこの私だけがそう思ったことは一度もないのです。」<br>ルーラー「此処は彼女たちの記憶の世界、残留思念が生み出した幻影に過ぎません。永遠にこの曖昧な世界で苦しませ続けるつもりですか!?さぁ、そこを退いてください。」 |
307行目: |
303行目: |
| ;「神は全てを許すでしょうし、貴方が殺した子供たちは全てを許さないでしょう。<br> その罪、その罪悪感、それは永遠に背負うべき罰です。<br> ……大丈夫です、肩は貸して上げます」 | | ;「神は全てを許すでしょうし、貴方が殺した子供たちは全てを許さないでしょう。<br> その罪、その罪悪感、それは永遠に背負うべき罰です。<br> ……大丈夫です、肩は貸して上げます」 |
| :上記の台詞の後、「自分は、許されないのか」と問うジルに対する答え。罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救う―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いだった。 | | :上記の台詞の後、「自分は、許されないのか」と問うジルに対する答え。罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救う―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いだった。 |
− |
| |
− | ;「私は、貴方に恋をしています。」
| |
− | :聖杯大戦が終結し、英霊の座に帰って行った後の彼女がひたすらに会いたいと望んだ少年への告白。約束を果たすために彼女は世界の裏側を探し続けた。そして、再会した彼に告げた偽らざる想い。二度目の生を経て、初めて愛した男性と再会した彼女は救国の聖女ではなく、平凡な恋い焦がれる少女であった。
| |
| | | |
| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |