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: 比喩ではなく町の全てが燃え盛っている光景は[[Fate/Zero|並行世界の十年前の大火]]の比ではなく、未確認座標としか表記されないそれは元の場所の名前すら判別が不可能なほどの有様。元々は『stay night』同様に大聖杯を巡っての聖杯戦争が繰り広げられていたようだが……。
 
: 比喩ではなく町の全てが燃え盛っている光景は[[Fate/Zero|並行世界の十年前の大火]]の比ではなく、未確認座標としか表記されないそれは元の場所の名前すら判別が不可能なほどの有様。元々は『stay night』同様に大聖杯を巡っての聖杯戦争が繰り広げられていたようだが……。
 
: 現在ではもはや人間の気配は無く、正体不明の魔物と聖杯戦争の参加者だった七騎のサーヴァントが残るのみとなっている。
 
: 現在ではもはや人間の気配は無く、正体不明の魔物と聖杯戦争の参加者だった七騎のサーヴァントが残るのみとなっている。
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: カルデアを襲う異常事態の最中この特異点に飛ばされてしまった主人公達は、なし崩しにこの炎上都市の探索を開始する。
 
: 戦場となる市内各所は、大橋、教会、港など、以前からのFateユーザーには見慣れた場所が揃う。「TYPE-MOONエース Fate/Grand Order」によると、マップには明らかに「とある宝具」をぶっ放した跡が一直線に延びている。さらにこの特異点のステージBGMは『stay night』の初期タイトル及び劇中曲「Into The Night」のアレンジとなっている。
 
: 戦場となる市内各所は、大橋、教会、港など、以前からのFateユーザーには見慣れた場所が揃う。「TYPE-MOONエース Fate/Grand Order」によると、マップには明らかに「とある宝具」をぶっ放した跡が一直線に延びている。さらにこの特異点のステージBGMは『stay night』の初期タイトル及び劇中曲「Into The Night」のアレンジとなっている。
 
: 最初の特異点を『stay night』の舞台となった[[冬木市]]に設定したうえで完全に廃墟になっているのは、『stay night』からのユーザーに対する'''「貴方たちが愛してくれたFateであるが、今までのFateではない」'''という決意表明も兼ねているため。
 
: 最初の特異点を『stay night』の舞台となった[[冬木市]]に設定したうえで完全に廃墟になっているのは、『stay night』からのユーザーに対する'''「貴方たちが愛してくれたFateであるが、今までのFateではない」'''という決意表明も兼ねているため。
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: 副題:救国の聖処女<br>人理定礎値:C+<br>シナリオ担当:東出祐一郎<br>監修・加筆:奈須きのこ
 
: 副題:救国の聖処女<br>人理定礎値:C+<br>シナリオ担当:東出祐一郎<br>監修・加筆:奈須きのこ
 
: [[ジャンヌ・ダルク]]が火刑に処されてから日がさほど立っていない、百年戦争末期である西暦1431年のフランスを舞台にしたシナリオ。
 
: [[ジャンヌ・ダルク]]が火刑に処されてから日がさほど立っていない、百年戦争末期である西暦1431年のフランスを舞台にしたシナリオ。
: 死んだはずの聖処女が復活し、竜の軍勢を率いて街々を滅ぼしているという謎を相手に、カルデアはグランドオーダーの初陣に挑む。
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: 死んだはずの聖処女が復活し、竜の軍勢を率いて街々を滅ぼしているという事態を相手に、カルデアはグランドオーダーの初陣に挑む。
 
: なお、この特異点における[[マリー・アントワネット|マリー]]、[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]のやりとりはほぼ奈須きのこが執筆している<ref name="コンプ対談" />。
 
: なお、この特異点における[[マリー・アントワネット|マリー]]、[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]のやりとりはほぼ奈須きのこが執筆している<ref name="コンプ対談" />。
 
; 第二特異点「永続狂気帝国 セプテム」
 
; 第二特異点「永続狂気帝国 セプテム」
 
: 副題:薔薇の皇帝<br>人理定礎値:B+<br>シナリオ担当:桜井光<br>監修・加筆:奈須きのこ
 
: 副題:薔薇の皇帝<br>人理定礎値:B+<br>シナリオ担当:桜井光<br>監修・加筆:奈須きのこ
 
: 第五代皇帝[[ネロ・クラウディウス]]によって統治されていた西暦60年の古代ローマを舞台にしたシナリオ。
 
: 第五代皇帝[[ネロ・クラウディウス]]によって統治されていた西暦60年の古代ローマを舞台にしたシナリオ。
: 複数の歴代皇帝が集まり正当なローマ帝国を名乗る「連合ローマ帝国」が突如出現し、本来のローマ帝国と戦争を行っている。
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: 複数の歴代皇帝が集まり正当なローマ帝国を名乗る「連合ローマ帝国」が突如出現し、本来のローマ帝国との戦争の真っ最中。
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: 件の連合がこの特異点の異常と見たカルデア一行は、ネロ帝の誘いを受け彼女の陣営に加わることを選択する。
 
: なおマップのBGMは長らく一章と共通のものであったが、2016年11月9日のメンテナンス以降、専用のBGMが使用されるようになった。
 
: なおマップのBGMは長らく一章と共通のものであったが、2016年11月9日のメンテナンス以降、専用のBGMが使用されるようになった。
 
; 第三特異点「封鎖終局四海 オケアノス」
 
; 第三特異点「封鎖終局四海 オケアノス」
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: 2015年11月5日のアップデートにより追加。幾多の海賊が財宝を求めた時代、西暦1573年の大海原を舞台にしたシナリオ。
 
: 2015年11月5日のアップデートにより追加。幾多の海賊が財宝を求めた時代、西暦1573年の大海原を舞台にしたシナリオ。
 
: 人理焼却により海を四方に閉ざされ、更に様々な時代、地域の海が封じ込まれているため、正確な地理情報が不明となる。
 
: 人理焼却により海を四方に閉ざされ、更に様々な時代、地域の海が封じ込まれているため、正確な地理情報が不明となる。
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: 人類で初めて、世界一周を生きて成し遂げた偉大な海賊船長[[フランシス・ドレイク]]と出会った主人公達は、彼女の協力を得て広大な大海原への航海に乗り出す。
 
: なお基本シナリオは東出祐一郎担当だが、シナリオ中の[[フランシス・ドレイク]]の台詞は全面的に奈須きのこが担当している<ref>[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/662258146321141760 東出祐一郎Twitter]</ref>。
 
: なお基本シナリオは東出祐一郎担当だが、シナリオ中の[[フランシス・ドレイク]]の台詞は全面的に奈須きのこが担当している<ref>[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/662258146321141760 東出祐一郎Twitter]</ref>。
 
; 第四特異点「<ruby><rb>死界魔霧都市</rb><rt>ミストシティ</rt></ruby> ロンドン」
 
; 第四特異点「<ruby><rb>死界魔霧都市</rb><rt>ミストシティ</rt></ruby> ロンドン」
 
: 副題:ロンディニウムの騎士<br>人理定礎値:A-<br> シナリオ担当:桜井光<br>監修・加筆:奈須きのこ
 
: 副題:ロンディニウムの騎士<br>人理定礎値:A-<br> シナリオ担当:桜井光<br>監修・加筆:奈須きのこ
 
: 2015年12月28日のアップデートにより追加。大英帝国が産業革命を迎え人類が著しい発展を遂げた時代の核となる、西暦1888年のロンドンを舞台にしたシナリオ。
 
: 2015年12月28日のアップデートにより追加。大英帝国が産業革命を迎え人類が著しい発展を遂げた時代の核となる、西暦1888年のロンドンを舞台にしたシナリオ。
: 全く視界が効かない程の濃霧に覆われており、人体に有害な程の濃度の魔力を含んだソレの中では、ホムンクルスや機械人形が動き回っている。
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: 世紀末の都市は全く視界が効かない程の濃霧に覆われており、人体に有害な程の濃度の魔力を含んだソレの中ではホムンクルスや機械人形が動き回っている。
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: 円卓の騎士[[モードレッド]]に窮地を救われた主人公達は、この特異点の調査をしているという彼女に協力することになる。
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: 魔の霧の背後にうごめく三人の魔術師。そしてその背後に立つ一連の事態の黒幕とは。霧に包まれた都市でカルデアは、最大の敵と対峙する。
 
: シナリオ中の[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]の台詞は全面的に奈須きのこが執筆している。
 
: シナリオ中の[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]の台詞は全面的に奈須きのこが執筆している。
: なお第六特異点につながる伏線が実は張られていたことが、後にとある人物により語られた。
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: なお、第六特異点につながる伏線が張られていたことが後にとある人物により語られた。
 
; 第五特異点「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」
 
; 第五特異点「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」
 
: 副題:鋼鉄の白衣<br>人理定礎値:A+<br>シナリオ担当:東出祐一郎<br>監修・加筆:奈須きのこ
 
: 副題:鋼鉄の白衣<br>人理定礎値:A+<br>シナリオ担当:東出祐一郎<br>監修・加筆:奈須きのこ
 
: 2016年3月30日のアップデートにより追加。独立戦争の最中にある西暦1783年の北アメリカを舞台にしたシナリオ。「イ・プルーリバス・ウナム」とはラテン語で「多からなる一」を意味する言葉であり、アメリカという国を指している。
 
: 2016年3月30日のアップデートにより追加。独立戦争の最中にある西暦1783年の北アメリカを舞台にしたシナリオ。「イ・プルーリバス・ウナム」とはラテン語で「多からなる一」を意味する言葉であり、アメリカという国を指している。
 
: 本来ならばイギリス本国とその植民地の民がアメリカという領土をかけて戦っているはずなのだが、現在はケルト神話縁の戦士たちとそれに対抗するアメリカ全国のレジスタンスが東西に分かれて相争う戦場が展開されている。
 
: 本来ならばイギリス本国とその植民地の民がアメリカという領土をかけて戦っているはずなのだが、現在はケルト神話縁の戦士たちとそれに対抗するアメリカ全国のレジスタンスが東西に分かれて相争う戦場が展開されている。
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: 負傷し担ぎ込まれたレジスタンスの野戦病院で[[ナイチンゲール]]と出会った主人公は、彼女と共にアメリカ全土を巡る戦いの旅を始める。
 
: また、遠く違う世界のアメリカを舞台にした[[Fate/strange Fake|偽りの聖杯戦争]]を意識したような台詞や単語が見受けられる。
 
: また、遠く違う世界のアメリカを舞台にした[[Fate/strange Fake|偽りの聖杯戦争]]を意識したような台詞や単語が見受けられる。
 
: 余談だが、実装翌日に各節のタイトルが変更されており、変更前は「[[ラーマ|傷ついたサーヴァント]]」「[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕|問題児のセイバー]]」「聖杯をかけた最終決戦」といったシンプルな題が付けられていたのだが、変更後は「ラーマは戦場へ行った」「スタア誕生」「シールダー、マスター、ソルジャー、ナース」(それぞれ前述のものと同じ節)など、ほとんどが洋画や小説のパロディになった。
 
: 余談だが、実装翌日に各節のタイトルが変更されており、変更前は「[[ラーマ|傷ついたサーヴァント]]」「[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕|問題児のセイバー]]」「聖杯をかけた最終決戦」といったシンプルな題が付けられていたのだが、変更後は「ラーマは戦場へ行った」「スタア誕生」「シールダー、マスター、ソルジャー、ナース」(それぞれ前述のものと同じ節)など、ほとんどが洋画や小説のパロディになった。
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: 副題:輝けるアガートラム<br>人理定礎値:EX<br>シナリオ担当:奈須きのこ、桜井光
 
: 副題:輝けるアガートラム<br>人理定礎値:EX<br>シナリオ担当:奈須きのこ、桜井光
 
: 2016年7月25日のアップデートにより追加。多くの人々の信仰が集う、西暦1273年の聖都エルサレムを基盤としたとしたシナリオ。
 
: 2016年7月25日のアップデートにより追加。多くの人々の信仰が集う、西暦1273年の聖都エルサレムを基盤としたとしたシナリオ。
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: 草木一つも生えない荒野。大地に穿たれたクレーター。その中で虐殺されていく無辜の民たち。それらを成していたのは、高潔と名高いアーサー王の円卓の騎士たちだった。
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: 更にこの地に本来存在しないはずの広大な砂漠に足を踏み入れたカルデア一行は、[[ベディヴィエール|銀の腕を持つ一人の青年騎士]]と出会う。
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: 砂漠の王、山の民、そして円卓。世界のため、民のため、主君のため……この地に集った人々のそれぞれの決戦が始まる。
 
: この特異点が人理定礎値「EX」という異例中の異例なケースとして扱われているのは、それは「ある理由」ですでに人類史から切り離されており、もはや世界のどこでもない場所と化しているため。
 
: この特異点が人理定礎値「EX」という異例中の異例なケースとして扱われているのは、それは「ある理由」ですでに人類史から切り離されており、もはや世界のどこでもない場所と化しているため。
 
: この章で奈須きのこがメインを担当することになったのは、「キャメロットが主題になる」ことに伴い「円卓の騎士の説明をするため」である。それも関連してか、ドラマCD版「Garden of Avalon」の劇伴BGMが導入されている<ref>[https://twitter.com/eicheph/status/759218913565630465 深澤秀行Twitter]</ref>。
 
: この章で奈須きのこがメインを担当することになったのは、「キャメロットが主題になる」ことに伴い「円卓の騎士の説明をするため」である。それも関連してか、ドラマCD版「Garden of Avalon」の劇伴BGMが導入されている<ref>[https://twitter.com/eicheph/status/759218913565630465 深澤秀行Twitter]</ref>。
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; 第七特異点「絶対魔獣戦線 バビロニア」
 
; 第七特異点「絶対魔獣戦線 バビロニア」
 
: 副題:天の鎖<br>人理定礎値:A++<br>シナリオ担当:奈須きのこ  
 
: 副題:天の鎖<br>人理定礎値:A++<br>シナリオ担当:奈須きのこ  
: 2016年12月7日のアップデートより追加。神代の真っ只中である紀元前2655年のウルクを舞台とした、最古の時代の神話に挑むシナリオ。
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: 2016年12月7日のアップデートより追加。神代の真っ只中である紀元前2655年のウルクを舞台としたシナリオ。
: 人が神から袂を分かった最初の時代において「三女神同盟」が人類を滅ぼそうとし、魔獣巣食うメソポタミアに最大の悪が目覚めようとしている。
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: 最後の特異点に降り立ったカルデアが目にしたのは、地平を埋め尽くす程の魔獣の群れだった。襲い来る魔獣の群れに対し、団結して立ち向かうウルクの民たち。
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: かつて同様窮地を救ってくれた[[マーリン]]に連れられた一行は、ウルクの民たちを指揮する[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|ギルガメッシュ王]]と邂逅する。
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: 暗躍する[[エルキドゥ]]に瓜二つの[[キングゥ]]とは何なのか。世界を手中に収めんとするという「三女神同盟」の真の目的とは。
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: 混沌を極めるメソポタミアの地で最大の悪が目を覚ます時、カルデア一行は最古の神話に世界の命運を賭けた戦いを挑む。
 
: シナリオのボリュームに関しては第六特異点ほど長くないと竹箒日記で発言していたが、筆が乗った事で第三、四特異点程度の長さだった筈のシナリオが膨大に膨れ上がり、結局その文量は第六特異点の1.5倍に至った。
 
: シナリオのボリュームに関しては第六特異点ほど長くないと竹箒日記で発言していたが、筆が乗った事で第三、四特異点程度の長さだった筈のシナリオが膨大に膨れ上がり、結局その文量は第六特異点の1.5倍に至った。
: というのも、第七特異点に出てくる[[ティアマト|あるキャラ]]は企画当初から「怪獣もの」を想定したが、奈須きのこが第七特異点を執筆する時期に重なり公開された「シン・ゴジラ」の影響を受けたことで、ティアマト登場からのテキスト量を200kb増やし、そのために必要なウルクでの生活を描写するために100kb増やし、最初は合計で300kbを目指そうとしたが、結局ボリュームが増えてあのようになったとのこと。
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: というのも、第七特異点に出てくる[[ティアマト|あるキャラ]]は企画当初から「怪獣もの」を想定したが、奈須きのこが第七特異点を執筆する時期に重なり公開された「シン・ゴジラ」の影響を受けたことで、件のキャラ登場からのテキスト量を200kb増やし、そのために必要なウルクでの生活を描写するために100kb増やし、最初は合計で300kbを目指そうとしたが、結局ボリュームが増えてあのようになったとのこと。
: また、この章以降、メインストーリーにもバトルなしのステージが導入された。また独自の特色として、一部の選択肢では選んだ結果により、ボスの強さや出現するエネミーが変化するギミックも存在する。
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: またこの章以降、これまでイベント関連のみに存在していたバトルなしのステージがメインストーリーにも導入された。また独自の特色として、一部の選択肢では選んだ結果により、ボスの強さや出現するエネミーが変化するギミックも存在する。
 
; 終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」
 
; 終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」
 
: 副題:極天の流星雨<br>人理定礎値:--<br>シナリオ担当:奈須きのこ、東出祐一郎、桜井光
 
: 副題:極天の流星雨<br>人理定礎値:--<br>シナリオ担当:奈須きのこ、東出祐一郎、桜井光
 
: 2016年12月22日のアップデートより追加。人類史には存在しない特異点にして魔術王ソロモンが潜んでいる「冠位時間神殿」での決戦が行われるメインシナリオイベント。
 
: 2016年12月22日のアップデートより追加。人類史には存在しない特異点にして魔術王ソロモンが潜んでいる「冠位時間神殿」での決戦が行われるメインシナリオイベント。
: 七つの特異点を修復したカルデアだったが、人理焼却が完了する2017年は刻一刻と迫っていた。そしてカルデアの空間は神殿に引き寄せられ、人理修復の戦いは最終局面へと急速に向かっていく。
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: 七つの特異点を修復したカルデアだったが、人理焼却が完了する2017年は刻一刻と迫っていた。七つの聖杯を回収したカルデアは黒幕の座する空間に引き寄せられ始め、人理を賭けた戦いは最終局面へと雪崩れ込む。
: 第七特異点をクリアした全プレイヤーで協力して戦うレイドイベントが展開されており、メインクエストを進行することで[[魔神柱]]と戦う“制圧戦”が発生し、マップの各所に登場する魔神柱と戦闘を繰り返す。
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:: 解禁当日から2016年12月31日までを期限として、第七特異点をクリアを参加条件とするマスター全員参加のレイドイベントが展開されていた(当然ながら現在は終了)。この期間設定は2017年の人理焼却完了を阻止できるかというストーリーの展開に沿ったものとなっている。
: 制圧戦で戦闘する魔神柱はそれぞれ相互に他の魔神柱を支援し、支援の効果はかなり強力なものとなっているだけでなく、各所の魔神柱は倒しても繰り返し復活する。
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:: メインストーリー部分であるメインクエストを進行することで、イベント部分である[[魔神柱]]と戦う“制圧戦”に移行、マップの各所に登場する魔神柱と戦闘を繰り返し倒していき、全ての魔神柱を完全に制圧するというイベント内容だった。
: すべてのマスターと協力して一定数を倒すことで“最終戦”となり、それをクリアすることで制圧となり、制圧された魔神柱は支援を行わなくなる。
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:: 制圧戦で戦闘する魔神柱はそれぞれ相互に他の魔神柱を支援し、支援効果はかなり強力なものとなっているだけでなく、各所の魔神柱は全マスター達の合計討伐数が規定回数に達するまで完全に斃れない。
:: なお最終決戦終了後のプレイヤーは支援効果と“制圧戦”が発生せず、“最終戦”のみを行いストーリーを進める形となる。
+
:: すべてのマスターと協力して一定数を倒すことで“最終戦”となり、それをクリアすることで制圧完了となり、制圧された魔神柱は他への支援を行わなくなる。
: この章に限り、サーヴァントとの絆レベルが5以上になれば、イベントボーナスと言う形でそれに応じて攻撃の威力が上昇する。絆レベルの上昇がメインクエストの進行とリンクしている「[[マシュ・キリエライト]]」については、絆レベル10に相当するボーナスを得られる。
+
:: これを繰り返して全ての魔神柱を駆逐することで、メインストーリー最後の戦いを迎えられるという流れだった。
 +
:: このイベントにはこれまでの戦いを潜り抜けてきた、特に実装からそれほど間が空いていない第七特異点を短期で突破したマスター達に対する郷褒美としての側面もあったようだが、報酬を大判振る舞いした結果、予定より早すぎる2016年12月25日にイベントは終了した。この過程に奈須きのこは「人類悪ってこういうことよ」とコメントを寄せている。
 +
::: イベント終了後は、最終章に到達したプレイヤーには“制圧戦”及び魔神柱の支援効果が発生せず、“最終戦”のみを行いストーリーを進める形となる。
 +
: この章に限りサーヴァントとの絆レベルが5以上の場合、レベルの高さに応じて当該サーヴァントの攻撃力が上昇する。絆レベルの上昇がメインクエストの進行とリンクしている「[[マシュ・キリエライト]]」については、常時絆レベル10に相当するボーナスを得られる。
 
: それぞれの座の英霊集結シーンに関して、二章と四章は桜井氏、三章と五章は東出氏が担当しているが、本来二章合わせて20kbにするように指示したところ、筆が乗って一章につき20kbとなり、合計80kbとなってしまった。
 
: それぞれの座の英霊集結シーンに関して、二章と四章は桜井氏、三章と五章は東出氏が担当しているが、本来二章合わせて20kbにするように指示したところ、筆が乗って一章につき20kbとなり、合計80kbとなってしまった。
 
: これには奈須きのこも両者を叱ったのだが、当人も終章は40kbで終わるはずがその3倍にあたる120kbで提出した事を逆に反論されたというやり取りがあったそうな。
 
: これには奈須きのこも両者を叱ったのだが、当人も終章は40kbで終わるはずがその3倍にあたる120kbで提出した事を逆に反論されたというやり取りがあったそうな。
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