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79 バイト追加 、 2014年3月8日 (土) 17:44
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== 沙条 綾香 (氷室の天地 Fate/school life) ==
 
== 沙条 綾香 (氷室の天地 Fate/school life) ==
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主人公・[[氷室鐘]]のクラスメートの一人。
 
;略歴
 
;略歴
:2年A組に所属する穂群原学園の生徒。
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:2年A組に所属する穂群原学園の生徒。今作は一般人である氷室&蒔寺視点で進むので、本編では正体不明の不思議系森ガールと化している。
 
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:聖杯戦争に参加していないことを除いて、背景はほぼPrototype開始時点と同様。この世界では、イギリスで「[[ウェイバー・ベルベット|プロフェッサー・カリスマ]]」と呼ばれる人物に師事した結果、ウィッチクラフトの素材を植物をメインにするよう助言され、生贄の動物殺しの罪悪感から解放された。さらに遠坂家が手放した極上の龍脈直上に家が建っているのも幸いし、ウィッチクラフトの腕が鍛え上げられた(メロンブックス限定コミックス6巻購入特典『氷室の天地 MINIMUM material』)。
 
;人物
 
;人物
:眼鏡っ娘。基本的にはあまり他人と深くは関わることをせず、飄々と生きている<br>……のだが、氷室の「許嫁探し」の頼みをはっきりと断れなかったり、本質的なところではお人好しな面を覗かせる。<br>好物なのかどうかは不明だが、学外で氷室に会う時によくお好み焼き屋にいるところを襲撃される。また、文化祭では弓道部のお好み焼き屋の全メニューを制覇している。お好み焼き以外にも、体育祭のホットドッグ早食い競争で優勝している。いわゆる「痩せの大食い」タイプ。<br>しばしば自分の体格をはるかに上回るサイズのリュックが一杯になるほどの量の山野草を採集している。本人は趣味と称しているが、採取している野草の内容が食用というよりは薬用である事、そして自室においてそれらを使用している形跡がある事から、別に目的があると思われるが……?
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:眼鏡っ娘。基本的にはあまり他人と深くは関わることをせず、飄々と生きている……のだが、氷室の「許嫁探し」の頼みをはっきりと断れなかったり、本質的なところではお人好しな面を覗かせる。魔術の上達によってか、Prototype綾香のような劣等感・鬱屈感はほとんど見られない。
 
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:好物なのかどうかは不明だが、学外で氷室に会う時によくお好み焼き屋にいるところを襲撃される。また、文化祭では弓道部のお好み焼き屋の全メニューを制覇している。お好み焼き以外にも、体育祭のホットドッグ早食い競争で優勝している。いわゆる「痩せの大食い」タイプ。
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:しばしば自分の体格をはるかに上回るサイズのリュックが一杯になるほどの量の山野草を採集している。本人は趣味と称しているが、採取している野草の内容が食用というよりは薬用であり、素人目に見ても怪しい。
 
;能力
 
;能力
:『[[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]』では、[[魔術|魔術師]]であることをうかがわせる描写が散見される。<br>[[冬木市]]のセカンドオーナーである遠坂凛に「裏の顔」を示唆されたり、杖のようなものを旅行鞄と一緒に持って[[魔術協会|イギリス]]へ行っていたり。コミックス4巻収録の#52では、自室がモロに「魔女の工房」然としている様子が描写されている。<br>ロンドンに一人で旅行に行っただけあって英語力は抜群で、London☆STARとの通訳を無難にこなしていた。<br>コミックス6巻収録の#62で遂に魔術を披露し、魔術師と確定した。<br>彼女がどのような魔術師なのか、なぜ野山で植物を集めているのか――その答えはメロンブックス限定のコミックス6巻購入特典『氷室の天地 MINIMUM material』にて語られている。
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:一般人である氷室たちの前で披露する場面はほとんどないが、Prototype版と同じく呪術使い。その関係で古代の呪術に造詣が深く、氷室たちの雑談をダークな方向に導くことも。<br>ほかにも未来をちょっと予知したり円蔵山で珍獣を捕まえたりしている。しかしその魔術的背景が今作で語られることはない。
 
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:ロンドンに一人で旅行に行っただけあって英語力は抜群で、London☆STARとの通訳を無難にこなしていた。
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[Fate/Prototype]]
 
;[[Fate/Prototype]]
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:8年前には既に故人。綾香のために沙条家の工房である「ガーデン」を作成し、遺した。
 
:8年前には既に故人。綾香のために沙条家の工房である「ガーデン」を作成し、遺した。
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=== 冬木 ===
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=== 氷室の天地 ===
 
;[[氷室鐘]]
 
;[[氷室鐘]]
 
:クラスメイト。成り行きで彼女の許婚探しを手伝う事になる。
 
:クラスメイト。成り行きで彼女の許婚探しを手伝う事になる。
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;「確かに覚醒はした気がするけども、そんな面白おかしい固有結界とか習得した覚えがないよ!?」
 
;「確かに覚醒はした気がするけども、そんな面白おかしい固有結界とか習得した覚えがないよ!?」
 
:コンプティーク付属ドラマCD「船上のメリークリスマス殺人事件」より。<br>その世界観では、ウィッチクラフトに見切りを付けて無限の剣製やらガンド撃ちやら王の軍勢やらを習得し、アリストテレス、プラトン、ソクラテスを連続召喚した上で「説得攻勢」を行って聖杯戦争を終結させたらしい。<br>ちなみにこの「固有結界内で連続説得攻勢」とはシナリオ担当の磨伸映一郎氏が『Fate/Zero コミックアラカルト 乱雲編』に寄稿したネタの再利用である。あと聖杯戦争を終わらせるシステムそのものはエウメネス(岩明均風)が一晩でやってくれました。
 
:コンプティーク付属ドラマCD「船上のメリークリスマス殺人事件」より。<br>その世界観では、ウィッチクラフトに見切りを付けて無限の剣製やらガンド撃ちやら王の軍勢やらを習得し、アリストテレス、プラトン、ソクラテスを連続召喚した上で「説得攻勢」を行って聖杯戦争を終結させたらしい。<br>ちなみにこの「固有結界内で連続説得攻勢」とはシナリオ担当の磨伸映一郎氏が『Fate/Zero コミックアラカルト 乱雲編』に寄稿したネタの再利用である。あと聖杯戦争を終わらせるシステムそのものはエウメネス(岩明均風)が一晩でやってくれました。
   
;「本当に骨の髄まで馬鹿なの死ぬの!? 前から若干天然系キャラだなーとは思ってたけど、天然すら通り越した何かなの!?」
 
;「本当に骨の髄まで馬鹿なの死ぬの!? 前から若干天然系キャラだなーとは思ってたけど、天然すら通り越した何かなの!?」
 
:他の登場人物全員が犯人としか思えない発言をし、その事にセイバーが全く頓着していないという、ボケしかいない空間でツッコミ役を担わされた綾香のセイバーへの怒りのツッコミ。毒舌ではあるが、状況が状況だけに仕方ない。
 
:他の登場人物全員が犯人としか思えない発言をし、その事にセイバーが全く頓着していないという、ボケしかいない空間でツッコミ役を担わされた綾香のセイバーへの怒りのツッコミ。毒舌ではあるが、状況が状況だけに仕方ない。
   
;「ストリートで鳴らしたこの実戦的なパンチ!」
 
;「ストリートで鳴らしたこの実戦的なパンチ!」
 
:元ネタは格闘ゲーム「ゼロディバイド」に登場するNECOの技名「ストリートでならしたこの俺の実践的なキック」。ついに肉体言語でのツッコミがアーチャーにヒット。しかし磨伸先生は綾香をどこにもっていきたいのか…
 
:元ネタは格闘ゲーム「ゼロディバイド」に登場するNECOの技名「ストリートでならしたこの俺の実践的なキック」。ついに肉体言語でのツッコミがアーチャーにヒット。しかし磨伸先生は綾香をどこにもっていきたいのか…
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;旧Fate、Fate/Prototype関連
 
;旧Fate、Fate/Prototype関連
 
*「ランサーに殺されかけたところを偶然召喚したセイバーに助けられ、聖杯戦争を戦うことになる」「体内に聖遺物が封じ込まれている」などのエピソードは士郎に受け継がれているが、「勝ち気な少女マスターと皮肉っぽい青年サーヴァント」「幼いころに肉親を亡くしたため、魔術師然とした価値観に染まりきっていない」という点など凛に受け継がれた点も多い。
 
*「ランサーに殺されかけたところを偶然召喚したセイバーに助けられ、聖杯戦争を戦うことになる」「体内に聖遺物が封じ込まれている」などのエピソードは士郎に受け継がれているが、「勝ち気な少女マスターと皮肉っぽい青年サーヴァント」「幼いころに肉親を亡くしたため、魔術師然とした価値観に染まりきっていない」という点など凛に受け継がれた点も多い。
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**実際、旧Fate版の綾香はFateヒロインの原型であり、何人ものヒロインにその要素が受け継がれているとのこと(氷室の天地・単行本6巻のカラーページより)。
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**『氷室の天地』の綾香はこの逆、つまりstay nightのヒロインたちから要素を抽出して再構成することでキャラクターを膨らませた。例えば腹ペコキャラは[[セイバー]]から取ったとのこと。
 
*「眼鏡を外すと美少女」のステレオタイプ。普段は、綺麗な顔立ちと内弁慶な性格を隠すため、眼鏡をかけている。映像化に際し、眼鏡を外すと性格だけでなく瞳の透明感や髪色の明度も若干変わるという、一種の変身キャラとなった。
 
*「眼鏡を外すと美少女」のステレオタイプ。普段は、綺麗な顔立ちと内弁慶な性格を隠すため、眼鏡をかけている。映像化に際し、眼鏡を外すと性格だけでなく瞳の透明感や髪色の明度も若干変わるという、一種の変身キャラとなった。
 
**[[アーチャー (Prototype)|『Prototype』のギルガメッシュ]]は綾香に求婚するが、その理由は'''眼鏡を外した彼女に一目惚れした'''ためである。
 
**[[アーチャー (Prototype)|『Prototype』のギルガメッシュ]]は綾香に求婚するが、その理由は'''眼鏡を外した彼女に一目惚れした'''ためである。
 
**なお『氷室の天地』作者の磨伸映一郎は、「眼鏡を外すと美少女」という設定について、奈須きのこに対し泣いて修正を求めたと発言している。
 
**なお『氷室の天地』作者の磨伸映一郎は、「眼鏡を外すと美少女」という設定について、奈須きのこに対し泣いて修正を求めたと発言している。
 
*フォーマルクラフトと比べて相性が悪いとされるウィッチクラフトだが、奈須きのこによれば、(陰湿で怨みパワーが半端ないため)極めれば姉程ではないにしろかなりの腕前になるとのこと。ただしその副作用で地味スキルがグングン上昇し、その果てにいるのが[[氷室の天地 Fate/school life|「エイイチロー版アーヤカ」]]であるらしい……。
 
*フォーマルクラフトと比べて相性が悪いとされるウィッチクラフトだが、奈須きのこによれば、(陰湿で怨みパワーが半端ないため)極めれば姉程ではないにしろかなりの腕前になるとのこと。ただしその副作用で地味スキルがグングン上昇し、その果てにいるのが[[氷室の天地 Fate/school life|「エイイチロー版アーヤカ」]]であるらしい……。
*旧Fate版の綾香はシリーズのヒロインの原型なので、何人ものヒロインにその要素が受け継がれているとのこと(コミック6巻のカラーページより)。
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**それに伴い、『氷室の天地』に登場させる際に複数のヒロインから要素を抽出して再構成しており、例えば腹ペコキャラは[[セイバー]]から取ったとのこと。
      
;氷室の天地関連
 
;氷室の天地関連
*イギリスで「[[ウェイバー・ベルベット|プロフェッサー・カリスマ]]」と呼ばれる人物に師事した結果、植物をメインにするよう助言され、生贄の動物殺しの罪悪感から解放されると同時に森ガール化。さらには遠坂家が手放した極上の龍脈直上に家が建っているのも幸いし、ウィッチクラフトの腕が鍛え上げられた。
   
*現行作の世界観で描かれている氷室の天地に旧Fate主人公の綾香が登場しているのは、以降のFateシリーズに旧Fateの世界観がリンクする……という訳ではなく、単に「ドリフターズのメンバーをモデルにした西遊記の人形劇『飛べ!孫悟空』に、西遊記とは全く関係ないキャラ『カトー』が何の違和感もなく登場するようなもの(単行本2巻カバー下漫画より)」であるらしい。
 
*現行作の世界観で描かれている氷室の天地に旧Fate主人公の綾香が登場しているのは、以降のFateシリーズに旧Fateの世界観がリンクする……という訳ではなく、単に「ドリフターズのメンバーをモデルにした西遊記の人形劇『飛べ!孫悟空』に、西遊記とは全く関係ないキャラ『カトー』が何の違和感もなく登場するようなもの(単行本2巻カバー下漫画より)」であるらしい。
 
**更に言えば、眼鏡っ娘大好きな作者の磨伸映一郎が「鐘以外にも眼鏡っ娘を出したい」と考えた事が最大の理由であろうが。
 
**更に言えば、眼鏡っ娘大好きな作者の磨伸映一郎が「鐘以外にも眼鏡っ娘を出したい」と考えた事が最大の理由であろうが。
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